JP2005078699A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録動作開始前に時間をかけずに光ディスクの汚れを検知し、汚れを検知してから即座にレーザ出力に反映させるための特別な高速処理手段を必要とすることなしに、記録動作中に光ディスク上の汚れに応じ適宜調整されたレーザ出力により記録を行うことを可能とすること。
【解決手段】 記録すべき一連のデータを意図的に分割し、分割したデータ単位で断続的に記録を行うことができるようにし、この断続的な記録動作中に生じる記録休止期間を利用して、汚れ検知手段を用いて、特別な高速処理手段を使用することなしに、記録動作中においてディスク面の汚れ検知を行い、これに応じてレーザ出力の調整を行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光ディスク装置に係り、特に、ディスク記録面の指紋や埃などによる汚れの検知とこの検知結果に応じた記録制御とにかかわる技術に関する。
光ディスクの記録面に指紋や埃などの汚れがある場合、この汚れが原因となって、ディスク記録膜に集光されるはずのレーザ光が遮断され、記録膜に熱が伝わらず正しくデータを記録できない場合や、散乱・吸収などが起こり、十分な光量を得られず正しく記録ができない場合が生じるなど、記録時における不具合が発生する。
上記のような事態を防ぐ手法として、光ディスクの記録膜に存在する汚れを検知し、この検知結果に応じてレーザ出力を調整するようにした手法が知られている。このような手法には、たとえば、再生パワーでディスク記録面を照射することによって得られる反射光の平均レベルにより、ディスク記録面の汚れ具合を検知し、この検知結果をレーザ出力に反映させる手法(特許文献1参照)や、記録動作中において、記録レーザパワーでディスク記録面に記録を行うと同時に、該記録中のレーザ反射光から汚れを検知し、レーザ出力を調整する手法(特許文献2参照)がある。
特開2003−99923号公報 特開2003−99922号公報
ところで、前記特許文献1に記載の技術では、再生動作中に汚れを検知せざるを得ない。よって、光ディスクへ記録を行う際には記録動作の前に、あらかじめ当該光ディスクの汚れを検知しておく必要があり、そのため、光ディスクへの記録動作を始める前に、汚れ検知のための時間を要するという問題が発生する。特に、映像や音声などのリアルタイムデータを記録しようとした際には、光ディスクに記録すべきデータのデータ容量は事前にわからないので、ディスク全体の容量を必要とするデータが書き込まれることを見越した場合は、ディスク全面にわたっての汚れの検知を行うことが必須となり、記録動作を開始する前に多くの時間を必要とする。しかし、上記のように映像や音声などのリアルタイムデータを記録する場合においては、記録動作を始めるまでの時間は非常に重要で、装置の記録動作までの時間がかかりすぎて、その間に起こった決定的瞬間を記録し損なうなど、装置の使用者にとって由々しき事態が生ずる(課題「1」)。
他方、前記特許文献2に記載の技術は、特許文献1に記載の技術と異なり、記録動作中において光ディスクの汚れ検知をすることができるため、記録開始動作までに特別な時間を必要としない。しかしながら、特許文献2の手法を用いる場合、記録動作中に照射される記録レーザの反射光から記録位置の汚れを検知し、この検知結果に応じてレーザ出力を調整して、調整されたレーザ出力で汚れ領域への記録を行うことになり、汚れ検知時から調整後のレーザ出力で汚れ領域を記録するまでに存在する時間的遅延が問題となる。このような手法を適用するには、記録レーザの反射光より汚れを検知してから、記録レーザ出力に反映させるまでの期間を高速に処理する特別な手段が必要となり、通常の光ディスク装置においてはその実現が難しい。また、汚れを検知した瞬間においては、該汚れを検知する以前のレーザ出力で、該汚れ領域に記録を行っていることになり、どんなに高速な処理手段を用いたとしても、汚れを検出したその瞬間においては、汚れに応じてレーザ出力を調整し記録することは不可能である。以上のように、厳密には汚れを検知した瞬間においてはレーザ出力調整ができないこと、汚れ検知からレーザ出力を調整し記録するまでの時間的遅延を改善するためには、高速な処理を実現するための特別な仕組みが必要となること、特別な仕組みを装置に組み込むにはコスト的な問題が生じることが、問題点として挙げられる(課題「2」)。
また、さらなる課題として、従来の光ディスク装置では、光ディスク上の汚れを検知することはできたが、その汚れに対応し、記録動作中に使用者に警告を与えることに関しては、配慮が払われていなかった。たとえば、汚れがあった光ディスクに対してレーザ出力を調整し記録を行っている際に、“汚れているところに記録をしている”などといった警告が、使用者に伝わるような配慮がなされていなかった(課題「3」)。
本発明は上記した課題に鑑みなされたもので、本発明による光ディスク装置は、光ディスクの汚れ検知と該検知結果に応じたレーザ出力調整とを行うにあたり、課題「1」と課題「2」を同時に克服し、また、課題「3」に対しての配慮も兼ね備えたものである。
本発明による光ディスク装置は、光ディスク上の汚れの程度を検知する汚れ検知手段を備えており、従来の光ディスク装置においては、記録すべき一連のデータを連続的に記録するところを、本発明の光ディスク装置では、記録すべき一連のデータを意図的に分割し、分割したデータ単位で断続的に記録を行うことができるようにし、この断続的な記録動作中に生じる記録休止期間を利用して、上記の汚れ検知手段を用いて、特別な高速処理手段を使用することなしに、記録動作中においてディスク面の汚れ検知を行うものである。このとき、本発明による光ディスク装置は、上記の断続的な記録動作で記録する際、記録データが従来のように連続的に記録されたデータと同様にデータ再生が可能となるように記録制御し、さらに、記録の断続を繰り返しつつも、本装置に入力されてくるデータ入力速度より速くデータの記録を行うようにして、同じ容量のデータを従来の方法によって連続的に記録するのに必要な時間内にて、記録を完了させることができるようにしている。
さらに、本発明による光ディスク装置は警告手段を有しており、上記の断続記録動作中の記録休止期間中に行った汚れの検知結果に応じて、記録の続行又は中止を制御することができると共に、汚れの検知結果に応じて、装置使用者に警告を与えるようにしたものである。さらにまた、本発明における光ディスク装置は、上記の汚れの検知結果により記録が続行された場合において、汚れ検知結果に応じて記録休止期間を利用してレーザ出力を調整し、汚れ部分に応じたレーザ出力で記録を行うものである。
このように、本発明による光ディスク装置では、記録動作開始前に時間をかけずに光ディスクの汚れを検知することが可能となり、汚れを検知してから即座にレーザ出力に反映させるための特別な高速処理手段を必要とすることなしに、記録動作中に光ディスク上の汚れに応じ適宜調整されたレーザ出力により記録を行うことが可能で、以って、信頼性の高いデータ記録を行うことができる。また、装置使用者には、逐一ディスクの汚れ状態が警告され、どのような汚れ状態において記録が行われているか、または記録が中止されたかを、伝えることができる。
本発明によれば、記録動作前に、事前に光ディスクの汚れを検知するような時間を必要としないため、映像や音声などのリアルタイムデータを記録する際、余計な時間をかけずに記録を行うことが可能となる。また、汚れの検知は、入力データのメモリへの蓄積動作中に行われ、検知結果に応じてレーザ出力を調整し記録することが可能であるため、記録データの信頼性も高まる。さらに本発明では、断続的な記録動作で生じる記録休止期間に光ディスクの汚れを検知するが、従来以上の記録時間を必要とすることはない。さらにまた、記録動作中において汚れを検知するには、従来では特別な高速処理手段が必要とされたが、本発明では、従来の光ディスク装置の構成で記録動作中(断続的な記録動作中)における汚れ検知が可能であるため、コスト面においても有利である。さらにまた、検知された汚れのレベルに応じて、使用者に警告を与えることができ、使用者に逐一光ディスクの状態を確認させることができると共に、使用者の権限によって記録制御を促す契機を使用者に与えることができ、より使用者に対する細かい配慮がなされたユーザーフレンドリィな光ディスク装置を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
図1〜図5は、本発明の実施例1(以下、本実施例と記す)による光ディスク装置に係り、図1は、本実施例の光ディスク装置(以下、本ディスク装置と記す)の構成を示すブロックである。
図1において、101はバッファメモリ、102はディジタル信号処理手段、103はレーザドライバ、104は光ヘッド、105は光ディスク、106はアナログ信号処理手段、107はサーボ回路、108は装置全体を統括制御する制御マイコン、109は汚れ検知手段、110は警告表示部である。
最初に、従来の光ディスク装置にも共通する、本光ディスク装置の記録動作について、以下に説明する。まず、本光ディスク装置に対し、図示せぬホスト装置から記録を促すコマンドが送信される。このコマンドには、光ディスク105の記録開始位置情報が含まれていて、ディジタル信号処理手段102を介し制御マイコン108の認知するところとなる。そして、ホスト装置から記録すべき一連のデータが、ディジタル信号処理手段102に入力される。入力されたデータはエラー訂正符号が付加され、光ディスク105に応じたデータフォーマットにエンコードされた後、バッファメモリ101に一時的に蓄積される。
その後、制御マイコン108は、光ディスク105へのデータ記録開始アドレスをディジタル信号処理手段102に設定する。同時に、制御マイコン108は、サーボ回路107に、光ヘッド104を光ディスク105の記録開始アドレスの前方に移動させるよう指示を出す。指示を受けたサーボ回路107は、光ヘッド104を所定の位置まで移動させ、光ディスク105を所定の回転速度になるように制御を行う。また、このとき、光ヘッド104からは再生レベルのレーザビームが光ディスク105に対し照射され、その反射光を光ヘッド104が受光し電気信号へと変換が行われ、該電気信号はアナログ信号処理手段106に送信され、アナログ信号処理手段106にて、フォーカスおよびトラッキングを制御するのに必要なサーボ信号、並びに光ディスク105のアドレス情報信号が生成される。
生成されたサーボ信号はサーボ回路107に送信され、サーボ回路107は、光ヘッド104のフォーカスおよびトラッキング位置の制御を行う。一方のアドレス情報信号は、ディジタル信号処理手段102と、それを介した制御マイコン108によって検知され、それぞれにおいて光ディスク105上における光ヘッド位置が認知される。
記録開始アドレスがディジタル信号処理手段102に検知されると、バッファメモリ101に蓄えられたデータは、ディジタル信号処理手段102によってレーザドライバ103に送信される。レーザドライバ103は、設定されたレーザパワーや発光パターンで光ヘッド104を駆動させる機能を有していて、ここでは送信されたデータパターンに応じて、記録レベルのレーザビームを発光するよう光ヘッド104を駆動させる。こうして、光ディスク105における記録開始位置よりレーザビームを照射することで、データ記録が行われることとなる。
以上が、従来の光ディスク装置でも行われている基本的な記録動作である。
本光ディスク装置では、バッファメモリ101が特徴的な働きをするものとなっており、さらに、本光ディスク装置は、汚れ検知手段109と警告表示部110とを具備したものとなっている。これらの役割を、以下に示す。
バッファメモリ101は、図示せぬホスト装置から入力されたデータを一時的に蓄積し、この蓄積されたデータを、ホスト装置から入力された速度を十分に上回る速度で取り出し、光ディスク105に記録させることができるものとなっている。また、データが取り出されている間にも、ホスト装置側からの入力データを蓄積することができるようになっている。
汚れ検知手段109は、光ディスク105上の汚れを検知するための手段である。この汚れ検知手段109による汚れの検知手法を、図3を用いて説明する。図3において、104は光ヘッド、301は光ディスク上のビームスポット、302はトラック幅、303は光ディスク上の汚れ、304は、ビームスポット中心位置と光ヘッドの反射光強度との関係を示すグラフ、305は光ディスク上の汚れ位置、306は光ヘッドの反射光平均レベル信号である。
図3に示すように、光ヘッド104から照射される反射光の平均レベル信号を観測すると、304に示すように、汚れ303が存在する光ディスク上の汚れ位置305において、信号レベルが低下する。また、この信号レベルは、汚れの程度によって変化する。よって、光ヘッド104からの反射光の平均レベルをモニタすることで、汚れ具合と汚れの範囲を得ることができ、また、この汚れに対応した光ディスク105上の位置情報は、前述したように得ることができる。汚れ検知手段109は、アナログ信号処理手段106を介して、光ヘッド104からの反射光の平均レベルをモニタし、汚れの範囲、汚れ具合を検知する。また、汚れ検知手段109によって検知された汚れ情報は、全て制御マイコン108に送信される。制御マイコン108は、同時に送信されてくるディスク上の位置情報と照らし合わせることで、汚れの位置、汚れの程度、汚れの範囲の情報を管理し、汚れ検知された光ディスク105上の汚れ情報を管理する。
警告表示部110は、汚れ検知結果に応じた警告を使用者に与える働きをする。本実施例においては、後で詳述する本発明による制御手法で記録を制御することによって、記録動作中において、光ディスク105に記録レベルのレーザを照射しない記録休止期間を作り出し、この記録休止期間を利用して、光ディスク105の記録面における汚れ検知、および、この汚れ検知結果に基づいたレーザ出力調整を行う。また、汚れ検知結果に応じて、必要に応じ警告表示部110により、記録動作中に使用者に警告を与える。
次に、本発明による記録制御手法と、この記録制御手法を利用することによって可能となる汚れ検知方法、および、汚れ検知結果に基づいたレーザ出力の調整法について詳述する。
従来の光ディスク装置は、記録すべき一連のデータに対して、連続的に記録を行うことで、記録動作中においては常に記録を行うこととなる。ここで言う記録とは、光ヘッドが、送信されたデータに応じ記録レベルのパワーのレーザビームを実際に光ディスクに対し照射することを指す。なお、記録すべき一連のデータが光ディスク装置に送信されてから、記録すべき一連のデータを全てディスクに記録し終わるまでの動作を、以下の説明では、頭に「一連の」を付した一連の記録動作と呼称し、記録レベルのレーザビームを照射する実際の記録と、区別することとする。
図2は、本ディスク装置(本実施形態の光ディスク装置)による入力データの蓄積・取り出し動作、記録動作、汚れ検知動作、レーザ出力調整動作の制御手法を示している。ホスト装置から送信されてくる記録すべき一連のデータ202を記録する場合、203に示すように記録すべき一連のデータ202を、幾つかのある一定量のデータに分割する。203では、1例としてA,B,C,D,Eの5つに分割しているが、何分割してもよい。
分割されたデータAは、一旦、光ディスク装置内に存在するメモリ領域(ここでは、バッファメモリ101)に蓄積される。メモリ上のデータ推移204に示す205の期間は、分割されたデータAを蓄積している期間である。205の期間において、分割されたデータAが蓄積し終わると、次の206の期間に推移する。206の期間は、蓄積し終わった分割されたデータAをメモリ領域から取り出しつつ、分割されたデータBを蓄積する期間である。206の期間において、分割されたデータBを蓄積する速度を十分に上回る速度で、蓄積された分割されたデータAを取り出し記録するため、分割されたデータBがメモリに蓄積し終わるまでに、記録期間215が一旦終了する。そして、再び分割されたデータを蓄える期間である207に推移し、引き続き残りの分割されたデータBを蓄積し、蓄積し終わると期間208に推移し、分割されたデータBを取り出しつつ、分割されたデータCを蓄積することとなり、データを蓄積する期間と、蓄積されたデータを取り出しながら、入力されるデータを蓄積する期間とを、繰り返すこととなる。
これにより、一連の記録動作中において、記録期間215が断続的に発生することになるため、記録休止期間216が生成される。本発明では、記録休止期間216を利用し、光ディスクの汚れを記録休止期間216内の期間(汚れ検知期間)217において検知する(記録休止期間216では、光ヘッド104は再生レベルのレーザビームを照射するように制御される)。そして、この汚れの検知結果によって、レーザ出力の調整をして記録を行う場合や、記録を停止する場合などのように、汚れのレベルに応じ記録動作を変更する。汚れの検知結果より、記録時のレーザ出力調整が必要とされる場合は、記録休止期間216内の期間(レーザ出力調整期間)218においてレーザ出力の調整を行う。こうして、一連の記録動作中における記録休止期間216内で行われたレーザ出力調整結果が、記録時に反映されることとなる。
なお、図2に示した例では、各記録休止期間216中に、汚れ検知期間217、レーザ出力調整期間218の順序で、1回ずつ光ディスクの汚れ検知とレーザ出力の調整を行っているが、これはあくまで1例であって、記録休止期間216中であれば、汚れ検知期間217およびレーザ出力調整期間218の回数は何回であろうと構わない。また、記録休止期間216内において汚れ検知期間217とレーザ出力調整期間218が不連続であっても構わない。
このように記録休止期間216を利用して、光ディスクの汚れを検知し、この検知結果を基にレーザ出力を調整することによって、記録動作前に時間をかけることなく、従来記録動作中の汚れ検知に必要とされた高速な処理を実現するための特別な仕組みも必要とすることなしに、一連の記録動作中であっても、光ディスク上の汚れを検知し、この検知結果をレーザ出力に反映させて記録することが可能となる。
また、上記した汚れ検知時において、たとえばLPPやPID、ADIP、WOBBLEなどによる、光ディスク105上におけるセクタ単位のアドレス情報及びアドレス情報を含む信号が、光ヘッド104からの反射光によって得られるので、本発明による光ディスク装置においては、光ディスクの汚れ情報を、セクタの整数倍の単位で検知することが可能である。
次に、汚れ検知期間217における汚れの検知結果より、汚れの程度に合わせてレベル分けし、レベルによって記録動作を変更する例を、以下に示す。たとえば、反射光の平均レベルに対して2つの異なる閾値を設定しておき、汚れ検知手段109によって、通常時と同じレーザパワーで正常に記録できるレベルと、レーザ出力を調整することで正常に記録できるレベルと、レーザ出力を調整しても正常に記録できないレベルとに、レベル分けを行う。そして、制御マイコン108によって、レベルに応じた記録動作をするよう各部に指示が出され、記録動作が制御される。上記のレベル分け例を用いれば、通常時と同じレーザパワーで記録できるレベルの汚れだった場合は、特別なことをせずに通常通り記録を行い、レーザ出力を調整することで正常に記録できるレベルの汚れの箇所に対しては、レーザ出力調整期間218に行ったレーザ出力調整結果を反映させて記録を行い、レーザ出力を調整しても正常に記録できないレベルの汚れの箇所に関しては、記録をしない、などの状態遷移が可能となる。なお、上記の例はほんの1例であり、レベル分けの手法やレベルに応じた状態遷移は、上記の例に限られるものではない。
汚れ検知期間217の汚れ検知結果に応じ、レーザ出力調整期間218において実行されるレーザ出力調整の例としては、例えば、反射光平均レベルと該反射光平均レベル箇所で記録を行うための最適レーザ出力との関係をあらかじめ求めておき、汚れ検知結果にて得られた反射光平均信号レベルに対応した最適レーザ出力を算出する方法などが、挙げられる。最適レーザ出力が算出されたら、制御マイコン108により、ディジタル信号処理手段102を介して、算出されたレーザ出力値をレーザドライバ103に設定し、汚れに応じたレーザ出力での記録を行う。
なお、一連の記録動作時において、制御マイコン108は、光ヘッド104の位置と光ディスクの汚れ情報の両方を知ることになるため、レーザ出力値を変化させるタイミングは把握している。よって、光ヘッド104が所定のセクタに移動するタイミングに間に合うように、レーザドライバ103に該セクタの最適レーザ出力値を設定することができ、セクタの整数倍の単位で、記録中のレーザ出力を調整することが可能である。
また、汚れ検知期間217の汚れ検知に際しては、制御マイコン108により、バッファメモリ101に蓄積されるデータ量と記録すべき光ディスク上のアドレスとが把握されているため、次に光ディスク105に記録するべき記録領域は既知である。よって、本ディスク装置では、次に分割されたデータを記録すべき領域に絞って、汚れ検知を行うことができる。
しかしながら、必ずしも次に記録されるべき領域全体に対して汚れを検知する必要はない。バッファメモリ101にホスト装置からのデータを一時的に蓄積しておくために分け与えられた領域や、バッファメモリ101からディジタル信号処理手段102にデータを送信する速度によっては、記録休止期間216が短くなる場合があり、次に記録すべき記録領域全体にわたって汚れを検知している時間がない場合がある。このような場合においては、短い記録休止期間216において、効率よく汚れを検知する必要がある。そこで、本光ディスク装置では、次に記録すべき領域において、状況に応じた汚れ検知を行うことも可能としている。すなわち、本光ディスク装置においては、汚れ検知を効率的に間引いて行うことも可能となっている。
上記の時間的効率を考慮した汚れ検知の手法例を、図4を用いて説明する。図4は、光ディスクの一部を拡大した模式図である。記録すべき全領域において汚れの検知を行う場合には、次回記録量に対応する区間(次回記録量区間)405内にある全てのトラックに対して、それぞれ汚れを検知しなければならない。これに対し、図4に示した例では、汚れ検知の時間的効率化を図るため、次回記録量区間405において、たとえば所定の間隔を置いた6本のトラック402においてのみ、光ディスク上の汚れの検知を行う。汚れ404に対して、各6本のトラック402において汚れを検知すると、それぞれのトラックにおける汚れ検知結果403がセクタ単位で得られる。ここで、A、B間における複数のトラックのように汚れの検知を間引かれたトラックでは、実際に汚れの検知は行われていない。このような領域においては、たとえばA、B間の領域の場合は、トラックAにおける汚れ検知情報を、AからBの複数のトラックすべてに対してディスクの半径方向に隣接するセクタ単位で適用する。同様に、B、C間の複数のトラックに関しては、トラックBの汚れ検知情報をトラックCまでの複数トラックに適用する。同様のことを、トラックFまで行う。これにより、次回記録量区間405の全範囲において、擬似的に汚れ情報を持たすことができ、効率良い汚れ検知が実現できる。
上記の時間的効率を考慮した汚れ検知について補足する。実用的な例をとると、たとえば、光ディスク105上に存在する汚れが、半径方向に約0.5mmの大きさを持つものであるとする。そして、次に記録すべき領域(次回記録量区間405)が光ディスク105の半径方向において、同様に0.5mmであるとする。いま、光ディスク105のトラックピッチが0.74μm(DVD−Rのトラックピッチ)であると想定した場合、次に記録すべき領域全体にわたって汚れを検知するには、光ディスクを約676回転させなくてはならない。しかし、領域全体を検知せず、たとえば100トラック置きに汚れを検知しようとすれば、大幅に汚れ検知時間を短縮することができる。光ディスク105に付着する汚れで、レーザ出力の調整を余儀なくされる場合の大半は指紋や埃で、このような汚れはトラック幅と比較した場合、相対的に十分大きく、複数のトラックにまたがり付着するような大きさのものである場合がほとんどである。したがって、上記の例のように100トラック間引いて汚れを検知する場合においても、汚れ範囲が半径方向に約74μm以上であれば検知することが可能である。そのため、トラック間を間引いて汚れを検知した場合でも、間引き間隔が適当であれば十分に汚れを検知することができ、時間的効率と現実的な汚れ範囲を考慮した場合、このような適用は実用的であると言える。
なお、上記した時間的効率を考慮した汚れ検知(トラック間の間引きの汚れ検知)では、バッファメモリ101の容量や、バッファメモリ101が書き込みデータをディジタル信号処理手段102に送信する速度や、1回の記録データ容量や、検知したい汚れの大きさなどにより、汚れ検知を間引く範囲は、適宜調整することができることは、言うまでもない。
また、本ディスク装置においては、汚れの検知から記録までの時間的効率の向上を図るため、光ディスク105の半径位置に応じて汚れ検知期間を調整し、それにより、汚れの検知から記録までの時間を短縮できるようにもしている。この光ディスク105の半径位置に応じた汚れ検知期間の調整について、図5を用いて説明する。
図5の(a)、(b)は、DVD−RAMやDVD−Rのような、スパイラル状にトラックが形成されている光ディスクを示している。図5の(a)を用いて、汚れ検知期間を調整することの効果を示す。図5の(a)において、504は、記録開始位置を示している。汚れ検知終了後に、光ヘッド104がトラックを横切るだけで、即座に記録できるかどうかは、汚れ検知終了時における光ヘッド104の位置が、記録開始位置504に対してどこに位置するかによって決まる。光ヘッド104から照射される光スポットは、光ディスク105の内周から外周にかけてスパイラル状に移動を行う。これは、光ディスク105が回転するのに応じ、スパイラル状に形成されたトラック上を光スポットが走査するよう、光ヘッド104の位置をサーボ回路107が制御しているからである。ただし、サーボ回路107は、光ヘッド104の位置を光ディスク105の半径方向にしか移動させることができない。よって、記録開始位置504から汚れの検知を行う場合、光ヘッド104は、一旦、記録開始位置504より内周側のトラックである502上のどこかに移動され、光ディスク105が回転することにより、その地点から記録開始位置504に光スポットが移動するのを待って、汚れの検知を行うこととなる。
図5の(a)において、記録開始位置504から汚れを検知した軌跡を示したものが、503である。このとき、汚れの検知を終了した地点が505の場合と、507の場合について考えてみる。双方とも汚れの検知が終了してから記録開始位置504にて記録を開始したい場合、上記した記録開始位置504から汚れ検知を開始するまでの動作と同様に、一旦、502のトラック上に光ヘッド104を移動させることとなる。先にも述べたように、光ヘッド104は、半径方向にしか移動することはできないため、汚れ検知終了地点が505の場合は、506に移動し、汚れ検知終了地点が507の場合は、508に移動することとなる。この場合において、光スポットが、記録開始位置504に達するまでの時間を比較すると、506が504に達するまでの時間は、508から504に達するまでの時間より、ディスク約1回転分の時間を要することとなり、汚れ検知から記録に推移するまでの時間が多くかかるため、効率的ではないことがわかる。よって、本ディスク装置では、汚れ検知期間を調整し、つまり、上記の例では、記録開始位置504に対して汚れ検知の終了位置を507であるように調整して、汚れ検知が終了してから記録を行うまでの時間短縮を図るようにしている(つまり、汚れ検知が終了した後、光ヘッド104がトラックを横切るだけで、即座に記録できるようにしている)。
また、図5の(b)には、光ディスク105上の半径位置が違う場合における、それぞれの記録開始位置510、511、512と、それに対応して時間的効率の向上を図った汚れ検知の例の軌跡513、514、515とを示している。513、514、515の各軌跡が示すように、ディスク半径位置によって効率的な汚れ検知期間がまちまちである。このことを考慮にいれ、本光ディスク装置では、ディスク半径位置に応じて、汚れ検知期間を調整するようにしており、これにより、光ディスクのどの半径位置においても、効率的な汚れ検知が実現できるようにしている。
上記した半径位置による汚れ検知期間の調整を実現するための例を、以下に述べる。光ディスク規格において、ディスクのアドレスとそれに対応するトラックのセクタ数は定められており、ディスク位置によってセクタ数が判別できる。そこで、これを利用し、次の記録開始セクタの前方セクタ位置を割り出し、この割り出した前方セクタ位置に対応するトラック方向位置で、汚れ検知を終了させるように調整する手法をとることなどが挙げられる。このような汚れ検知期間の調整を行えば、汚れ検知が終了した後、光ヘッド104はトラックを横切るだけで記録開始位置の直前に移動でき、即座に記録を開始することができる。これにより、汚れ検知から記録に推移するまでの時間を短縮することができ、時間効率を向上させることができる。
また、本光ディスク装置は、汚れ検知手段109によってレベル分けされた汚れ状態に応じて、警告表示部110により、本光ディスク装置の使用者に警告を与えることができるようになっている。以下に、この警告の手法について説明する。
制御マイコン108によって、前記した汚れ検知期間217に得た汚れ検知情報(レベル分けされた汚れ情報とその位置情報)は管理されているので、制御マイコン108は、光ディスク105への記録時において、セクタの整数倍の単位で、汚れのレベル情報をディジタル信号処理手段102に送信し、ディジタル信号処理手段102によって、制御マイコン108より送信された汚れのレベルに応じて、警告表示部110を駆動し、記録中に警告を行う。具体例として、「通常状態」、「少し汚れている状態」、「非常に汚い状態」などのように、使用者にわかるよう警告表示部110により表現する。このとき、警告を発している汚れ位置のアドレス情報を、併せて表示させるようにしてもよい。
特に、本光ディスク装置では、光ディスクが汚れている状態においてもレーザ出力を調整することで記録を行うことができるようになっているので、“ディスクが汚れている状態”であるにもかかわらず“記録”を行っていることを、使用者に伝えるように配慮がなされている。このような配慮を基に、記録中において的確な警告を与えることで、使用者側の権限で記録を停止し、光ディスクをクリーニングすることや、記録を途中で停止したくない場合はそのまま記録を続行するなど、使用者側の権限により記録状態を制御させるための契機を与えることができる。
ここで、上記の警告の表現の仕方は、例として液晶などにより視覚に訴えるものや、表示と共に、ブザーや音を鳴らして聴覚に訴えるものなどがあるが、特に表現方法を限定するものではない。
本発明が適用される光ディスク装置は、レーザパワーによる記録が可能な光ディスクを用い、記録レベルのレーザ出力と再生レベルのレーザ出力とが切り替え可能な装置であればよく、用いる記録可能な光ディスクの種別を限定するものではなく、光磁気ディスクを用いる装置も、本発明でいう光ディスク装置に含まれる。また、本発明の光ディスク装置は、それ単体で用いられる他に、各種機器に搭載して使用できることは言うまでもない。
本発明の実施例1に係る光ディスク装置の構成図である。 本発明の実施例1に係る光ディスク装置における、入力データの蓄積・取り出し動作、記録動作、汚れ検知動作、レーザ出力調整動作のタイミングなどを示す説明図である。 本発明の実施例1に係る光ディスク装置における、光ディスク上の汚れの検出原理を示す説明図である。 本発明の実施例1に係る光ディスク装置における、間引きした汚れ検知の手法例を示す説明図である。 本発明の実施例1に係る光ディスク装置における、汚れ検知期間の調整例を示す説明図である。
符号の説明
101 バッファメモリ
102 ディジタル信号処理手段
103 レーザドライバ
104 光ヘッド
105 光ディスク
106 アナログ信号処理手段
107 サーボ回路
108 制御マイコン
109 汚れ検知手段
110 警告表示部

Claims (10)

  1. 光ディスクにデータを記録する光ディスク装置において、
    入力される記録データを蓄える記憶手段と、光ディスク上の汚れの程度を検知する汚れ検知手段とを有し、前記記憶手段にデータを蓄積中に、前記汚れ検知手段によって光ディスク上の汚れを検知することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 請求項1に記載の光ディスク装置において、
    入力されるデータの入力速度を十分に上回る速度にて、前記記憶手段に蓄えたデータを取り出して記録することを特徴とする光ディスク装置。
  3. 請求項1に記載の光ディスク装置において、
    前記汚れ検知手段による汚れの検知結果に応じて、前記記憶手段にデータを蓄積中に、レーザ出力を調整することを特徴とする光ディスク装置。
  4. 請求項1に記載の光ディスク装置において、
    現在蓄積中のデータを記録すべき領域において光ディスクの汚れを検知することを特徴とする光ディスク装置。
  5. 請求項4に記載の光ディスク装置において、
    現在蓄積中のデータを記録すべき領域の一部分に対して、汚れ検知を行うことを特徴とする光ディスク装置。
  6. 請求項5に記載の光ディスクにおいて、
    光ディスクの半径位置に応じて、汚れを検知する領域を調整することを特徴とする光ディスク装置。
  7. 請求項1に記載の光ディスクにおいて、
    汚れの程度を判定するための閾値を設けて、検知した汚れをレベル分けすることを特徴とする光ディスク装置。
  8. 請求項7に記載の光ディスク装置において、
    汚れのレベルに応じて、汚れ領域における記録動作を制御することを特徴とする光ディスク装置。
  9. 請求項1に記載の光ディスク装置において、
    警告表示手段を有し、汚れの検知結果により、警告表示手段を用いて警告を与えることを特徴とする光ディスク装置。
  10. 光ディスクにデータを記録する光ディスク装置において、
    光ディスク装置に入力されてくる記録すべき一連のデータを一時的に蓄える記憶手段と、光ディスク上の汚れの程度を検知する汚れ検知手段と、光ヘッドから記録レベルのレーザビームを出力させることで前記記憶手段に蓄えられたデータを光ディスク上に記録する記録制御手段とを有し、
    前記記録制御手段は、前記記録すべき一連のデータを所定量に分割したデータ単位で、かつ、前記記憶手段へのデータの入力速度を十分に上回る記録速度で、前記記憶手段に蓄えられたデータを光ディスク上に断続的に記録し、この断続的な記録動作で生じる記録休止期間に、前記汚れ検知手段による汚れ検出と、汚れ検出結果に応じた前記光ヘッドのレーザ出力の調整とを実行することを特徴とする光ディスク装置。
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