JP6515932B2 - 往復遅延時間計測システム、往復遅延時間計測方法、返送方法、通信装置、およびプログラム - Google Patents

往復遅延時間計測システム、往復遅延時間計測方法、返送方法、通信装置、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6515932B2
JP6515932B2 JP2016560174A JP2016560174A JP6515932B2 JP 6515932 B2 JP6515932 B2 JP 6515932B2 JP 2016560174 A JP2016560174 A JP 2016560174A JP 2016560174 A JP2016560174 A JP 2016560174A JP 6515932 B2 JP6515932 B2 JP 6515932B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
time
measurement
transmission
reception
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016560174A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2016080280A1 (ja
Inventor
基広 鈴木
基広 鈴木
加奈子 姉帯
加奈子 姉帯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Publication of JPWO2016080280A1 publication Critical patent/JPWO2016080280A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6515932B2 publication Critical patent/JP6515932B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/08Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters
    • H04L43/0852Delays
    • H04L43/0864Round trip delays
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/10Active monitoring, e.g. heartbeat, ping or trace-route
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/36Flow control; Congestion control by determining packet size, e.g. maximum transfer unit [MTU]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

本発明は、往復遅延時間計測システム、往復遅延時間計測方法、返送方法、通信装置、およびプログラムに関する。
ネットワークを利用したサービスの普及に伴い、ネットワークの品質状況を確認し、サービス利用者が快適にサービスを利用できるようにネットワークの設備改善を実施する要求が高まっている。ネットワークの品質状況を確認する指標は、例えば、利用可能帯域、往復遅延時間、パケット損失率、およびパケット到着間隔のゆらぎを含む。
特許文献1には、ネットワークの利用可能帯域を確認する技術が開示されている。具体的には、特許文献1に記載の技術によれば、送信側からパケットサイズが徐々に増加または減少する複数の計測パケット(パケットトレイン)を一定の送信間隔で送信し、受信側で送信間隔と受信間隔を比較することで、利用可能帯域を推定する。しかし、特許文献1に記載の技術によって推定できる指標は利用可能帯域のみであり、往復遅延時間を計測することができない。
特許文献2には、パケットトレインを2つの通信装置間で往復させることで利用可能帯域および往復遅延時間を算出する技術が開示されている。また、特許文献3には、計測パケットの送信時刻および受信時刻、ならびに返送パケットの送信時刻および受信時刻に基づいて往復遅延時間を算出する技術が開示されている。
日本国特開2011−142622号公報 日本国特開2002−199009号公報 日本国特開2005−033499号公報
特許文献2において復路で使用するパケットトレインの生成タイミングは特定されていない。そのため、特許文献2に記載の技術に基づいて往復遅延時間を算出する場合、往路のパケットトレインを受信してから復路のパケットトレインを送信するまでの時間分の遅延が、往復遅延時間の算出結果に含まれてしまう。その遅延は、例えば復路のパケットトレインの生成に要する時間、および受信時刻を特定するために要する時間を含み得る。
つまり、特許文献2に開示された技術によっては、往復遅延時間を正確に算出することができない可能性がある。
特許文献3に開示された技術によれば、計測パケットの送信時刻および受信時刻ならびに返送パケットの送信時刻および受信時刻に基づいて往復遅延時間を算出する。このため、算出された往復遅延時間には、計測パケットを受信してから返送パケットを送信するまでの時間分の遅延が含まれない。しかしながら、特許文献3に開示された技術によれば、受信端末が送信端末から受信した計測パケットに計測パケットの受信時刻および返送パケットの送信時刻を追記することで返送パケットを生成する。このため、計測パケットと返送パケットとでパケットサイズが異なる。つまり、送信端末は、往路と復路とでパケットサイズが異なるパケットに基づいて往復遅延時間を計測することとなる。そのため、特許文献3に開示された技術によっても往復遅延時間を正確に算出することができない可能性がある。
本発明の目的の一例は、上述した課題を解決する往復遅延時間計測システム、往復遅延時間計測方法、返送方法、通信装置、およびプログラムを提供することにある。
第1の態様に係る往復遅延時間計測システムは、第1の通信装置と第2の通信装置とを備え、前記第1の通信装置が、N個(N≧2)の計測パケットを送信し、前記N個の計測パケットのうち1つである特定計測パケットを第1送信時刻に送信する計測パケット送信部と、第1受信時刻から第2送信時刻までの時間を示す処理時間に係る情報を含み、かつ前記 特定計測パケットと同じパケットサイズを有する返送パケットを第2受信時刻に受信する返送パケット受信部と、前記第1送信時刻から前記第2受信時刻までの時間から前記処理時間を減じることにより得られた時間を、往復遅延時間として特定する遅延時間特定部と、を備え、前記第2の通信装置が、前記N個の計測パケットを受信し、前記特定計測パケットを前記第1受信時刻に受信する計測パケット受信部と、前記N個の計測パケットのうち最後に受信した計測パケットの受信時刻より後の時刻を前記第2送信時刻に決定する返送時刻決定部と、決定した前記第2送信時刻に基づいて前記処理時間に係る前記情報を特定する処理時間特定部と、前記返送パケットを生成する返送パケット生成部と、前記特定計測パケットに対する返信として、前記返送パケットを前記第2送信時刻に送信する返送パケット送信部と、を備える。
第2の態様に係る往復遅延時間計測方法は、N個(N≧2)の計測パケットを送信し、前記N個の計測パケットのうち1つである特定計測パケットを第1送信時刻に送信し、前記N個の計測パケットを受信し、前記特定計測パケットを第1受信時刻に受信し、前記N個の計測パケットのうち最後に受信した計測パケットの受信時刻より後の時刻を前記第2送信時刻に決定し、決定した前記第2送信時刻に基づいて前記第1受信時刻から前記第2送信時刻までの時間を示す処理時間に係る情報を特定し、前記処理時間に係る前記情報を含み、かつ前記特定計測パケットと同じパケットサイズを有する返送パケットを生成し、前記特定計測パケットに対する返信として、前記返送パケットを前記第2送信時刻に送信し、前記返送パケットを第2受信時刻に受信し、前記第1送信時刻から前記第2受信時刻までの時間から前記処理時間を減じた時間を、往復遅延時間として特定することを有する。
第6の態様に係る通信装置は、往復遅延時間の算出に用いられるN個(N≧2)の計測パケットを受信し、そのうち1つである特定計測パケットを第1受信時刻に受信する計測パケット受信部と、前記N個の計測パケットのうち最後に受信した計測パケットの受信時刻より後の時刻を送信時刻に決定する返送時刻決定部と、前記決定した送信時刻に基づいて、前記第1受信時刻から前記送信時刻までの時間を示す処理時間に係る情報を特定する処理時間特定部と、前記処理時間に係る前記情報を含み、かつ前記特定計測パケットと同じパケットサイズを有する返送パケットを生成する返送パケット生成部と、前記特定計測パケットに対する返信として、前記返送パケットを前記送信時刻に送信する返送パケット送信部と、を備える。
第7の態様に係る返送方法は、往復遅延時間の算出に用いられるN個(N≧2)の計測パケットを受信し、そのうち1つである特定計測パケットを第1受信時刻に受信し、前記N個の計測パケットのうち最後に受信した計測パケットの受信時刻より後の時刻を送信時刻に決定し、前記決定した送信時刻に基づいて、前記第1受信時刻から前記送信時刻までの時間を示す処理時間に係る情報を特定し、前記処理時間に係る前記情報を含み、かつ前記特定計測パケットと同じパケットサイズを有する返送パケットを生成し、前記特定計測パケットに対する返信として、前記返送パケットを前記送信時刻に送信することを有する。
第8の態様に係るプログラムは、コンピュータに、往復遅延時間の算出に用いられるN個(N≧2)の計測パケットを受信し、そのうち1つである特定計測パケットを第1受信時刻に受信し、前記N個の計測パケットのうち最後に受信した計測パケットの受信時刻より後の時刻を送信時刻に決定し、前記決定した送信時刻に基づいて、前記第1受信時刻から送信時刻までの時間を示す処理時間に係る情報を特定し、前記処理時間に係る前記情報を含み、かつ前記特定計測パケットと同じパケットサイズを有する返送パケットを生成し、前記特定計測パケットに対する返信として、前記返送パケットを前記送信時刻に送信することを実行させる。
上記態様のうち少なくとも1つの態様によれば、返送パケットが計測パケットを受信した時刻から返送パケットの送信時刻までの時間を示す処理時間に係る情報を含み、かつ返送パケットのパケットサイズが計測パケットのパケットサイズと等しい。これにより、通信装置は、往復遅延時間を正確に計測することができる。
本発明の実施形態に係る往復遅延時間計測システムの基本構成を示す概略ブロック図である。 図1に示す第1の通信装置の基本構成を示す概略ブロック図である。 図1に示す第2の通信装置の基本構成を示す概略ブロック図である。 本発明の実施形態に係る往復遅延時間計測方法の概略手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る品質状況確認システムのネットワーク構成を示す図である。 第1の実施形態に係る送信時パケットトレインを示す図である。 第1の実施形態に係る受信時パケットトレインを示す図である。 第1の実施形態に係る計測パケットの計測データの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る返送パケットのデータ構成を示す図である。 第1の実施形態に係る返送パケットの送信タイミングを示す図である。 第1の実施形態に係る品質状況確認動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の少なくとも1つの実施形態に係る第1の通信装置および第2の通信装置の物理的な構成例を示すブロック図である。
具体的な実施形態の説明に先立って、実施形態の概要について説明する。
図1は、往復遅延時間計測システム1の基本構成を示す概略ブロック図である。往復遅延時間計測システム1は、第1の通信装置10と第2の通信装置20とを備える。第1の通信装置10と第2の通信装置20とはネットワーク30を介して接続される。
図2は、第1の通信装置10の基本構成を示す概略ブロック図である。
第1の通信装置10は、計測パケット送信部11、返送パケット受信部12、および往復遅延時間特定部13を備える。往復遅延時間特定部13は、単に遅延時間特定部13と称する場合がある。計測パケット送信部11は、計測パケットを送信する。返送パケット受信部12は、計測パケットに対する返信として送信される返送パケットであって、計測パケットを受信した時刻からその計測パケットに対する返送パケットを送信する返送時刻までの時間を示す処理時間に係る情報を含み、かつ計測パケットと同じパケットサイズを有するパケットを受信する。遅延時間特定部13は、計測パケットの送信時刻から計測パケットに対する返送パケットの受信時刻までの時間から処理時間を減じた時間を、往復遅延時間として特定する。
図3は、第2の通信装置20の基本構成を示す概略ブロック図である。
第2の通信装置20は、計測パケット受信部21、処理時間特定部22、返送パケット生成部23、および返送パケット送信部24を備える。計測パケット受信部21は、計測パケットを受信する。処理時間特定部22は、計測パケットを受信した時刻からその計測パケットに対する返信として送信される返送パケットを送信する返送時刻までの時間を示す処理時間に係る情報を特定する。返送パケット生成部23は、計測パケットに対する返送パケットを生成する。返送パケット送信部24は、返送パケットを返送時刻に送信する。
図4は、往復遅延時間計測方法の概略手順を示すフローチャートである。
まず、第1の通信装置10が計測パケットを送信する(ステップS1)。次に、第2の通信装置20は、計測パケットを受信する(ステップS2)。次に、第2の通信装置20は、計測パケットを受信した時刻からその計測パケットに対する返送パケットを送信する返送時刻までの時間を示す処理時間に係る情報を特定する(ステップS3)。次に、第2の通信装置20は、計測パケットに対する返送パケットであって、処理時間に係る情報を含み、かつ計測パケットと同じパケットサイズを有するパケットを生成する(ステップS4)。次に、第2の通信装置20は、返送パケットを返送時刻に送信する(ステップS5)。次に、第1の通信装置10は、返送パケットを受信する(ステップS6)。そして、第1の通信装置10は、計測パケットの送信時刻からその計測パケットに対する返信として送信される返送パケットの受信時刻までの時間から処理時間を減じた時間を、往復遅延時間として特定する(ステップS7)。
このように、返送パケットが計測パケットを受信した時刻からその返送パケットの送信時刻までの時間を示す処理時間に係る情報を含み、かつ返送パケットのパケットサイズが計測パケットのパケットサイズと等しい。これにより、第1の通信装置10は、往復遅延時間を正確に計測することができる。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照し、実施形態について詳細に説明する。
図5は、第1の実施の形態に係る品質状況確認システム100のネットワーク構成を示す。品質状況確認システム100は、第1の通信装置110と第2の通信装置(外部装置)120とを備える。品質状況確認システム100は、往復遅延時間計測システムの一例である。
第1の通信装置110と第2の通信装置120とは、ネットワーク130を介して接続されている。ネットワーク130には、第1の通信装置110と第2の通信装置120以外の図示しない装置が接続されていてもよい。それら図示しない装置間でクロストラヒックが流れていてもよい。
第1の通信装置110および第2の通信装置120は、パーソナルコンピュータ(Personal Computer(PC))、携帯型コンピュータ(Personal Digital Assistant(PDA))、携帯電話、スマートフォン、固定電話、街頭マルチメディア端末、車載端末、ネットワーク接続機能付きテレビ、ネットワーク接続機能付きセットトップボックス、ゲーム機、ネットワーク接続機能付きプリンタ、ネットワーク接続機能付きスキャナなどの通信装置で構成してもよい。
第1の通信装置110は、計測パケット生成部111、計測パケット送信部112、送受信部113、パラメータ記憶部114、返送パケット受信部115、および遅延時間特定部116を備える。第2の通信装置120は、送受信部121、計測パケット受信部122、計測データ生成部123、利用可能帯域計算部124、計測データ記憶部125、返送時刻決定部126、処理時間特定部127、返送パケット生成部128、および返送パケット送信部129を備える。利用可能帯域計算部124は、単に計算部124と称する場合がある。第1の通信装置110および第2の通信装置120内の各部の機能は、それぞれ、コンピュータが所定のプログラムに従って動作することで実現できる。
第1の通信装置110の計測パケット生成部111は、第2の通信装置120に送信する複数の計測パケットを生成する。計測パケット生成部111が生成する計測パケットは、パケットトレインとして、第2の通信装置120に送信される。計測パケット生成部111は、パケットトレインの先頭パケットから最終パケットに向けて、パケットサイズが徐々に増大する計測パケットを生成する。送受信部113は、ネットワーク130へのデータ送信、およびネットワーク130からのデータ受信を行う。計測パケット送信部112は、送受信部113を介して、所定の送信間隔で計測パケットを送信する。
パラメータ記憶部114は、最小パケットサイズと、パケット増加サイズと、計測パケットの送信間隔とを記憶する。計測パケット生成部111は、パラメータ記憶部114を参照し、最小パケットサイズから、パケット増加サイズずつ増加させた計測パケットを生成する。計測パケット送信部112は、パラメータ記憶部114に記憶された送信間隔で計測パケットを送信する。
最小パケットサイズ、パケット増加サイズ、および、パケットトレインを構成する計測パケットの数は、最終パケットを構成する計測パケットのパケットサイズが、ネットワーク130を通過可能なパケットサイズの範囲に収まるように設定されている。つまり、パケットトレインを構成する各計測パケットのパケットサイズは、全て、ネットワーク130を通過して第2の通信装置120に到達可能なパケットサイズに設定される。
返送パケット受信部115は、送受信部113を介して、計測パケットに対する返送パケットを受信する。遅延時間特定部116は、返送パケット受信部115が受信した返送パケットに基づいて往復遅延時間を特定する。より詳細には、遅延時間特定部116は、最初に送信した計測パケットの送信時刻から返送パケットの受信時刻までの時間から、最初に送信した計測パケットの受信時刻から返送パケットの送信時刻までの処理時間を減算することにより得た時間を、往復遅延時間として特定する。
第2の通信装置120の送受信部121は、ネットワーク130へのデータ送信、およびネットワーク130からのデータ受信を行う。計測パケット受信部122は、送受信部121を介して第1の通信装置110が送信した計測パケットを受信する。計測データ生成部123は、受信した計測パケットに関する情報(計測データ)を、計測データ記憶部125に記憶する。計測データ生成部123が計測データ記憶部125に記憶する計測データは、計測パケットの計測パケットの受信間隔、計測パケットの送信時刻、および計測パケットの受信時刻を含む。計測パケット生成部111は、受信時刻特定部の一例である。計算部124は、送受信部121が受信した計測パケットの計測データに基づいて、利用可能帯域を計算する。より詳細には、計算部124は、計測パケット受信時の受信間隔と、計測パケット送信時の送信間隔とを比較する。計算部124は、受信間隔と送信間隔とが等しい計測パケットのうちで、パケットサイズが最大の計測パケットを用いて利用可能帯域を計算する。計算部124は、計算した利用可能帯域を、計測データ記憶部125に記憶する。
返送時刻決定部126は、計測データ記憶部125が記憶する最後に受信した計測パケットの受信時刻より後の時刻を、最初に受信した計測パケットに対する返送パケットの送信時刻(返送時刻)に決定する。処理時間特定部127は、計測データ記憶部125が記憶する最初に受信した計測パケットの受信時刻から、返送時刻決定部126が決定した返送時刻までの時間を、返送パケットの送信の準備にかかる処理時間として特定する。
返送パケット生成部128は、最初に受信した計測パケットに対する返送パケットを生成する。返送パケット生成部128は、返送パケットに、最初に受信した計測パケットに含まれる送信時刻と、処理時間特定部127が特定した処理時間とを含ませる。このとき返送パケット生成部128は、計算部124が計算した利用可能帯域を返送パケットにさらに含ませても良い。返送パケット送信部129は、返送パケット生成部128が生成した返送パケットを、返送時刻決定部126が決定した返送時刻に送信する。
図6は、送信時パケットトレインPTtを示す図である。図6において、“PN”はパケット番号を示す。“PS”はパケットサイズを示す。“Ti”は送信間隔を示す。送信時パケットトレインPTtは、第1の通信装置110から送信される計測パケットトレインである。図6に示す例においては、計測パケット生成部111が生成する計測パケットの個数をN個(Nは3以上の整数)としている。パケット番号は、計測パケットを識別するための番号である。送信時パケットトレインは、時系列に並んだパケット番号1番からN番までの計測パケットで構成される。各計測パケットの例は、IP(Internet Protocol)パケットやUDP(User Datagram Protocol)パケットやRTP(Real-time Transport Protocol)パケットを含む。
送信時パケットトレインPTtにて、各計測パケットの送信間隔は、パラメータ記憶部114が記憶する送信間隔に等しい。つまり、隣接する計測パケット間の時間間隔は、等しい。パケット番号1番の計測パケットのパケットサイズは、パラメータ記憶部114に記憶された最小パケットサイズに等しい。パケット番号2番の計測パケットのパケットサイズは、パケット番号1番の計測パケットのサイズよりも、パラメータ記憶部114が記憶するパケット増加サイズ分だけ大きい。以降、計測パケットのパケットサイズは、パケット番号が1つ増えるたびに、パケット増加サイズ分ずつ増加していく。計測パケット生成部111は、各計測パケットに、パケット番号、パケットサイズ、および、送信間隔を含める。
図7は、受信時パケットトレインPTrを示す図である。図7において、“PN”はパケット番号を示す。“PS”はパケットサイズを示す。“Ri”は受信間隔を示す。受信時パケットトレインPTrは、第2の通信装置120が受信する計測パケットトレインを示す。計測パケットトレインは、ネットワーク130を伝送され、受信時パケットトレインPTrとして、第2の通信装置120で受信される。受信時パケットトレインPTrでは、ある時点までは、計測パケットの受信間隔は、計測パケット送信時の送信間隔に等しい。しかし、計測パケットのパケットサイズが大きくなっていくと、ある時点で、計測パケットの受信間隔が、送信時の送信間隔よりも大きくなる。
計算部124は、計測パケットの受信間隔が送信間隔よりも大きくなったとき、その計測パケットの1つ前に送信された計測パケットを用いて利用可能帯域を計算する。すなわち、計算部124は、ある計測パケットとそのある計測パケットの1つ前に送信された計測パケットとの受信間隔が、それらのパッケットの送信間隔よりも大きくなったとき、そのある計測パケットの1つ前に送信された計測パケットを用いて利用可能帯域を計算する。計測パケットのパケットサイズは順次増加していく。このため、受信間隔が送信間隔よりも大きくなる計測パケットの1つ前に送信された計測パケットは、受信間隔と送信間隔とが等しい計測パケットのうちで、パケットサイズが最大の計測パケットに相当する。計算部124は、受信間隔が送信間隔よりも大きくなる計測パケットの1つ前に送信された計測パケットのパケットサイズと送信間隔とに基づいて、利用可能帯域を計算する。
図8は、計測パケットの計測データの一例を示す図である。計測データ記憶部125は、例えば図8に示すような構成で計測データを記憶する。計測データ記憶部125は、送受信部121が受信した計測パケットのパケット番号、パケットサイズ、送信間隔、受信間隔、送信時刻、および受信時刻を記憶する。計測データ生成部123は、送受信部121が計測パケットを受信すると、受信された計測パケットに含まれるパケット番号、パケットサイズ、送信間隔、送信時刻、および受信時刻を、それぞれ、計測データ記憶部125のパケット番号、パケットサイズ、送信間隔、送信時刻、および受信時刻に格納する。また、計測データ生成部123は、前回の計測パケット受信時刻と、今回の計測パケット受信時刻との差から計測パケットの受信間隔を求め、求めた受信間隔を、計測データ記憶部125の受信間隔に格納する。
例えば、計測データ生成部123は、送受信部121がパケット番号3番の計測パケットを受信すると、その計測パケットに含まれるパケット番号、パケットサイズ、送信間隔、送信時刻、および受信時刻を、それぞれ、パケット番号3番の欄における、計測データ記憶部125のパケット番号、パケットサイズ、送信間隔、送信時刻、および受信時刻に格納する。また、計測データ生成部123は、パケット番号2番の計測パケット受信時刻と、パケット番号3番の計測パケット受信時刻との差から、パケット番号3番の計測パケットの受信間隔を求め、求めた受信間隔を、パケット番号3番の欄における、計測データ記憶部125の受信間隔に格納する。
図9は、第1の実施形態に係る返送パケットのデータ構成を示す図である。返送パケットの例は、IP(Internet Protocol)パケットやUDP(User Datagram Protocol)パケットやRTP(Real-time Transport Protocol)パケットを含む。
返送パケットは、ヘッダ部とペイロード部(図9における“PL”はペイロード部を示す)とから構成される。ヘッダ部は、送信元、送信先、パケットの大きさ、およびその他の返送パケットに関する情報を含む格納する。計測パケットのヘッダのサイズは、返送パケットと同じである。
ペイロード部は、計測パケットに含まれるその計測パケットの送信時刻と、処理時間特定部127が特定した処理時間と、パディングデータ(ダミーデータ)とから構成される。パディングデータは、返送パケットのパケットサイズを計測パケットのパケットサイズと一致させるために格納されるデータである。つまり、パディングデータのサイズは、計測パケットのペイロード長から、その計測パケットの送信時刻を示すデータのサイズと処理時間特定部127が特定した処理時間を示すデータのサイズとを減じることにより得られるサイズに等しい。パディングデータは、意味を持たないデータであって良い(例えば、“0”が羅列されるデータであって良い)。パディングデータの一部に、計算部124が計算した利用可能帯域を返送パケットが含まれていても良い。この場合、第1の通信装置110は、返送パケットを受信することで、ネットワーク130の利用可能帯域を認識することができる。
図10は、第1の実施形態に係る返送パケットの送信タイミングを示す図である。返送パケットは、第1の通信装置110が最初に送信した計測パケットに対して返送されるパケットである。上述したとおり、第2の通信装置120は、第1の通信装置110が最後に送信した計測パケットを受信した後に、返送パケットを送信する。最初の計測パケットの送信時刻tから返送パケットの受信時刻ts_nowまでの時間を、時間Tと表記する。時間Tには、計測パケットおよび返送パケットによるネットワーク130の往復遅延時間に加え、最初の計測パケットを受信した時刻tから返送パケットを送信する時刻tr_nowまでの第2の通信装置120による処理時間Tが含まれている。したがって、第1の通信装置110は、時間Tから時間Tを減算することで、第2の通信装置120による処理時間を含まない往復遅延時間を得ることができる。
図11は、第1の実施形態に係る品質状況確認動作の一例を示すフローチャートである。計測パケット生成部111は、パケットトレインを構成するN個の計測パケットを生成する(ステップS101)。計測パケット生成部111は、パケットトレインの先頭であるパケット番号1番の計測パケットのパケットサイズを、パラメータ記憶部114が記憶する最小パケットサイズ(最も小さいサイズを有するパケットのサイズ)に設定する。計測パケット生成部111は、パケット番号が1つ増えるたびに、計測パケットのパケットサイズを、パラメータ記憶部114が記憶するパケット増加サイズ分ずつ増加させる。一般化すれば、計測パケット生成部111は、i番目(i=1,2,3,・・・,N)の計測パケットのパケットサイズを、以下の式により表される。
パケットサイズ=最小パケットサイズ+(i−1)×パケット増加サイズ
計測パケット生成部111は、各計測パケットに、パケット番号と、パケットサイズと、送信時刻と、パラメータ記憶部114が記憶する送信間隔とを含める。
計測パケット送信部112は、送受信部113を介して、計測パケット生成部111が生成した計測パケットを、1つずつ順次に第2の通信装置120に向けて送信する(ステップS102)。その際、計測パケット送信部112は、連続する計測パケット間の間隔が、パラメータ記憶部114が記憶する送信間隔となるように、各計測パケットを順次に送信する。計測パケット送信部112は、パケット番号に従って、パケット番号1番、パケット番号2番、・・・、パケット番号N番の順に、パケット番号N番の計測パケットまで、各計測パケットを等間隔で送信する。第1の通信装置110から送信された計測パケットは、ネットワーク130を通り、第2の通信装置120で受信される。
第2の通信装置120の計測パケット受信部122は、送受信部121を介して計測パケットを受信する(ステップS103)。計測データ生成部123は、計測パケット受信部122が計測パケットを受信すると、受信された計測パケットに含まれるパケット番号、パケットサイズ、送信間隔、および送信時刻を、計測データ記憶部125(図8参照)に格納する。また計測データ生成部123は、計測パケットの受信時刻を特定し、計測データ記憶部125に格納する。また、計測データ生成部123は、2番目以降の計測パケットに対し、その計測パケットの受信時刻と、1つ前の計測パケットの受信時刻との差を受信間隔として求め、計測データ記憶部125に格納する。計算部124は、送受信部121が計測パケットを受信するたびに、計測パケットの受信間隔と、計測パケットに含まれる送信間隔との大小関係を検査する(ステップS104)。
送信時パケットトレイン(図6参照)では、計測パケットのサイズが徐々に増加するので、第1の通信装置110が第2の通信装置120に向けて送信するパケットの単位時間当たりのデータ量が徐々に増加していく。単位時間当たりのデータ量が増加し、第1の通信装置110から第2の通信装置120への通信経路で利用可能な帯域を超えると、第2の通信装置120で受信される計測パケットの受信間隔が、計測パケット送信時の送信間隔よりも大きくなる。そこで、計算部124は、ステップS104で計測パケットの受信間隔が送信間隔よりも大きいと判断すると(ステップS104:YES)、計測パケットのパケットサイズと送信間隔とに基づいて、利用可能帯域を計算する(ステップS105)。
より詳細には、計算部124は、ステップS105において下記の手順で利用可能帯域を計算する。計算部124は、まず、受信間隔が送信間隔よりも大きくなった計測パケットのパケット番号を調べる。受信間隔が送信間隔よりも大きくなるときのパケット番号を“j”とする。次いで、計算部124は、計測データ記憶部125から、パケット番号がj−1番の計測パケットのパケットサイズと送信間隔とを取得する。その後、計算部124は、以下の計算式を用いて、利用可能帯域を計算する。
利用可能帯域=(j−1番目の計測パケットのパケットサイズ)/送信間隔
次に、第2の通信装置120は、計測パケットのパケット番号が、N番であるか否かを判断する(ステップS106)。第2の通信装置120は、ステップS106で計測パケット番号がN番でないと判断されたときは(ステップS106:NO)、ステップS103に戻り、次の計測パケットを受信する。
他方、計算部124は、ステップS104で計測パケットの受信間隔が送信間隔以下であると判断すると(ステップS104:NO)、計測パケットのパケット番号が、N番であるか否かを判断する(ステップS107)。第2の通信装置120は、ステップS107で計測パケット番号がN番でないと判断されたときは(ステップS107:NO)、ステップS103に戻り、次の計測パケットを受信する。他方、計算部124は、ステップS107で計測パケット番号がN番であると判断したとき(ステップS107:YES)、つまり、受信した計測パケットがパケットトレインの最後の計測パケットであったときは、利用可能帯域が計算不能であることを特定する(ステップS108)。
第2の通信装置120がパケット番号がN番の計測パケットを受信すると(ステップS106:YES、ステップS107:YES)、返送時刻決定部126は、現在時刻より後の時刻、すなわちパケットトレインの最後の計測パケットの受信時刻より後の所定の時刻を、返送パケットを送信する返送時刻に決定する(ステップS109)。例えば、返送時刻決定部126は、返送パケット生成部128が返送パケットを生成するのに要する時間を現在時刻に加えた時刻を、返送時刻に決定する。
次に、処理時間特定部127は、計測データ記憶部125(図8参照)が最初の計測パケットに関連付けて記憶する受信時刻から返送時刻決定部126が決定した返送時刻までの時間を、処理時間として特定する(ステップS110)。次に、返送パケット生成部128は、計測データ記憶部125(図8参照)が最初の計測パケットに関連付けて記憶する送信時刻と、処理時間特定部127が特定した処理時間と、パディングデータとからなる返送パケットを生成する(ステップS111)。返送パケット生成部128は、計測データ記憶部125(図8参照)からパケットサイズを読み出し、そのパケットサイズからヘッダ部のサイズ、計測パケットの送信時刻のサイズ、および処理時間のサイズを減算することで、パディングデータのサイズを特定する。また返送パケット生成部128は、パディングデータの一部に計算部124が計算した利用可能帯域の情報を含ませる。利用可能帯域の情報の領域には、計算部124が計算した利用可能帯域または利用可能帯域が計算不可能である旨が格納される。
返送パケット送信部129は、返送パケット生成部128が生成した返送パケットを、送受信部121を介して第1の通信装置110に送信する(ステップS112)。
第2の通信装置120から送信された計測パケットは、ネットワーク130を通り、第1の通信装置110で受信される。
第1の通信装置110の返送パケット受信部115は、送受信部113を介して返送パケットを受信する(ステップS113)。遅延時間特定部116は、受信した返送パケットに含まれる計測パケットの送信時刻および処理時間と、その返送パケットの受信時刻とに基づいて、往復遅延時間を特定する(ステップS114)。より詳細には、遅延時間特定部116は、受信した返送パケットの受信時刻を特定し、返送パケットに含まれる計測パケットの送信時刻からその受信時刻までの時間を算出する。
次に遅延時間特定部116は、算出した時間から、返送パケットに含まれる処理時間を減算することで、往復遅延時間を特定する。また第1の通信装置110は、返送パケットのパディングデータに含まれる利用可能帯域の情報により、ネットワーク130の利用可能帯域を認識することができる。
本実施形態では、返送パケットは、計測パケットを受信した時刻からその返送パケットの送信時刻までの時間を示す処理時間に係る情報を含む。さらに、返送パケットのパケットサイズが計測パケットのパケットサイズと等しい。これにより、第1の通信装置110は、往復遅延時間を正確に計測することができる。
また、本実施形態では、返送パケットに利用可能帯域の情報を含ませることで、往復遅延時間の計測用のパケットが第2の通信装置120が送信する利用可能帯域の通知用のパケットを兼ねる。これにより、品質状況確認システム100は、少ない通信数で、第1の通信装置110にネットワーク130の利用可能帯域および往復遅延時間を認識させることができる。また、本実施形態において返送パケットを生成するタイミングは、計算部124による利用可能帯域の計算後である。これにより、第2の通信装置120は、返送パケットの生成が利用可能帯域の確認に影響を及ぼさないようにすることができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述の実施形態に限られることはなく、様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、品質状況確認システム100は、最初の計測パケットに対する返送パケットに基づいて往復遅延時間を特定するが、本発明の実施形態はこれに限られない。例えば、他の実施形態では、第2の通信装置120が最後の計測パケットなど、他の計測パケット(最初の計測パケット以外の計測パケット)に対する返送パケットを第1の通信装置110に送信しても良い。
上述した実施形態に係るパケットトレインは、パケットサイズが順次に増加する複数の計測パケットからなるが、本発明の実施形態はこれに限られない。例えば、他の実施形態に係るパケットトレインは、パケットサイズが順次に減少する複数の計測パケットによって構成されても良い。
上述した実施形態では、品質状況確認システム100は、ネットワーク130の利用可能帯域および往復遅延時間を特定するが、本発明の実施形態はこれに限られない。例えば、他の実施形態に係る品質状況確認システム100は、ネットワーク130の利用可能帯域を特定せず、往復遅延時間のみを特定しても良い。この場合、第1の通信装置110は、計測パケットをパケットトレインとして送信しなくても良い。
上述した実施形態では、返送パケットが処理時間(図10のT)を処理時間に係る情報として格納する場合について説明したが、本発明の実施形態はこれに限られない。例えば、他の実施形態では、返送パケットが計測パケットの受信時刻(図10のt)と返送パケットの送信時刻(図10のtr_now)の組み合わせを、処理時間に係る情報として格納しても良い。
上述した実施形態では、返送パケットが計測パケットの送信時刻を格納する場合について説明したが、本発明の実施形態はこれに限られない。例えば、他の実施形態において、第1の通信装置110が各計測パケットの送信時刻を記憶している場合、返送パケットが計測パケットの送信時刻に代えて計測パケットの番号を格納することで、第1の通信装置110は、往復遅延時間を算出することができる。また、ある返送パケットが何れの計測パケットに対する返送であるかを予め定めておく場合、そのある返送パケットは計測パケットの番号をも格納しなくても良い。
図12は、少なくとも1つの実施形態に係る第1の通信装置110および第2の通信装置120の物理的な構成例を示すブロック図である。
第1の通信装置110および第2の通信装置120は、図12に示すように、制御部41、主記憶部42、外部記憶部43、操作部44、表示部45および送受信部46を備える。主記憶部42、外部記憶部43、操作部44、表示部45および送受信部46はいずれも内部バス40を介して制御部41に接続されている。
制御部41はCPU(Central Processing Unit)等から構成されている。制御部41は外部記憶部43に記憶されている制御プログラムに従って、遅延時間特定または利用可能帯域計測のための処理を実行する。主記憶部42はRAM(Random-Access Memory)等から構成される。主記憶部42は、外部記憶部43に記憶されている制御プログラムをロードし、制御部41の作業領域として用いられる。
外部記憶部43は、フラッシュメモリ、ハードディスク、DVD−RAM(Digital Versatile Disc Random-Access Memory)、DVD−RW(Digital Versatile Disc ReWritable)等の不揮発性メモリから構成されている。外部記憶部43は、上述の処理を制御部41に行わせるための制御プログラムを予め記憶し、また、制御部41の指示に従って、この制御プログラムに格納されたデータを制御部41に供給し、制御部41から供給されたデータを記憶する。
操作部44はキーボードおよびマウスなどのポインティングデバイス等と、ポインティングデバイス等を内部バス40に接続するインタフェース装置から構成されている。操作部44を介して、遅延時間特定または利用可能帯域計測を行う相手装置のアドレス、計測パケットのパケットサイズの初期値と増加分などが入力され、制御部41に供給される。
表示部45は、CRT(Cathode Ray Tube)またはLCD(Liquid Crystal Display)などから構成される。表示部45は、遅延時間特定または利用可能帯域計測の結果などを表示する。
送受信部46は、無線送受信機、無線モデムまたは網終端装置、およびそれらと接続するシリアルインタフェースまたはLAN(Local Area Network)インタフェースから構成されている。第1の通信装置110および第2の通信装置120は、送受信部46を介してIPネットワークに接続し、相互の通信を行う。
その他、上記のハードウエア構成やフローチャートは一例であり、任意に変更および修正が可能である。
制御部41、主記憶部42、外部記憶部43、送受信部46および内部バス40などから構成される制御処理を行う中心となる部分は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。たとえば、前記の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM等)に格納して配布し、そのコンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることにより、上記の処理を実行する第1の通信装置110または第2の通信装置120を構成してもよい。また、インターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置にそのコンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロード等することで第1の通信装置110または第2の通信装置120を構成してもよい。
また、第1の通信装置110または第2の通信装置120の機能を、OS(オペレーティングシステム)とアプリケーションプログラムの分担、またはOSとアプリケーションプログラムとの協働により実現する場合などには、アプリケーションプログラム部分のみを記録媒体や記憶装置に格納してもよい。
また、搬送波にコンピュータプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。たとえば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS:Bulletin Board System)に上記コンピュータプログラムを掲示し、ネットワークを介して上記コンピュータプログラムを配信してもよい。そして、このコンピュータプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上記の処理を実行できるように構成してもよい。
以上、実施形態を参照して本願発明を示し説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されない。当業者であれば、請求項によって画定される本願発明の範囲を逸脱しないで、構成や詳細に様々な変更をすることができることが理解されるであろう。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
第1の通信装置と第2の通信装置とを備え、
前記第1の通信装置が、
計測パケットを第1送信時刻に送信する計測パケット送信部と、
第1受信時刻から第2送信時刻までの時間を示す処理時間に係る情報を含み、かつ前記計測パケットと同じパケットサイズを有する返信パケットを第2受信時刻に受信する返送パケット受信部と、
前記第1送信時刻から前記第2受信時刻までの時間から前記処理時間を減じることにより得られた時間を、往復遅延時間として特定する遅延時間特定部と、を備え、
前記第2の通信装置が、
前記計測パケットを前記第1受信時刻に受信する計測パケット受信部と、
前記処理時間に係る前記情報を特定する処理時間特定部と、
前記返送パケットを生成する返送パケット生成部と、
前記計測パケットに対する返信として、前記返送パケットを前記第2送信時刻に送信する返送パケット送信部と、を備える
往復遅延時間計測システム。
(付記2)
前記計測パケット送信段が、パケットサイズが順次に増加または減少する複数の計測パケットを送信し、
前記第2の通信装置が、前記複数の計測パケットの送信間隔と前記計測パケットの受信間隔とを比較し、前記送信間隔と前記受信間隔とが等しい計測パケットのうちで、パケットサイズが最大の計測パケットを用いて利用可能帯域を計算する計算部を備える
付記1に記載の往復遅延時間計測システム。
(付記3)
前記第2の通信装置が、
前記返送パケットを送信する時刻である返送時刻を、複数の前記計測パケットの最後の計測パケットを受信した時刻以降の時刻に決定する返送時刻決定部を備える
付記2に記載の往復遅延時間計測システム。
(付記4)
前記返送パケット生成部は、前記計算部が算出した利用可能帯域を含む前記返送パケットを生成する
付記2または付記3に記載の往復遅延時間計測システム。
(付記5)
計測パケットを第1送信時刻に送信し、
前記計測パケットを第1受信時刻に受信し、
前記第1受信時刻から第2送信時刻までの時間を示す処理時間に係る情報を特定し、
前記処理時間に係る前記情報を含み、かつ前記計測パケットと同じパケットサイズを有する返信パケットを生成し、
前記計測パケットに対する返信として、前記返送パケットを前記第2送信時刻に送信し、
前記返送パケットを第2受信時刻に受信し、
前記第1送信時刻から前記第2受信時刻までの時間から前記処理時間を減じた時間を、往復遅延時間として特定する
ことを有する往復遅延時間計測方法。
(付記6)
外部装置と通信を行う通信装置であって、
計測パケットを第1送信時刻に送信する計測パケット送信部と、
前記外部装置によって前記計測パケットに対する返信として第2送信時刻に送信される返送パケットであって、前記外部装置によって前記計測パケットが受信された第1受信時刻から前記第2送信時刻までの時間を示す処理時間に係る情報を含み、かつ前記計測パケットと同じパケットサイズを有する返送パケットを第2受信時刻に受信する返送パケット受信部と、
前記第1送信時刻から前記第2受信時刻までの時間から前記処理時間を減じることにより得られた時間を、往復遅延時間として特定する遅延時間特定部と
を備える通信装置。
(付記7)
計測パケットを第1送信時刻に送信し、
前記計測パケットに対する返信として第2送信時刻に送信された返送パケットであって、前記計測パケットが受信された第1受信時刻から前記第2送信時刻までの時間を示す処理時間に係る情報を含み、かつ前記計測パケットと同じパケットサイズを有する返信パケットを第2受信時刻に受信し、
前記第1送信時刻から前記第2受信時刻までの時間から前記処理時間を減じることにより得らえた時間を、往復遅延時間として特定する
ことを有する往復遅延時間計測方法。
(付記8)
コンピュータに、
計測パケットを第1送信時刻に送信し、
前記計測パケットを第1受信時刻に受信し、
前記第1受信時刻から第2送信時刻までの時間を示す処理時間に係る情報を特定し、
前記処理時間に係る前記情報を含み、かつ前記計測パケットと同じパケットサイズを有する返信パケットを生成し、
前記計測パケットに対する返信として、前記返送パケットを前記第2送信時刻に送信し、
前記返送パケットを第2受信時刻に受信し、
前記第1送信時刻から前記第2受信時刻までの時間から前記処理時間を減じた時間を、往復遅延時間として特定する
ことを実行させるためのプログラム。
(付記9)
往復遅延時間の算出に用いられる計測パケットを第1受信時刻に受信する計測パケット受信部と、
前記第1受信時刻から送信時刻までの時間を示す処理時間に係る情報を特定する処理時間特定部と、
前記処理時間に係る前記情報を含み、かつ前記計測パケットと同じパケットサイズを有する返信パケットを生成する返送パケット生成部と、
前記計測パケットに対する返信として、前記返送パケットを前記送信時刻に送信する返送パケット送信部と
を備える通信装置。
(付記10)
往復遅延時間の算出に用いられる計測パケットを第1受信時刻に受信し、
前記第1受信時刻から送信時刻までの時間を示す処理時間に係る情報を特定し、
前記処理時間に係る前記情報を含み、かつ前記計測パケットと同じパケットサイズを有する返信パケットを生成し、
前記計測パケットに対する返信として、前記返送パケットを前記送信時刻に送信する
ことを有する返送方法。
(付記11)
コンピュータに、
往復遅延時間の算出に用いられる計測パケットを第1受信時刻に受信し、
前記第1受信時刻から送信時刻までの時間を示す処理時間に係る情報を特定し、
前記処理時間に係る前記情報を含み、かつ前記計測パケットと同じパケットサイズを有する返信パケットを生成し、
前記計測パケットに対する返信として、前記返送パケットを前記送信時刻に送信する
ことを実行させるためのプログラム。
(付記12)
データ構造であって、
往復遅延時間の算出に用いられる計測パケットを受信した時刻から、前記計測パケットに対する返信として用いられる返送パケットを送信する時刻まで、の時間を示す処理時間に係る情報を含み、
前記データ構造は、前記計測パケットと同じパケットサイズを有する
データ構造。
(付記13)
往復遅延時間の算出に用いられる計測パケットを送信する時刻に係る情報と、
前記計測パケットを受信した時刻から、前記計測パケットに対する返信として用いられる返送パケットを送信する時刻まで、の時間を示す処理時間に係る情報と、
前記計測パケットのペイロード長から、前記返送パケットを送信する前記時刻に係る情報のサイズと前記処理時間に係る情報のサイズとを減じることにより得らえるサイズと同じサイズを有するパディングデータと
を有するペイロード部を備えるデータ構造。
この出願は、2014年11月19日に出願された日本国特願2014−234691を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、往復遅延時間計測システム、往復遅延時間計測方法、返送方法、通信装置、プログラム、およびデータ構造に適用してもよい。
1 往復遅延時間計測システム
100 品質状況確認システム
10、110 第1の通信装置
11、112 計測パケット送信部
12、115 返送パケット受信部
13、116 往復遅延時間特定部
20、120 第2の通信装置
21、122 計測パケット受信部
22、127 処理時間特定部
23、128 返送パケット生成部
24、129 返送パケット送信部
30、130 ネットワーク

Claims (10)

  1. 第1の通信装置と第2の通信装置とを備え、
    前記第1の通信装置が、
    N個(N≧2)の計測パケットを送信し、前記N個の計測パケットのうち1つである特定計測パケットを第1送信時刻に送信する計測パケット送信部と、
    第1受信時刻から第2送信時刻までの時間を示す処理時間に係る情報を含み、かつ前記 特定計測パケットと同じパケットサイズを有する返送パケットを第2受信時刻に受信す
    る返送パケット受信部と、
    前記第1送信時刻から前記第2受信時刻までの時間から前記処理時間を減じることにより得られた時間を、往復遅延時間として特定する遅延時間特定部と、を備え、
    前記第2の通信装置が、
    前記N個の計測パケットを受信し、前記特定計測パケットを前記第1受信時刻に受信する計測パケット受信部と、
    前記N個の計測パケットのうち最後に受信した計測パケットの受信時刻より後の時刻を前記第2送信時刻に決定する返送時刻決定部と、
    決定した前記第2送信時刻に基づいて前記処理時間に係る前記情報を特定する処理時間特定部と、
    前記返送パケットを生成する返送パケット生成部と、
    前記特定計測パケットに対する返信として、前記返送パケットを前記第2送信時刻に送信する返送パケット送信部と、を備える
    往復遅延時間計測システム。
  2. 前記N個の計測パケット送信部は、パケットサイズが順次に増加または減少し、
    前記第2の通信装置が、
    前記N個の計測パケットの送信間隔と前記計測パケットの受信間隔とを比較し、前記送信間隔と前記受信間隔とが等しい計測パケットのうちで、パケットサイズが最大の計測パケットを用いて利用可能帯域を計算する計算部を備える
    請求項1に記載の往復遅延時間計測システム。
  3. N個(N≧2)の計測パケットを送信し、前記N個の計測パケットのうち1つである特定計測パケットを第1送信時刻に送信し、
    前記N個の計測パケットを受信し、前記特定計測パケットを第1受信時刻に受信し、
    前記N個の計測パケットのうち最後に受信した計測パケットの受信時刻より後の時刻を前記第2送信時刻に決定し、
    決定した前記第2送信時刻に基づいて前記第1受信時刻から前記第2送信時刻までの時間を示す処理時間に係る情報を特定し、
    前記処理時間に係る前記情報を含み、かつ前記特定計測パケットと同じパケットサイズを有する返送パケットを生成し、
    前記特定計測パケットに対する返信として、前記返送パケットを前記第2送信時刻に送信し、
    前記返送パケットを第2受信時刻に受信し、
    前記第1送信時刻から前記第2受信時刻までの時間から前記処理時間を減じた時間を、往復遅延時間として特定する
    ことを有する往復遅延時間計測方法。
  4. 前記N個の計測パケットは、パケットサイズが順次に増加または減少するものであって、
    前記N個の計測パケットの送信間隔と前記計測パケットの受信間隔とを比較し、前記送信間隔と前記受信間隔とが等しい計測パケットのうちで、パケットサイズが最大の計測パケットを用いて利用可能帯域を計算する
    請求項3に記載の往復遅延時間計測方法。
  5. 往復遅延時間の算出に用いられるN個(N≧2)の計測パケットを受信し、そのうち1つである特定計測パケットを第1受信時刻に受信する計測パケット受信部と、
    前記N個の計測パケットのうち最後に受信した計測パケットの受信時刻より後の時刻を送信時刻に決定する返送時刻決定部と、
    前記決定した送信時刻に基づいて、前記第1受信時刻から前記送信時刻までの時間を示す処理時間に係る情報を特定する処理時間特定部と、
    前記処理時間に係る前記情報を含み、かつ前記特定計測パケットと同じパケットサイズを有する返送パケットを生成する返送パケット生成部と、
    前記特定計測パケットに対する返信として、前記返送パケットを前記送信時刻に送信する返送パケット送信部と
    を備える通信装置。
  6. 前記N個の計測パケットは、パケットサイズが順次に増加または減少するものであって、
    前記N個の計測パケットの送信間隔と前記計測パケットの受信間隔とを比較し、前記送信間隔と前記受信間隔とが等しい計測パケットのうちで、パケットサイズが最大の計測パケットを用いて利用可能帯域を計算する計算部を備える
    請求項5に記載の通信装置。
  7. 往復遅延時間の算出に用いられるN個(N≧2)の計測パケットを受信し、そのうち1つである特定計測パケットを第1受信時刻に受信し、
    前記N個の計測パケットのうち最後に受信した計測パケットの受信時刻より後の時刻を送信時刻に決定し、
    前記決定した送信時刻に基づいて、前記第1受信時刻から前記送信時刻までの時間を示す処理時間に係る情報を特定し、
    前記処理時間に係る前記情報を含み、かつ前記特定計測パケットと同じパケットサイズを有する返送パケットを生成し、
    前記特定計測パケットに対する返信として、前記返送パケットを前記送信時刻に送信する
    ことを有する返送方法。
  8. 前記N個の計測パケットは、パケットサイズが順次に増加または減少するものであって、
    前記N個の計測パケットの送信間隔と前記計測パケットの受信間隔とを比較し、前記送信間隔と前記受信間隔とが等しい計測パケットのうちで、パケットサイズが最大の計測パケットを用いて利用可能帯域を計算する
    請求項7に記載の返送方法。
  9. コンピュータに、
    往復遅延時間の算出に用いられるN個(N≧2)の計測パケットを受信し、そのうち1つである特定計測パケットを第1受信時刻に受信し、
    前記N個の計測パケットのうち最後に受信した計測パケットの受信時刻より後の時刻を送信時刻に決定し、
    前記決定した送信時刻に基づいて、前記第1受信時刻から送信時刻までの時間を示す処理時間に係る情報を特定し、
    前記処理時間に係る前記情報を含み、かつ前記特定計測パケットと同じパケットサイズを有する返送パケットを生成し、
    前記特定計測パケットに対する返信として、前記返送パケットを前記送信時刻に送信する
    ことを実行させるためのプログラム。
  10. 前記N個の計測パケットは、パケットサイズが順次に増加または減少するものであって、
    前記コンピュータに、
    前記N個の計測パケットの送信間隔と前記計測パケットの受信間隔とを比較し、前記送信間隔と前記受信間隔とが等しい計測パケットのうちで、パケットサイズが最大の計測パケットを用いて利用可能帯域を計算する
    ことをさらに実行させるための請求項9に記載のプログラム。
JP2016560174A 2014-11-19 2015-11-12 往復遅延時間計測システム、往復遅延時間計測方法、返送方法、通信装置、およびプログラム Expired - Fee Related JP6515932B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014234691 2014-11-19
JP2014234691 2014-11-19
PCT/JP2015/081876 WO2016080280A1 (ja) 2014-11-19 2015-11-12 往復遅延時間計測システム、往復遅延時間計測方法、返送方法、通信装置、プログラム、およびデータ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2016080280A1 JPWO2016080280A1 (ja) 2017-08-24
JP6515932B2 true JP6515932B2 (ja) 2019-05-22

Family

ID=56013822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016560174A Expired - Fee Related JP6515932B2 (ja) 2014-11-19 2015-11-12 往復遅延時間計測システム、往復遅延時間計測方法、返送方法、通信装置、およびプログラム

Country Status (9)

Country Link
US (1) US10230606B2 (ja)
EP (1) EP3223468B1 (ja)
JP (1) JP6515932B2 (ja)
AU (1) AU2015351161C1 (ja)
BR (1) BR112017008523A2 (ja)
CA (1) CA2967243C (ja)
RU (1) RU2671768C1 (ja)
TW (1) TWI684337B (ja)
WO (1) WO2016080280A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11582118B2 (en) * 2018-11-15 2023-02-14 Citrix Systems, Inc. Real-time scalable virtual session and network analytics
US11489779B2 (en) 2019-05-20 2022-11-01 Citrix Systems, Inc. Systems and methods for managing streams of packets via intermediary devices
IT201900010362A1 (it) * 2019-06-28 2020-12-28 Telecom Italia Spa Abilitazione della misura di perdita di pacchetti round-trip in una rete di comunicazioni a commutazione di pacchetto
CN112217686B (zh) * 2019-07-12 2022-12-27 华为技术有限公司 一种评估往返时延的系统、方法及装置
JP7359001B2 (ja) 2020-01-21 2023-10-11 富士通株式会社 通信時間算出方法および通信時間算出プログラム
CN113364646B (zh) * 2021-06-03 2022-05-17 杭州网易智企科技有限公司 确定往返延迟的方法、装置及系统、存储介质和电子设备

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6545979B1 (en) * 1998-11-27 2003-04-08 Alcatel Canada Inc. Round trip delay measurement
US6813244B1 (en) 2000-11-20 2004-11-02 Fujitsu Limited Available bandwidth measurement with variable speed probing and zoom-in/zoom-out technique
JP2005033499A (ja) 2003-07-14 2005-02-03 Iwatsu Electric Co Ltd 音声ip端末の伝搬時間ゆらぎ吸収方法と装置
US20050102391A1 (en) * 2003-11-10 2005-05-12 Ville Ruutu Method and apparatus providing an asymmetric ping procedure
JP2005184580A (ja) 2003-12-22 2005-07-07 Sony Corp 通信システム、情報処理装置および方法、並びに、プログラムおよび記録媒体
KR100608821B1 (ko) * 2004-07-22 2006-08-08 엘지전자 주식회사 휴대단말기의 왕복지연시간 측정장치 및 방법
JP5685913B2 (ja) 2009-12-11 2015-03-18 日本電気株式会社 ネットワーク帯域計測システム、ネットワーク帯域計測方法およびプログラム
US8462821B1 (en) * 2011-02-18 2013-06-11 Juniper Networks, Inc. Precision timing using a modified synchronization operation

Also Published As

Publication number Publication date
TW201624956A (zh) 2016-07-01
CA2967243C (en) 2019-09-10
EP3223468A4 (en) 2017-12-13
BR112017008523A2 (ja) 2018-01-16
CA2967243A1 (en) 2016-05-26
AU2015351161B2 (en) 2018-11-08
TWI684337B (zh) 2020-02-01
EP3223468B1 (en) 2020-07-08
RU2671768C1 (ru) 2018-11-06
AU2015351161C1 (en) 2019-02-07
US10230606B2 (en) 2019-03-12
WO2016080280A1 (ja) 2016-05-26
AU2015351161A1 (en) 2017-05-18
JPWO2016080280A1 (ja) 2017-08-24
US20170353372A1 (en) 2017-12-07
EP3223468A1 (en) 2017-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6515932B2 (ja) 往復遅延時間計測システム、往復遅延時間計測方法、返送方法、通信装置、およびプログラム
WO2011132783A1 (ja) 利用可能帯域計測システム、送信装置、利用可能帯域計測方法および記録媒体
JP5928574B2 (ja) ネットワーク帯域計測システム、ネットワーク帯域計測方法およびプログラム
EP3474499B1 (en) Network performance detection method and apparatus
US10298508B2 (en) Communication system, receiving-side apparatus and transmission-side apparatus
JP6575529B2 (ja) 可用帯域推定システム、可用帯域推定方法、受信装置及び受信装置の制御プログラム
JP6512282B2 (ja) 通信装置、利用可能帯域計算システム、利用可能帯域計算方法及びプログラム
JP7001058B2 (ja) ネットワーク帯域計測装置、システム、方法およびプログラム
JP5955535B2 (ja) 複数の通信インターフェースを有する通信機器間の通信パスを決定する方法及び装置
JP5954961B2 (ja) 通信パスを決定するためのデバイス及び方法
WO2020162207A1 (ja) 通信システム、および、導通確認方法
US20170273088A1 (en) D2D Transmission Distance Obtaining Method and Device
JP2009272959A (ja) 呼受付制御方法、呼受付制御装置及び制御プログラム
JP2003209574A (ja) Tcpスループット算出方法及びその装置、tcpスループット算出プログラム
JP2009200916A (ja) エッジノードおよび帯域制御方法
JP2009135752A (ja) 通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170508

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6515932

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees