JP2005080976A - 骨粗鬆症判定判定計及び骨量計 - Google Patents

骨粗鬆症判定判定計及び骨量計 Download PDF

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Abstract

【課題】 X線被爆の心配がなく安全で、安価で、適正な精度で骨粗鬆症の危険及び/あるいは骨の健康状態を知らせ、適切なアドバイスをする骨粗鬆症判定計及び/あるいは骨量計を提供する。
【解決手段】 骨粗鬆症判定計は、被測定者の除脂肪量を入力する第1の入力手段と、被測定者の身長を入力する第2の入力手段と、第1の入力手段からのデータおよび第2の入力手段からのデータに基づいて骨密度を演算する演算手段と、演算手段によって演算された骨密度値と標準の骨密度値とを比較することにより被測定者の骨の状態を判定するための比較手段と、比較手段による判定結果を表示するための表示手段とを備える。骨量計は、被測定者の除脂肪量を入力する第1の入力手段と、第1の入力手段からのデータに基づいて骨量を演算する演算手段と、骨量を表示する手段とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、骨量及び骨密度(Bone Mineral Density、以下、BMDという)を推定する装置に関し、特に、骨折および骨粗鬆症を予防するための骨粗鬆症判定判定計および骨の健康状態を知らせる骨量計に関するものである。
老齢化により人体の骨は脆くなってくるものであり、転倒等による骨折の割合が増加するものであり、また、骨折後の回復にも時間が掛かるようになってくるものである。例えば、老齢の人が足の骨折などをしてしまうと、歩行困難な時期が長くなり、寝たきり生活を強いられ日常生活が著しく損なわれるだけでなく、運動等ができなくなるなどのために衰弱が加速的に進行してしまう可能性が高くなってしまう。
そこで、人体の骨の脆さを知るための一つの手段として、骨の健康度の一つの指標であるBMDを測定する方法および装置の開発がなされており、病院等で用いられてきている。ここで、BMDは、単位面積に含まれる骨塩量(Bone Mineral Calcium、以下、BMCという)である。骨には、骨基成分(繊維成分)と石灰成分とが含まれており、現在の骨量測定では、石灰化量を測定しており、この石灰化量を骨塩量、一般に骨量と呼んでいる。
このような測定方法を用いた病院等での測定結果によると、老齢化の進んだ人の中では、いつ骨折を起こしてもおかしくないような状態、つまり骨粗鬆症である人が非常に多く、65歳以上の女性の半数が、男性でも80歳以上で半数の人が骨粗鬆症であると判定され、極めて重大な問題となってきている。そして、近年では、老齢化の進んだ人に限らず、若年層でも、運動不足、偏食、過度のダイエット等による影響で、骨粗鬆症であると判定される人が増えてきている。また、病弱者も同様な理由で骨粗鬆症になりやすく、妊婦も出産、授乳で体内の大量のカルシウムを消費するため、骨粗鬆症になり易いと言われている。このように、骨粗鬆症となってしまう危険は、日常にあふれていると言える。
したがって、骨粗鬆症を予防するため骨の健康度を判定するための方法および装置が種々開発されてきており(例えば、非特許文献1参照。)、それらを大別すると次のようなものがある。
(1)単純X線像
X線撮影を元に、脊椎骨や大腿骨頚部のカルシウム繊維の減り具合によって判断するものである。
(2)第2中手骨萎縮度測定法(MD法、DIP法)
コンピュータで、X線写真を解析し、骨の萎縮度を数値で表す方法である。MD法は、第2中手骨をX線で撮影し、その写真を解析するのに対し、DIP法は、X線写真を計測用テレビカメラを通じて高分解能処理装置に送り、骨量を推定するものである。
(3)二重エネルギーX線吸収法(DEXA法)
波長の違う2つのX線を用いて、腰椎前後、側面、大腿骨頚部等の骨を測定し、解析するものである。皮質骨と海綿骨の両方を測定することができるものである。
(4)QCT方法
写真を使わずに、X線の吸収量を推定し、コンピュータ処理により骨量を推定するものである。骨変形やカルシウムの貯留を除外して、脊椎の錐体海綿骨だけを輪切り状に測定できるものである。
(5)超音波法
踵等に超音波信号を送り、その音速の伝わる速さ等から骨強度を推定するものである。
これらのX線や超音波を使用する方法とは別に、骨粗鬆症診断装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この装置においては、体脂肪率測定装置により測定した除脂肪量(Fat Free Mass、以下、FFMという)を標準体重から導かれた標準除脂肪量と比較して骨粗鬆症であるかを判定している。この方法は、X線等を使用しない点では、比較的に安全で安価なものではある。
また、本発明の発明者は、FFMから骨密度を推定する方法および装置並びに骨密度に基づく骨粗鬆症判定計を提案している(例えば、特許文献2参照)。
「骨粗鬆症−分子メカニズムから病態・診断・治療まで−」、編集 松本、中村、1995年、p.104〜123 特開平7−327947号公報 特開2002−65679号公報
しかしながら、上記(1)項から(4)項の方法は、いずれもX線を使用するものであるため、放射線技師が不可欠であり、普及の障害となっている。また、被測定者にX線被爆を与えるという点では好ましいとは言えず、さらにまた、高価なものとなってしまう点でも好ましいとは言えない。一方、上記(5)項の方法は、上記(1)項から(4)項の方法と比較してやや安価であり、X線を使用しないという面では好ましいが、精度が、例えば、上記(3)項のDEXA法と比べて落ちるものである。この方法は、比較的に安価とはいえ、現在のところ、医療機関、研究機関以外に普及するほどの価格ではない。
また、特許文献1に記載されている骨粗鬆症診断装置の判定方法は、BMDを推定することにより骨粗鬆症を判定するのでなく、FFMを判定の基準に用いている。これは、BMDとFFMとの間に相関があることを前提条件としているものと思われる。しかし、本発明者等が測定したところによれば、添付図面の図4および図5に例示するように、BMDとFFMとの間の相関係数は、男性の場合で、0.817(図4参照)であり、女性の場合で、0.736(図5参照)であり、相当にバラツキのあることが分かる。
したがって、この方法は、判定精度の点でそれほど信頼できるものではないと考えられる。
このように、骨粗鬆症を予防するために現在使用できる比較的に精度の良い方法および装置は、放射線技師を必要とし且つ高価である等の理由から、一部の医療機関、研究施設に設置されているだけなのが現状である。したがって、大多数の人は、骨密度を測定する機会がなく、自分が骨粗鬆症となってしまっているのか、骨粗鬆症となってしまう危険が高まっているのか等を知ることができないのが現状である。
また、特許文献2に記載される骨粗鬆症判定計では、「適度な運動とカルシウム」等の判定結果のアドバイスが表示装置に表示されるが、どのような運動すればよいか、あるいは、カルシウムを摂取するにはどうしたら良いかが提示されない。また、判定計では骨密度の判定基準のない小児の骨の成長を知ることは出来ない。また、判定計では、部位別の骨量が分からず、運動あるいはカルシウム、ビタミン等の摂取によりどこの骨が増えたか減ったかを知ることが出来ない。
本発明の目的は、前述したような現状に鑑み、X線被爆の心配がなく安全で、安価で、適正な精度で骨粗鬆症の危険を知らせ、適切なアドバイスをし、危険な状態を解消するためのレシピおよび運動のメニューをアドバイスすることを可能とする骨粗鬆症判定計を提供することである。
本発明の別の目的は、X線被爆の心配がなく安全で、安価で、適正な精度で「骨の健康状態」を知らせ、さらに、健康状態が悪い時に、それを解消するためのレシピおよび運動メニューをアドバイスすることを可能とする骨量計を提供することである。
本発明の一つの観点によれば、被測定者の除脂肪量を入力する第1の入力手段と、被測定者の身長を入力する第2の入力手段と、前記第1の入力手段からのデータおよび前記第2の入力手段からのデータに基づいて骨密度を演算する演算手段と、該演算手段によって演算された骨密度値と標準の骨密度値とを比較することにより被測定者の骨の状態を判定するための比較手段と、該比較手段による判定結果とアドバイスを表示するための第1の表示手段と、骨密度が低い場合には、骨量を増加させるための栄養素の豊富なレシピを表示するための第2の表示手段あるいは骨量減少を抑える運動メニューを表示するための弟3の表示手段とを備えることを特徴とする骨粗鬆症判定計が提供される。
本発明の一つの実施の形態によれば、前記演算手段は、除脂肪量をFFM、身長をHt、骨密度をBMD、定数をC1、C2、C3およびC4とした場合において、BMD=C3(C1×FFM+C2)/Ht2+C4で表される演算式に基づいて演算を行う。
本発明の別の実施の形態によれば、前記演算手段は、骨密度の演算において、被測定者の性別、年令、月経の有無、閉経時の年令および閉経後の年数の少なくとも一つを含む個人パラメータに基づく補正を行う。
本発明のさらに別の実施の形態によれば、前記第1の入力手段は、被測定者の生体電気インピーダンスおよび体重を測定し、該測定値に基づいて被測定者の除脂肪量を算出して自動的に入力する構成とされている。
本発明のさらに別の実施の形態によれば、前記表示手段は、前記判定結果をグラフ表示にて示す。
本発明のさらに別の実施の形態によれば、前記表示手段は、前記判定結果を絵的表示にて示す。
本発明の別の観点によれば、被測定者の除脂肪量を入力する入力手段と、前記入力手段からのデータに基づいて骨量を演算する演算手段と、該演算手段によって演算された骨量を表示するための表示手段とを備えることを特徴とする骨量計が提供される。
本発明の一つの実施の形態によれば、前記演算手段は、除脂肪量をFFM、骨量をBMC、定数をC1およびC2とした場合において、BMC=C1×FFM+C2で表される演算式に基づいて演算を行う。
本発明の別の実施の形態によれば、前記演算手段は、骨量の演算において、被測定者の性別、年令、月経の有無、閉経時の年令および閉経後の年数の少なくとも一つを含む個人パラメータに基づく補正を行う。
本発明のさらに別の実施の形態によれば、前記入力手段は、被測定者の生体電気インピーダンスおよび体重を測定し、該測定値に基づいて被測定者の除脂肪量を算出して自動的に入力する構成とされている。
本発明のさらに別の実施の形態によれば、前記表示手段は、さらに、前記骨量に基づいて骨量を増加させるための栄養素の豊富なレシピを表示する。
本発明のさらに別の実施の形態によれば、前記表示手段は、さらに、前記骨量に基づいて骨量減少を抑える運動メニューを表示する。
本発明のさらに別の観点によれば、被測定者の部位別の除脂肪量を入力する入力手段と、前記入力手段からのデータに基づいて部位別の骨量を演算する演算手段と、該演算手段によって演算された部位別の骨量を表示するための表示手段とを備えることを特徴とする骨量計が提供される。
以上説明したように、本発明の骨粗鬆症判定計によれば、X線を使用しないため被爆の問題が無く安全であり、放射線技師を必要としないため、手軽に実施できる。また、体脂肪計と同等で安価であるため、一般家庭でも購入して使用できる。その上、適正な精度で骨粗鬆症の危険を知らせたり、年令あるいは骨密度に応じて適切なアドバイスをすることができる。更に、骨粗鬆症の場合には、それを解消するためのレシピあるいは運動メニューを知ることができる。また、子供から高齢者まで誰でも家庭で簡単に使用できるので、定期的に使用し、自己管理に役立つものである。
また、本発明の骨量計によれば、X線被爆の心配がなく安全で、安価で、適正な精度で「骨の健康状態」を知らせ、さらに、健康状態が悪い時に、それを解消するためのレシピおよび運動メニューをアドバイスすることを可能とする。骨密度の判定基準のない小児においても、骨の成長の様子を知ることができる。また、部位別の骨量測定によりどこの骨がが増えたか減ったかを知ることができる。
次に、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態および実施例について、本発明をより詳細に説明する。
先ず、最初に、本発明の基本となる骨量および骨密度の推定方法について説明する。添付図面の図6および図7は、FFMとDEXAにより計測したBMCとの相関グラフを示している。これら図に示されるように、両者の相関係数は、男性の場合で0.927(図6参照)、女性の場合で0.896(図7参照)であり、このことは、FFMよりBMCを推定することが可能であることを示している。
この相関関係より、次の回帰式が得られる。
BMC=C1×FFM+C2 (式1)
ここで、C1およびC2は、定数である。
図8および図9は、BMC/Ht2とBMDとの相関グラフを示している。ここで、Htは、身長、BMDは、骨密度である。図8および図9に示されるように、両者の相関係数は、男性の場合で0.957(図8参照)、女性の場合で0.936(図9参照)である。ここで、BMDの推定に、BMC/Ht2とBMDとの相関を利用するのが好ましいのかについて、簡単に説明しておく。BMCとBMDとの相関を種々検討してみた結果、BMCとBMDとの単純な相関よりも身長Htを考慮に入れた両者の相関の方が高くなることが確認され、特に、前述したBMC/Ht2とBMDとの相関がより高くなることが確認されている。
したがって、骨密度の推定には、BMC/Ht2とBMDとの相関を利用するのが適切であると言える。
そこで、BMC/Ht2とBMDとの相関関係より、次の回帰式が得られる。
BMD=C3×BMC/Ht2+C4 (式2)
ここで、C3およびC4は、定数である。
式1を式2に代入することにより、次式が成り立つ。
BMD=C3(C1×FFM+C2)/Ht2+C4 (式3)
したがって、FFMとBMCとの関係から定数C1およびC2を求め、BMC/Ht2とBMDとの関係から定数C3およびC4を求める。求めた定数C1〜C4、生体電気インピーダンスから求めたFFMおよびHtを式3に代入することにより骨密度BMDを求めることができる。
定数C1〜C4は、性別以外に年令、月経の有無、閉経時の年令または閉経後の年数等の個人的パラメータによって異なってくることが分かっている。したがって、このような個人的パラメータに基づく補正をすることにより、より正確な骨密度の推定を行うことができる。
次に、骨粗鬆症の判断基準を示す。基準として、日本骨代謝学会が2000年に改訂された原発性骨粗鬆症の診断基準がある。それを以下に示す。
低骨量(骨密度がYAMの80%未満、あるいは脊椎X線像で骨粗鬆化がある場合)をきたす骨粗鬆症以外の疾患または続発生骨粗鬆症を認めず、骨評価の結果が下記の条件を満たす場合、原発性骨粗鬆症と診断する。
(1)脆弱性骨折(低骨量が原因で、軽微な外力によって発生した非外傷性骨折、骨折部位は脊椎、大腿骨頸部、その他)あり
(2)脆弱性骨折なし
骨密度値 脊椎X線像での骨粗鬆化
正常 YAMの80%以上 なし
骨量減少 YAMの70%以上80%未満 疑いあり
骨粗鬆症 YAMの70%未満 あり
このような基準によれば、骨密度がYAMの70%以上80%未満の場合、骨量減少と判定。70%未満の場合、骨粗鬆症と判定されることになる。ここで、YAM(Young Adult Mean)は、20〜44歳の若年成人平均値である。
前述したような骨密度の推定に基づいて骨粗鬆症の判定を行う本発明の一実施例として骨粗鬆症判定計について説明する。
図1は、グラフ表示機能付き体脂肪計兼骨粗鬆症判定計の外観を示す概略斜視図であり、図2は、図1のグラフ表示機能付き体脂肪計兼骨粗鬆症判定計の電気回路構成を示すブロック図である。この実施例の判定計1は、体重計の載せ台2に、生体に電流路を形成するための通電用電極3a、3bと、生体に生じる電位差を検出するための計測用電極4a、4bと、個人条件の設定登録や時間設定をするための設定キー5a、5bと、記録を消去するための消去キー6と、設定キー5a、5bにより個人設定登録条件に基づいて計測するための個人キー7a、7b、7c、7dと、体重だけを計測するための体重専用キー8と、設定条件の状態や計測結果や判定結果を表示するための表示装置9とを設けている。また、図2に示されるように、載せ台2の内部には、荷重を検出し電気信号に変換するための重量センサー15と、載せ台2で受けた荷重を重量センサー15に伝達するための伝達装置16と、電子回路基板20と、等が設けられている。
この電子回路基板20は、載せ台2に設けている表示装置9と、消去キー6と、設定キー5a、5bと、通電用電極3a、3bに高周波の微弱な定電流を印加するための高周波低電流回路21と、計測用電極4a、4bとの間に生じる生体の電位差を計測するための電圧測定回路22と、この電圧測定回路22や重量センサー15からのアナログ信号をデジタル信号に変換するためのA/D変換回路23と、時間の設定を発信するための時計装置26と、設定登録条件や計測データ等を記憶するための記憶装置25と、計測条件や計測した生体インピーダンスデータや体重データに基づいて体脂肪率の演算および制御等の処理を行うためのCPU24とを実装している。そして、通電用電極3a、3b、計測用電極4a、4b、重量センサー15、個人キー7a、7b、7c、7dおよび体重専用キ
ー8と電子回路基板20とは、電線により接続している。
図3は、本実施例における骨粗鬆症の判定のための測定および判定手順並びに動作の概要を示すフローチャートである。以下、このフローチャートにそって全体動作について説明する。ステップS1において、設定キー5aを押し、ステップS2において、個人番号設定の入力を行う。ステップS3において、性別設定の入力を行う。ステップS4において、身長の設定を行う。このステップでは、表示装置9に身長が表示されるので、設定キー5aを押して身長を切り替え登録したい身長の数値とする。そして、設定キー5aを押して表示している身長を確定する。ステップS5において、測定開始キーが押されると、ステップS6において、被測定者が載せ台2に載ると体重を計測する。ステップS7において、表示装置9に体重値を表示する。ステップS8において、生体電気インピーダンス
の測定が開始される。
ステップS8では、生体電気インピーダンスが以下のように測定される。すなわち、高周波低電流回路21は、高周波の微弱な定電流を出力する。この出力は、通電用電極3a、3bを介して被測定者に印加される。この時、被測定者に流れる電流は、計測用電極4a、4bとの間に生じる生体の電位差として、電圧測定回路22により検出される。このアナログ出力は、A/D変換器23によりデジタル信号に変換される。このようにして、生体電気インピーダンスが測定される。
続いて、ステップS9に進み、ステップS8で測定された生体電気インピーダンス測定値から、FFMが算出される。すなわち、人体の脂肪以外の部分(除脂肪)の体積当たりの抵抗率をρとすると、長さLで断面積Aの場合のインピーダンスZは、
Z=L×ρ÷A
で表される。
除脂肪の重量(除脂肪量)FFMは、除脂肪の比重をτとすると、 FFM=L×A×τ
であるから、
FFM=L×L×ρ×τ÷Z
となる。ここで、電流の経路長、すなわち、両足の長さは、身長にほぼ比例することから、Lは、身長Htに比例定数kを掛けたものとして置き換えでき、ρおよびτを一定値として、
比例定数K=k×k×ρ×τ
をおくと、
FFM=Ht×Ht×K÷Zとして、
FFMを計算できる。
更に、式3を用いて、骨密度BMDを求める。
そして、ステップS10に進み、図10に示すように、測定値および測定値から算出された結果が表示装置9に表示される。
本実施例では、求められた骨密度から、先に示した日本骨代謝学会の判断基準に基づいて骨粗鬆症の判定を行う。この判定結果は、図10に示した表示装置9の表示画面中、右下に骨粗鬆症危険度として表示される。この表示において、「危険」は、BMDがYAMの70%未満を意味し、骨粗鬆症であると判定されたことを意味し、「注意」は、YAMの70%から80%未満を意味し、骨粗鬆症になる恐れがあることを意味し、「標準」は、80%から110%未満を意味し、「高」は、110%以上を意味し、骨健康度が標準よりも良いことを意味している。表示装置9は、判定結果に基づいて、これら文字表示のうちの該当するものにハイライトを掛ける等することにより指示する。また、図10の表示画面の右上に示すように、このような判定結果をグラフ化して指示するようにしてもよい。このグラフ表示では、縦軸に骨密度、横軸に年令をとり、前述したような「危険」、「注意」、「標準」および「高」の領域を示す曲線を表示して、過去の測定骨密度値を黒ドット、現在の測定骨密度値を白ドットにて重ねて示すようにしている。
また、この判定結果の表示は、図11に例示するような判定表の形式で行うこともできる。この判定表は、左蘭を20歳までの表示欄、中央欄を20歳から45歳までの表示欄、右欄を45歳以上の表示欄とし、最上欄を「骨ぎっしり」であることを指示する欄、二番目の欄を「普通」を指示する欄、三番目の欄を「注意」を指示する欄、最下欄を「すかすか危険」を指示する欄とし、各欄にそのことを視覚的に示す絵を表示する形式としている。この場合において、表示装置9は、判定結果に基づいて該当する欄をハイライトする等によりその判定結果を指示する。また、このようにハイライトされた欄に、図12に例示するようなアドバイスを表示するようにしてもよい。
更に、図12の「普通のB2」の「食事」を反転表示させておき、これを設定キーで選択すると、図13に示すような食事の注意を表示させてもよい。また、「注意のC3」の「カルシウム」を反転表示させておき、これを設定キーで選択すると、図14に示すような「カルシウムたっぷりのレシピ」を表示させてもよい。
更に、図12の「注意のC3」の「運動」を反転表示させておき、これを設定キーで選択すると、例えば、(財)骨粗鬆症財団が提案している「うつぶせ背筋運動」、「四つんばい背筋運動」、「腰上げ腹筋運動」あるいは「足上げ腹筋運動」と同等の骨粗鬆症を改善する運動のメニューを表示させてもよい。
その後、ステップS11で、終了キーが押されると、本装置による測定および動作は終了する。
本発明の実施例2として、骨量に基づいて骨の健康状態を知らせる骨量計を説明する。骨量は、実施例1で示した装置で測定できるので、装置の外観を示す概略斜視図、電気回路構成を示すブロック図及び動作の概要を示すフローチャートの説明は省略し、実施例1との違いを説明する。実施例1の装置において、式1を適用することにより、FFMから骨量BMCを求めることができる。測定結果は、図15に示すように表示装置9に表示される。図において、「めやす」は、図16及び図17に示される体重に対する推定骨量平均値である。「めやすとの差」には、このめやすとの差が示される。めやすより少ない時は負の符号を付けて示す。負の符号の時には、設定キーを押すことにより、図14に示した「カルシウムたっぷりのレシピ」や実施例1で示した骨粗鬆症を改善する運動のメニューが表示装置9に表示される。尚、めやすは、17歳以下では表示されず、「めやすとの差」も表示されない。この場合は、骨量の経時変化を知ることにより、骨の成長を知ることが可能となる。
実施例1の骨粗鬆症判定計に対し、実施例2の骨量計には、次のメリットがある。
(1)体重に占める骨量がどのくらいなのかといった体構成成分として捕らえやすい。(2)小児期は骨密度の判定基準というものは設けられていないため、判定することが出来ない。一方、「骨量」の経時変化を表示することにより、骨の成長がわかる。
本発明の実施例3として、体の部位別骨量を測定して、表示する骨量計を説明する。部位別骨量を測定するには、部位別のFFMを測定する必要があるが、このためには、足電極に加えて手電極も必要となる。手電極を備え、部位別のFFMを測定する装置に関しては、本発明の出願人が出願した特許の公開公報「内臓脂肪面積推定方法および装置」(特開2003−24303)に詳細に記載されているので、ここでは説明を省略する。その公報に記載されている装置及び方法で右足、左足、右腕、左腕及び体幹部の各部位のFFMを求める。FFMが求まれば、式1により骨量は求まる。最終的には、図18に示す図が表示装置に表示される。この図において、部位名の右にある矢印は、骨量の前回の測定値からの変化を示す。体幹部の矢印→は、今回の測定値が前回の測定値と変わらないことを示す。また、右足の矢印↑は、今回の測定値が前回の測定値より増加していることを示す。この矢印表示は、変化の一覧性に優れ、骨量の変化がわかり易すくする効果がある。
部位別表示によりどこの骨が増えたか減ったかといったことがわかる。特に、小児期において、各部位の骨の成長のバランスが分かる。
本発明の一実施例としてのグラフ表示機能付き体脂肪計兼骨粗鬆症判定計の外観を示す概略斜視図である。 図1のグラフ表示機能付き体脂肪計兼骨粗鬆症判定計の電気回路構成を示すブロック図である。 図1の判定計における骨粗鬆症の判定のための測定および判定手順並びに動作の概要を示すフローチャートを示す図である。 男性の場合におけるBMDとFFMとの間の相関を例示する図である。 女性の場合におけるBMDとFFMとの間の相関を例示する図である。 男性の場合におけるFFMとDEXAにより計測したBMCとの相関グラフを示す図である。 女性の場合におけるFFMとDEXAにより計測したBMCとの相関グラフを示す図である。 男性の場合におけるBMC/Ht2とBMDとの相関グラフを示す図である。 女性の場合におけるBMC/Ht2とBMDとの相関グラフを示す図である。 図1の判定計の表示装置に表示される画面例を示す図である。 図1の判定計の表示装置に表示される画面の別の例を示す図である。 図1の判定計の表示装置に表示されるアドバイスの例を示す図である。 図1の判定計の表示装置に表示される食事に関する注意を示す図である。 図1の判定計の表示装置に表示されるレシピを示す図である。 実施例2の骨量計の表示装置に表示される画面例を示す図である。 男性の体重別推定骨量のめやすを示す図である。 女性の体重別推定骨量のめやすを示す図である。 骨量計の表示装置に表示される部位別骨量を示す図である。
符号の説明
1 グラフ表示機能付き体脂肪計兼骨粗鬆症判定計
2 載せ台
3a 通電用電極
3b 通電用電極
4a 計測用電極
4b 計測用電極
5a 設定キー
5b 設定キー
6 消去キー
7a 個人キー
7b 個人キー
7c 個人キー
7d 個人キー
8 体重専用キー
9 表示装置
15 重量センサー
16 伝達装置
20 電子回路基板
21 高周波定電流回路
22 電圧測定回路
23 A/D変換回路
24 CPU
25 記憶装置
26 時計装置

Claims (13)

  1. 被測定者の除脂肪量を入力する第1の入力手段と、被測定者の身長を入力する第2の入力手段と、前記第1の入力手段からのデータおよび前記第2の入力手段からのデータに基づいて骨密度を演算する演算手段と、該演算手段によって演算された骨密度値と標準の骨密度値とを比較することにより被測定者の骨の状態を判定するための比較手段と、該比較手段による判定結果とアドバイスを表示するための第1の表示手段と、骨密度が低い場合には、骨量を増加させるための栄養素の豊富なレシピを表示するための第2の表示手段あるいは骨量減少を抑える運動メニューを表示するための弟3の表示手段とを備えることを特徴とする骨粗鬆症判定計。
  2. 前記演算手段は、除脂肪量をFFM、身長をHt、骨密度をBMD、定数をC1、C2、C3およびC4とした場合において、BMD=C3(C1×FFM+C2)/Ht2+C4で表される演算式に基づいて演算を行う請求項1に記載の骨粗鬆症判定計。
  3. 前記演算手段は、骨密度の演算において、被測定者の性別、年令、月経の有無、閉経時の年令および閉経後の年数の少なくとも一つを含む個人パラメータに基づく補正を行う請求項1または2に記載の骨粗鬆症判定計。
  4. 前記第1の入力手段は、被測定者の生体電気インピーダンスおよび体重を測定し、該測定値に基づいて被測定者の除脂肪量を算出して自動的に入力する構成とされている請求項1または2または3のうちのいずれか一つに記載の骨粗鬆症判定計。
  5. 前記表示手段は、前記判定結果をグラフ表示にて示す請求項1から4のうちのいずれか1つに記載の骨粗鬆症判定計。
  6. 前記表示手段は、前記判定結果を絵的表示にて示す請求項1から4のうちのいずれか1つに記載の骨粗鬆症判定計。
  7. 被測定者の除脂肪量を入力する入力手段と、前記入力手段からのデータに基づいて骨量を演算する演算手段と、該演算手段によって演算された骨量を表示するための表示手段とを備えることを特徴とする骨量計。
  8. 前記演算手段は、除脂肪量をFFM、骨量をBMC、定数をC1およびC2とした場合において、BMC=C1×FFM+C2で表される演算式に基づいて演算を行う請求項7に記載の骨量計。
  9. 前記演算手段は、骨量の演算において、被測定者の性別、年令、月経の有無、閉経時の年令および閉経後の年数の少なくとも一つを含む個人パラメータに基づく補正を行う請求項7または8に記載の骨量計。
  10. 前記入力手段は、被測定者の生体電気インピーダンスおよび体重を測定し、該測定値に基づいて被測定者の除脂肪量を算出して自動的に入力する構成とされている請求項7または8または9に記載の骨密度推定装置。
  11. 前記表示手段は、さらに、前記骨量に基づいて骨量を増加させるための栄養素の豊富なレシピを表示する請求項7から10のうちのいずれか1つに記載の骨量計。
  12. 前記表示手段は、さらに、前記骨量に基づいて骨量減少を抑える運動メニューを表示する請求項7から10のうちのいずれか一つに記載の骨量計。
  13. 被測定者の部位別の除脂肪量を入力する入力手段と、前記入力手段からのデータに基づいて部位別の骨量を演算する演算手段と、該演算手段によって演算された部位別の骨量を表示するための表示手段とを備えることを特徴とする骨量計。
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