JP2005078438A - プロジェクト管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 プロジェクトに関する評価を提示できるプロジェクト管理システムを提供する。
【解決手段】 ユーザのグループをプロジェクトとし、当該プロジェクトに属するユーザをメンバーとして、メンバー間で行われるコミュニケーションを支援するプロジェクト管理システムであって、制御部14がプロジェクトのメンバーに関し、各メンバーの所属との関係で定められる識別情報を取得し、識別情報間で予め定められている、それぞれの相違を定める値に基づき、所定の演算ルールに従って、取得した各メンバーの所属のばらつき度を演算し、この演算されたばらつき度を、プロジェクトの評価値の演算処理に供するプロジェクト管理システムである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、企業内等で展開される複数のユーザをメンバーとしたプロジェクトでのコミュニケーションを支援し、資産を管理するプロジェクト管理システムに関する。
近年、知識の共有や拡散といった問題が、多くの企業の関心事となってきている。こうした背景の下、ユーザグループ間での電子メールや電子掲示板、ドキュメントの管理といった処理を行う、いわゆるプロジェクト管理システムが数多く開発されている。
しかしながら、上記従来のプロジェクト管理システムは、コミュニケーションやドキュメント管理に関する機能強化が進む一方で、知識が現実に各メンバーに吸収され、活用され、何らかの結果がでているかや、吸収から活用までの時間の短縮ができているかといった評価を提示するといったことは行われていないのが現状である。
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、プロジェクトに関する評価を提示できるプロジェクト管理システムを提供することを、その目的の一つとする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、ユーザのグループをプロジェクトとし、当該プロジェクトに属するユーザをメンバーとして、メンバー間で行われるコミュニケーションを支援するプロジェクト管理システムであって、プロジェクトのメンバーに関し、各メンバーの所属との関係で定められる識別情報を取得する手段と、前記識別情報間で予め定められている、それぞれの相違を定める値に基づき、所定の演算ルールに従って、前記取得した各メンバーの所属のばらつき度を演算する手段と、を含み、前記演算されたばらつき度が、プロジェクトの評価値の演算処理に供されることを特徴としている。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、ユーザのグループをプロジェクトとし、当該プロジェクトに属するユーザをメンバーとして、メンバー間で行われるコミュニケーションを支援するプロジェクト管理システムであって、プロジェクトのメンバーに関し、各専門領域における専門の度合いによって表される専門性ベクトル情報と、それぞれの専門性ベクトル情報の間の距離を定める演算ルールに基づき、所定の演算ルールに従って、前記取得した各メンバーの所属のばらつき度を演算する手段と、を含み、前記演算されたばらつき度が、プロジェクトの評価値の演算処理に供されることを特徴としている。
また、上記従来例の問題点を解決するための本発明は、ユーザのグループをプロジェクトとし、当該プロジェクトに属するユーザをメンバーとして、メンバー間で行われるコミュニケーションを支援するプロジェクト管理システムであって、知的創造を複数の段階に分類する所定のコミュニケーションモデルに基づいて、前記各段階のコミュニケーションの特性を、メンバー間の交流、メンバー間の対話、作成又は入手されたドキュメント、の性状ないし量に基づいて特徴づけるルールを記憶する手段と、メンバーを含む、複数のユーザが関係するプロジェクトについて、当該ユーザ間のコミュニケーションの発生時点を特定する情報を含むコミュニケーション履歴情報と、当該プロジェクトに関係するドキュメントに関する操作の発生時点を特定する情報を含むドキュメント履歴情報と、当該プロジェクトに関わらないユーザから当該プロジェクトに関係するドキュメントへのアクセスの発生時点を特定する情報を含むアクセス履歴情報と、をそれぞれ記録する記録システムと、前記記録システムから注目プロジェクトに係る記録を収集する収集手段と、前記収集手段により収集された記録と、前記記憶されているルールとに基づき、前記記録を、前記コミュニケーションモデルによって規定される段階に分割する手段と、前記分割して得た各段階について、それぞれに費やした時間を取得し、当該取得した時間に基づいて、プロジェクトの評価値を演算する手段と、を含むことを特徴としている。
さらに、上記従来例の問題点を解決するための本発明は、ユーザのグループをプロジェクトとし、当該プロジェクトに属するユーザをメンバーとして、メンバー間で行われるコミュニケーションを支援するプロジェクト管理システムを用い、プロジェクトのメンバーに関し、各メンバーの所属との関係で定められる識別情報を取得する工程と、前記識別情報間で予め定められている、それぞれの相違を定める値に基づき、所定の演算ルールに従って、前記取得した各メンバーの所属のばらつき度を演算する工程と、前記演算されたばらつき度に基づき、プロジェクトの評価値の演算処理を行う工程と、を含むことを特徴としている。
さらに、上記従来例の問題点を解決するための本発明は、プログラムであって、ユーザのグループをプロジェクトとし、当該プロジェクトに属するユーザをメンバーとして、メンバー間で行われるコミュニケーションを支援するコンピュータに、プロジェクトのメンバーに関し、各メンバーの所属との関係で定められる識別情報を取得する手順と、前記識別情報間で予め定められている、それぞれの相違を定める値に基づき、所定の演算ルールに従って、前記取得した各メンバーの所属のばらつき度を演算する手順と、前記演算されたばらつき度に基づき、プロジェクトの評価値の演算処理を行う手順と、を実行させることを特徴とする。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。まず、本実施の形態において前提とする知的創造モデルの一例について説明を行う。
[知的創造モデルの例]
知的創造をモデルにあてはめて解析する手法の研究には、多くのものがある。ここでは、その一つを利用してプロジェクトの評価を行う例について説明する。
すなわち、このモデルの一つによれば、知識自体は、人間の内部に知識が吸収された状態である「暗黙知」と、これが表出して外形化する「形式知」とに分類される。この説によると、知的創造の過程は、(1)多くの人物の暗黙知が、さらに別の暗黙知を構成する「共同化」の段階と、(2)人物間の対話を通して暗黙知が外部に表出し、形式知へと転換する「表出化」の段階と、(3)各形式知が連携して、別の形式知を形成する「連結化」の段階と、(4)得られた形式知が各人物に吸収され、潜在化して、暗黙知へと転換する「内面化」の段階と、の4つの段階を1つのサイクルとして繰り返すものとして説明される。
本実施の形態のシステムでは、これら各段階と、各段階間の遷移時間とを評価の基準として生成するものである。また、本実施の形態のシステムは、この生成した評価の基準をユーザに提示するものである。
[システムの構成]
本発明の実施の形態に係るプロジェクト管理システムは、図1にその一例を示すように、サーバ1と、各ユーザが利用する複数のクライアント装置2とを含んで構成され、これらは互いにネットワークを介して接続されている。またサーバ1は、ユーザデータベース11と、ドキュメントデータベース12と、ログデータベース13と、制御部14と、記憶部15と、通信部16とを含んで構成される。なお、この例ではクライアント装置2は、一般的なパーソナルコンピュータで構わない。
サーバ1のユーザデータベース11は、ユーザを識別する情報(例えばユーザID)と、パスワードと、当該ユーザが関係しているプロジェクトを識別する情報と、ユーザの所属を表す所属識別情報を関連づけて格納している。ドキュメントデータベース12は、プロジェクトを識別する情報に関連づけて、各プロジェクトで用いられるドキュメントを保持している。
ログデータベース13は、制御部14から入力される指示に従って、図2に示すように、プロジェクトごとに、コミュニケーション履歴情報と、ドキュメント履歴情報と、アクセス履歴情報と、をそれぞれ区別して記録可能となっている。なお、ここでの説明では、これらを特に区別する必要のないときには、これらを単に「履歴情報」と総称する。ここで、コミュニケーション履歴情報は、それに関連するプロジェクトに関係するユーザ同士で送信し、又は受信した電子メールなど、プロジェクトに関係するユーザ間で行われたコミュニケーションの記録であって、具体的には、電子メールの送受信の日時(発生時点特定情報)と、当該電子メールの内容(宛先、送信元等のヘッダ情報と、添付ファイルを含む本文)とを記録したものである。なお、このコミュニケーション履歴情報には、例えば上記電子メールの内容として添付され、又は、その内部で(例えばURLなどにより)引用されたドキュメントがある場合は、当該ドキュメントを特定する情報を予め抽出して、当該情報の抽出元の記録に含めておいてもよい。
ドキュメント履歴情報は、それに関連するプロジェクトに関係するドキュメントについて、当該プロジェクトに関係するユーザが行った操作(登録、削除、更新、参照等)を、その行われた日時(発生時点特定情報)と、当該操作の行われたドキュメントを特定する情報(対象ドキュメント特定情報)とを関連づけたものである。
アクセス履歴情報は、それに関連するプロジェクトに関係するドキュメント等に、当該プロジェクトに関係しないユーザがアクセス(ドキュメントの参照等)したことを記録するもので、具体的には、そのアクセスがあった日時(発生時点特定情報)と、アクセスの対象となったドキュメント等を特定する情報とを保持している。
さらに、これらコミュニケーション履歴情報やドキュメント履歴情報、アクセス履歴情報のうち、少なくとも一種類の情報には、制御部14から入力される指示に従って重要度情報を関連づけることができるようにしておいてもよい。
制御部14は、記憶部15に格納されているプログラムに従って動作しており、プロジェクトごとのユーザ管理処理と、プロジェクトごとのドキュメントを管理する処理(ドキュメント管理処理)と、コミュニケーションやドキュメント操作、アクセス等の履歴を記録するログ記録処理と、ユーザの指示に従い、当該ログから指示された条件に合致する記録を収集し、当該収集結果を用いて評価に関する情報を生成して提示する処理と、プロジェクトごとのグループウエアとしての処理とを実行する。この制御部14の具体的処理の内容については、後に詳しく述べる。
記憶部15は、制御部14によって実行されるプログラムや当該プログラムの実行において必要となるデータ等を格納した、コンピュータ可読な記録媒体であり、例えばハードディスクやCD−ROM、DVD−ROMなど、電気的ないし磁気的に情報を記録する記録媒体そのものと、当該記録媒体から情報を読み出して制御部14に出力するドライブとを含む。また、この記憶部15は、制御部14から入力される指示に従ってデータを記憶する、RAM(Random Access Memory)などのメモリ素子も含み、制御部14のワークメモリとしても動作する。通信部16は、制御部14から入力される指示に従い、ネットワークを介してデータを送信し、また、ネットワークを介して到来したデータを受信して制御部14に出力する。
次に制御部14によって行われる各処理について説明する。
[ユーザ管理処理]
本実施の形態では、このサーバ1を管理するユーザ(以下、マネージャと呼ぶ)を含め、各ユーザからの指示は、サーバ1に対してネットワークを介して、それぞれのユーザのクライアント装置2から送信される。制御部14は、ネットワークを介して受信されるクライアント装置2からのログイン要求に応答して、ユーザを認証する処理を行い、ユーザが認証された後に、当該ユーザからの指示に応じて、次に説明する各処理に関する指示を受け付けるようになる。
このユーザ認証の処理は、具体的には、ユーザIDとパスワードとを入力させるためのログイン画面を記述したウエブページをクライアント装置2に配信し、当該ウエブページ上のインタフェースを用いて入力されたユーザID及びパスワードをクエリとして受け取って、当該受け取ったユーザID及びパスワードと、ユーザデータベース11に格納されているユーザIDとパスワードとが一致したときに認証に成功したとして、当該ユーザのクライアント装置2に対して所定の値を備えたクッキー等を送信し、以降、当該クッキーを使用してセッションを管理する方法で実現できる。
なお、ここではクライアント装置2においてウエブ・ブラウザを用いてサーバ1にアクセスする例を述べているが、クライアント装置2に専用のアプリケーションをインストールして用いる場合には、上述のような方法以外の認証方法を採用しても構わない。そのような例としては、例えばICカードを利用する方法がある。すなわち、予めユーザごとに異なるキーを発行しておき、当該キーをICカードに格納しておく。また、ユーザデータベース11には、パスワードの代りに当該キーをユーザIDに関連づけて格納しておく。ユーザが当該ICカードに記録されたキーを用いて、サーバ1にログインするよう、クライアント装置2を操作すると、クライアント装置2がサーバ1に関して予め登録されている公開鍵(サーバ公開鍵と呼ぶ)を用いて、当該ICカードに記録されたキーを暗号化してサーバ1に送信する。そしてサーバ1では、当該送信された暗号化済みのキーを受信し、これを上記サーバ公開鍵に対応する秘密鍵(サーバ秘密鍵)で復号してキーを取り出し、当該取り出したキーをユーザデータベース11から検索し、検索に成功すると、ユーザデータベース11から当該キーに関連づけられたユーザIDのユーザがログインしたものとするといった処理がある。
なお、以下の制御部14の各処理の説明では、ユーザからの指示を受け付ける場合、当該指示を行ったユーザは、特に断らない限り認証されたユーザであるとしておく。
[ユーザ情報管理]
またここではユーザに関連する情報として、ユーザID、パスワード、ユーザが関係するプロジェクト、所属識別情報といった情報を利用する例を示しているが、ユーザ情報としては、この他にユーザのプロファイル、すなわち、個人の専門領域や経歴に関する情報や、当該ユーザが作成したものなど、当該ユーザに関係付けられたドキュメントに基づく当該ユーザにまつわるキーワード情報などをさらに含んでもよい。
具体的に、ここでいうドキュメントに基づくキーワード情報等の一例を挙げれば、ユーザが作成したドキュメントに対して形態素分析を行い、形態素の頻度情報等を用いて当該ドキュメントに関連するキーワードを抽出して、当該キーワードをユーザデータベース内の当該ユーザIDに関連づけておく。また、別の例では、当該ドキュメントそのもの(又はそれに対する上述のような形態素分析の結果(つまり、インデックス情報)や、ドキュメントの参照情報(URL等))をユーザデータベース内のユーザIDに関連づけておいてもよい。
こうしたユーザのプロファイルに関する情報は、例えば制御部14によって検索の対象として利用され、ユーザから、他のユーザの検索条件及び検索指示とが受信されると、当該検索条件に合致するプロファイル情報に関連づけられたユーザを検索する、といった、いわゆるKnowWhoと呼ばれる技術に用いることができる。
[ドキュメント管理処理]
また制御部14は、ドキュメントを管理する処理を行い、ドキュメントのアップロード及びダウンロード指示を処理する。本実施の形態では、各ドキュメントはいずれかのプロジェクトに関連づけられて、ドキュメントデータベース12に格納されている。つまり、ユーザはドキュメントをアップロードする際には、ドキュメントを指定する情報と、当該ドキュメントをどのプロジェクトに対してアップロードするかを特定する情報(プロジェクト指定情報)とを、アップロード指示としてサーバ1に送信することになる。
制御部14は、このドキュメントのアップロード指示をユーザから受け付けると、当該指示の対象となったドキュメントをユーザ側のクライアント装置2から取得して、アップロード指示に含まれるプロジェクト指定情報により指定されたプロジェクトを特定する情報(以下、プロジェクトIDと呼ぶ)に関連づけてドキュメントデータベース12に格納する。
このとき制御部14は、当該アップロードに係る履歴情報を生成して、ログデータベース13に記録する(後述のログ記録処理を参照)。
また制御部14はドキュメントデータベース12に格納されているドキュメントを対象としたダウンロード指示を、ユーザから受け付けると、当該指示に係るドキュメントをドキュメントデータベース12から読み出してユーザに対して配信する。
さらに制御部14は、指示に係るドキュメントに関連づけられたプロジェクトIDを参照し、ダウンロード指示を行ったユーザが当該プロジェクトIDによって識別されるプロジェクトに関係しているか否かをユーザデータベース11を参照して調べる。ここで関係していない(すなわちプロジェクトに属さないユーザから、そのプロジェクトに関係するドキュメントへのアクセスがあった)場合、当該ダウンロードの指示を、プロジェクト外からのアクセスであるとして、アクセス履歴情報に記録する(後述のログ記録処理を参照)。また、制御部14は、当該ダウンロード指示を行ったユーザが、当該ユーザの属しているプロジェクトに関係するドキュメントへアクセスした場合は、当該ダウンロードの指示を、プロジェクト内からのアクセスであるとして、アクセス履歴情報に記録してもよい(後述のログ記録処理を参照)。
[アイディアシート管理処理]
さらに制御部14は、ドキュメントだけでなく、ユーザが生成した文字列や画像等を含むデータを、仮想的なアイディアシートとして管理する。具体的には、このアイディアシートに含める情報のアップロード及びダウンロード指示を処理する。本実施の形態では、各アイディアシートはいずれかのプロジェクトに関連づけられて、ドキュメントとともに、ドキュメントデータベース12に格納される。つまり、ユーザはアイディアシートをアップロードする際には、アイディアシートに含めるデータと、当該アイディアシートをどのプロジェクトに対してアップロードするかを特定する情報(プロジェクト指定情報)とを、アップロード指示としてサーバ1に送信することになる。
制御部14は、このアイディアシートのアップロード指示をユーザから受け付けると、当該指示の対象となったアイディアシートに含めるデータをユーザ側のクライアント装置2から取得して、アップロード指示に含まれるプロジェクト指定情報により指定されたプロジェクトを特定する情報(以下、プロジェクトIDと呼ぶ)に関連づけてドキュメントデータベース12に格納する。
このとき制御部14は、当該アップロードに係る履歴情報を生成して、ログデータベース13に記録する(後述のログ記録処理を参照)。
また制御部14はドキュメントデータベース12に格納されているアイディアシートを対象としたダウンロード指示を、ユーザから受け付けると、当該指示に係るアイディアシートをドキュメントデータベース12から読み出してユーザに対して配信する。
さらに制御部14は、指示に係るアイディアシートに関連づけられたプロジェクトIDを参照し、ダウンロード指示を行ったユーザが当該プロジェクトIDによって識別されるプロジェクトに関係しているか否かをユーザデータベース11を参照して調べる。ここで関係していない(すなわちプロジェクトに属さないユーザから、そのプロジェクトに関係するアイディアシートへのアクセスがあった)場合、当該ダウンロードの指示を、プロジェクト外からのアクセスであるとして、アクセス履歴情報に記録する(後述のログ記録処理を参照)。
また、制御部14は、当該ダインロード指示を行ったユーザが、当該ユーザの属しているプロジェクトに関係するアイディアシートへアクセスした場合は、当該ダウンロードの指示を、プロジェクト内からのアクセスであるとして、アクセス履歴情報に記録してもよい(後述のログ記録処理を参照)。
[コミュニケーションに関する処理]
制御部14は、ユーザ間のコミュニケーションを実現する処理も行っている。この処理としては例えば電子メールの送受信処理(SMTPサーバやPOPサーバ等を利用すればよい)や、掲示板(ウエブサーバとCGIプログラムの組み合わせでもよいし、NNTP(Net-News Transfer Protocol)を用いたものであってもよい)、チャット(インスタント・メッセージングのサービス)により、メッセージや、ドキュメント、映像・音声などのストリームデータ、その他の情報を複数のユーザ間で送受する処理を行っている。
制御部14は、例えば電子メールがあるユーザ(送信元ユーザ)から別のユーザ(送信先ユーザ)へと送信されると、当該送信元ユーザと送信先ユーザとのそれぞれのユーザIDや、送信日時等(ヘッダ情報から抽出できる)と、電子メールの本文の情報(添付ファイルの情報を含む)とをコミュニケーション履歴情報としてログデータベース13に記録する。この際、例えば電子メールの本文内にURLを表す文字列が含まれ、それがドキュメントデータベース12内のドキュメントを指し示している場合、当該電子メールに関するコミュニケーション履歴情報に、当該指し示されたドキュメントを特定する情報を関連づけてログデータベース13に記録してもよい。
[ログ記録処理]
制御部14は、上記各処理に関する履歴情報をログデータベース13に記録する。本実施の形態においては、既に説明したように、プロジェクトごとに、コミュニケーション履歴情報と、ドキュメント履歴情報と、アクセス履歴情報と、をそれぞれ区別して記録可能となるようにログデータベース13が構成されており、制御部14は、それぞれに区別して履歴情報を記録することになる。以下、各履歴情報についてそれらを記録する処理を例を挙げて説明する。
(1)コミュニケーション履歴情報
まず、コミュニケーション履歴情報は、ユーザ間のコミュニケーションが行われた日時と、その内容に関する情報とを関連づけたものであり、具体的には既に説明したように、電子メールであれば、送信元ユーザと送信先ユーザとのそれぞれのユーザIDや、送信日時等(ヘッダ情報から抽出できる)と、電子メールの本文の情報(添付ファイルの情報を含む)とを含んだ情報である。制御部14は、このコミュニケーション履歴情報を、ログデータベース13のコミュニケーション履歴情報を格納する領域に記録する。この際、制御部14は、当該コミュニケーション履歴情報を、送信元ユーザと、送信先ユーザとのそれぞれが属しているプロジェクトにそれぞれ関連づけて格納してもよい。この場合、重複したコミュニケーション履歴情報を格納することがないよう、例えばコミュニケーション履歴情報のそれぞれに固有の識別子を関連づけてプロジェクトごとに格納してもよい(同一プロジェクト内で同一識別子のコミュニケーション履歴情報が格納されないようにする)。
また、制御部14は、送信元ユーザと送信先ユーザとが同じプロジェクトに属している場合にのみ、当該プロジェクトに関連づけてそのコミュニケーション履歴情報を格納することとしてもよい。この場合、例えば送信元ユーザと、すべての送信先ユーザ(送信先ユーザが複数である場合、その全員)とが互いに異なるプロジェクトに関係している場合には、その電子メールに係るコミュニケーション履歴情報は記録されない。
同様に、電子メールの宛先がユーザを特定する情報ではなく、一斉同報的なもの(例えば「全員」など)である場合はその電子メールに係るコミュニケーション履歴情報を記録しないこととしてもよい。
また、チャットのサービスを行う場合は、制御部14は、各ユーザの滞在時間(チャットサーバへログインしていた時間)を計時し、そのユーザと特定する情報に関連づけて、当該計時の結果をログデータベース13に記録する。
(2)ドキュメント(及びアイディアシート)履歴情報
ドキュメント履歴情報は、ドキュメントやアイディアシートのアップロード、ダウンロード等に関する記録であり、例えばアップロードの指示があったときには、制御部14は、当該ドキュメントやアイディアシートのアップロード日時の情報(図示しないカレンダから取得する)と、対象となったドキュメントやアイディアシートを特定する情報と、当該ドキュメントやアイディアシートをアップロード指示したユーザのユーザIDとを含む記録を、ドキュメント履歴情報やアイディアシート履歴情報として生成する。そして、当該ユーザIDに関連づけられているプロジェクトを識別する情報(プロジェクトID)に、当該生成したドキュメント履歴情報やアイディアシート履歴情報を関連づけて、ログデータベース13のドキュメント履歴情報を格納する領域に記録する。
(3)アクセス履歴情報
アクセス履歴情報は、既に述べたように、あるプロジェクトに関係しているユーザが、別のプロジェクトに関係しているドキュメントをダウンロードした場合などに生成される。具体的に制御部14は、そうしたダウンロードの指示について、当該ダウンロードの対象となったドキュメントに関連づけられているプロジェクトIDを取得し、ダウンロード指示のあった日時と、ダウンロードの対象となったドキュメントを特定する情報とを含んだアクセス履歴情報を生成し、上記取得したプロジェクトIDに関連づけて、ログデータベース13のアクセス履歴情報を格納する領域に記録する。
[重要度情報の記録]
さらにこうして記録されたログデータベース13内のコミュニケーション履歴情報と、ドキュメント履歴情報と、アクセス履歴情報との少なくとも一部には、その履歴情報の重要度を示す重要度情報を関連づけて記録してもよい。ここで重要度情報は、例えば重要度を数値で表したものであり、重要度情報が関連づけられていない履歴情報を重要度「0」として、重要度を5段階などの評価で表現してもよい。
この重要度の情報は、例えば重要度情報の関連づけの対象となった履歴情報について、その履歴情報に関連づけられたプロジェクトIDを参照し、さらに当該プロジェクトIDによって識別されるプロジェクトに関係するユーザ(特にマネージャ)からの指示に基づいて変更されるようにしてもよいし、当該プロジェクトの履歴情報を参照したユーザに評価点の入力を求め、当該評価点に基づいて重要度を定めるようにしてもよい。こうして関連づけられた重要度の情報は、後に説明する情報提供処理の際に用いることができる。
[プロジェクトの評価の処理]
また、制御部14は、プロジェクトの評価値を生成して提示する処理を行う。本実施の形態の制御部14は、既に述べたように、(1)共同化、(2)表出化、(3)内面化、(4)連結化の4段階を繰り返しながら知的創造が行われるというモデルを前提にプロジェクトの活動を評価するものであり、具体的には、各段階ごとの評価値と、各段階間の遷移時間に基づく評価値とを生成する。以下、これらを分けて説明することにする。
[共同化の評価]
共同化の段階は、メンバー間相互の暗黙知を共有させて、メンバー個々の暗黙知の質・量を増大させるところであり、従って相互に類似の暗黙知を有するメンバーではなく、異なった暗黙知を有するメンバー間で交流が行われることが質的に要求される。本実施の形態のシステムでは、経験則に従い、所属(営業と技術など)や専門性が異なれば知識やスキルにばらつきが現れることに配慮して、メンバーの所属や専門性のばらつきに基づいて共同化の段階に関するプロジェクトの評価を行う。
具体的には、本システムの管理者は予め、各ユーザの所属を表す所属識別情報について、各所属識別情報間の相違を定める値(距離値と呼ぶ)を設定して、記憶部15に格納しておく。例えば、記憶部15には、図3に示すように、所属識別情報間の距離値を設定したテーブルが格納されている。この図3に示したテーブルの左下半分は、右上側に表された距離値に対応する値が設定される(AB間の距離は、BA間の距離と同じになる)ので省略できる。なお、この距離値は、例えば図4に示すように、所属識別情報を系統で分類したときの距離(各所属識別情報のノード間の枝の数(喩えていえば、家系図における親等の算出と同様)として定義できる)等、他の方法で定めてもよい。あるいは、本システムの管理者は予め、専門性を表す領域と各ユーザのそれぞれの領域における専門度を表す値のセットをベクトル量として用意し、記憶部15に専門性ベクトル情報として格納しておく。例えば、記憶部15には図5に示すように、各ユーザの専門性を表す専門性ベクトル情報が格納されている。距離の定義である演算ルールとしては例えば、標準化ユークリッド平方距離を用いることができるが、本発明は専門性の距離の定義をこれに限定するものではない。
制御部14は、各ユーザの所属識別情報の組み合わせの各々について、それらの距離値を算出する。そして、各組み合わせについて算出された距離値の総和を演算する。この総和の結果がばらつき度として、プロジェクトの評価値の演算処理に供されることとなる。
制御部14は、また、チャットの時間の長さを記録している場合には、当該チャットの時間の長さをプロジェクトの評価値の演算処理に供する。また、ユーザに対して例えば電子メールによって暗黙知が本当に得られたか否かについてのアンケートや得られた暗黙知の満足度といったアンケートを行い、そのアンケートの集計結果をプロジェクトの評価値の演算処理に供してもよい。
ここで、プロジェクトの評価値の演算処理としては、例えばばらつき度や、チャットの時間の長さ等の数値化された値のそれぞれに、予め定めた重みを乗じて加重し、加重した値の和ないし平均をプロジェクトの評価値(共同化の評価値)として生成すればよい。
またここでは、所属する全メンバーの所属に基づいて、ばらつき度を演算しているが、実際にコミュニケーションを行っているメンバーの組み合わせについて、それらの所属間の距離値の総和を求め、これをばらつき度としてもよい。
[表出化の評価]
表出化の段階は、暗黙知が形式知へと転換する過程であるので、ユーザ間の対話や討議の質及び量(すなわち、作り出したアイディアの質と量)を評価することになる。
具体的には、制御部14は、ログデータベース13に記録したコミュニケーション履歴情報から、ユーザが対話に費やしている時間や対話の量、例えばメンバー間でチャットを行っている時間や、メンバー間のチャットや電子メールで送受されたデータ量などをプロジェクトの評価値の演算処理に供する。
また制御部14は、延べ参加人数、すなわち、チャット等における参加メンバー数とその滞在時間の積(単位は、人分などとなる)を演算して、これをプロジェクトの評価値の演算処理に供してもよい。さらに、メンバーがシステムにログインしている時間をプロジェクトの評価値の演算処理に供してもよい。
さらに、制御部14は対話や討議の質を評価する値として、ログデータベース13に記録したアイディアシート履歴情報から、生成したアイディアシート等の数、アイディアシートの自己評価、他者評価、参照数等をプロジェクトの評価値の演算処理に供してもよい。
ここでも、プロジェクトの評価値の演算処理としては、例えばデータ量等の数値化された値のそれぞれに、予め定めた重みを乗じて加重し、加重した値の和ないし平均をプロジェクトの評価値(表出化の評価値)として生成すればよい。
[連結化の評価]
連結化の段階では、アイディアシートのように、含めるデータを指定すればアップロードが行われるといったような、簡便な方法でアップロード可能な情報ではなく、一旦ユーザ側で推敲されるなどドキュメントという形で各アイディア同士が連結し、個々の形式知から新たな形式知が生み出されることとなる。
従って、連結化の評価としては、作成したドキュメントの質と量とを評価することとなる。具体的に制御部14は、ログデータベース13に記録したドキュメント履歴情報から、プロジェクトのメンバーがアップロードした(メンバー自身が生成し、あるいは外部から持ち込んだ)ドキュメントの数をプロジェクトの評価値の演算処理に供する。
さらに、ドキュメントの質の評価としては、ドキュメントに対する(生成者自身による)自己評価、他者評価、参照数等をアンケートによって取得し、これらをプロジェクトの評価値の演算処理に供する。
ここでも、プロジェクトの評価値の演算処理としては、例えばドキュメントの数等の数値化された値のそれぞれに、予め定めた重みを乗じて加重し、加重した値の和ないし平均をプロジェクトの評価値(連結化の評価値)として生成すればよい。
[内面化の評価]
内面化の段階では、創出された形式知を個々のメンバーが吸収し、新たな暗黙知を蓄積することになる。従って、このプロジェクトにおいて得た知識を他のシーンで利用できたかや、知識がどの程度自分のものとして実践理解できたか等を、アンケート取得する。ここで、アンケートは、例えばプロジェクトに関連づけてシステムにアップロードされたドキュメントのビューア(ドキュメントの内容を表示する画面)に含めて、あるいは、当該画面に関連づけて(ポップアップするなどして)表示してもよい。
このアンケートは、例えば「全くそうでない」から「全くその通りだった」までの例えば10段階の点数制等で入力させ、数値化し、当該得られた数値をプロジェクトの評価値(内面化の評価値)として生成してもよいし、アンケート結果をシステムの管理者において採点し、プロジェクトの評価値として管理者から入力を受けるようにしてもよい。
[遷移時間に基づく評価]
また制御部14は、プロジェクトが各段階にあった時間の統計値を演算し、当該演算した統計値に基づいてプロジェクトの評価値とする。この評価値は、プロジェクトの総合力を評価する指標となる。
具体的に、各段階に費やされた時間は、ログデータベース13に記録されたコミュニケーション履歴情報と、ドキュメント(及びアイディアシート)履歴情報と、アクセス履歴情報とを参照して、ユーザが各段階とその次の段階との変わり目となる履歴を指定することで、当該履歴に関連づけられた日時の情報から、各段階の変わり目の日時を取得し、当該取得した変わり目の日時の間隔から各段階に費やされた時間を演算することとしてもよい。
また、各段階における履歴を特徴づけるルールを予め定めておき、当該ルールとログデータベース13に記録された履歴の情報とに基づいて、制御部14が各段階の変わり目を認識し、当該認識した変わり目の日時の間隔から各段階に費やされた時間を演算することとしてもよい。
ここで上記ルールとしては、具体的には、ログデータベース13に記録された各履歴情報を、所定単位の時間区間に区切り、その先頭の区間から順に、各時間区間内でチャットが行われた回数とアイディアシートが作成された数との比較して、チャット回数がアイディアシートの作成数より多ければ、当該時間区間は「共同化」の段階にあると判断する。そして、チャット回数よりもアイディアシートの作成数が多くなっている時間区間が見いだされると、当該時間区間から「表出化」の段階に入ったと判断する。そしてこの時間区間からは、アイディアシートの作成数と、ドキュメントの作成数とを比較し、アイディアシートの作成数よりもドキュメントの作成数が大きい時間区間が見い出されると、その時間区間から「連結化」の段階に入ったと判断する。そしてその時間区間からドキュメントの作成数が所定のしきい値を下回る時間区間までを「連結化」の段階とし、ドキュメントの作成数が所定のしきい値を下回る時間区間からチャットの回数が所定のしきい値を上回る時間区間までを「内面化」の段階と判断することとすればよい。
そして、各変わり目の時間区間の先頭又は末尾の時点を以て、段階の変わり目の日時とし、当該変わり目の日時の間隔から各段階に費やされた時間を演算する。
こうして、例えば「共同化」、「表出化」、「連結化」、「内面化」に費やされた時間が判断され、併せて、「共同化」の開始から「内面化」の終了まで(知識の創造の1サイクル)に費やされた時間が判断される。
この時間は、例えばその逆数に所定の係数を乗じてプロジェクトの評価値としてもよい。すなわち、時間が短いほど効率が高いと判断されるので、逆数など、短時間ほど高得点とするように調整するのである。また、各段階ごとに費やした時間に関係する値を提示するようにすれば、どの段階に時間がかかっているのかがユーザに分かり易くなる。このために、例えば複数回のサイクルについて、各段階ごとに費やした時間及び1サイクルに費やした時間を記録しておき、各段階ごとに費やした時間の平均や、その傾向(例えば「共同化」の時間が短縮される傾向にある)などを検出してユーザに提示するようにしてもよい。
[その他の評価]
さらにその他の評価として、ユーザなどからのアンケートを取得してもよい。具体的には、ユーザがプロジェクトでどれだけ満足しているか、あるいは、当該プロジェクトのユーザの顧客からの当該プロジェクトに関するアンケートを取得して、そのアンケートの集計結果をプロジェクトの評価値とする。
[提示]
本実施の形態の制御部14は、そして、これら「共同化」、「表出化」、「連結化」、「内面化」の各段階の評価値と、総合の評価値(段階ごとに費やされた時間等によって求められる評価値)を、5軸のレーダーチャートとして提示してもよい。これによりユーザは、どの段階の知識創造に課題があるかを容易に認識できるようになる。
[動作]
このように本実施の形態のプロジェクト管理システムによると、各ユーザの所属の情報を保持し、また、プロジェクトごとに、各プロジェクトに属するユーザをメンバーとして管理し、メンバー間又はプロジェクトのメンバー外のユーザとの間でのチャットや電子メールといったコミュニケーションを仲介し、当該プロジェクトにおいて生成されるアイディアシートやドキュメントを蓄積管理する。また、これらのコミュニケーションや、作成されたアイディアシートやドキュメントに関する履歴の情報(行われた日時や登録された日時を含む)を保持する。
そしてこれらのユーザの所属の情報や、履歴の情報に基づいて、知的創造に関する所定コミュニケーションモデルに従って、プロジェクトの評価値を生成し、ユーザに対して提示する。
本発明の実施の形態に係るプロジェクト管理システムの例を示す構成ブロック図である。 履歴情報の一例を表す説明図である。 ユーザの所属間の距離値の設定例を表す説明図である。 ユーザの所属間の距離値の設定の別の例を表す説明図である。 専門性ベクトル情報の例を表す説明図である。
符号の説明
1 サーバ、2 クライアント装置、11 ユーザデータベース、12 ドキュメントデータベース、13 ログデータベース、14 制御部、15 記憶部、16 通信部。

Claims (5)

  1. ユーザのグループをプロジェクトとし、当該プロジェクトに属するユーザをメンバーとして、メンバー間で行われるコミュニケーションを支援するプロジェクト管理システムであって、
    プロジェクトのメンバーに関し、各メンバーの所属との関係で定められる識別情報を取得する手段と、
    前記識別情報間で予め定められている、それぞれの相違を定める値に基づき、所定の演算ルールに従って、前記取得した各メンバーの所属のばらつき度を演算する手段と、
    を含み、
    前記演算されたばらつき度が、プロジェクトの評価値の演算処理に供されることを特徴とするプロジェクト管理システム。
  2. ユーザのグループをプロジェクトとし、当該プロジェクトに属するユーザをメンバーとして、メンバー間で行われるコミュニケーションを支援するプロジェクト管理システムであって、
    プロジェクトのメンバーに関し、各専門領域における専門の度合いによって表される専門性ベクトル情報と、それぞれの専門性ベクトル情報の間の距離を定める演算ルールに基づき、所定の演算ルールに従って、前記取得した各メンバーの所属のばらつき度を演算する手段と、
    を含み、
    前記演算されたばらつき度が、プロジェクトの評価値の演算処理に供されることを特徴とするプロジェクト管理システム。
  3. ユーザのグループをプロジェクトとし、当該プロジェクトに属するユーザをメンバーとして、メンバー間で行われるコミュニケーションを支援するプロジェクト管理システムであって、
    知的創造を複数の段階に分類する所定のコミュニケーションモデルに基づいて、前記各段階のコミュニケーションの特性を、メンバー間の交流、メンバー間の対話、作成又は入手されたドキュメント、の性状ないし量に基づいて特徴づけるルールを記憶する手段と、
    メンバーを含む、複数のユーザが関係するプロジェクトについて、当該ユーザ間のコミュニケーションの発生時点を特定する情報を含むコミュニケーション履歴情報と、当該プロジェクトに関係するドキュメントに関する操作の発生時点を特定する情報を含むドキュメント履歴情報と、当該プロジェクトに関わらないユーザから当該プロジェクトに関係するドキュメントへのアクセスの発生時点を特定する情報を含むアクセス履歴情報と、をそれぞれ記録する記録システムと、
    前記記録システムから注目プロジェクトに係る記録を収集する収集手段と、
    前記収集手段により収集された記録と、前記記憶されているルールとに基づき、前記記録を、前記コミュニケーションモデルによって規定される段階に分割する手段と、
    前記分割して得た各段階について、それぞれに費やした時間を取得し、当該取得した時間に基づいて、プロジェクトの評価値を演算する手段と、
    を含むことを特徴とするプロジェクト管理システム。
  4. ユーザのグループをプロジェクトとし、当該プロジェクトに属するユーザをメンバーとして、メンバー間で行われるコミュニケーションを支援するプロジェクト管理システムを用い、
    プロジェクトのメンバーに関し、各メンバーの所属との関係で定められる識別情報を取得する工程と、
    前記識別情報間で予め定められている、それぞれの相違を定める値に基づき、所定の演算ルールに従って、前記取得した各メンバーの所属のばらつき度を演算する工程と、
    前記演算されたばらつき度に基づき、プロジェクトの評価値の演算処理を行う工程と、
    を含むことを特徴とするプロジェクト管理方法。
  5. ユーザのグループをプロジェクトとし、当該プロジェクトに属するユーザをメンバーとして、メンバー間で行われるコミュニケーションを支援するコンピュータに、
    プロジェクトのメンバーに関し、各メンバーの所属との関係で定められる識別情報を取得する手順と、
    前記識別情報間で予め定められている、それぞれの相違を定める値に基づき、所定の演算ルールに従って、前記取得した各メンバーの所属のばらつき度を演算する手順と、
    前記演算されたばらつき度に基づき、プロジェクトの評価値の演算処理を行う手順と、
    を実行させることを特徴とするプロジェクト管理プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010086493A (ja) * 2008-10-03 2010-04-15 Shimadzu Corp データ管理システム及びデータ管理システム用プログラム
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JP2012128882A (ja) * 2012-03-22 2012-07-05 Hitachi Ltd 組織コミュニケーション可視化システム

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