JP2004080318A - カメラ付き携帯電話 - Google Patents
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Abstract
【課題】液晶画面を見ながら使用者本人と相手とを撮像でき、高機能なデジタルカメラが設けられた携帯電話を提供する。
【解決手段】折り畳み可能な携帯電話の送話部6に、ダイヤルボタン18を含む操作パネルと光軸とが略平行をなすようにデジタルカメラを組み込む。デジタルカメラのカメラレンズ10は送話器本体6の自由端側端面に露呈している。送話器本体6は受話器本体4に対して略270°まで回動自在であり、略直角をなす位置、鈍角をなす位置、略270°をなす位置において係止し、それぞれの位置において撮像が可能である。
【選択図】 図2
【解決手段】折り畳み可能な携帯電話の送話部6に、ダイヤルボタン18を含む操作パネルと光軸とが略平行をなすようにデジタルカメラを組み込む。デジタルカメラのカメラレンズ10は送話器本体6の自由端側端面に露呈している。送話器本体6は受話器本体4に対して略270°まで回動自在であり、略直角をなす位置、鈍角をなす位置、略270°をなす位置において係止し、それぞれの位置において撮像が可能である。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデジタルカメラを内蔵した携帯電話に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話の普及に伴い、携帯電話には様々な機能が付加されてきている。中でもデジタルカメラを組み込んだものは、通話者本人の画像や周囲の状況を撮像してその画像データを送信することも可能で、その利便性も高い。
【0003】
携帯電話に組み込まれたデジタルカメラで撮像を使用するときには、そのモニター画像を携帯電話の受話器本体側に組み込まれた液晶画面で確認することができるようになっている。また前述のように、デジタルカメラは使用者本人の画像を撮る用途と周囲の画像を撮る用途で使用されるので、液晶画面を観察しながらそれぞれの用途で撮像ができるようにするために、例えば特開平10−65780号公報記載のデジタルカメラでは、携帯電話の受話器本体と送話器本体とを軸着しているヒンジ部にデジタルカメラを回動自在に組み込み、撮像の光軸を自分や周囲に自在に向けることができるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、携帯電話のヒンジ部には受話器本体と送話器本体との間で信号の授受を行うための配線が通っている。このため、ヒンジ部にデジタルカメラを組み込むと、デジタルカメラの配線を含め、配線の引き回しスペースが制約され構造も複雑化しやすい。また、受話器本体や送話器本体の外表面からカメラレンズを露呈させ、その厚み方向にデジタルカメラを組み込んだものでは、デジタルカメラを光軸方向に長くすることができず、例えばカメラレンズに変倍機能をもたせることは非常に困難である。
【0005】
本発明は上記事情を考慮してなされたものであり、使用者本人と相手とを液晶画面を見ながら、折り畳み可能な携帯電話の形体を変えることで撮像を可能とし、携帯電話のデジタルカメラに変倍機能とフォーカス機能を備えることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、携帯電話の送話器本体にカメラレンズと固体撮像素子とからなるデジタルカメラを組み込み、送話器本体の自由端側端面からカメラレンズを露呈させ、操作パネルと略並行な光軸で撮像が行われるようにしたものである。
【0007】
請求項2記載の発明では、送話器本体が受話器本体に対して略270°まで回動自在とするようにしたものである。
【0008】
【発明実施の形態】
本発明を実施した携帯電話本体2が折り畳まれた状態を図1に示す。図2は携帯電話本体2が略直角に開いた状態の斜視図である。携帯電話本体2は、受話スピーカ3が備えられた受話器本体4と送話マイク5が備えられたが送話器本体6がヒンジ部7を介して回動可能に係合されている。ヒンジ部7には受話器本体4と送話器本体6が所定の角度をなすと係止するようにクリック構造が設けられている。受話器本体4の端側には通信アンテナ8が設けられ、側面にはイヤホン用接続端子9が設けられ端子の穴は保護カバーで覆われている。ヒンジ部7を介して係合された送話器本体6の自由端側端面にはカメラレンズ10が露呈し、送話器本体6の操作パネルと略平行となるように光軸が設けられている。そして、カメラレンズ10の近傍には、ピントを合わせるためのフォーカス調節ダイヤル11とカメラレンズ10のズーミングを行うズーム操作ダイヤル12が設けられている。尚、カメラレンズ10はカメラとして使用しないときには、保護のためカバーで覆われている(図示せず)。
【0009】
図1の折り畳まれた携帯電話本体2が、受話器本体4と送話器本体6とが略直角をなすまで開かれたときの状態を図2に示す。このとき、携帯電話本体2は、ヒンジ部7のクリック機構によりこの状態で係止している。受話器本体4の内側の扁平面には電話番号や撮像された画像を表示する液晶画面13、液晶画面13の上方には通信相手の音声と着信メロディを放つ受話スピーカ3、液晶画面13の下方にはカメラの撮像を行うときに、画像の取り込み指示を入力するシャッタボタン15が設けられている。送話器本体6の内側の扁平面には音声を集める送話マイク5、電話番号や画像データの指定などを行う選択ボタン17、その下には電話番号を直接入力できるダイヤルボタン18が配置されている。
【0010】
液晶画面13には、カメラレンズ10を通して撮像された被写体が動画で映し出される。使用者は写し出されたされた画像を見ながら、ピント合わせをするときには、液晶画面13に表示されるフォーカスインジケータ20でピントの合わさり具合を確認しながら、フォーカス調節ダイヤル11を回して撮像する被写体のピントを調節することができる。また、撮像する被写体の変倍を行うときには、液晶画面13に映し出された被写体の画像を見ながら、ズーム操作ダイヤル12を回して行うことができる。目的とする画像が表示されシャッタボタン15を押下すると、被写体の画像が取り込まれ、静止画像として液晶画面13に表示される。
【0011】
通話をするために、図2の状態からさらに開いて、受話器本体4と送話器本体6とが鈍角をなした状態を図3に示す。このとき、携帯電話本体2は、ヒンジ部7のクリック機構によって係止している。この状態において、使用者は、電話番号をダイヤルボタン18で入力して耳を受話スピーカ3にあて送話マイク5を口元に近づけ通話をすることができる。また、液晶画面13を見ながら選択操作ボタン17で電話場号や撮像した被写体の画像を編集することも可能である。
【0012】
相手を撮像するために、携帯電話本体2が、受話器本体4と送話器本体6とが略270°をなしている状態を図4に示す。携帯電話本体2は、ヒンジ部7のクリック機構によりこの形体で係止している。使用者は液晶画面13を見ながら、使用者とは携帯電話機をはさんで反対方向にいる相手を撮像する。液晶画面13には撮像された動画が表示されており、ピント合わせを行うときは、液晶画面13上に表示されたフォーカスインジケータ20で確認しながらフォーカス調節ダイヤル11を回してピントを合わせる。また、変倍を行うときは液晶画面13を見ながらズーム操作ダイヤル12を回して調節をすることができる。目的の画像が表示されシャッタボタン15を押下すると、相手の画像が静止画として取り込まれ、液晶画面13には静止画像が表示される。
【0013】
次に上記構成の作用について説明する。携帯電話本体2を使用しないときは図1に示されるように、液晶画面13とダイヤルボタン18が向かい合うように折り畳むことが可能である。このとき、携帯電話本体2は、ヒンジ部7のクリック機構によってこの形体を維持している。
【0014】
電話機として用いるときは図3のように受話器本体4と送話器本体6が鈍角をなし受話スピーカ3が耳に、送話マイク5が口元にくる状態まで開き、ヒンジ部7に備えられたクリック機構によって図3の状態で係止する。ダイヤルボタン18を押して電話番号を入力し、耳を受話スピーカ3に、口を送話マイク5にあてて通話を行う。
【0015】
カメラ機能を用いるときで使用者本人を撮像したいときには、図2のように受話器本体4と送話器本体6とが略直角をなす状態にし、カメラレンズ10を使用者の方向に向ける。使用者は液晶画面13と対面し、ピント合わせは液晶画面13のフォーカスインジケータ20で確認しながらフォーカス調節ダイヤル11を回して調節し、変倍は液晶画面13の画像を見ながらズーム操作ダイヤル12を回して行うことができる。そして、シャッタボタン15を押圧して画像を取り込む。
【0016】
また、相手を撮像したいときには、図4のように受話器本体4と送話器本体6とが略270°となるように携帯電話本体2を図3の状態からさらに開いていく。そして、所定の位置に達したときヒンジ部7のクリック機構によって受話器本体4と送話器本体6とが係止し、この形体を維持する。これによって、使用者は液晶画面13と対面し、これを見ながらカメラレンズ10を通して動画として表示される画像をフォーカス調節ダイヤル11でピント合わせを行い、ズーム操作ダイヤル12で変倍を行うことができる。そして、シャッタボタン15を押圧して静止画を取り込むことができる。
【0017】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明のカメラ付き携帯電話によれば、送話器本体が受話器本体に対して略270°まで回動可能なことよって、液晶画面で撮像画像を確認しながら使用者本人と相手とを撮像することができる。また、操作パネルに略平行な方向に光軸がセットされるようにデジタルカメラを設けることで、フォーカス機能や変倍機能の付随した高機能なカメラを設けるスペースを携帯電話に確保することができ、そのようなカメラを備えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカメラ付き携帯電話の折り畳まれた状態の斜視図である。
【図2】受話器本体と送話器本体とが略直角をなして開いた状態のカメラ付き携帯電話の斜視図である。
【図3】受話器本体と送話器本体とが鈍角をなして開いた状態のカメラ付き携帯電話の斜視図である。
【図4】受話器本体と送話器本体とが略270°をなした状態のカメラ付き携帯電話の斜視図である。
【符号の説明】
2 携帯電話本体
3 受話スピーカ
4 受話器本体
5 送話マイク
6 送話器本体
7 ヒンジ部
8 アンテナ
9 イヤホン接続端子
10 カメラレンズ
11 フォーカス調節ダイヤル
12 ズーム操作ダイヤル
13 液晶画面
15 シャッタボタン
17 選択操作ボタン
18 ダイヤルボタン
20 フォーカスインジケータ
【発明の属する技術分野】
本発明はデジタルカメラを内蔵した携帯電話に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話の普及に伴い、携帯電話には様々な機能が付加されてきている。中でもデジタルカメラを組み込んだものは、通話者本人の画像や周囲の状況を撮像してその画像データを送信することも可能で、その利便性も高い。
【0003】
携帯電話に組み込まれたデジタルカメラで撮像を使用するときには、そのモニター画像を携帯電話の受話器本体側に組み込まれた液晶画面で確認することができるようになっている。また前述のように、デジタルカメラは使用者本人の画像を撮る用途と周囲の画像を撮る用途で使用されるので、液晶画面を観察しながらそれぞれの用途で撮像ができるようにするために、例えば特開平10−65780号公報記載のデジタルカメラでは、携帯電話の受話器本体と送話器本体とを軸着しているヒンジ部にデジタルカメラを回動自在に組み込み、撮像の光軸を自分や周囲に自在に向けることができるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、携帯電話のヒンジ部には受話器本体と送話器本体との間で信号の授受を行うための配線が通っている。このため、ヒンジ部にデジタルカメラを組み込むと、デジタルカメラの配線を含め、配線の引き回しスペースが制約され構造も複雑化しやすい。また、受話器本体や送話器本体の外表面からカメラレンズを露呈させ、その厚み方向にデジタルカメラを組み込んだものでは、デジタルカメラを光軸方向に長くすることができず、例えばカメラレンズに変倍機能をもたせることは非常に困難である。
【0005】
本発明は上記事情を考慮してなされたものであり、使用者本人と相手とを液晶画面を見ながら、折り畳み可能な携帯電話の形体を変えることで撮像を可能とし、携帯電話のデジタルカメラに変倍機能とフォーカス機能を備えることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、携帯電話の送話器本体にカメラレンズと固体撮像素子とからなるデジタルカメラを組み込み、送話器本体の自由端側端面からカメラレンズを露呈させ、操作パネルと略並行な光軸で撮像が行われるようにしたものである。
【0007】
請求項2記載の発明では、送話器本体が受話器本体に対して略270°まで回動自在とするようにしたものである。
【0008】
【発明実施の形態】
本発明を実施した携帯電話本体2が折り畳まれた状態を図1に示す。図2は携帯電話本体2が略直角に開いた状態の斜視図である。携帯電話本体2は、受話スピーカ3が備えられた受話器本体4と送話マイク5が備えられたが送話器本体6がヒンジ部7を介して回動可能に係合されている。ヒンジ部7には受話器本体4と送話器本体6が所定の角度をなすと係止するようにクリック構造が設けられている。受話器本体4の端側には通信アンテナ8が設けられ、側面にはイヤホン用接続端子9が設けられ端子の穴は保護カバーで覆われている。ヒンジ部7を介して係合された送話器本体6の自由端側端面にはカメラレンズ10が露呈し、送話器本体6の操作パネルと略平行となるように光軸が設けられている。そして、カメラレンズ10の近傍には、ピントを合わせるためのフォーカス調節ダイヤル11とカメラレンズ10のズーミングを行うズーム操作ダイヤル12が設けられている。尚、カメラレンズ10はカメラとして使用しないときには、保護のためカバーで覆われている(図示せず)。
【0009】
図1の折り畳まれた携帯電話本体2が、受話器本体4と送話器本体6とが略直角をなすまで開かれたときの状態を図2に示す。このとき、携帯電話本体2は、ヒンジ部7のクリック機構によりこの状態で係止している。受話器本体4の内側の扁平面には電話番号や撮像された画像を表示する液晶画面13、液晶画面13の上方には通信相手の音声と着信メロディを放つ受話スピーカ3、液晶画面13の下方にはカメラの撮像を行うときに、画像の取り込み指示を入力するシャッタボタン15が設けられている。送話器本体6の内側の扁平面には音声を集める送話マイク5、電話番号や画像データの指定などを行う選択ボタン17、その下には電話番号を直接入力できるダイヤルボタン18が配置されている。
【0010】
液晶画面13には、カメラレンズ10を通して撮像された被写体が動画で映し出される。使用者は写し出されたされた画像を見ながら、ピント合わせをするときには、液晶画面13に表示されるフォーカスインジケータ20でピントの合わさり具合を確認しながら、フォーカス調節ダイヤル11を回して撮像する被写体のピントを調節することができる。また、撮像する被写体の変倍を行うときには、液晶画面13に映し出された被写体の画像を見ながら、ズーム操作ダイヤル12を回して行うことができる。目的とする画像が表示されシャッタボタン15を押下すると、被写体の画像が取り込まれ、静止画像として液晶画面13に表示される。
【0011】
通話をするために、図2の状態からさらに開いて、受話器本体4と送話器本体6とが鈍角をなした状態を図3に示す。このとき、携帯電話本体2は、ヒンジ部7のクリック機構によって係止している。この状態において、使用者は、電話番号をダイヤルボタン18で入力して耳を受話スピーカ3にあて送話マイク5を口元に近づけ通話をすることができる。また、液晶画面13を見ながら選択操作ボタン17で電話場号や撮像した被写体の画像を編集することも可能である。
【0012】
相手を撮像するために、携帯電話本体2が、受話器本体4と送話器本体6とが略270°をなしている状態を図4に示す。携帯電話本体2は、ヒンジ部7のクリック機構によりこの形体で係止している。使用者は液晶画面13を見ながら、使用者とは携帯電話機をはさんで反対方向にいる相手を撮像する。液晶画面13には撮像された動画が表示されており、ピント合わせを行うときは、液晶画面13上に表示されたフォーカスインジケータ20で確認しながらフォーカス調節ダイヤル11を回してピントを合わせる。また、変倍を行うときは液晶画面13を見ながらズーム操作ダイヤル12を回して調節をすることができる。目的の画像が表示されシャッタボタン15を押下すると、相手の画像が静止画として取り込まれ、液晶画面13には静止画像が表示される。
【0013】
次に上記構成の作用について説明する。携帯電話本体2を使用しないときは図1に示されるように、液晶画面13とダイヤルボタン18が向かい合うように折り畳むことが可能である。このとき、携帯電話本体2は、ヒンジ部7のクリック機構によってこの形体を維持している。
【0014】
電話機として用いるときは図3のように受話器本体4と送話器本体6が鈍角をなし受話スピーカ3が耳に、送話マイク5が口元にくる状態まで開き、ヒンジ部7に備えられたクリック機構によって図3の状態で係止する。ダイヤルボタン18を押して電話番号を入力し、耳を受話スピーカ3に、口を送話マイク5にあてて通話を行う。
【0015】
カメラ機能を用いるときで使用者本人を撮像したいときには、図2のように受話器本体4と送話器本体6とが略直角をなす状態にし、カメラレンズ10を使用者の方向に向ける。使用者は液晶画面13と対面し、ピント合わせは液晶画面13のフォーカスインジケータ20で確認しながらフォーカス調節ダイヤル11を回して調節し、変倍は液晶画面13の画像を見ながらズーム操作ダイヤル12を回して行うことができる。そして、シャッタボタン15を押圧して画像を取り込む。
【0016】
また、相手を撮像したいときには、図4のように受話器本体4と送話器本体6とが略270°となるように携帯電話本体2を図3の状態からさらに開いていく。そして、所定の位置に達したときヒンジ部7のクリック機構によって受話器本体4と送話器本体6とが係止し、この形体を維持する。これによって、使用者は液晶画面13と対面し、これを見ながらカメラレンズ10を通して動画として表示される画像をフォーカス調節ダイヤル11でピント合わせを行い、ズーム操作ダイヤル12で変倍を行うことができる。そして、シャッタボタン15を押圧して静止画を取り込むことができる。
【0017】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明のカメラ付き携帯電話によれば、送話器本体が受話器本体に対して略270°まで回動可能なことよって、液晶画面で撮像画像を確認しながら使用者本人と相手とを撮像することができる。また、操作パネルに略平行な方向に光軸がセットされるようにデジタルカメラを設けることで、フォーカス機能や変倍機能の付随した高機能なカメラを設けるスペースを携帯電話に確保することができ、そのようなカメラを備えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカメラ付き携帯電話の折り畳まれた状態の斜視図である。
【図2】受話器本体と送話器本体とが略直角をなして開いた状態のカメラ付き携帯電話の斜視図である。
【図3】受話器本体と送話器本体とが鈍角をなして開いた状態のカメラ付き携帯電話の斜視図である。
【図4】受話器本体と送話器本体とが略270°をなした状態のカメラ付き携帯電話の斜視図である。
【符号の説明】
2 携帯電話本体
3 受話スピーカ
4 受話器本体
5 送話マイク
6 送話器本体
7 ヒンジ部
8 アンテナ
9 イヤホン接続端子
10 カメラレンズ
11 フォーカス調節ダイヤル
12 ズーム操作ダイヤル
13 液晶画面
15 シャッタボタン
17 選択操作ボタン
18 ダイヤルボタン
20 フォーカスインジケータ
Claims (2)
- 液晶画面を備えた受話器本体とダイヤルボタンを含む操作パネルを備えた送話器本体とがヒンジ部を介して折り畳み自在であり、前記液晶画面と操作パネルとが対面するように折り畳まれる携帯電話において、
前記送話器本体にカメラレンズと固体撮像素子とからなるデジタルカメラを組み込み、送話器本体の自由端側端面から前記カメラレンズを露呈させ、操作パネルと略平行な光軸で撮像が行われるようにしたことを特徴とするカメラ付き携帯電話。 - 前記送話器本体が受話器本体に対して略270°まで回動自在であることを特徴とする請求項1記載のカメラ付き携帯電話。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002237078A JP2004080318A (ja) | 2002-08-15 | 2002-08-15 | カメラ付き携帯電話 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002237078A JP2004080318A (ja) | 2002-08-15 | 2002-08-15 | カメラ付き携帯電話 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004080318A true JP2004080318A (ja) | 2004-03-11 |
Family
ID=32021002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002237078A Pending JP2004080318A (ja) | 2002-08-15 | 2002-08-15 | カメラ付き携帯電話 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004080318A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006014001A1 (ja) * | 2004-08-02 | 2006-02-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 折畳回動式携帯端末装置 |
JP2017069982A (ja) * | 2014-02-07 | 2017-04-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 撮像装置 |
-
2002
- 2002-08-15 JP JP2002237078A patent/JP2004080318A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006014001A1 (ja) * | 2004-08-02 | 2006-02-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 折畳回動式携帯端末装置 |
JP2017069982A (ja) * | 2014-02-07 | 2017-04-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 撮像装置 |
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