JP2005078153A - 情報記録装置及び情報記録方法 - Google Patents

情報記録装置及び情報記録方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005078153A
JP2005078153A JP2003304561A JP2003304561A JP2005078153A JP 2005078153 A JP2005078153 A JP 2005078153A JP 2003304561 A JP2003304561 A JP 2003304561A JP 2003304561 A JP2003304561 A JP 2003304561A JP 2005078153 A JP2005078153 A JP 2005078153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
data
information
index information
backup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003304561A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Usui
勉 薄井
Masayuki Azuma
雅之 東
Norihisa Kuriyama
昇久 栗山
Hiroshi Chiba
浩 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2003304561A priority Critical patent/JP2005078153A/ja
Publication of JP2005078153A publication Critical patent/JP2005078153A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】特定のHDDは共通としてバックアップ用とし、ペアとなるHDDを順次切替えてオリジナル用とし、バックアップHDDの索引情報の記録処理を行うことにより索引情報更新の処理を軽くすること。
【解決手段】複数のHDDは、データ領域と、データに関する時刻と記録位置を含む索引情報領域と、索引情報が有効か無効かを表す索引情報管理領域と、を有し、特定の1つのHDD1をバックアップ用とし他をオリジナル用とし一対としてミラーリング記録を行い、オリジナルHDD2にデータを上書きする際に最古の索引情報のデータ領域にデータKey40を上書きするとともに、このデータをバックアップHDDに記録する際には、バックアップHDDの索引情報を検索することなく、オリジナルHDDに記録したときの記録位置を用いてこの記録位置と同一の記録位置に上書き記録する構成とする(図4の(6))。
【選択図】図4

Description

本発明は、記録媒体として複数のハードディスクドライブ等の記録装置を接続して2台以上の記録装置に、同時に同一データの記録を行なうミラーリング記録と称される記録を行なう情報記録装置における索引情報の処理負荷の軽減技術に関する。
近年、映像等を記録再生する記録再生装置において、高画質化に対する要望が増えてきたことによりアナログ信号の記録からディジタル信号の記録へ移行している。ディジタル信号で記録するための様々な記録媒体のうち、記録映像の検索性及び操作性の観点から最近ハードディスクドライブ(以下、HDDと称する)を使用する装置が増加している。
このようなHDDを記録媒体とするディジタル記録再生装置において、記録の長時間化への要求の高まりに対応するため、記録容量を増大させることが必要とされてきており、HDD単体としての容量アップが進んでいる。また一方で、SCSI、USB等のインターフェイスを使用することにより装置外部に複数のHDDを増設できるようにすることで、簡単に記録容量を増加することができる装置が多くなってきている。
しかしながら、HDDは可動部品が多く、また精密制御を行なっているためクラッシュ等の故障が起こった場合、データが破壊されデータの読み出しができなくなるという課題があった。このため従来から、データの破壊への信頼性を高めるためにミラーリング記録という技術を用いる装置があった。このミラーリング記録という技術による制御は、接続された複数のHDDの内の2台のHDDを1組のペアとし、2台毎に同時に同一データを記録する制御をする。これにより、片方のHDDが故障した場合でも、もう片方のHDDには記録したデータが保持できているため、データの読み出しができなくなることを防止することができる。
このミラーリング記録という技術を用いた記録方式としては、第一に、記録中にHDDの記録残量がなくなった場合、別の1組の2台のHDDに記録を継続させて、HDD2台を1組として扱い、2台のHDDに一つの同一データを同時に記録するよう記録方式がある。
また、ミラーリング記録という技術を用いた第二の記録方式として、HDDの記録容量単位当たりの単価を抑えるために常に記録をする特定のHDDと任意の第1のHDDを1組として設定してデータを記録し、記録残量がなくなった場合は特定のHDDと現在記録していた第1のHDDとは別の任意の第2のHDDとを1組として再設定し、引き続きデータを記録する技術がある(例えば、特許文献1を参照)。
すなわち、特定のHDDは共通で、ペアとなるHDDを順次切替えていく方法である。特定のHDDはバックアップとして常に記録及び上書き記録を繰り返し、データは任意のHDDに順次切替えて記録するようにする。これにより、データは任意のHDDに順次記録され、また、特定のHDDにより常に2台のHDDで同時に記録していることになり、記録時のクラッシュ等によるデータの破壊による読み出しができなくなることを防止できる。これによって、有効記録容量の低下も防止ができる。すなわちバックアップ分の記録容量の低下で済ませることができる。
特開平11−27611号公報(第4〜7頁、第1図)
しかしながら、上記従来技術では、ミラーリング方式による記録を行う際、第一の記録方式では、同一データが常に2つ存在することにより、データを記録できる有効記録容量は半分となってしまい、結果としてHDDの記録容量単位当たりの単価が2倍になってしまうと云う課題がある。
また、上記の特許文献1に示したような第二のミラーリング方式では、有効記録容量は改善されるが、バックアップを行う特定HDDと特定のHDD以外の別の任意のHDDに対して、それぞれデータを記録するときに必要な情報(特に、時刻情報)を求める処理(時刻順による索引ファイルの並び替え(ソート))が必要となるので、索引情報記録時の情報処理負荷(ソート処理)が2倍になってしまうと云う課題がある。
このように、記録容量単位当たりの単価が2倍になってしまうと云う課題と、索引情報記録時の処理負荷が2倍になってしまうと云う2つの課題を同時に解決す記録方式が存在しない。
本発明の目的は、2台のHDDに同時に同一データを記録する上記第二のミラーリング記録と称される記録を行なう情報記録装置において、バックアップHDDへの索引情報記録の処理負荷を軽くし、信頼性の高い情報記録装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は主として次のような構成を採用する。
入力されたデータを記録する複数の記録手段と、前記複数の記録手段を接続する接続手段と、前記複数の記録手段を制御する制御手段と、前記記録されたデータに対応する索引情報が有効か無効かを判定する判定処理手段と、を備えた情報記録装置であって、
前記記録手段は、前記データを格納するデータ領域と、前記データに関する時刻情報と記録位置情報を含む索引情報を格納する索引情報領域と、前記索引情報が有効か無効かを表す索引情報管理領域と、を有し、
前記複数の記録手段の内の特定の1つをバックアップ用とし他の記録手段をオリジナル用とし、前記特定の1つのバックアップ用記録手段と前記他の記録手段の1つのオリジナル用記録手段とを一対としてミラーリング記録を行い、
前記オリジナル用記録手段に新たなデータを記録する際に前記オリジナル用記録手段の索引情報を検索して適宜のデータ領域に前記新たなデータを記録するとともに、前記新たなデータを前記バックアップ用記録手段に記録する際には、前記バックアップ用記録手段の索引情報を検索することなく、前記オリジナル用記録手段に記録したときの記録位置情報を用いて当該記録位置情報における記録位置と同一の記録位置に記録する構成とする。
また、前記情報記録装置において、前記オリジナル用記録手段に新たなデータを記録する際に、前記オリジナル用記録手段の索引情報として時刻情報を用い、最古の時刻情報に対応するデータ領域に前記新たなデータを記録する構成とする。
また、前記情報記録装置において、前記バックアップ用記録手段と前記オリジナル用記録手段との一対は、前記複数の記録手段の中で順次切り替わる構成とする。
また、前記情報記録装置において、前記索引情報が有効か無効かを表す索引情報管理領域を設ける代わりに、前記索引情報が有効か無効かを表すフラグを索引情報領域内の索引情報に付加する構成とする。
このような構成を採用することによって、バックアップ用記録手段への索引情報記録の処理負荷を軽くすることができる。
本発明によれば、2台のHDDに同時に同一データを記録するミラーリング記録と称される記録を行なう情報記録装置において、特定のHDDは共通で、ペアとなるHDDを順次切替えていく方法によって記録容量の低下を防止するとともに、バックアップHDDの有効索引情報管理領域を用いてバックアップHDDの索引情報の記録処理を行うことにより索引情報更新の処理を軽くし、信頼性の高い情報記録装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る情報記録装置について、図1〜図4を参照しながら以下詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に係る情報記録装置の全体構成と機能を示す図であり、図2は本実施形態に関する索引情報の管理手法を説明する図であり、図3は本実施形態に関するHDDの稼働態様を示す図であり、図4は本実施形態に関するHDDの稼働態様についての具体的例示を示す図である。
図1において、101,102はHDD1,HDD2、103,104はデータ領域、105,106は索引情報領域、107,108はHDDに記録された索引情報がデータとして有効であるか否かの情報を保持する有効索引情報管理領域であり有効なリンクは点線で表している。109はHDD制御手段110及び図示しないデータ記録手段からの各種信号を受け渡しするためのSCSI、USB等のHDD I/F(インターフェィス)、110は接続されている複数HDD101,102への記録および再生の制御を行うためのHDD制御手段、111はHDDに記録された索引情報がデータとして有効であるか否かの情報を判定する判定処理手段、をそれぞれ表す。そして、図1に示すHDD101,102、HDDI/F109、HDD制御手段110、有効索引情報判定処理手段111からなる全体構成を情報記録装置又はハードディスクレコーダと称する。なお、本実施形態ではHDDを記憶手段として説明するが、HDDに限らず他の記憶手段(他のディスク、テープなど)でも適用可能である。
まず始めに、データ(映像データを含む)と索引情報(データを管理、索引するための情報)の記録方法について図1を用いて説明する。図1において、HDDには、データ領域103,104と、索引情報領域105,106と、有効索引情報管理領域107,108と、から構成されており、各領域103,104,105,106,107,108は、例えば0〜19に区分けされていて(図示の例では5つの領域しか示していない)、時間の経過で各領域は上書きされるようになっている。例えば、データ領域103では、DATA0が記録されていた領域に新たにDATA20が上書きされていることを示す。また、索引情報は時刻情報(Keyと称する)、データサイズ、アドレス位置などのデータに関する全ての索引情報を云う。そして、索引情報としては図示例では時刻情報(Key)を抽出して用いている。
図1を参照して、DATA0がHDD1(バックアップHDD)内の最古key、DATA4がHDD1内の最新key、DATA12がHDD2(オリジナルHDD)内の最古key、DATA14がHDD2内の最新keyであり、DATA20,21が新たに記録された(上書きされた)データのkeyとすると、HDD2の索引情報領域106はデータのkey(時刻情報)によってソート(時間順に並び替え)され、DATA12,13,14,20,21の時刻に並び替えた状態で索引情報領域106に記録されて管理を行うこととする。
このように索引情報をソートした状態で管理するためには、例えば新しいデータをHDDに記録を行うとき、新たに記録しようとするデータの時刻情報と既にHDDに記録されている索引ファイルの索引情報の時刻情報によってソート処理を行い、新たに記録するデータの索引情報をHDDの索引情報として記録を行う必要がある。また、データの記録は索引情報の記録が終了した後にデータ領域104に対して記録を行う。
次に、上述したように、データ(映像データを含む)と索引情報(Key(時刻情報)を含む)の記録を制御したバックアップHDDにおいて、オリジナルHDD2とバックアップHDD1に対してDATA20、DATA21を記録する場合について、図1を用いてその概要を以下説明するが、その詳細例については図4の説明欄で詳述する。上記のように索引情報の記録を制御したとき、図1のHDD制御手段110は、データとデータを管理する索引情報をオリジナルHDD102に記録すると共に、バックアップHDD101に対してデータと索引情報を記録するように制御を行う。
始めに、オリジナルHDDに対して新たに管理情報とデータを記録するときの制御は、上記HDD2への記録方法と同様に記録を行う。次に、バックアップHDD1に対して索引情報とデータを記録するとき、記録順番はオリジナルHDD2と同じくデータを記録し次に索引情報を記録する。まず、バックアップHDD1への索引情報の記録方法は、オリジナルHDD2に記録したときの時刻情報によるソート結果やデータの格納先情報などの必要な索引情報を用いて記録を行う。つまりバックアップHDD1に対する記録時は、索引情報における時刻情報によるソート処理や、データの格納先アドレス情報は求めずに索引情報の記録によって追加/削除の生じた領域だけを更新する。
しかし、単純にバックアップHDDに対して記録により更新された管理情報のみ記録更新しただけではバックアップHDD1とオリジナルHDD2で記録が上書きされていない個所の索引情報と映像データが異なるので、バックアップHDD2の索引情報とデータに不一致が生じてしまい映像データを正確に管理することができない。例えば、図1のバックアップHDD1はオリジナルHDD2の記録時の索引情報に基づいて記録したため、データ領域103と索引情報領域105は対応が取れていない。即ち、バックアップHDD1においては、データ領域に103にDATA2,3,4,20,21が記録されているが、索引情報領域105にはKey0,1,2,20,21が記録されていて、データと索引情報が対応していない。
そこで、各々の索引情報が正しくデータ領域を管理できているか、つまり索引情報として有効か無効かを有効索引情報判定手段111によって判定し、その判定結果を有効索引情報領域に保持する。そして、この判定結果によりバックアップHDD1内の索引情報として有効であればデータの検索等の情報として用いることによって、例に示したデータ領域103と索引情報領域105の対応も正しく管理することができる。
次に、以上のような索引処理を行うときのアルゴリズムとして、例えば図2に示すB+ツリー(バランス(B)TREEの拡張版)による検索アルゴリズムがあり、図2は図1のバックアップHDDの索引情報をB+ツリーで表した図である。201はDATAの索引情報(時刻情報、データサイズ、データ格納のアドレズ位置等のデータを検索するために必要な情報)、202は中間ノードと中間ノード内の時刻情報(データに対応して索引情報の内で時刻情報(Key)のみを抽出する)、203はルートノードとルートノード内の時刻情報(図示の例では、Key1〜Key19を一群としてその一群の先頭Keyのみを用いる)とし、有効なノードと有効ノード間のリンクは実線で表し(例えば、Key30のデータを検索したい場合に、Key30は先頭Key20の群に属するからこの群に繋がるノードのみをたどればよい)、無効なノードと無効ノード間のリンクは破線で表し、葉ノードは索引情報を保持し、中間ノードと、ルートノードにはそれぞれノードの下位層の時刻情報の最小値を保持するものとする。以上のようなB+ツリーによる索引方式で記録を行う際、管理情報を持つのは葉ノードのみで葉以外のノードは時刻情報だけをもつのが一般的であるため、データの記録時などにより正規に索引情報を追加削除するときにはルートノードから順番に葉ノードまで全ての中間ノードを辿って葉ノードに対して索引情報を記録しなければならない。
そこで、B+ツリーを用いて上記のようなバックアップ記録を行い索引情報を管理するときは、オリジナルHDDに対する索引情報の記録は上記のようにルートノードから順番に葉ノードまで全ての中間ノードを辿って記録を行い、バックアップHDDへの記録はオリジナルHDD2に記録したときのB+ツリーへの記録時に必要な索引情報を用いて記録を行う。その際、追加/削除によって更新されたノードと、ルートノードからその更新された葉ノードに至る中間ノードを有効なB+ツリーとして有効索引ファイル管理領域に保持し、バックアップHDDのB+ツリーの参照時には有効索引ファイル管理領域を参照することで有効なB+ツリーの情報のみ参照するることが可能となり、索引情報の記録時にルートノードから葉ノードまでの全ての中間ノードを書き換えることなく索引情報を記録、管理することが可能となる。
以上のような制御を行い、バックアップHDD1に対して索引情報を記録することで、索引情報のソート処理やB+ツリーのルートノードから順番に葉ノードまで全ての中間ノードを辿る処理なしに索引情報とデータの記録が可能となるため、バックアップ記録時にバックアップHDDへの索引情報の記録更新処理負荷を軽くし、信頼性の高いディジタル記録装置を提供することができる。
次に、図3を用いてHDDを3台接続したときの記録順番および索引処理方法について説明する。図3において、下向き正方向の縦軸は時間軸である。また、横軸方向には、HDD1からHDD3までを順に配置している。縦軸方向の破線矢印はバックアップHDD、実線矢印はオリジナルHDDが稼動していることを示す。記録時は記録を開始する前にHDD制御手段110は接続されている複数のHDD1〜HDD3のそれぞれをバックアップHDDまたはオリジナルHDDとして設定する。例えば、ここではHDD1をバックアップHDDとして設定し、HDD2、HDD3をオリジナルHDDとして設定する。
記録順番は、バックアップHDDはHDD1に記録し、HDD1の記録が終了した後は再度HDD1に記録(上書き)を行うように設定する。また、オリジナルHDDはHDD2、HDD3の順に記録し、HDD3が終了した後は再度同じ順番でHDD2から記録を行うように設定する。
このように設定されたHDDでは、常にオリジナルHDDとバックアップHDDのペアが異なるために、記録が上書きされた領域以外はオリジナルHDDとバックアップHDDで異なる索引情報とデータが記録されている。そのため、上記と同じくバックアップHDDに対してオリジナルHDDの索引情報の記録時に求めた索引情報を用いて記録を行うと、バックアップHDDのデータと索引情報の内容が一致しないデータが存在してしまうために、バックアップHDDは索引情報の検索が正しく行うことができない。
そこで、図3のような記録方式を行う場合、オリジナルHDDをHDD1からHDD2にし、更に、バックアップHDDをHDD1にする際には、バックアップHDDの有効索引情報判定処理領域をクリアする(全て無効にする)ことで、ミラーリングのペアが決定し、HDDが未記録の状態では有効な索引ファイルは無い状態になるように制御し、また上記と同様に有効索引情報判定処理手段を用いてバックアップHDDの索引情報を制御することでバックアップHDDへの索引情報の記録更新処理負荷を軽くすることが可能で信頼性の高いディジタル記録装置を提供することができる。また、上記のようなバックアップ方法によってHDDの有効記憶容量の低下がバックアップ分の記録容量で済むため、有効記録容量の低下を防止可能となる。
また、オリジナルドライブ(オリジナルHDD)にも有効索引情報管理領域を設けることで、オリジナルドライブとバックアップドライブ(バックアップHDD)のファイル構造が同じになる(HDDの領域の区分けをオリジナルとバックアップで同じにする)。これによって、バックアップドライブのペアが変わる毎に(後述する図6の説明を参照)、ファイル構造の変換処理が必要なく、オリジナルドライブからバックアップドライブ、また、その逆への変換を高速化することが可能で、バックアップ処理を簡単化及び高速化することができる。更に、オリジナルドライブにも有効索引情報管理領域を設けることによって、オリジナルドライブとバックアップドライブのファイル構造が同じになることでバックアップドライブとオリジナルドライブの処理を共通化することによってバックアップ処理を簡単化することができる。
次に、図4を参照しながら、本発明の実施形態に係る情報記録装置の機能乃至作用を具体的に説明する。図4の(1)ではバックアップHDD1とオリジナルHDD2が未記録状態からKeyに対応するデータを順次、同時に同一データを両HDDに記録して、図3に示す時刻T1からT2までミラーリング記録する(図4の例示で、Key1と表示しているのはKey1に対応するDATA1のことである)。ここで、バックアップHDD1は有効の判定処理される。次に、オリジナルHDD2が満杯になったので、続くデータはオリジナルHDD3に記録されることとなるが、(2)でHDD3に移行直後にバックアップHDD1の管理領域107を全て無効にする。
続いて、(3)において、未記録のオリジナルHDD3に1個のデータ(Key20に相当するもの)を記録すると同時にバックアップHDD1の最古データ箇所(Key0)にKey20として記録し、これを有効として判定処理する。この(3)の状況が図1に示す状況である(Key21を続けて記録すれば)。なお、オリジナルHDDは上書きでないので記録状況は図1と異なる。この(3)の状況において、例えば、オリジナルHDD3がKey20のデータを記録している最中に故障した場合(HDDの故障はHDDが稼働しているときに発生することが多い)、このデータは、当然のことながらオリジナルHDD3からは読み出すことができないが、バックアップHDDの管理領域107における有効の判定処理結果を検索し利用することで(バックアップHDD1における無効のデータは検索する必要なく、効率的にデータ検索できる)、この有効のデータに対応するバックアップHDD1のKey20のデータを読み出すことによって、故障に対処することができる(他のオリジナルHDDを用いても良く、オリジナルHDD3を交換しても良い)。なお、Key0からKey19までのデータはオリジナルHDD2に有効データとして残っている。
次に、(4)でオリジナルHDD3にKey21からKey39までのデータを記録すると同時にバックアップHDD1にもKey21からKey39までのデータを記録して、管理領域107に有効処理する。更に、Key39の記録完了直後に続くデータに対しては、先ず、(5)においてバックアップHDD1への上書き前に、管理領域107を全て無効とする。
次いで、続くデータ(Key40のデータ)に対しては、(6)に示すように、Key0からKey19までのデータが既に記録されているオリジナルHDD2とバックアップHDD1に記録されることとなる。ここにおいて、Key40のデータをオリジナルHDD2に記録する際に、最古のデータ箇所を検索し(図示例ではKey0のアドレス位置)、その最古箇所のデータを消去して新しいデータ(Key40のデータ)を記録することになる。そして、Key40のデータのバックアップHDD1への記録に際しては、そのHDD1の最古データを検索することなく、オリジナルHDD2に記録したアドレスと同じアドレス位置に記録すれば良い。これによって、バックアップHDD1の索引情報を特別に検索するまでもなく(バックアップHDD1の索引情報である時刻情報をみて最古のデータを検索するというソート処理を必要とせずに)記録することができて、索引情報の処理負荷を軽減することができるのである。
そして、(6)において、引き続いてKey41に対応するデータを記録している最中にオリジナルHDD2が故障した際に、バックアップHDD1を故障のオリジナルHDDの代用として記録することもできる。この代用として使用する期間はデータの二重記録は行われない。バックアップHDD1をオリジナルHDDとして代用する場合に、バックアップHDD1の索引情報の有効か無効かを判別することによって、無効の索引情報に対応するデータ領域に引き続くデータを記録すればよい。このように無効か有効かの情報を用いることによって、索引情報の処理負荷を軽減することができる。
また、上述したバックアップHDDにおける代用の場合における有効又は無効の索引情報の利用方法は、後述する図6におけるオリジナルHDDとバックアップHDDとの順次切り替えの際においても利用して有効なものである。
次に、図5に本発明の実施形態に係る情報記録装置における他の全体構成例を示す。図5において、有効索引情報の管理方法としては、図1のものとは異なり、索引情報が有効であるか否かを判定するフラグなどを索引情報に具備させる方法である。これによると、図1に示すような有効索引情報管理領域107を設けずに、索引情報領域のみを設けてこの領域に有効又は無効のフラグを付加している。
次に、図6に本実施形態に関するHDDの他の稼働態様を示す。上述した図3に示すHDD稼働態様ではバックアップ記録を行う特定HDDは共通であり、ペアとなるHDDを順次切替えていく記録方式としているが、図6ではバックアップHDDが順次切り替わるようにしたHDD稼働態様である。これにより特定のHDDの稼働率を平均化し、データ保持信頼性を向上できる。
以上の説明では、有効索引情報判定処理を行うドライブはバックアップHDDとしているが、オリジナルHDDでも構わない。また、有効索引情報判定処理を用いるドライブは複数ドライブに対して行っても構わない。また、索引情報の管理方式として、時刻keyによるソートによる方式を例示したが、ソートの基準となるkeyは時刻に限らず、文字列などいずれの方式であっても構わない。また、keyをソートする際の探索アルゴリズムとしては、B+ツリーを例としたが二分探索ツリー、Bツリーなどいずれの方法であっても構わない。
本発明の実施形態に係る情報記録装置の全体構成と機能を示す図である。 本実施形態に関する索引情報の管理手法を説明する図である。 本実施形態に関するHDDの稼働態様を示す図である。 本実施形態に関するHDDの稼働態様についての具体的例示を示す図である。 本発明の実施形態に係る情報記録装置における他の全体構成例を示す図である。 本実施形態に関するHDDの他の稼働態様を示す図である。
符号の説明
101 HDD1
102 HDD2
103,104 データ領域
105,106 索引情報領域
107,108 有効索引情報管理領域
109 HDD I/F
110 HDD制御手段
111 有効索引情報判定処理手段
201 DATAの索引情報
202 中間ノードと中間ノード内の時刻情報
203 ルートノードとルートノード内の時刻情報
401 HDD1
402 HDD2
403,404 データ領域
405,406 有効判定付き索引情報領域
407 HDD I/F
408 HDD制御手段
409 有効データ判定処理手段

Claims (11)

  1. 入力されたデータを記録する複数の記録手段と、前記複数の記録手段を接続する接続手段と、前記複数の記録手段を制御する制御手段と、前記記録されたデータに対応する索引情報が有効か無効かを判定する判定処理手段と、を備えた情報記録装置であって、
    前記記録手段は、前記データを格納するデータ領域と、前記データに関する時刻情報と記録位置情報を含む索引情報を格納する索引情報領域と、前記索引情報が有効か無効かを表す索引情報管理領域と、を有し、
    前記複数の記録手段の内の特定の1つをバックアップ用とし他の記録手段をオリジナル用とし、前記特定の1つのバックアップ用記録手段と前記他の記録手段の1つのオリジナル用記録手段とを一対としてミラーリング記録を行い、
    前記オリジナル用記録手段に新たなデータを記録する際に前記オリジナル用記録手段の索引情報を検索して適宜のデータ領域に前記新たなデータを記録するとともに、前記新たなデータを前記バックアップ用記録手段に記録する際には、前記バックアップ用記録手段の索引情報を検索することなく、前記オリジナル用記録手段に記録したときの記録位置情報を用いて当該記録位置情報における記録位置と同一の記録位置に記録する
    ことを特徴とする情報記録装置。
  2. 請求項1において、前記オリジナル用記録手段に新たなデータを記録する際に、前記オリジナル用記録手段の索引情報として時刻情報を用い、最古の時刻情報に対応するデータ領域に前記新たなデータを記録することを特徴とする情報記録装置。
  3. 請求項1又は2において、前記バックアップ用記録手段と前記オリジナル用記録手段との一対は、前記複数の記録手段の中で順次切り替わることを特徴とする情報記録装置。
  4. 請求項1又は2において、前記索引情報が有効か無効かを表す索引情報管理領域を設ける代わりに、前記索引情報が有効か無効かを表すフラグを索引情報領域内の索引情報に付加することを特徴とする情報記録装置。
  5. 請求項3において、オリジナル用記録手段においても、前記データ領域と前記索引情報領域に加えて、前記索引情報が有効か無効かを表す索引情報管理領域を設置することによって、前記オリジナル用記録手段をバックアップ用記録手段として使用するための変換処理、又はその反対の変換処理を高速化することを特徴とする情報記録装置。
  6. 請求項1乃至4のいずれか1つの請求項において、初期化後のデータの無い状態、又はデータの上書きが開始される状態にある前記バックアップ用記録手段にデータの記録を行う直前に、前記バックアップ用記録手段の索引情報を全て無効とすることを特徴とする情報記録装置。
  7. 請求項6において、前記データを記録したときに当該データに対応する索引情報が有効であるとして記録し、前記バックアップ用記録手段に記録されているデータの内でどのデータが有効であるか無効であるかを判別することを特徴とする情報記録装置。
  8. 請求項7において、前記データを記録したオリジナル用記録手段が故障した場合には、前記バックアップ用記録手段の前記有効か無効かの情報を利用し、前記有効のみのデータを読み出してデータ処理を行うことを特徴とする情報記録装置。
  9. 請求項7において、記録中のオリジナル用記録手段が故障し、バックアップ用記録手段を前記故障したオリジナル用記録手段の代用として記録を行う際に、バックアップ用記録手段における無効の索引情報に対応するデータ領域を使用することを特徴とする情報記録装置。
  10. 請求項7において、前記バックアップ用記録手段をオリジナル用記録手段として変換使用して記録を行う際に、バックアップ用記録手段における無効の索引情報に対応するデータ領域を使用することを特徴とする情報記録装置。
  11. 入力されたデータを記録する複数の記録手段と、前記複数の記録手段を接続する接続手段と、前記複数の記録手段を制御する制御手段と、前記記録されたデータに対応する索引情報が有効か無効かを判定する判定処理手段と、を備え、更に、前記記録手段には前記データを格納するデータ領域と、前記データに関する時刻情報と記録位置情報を含む索引情報を格納する索引情報領域と、前記索引情報が有効か無効かを表す索引情報管理領域と、を有して、情報記録を行う情報記録方法であって、
    前記複数の記録手段の内の特定の1つをバックアップ用とし他の記録手段をオリジナル用とし、前記特定の1つのバックアップ用記録手段と前記他の記録手段の1つのオリジナル用記録手段とを一対としてミラーリング記録を行い、
    前記オリジナル用記録手段にデータを上書き記録する際に前記オリジナル用記録手段の時刻情報を検索して最古の時刻情報に対応するデータ領域に前記データを上書き記録するとともに、前記データを前記バックアップ用記録手段に上書き記録する際には、前記バックアップ用記録手段の索引情報を検索することなく、前記オリジナル用記録手段に記録したときの記録位置情報を用いて当該記録位置情報における記録位置と同一の記録位置に記録する
    ことを特徴とする情報記録方法。
JP2003304561A 2003-08-28 2003-08-28 情報記録装置及び情報記録方法 Pending JP2005078153A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003304561A JP2005078153A (ja) 2003-08-28 2003-08-28 情報記録装置及び情報記録方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003304561A JP2005078153A (ja) 2003-08-28 2003-08-28 情報記録装置及び情報記録方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005078153A true JP2005078153A (ja) 2005-03-24

Family

ID=34408214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003304561A Pending JP2005078153A (ja) 2003-08-28 2003-08-28 情報記録装置及び情報記録方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005078153A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008097487A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 I-O Data Device Inc バックアップ装置及びバックアップ方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008097487A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 I-O Data Device Inc バックアップ装置及びバックアップ方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6529995B1 (en) Method and apparatus for maintaining and restoring mapping table entries and data in a raid system
US8478729B2 (en) System and method for controlling the storage of redundant electronic files to increase storage reliability and space efficiency
US10169165B2 (en) Restoring data
US8843445B2 (en) Storage system for storing data in a plurality of storage devices and method for same
US10496674B2 (en) Self-describing volume ancestry for data synchronization
JP4402103B2 (ja) データ記憶装置、そのデータ再配置方法、プログラム
JP2000020365A (ja) データ処理装置、及びそのファイル管理方法
US20060077726A1 (en) Data transfer method, storage apparatus and computer-readable storage medium
US20070061540A1 (en) Data storage system using segmentable virtual volumes
US7567994B2 (en) Method and apparatus to proactively capture and transmit dense diagnostic data of a file system
CN103917962A (zh) 读取存储在存储系统上的文件
KR101369813B1 (ko) 광 디스크 저장 시스템에 저장된 미디어에의 액세스, 압축 및 추적
JP2007310618A (ja) 階層型ストレージ装置及びその記録媒体管理方法
JP2019028954A (ja) ストレージ制御装置、プログラム、及び重複排除方法
US7234078B2 (en) Data recovery method and data recording apparatus
JP5159777B2 (ja) 情報及びメタデータを管理し記憶する装置及び方法
KR102152724B1 (ko) 감시 시스템의 영상 관리 장치 및 방법
JP6220324B2 (ja) 蓄積配信サーバ及び蓄積配信システム
US20220404987A1 (en) Storage system, storage control device, and storage control method
JP3898968B2 (ja) 情報記録方法および情報記録システム
JP4390618B2 (ja) データベース再編成プログラム、データベース再編成方法、及びデータベース再編成装置
JP2005165485A (ja) ファイル管理装置、ストレージ管理システム、システム管理方法、プログラム及び記録媒体
JP2005078153A (ja) 情報記録装置及び情報記録方法
JP2008269520A (ja) 記録装置及び記録方法
JP2009069965A (ja) ストレージ装置、データ回復方法及び計算機システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090519

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091019

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091117