JP2005079882A - 動画像双方向通信端末、テレビ電話システム及びコンピュータプログラム - Google Patents

動画像双方向通信端末、テレビ電話システム及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 テレビ電話の演出効果を高める。
【解決手段】 テレビ電話中に操作キーの押下を検出すると(S1)、入力された操作キーに対応するアイコンデータと音声データを取得し(S4)、カメラ画像とアイコンデータを画像合成するとともに入力音声と音声データを合成する(S5)。これにより、相手端末には、例えば、送信者の感情表現を表すアイコンデータがカメラ画像とともに合成されて送信されるため、テレビ電話通信の演出効果をより高めることができる。
【選択図】 図11

Description

本発明は動画像双方向通信端末に関し、特に、テレビ電話機能の多機能化を実現するための改良技術に関する。
W−CDMAは世界の標準化機関で決定された第3世代移動通信方式の一方式であり、高速データ通信、高品質な音声通信、テレビ電話機能などを特徴としている。例えば、特開2001−285436号公報にはカメラユニットで撮影した被写体の動画データと、マイクから入力された音声データを双方向に送受信できるテレビ電話機能を搭載した携帯端末装置が提案されている。
特開2001−285436号公報
しかし、現状のテレビ電話サービスにおいては発呼者が被呼者への接続リクエストを要求した場合に、端末間のコネクションは直ちには完了せず、テレビ電話通信が可能になるにはある程度の接続時間を要する。この接続時間の間、表示部には「TV電話着信中」などの文字が表示され、携帯端末装置と中継サーバ等の間で所定の通信プロトコルに準じたコネクションの確立が行われている最中であることを示している。この接続時間が数秒以上にわたる場合には、「TV電話着信中」などの文字を表示部に表示する代わりに、個性的な映像などを表示することでテレビ電話の演出効果をより高めることができると考えられる。
また、テレビ電話を保留する場合にも、単に保留中であることを表示するだけでは面白みに欠けるため、個性的な映像などを表示することでテレビ電話の演出効果をより高めることができると考えられる。
そこで、本発明はテレビ電話機能の演出効果を高めることのできる動画像双方向通信端末、テレビ電話システム及びコンピュータプログラムを提案することを課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明の動画像双方向通信端末は、カメラで撮影したカメラ画像を相手端末との間で送受信することによりテレビ電話通話を行う動画像双方向通信端末であって、通話者が入力操作を行うための操作キーと、複数種類の前景画を前記操作キーの種別、入力回数、又は入力順序のうち何れか一つ又はこれらの組み合わせに関連付けて記憶する記憶手段と、前記通話者が前記操作キーの入力操作を行った場合に、入力操作に対応する前景画を前記記憶手段から読み出す制御手段と、前記制御手段によって読み出された前景画と、テレビ電話通話中に前記カメラによって撮影されたカメラ画像をリアルタイム画像合成する画像合成手段と、前記操作キーが入力されてから所定時間の間に前記画像合成手段が生成する合成画像を前記相手端末に送信するとともに、前記所定時間経過後は前記カメラで撮影したカメラ画像を前記相手端末に送信する送信手段を備える。
本発明の動画像双方向通信端末は、カメラで撮影したカメラ画像を相手端末との間で送受信することによりテレビ電話通話を行う動画像双方向通信端末であって、通話者が入力操作を行うための操作キーと、複数種類の前景画を前記操作キーの種別、入力回数、又は入力順序のうち何れか一つ又はこれらの組み合わせに関連付けて記憶する記憶手段と、前記通話者が前記操作キーの入力操作を行った場合に、入力操作に対応する前景画を前記記憶手段から読み出す制御手段と、前記制御手段によって読み出された前景画と、テレビ電話通話中に前記カメラによって撮影されたカメラ画像をリアルタイム画像合成する画像合成手段と、前記操作キーの入力が保持されている間は前記画像合成手段が生成する合成画像を前記相手端末に送信するとともに、前記操作キーの入力が解除された後は前記カメラで撮影したカメラ画像を前記相手端末に送信する送信手段を備える。
本発明の動画像双方向通信端末であって、前記画像合成手段は、同一の操作キーが所定時間内に再入力された場合には、再入力以前の入力操作に対応する前景画とカメラ画像のリアルタイム画像合成を中止し、再入力操作に対応する前景画とカメラ画像のリアルタイム画像合成を行う。
本発明のテレビ電話システムは、発呼端末と、被呼端末と、前二者のテレビ電話通信を仲介する中継サーバと、を含むテレビ電話システムであって、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方は、ムービー画像を記憶する画像メモリと、前記画像メモリに記憶されたムービー画像を読み出してこれを相手端末に送信する送信手段を備え、前記中継サーバは、前記発呼端末と前記被呼端末の回線接続が確立した後に、前記発呼端末と前記被呼端末との間のテレビ電話通話に先立って、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方から相手端末に送信されるムービー画像を中継する。
本発明のテレビ電話システムは、発呼端末と、被呼端末と、前二者のテレビ電話通信を仲介する中継サーバと、を含むテレビ電話システムであって、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方は、ムービー画像を記憶する画像メモリと、前記画像メモリに記憶されたムービー画像を読み出してこれを相手端末に送信する送信手段を備え、前記中継サーバは、前記発呼端末と前記被呼端末の回線接続が開始されてから回線接続が完了するまでの間に、前記発呼端末と前記被呼端末との間のテレビ電話通話に先立って、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方から相手端末に送信されるムービー画像を中継する。
本発明のテレビ電話システムは、発呼端末と、被呼端末と、前二者のテレビ電話通信を仲介する中継サーバと、を含むテレビ電話システムであって、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方は、ムービー画像を記憶する画像メモリと、前記画像メモリに記憶されたムービー画像を読み出してこれを相手端末に送信する送信手段を備え、前記中継サーバは、前記発呼端末の発呼操作を検出してから前記発呼端末と前記被呼端末の回線接続が開始されるまでの間に、前記発呼端末と前記被呼端末との間のテレビ電話通話に先立って、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方から相手端末に送信されるムービー画像を中継する。
本発明のテレビ電話システムは、発呼端末と、被呼端末と、前二者のテレビ電話通信を仲介する中継サーバと、を含むテレビ電話システムであって、前記中継サーバは、発呼者又は被呼者によって設定された個人属性と、前記個人属性に対応した動画広告を記憶する記憶手段と、前記発呼端末と前記被呼端末との間の回線接続が完了した後に、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方に発呼者又は被呼者の個人属性に対応した動画広告を配信する配信手段を備える。
本発明のテレビ電話システムは、発呼端末と、被呼端末と、前二者のテレビ電話通信を仲介する中継サーバと、を含むテレビ電話システムであって、前記中継サーバは、発呼者又は被呼者によって設定された個人属性と、前記個人属性に対応した動画広告を記憶する記憶手段と、前記発呼端末と前記被呼端末との間の回線接続を開始してから回線接続が完了する迄の間に、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方に発呼者又は被呼者の個人属性に対応した動画広告を配信する配信手段を備える。
本発明のテレビ電話システムは、発呼端末と、被呼端末と、前二者のテレビ電話通信を仲介する中継サーバと、を含むテレビ電話システムであって、前記中継サーバは、発呼者又は被呼者によって設定された個人属性と、前記個人属性に対応した動画広告を記憶する記憶手段と、発呼操作が検出されてから前記発呼端末と前記被呼端末との間の回線接続が開始される迄の間に、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方に発呼者又は被呼者の個人属性に対応した動画広告を配信する配信手段を備える。
本発明のコンピュータプログラムは、カメラで撮影したカメラ画像を相手端末との間で送受信することによりテレビ電話通話を行う方法を動画像双方向通信端末に実行させるためのコンピュータプログラムであって、通話者が操作キーの入力操作を行った場合に、入力された操作キーの種別、入力回数、又は入力順序のうち何れか一つ又はこれらの組み合わせに関連付けて記憶する記憶手段を備えた動画像双方向通信端末に、通話者が操作キーの入力操作を行った場合に、入力操作に対応する前景画を前記記憶手段から読み出すステップと、前記操作キーが入力されてから所定時間の間に前記カメラで撮影されたカメラ画像と前記記憶手段から読み出された前景画をリアルタイム画像合成して相手端末に送信するステップと、前記所定時間経過後は前記カメラで撮影されたカメラ画像を前記相手端末に送信するステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明のコンピュータプログラムは、カメラで撮影したカメラ画像を相手端末との間で送受信することによりテレビ電話通話を行う方法を動画像双方向通信端末に実行させるためのコンピュータプログラムであって、通話者が操作キーの入力操作を行った場合に、入力された操作キーの種別、入力回数、又は入力順序のうち何れか一つ又はこれらの組み合わせに関連付けて記憶する記憶手段を備えた動画像双方向通信端末に、通話者が操作キーの入力操作を行った場合に、入力操作に対応する前景画を前記記憶手段から読み出すステップと、前記操作キーの入力が保持されている間は前記カメラで撮影したカメラ画像と前記記憶手段から読み出された前景画をリアルタイム画像合成して相手端末に送信するステップと、前記操作キーの入力が解除された後は前記カメラで撮影されたカメラ画像を前記相手端末に送信するステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明のコンピュータプログラムにおいて、同一の操作キーが所定時間内に再入力された場合には、再入力以前の入力操作に対応する前景画とカメラ画像のリアルタイム画像合成を中止するとともに、再入力操作に対応する前景画とカメラ画像のリアルタイム画像合成を行うステップを前記動画像双方向通信端末に実行させるのが好適である。
本発明のコンピュータプログラムは、発呼端末と被呼端末のテレビ電話通信を仲介する中継サーバに、前記発呼端末の発呼要求に応答して前記発呼端末と前記被呼端末の回線接続を開始するステップと、前記発呼端末と前記被呼端末の回線接続が確立した後に、前記発呼端末と前記被呼端末との間のテレビ電話通話に先立って、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方から相手端末に送信されるムービー画像の送信を中継するステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明のコンピュータプログラムは、発呼端末と被呼端末のテレビ電話通信を仲介する中継サーバに、前記発呼端末の発呼要求に応答して前記発呼端末と前記被呼端末の回線接続を開始するステップと、前記発呼端末と前記被呼端末の回線接続が開始されてから回線接続が完了するまでの間に、前記発呼端末と前記被呼端末との間のテレビ電話通話に先立って、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方から相手端末に送信されるムービー画像の送信を中継するステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明のコンピュータプログラムは、発呼端末と被呼端末のテレビ電話通信を仲介する中継サーバに、前記発呼端末の発呼要求を検出するステップと、前記発呼端末の発呼操作を検出してから前記発呼端末と前記被呼端末の回線接続が開始されるまでの間に、前記発呼端末と前記被呼端末との間のテレビ電話通話に先立って、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方から相手端末に送信されるムービー画像の送信を中継するステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明のコンピュータプログラムは、発呼者又は被呼者によって設定された個人属性と、前記個人属性に対応する動画広告を記憶しており、発呼端末と被呼端末と間のテレビ電話通信を仲介する中継サーバに、前記発呼端末の発呼要求を検出するステップと、前記発呼要求を検出した場合に、前記発呼端末と前記被呼端末との間の回線接続が完了した後に、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方に発呼者又は被呼者の個人属性に対応した動画広告を配信するステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明のコンピュータプログラムは、発呼者又は被呼者によって設定された個人属性と、前記個人属性に対応する動画広告を記憶しており、発呼端末と被呼端末と間のテレビ電話通信を仲介する中継サーバに、前記発呼端末の発呼要求を検出するステップと、前記発呼要求を検出した場合に、前記発呼端末と前記被呼端末との間の回線接続を開始してから回線接続が完了する迄の間に、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方に発呼者又は被呼者の個人属性に対応した動画広告を配信するステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明のコンピュータプログラムは、発呼者又は被呼者によって設定された個人属性と、前記個人属性に対応する動画広告を記憶しており、発呼端末と被呼端末と間のテレビ電話通信を仲介する中継サーバに、前記発呼端末の発呼要求を検出するステップと、前記発呼要求を検出した場合に、発呼操作が検出されてから前記発呼端末と前記被呼端末との間の回線接続が開始される迄の間に、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方に発呼者又は被呼者の個人属性に対応した動画広告を配信するステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明のコンピュータプログラムを記録するためのコンピュータ読取り可能な記録媒体として、例えば、光記録媒体(CD−RAM、CD−ROM、DVD−RAM、DVD−ROM、DVD−R、PDディスク、MDディスク、MOディスク等の光学的にデータの読み取りが可能な記録媒体)や、磁気記録媒体(フレキシブルディスク、磁気カード、磁気テープ等の磁気的にデータの読み取りが可能な記録媒体)、又はメモリ素子(DRAM等の半導体メモリ素子、FRAM等の強誘電体メモリ素子)を備えたメモリカートリッジ等の可搬性記録媒体等が好適である。
本発明によればカメラ画像を画像処理することにより、テレビ電話通話の演出効果をより高めることができる。
以下、各図を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。図1は本実施形態の動画像双方向通信端末の機能ブロック図である。動画像双方向通信端末10はテレビ電話機能を搭載した移動通信端末装置(携帯電話等の無線携帯端末装置)であり、主に、アンテナ11、送受信部12、ベースバンド回路13、画像コーデック部14、表示部15、入力セレクタ16、A/Dコンバータ17、カメラ18、画像メモリ19、画像合成部20、制御部21、操作キー22、データメモリ23、音声処理部24、スピーカ25、入力セレクタ26、A/Dコンバータ27、マイク28、音声メモリ29、音響合成部30を備えて構成されている。
カメラ18で撮影した映像信号はA/Dコンバータ17によりデジタルデータに変換され、入力セレクタ16に入力される。画像メモリ19にはテレビ電話の演出効果を高めるためのアイコンデータ、ムービーデータ、占いムービーデータ等の各種画像データが記憶されている。これらの画像データの詳細については後述する。画像メモリ19から読み出されたこれらの画像データは入力セレクタ16に入力される。さらに、カメラ18にて撮影された映像信号を変換して得られる画像データと、画像メモリ19から読み出された画像データは画像合成部20において画像合成された後、入力セレクタ16に入力される。入力セレクタ16はこれら3入力のうち何れか1つの入力データを選択して画像コーデック部14に出力する。画像コーデック部14は画像データを符号化してベースバンド回路13へ出力する。尚、画像合成部20は画像処理手段として機能するものであり、専用のハードウエアで構成してもよいが、画像処理用のソフトウエアと汎用ハードウエアとの協動によって実現してもよい。
一方、マイク28に入力された送話者の音声信号はA/Dコンバータ27によりデジタルデータに変換され、入力セレクタ26に入力される。音声メモリ29にはテレビ電話の演出効果を高めるためのBGMなどの音声データが記憶されている。この音声データの詳細については後述する。音声メモリ29から読み出された音声データは入力セレクタ26に入力される。さらに、マイク28に入力された音声信号を変換して得られる音声データと、音声メモリ29から読み出された音声データは音響合成部30において音響合成された後、入力セレクタ26に入力される。入力セレクタ26にはこれら3入力のうち何れか1つの入力データを選択して音声処理部24に出力する。音声処理部24は音声データを帯域圧縮等の処理を施してベースバンド回路13へ出力する。尚、音響合成部30は音響処理手段として機能するものであり、専用のハードウエアで構成してもよいが、音響処理用のソフトウエアと汎用ハードウエアとの協動によって実現してもよい。
画像コーデック部14から出力される画像データと、音声処理部24から出力される音声データはベースバンド回路13に入力されてベースバンド信号に変換された後、送受信部12にて変調され、アンテナ11を介して通話相手の動画像双方向通信端末へ送信される。これに対し、通話相手の動画像双方向通信端末から送信された電波はアンテナ11によって受信され、送受信部12で復調される。復調信号はベースバンド回路13において画像データと音声データに分離される。復調された画像データは画像コーデック部14に供給されてデコード処理された後、表示部15に画像表示される。同様に復調された音声データは音声処理部24で音声処理された後、スピーカ25から拡声出力される。制御部21はCPU、ROM、RAMなどを含む制御回路であり、上述したベースバンド回路13、画像コーデック部14、入力セレクタ16、画像メモリ19、画像合成部20、音響処理部24、入力セレクタ26、音声メモリ29、音響合成部30における信号処理を制御する。
図2はテレビ電話システムのネットワーク構成図である。同図において、10−1は送話者の動画像双方向通信端末、10−2は受話者の動画像双方向通信端末、31はW−CDMA網などのネットワーク、40はテレビ電話通信を仲介する中継サーバである。テレビ電話システムは上述した動画像双方向通信端末10と中継サーバ40から構成さている。中継サーバ40は加入者の個人属性(性別、年齢等)を動画像双方向通信端末10の端末番号と関連付けて記憶するための顧客データベース(個人属性記憶手段)41と、個人属性に対応したCMムービー(動画広告)を蓄積するCMデーベース(動画広告記憶手段)42を備えている。
図4は上述した動画像双方向通信端末10の外観構成図である。動画像双方向通信端末10の表示部15には通話相手のカメラ18によって撮影されたカメラ画像50が表示される。この動画像双方向通信端末10には「上」、「下」、「左」、「右」の操作キー22−1〜22−4が配置されており、送話者が操作キー22をクリックすると、クリックされた操作キー22の種別に対応したアイコン(前景画)60がカメラ画像50とともに画像合成されて受話者へ送信されるように構成されている。アイコン60はテレビ電話通話をしている通話者の「喜」、「怒」、「哀」、「楽」などの感情表現をより強調するために、又は通話者の感情表現を代弁するため等に用いられる。もとより、アイコン60はこれらの感情表現に関連して用いられる場合に限定されるものではなく、例えば、「文字」、「図形」、「記号」などを用いて意思表示をしたり、又は、単に会話の「間」を埋めるためなどにも幅広く用いることができる。また、上述の画像合成処理に加えて、「喜」、「怒」、「哀」、「楽」などに対応した効果音を同時に出力すると、より効果的である。アイコン60の表示形態として、例えば、「!」や「!?」などの一般的な感嘆符や絵文字などの他に、キャラクタ(人物、動物など)等を採用できる。また、カメラ画像50としては通話者に限らず、カメラ18によって撮影され得るあらゆる物体(人、動物、建物、景色など)の画像を含む。図5にカメラ画像50とアイコン60の画像合成例を示す。同図(A)は画像合成前の表示画像を示しており、送話者が操作キー22−1を1回クリック(シングルクリック)すると、同図(B)に示すように「ビックリ!」マークのアイコン60が選択され、カメラ画像50とともに画像合成された上で受話者の表示部に画像表示される。尚、送話者が操作キー22−1を2回クリック(ダブルクリック)すると、「!」のアイコン60が選択される(図4参照)。
図3はアイコンデータの種別とそれに対応する画像処理の内容を記述したテーブル70である。同図に示すように、このテーブル70には、識別番号、操作キーの種別、クリック回数、画像処理内容、アイコン種別、表示時間、音声データ、再生時間が関連付けられている。「クリック回数」の欄の数字はクリック回数を示しており、「S」はシングルクリック、「D」はダブルクリックを示している。「画像処理内容」の欄の「C」はカメラ画像50の画像データ、「ID」はアイコン60の画像データ、「CN」は「クリック回数−1」を示している。例えば、操作キー22−1がシングルクリックされると、「識別番号1」の処理が実行される。「識別番号1」の処理は、アイコンデータIDと音声データSDの中から識別番号1に対応するアイコンデータID1と、音声データSD1を選択し、このアイコンデータID1とカメラ画像Cを画像合成して0.5秒間アイコンデータID1を点滅表示するとともに、音声データSD1を同時に再生するというものである。この音声データSD1はカメラ画像CとアイコンデータID1の画像合成をより効果的に演出するために選択された効果音である。尚、アイコンデータIDは上述の画像メモリ19に記憶されており、音声データSDは上述の音声メモリ29に記憶されている。
ここではアイコン60とカメラ画像50を合成する例を例示するが、入力セレクタ16の前段に画像処理部(図示せず)を設けておき、カメラ画像を画像処理するように構成してもよい。画像処理例として、例えば、カラー変換、ぼかし処理、コントラスト処理等の公知の各種の画像処理が考えられる。
図11は画像合成処理ルーチンを記述したフローチャートである。本ルーチンは動画像双方向通信端末10が通話中にある場合に所定のキー入力を検出すると、イベントドリブン式に呼び出されて実行される。制御部21は操作キー22のクリック操作を検出すると(ステップS1)、クリック回数に応じてシングルクリックかそれ以上のクリックかを判別する(ステップS2)。そして、テーブル70を参照し、クリック操作が行われた操作キー22の種別とクリック回数から識別番号を求める(ステップS3)。制御部21は識別番号に対応するアイコンデータIDと音声データSDをそれぞれ画像メモリ19、音声メモリ29から読み出し(ステップS4)、これらのデータを画像合成部20と音響合成部30に供給する。画像合成部20と音響合成部30はそれぞれ識別番号に対応する画像合成処理と音声処理を施す(ステップS5)。入力セレクタ16,26はそれぞれ画像合成後の画像データ、音響合成後の音声データを選択し、画像コーデック部14、音声処理部24に出力する。制御部21は上述した画像処理と音声処理(以下、両者をまとめて「機能処理」と称する)の処理中に他の操作キー入力が行われたか否かをチェックする(ステップS6)。他の操作キー入力がない場合には(ステップS6;NO)、制御部21は既に機能処理を施した画像データ、音声データを無線信号に変調し、通話相手の動画像双方向通信端末へデータ伝送する(ステップS7)。ここで、全ての処理が終了したならば(ステップS8;YES)、本ルーチンを終了し、全ての処理が終了してないならば(ステップS8;NO)、ステップS5に戻る。
一方、他の操作キー入力があった場合には(ステップS6;YES)、当該他の操作キー入力に対応する識別番号と、機能処理中の識別番号とが同一であるか否かをチェックする(ステップS9)。これらの識別番号が同一でない場合には(ステップS9;NO)、現在処理中の機能処理を中断し(ステップS10)、新たに入力された操作キー22の種別とクリック回数に対応した機能処理を施す(ステップS4)。これらの識別番号が同一である場合には(ステップS9;YES)、複数回クリックに対応している機能処理であるか否かをチェックする(ステップS11)。ここで、複数回クリックに対応していれば(ステップS11;YES)、クリックされた回数に対応する機能処理を施す(ステップS4)。一方、複数回クリックに対応していなければ(ステップS11;NO)、現在処理中の機能処理を中断し(ステップS10)、新たに入力された操作キー22の種別とクリック回数に対応した機能処理を施す(ステップS4)。
このようにテレビ電話通話の最中にカメラ画像50とアイコン60を画像合成して通話相手に送信することにより、通話者の「喜」、「怒」、「哀」、「楽」などの感情表現をより強調することが可能となるため、テレビ電話通話をより効果的に演出できる。また、画像合成に加えて音響処理も同時に施すことにより、より効果的な演出を可能にできる。
尚、上述したアイコンデータは予め画像メモリ19、音声メモリ29に記憶しておいてもよいが、図2に示すようにコンテンツ配信サーバ43からダウンロードできるように構成してもよい。コンテンツ配信サーバ43のディレクトリ構造として、例えば、図6(A)に示すように、ルートディレクトリの下層に「喜」、「怒」、「哀」、「楽」、「キャラクタ」、「記号」などの種別毎に分類されたサブディレクトリを作成し、これらのサブディレクトリにアイコンデータを格納しておき、個々のアイコンデータを個別にダウンロードできるように構成できる。この他に例えば、同図(B)に示すように、各種のアイコンデータをセットとして一括的にダウンロードできるように構成してもよい。また、コンテンツ配信サーバ43はアイコンデータを自由にデザインできるWebサイトを提供してもよい。
次に、テレビ電話通話の発呼時又は被呼時にムービー画像を表示する処理について説明する。上述したように、テレビ電話を掛けた場合、発呼者と被呼者との間でテレビ電話通話が可能になるにはある程度の接続時間を要する。本実施形態では通話者の映像が動画像双方向通信端末に表示される迄の時間(接続時間)を利用してムービー画像を発呼端末又は被呼端末へ送信し、テレビ電話通話の演出効果を高めている。図7は被呼端末に表示されるムービー画像の表示例を示しており、着信時の被呼端末には「TV電話着信中」の文字が表示され(同図(A))、テレビ電話が掛かってきたことを報知する。ここで、被呼者がオフフック操作を行うと、発呼端末から送られてきたムービー画像が数秒間表示される(同図(B))。このムービー画像の表示後、テレビ電話画面に切り換わる(同図(C))。このムービー画像は送信者の好みに応じたものを選択することができ、例えば、CM調のムービー、映画調のムービー、アート調のムービー、アニメ漫画等のキャラクタが登場するムービー、野球チームの勝利などを祝福する目的で送信するイベント系のムービー、誕生日などを告知する目的で送信するアピール系のムービー等を利用できる。
図12は発呼端末と被呼端末の相互間でムービー画像を送受信する第1の処理手順を記述したフローチャートである。発呼者がテレビ電話の発信操作を行うと(ステップA101)、中継サーバは被呼端末への接続リクエストを送出する(ステップB101)。すると、被呼端末には報知音が鳴るとともに、図7(A)に示すように「テレビ電話着信中」の文字が表示される(ステップC101)。ここで、被呼者がオフフック操作を行うと(ステップC102)、中継サーバは被呼者の応答を確認し(ステップB102)、発呼端末と被呼端末の接続処理を行う(ステップA102,B103,C103)。発呼端末と被呼端末はそれぞれ接続処理が完了すると(ステップA103,C104)、ムービー画像を相手端末に送信するとともに、相手端末から送信されてきたムービー画像を受信し、これを再生する(ステップA104,C105)。このとき、入力セレクタ16は3入力のうち画像メモリ19から供給されるムービー画像を選択して、これを画像コーデック部14に出力する。もとより、ムービー画像の表示と同期して音声出力を行うと演出効果をより高めることができる。ムービー画像とともに音声データを送信するには、入力セレクタ36が3入力のうち音声メモリ29から供給されるサウンドデータを選択して、これを音声処理部24に出力すればよい。被呼端末と発呼端末の双方には、図7(B)に示すように、ムービー画像が表示される。
中継サーバは発呼端末と被呼端末相互間のムービー画像の送受信を中継するが(ステップB105)、テレビ電話通話時にカメラ18によって撮影された映像と、ムービー画像は区別されることなくパケット化されてネットワーク31上を通過する。このため、ムービー画像を受信する端末に専用のハードウエア又はソフトウエアが実装されていない場合であっても、ムービー画像の受信・再生が可能となる。ここでは、発呼端末と被呼端末の両者から相互に相手端末へムービー画像を送信する例を示しているが、発呼端末又は被呼端末の何れか一方から相手端末へムービー画像を送信するように構成してもよい。後述する第2の処理及び第3の処理についても同様である。さて、受信中のムービー画像が終了したならば(ステップA105,C106)、テレビ電話通話が可能となり、図7(C)に示すように、発呼端末と被呼端末の双方には通話相手のテレビ電話映像が表示される(ステップA106,C107)。制御部21はムービー画像の送信を終えると、入力セレクタ16,26を制御し、カメラ18が撮影した映像を画像コーデック部14に供給するとともに、マイク28が収集した音声を音声処理部24に供給する。
尚、ここでは発呼者又は被呼者の端末から相互に相手端末にムービー画像を送信する場合を例示したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、発呼端末から被呼端末へムービー画像を送信する一方で、中継サーバから発呼端末へCMムービー又は占いムービーを送信するという具合にムービー画像のコンテンツを自由に変えることもできる。CMムービーと占いムービーについては後述する。もとより、ムービー画像のコンテンツはCMムービーや占いムービーに限られるものではない。
図13は発呼端末と被呼端末の相互間でムービー画像を送受信する第2の処理手順を記述したフローチャートである。基本的な処理手順は上述した第1の処理手順と同じであるため、相違点を中心に説明する。第1の処理手順では接続処理が完了してからムービー画像を送受信していたが、この第2の処理手順では接続処理が開始されると(ステップA202,B203,C203)、接続処理と並行してムービー画像の送受信及び再生を行う(ステップA203,B204,C204)。接続処理が完了し(ステップA204,B205,C205)、さらにムービー画像の再生が終了したならば(ステップA205,C206)、テレビ電話通話が可能となり、発呼端末と被呼端末の双方には通話相手のテレビ電話映像が表示される(ステップA206,B206,C207)。
図14は発呼端末と被呼端末の相互間でムービー画像を送受信する第3の処理手順を記述したフローチャートである。発呼者がテレビ電話の発信操作を行うと(ステップA301)、中継サーバは被呼端末への接続リクエストを送出する(ステップB301)。接続リクエストは被呼端末に着信する(ステップC301)。次いで、発呼端末と被呼端末の相互間でムービー画像の送受信が行われる(ステップA302,B302,C302)。被呼者がオフフック操作を行うと(ステップC303)、中継サーバは被呼者の応答を確認し(ステップB303)、発呼端末へ応答信号を返送する(ステップB304)。応答信号を受信した発呼端末はムービー画像を再生するとともに接続処理を開始する(ステップA303)。一方、オフフック操作を受けた被呼端末は、ムービー画像を再生するとともに接続処理を開始する(ステップC304)。中継サーバは発呼端末と被呼端末の接続処理を仲介する(ステップB305)。接続処理とムービー画像の再生は並行して行われており、接続処理が完了した場合でも(ステップA304,B306,C305)、ムービー再生が終了してない場合には(ステップA305:NO,C306:NO)、ムービー再生が行われる(ステップA306,C307)。ムービー再生が終了すると(ステップA305:YES,C306:YES)、テレビ電話通話が可能となり、発呼端末と被呼端末の双方には通話相手のテレビ電話映像が表示される(ステップA307,B307,C308)。
図15は発呼端末と被呼端末の相互間でムービー画像を送受信する第4の処理手順を記述したフローチャートである。本処理手順ではムービー画像として、占い画像を含む占いムービーを用いる。発呼者がテレビ電話の発信操作を行うと(ステップA401)、中継サーバは被呼端末への接続リクエストを送出する(ステップB401)。接続リクエストは被呼端末に着信する(ステップC401)。発信を行った発呼端末はデータメモリ23に記憶されたアドレス張から被呼者の個人データ(生年月日、性別、血液型、星座、出身地など)を取得し(ステップA402)、この個人データを所定の計算式に代入して占いを行う(ステップA403)。占いとしては、例えば、タロット占い、星座占い、血液型占い、くじ引きなどが好適である。次いで、占い結果を表す占いムービーを作成する(ステップA404)。この占いムービーは画像メモリ19から入力セレクタ16を介して画像コーデック部14に出力される。着信を受けた被呼端末には、図8(A)に示すように「TV電話着信中」の文字が表示される。ここで、被呼端末のオフフック操作が行われると(ステップA402)、中継サーバは被呼者の応答を確認し(ステップB402)、発呼端末へ応答信号を返送する(ステップB403)。発呼端末がこの応答信号を受信すると(ステップA405)、中継サーバを介して発呼端末と被呼端末の接続処理が行われる(ステップA406,B404,C403)。接続処理が完了すると(ステップA407,B405,C404)、発呼端末からは被呼端末宛てに占いムービーデータが送信される(ステップA408)。テレビ電話の演出効果をより高めるため、占いムービーとともに音声データを送信するように構成してもよい。中継サーバは発呼端末から受け取った占いムービーを被呼端末宛に送信する(ステップB406)。占いムービーを受信した被呼端末には、図8(B)に示すように占いムービーが表示される(ステップC405)。そして、予め設定した時間が経過すると(ステップC406;YES)、テレビ電話通話が可能となり、図8(C)に示すように、発呼端末と被呼端末の双方には通話相手のテレビ電話映像が表示される(ステップA409,B407,C407)。
図16は発呼端末と被呼端末の相互間でムービー画像を送受信する第5の処理手順を記述したフローチャートである。基本的な処理手順は上述した第4の処理手順と同じであるため、相違点を中心に説明する。第4の処理手順では接続処理が完了してからムービー画像を送受信していたが、この第5の処理手順では接続処理が開始されると(ステップA506,B504,C503)、発呼端末は接続処理と並行して占いムービーの送信を行い(ステップA507)、被呼端末は占いムービーの受信及び再生を行う(ステップC504)。中継サーバは占いムービーの送信を仲介する(ステップB505)。接続処理が完了し(ステップA508,B506,C505)、さらに、被呼端末における占いムービーの再生が終了したならば(ステップC506;YES)、テレビ電話通話が可能となり、発呼端末と被呼端末の双方には通話相手のテレビ電話映像が表示される(ステップA509,B507,C507)。
図17は発呼端末と被呼端末の相互間でムービー画像を送受信する第6の処理手順を記述したフローチャートである。発呼者がテレビ電話の発信操作を行うと(ステップA601)、中継サーバは被呼端末への接続リクエストを送出する(ステップB601)。接続リクエストは被呼端末に着信する(ステップC601)。発信を行った発呼端末は第4の処理手順と同様の処理手順で占いムービーを作成する(ステップA602〜A604)。占いムービーが完成すると、発呼端末から被呼端末へ占いムービーが送信される(ステップA605,B602,C602)。ここで、被呼端末のオフフック操作が行われると(ステップC603)、中継サーバは被呼者の応答を確認し(ステップB603)、発呼端末へ応答信号を返送する(ステップB604)。発呼端末がこの応答信号を受信すると(ステップA606)、中継サーバを介して発呼端末と被呼端末の接続処理が行われる(ステップA607,B605,C604)。被呼端末では接続処理と並行して占いムービーの再生が行われる(ステップC604)。接続処理が完了し(ステップA608,B606,C605)、さらに、被呼端末における占いムービーの再生が終了したならば(ステップC606;YES)、テレビ電話通話が可能となり、発呼端末と被呼端末の双方には通話相手のテレビ電話映像が表示される(ステップA609,B607,C607)。
図18は発呼端末と被呼端末の相互間でムービー画像を送受信する第7の処理手順を記述したフローチャートである。本処理手順ではムービー画像として発呼者又は被呼者の個人属性(年齢、性別など)に対応したCMムービーを中継サーバから発呼端末又は被呼端末へ送信することにより、広告効果を高めている。さて、発呼者がテレビ電話の発信操作を行うと(ステップA701)、中継サーバは被呼端末への接続リクエストを送出する(ステップB701)。接続リクエストは被呼端末に着信する(ステップC701)。被呼端末のオフフック操作が行われると(ステップC702)、中継サーバは応答信号を受信する(ステップB702)。すると、中継サーバを介しての発呼端末と被呼端末の接続処理が行われる(ステップA702,B703,C703)。中継サーバは顧客データベース41を参照して、端末番号から発呼者と被呼者の個人属性を取得する(ステップB704)。次いで、中継サーバはCMデータベース42を参照して、個人属性と、CMムービーの属性を照合する(ステップB705)。さて、接続処理が完了すると(ステップA703,B706,C704)、中継サーバは個人属性に対応したCMムービーを発呼端末と被呼端末の両者へ送信する(ステップB707)。発呼端末と被呼端末のそれぞれではCMムービーの受信と再生処理が行われる(ステップA704,C705)。CMムービーの再生が終了しない場合には(ステップA705;NO/C706;NO)、CMムービーの再生が継続され(ステップA706,C707)、CMムービーの再生が終了すると(ステップA705;YES/C706;YES)、テレビ電話通話が可能となり、発呼端末と被呼端末の双方には通話相手のテレビ電話映像が表示される(ステップA707,B708,C708)。
尚、上述の説明では中継サーバ40が顧客データベース41を参照して発呼者、被呼者の個人属性を取得してCMムービーを配信する場合を例示したが(ステップB704)、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、発呼端末又は被呼端末から個人属性を取得してCMムービーを配信するように構成してもよい。後述する第8の処理手順、及び第9の処理手順についても同様に発呼端末又は被呼端末から個人属性を取得してCMムービーを配信するように構成してもよい。
図19は発呼端末と被呼端末の相互間でムービー画像を送受信する第8の処理手順を記述したフローチャートである。基本的な処理手順は上述した第7の処理手順と同じであるため、相違点を中心に説明する。第7の処理手順では接続処理が完了してからムービー画像を送受信していたが、この第8の処理手順では中継サーバは接続処理完了を待たずにCMムービーを送信できる状態になった時点で発呼端末と被呼端末にCMムービーを送信する(ステップB806)。発呼端末と被呼端末ではCMムービーの受信と再生が行われる(ステップA803,C804)。その後、接続処理が完了し(ステップA804,B807,C805)、さらにムービー画像の再生が終了したならば(ステップA805;YES/C806;YES)、テレビ電話通話が可能となり、発呼端末と被呼端末の双方には通話相手のテレビ電話映像が表示される(ステップA807,B807,C808)。
図20は発呼端末と被呼端末の相互間でムービー画像を送受信する第9の処理手順を記述したフローチャートである。基本的な処理手順は上述した第8の処理手順と同じであるため、相違点を中心に説明する。第8の処理手順では中継サーバは被呼端末のオフフック操作を確認してからCMデータベース42からCMムービーを取得し、これを発呼端末と被呼端末へ送信していたが、この第9の処理手順では中継サーバは発呼要求を検出すると(ステップB901)、被呼端末のオフフック操作を確認することなく、CMデータベース42からCMムービーを取得し、これを発呼端末と被呼端末へ送信する(ステップB904)。発呼端末と被呼端末はCMムービーを受信する(ステップA902,C902)。次いで、中継サーバは被呼端末のオフフック操作を検出すると(ステップB905)、応答信号を発呼端末へ送信する(ステップB906)。応答信号を受信した発呼端末はCMムービーを再生するとともに、並行して接続処理を開始する(ステップA903)。一方、オフフック操作が行われた被呼端末ではCMムービーが再生されるとともに、並行して接続処理が開始される(ステップC904)。中継サーバは発呼端末と被呼端末の接続処理を仲介する(ステップB907)。接続処理完了後の処理手順は第8の処理手順と同様である。
図21は発呼端末と被呼端末の相互間でムービー画像を送受信する第10の処理手順を記述したフローチャートである。発呼端末が発呼要求をしてから、接続が完了してテレビ電話通話が可能となるまでの処理手順(ステップA1001〜A1004,B1001〜B1004,C1001〜C1004)は、ムービー画像の送受信を除けば第1の処理手順と同じであるため、詳細な説明は省略する。通話中のテレビ画面は図9(A)のようになる。テレビ電話通話中に例えば発呼者が保留ボタンを押下する等して通話が保留状態に設定されると(ステップA1005)、保留用ムービー設定を確認する(ステップA1006)。「保留用ムービー設定」とは、相手端末に送信するムービー画像の種類をフラグ等で設定することであり、例えば、スライド(例えば、写真データ)のフェードイン/フェードアウトを交互に繰り返すスライドムービーである場合にはフラグは「1」にセットされ、保留用のムービー画像である場合にはフラグは「2」にセットされる。フラグが「1」にセットされている場合には、発呼端末は中継サーバを介してスライドムービーを被呼端末へ送信する(ステップA1011,B1007)。スライドムービーを受信した被呼端末は、図9(B)に示すようにスライドムービーを再生する(ステップC1006)。
スライドムービーを作成するには、まず、画像メモリ19内に記憶されている写真データXをランダムに取得し(ステップa)、写真データXをムービー画像としてフェードインさせる(ステップb)。そして、他の写真データYをランダムに取得し(ステップc)、この写真データYをフェードインする一方で写真データXをフェードアウトさせる(ステップd)。以下、ステップcとステップdを交互に繰り返すことで、写真データを次々にフェードイン/フェードアウトさせることができる。スライドムービーの送信処理は保留が解除されるまで続く(ステップA1012;NO)。保留が解除されると(ステップA1012;YES)、発呼端末は中継サーバに保留解除要求を行う(ステップA1009)。保留解除要求を受信した中継サーバは回線を保留状態から通話状態へ復帰させる(ステップA1010,B1009,C1007)。一方、フラグが「2」に設定されている場合には、発呼端末は保留用ムービーとして予め用意されているムービーデータを中継サーバを介して被呼端末へ送信する(ステップA1007,B1007)。保留用ムービーを受信した被呼端末は保留用ムービーを再生する(ステップC1006)。保留用ムービーの送信処理は保留が解除されるまで続く(ステップA1008;NO)。
図22は発呼端末と被呼端末の相互間でムービー画像を送受信する第11の処理手順を記述したフローチャートである。発呼端末が発呼要求をしてから、接続が完了してテレビ電話通話が可能となるまでの処理手順(ステップA1101〜A1104,B1101〜B1105,C1101〜C1005)は、上述した第10の処理手順と同じであるため、詳細な説明は省略する。通話中のテレビ画面は図10(A)のようになる。テレビ電話通話中に例えば発呼者が保留ボタンを押下する等して通話が保留状態に設定されると(ステップA1105)、中継サーバへ保留リクエスト信号が送信される。中継サーバは保留リクエスト信号を受信すると(ステップB1106)、顧客データベース41を参照して、発呼者と被呼者の個人属性を取得する(ステップB1107)。次に、CMデータベース42を参照して、個人属性とCMムービーの属性の照合を行い(ステップB1108)、個人属性に対応したCMムービーを送信する(ステップB1109)。ここでは発呼者と被呼者のそれぞれにCMムービーを送信する構成としたが、何れか一方にCMムービーを送信してもよい。また、発呼者へ送信されるCMムービーと被呼者へ送信されるCMムービーは個人属性に応じて異なるものが好ましい。CMムービーを受信した発呼端末と被呼端末では、図10(B)に示すようにCMムービーの再生が行われる(ステップA1106,C1106)。保留が解除された場合には(ステップA1107;YES)、保留解除要求信号が中継サーバへ送信される(ステップA1108)。中継サーバが保留解除信号を受信することにより(ステップB1110)、回線は保留状態から通話状態へ復帰する(ステップA1109,B1111,C1107)。
以上、説明したように本実施形態によれば、テレビ電話通話中に撮影されたカメラ画像を画像処理して相手端末に送信することにより、通話者の感情表現などを強調したりすることができ、会話のアクセント等に利用できる。また、発呼端末と被呼端末を回線接続してテレビ電話通話可能な状態になるまでの接続時間を利用してムービー画像などを送信することにより、テレビ電話の演出効果を高めることができる。さらに、発呼者又は被呼者の個人属性に対応したCMムービーを発呼端末又は被呼端末に送信することにより、広告効果を高めることができる。
テレビ電話機機能を搭載した動画像双方向通信端末のハードウエア構成図である。 テレビ電話システムのネットワーク構成図である。 アイコンデータの種別と画像処理内容を対応付けたテーブルである。 操作キーとアイコンデータの対応図である。 アイコンとカメラ画像の画像合成例を示す図である。 アイコンデータの説明図である。 イントロムービーの説明図である。 イントロムービーの説明図である。 保留ムービーの説明図である。 保留ムービーの説明図である。 画像合成処理ルーチンを記述したフローチャートである。 テレビ電話通信のフローチャートである。 テレビ電話通信のフローチャートである。 テレビ電話通信のフローチャートである。 テレビ電話通信のフローチャートである。 テレビ電話通信のフローチャートである。 テレビ電話通信のフローチャートである。 テレビ電話通信のフローチャートである。 テレビ電話通信のフローチャートである。 テレビ電話通信のフローチャートである。 テレビ電話通信のフローチャートである。 テレビ電話通信のフローチャートである。
符号の説明
10…動画像双方向通信端末 31…ネットワーク 40…中継サーバ 41…顧客データベース 42…CMデータベース 43…コンテンツ配信サーバ

Claims (18)

  1. カメラで撮影したカメラ画像を相手端末との間で送受信することによりテレビ電話通話を行う動画像双方向通信端末であって、
    通話者が入力操作を行うための操作キーと、
    複数種類の前景画を前記操作キーの種別、入力回数、又は入力順序のうち何れか一つ又はこれらの組み合わせに関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記通話者が前記操作キーの入力操作を行った場合に、入力操作に対応する前景画を前記記憶手段から読み出す制御手段と、
    前記制御手段によって読み出された前景画と、テレビ電話通話中に前記カメラによって撮影されたカメラ画像をリアルタイム画像合成する画像合成手段と、
    前記操作キーが入力されてから所定時間の間に前記画像合成手段が生成する合成画像を前記相手端末に送信するとともに、前記所定時間経過後は前記カメラで撮影したカメラ画像を前記相手端末に送信する送信手段を備える、動画像双方向通信端末。
  2. カメラで撮影したカメラ画像を相手端末との間で送受信することによりテレビ電話通話を行う動画像双方向通信端末であって、
    通話者が入力操作を行うための操作キーと、
    複数種類の前景画を前記操作キーの種別、入力回数、又は入力順序のうち何れか一つ又はこれらの組み合わせに関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記通話者が前記操作キーの入力操作を行った場合に、入力操作に対応する前景画を前記記憶手段から読み出す制御手段と、
    前記制御手段によって読み出された前景画と、テレビ電話通話中に前記カメラによって撮影されたカメラ画像をリアルタイム画像合成する画像合成手段と、
    前記操作キーの入力が保持されている間は前記画像合成手段が生成する合成画像を前記相手端末に送信するとともに、前記操作キーの入力が解除された後は前記カメラで撮影したカメラ画像を前記相手端末に送信する送信手段を備える、動画像双方向通信端末。
  3. 請求項1に記載の動画像双方向通信端末であって、
    前記画像合成手段は、同一の操作キーが所定時間内に再入力された場合には、再入力以前の入力操作に対応する前景画とカメラ画像のリアルタイム画像合成を中止し、再入力操作に対応する前景画とカメラ画像のリアルタイム画像合成を行う、動画像双方向通信端末。
  4. 発呼端末と、被呼端末と、前二者のテレビ電話通信を仲介する中継サーバと、を含むテレビ電話システムであって、
    前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方は、
    ムービー画像を記憶する画像メモリと、
    前記画像メモリに記憶されたムービー画像を読み出してこれを相手端末に送信する送信手段を備え、
    前記中継サーバは、
    前記発呼端末と前記被呼端末の回線接続が確立した後に、前記発呼端末と前記被呼端末との間のテレビ電話通話に先立って、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方から相手端末に送信されるムービー画像を中継する、テレビ電話システム。
  5. 発呼端末と、被呼端末と、前二者のテレビ電話通信を仲介する中継サーバと、を含むテレビ電話システムであって、
    前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方は、
    ムービー画像を記憶する画像メモリと、
    前記画像メモリに記憶されたムービー画像を読み出してこれを相手端末に送信する送信手段を備え、
    前記中継サーバは、
    前記発呼端末と前記被呼端末の回線接続が開始されてから回線接続が完了するまでの間に、前記発呼端末と前記被呼端末との間のテレビ電話通話に先立って、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方から相手端末に送信されるムービー画像を中継する、テレビ電話システム。
  6. 発呼端末と、被呼端末と、前二者のテレビ電話通信を仲介する中継サーバと、を含むテレビ電話システムであって、
    前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方は、
    ムービー画像を記憶する画像メモリと、
    前記画像メモリに記憶されたムービー画像を読み出してこれを相手端末に送信する送信手段を備え、
    前記中継サーバは、
    前記発呼端末の発呼操作を検出してから前記発呼端末と前記被呼端末の回線接続が開始されるまでの間に、前記発呼端末と前記被呼端末との間のテレビ電話通話に先立って、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方から相手端末に送信されるムービー画像を中継する、テレビ電話システム。
  7. 発呼端末と、被呼端末と、前二者のテレビ電話通信を仲介する中継サーバと、を含むテレビ電話システムであって、
    前記中継サーバは、
    発呼者又は被呼者によって設定された個人属性と、前記個人属性に対応した動画広告を記憶する記憶手段と、
    前記発呼端末と前記被呼端末との間の回線接続が完了した後に、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方に発呼者又は被呼者の個人属性に対応した動画広告を配信する配信手段を備える、テレビ電話システム。
  8. 発呼端末と、被呼端末と、前二者のテレビ電話通信を仲介する中継サーバと、を含むテレビ電話システムであって、
    前記中継サーバは、
    発呼者又は被呼者によって設定された個人属性と、前記個人属性に対応した動画広告を記憶する記憶手段と、
    前記発呼端末と前記被呼端末との間の回線接続を開始してから回線接続が完了する迄の間に、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方に発呼者又は被呼者の個人属性に対応した動画広告を配信する配信手段を備える、テレビ電話システム。
  9. 発呼端末と、被呼端末と、前二者のテレビ電話通信を仲介する中継サーバと、を含むテレビ電話システムであって、
    前記中継サーバは、
    発呼者又は被呼者によって設定された個人属性と、前記個人属性に対応した動画広告を記憶する記憶手段と、
    発呼操作が検出されてから前記発呼端末と前記被呼端末との間の回線接続が開始される迄の間に、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方に発呼者又は被呼者の個人属性に対応した動画広告を配信する配信手段を備える、テレビ電話システム。
  10. カメラで撮影したカメラ画像を相手端末との間で送受信することによりテレビ電話通話を行う方法を動画像双方向通信端末に実行させるためのコンピュータプログラムであって、
    通話者が操作キーの入力操作を行った場合に、入力された操作キーの種別、入力回数、又は入力順序のうち何れか一つ又はこれらの組み合わせに関連付けて記憶する記憶手段を備えた動画像双方向通信端末に、
    通話者が操作キーの入力操作を行った場合に、入力操作に対応する前景画を前記記憶手段から読み出すステップと、
    前記操作キーが入力されてから所定時間の間に前記カメラで撮影されたカメラ画像と前記記憶手段から読み出された前景画をリアルタイム画像合成して相手端末に送信するステップと、
    前記所定時間経過後は前記カメラで撮影されたカメラ画像を前記相手端末に送信するステップと、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
  11. カメラで撮影したカメラ画像を相手端末との間で送受信することによりテレビ電話通話を行う方法を動画像双方向通信端末に実行させるためのコンピュータプログラムであって、
    通話者が操作キーの入力操作を行った場合に、入力された操作キーの種別、入力回数、又は入力順序のうち何れか一つ又はこれらの組み合わせに関連付けて記憶する記憶手段を備えた動画像双方向通信端末に、
    通話者が操作キーの入力操作を行った場合に、入力操作に対応する前景画を前記記憶手段から読み出すステップと、
    前記操作キーの入力が保持されている間は前記カメラで撮影したカメラ画像と前記記憶手段から読み出された前景画をリアルタイム画像合成して相手端末に送信するステップと、
    前記操作キーの入力が解除された後は前記カメラで撮影されたカメラ画像を前記相手端末に送信するステップと、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
  12. 請求項10に記載のコンピュータプログラムであって、
    同一の操作キーが所定時間内に再入力された場合には、再入力以前の入力操作に対応する前景画とカメラ画像のリアルタイム画像合成を中止するとともに、再入力操作に対応する前景画とカメラ画像のリアルタイム画像合成を行うステップを前記動画像双方向通信端末に実行させる、コンピュータプログラム。
  13. 発呼端末と被呼端末のテレビ電話通信を仲介する中継サーバに、
    前記発呼端末の発呼要求に応答して前記発呼端末と前記被呼端末の回線接続を開始するステップと、
    前記発呼端末と前記被呼端末の回線接続が確立した後に、前記発呼端末と前記被呼端末との間のテレビ電話通話に先立って、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方から相手端末に送信されるムービー画像の送信を中継するステップと、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
  14. 発呼端末と被呼端末のテレビ電話通信を仲介する中継サーバに、
    前記発呼端末の発呼要求に応答して前記発呼端末と前記被呼端末の回線接続を開始するステップと、
    前記発呼端末と前記被呼端末の回線接続が開始されてから回線接続が完了するまでの間に、前記発呼端末と前記被呼端末との間のテレビ電話通話に先立って、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方から相手端末に送信されるムービー画像の送信を中継するステップと、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
  15. 発呼端末と被呼端末のテレビ電話通信を仲介する中継サーバに、
    前記発呼端末の発呼要求を検出するステップと、
    前記発呼端末の発呼操作を検出してから前記発呼端末と前記被呼端末の回線接続が開始されるまでの間に、前記発呼端末と前記被呼端末との間のテレビ電話通話に先立って、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方から相手端末に送信されるムービー画像の送信を中継するステップと、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
  16. 発呼者又は被呼者によって設定された個人属性と、前記個人属性に対応する動画広告を記憶しており、発呼端末と被呼端末と間のテレビ電話通信を仲介する中継サーバに、
    前記発呼端末の発呼要求を検出するステップと、
    前記発呼要求を検出した場合に、前記発呼端末と前記被呼端末との間の回線接続が完了した後に、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方に発呼者又は被呼者の個人属性に対応した動画広告を配信するステップと、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
  17. 発呼者又は被呼者によって設定された個人属性と、前記個人属性に対応する動画広告を記憶しており、発呼端末と被呼端末と間のテレビ電話通信を仲介する中継サーバに、
    前記発呼端末の発呼要求を検出するステップと、
    前記発呼要求を検出した場合に、前記発呼端末と前記被呼端末との間の回線接続を開始してから回線接続が完了する迄の間に、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方に発呼者又は被呼者の個人属性に対応した動画広告を配信するステップと、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
  18. 発呼者又は被呼者によって設定された個人属性と、前記個人属性に対応する動画広告を記憶しており、発呼端末と被呼端末と間のテレビ電話通信を仲介する中継サーバに、
    前記発呼端末の発呼要求を検出するステップと、
    前記発呼要求を検出した場合に、発呼操作が検出されてから前記発呼端末と前記被呼端末との間の回線接続が開始される迄の間に、前記発呼端末と前記被呼端末のうち少なくとも何れか一方に発呼者又は被呼者の個人属性に対応した動画広告を配信するステップと、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
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