JP2005078295A - 電子機器とリモート操作装置及びデータ検索方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大量の電子データの中から所望のファイルを容易に検索することができる電子機器とリモート操作装置及びデータ検索方法を提供する。
【解決手段】 電子機器は、リモコン装置1及びケーブル11を介してヘッドホン9に接続可能な携帯型デジタルプレーヤ10であり、携帯型デジタルプレーヤ10の記録媒体10aは作曲者、演奏者、データ記録媒体(例えば、CD)、曲目に応じた異なるそれぞれの階層に区分されており、ダイヤル部12a、12bと2つの選択ボタン13、14のどれに触れるかで、階層を選択し、ダイヤル部12a、12bと2つの選択ボタン13、14を操作することで、所望のデータ(曲、CD、作曲者など)を検索する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、大量のデータをファイル単位で記録している記録媒体(例えば、HDD:ハードディスク)を有する電子機器とリモート操作装置(例えば、デジタルカメラ/シリコンムービー/MP3プレーヤ/カメラ付携帯電話等)及びデータ検索方法に係わり、特に、所望のデータを容易に検索可能な電子機器とリモート操作装置及びデータ検索方法に関する。
近年、電子機器においては、ハードディスク(HDD)、コンパクトフラッシュ(登録商標)(CF)カード、SDカードなどの記録媒体の小型大容量化が急速に進んでいる。
その中でも典型的なものの1つに音楽データの再生があり、携帯型デジタルプレーヤという電子機器で製品化されている。
このような携帯型デジタルプレーヤとして、各社から音楽、画像・動画などのファイルをこれらの記憶媒体に記憶させておき、外で音楽を聞いたり、写真を見たり、映画を楽しんだりすることができる、デジタルプレーヤが販売されており、記憶媒体に入る音楽はさらに増えて7500曲くらいとなっている。しかも、曲のダウンロードはあっという間にできるようになっている。
また、操作ボタン部にタッチセンス方式を採用することで、可動部をなくし、耐久性向上が図られている。アドレス帳、カレンダー、トゥー・ドゥ(to do)リスト、ゲーム、アラームクロック機能などが搭載され、さらに、付属の専用ドックを介して、PC(パーソナルコンピュータのこと、以下同様)とIEEE1394またはUSB2.0によって接続できるほか、ライン出力からオーディオ機器へも接続可能で、充電も行えるようになっている。
これらのデジタルプレーヤには、操作の便宜のために、リモートコントロール装置(略して、単にリモコンあるいはリモコン装置またはリモコン操作装置という)が用いられており、リモコン操作装置は、外付けのリモコン操作装置であればリモコンケーブルの途中にあり、その端部側にヘッドフォンなどが付属している。そして、本体は例えばカバンの中に入れておいたままで、手元のリモコンから再生/停止/早送り/巻き戻し等の操作ができるようになっている。
従来のこの種のリモコン付きのデジタルプレーヤとしては、例えば以下のインターネット記事に、リモコンや本体操作パネル部の写真や仕様、説明が記載されている。
非特許文献1は、HDD内蔵型ポータブルプレーヤーに関するもので、大容量ハードディスクドライブを搭載し、MP3、WAV、WMAの各形式で再生することがあることを開示している。
非特許文献2は、デジタルオーディオプレイヤーに関するもので、このデジタルオーディオプレイヤーは記憶容量30GBのハードディスクドライブを内蔵し、携帯型のMP3プレイヤーである。
非特許文献3は、デジタルミュージックプレーヤーに関するもので、大容量ハードディスクを備えおり、毎日24時間の連続再生なら3週間分、毎日1曲ずつ別の曲を再生したら20年分もの音楽が入ることができるミュージックプレーヤである。
非特許文献1、2、3に記載されているデジタルプレーヤは、内蔵型のHDDで大容量になっているが、リモコンについては、再生・早送り・巻き戻し・停止・一時停止・音量等の制御で行なっている。
インターネット<URL:http://japan.creative.com/products/digitalaudio/zen/> インターネット<URL:http://www.zdnet.co.jp/products/apple/m8948ja.html> インターネット<URL:http://www.apple.co.jp/ipod/>
しかしながら、このような従来の電子機器にあっては、例えば携帯型デジタルプレーヤの場合、大量のデータを記憶する記憶媒体を有する構成となっていたため、リモコン操作装置を用いたとしても、どこに目的のデータがあるかを検索するに容易ではなく、目的のデータを検索して再生させることに時間がかかるという問題点があった。
すなわち、上記の非特許文献1〜3に開示のデジタルプレーヤは、何れも内蔵型の大容量のHDDを有し、曲数等は多くなっているものの、リモコンについては単に、再生・早送り・巻き戻し・停止・一時停止・音量等の制御で行なっているだけであったため、大量のデータの中から所望のデータを検索できないという欠点があった。
上記問題点は、携帯型デジタルプレーヤについてのものであるが、その他の電子機器(例えば、デジタルカメラ)においても、携帯型プレーヤのリモコン操作装置や操作パネルと同様に、小型化・簡単化が要求されるとともに、操作ボタン等を配置することのできる場所が限られているような機器においては、大量のファイルからどのようなユーザインターフェースで目的のファイルを検索して再生させるかは極めて大きな問題であった。
そこで本発明は、大量の電子データの中から所望のファイルを容易に検索することができる電子機器とリモート操作装置及びデータ検索方法を提供することを目的としている。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による電子機器は、データを階層的な構造を有する区分で区分けして記録できる記録媒体を有する電子機器において、
複数の前記階層に対して、階層ごとに個別に検索操作可能な操作手段を具備したことを特徴とする。
ここでのデータには、ファイル、画像データ等の電子データを広く含む概念である。例えば、音楽の再生を行う場合には、音楽ファイルとしてのデータが記録されており、データの検索では音楽ファイルを検索することになる。
請求項1に従属する請求項2記載の発明は、前記操作手段は、各階層ごとに別個に設けられた検索用スイッチであり、該検索用スイッチを操作すると前記階層内のデータおよび/または区分を所定の順で検索するものであることを特徴とする。
請求項1に従属する請求項3記載の発明は、前記操作手段は、現在の操作の対象となる階層を選択する階層切換スイッチと、
前記階層切換スイッチによって現在の操作の対象として選択された階層について検索操作を行う検索用スイッチとを有することを特徴とする。
請求項2または3に従属する請求項4記載の発明は、前記検索用スイッチは、前記階層内のデータおよび/または区分を所定の順に順送り検索する単一の検索ボタンを有するものであることを特徴とする。
請求項2または3に従属する請求項5記載の発明は、前記検索用スイッチは、当該検索用スイッチに対応する前記階層内のデータおよび/または区分を所定の順に検索する次検索ボタンと、当該検索用スイッチに対応する前記階層内のデータおよび/または区分を前記所定の順の逆順に検索する前検索ボタンとを有することを特徴とする。
請求項2または3に従属する請求項6記載の発明は、前記検索用スイッチは、回転スイッチを有するものであり、該回転スイッチを回転させると前記階層内のデータおよび/または区分のなかから、前記回転スイッチの回転角度に応じたものを選択することを特徴とする。
請求項2または3に従属する請求項7記載の発明は、前記検索用スイッチは、回転スイッチを有するものであり、該回転スイッチは左右いずれかの方向に回転をさせると自動的に元の位置に戻ると共に、いずれの方向に回転させられたかに応じて、前記階層内のデータおよび/または区分を所定の順に検索する次検索の動作と、当該検索用スイッチに対応する前記階層内のデータおよび/または区分を前記所定の順の逆順に検索する前検索の動作とを選択的に行うものであることを特徴とする。
請求項1から7のいずれかに従属する請求項8記載の発明は、前記操作手段の検索操作に対応した情報を表示する表示手段をさらに有することを特徴とする。
請求項8に従属する請求項9記載の発明は、前記電子機器は、音出力部に接続可能な携帯型デジタルプレーヤであり、
該携帯型デジタルプレーヤの記録媒体は、作曲者、演奏者、データ記録メディア、曲目のうちの少なくともいずれか1つ以上の階層を含む階層構造を有し、
前記操作手段は、前記記録媒体の有する作曲者、演奏者、データ記録メディア、曲目、の各階層構造のうちの、少なくともいずれか1以上の階層に対応して該階層を個別に検索することのできるものであり、
前記表示手段は、前記記録媒体の有する作曲者、演奏者、データ記録メディア、曲目、の各階層構造のうちの、少なくともいずれか1以上の階層に対応して該階層構造および/または検索対象のデータを表示するものであることを特徴とする。
請求項8に従属する請求項10記載の発明は、前記電子機器はデジタルカメラであり、
該デジタルカメラの記録媒体は、データ記録メディア、動画・静止画の別、イベント、撮影対象のうちの少なくともいずれか1つ以上の階層を含む階層構造を有し、
前記操作手段は、前記記録媒体の有するデータ記録メディア、動画・静止画の別、イベント、撮影対象、の各階層構造のうちの、少なくともいずれか1以上の階層に対応して該階層を個別に検索することのできるものであり、
前期表示手段は、前記記録媒体の有するデータ記録メディア、動画・静止画の別、イベント、撮影対象、の各階層構造のうちの、少なくともいずれか1以上の階層に対応して該階層構造および/または検索対象のデータを表示するものであることを特徴とする。
請求項9または10のいずれかに従属する請求項11記載の発明は、前記操作手段の検索操作に対応した所定の音を前記音出力部から出力させる報知音発生部をさらに有することを特徴とする。
請求項11に従属する請求項12記載の発明は、前記報知音発生部は、前記所定の音として、階層ごとに異なる音を出力させるように制御することを特徴とする。
請求項13記載の発明によるリモート操作装置は、データを階層的な構造を有する区分で区分けして記録できる記録媒体を有する電子機器に対して操作信号を出力するリモート操作装置であって、
前記複数の階層に対して、階層ごとに個別に検索操作可能な操作手段と、
前記操作手段による操作がなされたときには、該操作に関する情報を前記電子機器に出力する操作情報出力手段とを具備したことを特徴とする。
請求項14記載の方法発明による電子機器のデータ検索方法は、データを階層的な構造を有する区分で区分けして記録できる記録媒体を有する電子機器におけるデータ検索方法であって、
複数の操作手段のいずれかからの操作を受け付けるステップと、
前記操作が、前記複数の操作手段のうちのどの操作手段から入力されたものであるかを識別するステップと、
前記操作が入力された操作手段に応じて前記記録媒体の階層の1つを選択するステップと、
前記操作が入力された操作手段に応じて、前記選択された階層に属する前記データおよび/または区分を所定の順に検索するステップとを有することを特徴とする。
請求項14に従属する請求項15記載の発明は、前記電子機器はさらに表示手段を有し、前記操作手段から入力された操作に応じて前記表示手段に現在選択されている前記データおよび/または区分を表示するステップをさらに有することを特徴とする。
請求項1記載の発明による電子機器によれば、データを階層的な構造を有する区分で区分けして記録できる記録媒体を有する電子機器において、複数の階層に対して、階層ごとに個別に検索操作可能な操作手段を具備したので、ユーザが階層構造により大量のデータを識別することができ、大量のデータの中から所望の1つのデータを極めて簡単な操作で検索することができる。
請求項1に従属する請求項2記載の発明によれば、操作手段は、各階層ごとに別個に設けられた検索用スイッチであり、該検索用スイッチを操作すると階層内のデータおよび/または区分を所定の順で検索するので、ユーザが所望のデータを検索する際、検索用スイッチにより階層を基準にして検索することができ、大量のデータの中から所望のデータを極めて簡単に検索することができる。
請求項2に従属する請求項3記載の発明によれば、操作手段は、現在の操作の対象となる階層を選択する階層切換スイッチと、階層切換スイッチによって現在の操作の対象として選択された階層について検索操作を行う検索用スイッチとを有したので、データを検索する際に階層ごとにユーザが切り換えることができ、所望のデータを検索することができる。
請求項2または3に従属する請求項4記載の発明によれば、検索用スイッチは、階層内のデータおよび/または区分を所定の順に順送り検索する単一の検索ボタンを有したので、階層を選択するボタンの数を少なくすることができ、階層構造を検索するリモコン装置または階層構造を設ける携帯型プレーヤなどを小型化・シンプル・美的にすることができる。
請求項2または3に従属する請求項5記載の発明によれば、検索用スイッチは、当該検索用スイッチに対応する階層内のデータおよび/または区分を所定の順に検索する次検索ボタンと、当該検索用スイッチに対応する階層内のデータおよび/または区分を所定の順の逆順に検索する前検索ボタンとを有したので、検索するデータを間違えた時には前検索ボタンにより戻ることができ、単一の検索ボタンに対して柔軟に対応することができる。
請求項2または3に従属する請求項6記載の発明によれば、検索用スイッチは、回転スイッチを有するものであり、該回転スイッチを回転させると階層内のデータおよび/または区分のなかから、回転スイッチの回転角度に応じたものを選択したので、検索するデータを間違えた時には単一の検索ボタンなどのスイッチを何回も押す必要がなく、回転角度に応じて戻ることができ、ユーザが極めて容易に操作することができる。
請求項2または3に従属する請求項7記載の発明によれば、検索用スイッチは、回転スイッチを有するものであり、該回転スイッチは左右いずれかの方向に回転をさせると自動的に元の位置に戻ると共に、いずれの方向に回転させられたかに応じて、階層内のデータおよび/または区分を所定の順に検索する次検索の動作と、当該検索用スイッチに対応する階層内のデータおよび/または区分を所定の順の逆順に検索する前検索の動作とを選択的に行うので、回転角度に応じて戻ることができ、選択の際行き過ぎた時には回転スイッチを利用してすぐに戻すことができる。
請求項1から7のいずれかに従属する請求項8記載の発明によれば、操作手段の検索操作に対応した情報を表示する表示手段をさらに有したので、表示手段(例えば、液晶パネル)を見ると瞬時にどこの階層にいるかを理解することができ、所望のデータをすばやく検索することができる。
請求項8に従属する請求項9記載の発明によれば、電子機器は、音出力部に接続可能な携帯型デジタルプレーヤであり、該携帯型デジタルプレーヤの記録媒体は、作曲者、演奏者、データ記録メディア、曲目のうちの少なくともいずれか1つ以上の階層を含む階層構造を有し、操作手段は、記録媒体の有する作曲者、演奏者、データ記録メディア、曲目、の各階層構造のうちの、少なくともいずれか1以上の階層に対応して該階層を個別に検索することのできるものであり、表示手段は、前記記録媒体の有する作曲者、演奏者、データ記録メディア、曲目、の各階層構造のうちの、少なくともいずれか1以上の階層に対応して該階層構造および/または検索対象のデータを表示したので、作曲者、演奏者、データ記憶メディア、曲目などの情報により検索することができ、これらの情報を利用して所望のデータを絞り込むことができ、ユーザが容易にすばやく検索することができる。
請求項8に従属する請求項10記載の発明によれば、電子機器はデジタルカメラであり、該デジタルカメラの記録媒体は、データ記録メディア、動画・静止画、イベント、撮影対象のうちの少なくともいずれか1つ以上の階層を含む階層構造を有し、操作手段は、記録媒体の有するデータ記録メディア、動画・静止画の別、イベント、撮影対象、の各階層構造のうちの、少なくともいずれか1以上の階層に対応して該階層を個別に検索することのできるものであり、表示手段は、記録媒体の有するデータ記録メディア、動画・静止画の別、イベント、撮影対象、の各階層構造のうちの、少なくともいずれか1以上の階層に対応して該階層構造および/または検索対象のデータを表示したので、データ記憶メディア、動画・静止画、イベント、撮影対象などの情報により検索することができ、これらの情報を利用して所望のデータを絞り込むことができ、ユーザが容易にすばやく検索することができる。
請求項9または10のいずれかに従属する請求項11記載の発明によれば、操作手段の検索操作に対応した所定の音を音出力部から出力させる報知音発生部をさらに有したので、所定の音を聞くことによりユーザが何の操作をしているか理解することができ、データ検索ミスをなくすことができる。
また、慣れれば、操作手段や表示手段を見なくても所望のデータ(ファイル)の検索が容易に行えることができ、例えば満員電車で操作する際でも、表示手段を見なくても音をたよりに操作することができる。
請求項11に従属する請求項12記載の発明によれば、報知音発生部は、所定の音として、階層ごとに異なる音を出力させるように制御したので、音を聞くと瞬時にどこの階層に変更したかを理解することができ、所望のデータをすばやく検索することができる。例えば、慣れれば、操作部や表示部を見なくても、音を聞くだけで階層構造を理解し所望のファイルの検索が容易にできる。
すなわち、操作しやすい、大量のデータ(ファイル)の中から所望のデータを選ぶことを直感的に行うことができ、操作手段や表示手段を見なくても所望のデータ(ファイル)の検索が容易に行うことができる。
請求項13記載の発明によるリモート操作装置によれば、データを階層的な構造を有する区分で区分けして記録できる記録媒体を有する電子機器に対して操作信号を出力するリモート操作装置であって、複数の階層に対して、階層ごとに個別に検索操作可能な操作手段と、操作手段による操作がなされたときには、該操作に関する情報を前記電子機器に出力する操作情報出力手段とを具備したので、例えば、かばんに携帯型プレーヤ入れていてもリモコン操作によって階層をかばんの外部から切り換えることができ、携帯性に優れているという効果を奏でる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態について説明する。第1の実施の形態は本発明を電子機器としての携帯型プレーヤ(携帯型デジタルプレーヤ)に適用した例である。なお、これは後述の第2の実施の形態〜第5の実施の形態においても同様である。
第1の実施の形態の構成について説明すると、図1は、本発明の携帯型プレーヤの電気的構成を示すブロック図である。図1において、リモコン装置1は、液晶パネル2と階層ボタン3と電力受信部4とCPU5とメモリ6と出力部7と接続部8とを備えて構成される。
10は携帯型プレーヤ(電子機器)本体(以下、単に「携帯型プレーヤ」という)であり、携帯型プレーヤ10はケーブル11を介してヘッドホン9に接続されている。そして、ケーブル11の途中にリモコン装置1が配置されている。リモコン装置1はケーブル11を介して携帯型プレーヤ10から出力された電力及びデータなどを接続部8で受け取る。接続部8で受け取った電力は、電力受信部4に供給され、電力受信部4からリモコン装置1の各部に電力が供給される。また、接続部8を介して入力された信号は、CPU5に送られ、メモリ6と連動して音楽再生のための信号処理が行なわれる。なお、リモコン装置1は、図示は略しているが、電源スイッチを有していてもよい。
携帯型プレーヤ10は、所定容量のHDD(記録媒体に相当)10aを有しており、HDD10aには多数の音楽ファイル(音楽データ)が図3に示すような階層構造によって格納されている。この階層構造は、曲ごと、CDごと、作曲者ごと等に別けられた層が複数存在するものである。すなわち、HDD(記録媒体)10aは複数の階層に区分され、これらの階層ごとに、曲データ、あるいは、「区分」と呼ばれる複数の曲データからなるグループが属するという構造で、データが記録される構成になっている。また、この「区分」は、さらにその下の階層を構成していて、この「区分」すなわち下の「階層」の中に、さらに曲データや区分が属しているような階層的な構造になっている。
階層ボタン3は2つのダイヤル部12a、12b及び2つの選択ボタン13、14有しており、(図2参照)、これら2つのダイヤル部12a、12bと2つの選択ボタン13、14によりデータ(曲、CD、作曲者など)および/または区分を切り換え、所望のデータごとに検索することが可能になっている。例えば、曲を選択したい場合は、「曲」の階層で検索操作を行うための操作部であるダイヤル部12aを回し、所望の曲目を抽出する。また、CDを選択したい場合は、同様に「CD」の階層で検索操作を行うための操作部であるダイヤル部12bを回して所望のCDを抽出し、作曲者を選択したい場合は、同様に選択ボタン13、14を押して所望の作曲者を抽出する。このように、曲、CD、作曲者などの各階層に対応するダイヤル部12a、12b及び選択ボタン13、14を操作することで個別に所望の1つの階層における検索をすることができる構成になっている。
液晶パネル2は階層ボタン3によって選択されたデータおよび/または区分(曲、CD、作曲者など)についての情報を表示する。CPU5は、これらの液晶パネル2及び階層ボタン3の作動を制御し、制御によって処理された信号は、CPU5から出力部7を介してヘッドホン9に送られる。ヘッドホン9は、リモコン装置から信号に基づいてユーザによって選択された音楽ファイルに基づいて再生した音楽を放音(報知)する。
図1において、CPU5は、メモリ6、階層ボタン3、液晶パネル2、接続部8及び携帯型プレーヤ10との間で信号の授受を行なっている。
図2は、リモコン装置の概観を示す図である。図2において、リモコン装置1は曲を選択するダイヤル部12a、CDを選択するダイヤル部12b、液晶パネル2、選択ボタン13、14、再生ボタン15、巻き戻しボタン16、早送りボタン17、停止ボタン18及び一時停止ボタン19を備えている。
リモコン装置1は、全体的な形状として小型かつユーザの片手で操作可能な程度の形状の円筒形に形成され、前述したダイヤル部12a、12bは円筒形状リモコン装置1の両端部にそれぞれ配置されている。一方のダイヤル部12aは時計回り方向C(図2矢印参照)に回すことで、次の曲を選択し、逆方向CC(反時計回り:図2矢印参照)に回すことで、前の曲に選択するようになっている。他方のダイヤル部12bは時計回り方向C(図2矢印参照)に回すことで、次のCDを選択し、逆方向CC(反時計回り:図2矢印参照)に回すことで、前のCDに選択するようになっている。
ダイヤル部12aは20区分で区切られており、ダイヤル部12a,12bの回転に対応して、1ピッチが1つのデータに対応している。したがって、20ピッチが存在し、時計回りに1周すると20番目の曲を聞くことが可能になっている。例えば10番目の曲を聴きたいときには、ダイヤル部12aを時計回りに10ピッチだけ回すことで、階層構造の中から所望の音楽ファイルを聞くことが可能になっている。ダイヤル部12bは、ダイヤル部12aと同様にピッチ相当分だけを回すことで、階層構造の中のCDの階層で検索できるようになっており、ダイヤル部12bを回すことで、階層構造の中の所望のCDを検索できるようになっている。このように、ダイヤル12bを回すことにより、CDチェンジャーのように操作することが可能となっている。なお、例えばCDの階層で検索している場合のように、下位の階層で検索操作を行っている場合、上位の階層については現在属している区分に固定してしまうようにしてもよい。即ち、現在、「Bach」のCDを検索している場合には、「Bach」の区分の中に属するCDのみをループするように制御するようにしてもよく、このようにすることによって、CD階層の操作ボタンを操作しているにもかかわらず現在選ばれている作曲家までが変化してしまうことがないため、操作が直感的にかつ容易に行えるようになる。
リモコン1の中央には選択ボタン13、14が配置されている。この選択ボタン13、14は、アーティスト(作曲者)に対応した階層を検索するボタンで、選択ボタン13は前のアーティスト(作曲者)、選択ボタン14は、次のアーティスト(作曲者)を選択するボタンである。選択ボタン13、14を押すことにより、アーティスト単位で検索できるというパラメーターを持っていることになっている。つまり、ダイヤル部12a、12bと選択ボタン13、14は、階層(曲、CD、アーティスト)ごとに曲をピックアップすることを可能したものである。したがって、大量の曲の中から所望の曲を選ぶことが直感的に行なえる構成となっている。そして、ダイヤル部12a、12bや選択ボタン13、14を操作した動作の内容が液晶パネル2に図7に示すごとく表示される構成になっている。
上記において、液晶パネル2は表示手段を構成し、階層ボタン3、ダイヤル部12a、12b、選択ボタン13、14は、操作手段及び曲目選択手段を構成する。CPU5は、階層報知制御手段を構成する。
次に、動作を説明する。
図4,5は、本実施の形態による電子機器のリモコン装置の動作を説明するためのフローチャートである。図6は、同実施例の音声の対応テーブルを示す図である。
図4において、まず、ユーザがリモコン装置1の電源スイッチをONにするとステップS1でこの状態を認識し、ステップS2で携帯型プレーヤ10のモードを再生停止状態にセットする。これにより、リモコン装置1による曲選択のための動作が可能になる。また、電源スイッチONとともに、ステップS3で前回の最終再生位置情報を読み出し、その後ステップS4以降のループを実行する。
ステップS4ではユーザによる再生開始の操作があったか否かを判別し、操作があった場合、YESに分岐してステップS6に進み、[モード]のステートを{再生}にする。これにより、デジタルプレーヤ10が再生のモードになり、曲選択ステップで選択された所望の曲が再生され、ヘッドホン9から音楽が流れる。この場合、図示は省略しているが、既に再生モードでの曲の再生を行っている場合は、改めて曲の再生を開始せずに、現在の再生を続けるようにしてもよい。
また、ステップS5では、ユーザによる再生停止の操作があったか否かを判別し、再生停止の操作があった場合(YESの場合)は、ステップS7に進み、[モード]のステートを{停止}にする。これにより、デジタルプレーヤ10が停止のモードになり、曲の再生が停止される。
ステップS4、5は、ユーザによる何らかの操作があったか否かを判別するものであるから、何も操作がなければそれぞれNOに分岐してステップS8に進むことになる。
ステップS8からS13では、ユーザによる何らかの曲選択操作があったか否かが判別され、いずれかの操作があった場合は、それぞれの操作に応じた処理を行うように分岐するようになっている。また、このステップS8からS13は、上記ステップS4、S5と同様に、何も操作がなければそれぞれNOに分岐してステップS4に戻り、ループを実行するようになっている。
このステップS8からS13の各ステップでは、それぞれ次のような判別を行っている。
ステップS8:次の曲ボタンの操作があるか否かを判別する。
ステップS9:前の曲ボタンの操作があるか否かを判別する。
ステップS10:次のCDボタンの操作があるか否かを判別する。
ステップS11:前のCDボタンの操作があるか否かを判別する。
ステップS12:次の作曲者ボタンの操作があるか否かを判別する。
ステップS13:前の作曲者ボタンの操作があるか否かを判別する。
さて、ステップS8でYESであった場合、すなわち、ユーザによってダイヤル12aにより次の曲を選択する操作が案された場合には、ステップS14に進んで、次の曲ファイルを再生対象にし、また、音a(操作のときに鳴る音)を発音してユーザに操作が受け付けられたことを音により報知して、ステップS20に進む。
ここで、操作のときに鳴る音は例えば図6に示されるように、各操作ごとに異なる音声の対応テーブルで記憶されているものである。図6において、次の曲ボタンが選択された時には、音aに対応する音声ファイル(sound1.mp3)が選択・再生されて、実際の音「ピッ」が発音(ヘッドホン9で報知)される。同様に、前の曲ボタンが選択された時、音bに対応する音声ファイル(sound2.mp3)が選択・再生されて、実際の音「ピピッ」が鳴る。以下同様に、次のCDボタンが選択された時:音c:(sound3.mp3):音「キン」、前のCDボタンが選択された時:音d:(sound4.mp3):音「キンキン」、次の作曲者ボタンが選択された時:音e:(sound5.mp3):音「ジャン」、前の作曲者ボタンが選択された時:音f:(sound6.mp3):音「ジャンジャン」が、それぞれ再生されるように対応付けられている。
このように各操作に応じて音声そのものや、その再生回数を変化させることで、ユーザは表示部等を見なくとも、音声によって自分の行った操作を確認することができるため、誤操作を防ぐことができるとともに、目は別のものを見ながらリモコンの操作をすることができ、また、リモコンや携帯プレーヤを視認できる位置に動かさずとも、手探りで操作することが可能になる。
一方、ステップS8でNOに分岐した場合は、ステップS9に進む。そして、ステップS9でYES(ダイヤル12aにより前の曲を選択する操作がなされた場合)であれば、ステップS15に分岐して前の曲ファイルを再生対象にし、また、音bを発音(図6参照)して、ステップS20に進む。このようにして、次の曲と前の曲に対して、ダイヤル部12aで操作(図2参照)することで、簡単に選曲が行われる。
ステップ9でNOに分岐した場合は、ステップS10に進む。ステップS10でYES(ダイヤル12bにより次のCDを選択する操作がなされた場合)であれば、ステップS16に分岐して選択した次のCDの1曲目を再生対象にし、また、音cを発音(図6参照)して、ステップS20に進む。一方、ステップS10でNOであれば、ステップS11に進む。ステップS11でYES(ダイヤル12bにより前のCDを選択する操作がなされた場合)であれば、ステップS17に分岐して前のCDの1曲目を再生対象にし、また、音dを発音(図6参照)して、ステップS20に進む。このようにして、次のCDと前のCDに対して、ダイヤル部12bで操作(図2参照)することで、簡単にCDを探しながら所望の選択が行われる。
ステップS11でNOに分岐した場合は、ステップS12に進む。ステップS12でYES(選択ボタン13により次の作曲者を選択する操作がなされた場合)であれば、ステップS18に次の作曲者のCDのうち、所定のものの1曲目を再生対象にし、また、音eを発音(図6参照)して、ステップS20に進む。「所定のもの」とは、例えば、最初のCDや、前回に再生されていたCDなど、仕様として定められたCDあるいは曲が自動的に選択されて再生されることを意味する。一方、ステップS12でNOであれば、ステップS13に進む。ステップS13でYES(選択ボタン13により前の作曲者を選択する操作がなされた場合)であれば、ステップS19に前の作曲者のCDのうち、所定のものの1曲目を再生対象にし、また、音fを発音(図6参照)して、ステップS20に進む。
このようにして、次の作曲者ボタンと前の作曲者ボタンにそれぞれ対応する選択ボタン13、14を操作(図2参照)することにより、簡単に作曲者を探しながら所望の選択が行われる。
ステップS20では、現在モード=再生モードであるか否か等を判別し、YESすなわち再生モードであれば、新たに選ばれた曲を自動的に再生開始するようにするために、ステップS21で新たに選ばれた曲の再生を開始する。そして、いずれのモードの場合であっても、ステップS4に戻ってループを実行する。
このようにして、リモコン装置1に階層構造を持たせることにより、ユーザが大量のファイルの中から所望の音楽ファイルを選ぶことを直感的に行うことができるようになる。また、慣れれば、操作部や表示部を見なくても、所望のファイルの検索が容易に行える。
以上のような動作において、図7は動作に伴う表示部の変化、すなわち、液晶パネル2の内容を示している。図7の上段中央(図7を横向きに見て図中の文字が通常の向きで見えるような状態にしたときの位置を表す。以下同じ。)に示す、(作曲者:J.S.Bach、CD:ブランデンブルグ協奏曲第1番、曲:(1)第1楽章)が最初の表示だとすると、図2で示す、ダイヤル部12aを時計回りに1ピッチ回転させると、次の曲に移動するので、図7の上段右側に示す、(作曲者:J.S.Bach、CD:ブランデンブルグ協奏曲第1番、曲:(2)第2楽章)に移動し、ダイヤル部12aを逆時計回りに1ピッチ相当分回転させると、前の曲が選択され、図7の上段左側に示す、(作曲者:J.S.Bach、CD:ブランデンブルグ協奏曲第1番、曲:(4)第4楽章)に移動する。このとき、ブランデンブルグ協奏曲第1番は、曲が第4楽章しかないので、第1楽章から逆に1ピッチ回すと最後の第4楽章に移動する。また、次の曲と前の曲が選択されたことを表示部で明確に示すため、(曲:(2)第2楽章、曲:(4)第4楽章)にユーザが見易いように、表示上で曲の部分に薄い影(シャドー)が付く。
また、図2で示すダイヤル部12bを時計回りに1ピッチ相当分回転させると、次のCDが選択され、図7の下段中央に示す、(作曲者:J.S.Bach、CD:音楽の捧げもの、曲:(1)3声のカノン)に移動する。ダイヤル部12bを逆時計回りに1ピッチ相当分回転させると、図には示していないが、前のCDに移動する。例えば、携帯型プレーヤ10に内蔵されているHDDの階層構造にCDが3枚分だけに格納されていると、ダイヤル部12bを逆時計回りに3ピッチ相当分回転させると、元のCDに戻ってくることができる。このときもCDの階層を変えたので、表示上でCDにところに薄い影(シャドー)が付く。
図2に示す選択ボタン14を押すことにより、次の作曲者(作曲者:W.A.Mozart、CD:交響曲第40番ト短調、曲:(1)第1楽章)に移動する。このときも作曲者の階層を変えたので、作曲者に部分に薄い影(シャドー)が付く。
図7に示すように、再生中か停止状態かを示す再生点滅マークが液晶パネル2に表示され、再生中の時には再生点滅マークが点灯する。停止状態の時には例えば■などの停止マークが付く(図示略)。つまり、液晶パネル2の画面上右上には、再生中か停止中、もしくは、一時停止、早送り、巻き戻しのそれぞれに対応したマークが付けられる。
図8は、音楽再生中における液晶パネル2の表示例を示す図7とは別の例である。先ほど図7では薄い影(シャドー)が付いていた部分が直前に操作された階層を表していたのに対して、その薄い影(シャドー)がついた部分だけが大きく表示されたものである。図8は、リモコン装置には、小さい液晶表示部が付いているようなことが多いことから、表示画面が小さく、全部の情報を表示できない時に、特に有効である。
図3は、階層の概念を示した図である。図3において、MozartやBachなどの作曲者の曲がフォルダにまとめられている。図の上段にBachのフォルダが記載されている。(Mass in H moll)がCDのタイトルであり、(1.Kyrie eleison、2.Christe eleison、3.Christe eleison)が曲名である。また、(Brandenburg concerto 1st)がCDのタイトルであり、(1.1st Movement、2.2nd Movement、3.3rd Movement、4.4th Movement)が曲名である。同様に、(Musical Offering)がCDのタイトルであり、(1.Ricercar a 3、2.Trio Sonata、3.Canon cancricans)が曲名である。
図3の下段にMozartのフォルダが記載されている。(Symphony No.40)がCDのタイトルである。このように、音楽データのファイルが、作曲者ごと、あるいはCDごとに異なるフォルダにまとめられているので、作曲者ごとで検索することができ、また、CDごとでも検索することができ、さらに曲ごとにも検索することができる。
図2に示すダイヤル部12aを回転させることは、図3で次の曲/前の曲で現してある検索操作を行うことに相当する。また、図3に示すダイヤル部12bを回転させることは、図3で前のCDと次のCDで現してある検索操作を行うことに対応する。さらに、図2に示す選択ボタン14を押すことは、図3で次のアーティスト(作曲者)で現してある検索操作を行うことに対応する。これらは、本発明の階層という概念に相当する。これら階層としては、曲、CD、演奏者、作曲者/アーティスト、年代、頭文字(あ行のアーティストとか、か行のアーティストとか)、ジャンルなど種々のものを設けることができる。
このように第1の実施の形態では、デジタルプレーヤ10におけるHDD(記録媒体)10aの階層構造に対して、この階層構造に対応するようにきめ細かくリモコン装置1を操作できる構成になっているので、所望の音楽ファイルの検索が容易になり、大量の音楽データの中から目的のデータをすばやく検索して音楽を再生することができる。この場合、大量のファイルの中から簡単な操作で所望のファイルを選ぶことを直感的に行うことができる。また、慣れれば、リモコン装置1のダイヤル部12a、12b、選択ボタン13、14や液晶パネル2を見なくても、所望のファイルの検索が容易にできる。
(第2の実施の形態)
図9は、本発明の第2の実施の形態を示す図である。
図9において、100はリモコン装置である。リモコン装置100が第1の実施の形態と異なるのは、ダイヤル部に代えて、曲選択ボタン20、曲選択ボタン21及びCD選択ボタン22、CD選択ボタン23を設けた点であり、その他は第1の実施の形態と同様である。したがって、図9において第1の実施の形態と同様の構成部分は、同一番号を付しており、重複説明は省略する。
図9では、ダイヤル部は設けられておらず、曲選択ボタン21、22により前述したダイヤル部と同様の操作(但し、ダイヤル部のピッチのような概念はない)を行うことができる構成になっている。
すなわち、曲選択ボタン20を押すことにより前の曲を選択し、曲選択ボタン21を押すことにより後の曲を選択する構成である。また、CD選択ボタン22を押すことにより前のCDを選択し、CD選択ボタン23を押すことにより後のCDを選択する構成である。ダイヤル部がない点、及び各ボタン20〜23を除き、その他の形状や大きさは前述した第1の実施の形態ものと同様である。
以上の構成において、第2の実施の形態では、曲選択ボタン20、21でよって曲が選択され、CD22、23によってCDが選択される。
したがって、第1の実施の形態の同様の効果を得ることができる。また、図9に示すようにリモコン装100に前面側に一括してリモコン操作のためのボタン集約されているので、より効率的な操作が行うことができる。例えば片手の範囲内で、あたかも携帯電話のような軽快タッチで操作を行うことができる。
(第3の実施の形態)
図10は、本発明の第3の実施の形態を示す図である。なお、第3以降の実施形態(ただし、デジタルカメラの実施の形態は除く)においては、説明の都合上、携帯型プレーヤ10、ヘッドホン9及びケーブル11は図示を略している。
図10において、200はリモコン装置である。リモコン装置200が第2の実施の形態と異なるのは、曲選択ボタン20、曲選択ボタン21及びCD選択ボタン22、CD選択ボタン23に代えて、ダイヤル部31、階層ボタン32を設けた点であり、その他は第2の実施の形態と同様である。したがって、図10において第2の実施の形態と同様の構成部分は、同一番号を付しており、重複説明は省略する。
階層切換ボタン32は、CD、アーティスト、曲目のうちの1つを階層単位で選択する操作を行うものである。一方、ダイヤル部31は、階層32によって選択されたジャンル(CD、アーティスト、曲目グループ)の中身を選択するものである。
本実施例では、ダイヤル部31での操作がいずれの階層に対する検索操作であるかをまず階層切り換えボタン32で指定し、その後にダイヤル部31を操作して実際の検索操作を行う。したがって、例えば階層ボタン32によって曲目の階層が選択された後にダイヤル部31が操作された場合には、現在選択されているCDの中から所望の曲を検索・選択することになる。同様に階層ボタン32によってCDの階層が選択された場合には、現在選択されているアーティストのCDの中から所望のCDを検索・選択することになる。
以上の構成において、第3の実施の形態は、図11、12に示すフローチャートにしたがって行われる。図11、12示すフローチャート説明において第1の実施の形態と同様の処理を行うステップには同一ステップ番号付して重複説明を省略し、異なる分部のみ他のステップ番号を付して説明する。
図11において、ステップS1〜ステップS7までの処理は第1の実施の形態と同様であり、ステップS5又はステップS7を経ると、次いで、ステップS51に進み、階層切換ボタン32が操作された否かを判別する。操作されていれば、YESに分岐してステップS52に進み、階層ポインタを変更する。次いで、ステップS53で変更後の階層ポインタに応じた音を発音し、ステップS54に進む、これにより、階層切換ボタンの操作が行われると、階層が切り替わることになる。本実施形態の場合は、図10に示すように階層切換ボタン32が単一のボタンで構成されているので、例えば、階層切換ボタン32を1回操作するごとに、現在選択されている階層が、例えば、作曲家⇒CD⇒曲目⇒作曲家⇒・・・というように、あらかじめ定められた所定の順番で切り換わるように構成する。ステップS53の処理を行った場合であっても、階層切換ボタン32の操作がされておらずにステップS51でNOに分岐した場合であっても、ステップS54に進む。ステップS54では、階層ポインタ=曲番か否かを判別する。NOの場合は、ステップS55において階層ポインタ=CDか否かを判別する。NOの場合は、ステップS56において階層ポインタ=アーティストか否かを判別する。
ステップ56でNOであれば、ステップS4に戻り、ループが実行される。このようにステップS54、55、56において、階層切換ボタンの操作によってセットされた現在の選択対象である階層のポインタがいずれの階層であるかが判断されて、各階層ごとの処理を行うステップへ分岐する。
ステップS54でYESの場合は、ステップS8に分岐する。また、ステップS55でYESの場合は、ステップS10に分岐する。さらに、ステップS56でYESの場合は、ステップS12に分岐する。
各分岐先以降の処理内容は、第1の実施例に同様である。ただし、本実施形態では、階層ポインタで示されている現在の階層についてのみの「次」/「前」の操作が行われるようにするため、ステップS9、S11、S13において、それぞれNOと判別された場合、すなわち、「次」/「前」の両操作とも、されていなかった場合には、何もせずにステップS4に戻るように構成されている。
このように第3の実施の形態においては、階層ボタン32によって階層の1つが選択(階層ポインタを用いる)され、選択された階層の中から所望の1つのデータあるいは区分がダイヤル部31によって選択される。したがって、階層ボタン32とダイヤル部31の協動作業によって所望の曲を簡単に検索し、再生することができる。この場合、操作部はダイヤル部31、階層ボタン32の2つの操作ボタンのみで、よりいっそう簡単曲目検索・再生の操作を行うことができる。
(第4の実施の形態)
図13は、本発明の第4の実施の形態を示す図である。
図13において、300はリモコン装置である。リモコン装置300が第3の実施の形態と異なるのは、前階層切換ボタン41、次階層切換ボタン42を設けた点であり、その他は第3の実施の形態と同様である。したがって、図13において第3の実施の形態と同様の構成部分は、同一番号を付しており、重複説明は省略する。
図13では、ダイヤル部31は設けられているものの第3の実施の形態と異なる構成をしている。
前階層切換ボタン41及び次階層切換ボタン42は、すべての階層に対して検索操作が可能になっており、この機能を第3の実施の形態と比較すると、次のようになる。
すなわち、第3の実施の形態で示した階層ボタン32を押した場合は、階層がジャンル、アーティスト、CD、ファイル、ジャンルというようにループ状に順に変化するようになっていて、一方向にしか選択できなかったもの対して、第4の実施の形態では前階層切換ボタン41及び次階層切換ボタン42を押すことにより、それぞれの階層に対していずれの方向にも切り換えることができ、階層方向が両方向に選択できるという構成になっているのである。前階層切換ボタン41及び次階層切換ボタン42を除き、その他の形状や大きさは前述した第3の実施の形態ものと同様である。また、うっかり階層切換ボタンを多く押してしまって、次階層へ送ってしまった場合、前記第3の実施形態の場合にはわざわざ一周して戻ってこなければならないが、図13に示す本実施の形態によればそういうことはなく、操作がしやすくなる。
以上の構成において、第4の実施の形態では前階層切換ボタン41及び次階層切換ボタン42によってそれぞれの階層(前階層・次階層)のいずれでも両方向に選択可能で、階層選択後にダイヤル部31によって曲が選択される。
したがって、第3の実施の形態と同様の効果を得ることができる他、特に階層の選択がより便利になるとともに、図13に示すようにリモコン装置300に前面側に一括してリモコン操作のためのボタンが集約されているので、第3の実施の形態と同様により効率的な操作が行うことができる。
(第5の実施の形態)
図14は、本発明の第5の実施の形態を示す図である。
図14において、400はリモコン装置である。リモコン装置400が第3の実施の形態と異なるのは、階層ボタン32に代えて階層切換ボタン曲番51、階層切換ボタンCD52、階層切換ボタンアーティスト53、階層切換ボタンジャンル54を設けた点であり、その他は第3の実施の形態と同様である。したがって、図14において第3の実施の形態と同様の構成部分は、同一番号を付しており、重複説明は省略する。
図14では、ダイヤル部は設けられているものの、第3の実施の形態と異なる構成をしている。
すべての階層は、階層切換ボタン曲番51、階層切換ボタンCD52、階層切換ボタンアーティスト53及び階層切換ボタンジャンル54によって直接選択できるようになっている。すなわち、階層切換ボタン曲番51を押すことにより「曲」の階層が選ばれ、この状態でダイヤル部31を操作することで曲の番号を選択するようになっている。また、階層切換ボタンCD52を押すことにより「CD」の階層が選ばれ、この状態でダイヤル部31を操作することでCDを選択するようになっている。また、階層切換ボタンアーティスト53を押すことにより「アーティスト」の階層が選ばれ、この状態でダイヤル部31を操作することでアーティストを選択するようになっている。また、階層切換ボタンジャンル54を押すことにより「ジャンル」の階層が選ばれ、この状態でダイヤル部31を操作することでジャンルを選択できるように構成されている。階層切換ボタン曲番51、階層切換ボタンCD52、階層切換ボタンアーティスト53及び階層切換ボタンジャンル54を除き、その他の形状や大きさは前述した第3の実施の形態ものと同様である。
以上の構成において、第5の実施の形態では階層切換ボタン曲番51、階層切換ボタンCD52、階層切換ボタンアーティスト53及び階層切換ボタンジャンル54によってそれぞれの階層(曲番、CD、アーティスト、ジャンルの4つの階層)が直接選択され、ダイヤル部31によって曲が選択される。
したがって、第3の実施の形態と同様の効果を得ることができる他、特にジャンルごとに1発で選択可能であるとともに、図12に示すようにリモコン装置400の前面側に一括してリモコン操作のためのボタンが集約されているので、第3の実施の形態と同様に、より効率的な操作が行うことができる。
(第6の実施の形態)
図15は、本発明の第6の実施の形態を示す図であり、本発明を電子機器としてデジタルカメラに適用した例である。
図15において、60はデジタルカメラであり、デジタルカメラ60は液晶表示部61(表示手段)を有するほかデジタルカメラの操作に必要なボタン、シャッター等を有している。なお、デジタルカメラについてよく知られているから、細部構成について、ここでは省略している。
図15は、デジタルカメラ60の後面側を示す図であり、デジタルカメラ60の後面側には液晶表示部61が設けられ、液晶表示部に画像(カメラとしてスルー画像、記録再生画像等)などが表示される他、データの検索操作において必要な情報が逐次表示される。すなわち、液晶表示部61は記録媒体61aの階層に関連して後述の操作手段の検索操作に対応した情報を表示する表示手段としての機能を有する。
液晶表示部61の側方には、前写真選択ボタン71、次写真選択ボタン72、前イベント選択ボタン73、次イベント選択ボタン74、前ジャンル選択ボタン75、次ジャンル選択ボタン76、画像種類選択ボタン77及び画像種類選択ボタン78が設けられており、これらは操作手段を構成している。
デジタルカメラ60には記録媒体61aが内蔵されており、記録媒体61aとしては、フラシッュメモリ、スティックメモリ等が用いられる。フラシッュメモリは一時的に撮影画像を記憶しており、スティックメモリは電源がオフでも画像を記録保持可能な媒体である。第6の実施の形態では、何れの媒体でも本発明の適用対象の記録媒体になっている。
記録媒体61aは複数の階層に区分されており、少なくとも写真、イベント、ジャンル、画像種類の4つの階層を有している。そして、それぞれの階層にこれらの写真、イベント、ジャンル、画像種類という4つの種類のデータがそれぞれ記録されている。なお、階層の区分数、データの種類は、これらの例に限るものではなく、その他のデータを区分して、別の階層に記録するようにしてもよいのは勿論である。
前写真選択ボタン71、次写真選択ボタン72は、多くの画像(カメラで記録した画像等)の中から1つを選択するものである。
前イベント選択ボタン73、次イベント選択ボタン74は、複数のイベント(例えば、行事:遠足、学校、会社、旅行等のイベント)の中から1つを選択するものである。
前ジャンル選択ボタン75、次ジャンル選択ボタン76は、カメラで記録した画像等のジャンル(例えば、仕事関係、子供関係、芸術作品としての写真などの分類)の中から1つを選択するものである。
前画像種類選択ボタン77、次画像種類選択ボタン78は、カメラで記録した画像の種類等(動画、静止画)の中から1つを選択するものである。また、その他、「カラー画像」「白黒画像」「セピア画像」などといった分類を選択するボタンがあってもよい。
以上の構成において、第6の実施の形態では、前写真選択ボタン71、次写真選択ボタン72、前イベント選択ボタン73、次イベント選択ボタン74、前ジャンル選択ボタン75、次ジャンル選択ボタン76、前画像種類選択ボタン77及び次画像種類選択ボタン78によって、記録媒体61aにおける複数の階層のうちの1つの階層をそれぞれ個別に単独で操作することができ、例えば写真を検索しようするときには、即座に前写真選択ボタン71、次写真選択ボタン72、前イベント選択ボタン73、次イベント選択ボタン74、前ジャンル選択ボタン75、次ジャンル選択ボタン76、前画像種類選択ボタン77及び次画像種類選択ボタン78に手を触れて操作を開始するだけで、写真の検索が行えるようになっており、前写真選択ボタン71、次写真選択ボタン72、前イベント選択ボタン73、次イベント選択ボタン74、前ジャンル選択ボタン75、次ジャンル選択ボタン76、前画像種類選択ボタン77及び次画像種類選択ボタン78を必要な回数だけ操作することによって所望の写真を直ちに検索することができる。
したがって、デジタルカメラに本発明を適用した場合であっても、記録媒体が階層的な記録構造を採っていることに対して、階層毎の個別の検索が行われて所望の1つのデータを極めて簡単な操作で検索することができる。
また、デジタルカメラ60の後面側に一括してデータ操作のためのボタンを集約配置しているので、より効率的な検索操作が行うことができる。
なお、上記各実施の形態において、ダイヤル部12a、31、24は、それぞれ、ピッチに区切られていて、1ピッチが1つのデータあるいは区分に対応する場合を説明したが、これに限られない。すなわち例えば、おおむね180度以内の任意の角度でダイヤルスイッチをひねってからダイヤルスイッチを離すと、元のセンター位置にダイヤルが戻るような構成のスイッチを用いてもよい。この場合は、例えば、左右いずれかの方向に一回スイッチをひねって離すと次の曲が選択され、その反対の方向に一回スイッチをひねって離すと前の曲が選択されるように構成すればよい。また、曲以外の階層のスイッチの場合には、それぞれ、次の/前のアーティストとか、次の/前のアルバムなど、各ダイヤルスイッチが対応する階層において次/前のものを検索・選択するように構成することが可能であり、このようなスイッチを用いることで、リモコンの形状を小型化できるとともに、操作のしやすいものとすることができる。
また、本発明は、MP3プレーヤやデジタルカメラ以外にも、種々の電子機器に適用することが可能である。例えば、携帯電話に画像・動画や音楽などのデータが記憶されていて、これを検索する場合にも適用することができるし、ハードディスクビデオのような据え置き型の機器にも適用できる。さらに、ハードディスクを搭載したオーディオ機器や、カラオケ、さらには、ハードディスクやDVDなどを搭載したマルチトラックレコーダなどのような楽器に至るまで、種々のマルチメディア機器に適用することが可能である。特に、これらの電子機器では、今後ますます大容量化が進むと考えられ、本発明を適用することで、ユーザにとって大量のデータの中から目的のデータを素早く検索できるようになるため、大変有効である。また、今後、立体画像や立体投影などの装置が出現した場合にも、本発明を適用することで、現存する機器に本発明を適用した場合と同様の効果が得られる。
また、上記各実施の形態では、CPU5がリモコン装置1に含まれている構成を説明したが、これについても、他の実施形態が考えられる。即ち、CPU5は、携帯型プレーヤ本体10などの電子機器本体がわに備えられるように構成し、リモコン装置は、単に、操作された各操作ボタンの種別と、その操作(どのような操作がなされたか)に応じた信号を、電子機器本体に送り出すだけの構成とすることも可能である。この場合、各フローチャートで示される処理は、電子機器本体側に備えられたCPU5によって実行されることとなる。このようにすることで、リモコン装置の小型化を図ることができ、また、電子機器本体に、既にCPUが備わっているような場合には、リモコン装置用に別途CPUを用意する必要がなく電子機器本体のCPUを共用することができるため、全体としての製造コストを安くすることができる。
本発明の電気的構成を示すブロック図である。 本発明のリモコン装置の概観を示す図である。 本発明の階層の概念を示す図である。 本実施例の動作を示すフローチャートである。 本実施例の動作に示すフローチャートである。 本実施例の音声の対応テーブルを示す図である。 本発明の動作に伴う表示部の変化を示す図である。 本発明の音楽再生中における表示例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態を示す図である。 本発明の第3の実施の形態を示す図ある。 本実施例の動作を示すフローチャートである。 本実施例の動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態を示す図である。 本発明の第5の実施の形態を示す図である。 本発明の第6の実施の形態を示す図である。
符号の説明
1 リモコン装置(リモートコントロール装置)
2 液晶パネル
3 階層ボタン
4 電力受信部
5 CPU
6 メモリ
7 出力部
8 接続部
9 ヘッドホン
10 携帯型プレーヤ本体
10a HDD
11 ケーブル
12a ダイヤル部(曲)
12b ダイヤル部(CD)
13 選択ボタン(前のアーティスト)
14 選択ボタン(次のアーティスト)
15 再生ボタン
16 巻き戻しボタン
17 早送りボタン
18 停止ボタン
19 一時停止ボタン
20 選択ボタン(前の曲)
21 選択ボタン(次の曲)
22 選択ボタン(前のCD)
23 選択ボタン(次のCD)
31 ダイヤル部
32 階層ボタン
41 前階層切換ボタン
42 次階層切換ボタン
51 曲番階層切換ボタン
52 CD階層切換ボタン
53 アーティスト階層切換ボタン
54 ジャンル階層切換ボタン
60 デジタルカメラ
61 液晶パネル
61a 記憶媒体
71 前の写真選択ボタン
72 次の写真選択ボタン
73 前のイベント選択ボタン
74 次のイベント選択ボタン
75 前のジャンル選択ボタン
76 次のジャンル選択ボタン
77 前の画像種類選択ボタン
78 次の画像種類選択ボタン
100 リモコン装置(第2の実施の形態)
200 リモコン装置(第3の実施の形態)
300 リモコン装置(第4の実施の形態)
400 リモコン装置(第5の実施の形態)

Claims (15)

  1. データを階層的な構造を有する区分で区分けして記録できる記録媒体を有する電子機器において、
    複数の前記階層に対して、階層ごとに個別に検索操作可能な操作手段を具備したことを特徴とする電子機器。
  2. 前記操作手段は、各階層ごとに別個に設けられた検索用スイッチであり、該検索用スイッチを操作すると前記階層内のデータおよび/または区分を所定の順で検索するものであることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記操作手段は、現在の操作の対象となる階層を選択する階層切換スイッチと、
    前記階層切換スイッチによって現在の操作の対象として選択された階層について検索操作を行う検索用スイッチとを有することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 前記検索用スイッチは、前記階層内のデータおよび/または区分を所定の順に順送り検索する単一の検索ボタンを有するものであることを特徴とする請求項2または3に記載の電子機器。
  5. 前記検索用スイッチは、当該検索用スイッチに対応する前記階層内のデータおよび/または区分を所定の順に検索する次検索ボタンと、当該検索用スイッチに対応する前記階層内のデータおよび/または区分を前記所定の順の逆順に検索する前検索ボタンとを有することを特徴とする請求項2または3に記載の電子機器。
  6. 前記検索用スイッチは、回転スイッチを有するものであり、該回転スイッチを回転させると前記階層内のデータおよび/または区分のなかから、前記回転スイッチの回転角度に応じたものを選択することを特徴とする請求項2または3に記載の電子機器。
  7. 前記検索用スイッチは、回転スイッチを有するものであり、該回転スイッチは左右いずれかの方向に回転をさせると自動的に元の位置に戻ると共に、いずれの方向に回転させられたかに応じて、前記階層内のデータおよび/または区分を所定の順に検索する次検索の動作と、当該検索用スイッチに対応する前記階層内のデータおよび/または区分を前記所定の順の逆順に検索する前検索の動作とを選択的に行うものであることを特徴とする請求項2または3に記載の電子機器。
  8. 前記操作手段の検索操作に対応した情報を表示する表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の電子機器。
  9. 前記電子機器は、音出力部に接続可能な携帯型デジタルプレーヤであり、
    該携帯型デジタルプレーヤの記録媒体は、作曲者、演奏者、データ記録メディア、曲目のうちの少なくともいずれか1つ以上の階層を含む階層構造を有し、
    前記操作手段は、前記記録媒体の有する作曲者、演奏者、データ記録メディア、曲目、の各階層構造のうちの、少なくともいずれか1以上の階層に対応して該階層を個別に検索することのできるものであり、
    前記表示手段は、前記記録媒体の有する作曲者、演奏者、データ記録メディア、曲目、の各階層構造のうちの、少なくともいずれか1以上の階層に対応して該階層構造および/または検索対象のデータを表示するものであることを特徴とする請求項8記載の電子機器。
  10. 前記電子機器はデジタルカメラであり、
    該デジタルカメラの記録媒体は、データ記録メディア、動画・静止画の別、イベント、撮影対象のうちの少なくともいずれか1つ以上の階層を含む階層構造を有し、
    前記操作手段は、前記記録媒体の有するデータ記録メディア、動画・静止画の別、イベント、撮影対象、の各階層構造のうちの、少なくともいずれか1以上の階層に対応して該階層を個別に検索することのできるものであり、
    前期表示手段は、前記記録媒体の有するデータ記録メディア、動画・静止画の別、イベント、撮影対象、の各階層構造のうちの、少なくともいずれか1以上の階層に対応して該階層構造および/または検索対象のデータを表示するものであることを特徴とする請求項8記載の電子機器。
  11. 前記操作手段の検索操作に対応した所定の音を前記音出力部から出力させる報知音発生部をさらに有することを特徴とする請求項9または10のいずれかに記載の電子機器。
  12. 前記報知音発生部は、前記所定の音として、階層ごとに異なる音を出力させるように制御することを特徴とする請求項11記載の電子機器。
  13. データを階層的な構造を有する区分で区分けして記録できる記録媒体を有する電子機器に対して操作信号を出力するリモート操作装置であって、
    前記複数の階層に対して、階層ごとに個別に検索操作可能な操作手段と、
    前記操作手段による操作がなされたときには、該操作に関する情報を前記電子機器に出力する操作情報出力手段とを具備したことを特徴とするリモート操作装置。
  14. データを階層的な構造を有する区分で区分けして記録できる記録媒体を有する電子機器におけるデータ検索方法であって、
    複数の操作手段のいずれかからの操作を受け付けるステップと、
    前記操作が、前記複数の操作手段のうちのどの操作手段から入力されたものであるかを識別するステップと、
    前記操作が入力された操作手段に応じて前記記録媒体の階層の1つを選択するステップと、
    前記操作が入力された操作手段に応じて、前記選択された階層に属する前記データおよび/または区分を所定の順に検索するステップとを有することを特徴とする電子機器のデータ検索方法。
  15. 前記電子機器はさらに表示手段を有し、前記操作手段から入力された操作に応じて前記表示手段に現在選択されている前記データおよび/または区分を表示するステップをさらに有することを特徴とする請求項14記載の電子機器のデータ検索方法。
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