JP2005080885A - コタツ布団及びコタツ布団カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】 表地、中綿、及び裏地から成るコタツ布団であって、表地及び中綿の水濡れ及び汚れを防止、一方ではコタツ内部及び中綿の蒸れ防止効果があるコタツ布団の提供。
【解決手段】上記表地6は透湿性のフイルム面の少なくとも一部に織物生地、編物生地、又は不織布を貼り合わせ、該表地の透湿度はリッシー法で10〜5000g/m2・24hrの範囲としたコタツ布団である。
【選択図】 図4

Description

本発明はコタツ布団であって、飲み物等による水濡れを防止し、コタツの内部での蒸れを防止し、さらにはコタツの保温効果に特徴があるコタツ布団及びコタツ布団カバーに関するものである。
コタツに入って家庭団らん時にコーヒーやジュース、又は酒やビール等を飲むことが多く、この際に零れてコタツ布団を汚すことが多い。零れた水分はコタツ布団の表地を通過して中綿に滲み込み、その結果、洗濯しなくてはならなくなり、該洗濯及びその後の乾燥には手間がかかり、面倒である。
そこで近年では、水濡れによるコタツ布団の汚れ防止、さらには中綿への滲み込み防止として、コタツ布団の表地に撥水加工を施したものが用いられている。しかし、この方法は表地に使用される織物等の表面を化学処理するものであり、撥水処理は短時間で劣化する為に、その効果は極めて限定的である。
このように、撥水加工の効果が不十分なことから、コタツ布団の表地に人工合皮(人工皮革)を用いたものが開発され、これが使用されている。このコタツ布団はコーヒー、ジュース、酒、ビールなどの水濡れには十分な効果を発揮し、保温効果も良いが、表地の透湿性が不十分な為に、コタツ内部及びコタツ布団の中綿が蒸れてしまう。その為に、使用性は極めて悪くなる。
このように、従来の水漏れ防止のコタツ布団には上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、表地及び中綿の水濡れ及び汚れを防止し、一方ではコタツ内部及び中綿の蒸れ防止効果があるコタツ布団を提供する。
本発明のコタツ布団は、表地、中綿、及び裏地から成っていて、表地は透湿性フイルムと織物生地、編物生地、又は不織布等が貼り合わされたものである。そして、該フイルムは布団の表面に水やコーヒーなどが零れても、通過して内部の中綿に浸透しないように、一方では内部が蒸れないように、湿気が通過可能な形態と成っている。そこで表地の透湿度はリッシー法で10〜5000g/m2・24hr、好ましくは100〜4000g/m2・24hr、さらに好ましくは200〜3000g/m2・24hrの範囲と成っている。
又は表地の一部に通気口を設け、この通気口から湿気を排出する構造としている。ただし、通気口を設ける場合には該通気口が露出しないようにスカートを設けて被覆している。一方、本発明のコタツ布団カバーは上記コタツ布団の表地にて構成されるもので、従来のコタツ布団の上に掛けられて、コタツ布団に水やコーヒー類が零れてもコタツ布団が汚れないようにしている。
本発明のコタツ布団は、その表地に透湿性フイルムが貼り合わされている為に、水がかかったり、コーヒーやビールがかかった場合であっても、即座に内部へ浸透して中綿を湿らすことはない。しかし、従来の撥水処理したものではないために、ある程度の透湿度を備えているために、コタツ内部の蒸れを解消することが出来る。
同じように、コタツ布団カバーの場合にも透湿性が備わっている為に、該コタツ布団カバーを布団の上に掛けることで、水やコーヒーなどが零れても布団の汚れを防止できる。例えば、布団カバー及びコタツ布団カバーに通気性に優れた生地で通気口を設け、該通気口を被覆する為のスカートを縫い付けることで上記透湿性が確保されて、汚れ防止と蒸れ防止を両立できる。
図1は本発明にかかるコタツ布団カバーを表している実施例である。該コタツ布団カバーは表地と裏地の2枚構造で構成され、該表地は同図に示しているように、一辺が長さLの正方形を成し、中央には中央部1、該中央部1の周りにはスカート部2a,2b,2c,2dが設けられ、さらに該スカート部2a,2b・・の周囲には外周縁部3a,3b,3c,3dを有している。
上記中央部1は正方形を有し、コタツ本体とほぼ同じ大きさと成っていて、通気性のある布地が使用されている。一般にはコタツ本体に掛けた状態で、中央部1にはほぼ同じ大きさの正方形のコタツ天板が載置される。そして、四方にはスカート部2a,2b・・及び外周縁部3a,3b・・が延びて外周縁部3a,3b・・は床面に達している。
ところで、上記スカート部2a,2b・・は図2に断面拡大図を示すごとく、表面11と裏面12が互いに接着された2枚構造と成っていて、該表面11には透湿性フイルムが用いられ、裏面12には一般的な織物生地、編物生地、又は不織布が使用されている。織物生地、編物生地、又は不織布は通気性に優れている。同じく、外周縁部3a,3b・・も同じように表面11と裏面12の2枚貼り構造と成っていて、上記スカート部2a,2b・・の場合と同じように、該表面11には透湿性フイルムが用いられ、裏面12には一般的な織物生地、編物生地、又は不織布が使用されている。
そして、上記外周縁部3a,3b・・は、中央部1との境界域に網生地4a,4b・・が設けられている。図1では、スカート部2bの一部を切欠いた状態を示しているように、該スカート部2a,2b・・の下側には網生地4a,4b・・が設けられ、これら網生地4a,4b・・はスカート部2a,2b・・によって被覆されている。
網生地4a,4b・・は多数の網穴を形成した通気性に優れた生地である。外周縁部3a,3b・・の一部領域を上記網生地4a,4b・・で構成することで、コタツ内の熱の一部は流れ出て、蒸れが解消される。そして、該網生地4a,4bにはスカート部2a,2b・・が上面側に重なり合って被覆している。従って外観上は網生地4a,4b・・が露出することなく、ある程度の通気性が確保される。
図3は上記コタツ布団をコタツ本体5に掛けた場合の側部断面を示している。コタツ内の熱気はスカート部2a,2b・・にて網生地4a,4b・・から逃げないようにしており、一方では該網生地4a,4b・・から蒸れは逃げ出すことが出来る。又、織物生地などで出来ている中央部1から熱が逃げて蒸れが防止できる。
上記網生地4a,4b・・の面積は外周縁部3a,3b・・に対して5〜50%の割合とすることが出来る。ここで、上記網生地4a,4b・・は通気性に優れた生地であればよく、普通の織物生地や編物生地を使用することも可能である。そして、上記表地の透湿度がリッシー法で10〜5000g/m2・24hr、好ましくは100〜4000g/m2・24hr、さらに好ましくは200〜3000g/m2・24hrの範囲のものが適している。
ここで、透湿性フイルムの材質は特に限定しないことにするが、例えば、人工合皮、ビニール、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリエステル、アクリル、ポリプロピレン、ビニロン等が用いられる。そして、該フイルムの下面に裏面として織物生地、編物生地、不織布が貼着される。
図4は本発明のコタツ布団を示し、表地6、裏地7、及び綿8から成っている。ここで表地6は前記図1に示したコタツカバーをそのまま使用することも可能である。同図に示しているコタツ布団の表地6は図1のコタツカバーとほぼ同じであるが、中央部とスカート部が共通した形態と成っている。
図5は図4のA−A断面拡大図であり、表地6の中央部断面を示している。正方形をした中央部9の四方には外周縁部3a,3b,3c,3dが縫い付けられているが、周囲にはスカート部10a,10b,10c,10dが形成されている。前記図1のコタツカバーでは、中央部1とスカート部2a,2b・・は異なる生地が使用されているが、図3に示すコタツ布団の表地6では、同一生地と成っている。
そして、縁から適度な長さのスカート部10a,10b・・を残して外周縁部3a,3b・・が縫い付けられている。この外周縁部2a,2b・・は図1のコタツカバーと同じように、スタート部10a,10b・・で被覆されている領域は網生地4a,4b・・が使用されている。
該表地6は透湿性フイルムの裏面に織物生地、編物生地、又は不織布が貼り合わされたものであり、該表地の透湿度はリッシー法で10〜5000g/m2・24hr、好ましくは100〜4000g/m2・24hr、さらに好ましくは200〜3000g/m2・24hrの範囲のものが使用される。
ところで、該リッシー法(Lyssy法)とは、世界各国の工業規格に準拠した方法であり、例えばJIS Z 0208及びJIS K 7129では、温度40℃、相対湿度90%に保つように定められているので、本装置では、100%相対湿度の状態にある下部チャンバーと、高感度の湿度センサーを設置した上部チャンバーの境界面に測定サンプルが挿入され、湿度センサーのある上部チャンバーの相対湿度を10%RH(100%−90%)に保つようにし、これを中心にして+1〜−1の幅、すなわち約9%〜約11%に湿度が増加するのに必要な時間(数秒)を測定し、予め透過度既知の標準サンプルを用いて同じ条件で行ったキャリブレーションの結果と比較することにより透過度を求める方式である。
本発明に係るコタツ布団カバーを示す実施例。 コタツ布団カバーの表地の断面拡大図。 コタツ布団カバーがコタツ本体に掛かっている一部断面図。 本発明に係るコタツ布団の実施例。 図3におけるA−A断面拡大図。
符号の説明
1 中央部
2 スカート部
3 外周縁部
4 網生地
5 コタツ本体
6 表地
7 裏地
8 綿
9 中央部
10 スカート部
11 表面
12 裏面

Claims (8)

  1. 表地、中綿、及び裏地から成るコタツ布団において、上記表地は透湿性のフイルム面の少なくとも一部に織物生地、編物生地、又は不織布を貼り合わせ、該表地の透湿度はリッシー法で10〜5000g/m2・24hrの範囲としたことを特徴とするコタツ布団。
  2. 上記透湿性フイルムとして、人工合皮、塩化ビニール、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリエステル、アクリル、ポリプロピレン、又はビニールを用いた請求項1記載のコタツ布団。
  3. 表地、中綿、及び裏地から成るコタツ布団において、該表地面積の5%〜50%に通気性に優れた織物生地、編物生地、又は不織布から成る通気口を設け、この通気口が露出しないように透湿性スカートで被覆したことを特徴とするコタツ布団。
  4. 上記表地の中央部を通気性に優れた織物生地、編物生地、又は不織布を用いた請求項1、請求項2、又は請求項3記載のコタツ布団。
  5. 表地と裏地から成ってコタツ布団の上に掛けるコタツ布団カバーにおいて、該表地は透湿性のフイルム面の少なくとも一部に織物生地、編物生地、又は不織布を貼り合わせ、該表地の透湿度はリッシー法で10〜5000g/m2・24hrの範囲としたことを特徴とするコタツ布団カバー。
  6. 上記透湿性フイルムとして、人工合皮、塩化ビニール、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリエステル、アクリル、ポリプロピレン、又はビニールを用いた請求項5記載のコタツ布団カバー。
  7. 表地と裏地から成ってコタツ布団の上に掛けるコタツ布団カバーにおいて、該表地面積の5%〜50%に通気性に優れた織物生地、編物生地、又は不織布から成る通気口を設け、この通気口が露出しないように透湿性スカートで被覆したことを特徴とするコタツ布団カバー。
  8. 上記表地の中央部を通気性に優れた織物生地、編物生地、又は不織布を用いた請求項5、請求項6、又は請求項7記載のコタツ布団カバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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ITFI20100129A1 (it) * 2010-06-14 2011-12-15 Texapel Spa Procedimento per la realizzazione di manufatti tessili imbottiti e manufatto tessile imbottito.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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ITFI20100129A1 (it) * 2010-06-14 2011-12-15 Texapel Spa Procedimento per la realizzazione di manufatti tessili imbottiti e manufatto tessile imbottito.

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