JP2005082295A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 単一のセンサを用いたシンプルな構造により、正常状態、用紙ジャム状態、及び用紙搬送ガイド開放状態のいずれの状態であるかを正確に識別する。
【解決手段】 定着部10の用紙搬送方向下流側には、用紙搬送路8を露出可能にする開閉自在な用紙搬送ガイド20と、用紙搬送路8を通過する用紙を検知する用紙検知手段30とが設けられる。用紙検知手段30は、用紙搬送路8に突出し、用紙が当接することにより変位する用紙検知用アクチュエータ31と、この用紙検知用アクチュエータ31の変位に連動して変位する干渉板32とを備える。そして、干渉板32と用紙搬送ガイド20に各々光反射部を設け、これらの光反射部を単一の反射型光センサ40の光路に出没させる。用紙搬送ガイド20の光反射部20bと、干渉板32の光反射部32aは、互いに異なる反射率を備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、複写機やプリンタ等に代表される画像形成装置に関する。
複写機やプリンタ等に代表される画像形成装置には、様々な場所に用紙搬送路が形設されている。例えば、用紙が積載して収容される用紙供給部は、画像形成装置本体の内部下方に設けられていることが多く、用紙を本体内部上方に設けられた転写部へと供給するために、用紙搬送路は本体側面に沿って垂直に形設されている。画像形成装置本体の上面に印刷後の用紙の排出部が設けられている場合もまた、定着部を通った用紙をこの排出部へと搬送するために、用紙搬送路は本体側面に沿って垂直に形設されている。
画像形成装置の用紙搬送路においては、用紙の存在を検知するための用紙検知手段が要所に配置されている。画像形成装置は、用紙搬送路に用紙が滞留し、用紙検知手段が所定時間以上用紙の存在を検知し続けることにより、そこで用紙ジャムが発生したことを認識する。このような用紙検知手段を設けた画像形成装置の例を特許文献1〜3に見ることができる。
実公平4−19552号公報(第3頁、図1、図6) 特開平6−171794号公報(第3頁−第6頁、図1−図3) 特開平6−48612号公報(第4頁、図9−図10)
用紙搬送路で用紙ジャムが発生した場合、ジャムを起こした用紙を取り除くことが必要である。そして、ジャム処理を行うために、用紙ジャムが発生した用紙搬送路の一部分を露出させる必要があるので、用紙搬送ガイドや外装カバーが開放される。この時、用紙搬送ガイドや外装カバーが開放された状態で画像形成装置が起動すると、開放部で用紙が外部へ飛び出したり、用紙ジャムが新たに発生したりする等の問題が発生するため、これらの開閉部材の開閉を検知する開閉検知手段を設け、開放状態では画像形成装置が起動しないようになっている。
このような用紙搬送路においては、前述の用紙検知手段と、開閉部材の開閉検知手段との2つの検知手段が必要となり、各々センサが必要となる。センサを2個必要とすることで、大幅なコスト増が懸念されるので、この点に関し、特許文献1〜3では次のような対策が講じられている。
特許文献1に記載の画像形成装置においては、外装カバーに設けられた用紙搬送路を挟むように一対の透過型光センサを外装カバーに配置し、これらの一方のセンサを、本体に係合する回動自在なラッチレバーに取り付けている。これにより、用紙搬送路にて用紙ジャムが発生した時には、透過型光センサの光が遮られて用紙の存在が検知される。また、外装カバーを開放した時には、ラッチレバーが変位せしめられることにより透過型光センサの光軸がずれて、センサ間に異常があること、すなわち外装カバーが開放されたことが検知される。
特許文献2に記載の画像形成装置においては、定着部のカバーの自由端側に、定着ローラの下流側における用紙の存在を検知するレバーを設け、このレバーの支持軸の一端に、レバーの変位に連動して変位するアクチュエータを取り付けている。これにより、単一のセンサによって単一のアクチュエータの変位を検知することで、用紙検知とカバー開閉検知を行うことが可能である。
特許文献3に記載の画像形成装置においては、用紙搬送路における用紙の存在を検知する用紙検知用アクチュエータと、カバーの開閉を検知するカバー開閉検知用アクチュエータとを備え、これら2個のアクチュエータの変位を検知する単一のセンサを設けている。
これら特許文献1〜3においては、用紙検知とカバー開閉検知とを単一のセンサで行ってはいるものの、用紙ジャムが発生して用紙が滞留している時と、カバーが開放されている時のセンサからの信号が同じである。したがって、画像形成装置は、そこで用紙ジャムが発生しているのか、カバーが開放されているのかを識別することができない。これにより、いずれの状態であるかを使用者に正確に伝えることができない。
また、特許文献3においては、2個のアクチュエータを用いたその構造が非常に複雑であり、部品点数も多く、コスト、及び組み立て工数の増加を招く。特許文献2においては、アクチュエータは1個で済むものの、ローラとカバーの位置関係、及び用紙の搬送方向が一定の条件を満たす必要がある。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、単一のセンサを用いたシンプルな構造により、正常状態、用紙ジャム状態、及び用紙搬送ガイド開放状態のいずれの状態であるかを正確に識別することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、用紙搬送路と、この用紙搬送路を露出可能にする開閉自在な用紙搬送ガイドと、この用紙搬送ガイドに取り付けられ、用紙搬送路を通過する用紙を検知する用紙検知手段とを備えた画像形成装置において、前記用紙検知手段が、前記用紙搬送路に突出し、用紙が当接することにより変位する用紙検知用アクチュエータと、この用紙検知用アクチュエータの変位に連動して変位する干渉板とを備え、この干渉板と前記用紙搬送ガイドに各々光反射部を設け、これらの光反射部を単一の反射型光センサの光路に出没させるとともに、この光センサは、前記干渉板の光反射部が光を反射している状態、前記用紙搬送ガイドの光反射部が光を反射している状態、及びいずれの光反射部も光を反射していない状態の3つの状態を識別可能であることとした。
また、前記用紙搬送ガイドの光反射部と、前記干渉板の光反射部とが、互いに異なる反射率を備えるものとした。
本発明の構成によれば、用紙検知用アクチュエータに備えた干渉板と用紙搬送ガイドに各々光反射部を設け、これらの光反射部を単一の反射型光センサの光路に出没させるとともに、この光センサは、干渉板の光反射部が光を反射している状態、用紙搬送ガイドの光反射部が光を反射している状態、及びいずれの光反射部も光を反射していない状態の3つの状態を識別可能であるので、装置が正常な動作状態にあるのか、用紙ジャムが発生しているのか、用紙搬送ガイドが開放されているのかを識別することが可能である。また、アクチュエータは用紙検知用のもの1個を備えることで済むとともに、用紙検知用アクチュエータの変位と用紙搬送ガイドの変位を検知するセンサは1個に集約することができる。したがって、構造のシンプル化とコスト低減を図ることが可能である。さらに、反射型光センサを使用することにより、前記特許文献1のような厳密な光軸合わせをする必要がなく、用紙搬送ガイドの配置、及び用紙の搬送方向に特別な配慮を払う必要もない。
また、前記用紙搬送ガイドの光反射部と、前記干渉板の光反射部とが、互いに異なる反射率を備えるものとしたので、反射型光センサに戻る光に明確な光量の差が生じ、用紙搬送ガイドと干渉板の動きを正確に把握することができる。したがって、用紙搬送路上が、正常状態、用紙ジャム状態、及び用紙搬送ガイド開放状態のいずれの状態であるかを正確に識別することが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図1〜図8に基づき説明する。ここでは、用紙搬送路、及び用紙検知手段が用いられる画像形成装置(プリンタ)の一部分として、定着部の用紙搬送方向下流側の部分を一例として挙げ、説明するものとする。
最初に、本発明の画像形成装置であるプリンタについて、図1を用いてその構造の概略を説明する。図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構造を示す模型的垂直断面図である。
プリンタ1の本体2の内部下方には、用紙供給部である用紙カセット3が配置されている。用紙カセット3の内部には、用紙Pが積載して収容されている。用紙Pは、図1において用紙カセット3の右上方に向けて送り出され、搬送される。続いて、用紙搬送方向下流には、用紙搬送路4、レジストローラ5、作像部6、転写部7、定着部10、用紙搬送路8、及び用紙排出部9が配置されている。用紙排出部9は、本体2の上面に設けられている。
定着部10の用紙搬送方向下流側には、用紙搬送路8を露出可能にする開閉自在な用紙搬送ガイド20と、この用紙搬送ガイド20に取り付けられ、用紙搬送路8を通過する用紙を検知する用紙検知手段30とが設けられている。この用紙搬送ガイド20は、定着部10周辺で用紙ジャムが発生した時や、メンテナンスを実施する時に開放される。これらの定着部10、用紙搬送ガイド20、及び用紙検知手段30の構成については後に詳述する。
上記構成のプリンタ1は、次のように画像出力動作を行う。
印刷前の用紙Pは、用紙カセット3に積載して収容され、ここから1枚ずつ分離して送り出される。送り出された用紙Pは、用紙搬送路4を通ってレジストローラ5に到達する。レジストローラ5は、作像部6で形成されるトナー画像とのタイミングを計り、用紙Pを転写部7へと送り出す。
外部コンピュータ(図示せず)からの文字や図形、模様等の画像データ信号がプリンタ1に送信され、この画像データに基づいて作像部6にてモニタ画像の静電潜像が作られる。この静電潜像からトナー画像が形成され、トナー画像は、前記レジストローラ5によって同期をとって送られてきた用紙Pに、転写部7にて転写される。
その後、未定着トナー画像を担持した用紙Pは、定着部10へと送られ、熱ローラによりトナー画像が定着される。定着部10から排出された用紙Pは、用紙搬送路8を通って上方へ送られ、本体2の上面に設けられた用紙排出部9から機外に排出される。
続いて、本発明の実施形態に係る画像形成装置の詳細な構成について、図2〜図8を用いて説明する。
図2は、定着部周辺の概略構造を示す模型的垂直断面図にして、正常な動作状態を示すものである。図3は図2に示す定着部の斜視図、図4は図3に示す定着部の光センサの動作状態を示す模型的水平断面図である。図5は定着部の用紙搬送方向下流部に用紙が存在する状態の斜視図、図6は図5に示す定着部の光センサの動作状態を示す模型的水平断面図である。図7は用紙搬送ガイドを開放した状態の斜視図、図8は図7に示す定着部の光センサの動作状態を示す模型的水平断面図である。
図2において、定着部10は、その主たるところは熱ローラ11と、加圧ローラ12とで構成されている。これら2つのローラが、ハウジング13内に配置されている。定着部10の用紙搬送方向下流側には、前述のように用紙搬送路8が設けられている。この用紙搬送路8の入口部には、用紙搬送ガイド20が設けられている。用紙搬送ガイド20と用紙搬送路8は、ほぼ等しい幅を有する。用紙搬送ガイド20は、図2においてその下端の支持軸20aを支点として回動自在に設けられ、上部を左方に倒すように開放することが可能である(図7参照)。なお、図2における破線は、用紙の搬送経路を示す。
用紙搬送ガイド20には、搬送ローラ21、搬送コロ22、及び搬送方向切り替え部材23が備えられている。搬送ローラ21は図示しない駆動装置により回転せしめられ、これと搬送コロ22が当接して形成されるニップに用紙が挿通され、搬送される。搬送コロ22は、搬送ローラ21の回転に従って回転する。搬送方向切り替え部材23は、プリンタ1に両面印刷ユニット等を取り付けた場合に、用紙の搬送方向を切り替えるために用いられる。本実施形態のように両面印刷ユニット等を有さない場合において、搬送方向切り替え部材23は、図2に示すように、用紙の先端を用紙搬送路8に送り込むように変位する。なお、図3、図5、図7においては、この搬送方向切り替え部材23の記載を省略している。
また、用紙搬送ガイド20には、用紙搬送路8を通過する用紙を検知する用紙検知手段30が取り付けられている。用紙検知手段30は、用紙搬送路8に突出し、用紙が当接することにより変位する用紙検知用アクチュエータ31と、ねじりばね(図示せず)と、用紙検知用アクチュエータ31の変位に連動して変位する干渉板32(図3、図4参照)とで構成されている。
用紙検知用アクチュエータ31は、その一端に支持軸31aを備え、この支持軸31aの両端が用紙搬送ガイド20の取り付け穴(図示せず)に挿入されることにより支持されている。用紙検知用アクチュエータ31は、この支持軸31aを中心に振り子のように回転変位する。
ねじりばねは、用紙検知用アクチュエータ31と、用紙搬送ガイド20との間に備えられている。ねじりばねは、用紙検知用アクチュエータ31が図2において時計方向に回転するように付勢するものである。しかしながら、用紙搬送ガイド20に設けられた図示しないストッパにより、図2に示す通常の位置を超えて、用紙検知用アクチュエータ31が時計方向に回転することはない。また、ねじりばねは、用紙の通過により用紙検知用アクチュエータ31が反時計方向に回転することを邪魔しない程度の弾発力を有する。
干渉板32は、用紙検知用アクチュエータ31の支持軸31aの一端に取り付けられている。干渉板32は、用紙検知用アクチュエータ31の変位に従って、支持軸31aを中心に振り子のように回転変位する。干渉板32の先端には、光反射部32aが設けられている。この光反射部32aに光が照射された時、一定以上の光量の光を反射する。
また、図3、及び図4において、定着部10の外側の本体2(図3、図4では図示せず)には、反射型光センサ40が設けられている。この反射型光センサ40は、用紙搬送方向と垂直をなす用紙幅方向に光を放ち、定着部10、及び用紙搬送ガイド20にその光が当たるように配置されている。定着部10のハウジング13の、反射型光センサ40が設けられた側の側板13aには、反射型光センサ40の光が通過する開口13bが設けられている。
用紙搬送ガイド20の反射型光センサ40が配置された側の端面には、その光路上に光反射部20bが設けられている(図5参照)。前述の干渉板32の光反射部32aもまた、反射型光センサ40の光路上に位置するように設けられている。したがって、用紙搬送ガイド20と干渉板32が各々回動変位することにより、これらの光反射部が反射型光センサ40の光路に出没することになる。なお、用紙搬送ガイド20の光反射部20bと干渉板32の光反射部32aは互いに異なる反射率を備え、用紙搬送ガイド20の光反射部20bは中光量の光を反射し、干渉板32の光反射部32aは大光量の光を反射する。
このような用紙搬送ガイド20、及び反射型光センサ40は、次のように動作する。
図3、及び図4は、用紙搬送ガイド20に用紙が存在しない正常な動作状態を示している。用紙検知用アクチュエータ31にも用紙が当接していないので、用紙検知用アクチュエータ31は通常の位置に留まっている。この時、用紙検知用アクチュエータ31の変位に連動して変位する干渉板32は、その光反射部32aが、反射型光センサ40の光路を遮る位置にある(図4参照)。これにより、光反射部32aは大光量の光を反射し、反射型光センサ40がこれを検知して、干渉板32の光反射部32aが光を反射している状態を識別することができる。
図5、及び図6は、用紙搬送ガイド20に用紙が存在する場合の動作状態を示している。なお、用紙、及び定着部10のハウジング13は、その記載を省略している。用紙検知用アクチュエータ31には用紙が当接するので、用紙検知用アクチュエータ31は用紙搬送路8から退避する位置に変位している。この時、干渉板32は、用紙検知用アクチュエータ31の変位に連動して変位するので、その光反射部32aが反射型光センサ40の光路から退避するように変位する。これにより、反射型光センサ40から発せられた光は用紙ガイド部材20の光反射部20bに当たり、光反射部20bは中光量の光を反射する。反射型光センサ40はこの中光量の光を検知して、用紙搬送ガイド20の光反射部20bが光を反射している状態を識別することができる。
図7、及び図8は、用紙搬送ガイド20を開放した状態を示している。これにより、反射型光センサ40の光路には用紙検知用アクチュエータ31の干渉板32も、用紙搬送ガイド20も存在しないので、光はハウジング13の側板13aと対向する側板13cに当たり反射する。反射型光センサ40はこの小光量の光を検知して、干渉板32、及び用紙搬送ガイド20のいずれの光反射部も光を反射していない状態を識別することができる。
このようにして、用紙検知用アクチュエータ31に備えた干渉板32と用紙搬送ガイド20に各々光反射部を設け、これらの光反射部を単一の反射型光センサ40の光路に出没させるとともに、この反射型光センサ40は、干渉板32の光反射部32aが光を反射している状態、用紙搬送ガイド20の光反射部20bが光を反射している状態、及びいずれの光反射部も光を反射していない状態の3つの状態を識別可能であるので、プリンタ1が正常な動作状態にあるのか、用紙搬送ガイド20において用紙ジャムが発生しているのか、用紙搬送ガイド20が開放されているのかを識別することが可能である。また、アクチュエータは用紙検知用のもの1個を備えることで済むとともに、用紙検知用アクチュエータ31の変位と用紙搬送ガイド20の変位を検知するセンサは1個に集約することができる。したがって、構造のシンプル化とコスト低減を図ることが可能である。さらに、反射型光センサ40を使用することにより、厳密な光軸合わせをする必要がなく、用紙搬送ガイド20の配置、及び用紙の搬送方向に特別な配慮を払う必要もない。
また、用紙搬送ガイド20の光反射部20bと、干渉板32の光反射部32aとが、互いに異なる反射率を備えるものとしたので、反射型光センサ40を用いて用紙搬送ガイド20と干渉板32の動きを正確に把握することができる。したがって、用紙搬送路8上が、正常状態、用紙ジャム状態、及び用紙搬送ガイド開放状態のいずれの状態であるかを正確に識別することが可能となる。また、上記の光反射部が、反射型光センサ40に近いものから順に、大光量、中光量、小光量の光を反射するようにしたことにより、反射型光センサ40に戻る光に明確な光量の差が生じ、反射型光センサ40の識別能力が向上する。
上記のように本発明の実施形態を示したが、この他、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
上記実施形態では、用紙搬送路、及び用紙検知手段が用いられる画像形成装置(プリンタ)の一部分として、定着部の用紙搬送方向下流側の部分を一例として挙げて説明したが、用紙搬送路が形成される場所であれば、プリンタの他の場所のいずれにも適用することが可能である。
本発明は、用紙搬送路を露出する開閉自在な開閉部材と、用紙搬送路を通過する用紙を検知する用紙検知手段とが、接近して設けられた箇所において利用可能である。
は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構造を示す模型的垂直断面図である。 は、定着部周辺の概略構造を示す模型的垂直断面図にして、正常な動作状態を示すものである。 は、図2に示す定着部の斜視図である。 は、図3に示す定着部の光センサの動作状態を示す模型的水平断面図である。 は、定着部の用紙搬送方向下流部に用紙が存在する状態の斜視図である。 は、図5に示す定着部の光センサの動作状態を示す模型的水平断面図である。 は、用紙搬送ガイドを開放した状態の斜視図である。 は、図7に示す定着部の光センサの動作状態を示す模型的水平断面図である。
符号の説明
1 プリンタ(画像形成装置)
8 用紙搬送路
10 定着部
13 ハウジング
13a、13c 側板
13b 開口
20 用紙搬送ガイド
20b 光反射部
30 用紙検知手段
31 用紙検知用アクチュエータ
32 干渉板
32a 光反射部
40 反射型光センサ

Claims (2)

  1. 用紙搬送路と、この用紙搬送路を露出可能にする開閉自在な用紙搬送ガイドと、この用紙搬送ガイドに取り付けられ、用紙搬送路を通過する用紙を検知する用紙検知手段とを備えた画像形成装置において、
    前記用紙検知手段が、前記用紙搬送路に突出し、用紙が当接することにより変位する用紙検知用アクチュエータと、この用紙検知用アクチュエータの変位に連動して変位する干渉板とを備え、この干渉板と前記用紙搬送ガイドに各々光反射部を設け、これらの光反射部を単一の反射型光センサの光路に出没させるとともに、この光センサは、前記干渉板の光反射部が光を反射している状態、前記用紙搬送ガイドの光反射部が光を反射している状態、及びいずれの光反射部も光を反射していない状態の3つの状態を識別可能であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記用紙搬送ガイドの光反射部と、前記干渉板の光反射部とが、互いに異なる反射率を備えるものとしたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9745156B2 (en) 2015-03-27 2017-08-29 Kyocera Document Solutions Inc. Sheet feed cassette monitor that highly accurately detects open/close state of sheet feed cassette and presence/absence state of paper sheet, image forming apparatus, and sheet feed cassette monitoring method

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