JP2005077975A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 記録材の搬送位置の誤検知が防止され、搬送不良を招かない記録材通過位置検出手段を有する電子写真方式の画像形成装置を提供する。
【解決手段】 露光により像担持体に形成した潜像を、現像剤で現像し、記録材に転写して画像形成するにあたり、画像形成位置に搬送される記録材の、搬送方向と直交する方向の通過位置を検出して露光位置を決める制御を行う画像形成装置において、通過位置検出手段としてラインセンサを有し、搬送ガイドの前記ラインセンサと対向する領域の一部に、画像形成頻度の高い紙幅の記録材側端部が通過する位置での開口を有する画像形成装置。
【選択図】 図5
【解決手段】 露光により像担持体に形成した潜像を、現像剤で現像し、記録材に転写して画像形成するにあたり、画像形成位置に搬送される記録材の、搬送方向と直交する方向の通過位置を検出して露光位置を決める制御を行う画像形成装置において、通過位置検出手段としてラインセンサを有し、搬送ガイドの前記ラインセンサと対向する領域の一部に、画像形成頻度の高い紙幅の記録材側端部が通過する位置での開口を有する画像形成装置。
【選択図】 図5
Description
本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関し、詳しくは、記録材の搬送位置を検出して感光体に露光する位置の制御を行う画像形成装置に関する。
図1は電子写真方式の画像形成装置の機械的構成の1例を示す側断面図である。
この種の画像形成装置では、給紙カセット30から感光体ドラム51に至るまでの記録材Pの搬送経路中で、各種の滑りや紙曲がりにより記録材Pに若干の位置ずれが発生する。
この様な位置ずれには、搬送方向についてはトナー画像を転写する直前のレジストローラ185によって位置合わせを行い、搬送方向と直交する方向については、位置ずれを検出し、感光体を露光する位置を変えて対応している。
図2に、記録材P1では所定の位置から距離がXであったものが、記録材P2ではX’になっている様子を模式的に示す。41は露光用のレーザ発振器、42はレーザ光を偏向走査するポリゴンミラーである。
記録材の通過位置に応じた感光体への露光位置の制御を行うにあたり、記録材の通過位置を検出するセンサとして密着型ラインセンサを用いることが特許文献1に記載されている。
又、この様なラインセンサに設けられた防塵用コンタクトガラスに付着する紙粉やゴミ・埃を除去し易くする構成が特許文献2に記載されている。
図3は、特許文献2の発明に係る、レジストローラ185を経て感光体ドラム51に至る記録材Pの搬送経路の1例を模式的に示すものである。
図においては、記録材Pは用紙ガイド板186と上側用紙ガイド板187との間隙を通って搬送され、上側用紙ガイド板187が通過位置検出センサ220を有する。当該センサは、発光部のLED220aと、ミラー220bと、受光部のCCD220cで構成され、記録材Pの搬送時の位置を検出する。用紙ガイド板186には、コンタクトガラス221に対向する領域に開口部188が設けられ、コンタクトガラス221をブラシ等の清掃部材で清掃できる様になっている。189は転写前ローラである。
特開2000−335010
特開2000−344394
しかしながら、上記図3に示す例の搬送経路では、レジストローラ185の開口部と清掃用の開口部が近いために、狭い板金等でその間のガイド板を構成することになり、変形や破損等による通紙性能の著しい低下が問題となる。
従って、この様な開口を持たない、通過位置検出センサ220に対向する面を黒色等の反射率の小さい材質とした用紙ガイド板を用い、通過位置検出センサ(ラインセンサ)で記録材の中央から搬送方向と直交する方向の端部に向けてスキャンを行い、反射率が一定以下になった位置を記録材の端部として検出することを行っているのが通常である。
ところが記録材の搬送に伴う紙粉汚れは上記コンタクトガラスに発生するばかりでなく、コンタクトガラスに対向するガイド板にも紙粉が溜まり、こちらの紙粉の方が多いことから通過位置の誤検知が発生してしまうことが判明した。つまり紙粉は記録材の端部の外側に発生し、同一サイズの記録材で数万枚画像形成すると、溜まった紙粉が反射率に影響して誤検知が発生する。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、記録材の搬送位置の誤検知が防止され、搬送不良を招かない記録材通過位置検出手段を有する電子写真方式の画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、
1)露光により像担持体に形成した潜像を、現像剤で現像し、記録材に転写して画像形成するにあたり、画像形成位置に搬送される記録材の、搬送方向と直交する方向の通過位置を検出して露光位置を決める制御を行う画像形成装置において、通過位置検出手段としてラインセンサを有し、搬送ガイドの前記ラインセンサと対向する領域の一部に、画像形成頻度の高い紙幅の記録材側端部が通過する位置での開口を有する画像形成装置、
2)前記開口を有する領域は、A4サイズの短編を先頭に搬送する場合(A4R幅)の記録材の側端部が通過する位置には無く、少なくともレターサイズ(8.5インチ×11インチ〜但し1インチは2.54cm)の長辺を先頭に搬送する場合の記録材の側端部が通過する位置は包含する1)の画像形成装置、
によって達成される。
1)露光により像担持体に形成した潜像を、現像剤で現像し、記録材に転写して画像形成するにあたり、画像形成位置に搬送される記録材の、搬送方向と直交する方向の通過位置を検出して露光位置を決める制御を行う画像形成装置において、通過位置検出手段としてラインセンサを有し、搬送ガイドの前記ラインセンサと対向する領域の一部に、画像形成頻度の高い紙幅の記録材側端部が通過する位置での開口を有する画像形成装置、
2)前記開口を有する領域は、A4サイズの短編を先頭に搬送する場合(A4R幅)の記録材の側端部が通過する位置には無く、少なくともレターサイズ(8.5インチ×11インチ〜但し1インチは2.54cm)の長辺を先頭に搬送する場合の記録材の側端部が通過する位置は包含する1)の画像形成装置、
によって達成される。
即ち本発明者は、ガイド板の強度を維持しつつ紙粉が溜まる領域を取り除こうと考え、幅の小さいサイズの記録材による紙粉はより大きなサイズの記録材が通過することで押し流されるので、幅がある程度大きく使用頻度の高いサイズの記録材側端部が通過する位置に開口を設けて本発明に至った。
本発明によれば、通紙性能を損なうこと無く、記録材の通過位置を誤検知することによる記録材上の画像の片寄りを防止することができる。
まず、図1を参照して画像形成装置の全体について説明する。
図において、原稿の両面給送が可能なADF10の原稿載置部11には、原稿第1頁の表面を上にした状態の原稿dが複数枚載置されている。ローラ12a、ローラ12bを介して繰り出された原稿の1枚目はローラ13を介して回転搬送される。
つぎに、光源23により原稿dの原稿面が照射され、その反射光がミラー24,25,26を介して結像光学系27を介して光電変換手段であるCCD28の受光面に像を結ぶ。ここで、光源23、ミラー24,25,26、結像光学系27及びCCD28を有する光学系、並びに、図示されていない光学系駆動手段とで画像読み取り部20を構成している。なお原稿dがプラテンガラス21上に読み取り面を下に向けた状態に載置された場合には、光学系はプラテンガラス21に沿って走査して読み取りを行う。また、原稿dが自動給紙されてローラ13の周囲を回る場合には、第2のプラテンガラス22下に光源23とミラー24とが固定された状態で読み取りを行う。
そして、読み取られた原稿dの画像データは、CCD28から図示しない画像処理部に送られる。
なお、原稿dがADF10により自動給送される場合には、原稿dの1ページ目が読み取られると、今度は反転ローラ14を介して再度ローラ13を用いた巻き取り操作が行われ、原稿裏面の画像が画像読み取り部20で読み取られ、画像処理部に送られる。
そして、表面と裏面との画像が読み取られた原稿dは、再度反転ローラ14で反転されて、表面を下に向けた状態で排紙皿16に積載されていく。
そして、表面と裏面との画像が読み取られた原稿dは、再度反転ローラ14で反転されて、表面を下に向けた状態で排紙皿16に積載されていく。
このようにして画像読み取り部20で読み取られた画像データは、画像処理部で所定の画像処理が行なわれた後、圧縮されて画像メモリに記憶される。
一方、記録材が積載されている給紙手段としての給紙カセット30A、30B、30Cから、搬送ローラ181により記録材Pが繰り出され、画像形成部50に給送される。また、給紙手段としての手差し給紙トレイ31からは搬送ローラ183により記録材Pが繰り出され、画像形成部50に給送される。
そして、画像形成部50に給送される記録材Pは、その入口付近の搬送手段としてのレジストローラ185で同期がとられた後、像担持体となる感光体ドラム51に近接する。すなわち、給紙カセット30からレジストローラ185に至る第1の搬送経路と、手差し給紙トレイ31からレジストローラ185に至る第2の搬送経路とが設けられている。
さらに、レジストローラ185で同期がとられた記録材Pは、先端検知手段としての先端検知センサ190でその先端が検知されると共に、密着型ラインセンサで構成された通過位置検出センサ220によって主走査方向の通過位置が検知される。
画像処理部から画像書込部40に画像データが入力され、画像書込部40内のレーザダイオードから画像データに応じたレーザ光を感光体ドラム51上に照射し、静電潜像を形成する。この静電潜像を現像部53で現像することで、感光体ドラム51上にトナー像を形成する。
このトナー像は感光体ドラム51の直下に転写位置、即ち、トナー像を記録材Pに形成する画像形成位置を形成する転写部54により記録材Pに転写される。そして、感光体ドラム51に当接されている記録材Pは分離部55により分離される。感光体ドラム51から分離された記録材Pは搬送機構58を介して定着部59に入り、トナー像が熱と圧力とにより定着される。このようにして、記録材Pに画像が形成される。
なお、両面画像形成の際の反転再給紙の必要がある場合には、トナー像が定着された記録材Pは、ガイド61を介して下方に搬送され、反転部63に入る。次に、反転部63に入っている記録材Pは、反転ローラにより再度繰り出され、反転搬送路64を経由して再度画像形成部50に送られる。前記原稿dの片面の画像形成が終了した画像形成部50では、感光体ドラム51に付着したトナーがクリーニング部56で除去され、次の画像形成に備えている。
この状態で記録材Pのもう一方の面(未だ画像形成されていない面)が画像形成部50に搬入され、画像が形成される。分離部55で感光体ドラム51から分離された記録材Pは搬送機構58を介して再度定着部59に入って定着される。このようにして、裏面と表面との画像形成が完了した記録材P、または、一方の面の画像形成が完了した記録材Pは機外に排出される。
感光体ドラム51、レジストローラ185、通過位置検出センサ220、転写前ローラ189の配置の位置関係は図4に示す如くなる。
図4に示す配置の場合の本発明に係る開口の1実施形態を、搬送ガイドの記録材通過面とは反対側から見たものが図5である。
搬送ガイド186はレジストローラ185用の開口部186aと通過位置検出センサ220と対向し、当該センサの読取位置Detに対応する位置に開口186bとを有する。この実施形態の開口186bは図に示す様に、比較的幅が広く画像形成頻度が高いA4(279mm幅)サイズからB4(257mm幅)サイズまでをカバーしている。複写機の様な画像形成装置の使用形態に鑑みると、少なくとも欧米で多用されるレターサイズ(279.4mm幅)からA4サイズまでの側端部をカバーする開口が好ましく、搬送ガイドの強度の点からA4R(210mm幅)までカバーするのは好ましいとは言えず、又、B4サイズやA4サイズの搬送に伴い、A4R幅による紙粉は押し流されるので、A4R幅の側端部をカバーしなくても本発明の効果は発揮される。
10 ADF
20 画像読み取り部
30 給紙カセット
31 手差し給紙トレイ
40 画像書込部
50 画像形成部
51 感光体ドラム
53 現像部
54 転写部
55 分離部
56 クリーニング部
59 定着部
63 反転部
64 反転搬送路
185 レジストローラ
190 先端検知センサ
220 通過位置検知センサ
P 記録材
20 画像読み取り部
30 給紙カセット
31 手差し給紙トレイ
40 画像書込部
50 画像形成部
51 感光体ドラム
53 現像部
54 転写部
55 分離部
56 クリーニング部
59 定着部
63 反転部
64 反転搬送路
185 レジストローラ
190 先端検知センサ
220 通過位置検知センサ
P 記録材
Claims (2)
- 露光により像担持体に形成した潜像を、現像剤で現像し、記録材に転写して画像形成するにあたり、画像形成位置に搬送される記録材の、搬送方向と直交する方向の通過位置を検出して露光位置を決める制御を行う画像形成装置において、通過位置検出手段としてラインセンサを有し、搬送ガイドの前記ラインセンサと対向する領域の一部に、画像形成頻度の高い紙幅の記録材側端部が通過する位置での開口を有することを特徴とする画像形成装置。
- 前記開口を有する領域はA4サイズの短編を先頭に搬送する場合(A4R幅)の記録材の側端部が通過する位置には無く、少なくともレターサイズ(8.5インチ×11インチ〜但し1インチは2.54cm)の長辺を先頭に搬送する場合の記録材の側端部が通過する位置は包含することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003311156A JP2005077975A (ja) | 2003-09-03 | 2003-09-03 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003311156A JP2005077975A (ja) | 2003-09-03 | 2003-09-03 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005077975A true JP2005077975A (ja) | 2005-03-24 |
Family
ID=34412787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003311156A Pending JP2005077975A (ja) | 2003-09-03 | 2003-09-03 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005077975A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20220311895A1 (en) * | 2021-03-26 | 2022-09-29 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus |
-
2003
- 2003-09-03 JP JP2003311156A patent/JP2005077975A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20220311895A1 (en) * | 2021-03-26 | 2022-09-29 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus |
US11659117B2 (en) | 2021-03-26 | 2023-05-23 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus comprising a sheet reading unit including a line sensor that includes a plurality of split line sensors arrayed in a row and placed at non-stretching positions, wherein each non-stretching positions is a position that distance in the main scanning direction from a gap to an ideal edge position of every usable regular size exceeds a permissable value |
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