JP2005079648A - 発振回路及び半導体集積回路 - Google Patents

発振回路及び半導体集積回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2005079648A
JP2005079648A JP2003304693A JP2003304693A JP2005079648A JP 2005079648 A JP2005079648 A JP 2005079648A JP 2003304693 A JP2003304693 A JP 2003304693A JP 2003304693 A JP2003304693 A JP 2003304693A JP 2005079648 A JP2005079648 A JP 2005079648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oscillation
power supply
terminal
oscillation circuit
inverters
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003304693A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Futamura
良彦 二村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2003304693A priority Critical patent/JP2005079648A/ja
Publication of JP2005079648A publication Critical patent/JP2005079648A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Abstract

【課題】 水晶振動子等の発振素子を用いて複数のインバータにより発振動作を行う際に発振動作の制御が可能であり、かつ、高速化に適した発振回路を提供する。
【解決手段】 この発振回路は、第1の端子及び第2の端子を有する発振素子1と、発振素子の第1の端子と第2の端子との間に直列に接続され、第1の電源電位及び第2の電源電位が供給されたときに発振動作を行う複数のインバータ11〜13と、制御信号に従って、複数のインバータの内の少なくとも1つに対する第1又は第2の電源電位の供給を制御するトランジスタ31〜33とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水晶振動子、SAW(Surface Acoustic Wave:表面弾性波)振動子、セラミック振動子等の発振素子を用いた発振回路に関する。さらに、本発明は、そのような発振回路を実現するための半導体集積回路に関する。
従来より、水晶振動子を用いた発振回路として、図6に示す構成が知られている。図6に示すように、この発振回路は、インバータ103の入出力端子間に、水晶振動子101と帰還抵抗102とが並列に接続され、さらに、インバータ103の入力端子と基準電位との間にコンデンサ104が接続され、インバータ103の出力端子と基準電位との間にコンデンサ105が接続されている。インバータ103の出力信号は、水晶振動子101等により所定の位相回転を与えられてインバータ103の入力に帰還され、これにより発振動作が行われる。
しかしながら、図6に示す発振回路においては、発振動作を必要としない場合においても発振動作を停止することができないので、無駄な電力を消費し、さらに、発振信号を出力し続けるので、ノイズを発生させるという問題があった。
そこで、水晶振動子を用い、発振動作を制御できる発振回路として、図7に示す構成が知られている。図7に示すように、この発振回路は、図6に示すインバータ103の替わりにNAND回路106を用いており、その他の構成については図6に示すものと同様である。
NAND回路106は、一方の入力端子が水晶振動子101及び帰還抵抗102に接続されており、他方の入力端子において制御信号を入力する。制御信号がハイレベルである場合には、NAND回路106は、図6に示すインバータ103と同様に動作するので、これにより発振動作が行われる。一方、制御信号がローレベルである場合には、NAND回路106は、常にハイレベルの信号を出力するので、発振動作は行われない。このような発振回路を用いることによって、発振動作を制御することが可能である。
また、図8に示すように、直列接続された複数のインバータを用いた多段構成の発振回路も知られている。この発振回路においては、3つのインバータ103を直列接続することにより、駆動能力を強化して発振波形を改善している。このような多段構成の発振回路において発振動作を制御するために、図9に示すような発振回路が考えられる。この発振回路は、図8に示す発振回路において、1つのインバータ103をNAND回路106に置き換えたものである。
図9に示す発振回路においては、NAND回路106に入力される制御信号によって、発振動作を制御することが可能である。しかしながら、NAND回路は、インバータと比べて、PチャネルMOSトランジスタのオン抵抗の値とNチャネルMOSトランジスタのオン抵抗の値とを合わせることが難しく、デューティ比がばらつき易いという問題がある。
関連する技術として、下記の特許文献1には、発振動作の停止機能を有して高集積化が可能なCMOS水晶発振回路について述べられている。このCMOS水晶発振回路によれば、インバータと直列に接続されたトランスミッションゲートを制御することにより、NAND回路を用いずに発振動作を制御することができる。
しかしながら、トランスミッションゲートを構成するトランジスタのオン抵抗を小さくするためにトランジスタのサイズを大きくすると、トランジスタの寄生容量が増加してしまうので、このようなCMOS水晶発振回路は、年々高まる高速化に対する要求を満たすために発振周波数を高くするのには適していない。
特開平5−218743号公報(第1,3,4頁、図1)
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、水晶振動子等の発振素子を用いて複数のインバータにより発振動作を行う際に発振動作の制御が可能であり、かつ、高速化に適した発振回路を提供することを目的とする。さらに、本発明は、そのような発振回路を実現するための半導体集積回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る発振回路は、第1の端子及び第2の端子を有する発振素子と、発振素子の第1の端子と第2の端子との間に直列に接続され、第1の電源電位及び第2の電源電位が供給されたときに発振動作を行う複数のインバータと、制御信号に従って、複数のインバータの内の少なくとも1つに対する第1又は第2の電源電位の供給を制御するトランジスタとを具備する。
この発振回路は、発振素子の第1の端子と基準電位との間に接続された第1のコンデンサと、発振素子の第2の端子と基準電位との間に接続された第2のコンデンサとをさらに具備するようにしても良い。
また、この発振回路は、発振素子の第1の端子と第2の端子との間に接続されて少なくとも直流信号を帰還する帰還素子をさらに具備するようにしても良いし、複数のインバータの入出力端子間に接続されて少なくとも直流信号をそれぞれ帰還する複数の帰還素子をさらに具備するようにしても良い。
ここで、上記トランジスタが、複数のインバータの内の1つに対する第1又は第2の電源電位の供給を制御するようにしても良いし、複数のインバータの全てに対する第1又は第2の電源電位の供給を制御しても良い。さらに、この発振回路は、複数のインバータの内の少なくとも1つに対する第1の電源電位の供給を制御する第1のトランジスタと、複数のインバータの内の少なくとも1つに対する第2の電源電位の供給を制御する第2のトランジスタとを具備するようにしても良い。
以上において、発振素子としては、水晶振動子、表面弾性波振動子、又は、セラミック振動子を用いることができる。
本発明に係る半導体集積回路は、発振素子の第1の端子と第2の端子との間に直列に接続され、第1の電源電位及び第2の電源電位が供給されたときに発振動作を行う複数のインバータと、制御信号に従って、複数のインバータの内の少なくとも1つに対する第1又は第2の電源電位の供給を制御するトランジスタとを具備する。
本発明によれば、制御信号に従って複数のインバータの内の少なくとも1つに対する第1又は第2の電源電位の供給を制御するトランジスタを設けることにより、水晶振動子等の発振素子を用いて複数のインバータにより発振動作を行う際に発振動作の制御が可能であり、かつ、高速化に適した発振回路を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る発振回路の構成を示す図である。図1に示すように、この発振回路は、第1の端子及び第2の端子を有する水晶振動子1と、水晶振動子1の第1の端子と第2の端子との間に直列に接続された複数のインバータ11〜13と、インバータ11〜13と電源電位VSS(本実施形態においては接地電位とする)との間にそれぞれ接続されたNチャネルMOSトランジスタ31〜33とを含んでいる。なお、インバータと電源電位VSSとの間に接続されるトランジスタは、トランジスタ31〜33の内のいずれか1つでも良いし、2つでも良い。
さらに、この発振回路は、水晶振動子1の第1の端子と第2の端子との間に接続されて少なくとも直流信号を帰還する帰還素子としての帰還抵抗20と、水晶振動子1の第1の端子と基準電位(本実施形態においては接地電位とする)との間に接続されたコンデンサ2と、水晶振動子1の第2の端子と基準電位との間に接続されたコンデンサ3と、インバータ13の出力端子と電源電位VDDとの間に接続されたPチャネルMOSトランジスタ4とを含んでいる。
ここで、インバータ11は、PチャネルMOSトランジスタ11aとNチャネルMOSトランジスタ11bとによって構成され、インバータ12は、PチャネルMOSトランジスタ12aとNチャネルMOSトランジスタ12bとによって構成され、インバータ13は、PチャネルMOSトランジスタ13aとNチャネルMOSトランジスタ13bとによって構成される。
また、NチャネルMOSトランジスタ31〜33及びPチャネルMOSトランジスタ4のゲートには、制御信号が供給される。制御信号がハイレベルのときには、発振回路において発振動作が行われ、制御信号がローレベルのときには、発振回路において発振動作が停止する。以上において、水晶振動子1以外の回路は、半導体集積回路に内蔵させることができる。
次に、本実施形態に係る発振回路の動作について説明する。
制御信号がハイレベルのときには、NチャネルMOSトランジスタ31〜33がオン状態となり、NチャネルMOSトランジスタ11b〜13bのソースが電源電位VSSに接続されるので、インバータ11〜13が動作する。インバータ13の出力信号は、水晶振動子1等により所定の位相回転を与えられてインバータ11に入力され、インバータ11〜13によって増幅されて、発振動作が行われる。また、制御信号がハイレベルのときには、PチャネルMOSトランジスタ4がオフ状態となるので、インバータ13の出力端子と電源電位VDDとの間が切断されて、インバータ13の出力信号が外部回路に供給される。
一方、制御信号がローレベルのときには、NチャネルMOSトランジスタ31〜33がオフ状態となり、NチャネルMOSトランジスタ11b〜13bのソースが電源電位VSSから切り離されるので、インバータ11〜13が動作しない。その結果、発振回路は発振動作を停止する。さらに、制御信号がローレベルのときには、動作を停止しているインバータ13の出力信号が不定となるので、PチャネルMOSトランジスタ4をオン状態として、インバータ13の出力端子を電源電位VDDに接続する。これにより、出力信号をハイレベルの信号に固定して、外部回路における誤動作を防止することができる。
次に、本発明の第1の実施形態に係る発振回路の変形例について説明する。
図2に、本発明の第1の実施形態に係る発振回路の変形例の構成を示す。図1に示す第1の実施形態に係る発振回路においては、インバータ11〜13のNチャネルMOSトランジスタ11b〜13bと電源電位VSSとの間にNチャネルMOSトランジスタ31〜33をそれぞれ接続しているが、この変形例においては、図2に示すように、NチャネルMOSトランジスタ11b〜13bと電源電位VSSとの間に、1つの共通のNチャネルMOSトランジスタ30を接続している。
また、図1に示す第1の実施形態に係る発振回路においては、水晶振動子1の第1の端子と第2の端子との間に帰還抵抗20を接続しているが、この変形例においては、図2に示すように、インバータ11〜13の入力端子と出力端子との間に帰還抵抗21〜23をそれぞれ接続している。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る発振回路の構成を示す図である。図3に示すように、この発振回路は、第1の端子及び第2の端子を有する水晶振動子1と、水晶振動子1の第1の端子と第2の端子との間に直列に接続された複数のインバータ11〜13と、インバータ11〜13と電源電位VDDとの間にそれぞれ接続されたPチャネルMOSトランジスタ41〜43とを含んでいる。なお、インバータと電源電位VDDとの間に接続されるトランジスタは、トランジスタ41〜43の内のいずれか1つでも良いし、2つでも良い。
さらに、この発振回路は、水晶振動子1の第1の端子と第2の端子との間に接続されて少なくとも直流信号を帰還する帰還素子としての帰還抵抗20と、水晶振動子1の第1の端子と基準電位(本実施形態においては接地電位とする)との間に接続されたコンデンサ2と、水晶振動子1の第2の端子と基準電位との間に接続されたコンデンサ3と、インバータ13の出力端子と電源電位VSS(本実施形態においては接地電位とする)との間に接続されたNチャネルMOSトランジスタ5とを含んでいる。
ここで、PチャネルMOSトランジスタ41〜43及びNチャネルMOSトランジスタ5のゲートには、負論理の反転制御信号が供給される。反転制御信号がローレベルのときには、発振回路において発振動作が行われ、反転制御信号がハイレベルのときには、発振回路において発振動作が停止する。以上において、水晶振動子1以外の回路は、半導体集積回路に内蔵させることができる。
次に、本実施形態に係る発振回路の動作について説明する。
反転制御信号がローレベルのときには、PチャネルMOSトランジスタ41〜43がオン状態となり、PチャネルMOSトランジスタ11a〜13aのソースが電源電位VDDに接続されるので、インバータ11〜13が動作する。インバータ13の出力信号は、水晶振動子1等により所定の位相回転を与えられてインバータ11に入力され、インバータ11〜13によって増幅されて、発振動作が行われる。また、反転制御信号がローレベルのときには、NチャネルMOSトランジスタ5がオフ状態となるので、インバータ13の出力端子と電源電位VSSとの間が切断されて、インバータ13の出力信号が外部回路に供給される。
一方、反転制御信号がハイレベルのときには、PチャネルMOSトランジスタ41〜43がオフ状態となり、PチャネルMOSトランジスタ11a〜13aのソースが電源電位VDDから切り離されるので、インバータ11〜13が動作しない。その結果、発振回路は発振動作を停止する。さらに、反転制御信号がハイレベルのときには、動作を停止しているインバータ13の出力信号が不定となるので、NチャネルMOSトランジスタ5をオン状態として、インバータ13の出力端子を電源電位VSSに接続する。これにより、出力信号をローレベルの信号に固定して、外部回路における誤動作を防止することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る発振回路の変形例について説明する。
図4に、本発明の第2の実施形態に係る発振回路の変形例の構成を示す。図3に示す第2の実施形態に係る発振回路においては、インバータ11〜13のPチャネルMOSトランジスタ11a〜13aと電源電位VDDとの間にPチャネルMOSトランジスタ41〜43をそれぞれ接続しているが、この変形例においては、図4に示すように、PチャネルMOSトランジスタ11a〜13aと電源電位VDDとの間に、1つの共通のPチャネルMOSトランジスタ40を接続している。
また、図3に示す第2の実施形態に係る発振回路においては、水晶振動子1の第1の端子と第2の端子との間に帰還抵抗20を接続しているが、この変形例においては、図4に示すように、インバータ11〜13の入力端子と出力端子との間に帰還抵抗21〜23をそれぞれ接続している。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図5は、本発明の第3の実施形態に係る発振回路の構成を示す図である。図5に示すように、この発振回路は、第1の端子及び第2の端子を有する水晶振動子1と、水晶振動子1の第1の端子と第2の端子との間に直列に接続された複数のインバータ11〜13と、インバータ11〜13と電源電位VSS(本実施形態においては接地電位とする)との間にそれぞれ接続されたNチャネルMOSトランジスタ31〜33と、インバータ11〜13と電源電位VDDとの間にそれぞれ接続されたPチャネルMOSトランジスタ41〜43とを含んでいる。
なお、インバータと電源電位VSSとの間に接続されるトランジスタは、トランジスタ31〜33の内のいずれか1つでも良いし、2つでも良い。また、インバータと電源電位VDDとの間に接続されるトランジスタは、トランジスタ41〜43の内のいずれか1つでも良いし、2つでも良い。
あるいは、NチャネルMOSトランジスタ11b〜13bと電源電位VSSとの間に、1つの共通のNチャネルMOSトランジスタを接続しても良いし、PチャネルMOSトランジスタ11a〜13aと電源電位VDDとの間に、1つの共通のPチャネルMOSトランジスタを接続しても良い。
さらに、この発振回路は、水晶振動子1の第1の端子と第2の端子との間に接続されて少なくとも直流信号を帰還する帰還素子としての帰還抵抗20と、水晶振動子1の第1の端子と基準電位(本実施形態においては接地電位とする)との間に接続されたコンデンサ2と、水晶振動子1の第2の端子と基準電位との間に接続されたコンデンサ3と、インバータ13の出力端子と電源電位VDDとの間に接続されたPチャネルMOSトランジスタ4とを含んでいる。
ここで、NチャネルMOSトランジスタ31〜33及びPチャネルMOSトランジスタ4のゲートには、制御信号が供給される。また、PチャネルMOSトランジスタ41〜43のゲートには、負論理の反転制御信号が供給される。制御信号がハイレベルで反転制御信号がローレベルのときには、発振回路において発振動作が行われ、制御信号がローレベルで反転制御信号がハイレベルのときには、発振回路において発振動作が停止する。以上において、水晶振動子1以外の回路は、半導体集積回路に内蔵させることができる。
次に、本実施形態に係る発振回路の動作について説明する。
制御信号がハイレベルで反転制御信号がローレベルのときには、NチャネルMOSトランジスタ31〜33がオン状態となり、NチャネルMOSトランジスタ11b〜13bのソースが電源電位VSSに接続される。また、PチャネルMOSトランジスタ41〜43がオン状態となり、PチャネルMOSトランジスタ11a〜13aのソースが電源電位VDDに接続される。これにより、インバータ11〜13が動作する。インバータ13の出力信号は、水晶振動子1等により所定の位相回転を与えられてインバータ11に入力され、インバータ11〜13によって増幅されて、発振動作が行われる。また、制御信号がハイレベルのときには、PチャネルMOSトランジスタ4がオフ状態となるので、インバータ13の出力端子と電源電位VDDとの間が切断されて、インバータ13の出力信号が外部回路に供給される。
一方、制御信号がローレベルで反転制御信号がハイレベルのときには、NチャネルMOSトランジスタ31〜33がオフ状態となり、NチャネルMOSトランジスタ11b〜13bのソースが電源電位VSSから切り離される。また、PチャネルMOSトランジスタ41〜43がオフ状態となり、PチャネルMOSトランジスタ11a〜13aのソースが電源電位VDDから切り離される。これにより、インバータ11〜13が動作しない。その結果、発振回路は発振動作を停止する。さらに、制御信号がローレベルのときには、動作を停止しているインバータ13の出力信号が不定となるので、PチャネルMOSトランジスタ4をオン状態として、インバータ13の出力端子を電源電位VDDに接続する。これにより、出力信号をハイレベルの信号に固定して、外部回路における誤動作を防止することができる。
以上の実施形態によれば、発振回路における発振動作を完全に停止するので、無駄な電力消費やノイズの発生を防止することができる。また、発振停止時には、電源電位VDDと電源電位VSSとの間の電源経路を切断するので、低消費電力のスタイバイを可能としている。
本発明は、水晶振動子、SAW振動子、セラミック振動子等の発振素子を用いた発振回路や、そのような発振回路を実現するための半導体集積回路において利用することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る発振回路の構成を示す図。 本発明の第1の実施形態に係る発振回路の変形例の構成を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る発振回路の構成を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る発振回路の変形例の構成を示す図。 本発明の第3の実施形態に係る発振回路の構成を示す図。 水晶振動子を用いた従来の発振回路の構成を示す図。 発振動作を制御できる従来の発振回路の構成を示す図。 多段構成の従来の発振回路の構成を示す図。 発振を制御できる多段構成の発振回路の構成を示す図。
符号の説明
1 水晶振動子、 2、3 コンデンサ、 4、11a〜13a、40〜43 PチャネルMOSトランジスタ、 5、11b〜13b、30〜33 NチャネルMOSトランジスタ、 11〜13 インバータ、 20〜23 帰還抵抗

Claims (9)

  1. 第1の端子及び第2の端子を有する発振素子と、
    前記発振素子の第1の端子と第2の端子との間に直列に接続され、第1の電源電位及び第2の電源電位が供給されたときに発振動作を行う複数のインバータと、
    制御信号に従って、前記複数のインバータの内の少なくとも1つに対する第1又は第2の電源電位の供給を制御するトランジスタと、
    を具備する発振回路。
  2. 前記発振素子の第1の端子と基準電位との間に接続された第1のコンデンサと、
    前記発振素子の第2の端子と基準電位との間に接続された第2のコンデンサと、
    をさらに具備する請求項1記載の発振回路。
  3. 前記発振素子の第1の端子と第2の端子との間に接続されて少なくとも直流信号を帰還する帰還素子をさらに具備する請求項1又は2記載の発振回路。
  4. 前記複数のインバータの入出力端子間に接続されて少なくとも直流信号をそれぞれ帰還する複数の帰還素子をさらに具備する請求項1又は2記載の発振回路。
  5. 前記トランジスタが、前記複数のインバータの内の1つに対する第1又は第2の電源電位の供給を制御する、請求項1〜4のいずれか1項記載の発振回路。
  6. 前記トランジスタが、前記複数のインバータの全てに対する第1又は第2の電源電位の供給を制御する、請求項1〜4のいずれか1項記載の発振回路。
  7. 前記複数のインバータの内の少なくとも1つに対する第1の電源電位の供給を制御する第1のトランジスタと、
    前記複数のインバータの内の少なくとも1つに対する第2の電源電位の供給を制御する第2のトランジスタと、
    を具備する請求項1〜6のいずれか1項記載の発振回路。
  8. 前記発振素子が、水晶振動子、表面弾性波振動子、又は、セラミック振動子である、請求項1〜7のいずれか1項記載の発振回路。
  9. 発振素子の第1の端子と第2の端子との間に直列に接続され、第1の電源電位及び第2の電源電位が供給されたときに発振動作を行う複数のインバータと、
    制御信号に従って、前記複数のインバータの内の少なくとも1つに対する第1又は第2の電源電位の供給を制御するトランジスタと、
    を具備する半導体集積回路。
JP2003304693A 2003-08-28 2003-08-28 発振回路及び半導体集積回路 Withdrawn JP2005079648A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003304693A JP2005079648A (ja) 2003-08-28 2003-08-28 発振回路及び半導体集積回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003304693A JP2005079648A (ja) 2003-08-28 2003-08-28 発振回路及び半導体集積回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005079648A true JP2005079648A (ja) 2005-03-24

Family

ID=34408317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003304693A Withdrawn JP2005079648A (ja) 2003-08-28 2003-08-28 発振回路及び半導体集積回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005079648A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008099241A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Princeton Technology Corp 表面弾性波発振器を備える受信機ic
WO2010084838A1 (ja) * 2009-01-23 2010-07-29 ローム株式会社 発振回路
JP2011188314A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Seiko Epson Corp 発振起動用パルス発生回路付き発振回路

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008099241A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Princeton Technology Corp 表面弾性波発振器を備える受信機ic
WO2010084838A1 (ja) * 2009-01-23 2010-07-29 ローム株式会社 発振回路
JP2010171810A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Rohm Co Ltd 発振回路
EP2242175A1 (en) * 2009-01-23 2010-10-20 Rohm Co., Ltd. Oscillator circuit
US8232847B2 (en) 2009-01-23 2012-07-31 Rohm Co., Ltd. Oscillation circuit
EP2242175A4 (en) * 2009-01-23 2015-04-22 Rohm Co Ltd OSCILLATOR CIRCUIT
JP2011188314A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Seiko Epson Corp 発振起動用パルス発生回路付き発振回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI409613B (zh) 微電腦的電子電路
JP2007274422A (ja) 駆動回路
US5900787A (en) Dual-mode, crystal resonator/external clock, oscillator circuit
JP2008147815A (ja) 発振回路
JP2007053746A (ja) 集積回路
JP2005079648A (ja) 発振回路及び半導体集積回路
JP2006319628A (ja) 発振回路および発振回路を備える半導体装置
US20080157842A1 (en) MTCMOS Flip-Flop Circuit
JP2005086664A (ja) 発振回路及び半導体集積回路
US6639480B2 (en) Crystal oscillator
JP4455734B2 (ja) 発振回路
JP2011061289A (ja) 入力バッファ回路
JP2007060201A (ja) 出力回路
JP2004104565A (ja) 半導体装置
JP2008072197A (ja) 半導体集積回路装置
JP3843720B2 (ja) 定電圧出力装置
JP2004023195A (ja) 発振回路
JP3767697B2 (ja) 半導体集積回路装置
JP4719077B2 (ja) 半導体装置
KR20000013844A (ko) 노이즈 감소 및 저전력용 수정 발진 회로
JP2969419B2 (ja) 発振用集積回路および発振回路
JP4134160B2 (ja) 半導体集積回路装置
JP2008199673A (ja) 半導体集積回路装置
JP2002232268A (ja) クロック発生回路
JPH08148938A (ja) 発振回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060501

A977 Report on retrieval

Effective date: 20080604

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080715

A521 Written amendment

Effective date: 20080904

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20090203

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20090313

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761