JP2005080082A - カメラ付携帯機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 表示側筐体1と操作側筐体2とからなる二つ折れ型の携帯機器であって、カメラ3を操作側筐体2の裏面側に設けたカメラ付携帯機器は、カメラ3が被写体5を撮像する角度とユーザが表示画面をモニタする角度とが異なるため、表示画面に表示された被写体画像が不自然で違和感がある。
【解決手段】 カメラ3が被写体5を撮像する角度とユーザが表示画面をモニタする角度を同一若しくは角度さが小さくなるように、カメラ3を操作側筐体2の裏面側に対して斜めに配置することにより、違和感のない、若しくは違和感の少ない被写体画像をモニタすることができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 カメラ3が被写体5を撮像する角度とユーザが表示画面をモニタする角度を同一若しくは角度さが小さくなるように、カメラ3を操作側筐体2の裏面側に対して斜めに配置することにより、違和感のない、若しくは違和感の少ない被写体画像をモニタすることができる。
【選択図】 図2
Description
この発明は、二つ折れ型の携帯機器、例えば携帯電話機に関し、特にカメラ付携帯電話機に関するものである。
二つ折れ型の携帯電話機にあっては、表面側に表示画面を設けた表示側筐体と表面側に操作キーが設けられた操作側筐体とが一端側でヒンジにより回動可能に連結されたいる。そして、表示側筐体及び操作側筐体を閉じたとき各々の表面側が合わさり、コンパクトで持ち運びに便な状態になり、かつ、操作側筐体の表面側に設けられた操作キーが表示側筐体で隠蔽されることにより、鞄やポケットに収納して持ち運んでも操作キーが誤操作されない構成になっている。
一方、ユーザが通話で使用するときには、表示側筐体及び操作側筐体を開いた状態で使用するが、表示側筐体の反ヒンジ側端部に設けられたスピーカに耳を当て、操作側筐体の反ヒンジ側端部に設けられたマイクに口元を近づけて通話する。この場合、表示側筐体及び操作側筐体が180度開いた状態で位置決め保持されるものであるとするとマイクを口元に近づけることが困難であり通話に不便であることから、一般に二つ折れ型の携帯電話機は通話に便なように約160度開いた状態で位置決め保持されるようになっている。
また、近年の携帯電話機には各種の機能が搭載されており、例えば、カメラを搭載した携帯電話機ではカメラで撮像した画像を表示画面に表示し、写真撮影として利用できるようになっている。
カメラ付携帯電話機のカメラ取り付け位置は種々考えられるが、カメラの取り付けにより筐体にある程度の厚みが必要であることから、特許文献1のように比較的厚みが大きい操作側筐体の裏面側に取り付けられているものが多い。
従来のカメラ付携帯機器は、カメラが操作側筐体の裏面に取り付けられており、使用時、表示側筐体及び操作側筐体が約160度の開角度で保持されるものであるから、カメラが被写体を撮像する角度とユーザが表示画面で被写体の撮像画面をモニタする視線角度とが大きくずれてしまい、不自然な撮影画面をモニタしなければならなかった。
図を用いて詳述すると、図4のように表示側筐体1と操作側筐体2とは160度開いて保持されており、従って、操作側筐体2裏面側に設けられたカメラ3の撮像面と表示側筐体表面に設けられた表示画面4の成す角度は20度である。
図4は表示画面4に表示された、カメラ3が撮像した被写体5の撮像画面を正面、即ち0度の角度(水平)でユーザがモニタしている状態を示している。この場合、ユーザは、カメラ5が被写体5を20度の角度で撮像した画像を0度の角度でモニタしていることになるから不自然であり、違和感を感じてしまう問題点があった。
一方、図5はカメラ3が被写体5を正面、即ち0度の角度で撮影している状態を示している。この場合、ユーザは、カメラ5が被写体5を0度の角度で撮像した画像を20度の角度でモニタしていることになるから不自然であり、違和感を感じてしまう。
なお、図4及び図5において、6は表示側筐体1の裏面側に設けたサブ表示画面であり、カメラ3をユーザ側に向けてユーザ自身を撮影する場合に、ユーザがモニタするための表示画面である。このサブ表示画面6は表示画面4と平行に配置されるものであり、カメラ3の撮像面と20度ずれているため、ユーザがサブ表示画面6をモニタしながらユーザ自身を撮影する場合のも上記と同様にサブ表示画面6に表示された撮影画面に違和感を感じてしまう問題点があった。
この発明は、上記のような従来の問題点に鑑みてなされたものであり、ユーザが表示画面に表示された撮影画面を違和感なく、若しくは違和感を少なくモニタできるようにすることを目的としている。
この発明に係るカメラ付携帯機器は、各々の一端側が回動可能に連結され、閉じたとき各々の表面側が合わさり、開いたとき所定の開角度で保持される表示側筐体及び操作側筐体、この操作側筐体の表面側に設けられた操作キー、上記操作側筐体の裏面側に設けられたカメラ部、上記表示側筐体の表面に設けられ、上記カメラ部の撮像した画像データを表示する表示部を備え、上記カメラ部は、被写体を撮像する角度が上記表示部をモニタするユーザの視線角度に近づくように上記操作側筐体の裏面に対して斜めに取付けて構成したものである。
この発明によれば、カメラ部を、被写体を撮像する角度が表示部をモニタするユーザの視線角度に近づくように操作筐体の裏面に対して斜めに取付けるものとしているので、ユーザが表示画面に表示された撮影画面を違和感なく、若しくは違和感を少なくモニタできる効果がある。
以下、この発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るカメラ付携帯電話機を示した斜視図であり、図1(a)は表示側筐体1及び操作側筐体2を開いた状態で表面側から見た斜視図、図1(b)は表示側筐体1及び操作側筐体2を開いた状態で裏面側から見た斜視図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るカメラ付携帯電話機を示した斜視図であり、図1(a)は表示側筐体1及び操作側筐体2を開いた状態で表面側から見た斜視図、図1(b)は表示側筐体1及び操作側筐体2を開いた状態で裏面側から見た斜視図である。
図において、7は表示側筐体1及び操作側筐体2の各々の一端側を回動自在に連結するヒンジ部、8は表示側筐体1の表面他端側に設けたスピーカ、9は操作側筐体2の表面他端側に設けたマイク、10は操作側筐体2表面に複数配列したテンキー等の操作キーである。カメラ3は図1には明確に示されていないが、操作側筐体2の裏面に対して斜めに配設されている。
以下、具体的に図2を用いて説明する。図2はこの発明の実施の形態1に係るカメラ付携帯電話機の断面図であり、表示側筐体1及び操作側筐体2を160度の開度で開いて被写体5をカメラ3で撮影している状態を示している。
カメラ3は操作側筐体2裏面側に設けられているが、該操作側筐体2裏面と平行でなく、開かれた表示側筐体1表面の表示画面4と平行にカメラ3の撮像面が配置されている。従って、図に示すように、カメラ3は被写体5を0度の角度で撮影しており、ユーザは表示画面4に表示された被写体画像を0度の角度でモニタすることになる。即ち、カメラ3が被写体5を撮影する角度とユーザが表示画面4をモニタする視線角度とが同一であるので、違和感が全くなくモニタすることができる。
なお、カメラ3をユーザ側に向け、サブ表示画面6を用いてユーザ自身をモニタしながら撮影する場合も、カメラ3がユーザを撮影する角度とユーザがサブ表示画面6をモニタする視線角度が同一であるので、違和感が全くなくモニタすることができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、カメラ3が被写体5を撮影する角度とユーザが表示画面4をモニタする角度を同一しているので、違和感が全くなくモニタすることができるが、カメラ3を操作側筐体2の裏面に対して斜めに配置しているため操作側筐体2の厚みを大きくする必要がある。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、カメラ3が被写体5を撮影する角度とユーザが表示画面4をモニタする角度を同一しているので、違和感が全くなくモニタすることができるが、カメラ3を操作側筐体2の裏面に対して斜めに配置しているため操作側筐体2の厚みを大きくする必要がある。
実施の形態2は操作側筐体2の厚みが増すのを抑えつつ、違和感が少なくモニタできるようにしたものである。
図3はこの発明の実施の形態2に係るカメラ付携帯電話機の斜視図であり、カメラ3は操作側筐体2の裏面に対して斜めに配置されてはいるが、カメラ3の撮像面と表示側筐体1表面の表示画面4とが平行になるまで斜めに配置されておらず、カメラ3の撮像面と表示側筐体1表面の表示画面4とは8〜10度、即ち表示側筐体1の裏面と操作側筐体2裏面のとの成す角度が20度であるので、その約1/2としている。
この場合、実施の形態1と対比すると、表示画面4に表示された画像をモニタするときの違和感はやや残るものの、操作側筐体2の厚みを小さくすることができる効果がある。
なお、サブ表示画面6を用いてユーザ自身をモニタしながら撮影する場合も同様の効果を奏する。
また、上記実施の形態2ではカメラ3の撮像部を操作側筐体2の裏面と平行になるように取付けた場合に被写体5を撮像する角度と、表示画面4をモニタするユーザの視線角度との差が略1/2になるように操作側筐体の裏面に対して斜めに取付けているが、被写体を撮像する角度が表示部をモニタするユーザの視線角度に近づくように取付ければ、表示画面4に表示された画像をモニタするときの違和感を少なくすることができる。
さらに、操作側筐体2の厚みを問題にしないのであれば、上記実施の形態1よりも更に斜めに取付けても違和感を少なくすることができる効果がある。
また、上記実施の形態では被写体を照明する照明装置を設けていないが、操作側筐体2の裏面に設けるものとしても良く、特にカメラの向きと同一方向に向けて投光するように配置すれば照明効果が良くなる。
また、上記実施の形態では被写体を照明する照明装置を設けていないが、操作側筐体2の裏面に設けるものとしても良く、特にカメラの向きと同一方向に向けて投光するように配置すれば照明効果が良くなる。
1 表示側筐体、 2 操作側筐体、 3 カメラ、 4 表示画面、 5 被写体、 6 サブ表示画面、 8 スピーカ、 9 マイク
Claims (6)
- 各々の一端側が回動可能に連結され、閉じたとき各々の表面側が合わさり、開いたとき所定の開角度で保持される表示側筐体及び操作側筐体、この操作側筐体の表面側に設けられた操作キー、上記操作側筐体の裏面側に設けられたカメラ部、上記表示側筐体の表面に設けられ、上記カメラ部の撮像した画像データを表示する表示部を備え、
上記カメラ部は、被写体を撮像する角度が上記表示部をモニタするユーザの視線角度に近づくように上記操作側筐体の裏面に対して斜めに取付けられていることを特徴とするカメラ付携帯機器。 - カメラ部は、被写体を撮像する角度と上記表示部をモニタするユーザの視線角度とが同一になるように斜めに取付けられている特徴とする請求項1記載のカメラ付携帯機器。
- カメラ部は、撮像部が操作側筐体の裏面と平行になるように取付けた場合に被写体を撮像する角度と、ユーザの視線角度との差が略1/2となるように斜めに取付けられている特徴とする請求項1記載のカメラ付携帯機器。
- 表示側筐体の裏面に表示部と平行にサブ表示部を配置したことを特徴とする請求項1記載のカメラ付携帯機器。
- 表示側筐体又は操作側筐体には無線通信機器が内蔵されており、表示側筐体の表面他端側には受信した音声を放音するスピーカが設けられ、操作側筐体の表面他端側には送信する音声を集音するマイクが設けられていることを特徴とする請求項1記載のカメラ付携帯機器。
- カメラ部の向きと同一方向を向けて投光する照明装置が操作側筐体の裏面側に配置されていることを特徴とする請求項1記載のカメラ付携帯機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003310042A JP2005080082A (ja) | 2003-09-02 | 2003-09-02 | カメラ付携帯機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003310042A JP2005080082A (ja) | 2003-09-02 | 2003-09-02 | カメラ付携帯機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005080082A true JP2005080082A (ja) | 2005-03-24 |
Family
ID=34412024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003310042A Pending JP2005080082A (ja) | 2003-09-02 | 2003-09-02 | カメラ付携帯機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005080082A (ja) |
-
2003
- 2003-09-02 JP JP2003310042A patent/JP2005080082A/ja active Pending
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