JP2005079998A - 発振周波数制御回路 - Google Patents

発振周波数制御回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2005079998A
JP2005079998A JP2003309056A JP2003309056A JP2005079998A JP 2005079998 A JP2005079998 A JP 2005079998A JP 2003309056 A JP2003309056 A JP 2003309056A JP 2003309056 A JP2003309056 A JP 2003309056A JP 2005079998 A JP2005079998 A JP 2005079998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
oscillation
circuit
counter
count value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003309056A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiro Sasaki
文博 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2003309056A priority Critical patent/JP2005079998A/ja
Publication of JP2005079998A publication Critical patent/JP2005079998A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

【課題】ローパルフィルタを不要として、発振回路へ適切な制御電圧を供給する。
【解決手段】発振回路10の出力信号を周波数カウンタ12にカウントし、カウント結果を演算部14において、基準データと比較する。演算部14の比較結果によりアップダウンカウンタ16のカウント値を増減し、カウント値をD/Aコンバータ18でアナログ制御電圧に変換し、発振回路10に供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ラジオ受信機の局部発振器などの発振周波数可変の発振器における周波数を制御する発振周波数制御回路に関する。
従来より、ラジオ受信機においては、希望局信号とIF(中間周波数)だけ異なった周波数の局部発振周波数信号を混合し、特定周波数のIF信号を得、これをフィルタで処理して、希望局の信号を選択している。このため、局部発振器として、各種希望局とIFだけ異なった周波数の信号を発振するものが必要となる。
発振周波数が可変の発振器においては、発振周波数制御を行わないと、発振周波数が特定されない。また、周辺の温度や発振器に掛かる電圧などによっても発振周波数は変化する。このような不安定な発振周波数を一定に保つためには、PLL(フェーズロックループ)回路を挿入するのが一般的である。このPLL回路では、発振周波数と、基準周波数の位相比較により、発振周波数の誤差を検出し、この検出電圧に応じて発振周波数を制御する。
ここで、発振器自体はLC発振器などを用いるが、その制御回路としては、分周比がデジタル的に変更できるプログラマブルカウンタ、基準周波数を発生する基準周波数回路、位相比較器、およびLPF(ローパスフィルタ)から構成される。すなわち、LC発振器の出力をプログラマブルカウンタで、1/N分周する。例えば、80MHzの希望局の電波を受信したい場合には、IF=10.7MHzであるため、局部発振器の発振周波数は、69.3MHzとしたい。そこで、N=69.3MHz/100kHzとすることで、プログラマブルカウンタからの出力は100kHzとなる。このプログラマブルカウンタの出力を位相比較器において、基準周波数発振器からの100kHzの基準信号と比較する。位相比較器は、入力のいずれが大きいかにより、HまたはLのパルスを出力するため、この出力をローパルフィルタで積分することで、位相比較結果による制御電圧が制御電圧(直流電圧)生成され、この制御電圧により発振器を制御することで、69.3MHzの発振のPLLループが形成される。
そして、プログラマブルカウンタにおけるNをマイコン内のCPUにより制御することで、各種希望局の信号を選択するための局部発振周波数を発振することができる。特に、プログラマブルカウンタを用いる発振周波数制御により、リアルタイムで周波数を制御することができる。なお、このようなPLLを用いた受信回路は例えば特許文献1に示されている。
特開平10−276084号公報
しかし、上述のような回路では、LPFを必要とし、このLPFはプログラマブルカウンタなどを構成するマイコンに対し外付けされるコンデンサおよび抵抗によって構成される。特に、基準周波数が小さいものを利用する場合、コンデンサ、抵抗の値が大きくなり、腕時計など小さな装置には収容することが物理的に困難であり、上述のような回路は適用できないという問題があった。また、外付け部品が多いとそれだけコストがアップしてしまうという問題もある。さらに、LPFの時定数は、PLL回路の特性を作用するため、これについて手間の掛かる慎重な定数設定が必要となるという問題もあった。
本発明は、供給されるアナログ制御電圧によって発振周波数が変更される発振回路と、この発振回路の出力の所定期間における変動をカウントすることによって周波数をカウントする周波数カウンタと、この周波数カウンタのカウント値と、そのカウント値のあるべき基準値とを比較するデジタル比較手段と、このデジタル比較手段の比較結果に応じてデジタル値を増減する増減手段と、この増減手段の出力をアナログ電圧に変換する変換手段と、を有し、前記変換手段からのアナログ電圧を前記発振回路のアナログ制御電圧として利用することを特徴とする。
また、前記増減手段は、前記デジタル比較手段の比較結果に応じて、カウント値が増減されるアップダウンカウンタを含むことが好適である。
このように、本発明によれば、デジタル比較手段における比較結果に応じて発振回路のアナログ制御電圧とする。従って、ローパスフィルタを必要とせずに、制御電圧を得ることができ、小型化および難しい調整が不要であるというメリットがある。
また、アップダウンカウンタにより、デジタル比較手段の比較結果により、制御電圧の増減が容易となる。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、一実施形態に発振回路の全体構成を示す図である。アナログのLCタイプの発振回路10は、一端がグランドに接続されたコイルLと、このコイルに並列接続されたコンデンサCと、バリキャップVCの直列接続を有している。この発振回路10の発振周波数は、コンデンサCとバリキャップVCの接続点(制御電圧入力点)へ供給される制御電圧によって制御される。そして、この発振回路10の出力は、所望の周波数に制御されたものであり、対象とする回路に供給される。なお、発振回路10としては、本例のようなLC型の他、リングOSC型、INV発振回路型などがあり、いずれも採用することができる。
発振回路10の出力は、周波数カウンタ12に供給される。この周波数カウンタ12は、一定時間内にいくつのゼロクロスがあるかをカウントするものであり、カウント結果がデジタルデータとして得られる。なお、周波数がカウントできれば必ずしもゼロクロスでなくてもよい。周波数カウンタ12の出力は、演算部(ALU:演算論理ユニット)14に供給され、ここで発振周波数について基準データと比較される。すなわち、周波数カウンタ12のカウント値の目標値が基準データである。なお、基準値データは、外部の不揮発性メモリに記憶しておき、動作時はRAM34に記憶しておくとよい。また、内部にフラッシュメモリなどを設け、プログラムの一部や、電源のオフにおいても消したくないデータなどを記憶させるともできる。また、外部のマイコンの不揮発性メモリに必要なデータを持っておき、電源の立ち上げ時に、各種設定データをもらい、これをRAM34に記憶するとよい。
演算部14の出力は、アップダウンカウンタ16に供給される。このアップダウンカウンタ16は、演算部14の出力に応じて、カウント値が増減される。アップダウンカウンタ16のカウント値は、D/Aコンバータ18に供給される。D/Aコンバータ18は、与えられたカウント値をアナログの電圧信号(制御電圧)に変換し、これを発振回路10の制御電圧入力点に供給される。なお、D/Aコンバータ18の出力と、発振回路10の制御電圧入力点の間には調整用の抵抗が挿入されている。
また、周波数カウンタ12、演算部14、アップダウンカウンタ16、およびD/Aコンバータ18は、1つの半導体回路(マイコン)100内に内蔵されており、この半導体回路内には、CPU30、プログラムROM32、RAM34、およびタイマ36等が内蔵されており、またシステムクロックの発生源として、水晶発振器Xtalが外付けされている。そして、CPU30がプログラムROM32の内容を実行することで各種処理を実行する。また、周波数カウンタ12の一定時間は、タイマ36が水晶発振器Xtalからのクロックを利用して計測する。タイマ36の一定時間のタイムアップによって、周波数カウンタ12がそのときのカウント値を出力するとともに、リセットされる。なお、RAM34は、CPU30が演算処理を行う際に記憶領域として使用する。また、演算部14は、通常CPU30の機能の一部として達成される。さらに、タイマ36の機能もCPU30の機能として行うことも可能である。なお、プログラムROM32、RAM34は外付けしてもよい。
電源電圧を供給することによって、発振回路10が動作を開始し、デフォルトの周波数Fxの信号が出力される。なお、電源の立ち上がり時において、演算部14において、プログラムROM32の内容により、初期値をアップダウンカウンタ16にセットすることで、発振回路10に供給する制御電圧の初期値を設定することも好適である。
発振回路10の発振周波数は、周波数カウンタ12によって測定される。この周波数カウンタ12のカウント値を例えばf1とし、このカウント値f1は、演算部14に入力される。演算部14には、基準データf2も入力されており、演算部14はカウント値f1と基準値f2を比較する。演算部14は、f1<f2の場合に、アップ側のパルスを出力し、アップダウンカウンタ16はカウントアップする。これによって、D/Aコンバータ18からの制御電圧が上昇して、発振回路10の発振周波数が高くなる。一方、f1>f2の場合に、演算部14は、ダウン側のパルスを出力し、アップダウンカウンタ16はカウントダウンする。これによって、D/Aコンバータ18からの制御電圧が降下して、発振回路10の発振周波数が低くなる。f1=f2の場合に、演算部14は、パルスを出力せず、制御電圧は変更されないが、この状態が所定回数続いた場合には、演算部14はその状態をロックすることが好適である。すなわち、チューニングが行われるまでは、通常のmsecのオーダーで処理を行うが、ロックした場合には1分間に1回などの低頻度で比較動作を行う。また、f1=f2でない状態が所定の複数回続かなければ、パルスを出力しないようにすることも好適である。このようにして、発振回路10の発振周波数が、基準データに基づく周波数に制御される。
このように、本実施形態によれば、演算部14における比較結果に応じてアップダウンカウンタのカウント値を増減し、このカウント値をD/A変換して発振回路10の制御電圧とする。従って、ローパスフィルタを必要とせずに、制御電圧を得ることができ、小型化および難しい調整が不要であるというメリットがある。
また、演算部14における比較は、デジタルの比較であり、比較するビットを変更することもできる。例えば、MSBから比較しておき、所定のビットで差が生じた場合には、アップダウンカウンタ16の対応ビットを変更し、制御電圧を大きく変更し、徐々に下位ビットの比較に移ることで、常に1ビット分のデータ変更を行うのに比べ早期に希望周波数に到達することができる。
また、本実施形態をラジオ受信機に適用した場合には、プログラマブルカウンタを発振回路10と、周波数カウンタ12との間に設け、基準データ自体は変更しなくてよいようにするとよい。プログラマブルカウンタは設けず、希望局に基づいて、基準データを変更してもよいし、両者を変更してもよい。
さらに、ロックした際のアップダウンカウンタ16におけるカウント値を希望局と対応づけてRAM34などに記憶しておき、次にその希望局が選択されたときに、その値をアップダウンカウンタ16にセットすることで、早期に発振周波数を設定することができる。
実施形態の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 発振回路、12 周波数カウンタ、14 演算部、16 アップダウンカウンタ、18 D/Aコンバータ、36 タイマ、30 CPU、32 プログラムROM、34 RAM、36 タイマ、Xtal 水晶発振器。

Claims (2)

  1. 供給されるアナログ制御電圧によって発振周波数が変更される発振回路と、
    この発振回路の出力の所定期間における変動をカウントすることによって周波数をカウントする周波数カウンタと、
    この周波数カウンタのカウント値と、そのカウント値のあるべき基準値とを比較するデジタル比較手段と、
    このデジタル比較手段の比較結果に応じてデジタル値を増減する増減手段と、
    この増減手段の出力をアナログ電圧に変換する変換手段と、
    を有し、
    前記変換手段からのアナログ電圧を前記発振回路のアナログ制御電圧として利用することを特徴とする発振周波数制御回路。
  2. 請求項1に記載の回路において、
    前記増減手段は、
    前記デジタル比較手段の比較結果に応じて、カウント値が増減されるアップダウンカウンタを含むことを特徴とする発振周波数制御回路。
JP2003309056A 2003-09-01 2003-09-01 発振周波数制御回路 Pending JP2005079998A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003309056A JP2005079998A (ja) 2003-09-01 2003-09-01 発振周波数制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003309056A JP2005079998A (ja) 2003-09-01 2003-09-01 発振周波数制御回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005079998A true JP2005079998A (ja) 2005-03-24

Family

ID=34411332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003309056A Pending JP2005079998A (ja) 2003-09-01 2003-09-01 発振周波数制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005079998A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014168164A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Hirotekku Kk Ifftクロック調整装置、デジタルテレビジョン放送装置およびifftクロックの調整方法
JP2015139218A (ja) * 2014-01-20 2015-07-30 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. デジタル位相固定ループとその制御方法及びこれを用いた超低電力送受信機

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50123245U (ja) * 1974-03-16 1975-10-08
JPS50156306A (ja) * 1974-06-05 1975-12-17
JPH03109434U (ja) * 1990-02-27 1991-11-11
JPH06334614A (ja) * 1993-05-20 1994-12-02 Reader Denshi Kk コードレステレフォンの測定チャンネルの高速捕捉装置
JPH0786932A (ja) * 1993-09-09 1995-03-31 Murata Mfg Co Ltd 発振器
JP2003152534A (ja) * 2001-11-08 2003-05-23 Yamaha Corp 電圧制御発振器及び位相同期発振回路

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50123245U (ja) * 1974-03-16 1975-10-08
JPS50156306A (ja) * 1974-06-05 1975-12-17
JPH03109434U (ja) * 1990-02-27 1991-11-11
JPH06334614A (ja) * 1993-05-20 1994-12-02 Reader Denshi Kk コードレステレフォンの測定チャンネルの高速捕捉装置
JPH0786932A (ja) * 1993-09-09 1995-03-31 Murata Mfg Co Ltd 発振器
JP2003152534A (ja) * 2001-11-08 2003-05-23 Yamaha Corp 電圧制御発振器及び位相同期発振回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014168164A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Hirotekku Kk Ifftクロック調整装置、デジタルテレビジョン放送装置およびifftクロックの調整方法
JP2015139218A (ja) * 2014-01-20 2015-07-30 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. デジタル位相固定ループとその制御方法及びこれを用いた超低電力送受信機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7612624B2 (en) Resistor-capacitor oscillation circuit capable of adjusting oscillation frequency and method of the same
US5182528A (en) Frequency synthesizer having microcomputer supplying analog and digital control signals to VCO
KR100714351B1 (ko) 발진 주파수 제어 회로
JP4018393B2 (ja) 通信用半導体集積回路および無線通信システム
US7616066B2 (en) Oscillation device and controlling method therefor
US6803830B2 (en) Phase-locked loop and method for automatically setting its output frequency
US6351164B1 (en) PLL circuit
US6564040B1 (en) Communication device and communication method
JP2007129306A (ja) Pll制御回路
US7825702B2 (en) Synthesizer module
JP2005079998A (ja) 発振周波数制御回路
JPH11289270A (ja) 受信機
US10447253B2 (en) High performance PLL based on PVT independent stable oscillator
KR20190081415A (ko) 주입 동기 주파수 체배기 및 그의 주파수 체배 방법
US20070237277A1 (en) Method and Integrated Circuit for Controlling an Oscillator Signal
WO2004013968A1 (ja) デジタルvco及びそのデジタルvcoを用いたpll回路
JP2002261607A (ja) Vco自動切換回路
JP2008118522A (ja) Fm受信機
JPS5866422A (ja) フエ−ズロツクル−プ回路
JP2005101956A (ja) Pll周波数シンセサイザ
US11817869B2 (en) System and method of controlling frequency of a digitally controlled oscillator with temperature compensation
JPH09116426A (ja) ディジタルpll回路
JP2007124478A (ja) Pll回路
JPH10200406A (ja) Pll回路
JPH0733467Y2 (ja) ディジタル位相同期ループ回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060901

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100304

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101214