JP2005079932A - 遅延揺らぎ測定方法及びこれを用いた装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 時刻合わせが不要で低コストで往路及び復路の遅延揺らぎを個別に測定することが可能な遅延揺らぎ測定方法及びこれを用いた装置を実現する。
【解決手段】 通信ネットワーク上における測定対象区間の遅延時間の揺らぎを測定する遅延揺らぎ測定方法であって、通信ネットワークの一端から送信時刻を付加したテストパケットを送信し、通信ネットワークの他端での受信時刻と送信時刻との差分をテストパケットに付加させて返信テストパケットとして返信させ、通信ネットワークの一端で受信した返信テストパケットから差分を抽出して仮往路遅延時間とし、仮往路遅延時間の揺らぎを求めることにより往路の遅延揺らぎを測定する。
【選択図】 図1
【解決手段】 通信ネットワーク上における測定対象区間の遅延時間の揺らぎを測定する遅延揺らぎ測定方法であって、通信ネットワークの一端から送信時刻を付加したテストパケットを送信し、通信ネットワークの他端での受信時刻と送信時刻との差分をテストパケットに付加させて返信テストパケットとして返信させ、通信ネットワークの一端で受信した返信テストパケットから差分を抽出して仮往路遅延時間とし、仮往路遅延時間の揺らぎを求めることにより往路の遅延揺らぎを測定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、通信ネットワーク上における測定対象区間の遅延時間の揺らぎを測定する遅延揺らぎ測定方法に関し、特に時刻合わせが不要で低コストで往路及び復路の遅延揺らぎを個別に測定することが可能な遅延揺らぎ測定方法及びこれを用いた装置に関する。
通信ネットワークを用いて動画の配信を行う場合には、動画配信の品質に大きな影響を与えるのは通信ネットワークにおける絶対遅延時間ではなく遅延時間の揺らぎ(遅延揺らぎ)である。
但し、動画配信のサービスでは複数の端末で1つの通信ネットワークを共用するため、同時アクセス数が増加すると同時アクセスが少ない場合と比較して動画配信の品質が低下する場合がある。
このため、インターネット・サービス・プロバイダー等の業者は通信ネットワークの一部を有償で提供する立場から、ユーザに対してより安定した品質を提供しなければならず、当該通信ネットワークにおける遅延揺らぎを測定する必要性が生じている。
そして、従来の通信ネットワーク上における測定対象区間の遅延時間の揺らぎを測定する方法に関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
図7はこのような従来の通信ネットワーク上における測定対象区間の遅延時間の揺らぎを測定する遅延揺らぎ測定方法を用いた装置の一例を示す構成ブロック図である。図7において1はテストパケットを発生させるテストパケット発生手段、2及び4は時刻をカウントする時刻カウンタ、3はテストパケットを解析するテストパケット解析手段、100は測定対象となる通信ネットワークである。
また、1及び2はテストパケット送信装置50を、3及び4はテストパケット受信装置51をそれぞれ構成している。
時刻カウンタ2の出力はテストパケット発生手段1に接続され、テストパケット発生手段1の出力は通信ネットワーク100を介してテストパケット解析手段3に接続される。また、時刻カウンタ4の出力もまたテストパケット解析手段3に接続される。
ここで、図7に示す従来例の動作を図8及び図9を用いて説明する。図8はテストパケット発生手段1の動作を説明するフロー図、図9はテストパケット解析手段3の動作を説明するフロー図である。
時刻カウンタ2及び時刻カウンタ4は互いに時刻偏差を測定して時刻合わせを行う機能を有しており、図8中”S001”においてテストパケット発生手段1は、時刻カウンタ2に対して時刻偏差による時刻合わせを行わせ、図8中”S002”において当該時刻合わせが完了しているか否かを判断する。
もし、図8中”S002”において時刻カウンタ2が時刻合わせを完了していないと判断した場合には、図8中”S001”のステップに戻る。
また、もし、図8中”S002”において時刻カウンタ2の時刻合わせが完了していると判断した場合には、図8中”S003”においてテストパケット発生手段1は、時刻カウンタ2からテストパケットの送信時刻となるタイムスタンプを取得する。
そして、図8中”S004”においてテストパケット発生手段1は取得したタイムスタンプ(送信時刻)を埋め込んだテストパケットを生成して、図8中”S005”において通信ネットワーク100を介してテストパケット受信装置51に送信する。
一方、図9中”S101”においてテストパケット解析手段3は、時刻カウンタ4に対して時刻偏差による時刻合わせを行わせ、図9中”S102”において当該時刻合わせが完了しているか否かを判断する。
もし、図9中”S102”において時刻カウンタ4が時刻合わせを完了していないと判断した場合には、図9中”S101”のステップに戻る。
また、もし、図9中”S102”において時刻カウンタ4の時刻合わせが完了していると判断した場合には、図9中”S103”においてテストパケット解析手段3は、通信ネットワーク100を介してテストパケットを受信したか否かを判断する。
もし、図9中”S103”においてテストパケットを受信していないと判断した場合には、図9中”S101”のステップに戻る。
また、もし、図9中”S103”においてテストパケットを受信したと判断した場合には、図9中”S104”においテストパケット解析手段3は、時刻カウンタ4から当該テストパケットの受信時刻を取得し、図9中”S105”において受信時刻とテストパケットに埋め込まれたタイムスタンプ(送信時刻)との差分から通信ネットワーク100の遅延時間を算出する。
さらに、テストパケット送信装置50とテストパケット受信装置51を置換することにより、通信ネットワーク100における逆向きの遅延時間を測定することも可能になる。
この結果、時刻偏差により時刻合わせ機能を有する時刻カウンタを有するテストパケット送信装置50からタイムスタンプを埋め込んだテストパケットを測定対象の通信ネットワークを介して時刻偏差により時刻合わせ機能を有する時刻カウンタを有するテストパケット解析装置51に送信させ、当該テストパケットの受信時刻とタイムスタンプとの差分を求めることにより、通信ネットワークの遅延時間を測定することが可能になる。
そして、このような通信ネットワークの遅延時間を複数回測定することによって、遅延時間の揺らぎ(遅延揺らぎ)を測定することが可能になる。
しかし、図7に示す従来例では時刻偏差により時刻合わせ機能を有する時刻カウンタをテストパケット送信装置50とテストパケット解析装置51との双方に備える必要性があり、尚且つ、時刻合わせに必要な時刻偏差を測定するための装置が別途必要になってしまうと言った問題点があった。
このため、”特許文献4”には時刻合わせをすることなく遅延時間を測定する方法が記載されている。
”特許文献4”に示す従来例では測定対象となる通信ネットワークとは別個に送信機と受信機とを繋ぐネットワークを構築することにより、時刻合わせをすることなく通信ネットワークの遅延時間の測定を可能にしている。
但し、”特許文献4”に示す従来例では定対象となる通信ネットワークとは別個に送信機と受信機とを繋ぐネットワークを構築する必要性があるため、遠隔地間で遅延時間の測定を行う場合には別個のネットワークを敷設ずる為等に多大なコストがかかってしまうと言った問題点があった。
従って本発明が解決しようとする課題は、時刻合わせが不要で低コストで往路及び復路の遅延揺らぎを個別に測定することが可能な遅延揺らぎ測定方法及びこれを用いた装置を実現することにある。
従って本発明が解決しようとする課題は、時刻合わせが不要で低コストで往路及び復路の遅延揺らぎを個別に測定することが可能な遅延揺らぎ測定方法及びこれを用いた装置を実現することにある。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
通信ネットワーク上における測定対象区間の遅延時間の揺らぎを測定する遅延揺らぎ測定方法であって、
前記通信ネットワークの一端から送信時刻を付加したテストパケットを送信し、前記通信ネットワークの他端での受信時刻と前記送信時刻との差分を前記テストパケットに付加させて返信テストパケットとして返信させ、前記通信ネットワークの一端で受信した前記返信テストパケットから前記差分を抽出して仮往路遅延時間とし、前記仮往路遅延時間の揺らぎを求めることにより往路の遅延揺らぎを測定することにより、時刻合わせが不要で低コストで往路の遅延揺らぎを測定することが可能になる。
通信ネットワーク上における測定対象区間の遅延時間の揺らぎを測定する遅延揺らぎ測定方法であって、
前記通信ネットワークの一端から送信時刻を付加したテストパケットを送信し、前記通信ネットワークの他端での受信時刻と前記送信時刻との差分を前記テストパケットに付加させて返信テストパケットとして返信させ、前記通信ネットワークの一端で受信した前記返信テストパケットから前記差分を抽出して仮往路遅延時間とし、前記仮往路遅延時間の揺らぎを求めることにより往路の遅延揺らぎを測定することにより、時刻合わせが不要で低コストで往路の遅延揺らぎを測定することが可能になる。
請求項2記載の発明は、
通信ネットワーク上における測定対象区間の遅延時間の揺らぎを測定する遅延揺らぎ測定方法であって、
前記通信ネットワークの一端からテストパケットを送信し、前記通信ネットワークの他端からの返信時刻を前記テストパケットに付加させて返信テストパケットとして返信させ、前記通信ネットワークの一端で受信した前記返信テストパケットから抽出した前記返信時刻と前記返信テストパケットの受信時刻との差分を仮復路遅延時間とし、前記仮復路遅延時間の揺らぎを求めることにより、時刻合わせが不要で低コストで復路の遅延揺らぎを測定することが可能になる。
通信ネットワーク上における測定対象区間の遅延時間の揺らぎを測定する遅延揺らぎ測定方法であって、
前記通信ネットワークの一端からテストパケットを送信し、前記通信ネットワークの他端からの返信時刻を前記テストパケットに付加させて返信テストパケットとして返信させ、前記通信ネットワークの一端で受信した前記返信テストパケットから抽出した前記返信時刻と前記返信テストパケットの受信時刻との差分を仮復路遅延時間とし、前記仮復路遅延時間の揺らぎを求めることにより、時刻合わせが不要で低コストで復路の遅延揺らぎを測定することが可能になる。
請求項3記載の発明は、
通信ネットワーク上における測定対象区間の遅延時間の揺らぎを測定する遅延揺らぎ測定方法であって、
前記通信ネットワークの一端から送信時刻を付加したテストパケットを送信し、前記通信ネットワークの他端での受信時刻と前記送信時刻との差分及び返信時刻を前記テストパケットにそれぞれ付加させて返信テストパケットとして返信させ、前記通信ネットワークの一端で受信した前記返信テストパケットから前記差分を抽出して仮往路遅延時間とし、前記返信テストパケットから抽出した前記返信時刻と前記返信テストパケットの受信時刻との差分を仮復路遅延時間とし、前記仮往路遅延時間及び前記仮復路遅延時間の揺らぎを求めることにより、時刻合わせが不要で低コストで往路及び復路の遅延揺らぎを個別に測定することが可能になる。
通信ネットワーク上における測定対象区間の遅延時間の揺らぎを測定する遅延揺らぎ測定方法であって、
前記通信ネットワークの一端から送信時刻を付加したテストパケットを送信し、前記通信ネットワークの他端での受信時刻と前記送信時刻との差分及び返信時刻を前記テストパケットにそれぞれ付加させて返信テストパケットとして返信させ、前記通信ネットワークの一端で受信した前記返信テストパケットから前記差分を抽出して仮往路遅延時間とし、前記返信テストパケットから抽出した前記返信時刻と前記返信テストパケットの受信時刻との差分を仮復路遅延時間とし、前記仮往路遅延時間及び前記仮復路遅延時間の揺らぎを求めることにより、時刻合わせが不要で低コストで往路及び復路の遅延揺らぎを個別に測定することが可能になる。
請求項4記載の発明は、
通信ネットワーク上における測定対象区間の遅延時間の揺らぎを測定する遅延揺らぎ測定方法を用いた装置において、
前記通信ネットワークの一端に接続され、送信時刻を付加したテストパケットを送信し、受信した返信テストパケットから差分を抽出して仮往路遅延時間とし、前記仮往路遅延時間の揺らぎを求めることにより往路の遅延揺らぎを測定する遅延測定装置と、前記通信ネットワークの他端に接続され、前記テストパケットの受信時刻と前記送信時刻との前記差分を前記テストパケットに付加させて前記返信テストパケットとして返信させる折り返し装置とを備えたことにより、時刻合わせが不要で低コストで往路の遅延揺らぎを測定することが可能になる。
通信ネットワーク上における測定対象区間の遅延時間の揺らぎを測定する遅延揺らぎ測定方法を用いた装置において、
前記通信ネットワークの一端に接続され、送信時刻を付加したテストパケットを送信し、受信した返信テストパケットから差分を抽出して仮往路遅延時間とし、前記仮往路遅延時間の揺らぎを求めることにより往路の遅延揺らぎを測定する遅延測定装置と、前記通信ネットワークの他端に接続され、前記テストパケットの受信時刻と前記送信時刻との前記差分を前記テストパケットに付加させて前記返信テストパケットとして返信させる折り返し装置とを備えたことにより、時刻合わせが不要で低コストで往路の遅延揺らぎを測定することが可能になる。
請求項5記載の発明は、
通信ネットワーク上における測定対象区間の遅延時間の揺らぎを測定する遅延揺らぎ測定方法を用いた装置において、
前記通信ネットワークの一端に接続され、テストパケットを送信し、受信した返信テストパケットから抽出した返信時刻と前記返信テストパケットの受信時刻との差分を仮復路遅延時間とし、前記仮復路遅延時間の揺らぎを求めることにより復路の遅延揺らぎを測定する遅延測定装置と、前記通信ネットワークの他端に接続され、前記返信時刻を前記テストパケットに付加させて前記返信テストパケットとして返信させる折り返し装置とを備えたことにより、時刻合わせが不要で低コストで復路の遅延揺らぎを測定することが可能になる。
通信ネットワーク上における測定対象区間の遅延時間の揺らぎを測定する遅延揺らぎ測定方法を用いた装置において、
前記通信ネットワークの一端に接続され、テストパケットを送信し、受信した返信テストパケットから抽出した返信時刻と前記返信テストパケットの受信時刻との差分を仮復路遅延時間とし、前記仮復路遅延時間の揺らぎを求めることにより復路の遅延揺らぎを測定する遅延測定装置と、前記通信ネットワークの他端に接続され、前記返信時刻を前記テストパケットに付加させて前記返信テストパケットとして返信させる折り返し装置とを備えたことにより、時刻合わせが不要で低コストで復路の遅延揺らぎを測定することが可能になる。
請求項6記載の発明は、
通信ネットワーク上における測定対象区間の遅延時間の揺らぎを測定する遅延揺らぎ測定方法を用いた装置において、
前記通信ネットワークの一端に接続され、送信時刻を付加したテストパケットを送信し、受信した返信テストパケットから差分を抽出して仮往路遅延時間とし、前記返信テストパケットから抽出した返信時刻と前記返信テストパケットの受信時刻との差分を仮復路遅延時間とし、前記仮往路遅延時間及び前記仮復路遅延時間の揺らぎを求めることにより往路及び復路の遅延揺らぎを測定する遅延測定装置と、前記通信ネットワークの他端に接続され、前記テストパケットの受信時刻と前記送信時刻との前記差分及び前記返信時刻を前記テストパケットにそれぞれ付加させて前記返信テストパケットとして返信させる折り返し装置とを備えたことにより、時刻合わせが不要で低コストで往路及び復路の遅延揺らぎを個別に測定することが可能になる。
通信ネットワーク上における測定対象区間の遅延時間の揺らぎを測定する遅延揺らぎ測定方法を用いた装置において、
前記通信ネットワークの一端に接続され、送信時刻を付加したテストパケットを送信し、受信した返信テストパケットから差分を抽出して仮往路遅延時間とし、前記返信テストパケットから抽出した返信時刻と前記返信テストパケットの受信時刻との差分を仮復路遅延時間とし、前記仮往路遅延時間及び前記仮復路遅延時間の揺らぎを求めることにより往路及び復路の遅延揺らぎを測定する遅延測定装置と、前記通信ネットワークの他端に接続され、前記テストパケットの受信時刻と前記送信時刻との前記差分及び前記返信時刻を前記テストパケットにそれぞれ付加させて前記返信テストパケットとして返信させる折り返し装置とを備えたことにより、時刻合わせが不要で低コストで往路及び復路の遅延揺らぎを個別に測定することが可能になる。
請求項7記載の発明は、
請求項4記載の発明である装置において、
前記遅延測定装置が、
時刻をカウントする時刻カウンタと、この時刻カウンタから取得した送信時刻を付加したテストパケットを送信し、受信した返信テストパケットを出力する生成送受信手段と、前記返信テストパケットから前記差分を抽出して仮往路遅延時間とし、前記仮往路遅延時間の揺らぎを求めることにより往路の遅延揺らぎを測定する解析手段とから構成されたことにより、時刻合わせが不要で低コストで往路の遅延揺らぎを測定することが可能になる。
請求項4記載の発明である装置において、
前記遅延測定装置が、
時刻をカウントする時刻カウンタと、この時刻カウンタから取得した送信時刻を付加したテストパケットを送信し、受信した返信テストパケットを出力する生成送受信手段と、前記返信テストパケットから前記差分を抽出して仮往路遅延時間とし、前記仮往路遅延時間の揺らぎを求めることにより往路の遅延揺らぎを測定する解析手段とから構成されたことにより、時刻合わせが不要で低コストで往路の遅延揺らぎを測定することが可能になる。
請求項8記載の発明は、
請求項5記載の発明である装置において、
前記遅延測定装置が、
時刻をカウントする時刻カウンタと、テストパケットを送信し、受信した返信テストパケット及び前記時刻カウンタから取得した前記テストパケットの受信時刻を出力する生成送受信手段と、前記返信テストパケットからから抽出した前記返信時刻と前記返信テストパケットの受信時刻との差分を仮復路遅延時間とし、前記仮復路遅延時間の揺らぎを求めることにより復路の遅延揺らぎを測定する解析手段とから構成されたことにより、時刻合わせが不要で低コストで復路の遅延揺らぎを測定することが可能になる。
請求項5記載の発明である装置において、
前記遅延測定装置が、
時刻をカウントする時刻カウンタと、テストパケットを送信し、受信した返信テストパケット及び前記時刻カウンタから取得した前記テストパケットの受信時刻を出力する生成送受信手段と、前記返信テストパケットからから抽出した前記返信時刻と前記返信テストパケットの受信時刻との差分を仮復路遅延時間とし、前記仮復路遅延時間の揺らぎを求めることにより復路の遅延揺らぎを測定する解析手段とから構成されたことにより、時刻合わせが不要で低コストで復路の遅延揺らぎを測定することが可能になる。
請求項9記載の発明は、
請求項6記載の発明である装置において、
前記遅延測定装置が、
時刻をカウントする時刻カウンタと、この時刻カウンタから取得した送信時刻を付加したテストパケットを送信し、受信した返信テストパケット及び前記時刻カウンタから取得した前記テストパケットの受信時刻を出力する生成送受信手段と、記返信テストパケットから前記差分を抽出して仮往路遅延時間とし、前記返信テストパケットからから抽出した前記返信時刻と前記返信テストパケットの受信時刻との差分を仮復路遅延時間とし、前記仮往路遅延時間及び前記仮復路遅延時間の揺らぎを求めることにより往路及び復路の遅延揺らぎを測定する解析手段とから構成されたことにより、時刻合わせが不要で低コストで往路及び復路の遅延揺らぎを個別に測定することが可能になる。
請求項6記載の発明である装置において、
前記遅延測定装置が、
時刻をカウントする時刻カウンタと、この時刻カウンタから取得した送信時刻を付加したテストパケットを送信し、受信した返信テストパケット及び前記時刻カウンタから取得した前記テストパケットの受信時刻を出力する生成送受信手段と、記返信テストパケットから前記差分を抽出して仮往路遅延時間とし、前記返信テストパケットからから抽出した前記返信時刻と前記返信テストパケットの受信時刻との差分を仮復路遅延時間とし、前記仮往路遅延時間及び前記仮復路遅延時間の揺らぎを求めることにより往路及び復路の遅延揺らぎを測定する解析手段とから構成されたことにより、時刻合わせが不要で低コストで往路及び復路の遅延揺らぎを個別に測定することが可能になる。
請求項10記載の発明は、
請求項4記載の発明である装置において、
前記折り返し装置が、
時刻をカウントする時刻カウンタと、前記テストパケット及び前記返信テストパケットを送受信する送受信手段と、前記時刻カウンタから取得した前記テストパケットの受信時刻と前記送信時刻との前記差分を前記テストパケットに付加させて前記返信テストパケットとして生成する生成手段とから構成されたことにより、時刻合わせが不要で低コストで往路の遅延揺らぎを測定することが可能になる。
請求項4記載の発明である装置において、
前記折り返し装置が、
時刻をカウントする時刻カウンタと、前記テストパケット及び前記返信テストパケットを送受信する送受信手段と、前記時刻カウンタから取得した前記テストパケットの受信時刻と前記送信時刻との前記差分を前記テストパケットに付加させて前記返信テストパケットとして生成する生成手段とから構成されたことにより、時刻合わせが不要で低コストで往路の遅延揺らぎを測定することが可能になる。
請求項11記載の発明は、
請求項5記載の発明である装置において、
前記折り返し装置が、
時刻をカウントする時刻カウンタと、前記テストパケット及び前記返信テストパケットを送受信する送受信手段と、前記時刻カウンタから取得した前記返信時刻を前記テストパケットに付加させて前記返信テストパケットとして生成する生成手段とから構成されたことにより、時刻合わせが不要で低コストで復路の遅延揺らぎを測定することが可能になる。
請求項5記載の発明である装置において、
前記折り返し装置が、
時刻をカウントする時刻カウンタと、前記テストパケット及び前記返信テストパケットを送受信する送受信手段と、前記時刻カウンタから取得した前記返信時刻を前記テストパケットに付加させて前記返信テストパケットとして生成する生成手段とから構成されたことにより、時刻合わせが不要で低コストで復路の遅延揺らぎを測定することが可能になる。
請求項12記載の発明は、
請求項6記載の発明である装置において、
前記折り返し装置が、
時刻をカウントする時刻カウンタと、前記テストパケット及び前記返信テストパケットを送受信する送受信手段と、前記時刻カウンタから取得した前記テストパケットの受信時刻と前記送信時刻との前記差分及び前記時刻カウンタから取得した前記返信時刻を前記テストパケットにそれぞれ付加させて前記返信テストパケットとして生成する生成手段とから構成されたことにより、時刻合わせが不要で低コストで往路及び復路の遅延揺らぎを個別に測定することが可能になる。
請求項6記載の発明である装置において、
前記折り返し装置が、
時刻をカウントする時刻カウンタと、前記テストパケット及び前記返信テストパケットを送受信する送受信手段と、前記時刻カウンタから取得した前記テストパケットの受信時刻と前記送信時刻との前記差分及び前記時刻カウンタから取得した前記返信時刻を前記テストパケットにそれぞれ付加させて前記返信テストパケットとして生成する生成手段とから構成されたことにより、時刻合わせが不要で低コストで往路及び復路の遅延揺らぎを個別に測定することが可能になる。
本発明によれば次のような効果がある。
請求項1,4,7及び請求項10の発明によれば、通信ネットワークの一端から送信時刻を付加したテストパケットを送信し、通信ネットワークの他端での受信時刻と送信時刻との差分をテストパケットにそれぞれ付加させて返信テストパケットとして返信させ、通信ネットワークの一端で受信した返信テストパケットから差分を抽出して仮往路遅延時間とし、仮往路遅延時間の揺らぎを求めることにより往路の遅延揺らぎを測定することにより、時刻合わせが不要で低コストで往路の遅延揺らぎを測定することが可能になる。
請求項1,4,7及び請求項10の発明によれば、通信ネットワークの一端から送信時刻を付加したテストパケットを送信し、通信ネットワークの他端での受信時刻と送信時刻との差分をテストパケットにそれぞれ付加させて返信テストパケットとして返信させ、通信ネットワークの一端で受信した返信テストパケットから差分を抽出して仮往路遅延時間とし、仮往路遅延時間の揺らぎを求めることにより往路の遅延揺らぎを測定することにより、時刻合わせが不要で低コストで往路の遅延揺らぎを測定することが可能になる。
また、請求項2,5,8及び請求項11の発明によれば、通信ネットワークの一端からテストパケットを送信し、通信ネットワークの他端からの返信時刻をテストパケットにそれぞれ付加させて返信テストパケットとして返信させ、通信ネットワークの一端で受信した返信テストパケットから抽出した返信時刻と返信テストパケットの受信時刻との差分を仮復路遅延時間とし、仮復路遅延時間の揺らぎを求めることにより、時刻合わせが不要で低コストで復路の遅延揺らぎを測定することが可能になる。
また、請求項3,6,9及び請求項12の発明によれば、通信ネットワークの一端から送信時刻を付加したテストパケットを送信し、通信ネットワークの他端での受信時刻と送信時刻との差分及び返信時刻をテストパケットにそれぞれ付加させて返信テストパケットとして返信させ、通信ネットワークの一端で受信した返信テストパケットから差分を抽出して仮往路遅延時間とし、返信テストパケットから抽出した返信時刻と返信テストパケットの受信時刻との差分を仮復路遅延時間とし、仮往路遅延時間及び仮復路遅延時間の揺らぎを求めることにより、時刻合わせが不要で低コストで往路及び復路の遅延揺らぎを個別に測定することが可能になる。
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係る通信ネットワーク上における測定対象区間の遅延時間の揺らぎを測定する遅延揺らぎ測定方法を用いた装置の一実施例を示す構成ブロック図である。
図1において5はテストパケットの解析を行い遅延時間や遅延時間の揺らぎ(遅延揺らぎ)を測定する解析手段、6はテストパケット生成及び送受信を行う生成送受信手段、7及び10は時刻合わせ機能を持たず時刻をカウントする時刻カウンタ、8はテストパケットの送受信を行う送受信手段、9は受信したテストパケットかた返信テストパケットを生成する生成手段、100aは測定対象となる通信ネットワークである。
また、5,6及び7は遅延測定装置52を、8,9及び10は折り返し装置53をそれぞれ構成している。
時刻カウンタ7の出力は生成送受信手段6に接続され、生成送受信手段6の出力は解析手段5に接続される。また、生成送受信手段6の入出力は通信ネットワーク100aに接続される。一方、時刻カウンタ10の出力は生成手段9に接続され、生成手段9の入出力は送受信手段8に接続される。さらに、送受信手段8の入出力は通信ネットワーク100aに接続される。
ここで、図1に示す実施例の動作を図2、図3、図4、図5及び図6を用いて説明する。図2は生成送受信手段6の動作を説明するフロー図、図3及び図5は遅延時間の算出方法等を説明する説明図、図4は生成手段9の動作を説明するフロー図、図6は解析手段5の動作を説明するフロー図である。
図2中”S201”において生成送受信手段6は、時刻カウンタ7から送信時刻を取得すると共に図2中”S202”において取得した送信時刻をテストパケットのデータ、具体的には、ペイロードの一部に付加して送信用のテストパケットを生成し、図2中”S203”において生成したテストパケットを通信ネットワーク100aを介して折り返し装置53に送信する。
例えば、遅延測定装置52側では、図3中”PK01”に示すようなパケットに送信時刻”Tsend”に付加された送信用のテストパケットを生成して、通信ネットワーク100aを介して折り返し装置53に送信する。
図2中”S204”において生成送受信手段6は、折り返し装置53から返信テストパケットを受信するまで待機し、もし、返信テストパケットを受信した場合には、図2中”S205”において生成送受信手段6は、時刻カウンタ7から当該返信テストパケットの受信時刻を取得して、図2中”S206”において受信した返信テストパケット及び取得した受信時刻を解析手段5に出力する。
一方、図4中”S301”において生成手段9は、送受信手段8を介してテストパケットを受信するまで待機し、もし、テストパケットを受信した場合には、図4中”S302”において生成手段9は、時刻カウンタ10から当該テストパケットの受信時刻を取得する。
そして、図4中”S303”において生成手段9は、取得した受信時刻と受信したテストパケットに付加されている送信時刻との差分を求めて受信したテストパケットのデータ、具体的には、ペイロードの一部に付加すると共に図4中”S304”において生成手段9は、受信したテストパケットのヘッダにある送信先アドレスと送信元アドレスとを入れ替えて、返信テストパケットを生成する。
例えば、図3中”PK02”に示すようなテストパケットを遅延測定装置52から受信した場合、当該テストパケットから送信時刻”Tsend”を取り出し、時刻カウンタ10から取得した受信時刻”TreceiveA”との差分”ΔTto”を求める。
そして、例えば、図5中”PK11”に示す返信テストパケットに図5中”DT11”に示すように差分”ΔTto”を付加させる。
また、図4中”S305”において生成手段9は、時刻カウンタ10から返信テストパケットの返信時刻を取得し、図4中”S306”において取得した返信時刻を返信テストパケットのデータ、具体的には、ペイロードの一部に付加すると共に図4中”S307”において送受信手段8を制御して返信テストパケットを通信ネットワーク100aを介して遅延測定装置52に返信する。
例えば、生成手段9は、時刻カウンタ10から返信テストパケットの返信時刻”Tretuen”を取得して、図5中”PK11”に示す返信テストパケットに図5中”RT11”に示すように返信時刻”Tretuen”を付加した上で遅延測定装置52に返信させる。
最後に、図6中”S401”において解析手段5は、生成送受信手段6から返信テストパケット及び受信時刻の入力があるまで待機し、もし、入力があった場合には、図6中”S402”において解析手段5は取得した返信テストパケットから返信時刻を抽出し、受信時刻との差分を求めて”仮復路遅延時間”とする。
例えば、図5中”PK12”に示す返信テストパケットから、図5中”RT12”に示す折り返し装置53からの返信時刻”Treturn”を取り出し、時刻カウンタ7から取得した受信時刻”TreceiveB”との差分を算出して”仮復路遅延時間”とする。
また、図6中”S403”において解析手段5は、返信テストパケットから差分を抽出して、これを”仮往路遅延時間”とする。
例えば、図5中”PK12”に示す返信テストパケットから、図5中”DT12”に示す折り返し装置53において付加されている差分”ΔTto”を取り出して”仮往路遅延時間”とする。
このように、得られた”仮往路遅延時間”及び”仮復路遅延時間”は時刻カウンタ7及び時刻カウンタ10の時刻合わせをしていなので、本来の意味での”往路遅延時間”及び”復路遅延時間”ではないが、”仮往路遅延時間”及び”仮復路遅延時間”をそれぞれ複数回測定して”仮往路遅延時間”及び”仮復路遅延時間”の遅延時間の揺らぎを求めることにより、往路の遅延時間揺らぎ(往路の遅延揺らぎ)と、復路の遅延時間揺らぎ(復路の遅延揺らぎ)と別個に求めることができる。
この結果、遅延測定装置52から送信時刻を付加したテストパケットを折り返し装置53に送信し、折り返し装置53側で送信時刻と受信時刻の差分及び返信時刻をテストパケットにそれぞれ付加させて返信テストパケットとして遅延測定装置52に返信させ、返信テストパケットの受信時刻と前記返信時刻との差分を”仮復路遅延時間”とし、付加された前記差分を”仮往路遅延時間”とし、それぞれの遅延時間の揺らぎを求めることにより、時刻合わせが不要で低コストで往路及び復路の遅延揺らぎを個別に測定することが可能になる。
なお、図1に示す実施例では説明の簡単のために遅延測定装置52においては解析手段5と生成送受信手段6と時刻カウンタ7とを、また、折り返し装置53においては送受信手段8と生成手段9と時刻間他10とをそれぞれ別個に記載しているが、勿論、1つのCPU(Central Processing Unit)等で構成される制御手段にそれぞれ3つの手段の機能を統合したものであっても構わない。
また、図1に示す実施例では”仮往路遅延時間”及び”仮復路遅延時間”を同時に測定する測定方法が記載されているが、勿論、”仮往路遅延時間”若しくは”仮復路遅延時間”のどちらか一方のみを測定することにより、往路の遅延時間揺らぎ(往路の遅延揺らぎ)、若しくは、復路の遅延時間揺らぎ(復路の遅延揺らぎ)の何れかを求めても構わない。
”仮往路遅延時間”のみを測定する場合には、折り返し装置53は差分”ΔTto”のみを算出すると共に返信テストパケットに付加して返信すれば良いことになる。
一方、”仮復路遅延時間”のみを測定する場合には、遅延測定装置52は送信時刻を付加することなくテストパケットを折り返し装置53に送信し、折り返し装置53では差分”ΔTto”を求めることなく、返信時刻”Treturn”を返信テストパケットに付加して返信すれば良いことになる。
1 テストパケット発生手段
2,4,7,10 時刻カウンタ
3 テストパケット解析手段
5 解析手段
6 生成送受信手段
8 送受信手段
9 生成手段
50 テストパケット送信装置
51 テストパケット受信手段
52 遅延測定装置
53 折り返し装置
100,100a 通信ネットワーク
2,4,7,10 時刻カウンタ
3 テストパケット解析手段
5 解析手段
6 生成送受信手段
8 送受信手段
9 生成手段
50 テストパケット送信装置
51 テストパケット受信手段
52 遅延測定装置
53 折り返し装置
100,100a 通信ネットワーク
Claims (12)
- 通信ネットワーク上における測定対象区間の遅延時間の揺らぎを測定する遅延揺らぎ測定方法であって、
前記通信ネットワークの一端から送信時刻を付加したテストパケットを送信し、
前記通信ネットワークの他端での受信時刻と前記送信時刻との差分を前記テストパケットに付加させて返信テストパケットとして返信させ、
前記通信ネットワークの一端で受信した前記返信テストパケットから前記差分を抽出して仮往路遅延時間とし、前記仮往路遅延時間の揺らぎを求めることにより往路の遅延揺らぎを測定することを特徴とする遅延揺らぎ測定方法。 - 通信ネットワーク上における測定対象区間の遅延時間の揺らぎを測定する遅延揺らぎ測定方法であって、
前記通信ネットワークの一端からテストパケットを送信し、
前記通信ネットワークの他端からの返信時刻を前記テストパケットに付加させて返信テストパケットとして返信させ、
前記通信ネットワークの一端で受信した前記返信テストパケットから抽出した前記返信時刻と前記返信テストパケットの受信時刻との差分を仮復路遅延時間とし、前記仮復路遅延時間の揺らぎを求めることにより復路の遅延揺らぎを測定することを特徴とする遅延揺らぎ測定方法。 - 通信ネットワーク上における測定対象区間の遅延時間の揺らぎを測定する遅延揺らぎ測定方法であって、
前記通信ネットワークの一端から送信時刻を付加したテストパケットを送信し、
前記通信ネットワークの他端での受信時刻と前記送信時刻との差分及び返信時刻を前記テストパケットにそれぞれ付加させて返信テストパケットとして返信させ、
前記通信ネットワークの一端で受信した前記返信テストパケットから前記差分を抽出して仮往路遅延時間とし、
前記返信テストパケットから抽出した前記返信時刻と前記返信テストパケットの受信時刻との差分を仮復路遅延時間とし、
前記仮往路遅延時間及び前記仮復路遅延時間の揺らぎを求めることにより往路及び復路の遅延揺らぎを測定することを特徴とする遅延揺らぎ測定方法。 - 通信ネットワーク上における測定対象区間の遅延時間の揺らぎを測定する遅延揺らぎ測定方法を用いた装置において、
前記通信ネットワークの一端に接続され、送信時刻を付加したテストパケットを送信し、受信した返信テストパケットから差分を抽出して仮往路遅延時間とし、前記仮往路遅延時間の揺らぎを求めることにより往路の遅延揺らぎを測定する遅延測定装置と、
前記通信ネットワークの他端に接続され、前記テストパケットの受信時刻と前記送信時刻との前記差分を前記テストパケットに付加させて前記返信テストパケットとして返信させる折り返し装置とを備えたことを特徴とする
装置。 - 通信ネットワーク上における測定対象区間の遅延時間の揺らぎを測定する遅延揺らぎ測定方法を用いた装置において、
前記通信ネットワークの一端に接続され、テストパケットを送信し、受信した返信テストパケットから抽出した返信時刻と前記返信テストパケットの受信時刻との差分を仮復路遅延時間とし、前記仮復路遅延時間の揺らぎを求めることにより復路の遅延揺らぎを測定する遅延測定装置と、
前記通信ネットワークの他端に接続され、前記返信時刻を前記テストパケットに付加させて前記返信テストパケットとして返信させる折り返し装置とを備えたことを特徴とする
装置。 - 通信ネットワーク上における測定対象区間の遅延時間の揺らぎを測定する遅延揺らぎ測定方法を用いた装置において、
前記通信ネットワークの一端に接続され、送信時刻を付加したテストパケットを送信し、受信した返信テストパケットから差分を抽出して仮往路遅延時間とし、前記返信テストパケットから抽出した返信時刻と前記返信テストパケットの受信時刻との差分を仮復路遅延時間とし、前記仮往路遅延時間及び前記仮復路遅延時間の揺らぎを求めることにより往路及び復路の遅延揺らぎを測定する遅延測定装置と、
前記通信ネットワークの他端に接続され、前記テストパケットの受信時刻と前記送信時刻との前記差分及び前記返信時刻を前記テストパケットにそれぞれ付加させて前記返信テストパケットとして返信させる折り返し装置とを備えたことを特徴とする
装置。 - 前記遅延測定装置が、
時刻をカウントする時刻カウンタと、
この時刻カウンタから取得した送信時刻を付加したテストパケットを送信し、受信した返信テストパケットを出力する生成送受信手段と、
前記返信テストパケットから前記差分を抽出して仮往路遅延時間とし、前記仮往路遅延時間の揺らぎを求めることにより往路の遅延揺らぎを測定する解析手段とから構成されたことを特徴とする
請求項4記載の装置。 - 前記遅延測定装置が、
時刻をカウントする時刻カウンタと、
テストパケットを送信し、受信した返信テストパケット及び前記時刻カウンタから取得した前記テストパケットの受信時刻を出力する生成送受信手段と、
前記返信テストパケットからから抽出した前記返信時刻と前記返信テストパケットの受信時刻との差分を仮復路遅延時間とし、前記仮復路遅延時間の揺らぎを求めることにより復路の遅延揺らぎを測定する解析手段とから構成されたことを特徴とする
請求項5記載の装置。 - 前記遅延測定装置が、
時刻をカウントする時刻カウンタと、
この時刻カウンタから取得した送信時刻を付加したテストパケットを送信し、受信した返信テストパケット及び前記時刻カウンタから取得した前記テストパケットの受信時刻を出力する生成送受信手段と、
記返信テストパケットから前記差分を抽出して仮往路遅延時間とし、前記返信テストパケットからから抽出した前記返信時刻と前記返信テストパケットの受信時刻との差分を仮復路遅延時間とし、前記仮往路遅延時間及び前記仮復路遅延時間の揺らぎを求めることにより往路及び復路の遅延揺らぎを測定する解析手段とから構成されたことを特徴とする
請求項6記載の装置。 - 前記折り返し装置が、
時刻をカウントする時刻カウンタと、
前記テストパケット及び前記返信テストパケットを送受信する送受信手段と、
前記時刻カウンタから取得した前記テストパケットの受信時刻と前記送信時刻との前記差分を前記テストパケットに付加させて前記返信テストパケットとして生成する生成手段とから構成されたことを特徴とする
請求項4記載の装置。 - 前記折り返し装置が、
時刻をカウントする時刻カウンタと、
前記テストパケット及び前記返信テストパケットを送受信する送受信手段と、
前記時刻カウンタから取得した前記返信時刻を前記テストパケットに付加させて前記返信テストパケットとして生成する生成手段とから構成されたことを特徴とする
請求項5記載の装置。 - 前記折り返し装置が、
時刻をカウントする時刻カウンタと、
前記テストパケット及び前記返信テストパケットを送受信する送受信手段と、
前記時刻カウンタから取得した前記テストパケットの受信時刻と前記送信時刻との前記差分及び前記時刻カウンタから取得した前記返信時刻を前記テストパケットにそれぞれ付加させて前記返信テストパケットとして生成する生成手段とから構成されたことを特徴とする
請求項6記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003308240A JP2005079932A (ja) | 2003-09-01 | 2003-09-01 | 遅延揺らぎ測定方法及びこれを用いた装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003308240A JP2005079932A (ja) | 2003-09-01 | 2003-09-01 | 遅延揺らぎ測定方法及びこれを用いた装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005079932A true JP2005079932A (ja) | 2005-03-24 |
Family
ID=34410765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003308240A Pending JP2005079932A (ja) | 2003-09-01 | 2003-09-01 | 遅延揺らぎ測定方法及びこれを用いた装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005079932A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010147806A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-01 | Fujitsu Ltd | 遅延測定方法および通信装置 |
JP2010538539A (ja) * | 2007-08-30 | 2010-12-09 | シリコン イメージ,インコーポレイテッド | 相互接続ネットワークにおける関連データストリームの同期 |
-
2003
- 2003-09-01 JP JP2003308240A patent/JP2005079932A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010538539A (ja) * | 2007-08-30 | 2010-12-09 | シリコン イメージ,インコーポレイテッド | 相互接続ネットワークにおける関連データストリームの同期 |
KR101548619B1 (ko) | 2007-08-30 | 2015-08-31 | 실리콘 이미지, 인크. | 상호연결 네트워크에서의 관련 데이터 스트림 동기화 |
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