JP2005079928A - 薄型テレビ取り付け装置及びテレビ床頭台 - Google Patents
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Abstract
【課題】 取り付け場所であるスペース内を有効に利用できるように薄型テレビを取り付ける薄型テレビ取り付け装置を提供する。
【解決手段】 薄型テレビ取り付け装置11を、前後方向に延びるテレビ移動用ガイド21と、テレビ移動用ガイド21に、前後方向にスライド移動可能に取り付けたサポート本体23と、サポート本体23に揺動可能に取り付けたチルト板27と、チルト板27に、前後方向にスライド移動可能に取り付けた揺動部材29と、から構成しておく。液晶テレビ9の液晶画面が上側を向くようにチルト板27が揺動し、揺動部材29及びサポート本体23がそれぞれ、後方にスライド移動することにより、使用状態の液晶テレビ9が非使用状態に変位する。
【選択図】 図4
【解決手段】 薄型テレビ取り付け装置11を、前後方向に延びるテレビ移動用ガイド21と、テレビ移動用ガイド21に、前後方向にスライド移動可能に取り付けたサポート本体23と、サポート本体23に揺動可能に取り付けたチルト板27と、チルト板27に、前後方向にスライド移動可能に取り付けた揺動部材29と、から構成しておく。液晶テレビ9の液晶画面が上側を向くようにチルト板27が揺動し、揺動部材29及びサポート本体23がそれぞれ、後方にスライド移動することにより、使用状態の液晶テレビ9が非使用状態に変位する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、例えば、病室内や介護施設内などのベッドの傍らに配置される床頭台の物置スペースに設けられ、この物置スペース内に薄型テレビを配置する薄型テレビ取り付け装置及びこのような薄型テレビ取り付け装置を有するテレビ床頭台に関する。
病院での入院生活や介護施設での療養生活でもテレビは必要不可欠なものであり、通常は、ベッドの傍らに配置された床頭台の天板(載置板)上にテレビが載せられている。入院患者などは、例えばベッドに横たわった状態で、床頭台の天板上に載せられているテレビを操作して視聴することができるが、天板はテレビによってほとんどあるいは広い範囲で占領されているので、床頭台の上側に身の回り品などを置いておくことができず、不便である。床頭台の上側は、ベッド面とほぼ同じような高さに配置されるので、床頭台の上側に身の回り品などをおければ、入院患者などにとって非常に都合がよい。そこで、載置板の上方に天井板を設けた床頭台も用いられている。
載置板の上方に天井板を設けた床頭台を用いることにより、載置板上にテレビを載せておいても、天井板上に身の回り品などを置けるので、入院生活などの利便性は向上するが、天井板はベッド面よりもかなり高く位置しているので、ベッドに横たわったままの状態で天井板上に物を置き、あるいは天井板上から物を降ろすといったことは困難な場合が多い。
そこで、テレビとして薄型の液晶等テレビを用い、この薄型テレビを揺動可能に天井板から吊り下げるテレビ取り付け装置を床頭台に構成する技術も知られている(例えば特許文献1参照)。このような床頭台では、載置板と天井板との間のスペースの前側に薄型テレビを起立させて視聴し、不使用時には、薄型テレビを水平状態又はほぼ水平状態になるまで上方に回転あるいは揺動させて退避状態あるいは非使用状態としておくことができる。したがって、テレビ使用時には、薄型テレビの後側に、そしてテレビ非使用時には、薄型テレビの下側に、大きなあるいは比較的大きなスペースを確保することができ、このスペースを身の回り品などの載置スペースとして有効利用することが可能となる。
しかしながら、特許文献1に記載されたような薄型テレビ取り付け装置を用いる場合には、薄型テレビの後側のスペースを身の回り品などの載置スペースとして利用すると、薄型テレビを起立使用状態から横向き退避状態に、後方に揺動変位させる際に、載置板上に載置した身の回り品などを、薄型テレビの揺動の邪魔にならないように退かさなければならない。また、薄型テレビの下側のスペースを身の回り品などの載置スペースとして利用しても、薄型テレビを視聴するために、横向き退避状態から起立使用状態に前方に揺動変位させる際にやはり、載置板上に載置した身の回り品などを、薄型テレビの揺動の邪魔にならないように退かさなければならない。
このような不都合をさけるためには、天井板の高さを高くして、載置板と薄型テレビとの間を広くすることが考えられるが、天井板がベッド面から離れるにつれてあるいは高くなるにつれて床頭台の利便性は低下してしまう。
そこで本発明は、取り付け場所であるスペース内を有効に利用できるように薄型テレビを取り付ける薄型テレビ取り付け装置及びこのような薄型テレビの取り付け装置を有するテレビ床頭台の提供を目的とする。
この目的を達成するための本発明は、物品の収容などに利用される前側開放のスペース内に配置された、前後方向に延びるテレビ移動用ガイドと、前記テレビ移動用ガイドに沿って前後方向に移動できるようにこのテレビ移動用ガイドに設けられた、薄型テレビを支持するためのテレビ用サポートと、を備え、前記テレビ用サポートは、前記薄型テレビを、画面が前側を向く使用状態及び前記テレビ移動用ガイドに平行又はほぼ平行な、例えば水平な退避状態に揺動変位させる揺動機構を有している薄型テレビ取り付け装置であって、前記揺動機構は、使用状態の前記薄型テレビを、画面が徐々に上側を向くように、例えば前方に揺動させて退避状態に変位させ、退避状態の前記薄型テレビを、画面が徐々に前側を向くように、例えば後方に揺動させて使用状態に変位させるものとして構成されている、薄型テレビ取り付け装置を提供する。使用時に薄型テレビは、例えばスペースの前側に位置する(スペース内に位置する場合とスペースの外に位置する場合とがある)。この状態から退避状態への薄型テレビの変位は、画面が徐々に上側を向くように、例えば前方に薄型テレビを揺動させて行われる。したがって、薄型テレビの退避状態への変位は、薄型テレビがスペース内の利用領域(例えば身の回り品などが置かれる領域)を通過しないようにあるいはほとんど通過しないように又はあまり通過しないようにして行うことができる。薄型テレビを退避状態に変位させると、通常は、薄型テレビがスペース内から前方に突出することとなるが、テレビ用サポートをテレビ用ガイドに沿って後方に移動させれば、薄型テレビをスペース内に納めて非使用状態とすることができる。
また、退避状態から使用状態への薄型テレビの変位は、薄型テレビが、画面を徐々に前側に向けながら揺動し、例えばスペースの前側に移動するといったような態様で行われる。したがって、薄型テレビの使用状態への変位は、薄型テレビがスペース内の利用領域を通過しないようにあるいはほとんど通過しないように又はあまり通過しないようにして行うことができる。通常は、テレビ用サポートをテレビ移動用ガイドに沿って前方に移動させ、薄型テレビをスペース内から前方に突出させた状態としてから、薄型テレビを使用状態となるように揺動させる。
テレビ用サポートを、テレビ移動用ガイドに沿って前後方向に移動できるように、このテレビ移動用ガイドに取り付けられたサポート本体と、このサポート本体の前端部に、揺動機構を介して接続された、薄型テレビが取り付けられる揺動部材と、を有するように構成し、揺動部材を、サポート本体に沿って前後方向に移動できるように、このサポート本体に取り付ける、といったようにすれば、装置をコンパクトなものとすることが可能となる。揺動機構は、例えばサポート本体の一部を構成する。
揺動部材は、サポート本体に沿って前方に移動したときにのみ揺動できるように構成されていることが好ましい。このように構成することにより、非使用状態又は非使用的状態の薄型テレビが誤って揺動してしまうのを防止できる。
揺動部材又はサポート本体に低摩擦部材を取り付けておき、揺動部材が、低摩擦部材とサポート本体又は揺動部材との相対的な摺動をともない、サポート本体に沿って前後方向にスライド移動するようにしておけば、簡単な構成で揺動部材の円滑な移動を確保できる。
また、本発明のテレビ床頭台は、置き台部と天井部との間に前側開放の物置スペースを形成している床頭台本体と、前記物置スペース内に薄型テレビを配置するための薄型テレビ取り付け装置と、を具備し、前記薄型テレビ取り付け装置は、前記天井部の下側で、この天井部に沿って前後方向に延びるように配置されたテレビ移動用ガイドと、前記テレビ移動用ガイドに沿って前後方向に移動できるようにこのテレビ移動用ガイドに設けられた、薄型テレビを支持するためのテレビ用サポートと、を備えている、テレビ床頭台であって、前記テレビ用サポートは、前記薄型テレビを、画面が前側を向く使用状態及び前記テレビ移動用ガイドに平行又はほぼ平行な退避状態に揺動変位させる揺動機構を有し、前記揺動機構は、使用状態の前記薄型テレビを、画面が徐々に上側を向くように揺動させて退避状態に変位させ、退避状態の前記薄型テレビを、画面が徐々に前側を向くように揺動させて使用状態に変位させるものとして構成されている、といったものである。
以上説明したように、本発明の薄型テレビ取り付け装置又はテレビ床頭台を用いれば、薄型テレビの配置状態を円滑に変化させることができる。
以下、本発明を実施するための形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るテレビ床頭台の上部の斜視図、図2はテレビ床頭台の薄型テレビ取り付け装置の作動状態を説明する図であり、使用状態から退避状態に薄型テレビを変位させる場合を示す図、図3はテレビ床頭台の薄型テレビ取り付け装置の作動状態を説明する図であり、退避状態から非使用状態に薄型テレビを移動させる場合を示す図である。
テレビ床頭台1の上部は、載置部3(置き台部)と、この載置部3の上側に設けられた天井部5と、載置部3及び天井部5の間の前側開放の利用スペース7(両側も大きく開放している)内に配置されている薄型の液晶テレビ9と、を備えて構成され、利用スペース7内には、液晶テレビ9を利用スペース7内に揺動変位可能に配置する薄型テレビ取り付け装置11が設けられている。液晶テレビ9は、図1に示すように、液晶画面13を前側又は前方に向け、かつ、利用スペース7の前側で起立した状態(使用状態)で使用されるが、垂直状態を多少越えて後側又は奥側に揺動できるように構成されている(図1の仮想線参照)。
利用スペース7内には、天井部5よりも多少下側に、支持板15が設けられていて、薄型テレビ取り付け装置11は、この支持板15に取り付けられて支えられている。薄型テレビ取り付け装置11は大径の回転軸17を有し、この回転軸17が支持板15に設けられた支持孔19内に回転可能に嵌まり込んだ状態で、支持板15上に載せられていて、回転軸17を中心として支持板15に沿って回転できるように構成されている。したがって、薄型テレビ取り付け装置11は、支持板15上で回転し、液晶画面13が前側以外(例えば側方)を向いた状態に液晶テレビ9を回転させることができるように構成されている。また、薄型テレビ取り付け装置11は、液晶テレビ9を前側以外の位置に回転さ、液晶テレビ9が前側に位置している場合と同様の態様で揺動変位させることができるように構成されている。
液晶テレビ9を退避させるには、まず、上側位置(図2の符号A位置参照)を揺動中心として液晶テレビ9を前側に揺動させる。液晶テレビ9は、液晶画面13が徐々に上側を向くように揺動してほぼ水平状態の退避状態に変位する。この退避状態では、液晶テレビ9の液晶画面13はほぼ真上を向いているが、液晶テレビ9の下端部は利用スペース7や天井部5あるいは載置部3から前方に大きく突出している(図2の仮想線参照)。次に、水平状態を保ったままで液晶テレビ9を後方にスライド移動させ、液晶テレビ9を利用スペース7内に全体的に収容して非使用状態とする。非使用状態では、液晶テレビ9は、下端部が利用スペース7や天井部5あるいは載置部3から前方に突出しない態様で、支持板15及び薄型テレビ取り付け装置11と、天井部5との間に入り込んでいる(図3の仮想線参照)。なお、液晶テレビ9の揺動及びスライド移動操作は、液晶テレビ9の下端部に設けられた手掛け部20をつかんで行われる。
非使用状態の液晶テレビ9を使用するためには、まず、液晶テレビ9を退避状態となるまで前方にスライド移動させる(図2の仮想線参照)。次に、後方位置(図2の符号A参照)を揺動中心として液晶テレビ9を後側に揺動させる。液晶テレビ9は、液晶画面13が徐々に前側を向くように揺動してほぼ垂直状態の使用状態に変位する(図1参照)。
図4は薄型テレビ取り付け装置11の全体構成図、図5はサポート本体の構成を示す図、図6は液晶テレビ9が退避状態のときの薄型テレビ取り付け装置11の状態を示す図、図7は液晶テレビ9が退避状態と非使用状態との中間の非使用的状態に移動したときの薄型テレビ取り付け装置11の状態を示す図、図8は液晶テレビ9が非使用状態のときの薄型テレビ取り付け装置11の状態を示す図である。
薄型テレビ取り付け装置11は、回転軸17を有し、支持板15上に回転可能に載置された、前後方向に延びるプレート状のテレビ移動用ガイド21と、このテレビ移動用ガイド21に、前後方向にスライド移動可能に取り付けられたサポート本体23と、このサポート本体23の先端部にチルト装置25を介して揺動可能に設けられたチルト板27と、このチルト板27に、前後方向にスライド移動可能に取り付けられたプレート状の揺動部材29と、を備えていて、チルト装置25及びチルト板27はチルト機構(揺動機構)を構成し、チルト装置25及びチルト板27を備えたサポート本体23と揺動部材29とは、テレビ用サポートを構成している。
テレビ移動用ガイド21は、プレート体31の幅方向両端部に、断面コ字状の上方に突出するレール33、33を有して形成され、プレート体31の後端部の幅方向中央にストッパ部材35を備えていて、それぞれのレール33、33の前端には、ストッパ部37、37が形成されている。
サポート本体23は、プレート体39の幅方向両端部に、断面コ字状の上方に突出するスライド部41、41を有して形成され、プレート体39の幅方向中間には直方体状に折り曲げ形成された保持部材43が固定されている。保持部材43の天板部45には、前後方向に延びる揺動規制スリット47が形成されていて、この揺動規制スリット47の前端部は、大径の円形孔状の揺動許容部49として構成されている。サポート本体23は、スライド部41、41が、テフロン(登録商標)製の短い帯状の低摩擦部材51を複数本巻き付けて、テレビ用移動ガイド21のレール33、33内にスライド可能にはまり込むように、テレビ移動用ガイド21に取り付けられていて、低摩擦部材51のレール33とのスムーズな摺動により、テレビ移動用ガイド21に沿って円滑にスライド移動するように構成されている。サポート本体23の移動範囲は、スライド部41の前端がレール33のストッパ部37に当接する前端位置から、プレート体39の後端がストッパ部材35に当接する後端位置までの間である。
サポート本体23の保持部材43の前端部には、側方に突出する回転ピン53を有する一対のチルト装置25が取り付けられていて、この回転ピン53、53にはチルト板27が後端寄り位置で取り付けられている。チルト板27は、回転ピン53を中心として揺動することができるが、チルト装置25では回転ピン53に大きな摩擦力が加えられていて、チルト板27に取り付けられた揺動部材29に液晶テレビ9が取り付けられても、揺動部材29が液晶テレビ9を任意の角度で支えることができるように構成されている。
チルト板27は、プレート体55の幅方向両端部に、断面コ字状の下方に突出した(チルト板27が水平状態となったときを基準とする)レール57、57を有して形成され、このレール57にはテフロン(登録商標)製の短い帯状の低摩擦部材59が複数本巻き付けられている。なお、チルト板27の後端部は、チルト板27が水平状態に揺動したとき、サポート本体23の保持部材43の前端部に被さるように形成されている。
揺動部材29は、プレート体61の幅方向両端部に、断面コ字状の下方に突出したスライド部63、63を有して形成され、プレート体61の後端部の幅方向中間に、小径のピン部65及びこのピン部65の先端に一体的に設けられた大径の頭部67とから形成された揺動規制ピン69を有している。スライド部63の後端部にはストッパ部71が形成されている。揺動規制ピン69は、揺動部材29がチルト板27(サポート本体23の一部)に対して最も前方に移動したとき、保持部材43の揺動規制スリット47の揺動許容部49に嵌まり込み、あるいは揺動許容部49から抜け出ることができるように設けられていて、揺動部材29は、チルト板27に支えられて揺動し、レール57の低摩擦部材59とのスムーズな摺動により、チルト板27に沿って円滑にスライド移動する。揺動部材29の移動範囲は、スライド部63のストッパ部71がチルト板27のレール57後端部と当接する前端位置から、揺動規制ピン69が揺動規制スリット47の後端に当接する後端位置までである。揺動部材29の揺動規制ピン69は、頭部67が揺動規制スリット47の幅よりも大きい幅又は径を有していて、揺動許容部49以外では揺動規制スリット47から抜け出ることができないので、揺動部材29は、チルト板27に対して最も前側に移動したときにのみ、すなわち、スライド部63のストッパ部71がレール57の後端と当接したときにのみ、チルト板27とともに揺動できる。
なお、図1中の符号73は、天板部5に引き出し可能に設けられた小銭等の保管ケースであり、上方に突出するそれぞれの側部にテフロン(登録商標)製の低摩擦部材75を複数巻き付けておき、天板部5内に配置された保管ケース用ガイド77の上方に突出する側部と低摩擦部材75とが摺動するように、この保管ケース用ガイド77内に引き出し可能に配置されている(図9参照:図9は保管ケース及び保管ケース用ガイドの斜視図)。
ここで、液晶テレビ9を使用状態から非使用状態に変位させるときの薄型テレビ取り付け装置11の作動状態を説明すると、使用状態の液晶テレビ9は、チルト板27及び揺動部材29が、チルト装置25の回転ピン53を中心として、サポート本体23の保持部材43の前端部に被さるまで揺動して水平状態となることにより、退避状態に変位する。このとき、揺動部材29に設けられた揺動規制ピン69は、保持部材43の揺動規制スリット47の揺動許容部49に嵌まり込む(図6参照)。退避状態の液晶テレビ9は、揺動規制ピン69のピン部65が揺動規制スリット47の後端に当接するまで、揺動部材29がチルト板27に沿って後方にスライド移動することにより、非使用的状態位置に移動する(図7参照)。揺動部材29は、揺動規制ピン69のピン部65が揺動規制スリット47の後端に当接すると、それ以上、チルト板27に沿って移動することができないが、揺動部材29が後方に押されれば、今度はサポート本体23が後方に移動する。したがって、非使用的状態の液晶テレビ9は、プレート体39の後端がストッパ部材35に当接するまで、サポート本体23がテレビ移動用ガイド21に沿って後方にスライド移動することにより、非使用状態位置に移動する(図8参照)。ここで、サポート本体23が後方に移動できるように構成されていないと、液晶テレビ9を全体的に利用スペース7内に収容するまで、後方に移動させることができなかったり、チルト板27の前端部が利用スペース7から突出した状態となってしまったりする。
また、液晶テレビ9を非使用状態から使用状態に変位させるときの薄型テレビ取り付け装置11の作動状態を説明すると、非使用状態の液晶テレビ9は、スライド部63のストッパ部71がレール57の後端と当接するまで、揺動部材29がチルト板27に沿って前方にスライド移動することにより、非使用的状態位置に移動する。揺動部材29は、スライド部63のストッパ部71がレール57の後端と当接すると、それ以上、チルト板27に沿って移動することができないが、揺動部材29が前方に引っ張られれば、サポート本体23が前方に移動する。したがって、非使用的状態の液晶テレビ9は、スライド部41の前端がレール33のストッパ部37に当接するまで、サポート本体23がテレビ移動用ガイド21に沿って前方にスライド移動することにより、退避状態位置に移動する。退避状態の液晶テレビ9は、揺動部材29に設けられた揺動規制ピン69が、保持部材43の揺動規制スリット47の揺動許容部49から抜け出て、チルト板27及び揺動部材29が、チルト装置25の回転ピン53を中心として、ほぼ垂直状態となるまで揺動することにより、使用状態に変位する。
以上説明したように、本発明のテレビ床頭台は、病院などに配置することにより、入院患者等の利便性を向上させる。
7 前側開放の利用スペース(前側開放のスペース)
9 液晶テレビ(薄型テレビ)
11 薄型テレビ取り付け装置
21 テレビ移動用ガイド
23 サポート本体(テレビ用サポート)
25 チルト装置(揺動機構:テレビ用サポート)
27 チルト板(揺動機構:テレビ用サポート)
29 揺動部材(テレビ用サポート)
9 液晶テレビ(薄型テレビ)
11 薄型テレビ取り付け装置
21 テレビ移動用ガイド
23 サポート本体(テレビ用サポート)
25 チルト装置(揺動機構:テレビ用サポート)
27 チルト板(揺動機構:テレビ用サポート)
29 揺動部材(テレビ用サポート)
Claims (5)
- 物品の収容などに利用される前側開放のスペース内に配置された、前後方向に延びるテレビ移動用ガイドと、前記テレビ移動用ガイドに沿って前後方向に移動できるようにこのテレビ移動用ガイドに設けられた、薄型テレビを支持するためのテレビ用サポートと、を備え、前記テレビ用サポートは、前記薄型テレビを、画面が前側を向く使用状態及び前記テレビ移動用ガイドに平行又はほぼ平行な退避状態に揺動変位させる揺動機構を有している、薄型テレビ取り付け装置であって、
前記揺動機構は、使用状態の前記薄型テレビを、画面が徐々に上側を向くように揺動させて退避状態に変位させ、退避状態の前記薄型テレビを、画面が徐々に前側を向くように揺動させて使用状態に変位させるものとして構成されている、ことを特徴とする薄型テレビ取り付け装置。 - 前記テレビ用サポートは、前記テレビ移動用ガイドに沿って前後方向に移動できるように、このテレビ移動用ガイドに取り付けられたサポート本体と、このサポート本体の前端部に、前記揺動機構を介して接続された、前記薄型テレビが取り付けられる揺動部材と、を有していて、
前記揺動部材は、前記サポート本体に沿って前後方向に移動できるように、このサポート本体に取り付けられている、ことを特徴とする請求項1記載の薄型テレビ取り付け装置。 - 前記揺動部材は、前記サポート本体に沿って前方に移動したときにのみ揺動できるように構成されている、ことを特徴とする請求項2記載の薄型テレビ取り付け装置。
- 前記揺動部材又は前記サポート本体には低摩擦部材が取り付けられていて、
前記揺動部材は、前記低摩擦部材と前記サポート本体又は前記揺動部材との相対的な摺動をともない、前記サポート本体に沿って前後方向にスライド移動する、ことを特徴とする請求項2又は3記載の薄型テレビ取り付け装置。 - 置き台部と天井部との間に前側開放の物置スペースを形成している床頭台本体と、前記物置スペース内に薄型テレビを配置するための薄型テレビ取り付け装置と、を具備し、
前記薄型テレビ取り付け装置は、前記天井部の下側で、この天井部に沿って前後方向に延びるように配置されたテレビ移動用ガイドと、前記テレビ移動用ガイドに沿って前後方向に移動できるようにこのテレビ移動用ガイドに設けられた、薄型テレビを支持するためのテレビ用サポートと、を備えている、テレビ床頭台であって、
前記テレビ用サポートは、前記薄型テレビを、画面が前側を向く使用状態及び前記テレビ移動用ガイドに平行又はほぼ平行な退避状態に揺動変位させる揺動機構を有し、
前記揺動機構は、使用状態の前記薄型テレビを、画面が徐々に上側を向くように揺動させて退避状態に変位させ、退避状態の前記薄型テレビを、画面が徐々に前側を向くように揺動させて使用状態に変位させるものとして構成されている、ことを特徴とするテレビ床頭台。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006352346A (ja) * | 2005-06-14 | 2006-12-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 取付け装置およびこれを備えた床頭台 |
JP2012134851A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Alpha Tekku:Kk | 薄型テレビ取付装置及びこれを備えた薄型テレビ取付キャビネット |
CN111862692A (zh) * | 2020-07-24 | 2020-10-30 | 黄勇丰 | 一种智能教学机器人 |
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