JP2005077587A - 画像形成装置 - Google Patents

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冰 朱
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泰 古市
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正 葛西
Yutaka Takahashi
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Abstract

【課題】 粉体トナーを用いて現像を行うことにより像担持体上にトナー像を形成し、そのトナー像を転写して後、熱を加えて定着を行い、転写材上に画像を記録する電子写真方式を用いた画像形成装置において、平均粒状度0.25以下のオフセット印刷同等以上の滑らかな画像を得る。
【解決手段】 粉体トナーを用いて現像装置12で現像を行うことにより感光体(像担持体)10上にトナー像を形成し、そのトナー像を転写装置13で転写して後、定着装置16で熱を加えて定着を行い、転写材22上に画像を記録する。そのような画像形成装置において、画像のハーフトーン部で、平均明度40〜80における粒状度の平均値を求めて平均粒状度とし、その平均粒状度を0.25以下、好ましくは0.15以下とするとともに、光沢度を8%以下とする。
【選択図】 図5

Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリまたはそれらの複合機などの画像形成装置に関する。そのうち特に、粉体トナーを用いて現像を行うことにより像担持体上にトナー像を形成し、そのトナー像を直接または間接的に転写して後、熱を加えて定着を行い、シート・OHPフィルム等の転写材に画像を記録する、電子写真方式を用いた画像形成装置に関する。
近年、電子写真方式のカラー画像形成装置においては、高画質が要求され、トナーの小径化、現像の改良などで画質の改善がなされてきている。しかし、作像工程毎に観察すると、潜像形成、現像、中間転写、転写材への転写、定着と各工程で順に劣化していることは明らかである。特に、転写工程、定着工程での劣化が大きく、転写工程では、転写進入時のプレ転写と、転写後の剥離時の放電によるチリが大きな原因となり、定着工程では、トナーの広がり、光沢のムラが原因となる。
このような劣化に対し、多くの提案がなされてきた。
例えば特許文献1に記載されるように、画像の粒状度を向上させるため、転写材上のトナーに熱と圧力を作用させて転写材にトナーを浸透させ、定着工程前に転写紙上のトナーを均すようにする定着方法が提案されている。
特開2002−278331号公報
また、例えば特許文献2に記載されるように、省資源化で粒状度の良い画像を得るために加熱ローラ表面をフッ素樹脂で構成し、分子量10万以上の結着樹脂比率が20重量%以下、体積平均粒径が9.0μm以上で、かつ着色剤の比率が5.0重量%以下のトナーを使用することが提案されている。
特開2002−287545号公報
ところが、このような従来のものでは、粉体トナーを用いて現像を行うことにより像担持体上にトナー像を形成し、そのトナー像を転写して後、熱を加えて定着を行い、電子写真方式を用いて転写材上に画像を記録する場合、ドット形状のバラツキ、チリなどで大きく劣化する。特に、ハーフトーン部で大きく劣化してぼそついた画像になる。このため、高画質の重要な指標である粒状度、つまり後述する平均明度40〜80における粒状度の平均値である平均粒状度が0.3以上となり、印刷画像に比して大きく劣って、印刷並みの高画質を得ることができなかった。
特許文献1には、定着時の画像面を加圧しないオーブン定着方式を採用することで、平均粒状度0.25以下の高画質を得ることが記載されている。しかし、輻射熱定着が困難な方式であることは、周知である。
そこで、この発明の目的は、粉体トナーを用いて現像を行うことにより像担持体上にトナー像を形成し、そのトナー像を転写して後、熱を加えて定着を行い、転写材上に画像を記録する電子写真方式を用いた画像形成装置において、平均粒状度0.25以下のオフセット印刷同等以上の滑らかな画像を得ることにある。
この発明の第2の目的は、粉体トナーを用いた電子写真現像工程で最良のドット再現性を得るため、潜像に忠実に現像することにある。
転写工程では、転写入り口、転写出口での放電による転写ムラがあり、ドットの形状を乱してしまう。また、チリによっても劣化する。
そこで、この発明の第3の目的は、放電による劣化を防止し、また像担持体と転写ローラとのズレをなくし、忠実に現像像を転写することにある。
定着でのトナードットの形状劣化と広がりをなくし、部分的な光沢ムラがでない定着を行う必要がある。また、Siゴムを定着ローラ表層に設けると、粒状度の劣化を押さえることはできるが、ローラ寿命が短かくなる。
そこで、この発明の第4の目的は、寿命を向上し、定着による粒状度の劣化を防止し、光沢ムラを低減して高画質を得ることにある。
この発明の第5の目的は、トナーの凝集度が最適であり、潜像に忠実に現像し得るようにすることにある。
この発明の第6の目的は、トナーの粒径が揃っていることにより、同様に潜像に忠実に現像し得るようにすることにある。
この発明の第7の目的は、球形であることにより、現像工程でトナーが細密重点状に現像でき、Z軸方向にも良好な現像を行い得るようにすることにある。
この発明の第8の目的は、定着におけるトナーの溶け過ぎを防いで、粒状度の劣化を防止することにある。
この発明の第9の目的は、現像、転写、定着の各工程でのドット形状の劣化を押さえ、最適な粒状度で滑らかな画像を得ることにある。
この発明は、粉体トナーを用いて現像を行うことにより像担持体上にトナー像を形成し、そのトナー像を転写して後、熱を加えて定着を行い、転写材上に画像を記録する画像形成装置において、
画像のハーフトーン部で、平均明度40〜80における粒状度の平均値を求めて平均粒状度とし、その平均粒状度を0.25以下、好ましくは0.15以下とするとともに、
光沢度を8%以下とする、ことを特徴とする。
粒状性とは、一般に高画質の指標と考えられており、画質の基本特性であって、「均一であるべき画像がどれだけざらついているかを表す主観評価値」と定義される。この主観的な評価値である粒状性を客観的に表した量が粒状性の評価尺度であり、粒状度である。粒状度として標準化されているものとしてRMS粒状度があり、ANSI PH-2.40-1985で標準化されている。
RMS粒状度(σD)=[1/N Σ(Di−D)2]1/2
ここで、Diは濃度分布、Dは平均濃度(D=1/NΣDi)である。
このほか、画像の濃度変動のパワースペクトラムであるワイナースペクトラム(Winer Spectrum)を用いた粒状度が定義されている。ゼロックス(Xerox)のドーレイ(Dooley)とショー(Shaw)はワイナースペクトラムを適用し、視覚の空間周波数特性(Visual Transfer Function : VTF)とカスケードした後、積分した値を粒状度(GS)とした(詳細はDooley,Rshaw Noise Perception in lectrophotography, J.Appl.Photogr.Eng.,5,4(1979),pp190-196)。
GS=exp(−1.8D)∫(WS(f))1/2VTF(f)df
D:平均濃度
f:空間周波数(c/mm)
WS(f):ワイナースペクトラム
VTF(f):視覚の空間周波数特性
この発明では、粒状度を、このドーレイとショーの粒状度をさらに発展させ、次の式によって定義する。
粒状度=exp(aL+b)∫(WSL(f))1/2VTF(f)df
L*:平均明度
f:空間周波数(c/mm)
WSL(f):明度変動のパワースペクロトラム
VTF(f):視覚の空間周波数特性
a:係数(=0.1044)
b:係数(=0.8944)
この場合には、画像の濃度Dではなく、明度L*を使用する。後者の方が色空間のリニアリティーに優れ、カラー画像への適応性も優れる点が特徴である。以下、粒状度をこの式によって求めたものとする。(詳細は“JapanHardcopy‘96”論文集p189「ハーフトーンカラー画像のノイズ評価方法」参照)。
粒状度は、その定義からして画像のノイズ特性を表している。出力画像の粒状度を上述の手法によって測定することによって、画像のノイズ特性(ざらつき)を数値化することが可能である。粒状度の数値は、その定義からも分かるように、ざらつきが良好である場合には値が小さく、ざらつきが悪くなるにしたがって値が大きくなる。発明者らは、出力画像をスキャナー(Nexscan4100:ハイデンベルグ社製)で読み込んだ後に、上述の計算式にもとづき粒状度の計算を行った。
図1に、各種画像の粒状度を計算した結果を示す。横軸が平均明度、縦軸が粒状度となっている。粒状度は、各明度ごとに与えられるものであり、実験では15水準(スクリーン線数106線のディザ処理を施した15水準のパッチを作成した。図2参照)の各明度ごとに計算した。
上記のように粒状度は、各明度ごとにプロットされ、グラフ上にアウトプットされる。粒状度の計測用のパターンからも判るように、明度の数値の小さい方は、ベタ画像に近い画像である。また、明度の数値が大きい方は、ドット面積が小さく、ほとんどがトナー担時体である。すなわち、画像のざらつきが悪くなる度合いが小さい部分である。電子写真で、特に粉体トナーを用いる方式では、明度が40〜80の明るさでトナーの大きさのバラツキ、トナードットまわりのチリなどの影響で粒状度が高くなりざらつき感が強く出る。この粒状度を数値化するには、目視で感度の高い平均明度40〜80の間の平均値で扱うとその画像の良さを明確に表現できる。
図1に示すように、銀塩写真やインクジェットでは、明度に対し大きな変化はない。これは、色剤が液体のインクや銀塩のように超微粒子での画像であるからで、ドット形成で画像を作っている印刷画像や5μm以上の粒径のトナーでは、トナーで形成されている電子写真法でのドットの形状のバラツキ、トナー転移でのチリ現象が発生し、平均明度40〜80で高い(悪い)粒状度となる。特に、ドットの形状のバラツキ、トナー転移でのチリ現象は電子写真方式で大きく、平均明度40〜80での平均粒状度は乾式トナーを用いる電子写真方式では最良の高画質の指標である。
画像粒状度の数値の目安としては、平均粒状度で0.25程度までに収まっていれば明視距離での滑らかさでは問題ない。さらに好ましくは、同じドット形成で画像ができているオフセット印刷並の粒状度0.15以下の画像で印刷物同等の画像といえる。
定着後の最終画像での粒状度が良好であれば良いことは当然である。しかし、電子写真法では、潜像形成から定着までの各作像工程で順次劣化する。そこで、各工程での粒状度測定法を簡単に説明する。
1.最終工程の定着画像
これまで述べてきたような方法で画像をハイデンベルグ社製のスキャナーで1200dpiの解像度で画像を読み取り、上記の計算式により各明度ごとの粒状度を算出した。そして、平均明度40〜80の平均粒状度を得る。
2.定着前の粒状度測定
未定着画像は、トナーが転写紙に静電的に付着している状態で、擦ればとれてしまう状態である。また、静電気などでも容易に乱れてしまう。この状態の画像を約0.1mmのフィルムに画像部分に当たるところを切り出し、スキャナーの上にまず測定部に穴のあいたフィルムを置き、その上にコンタクト硝子に接触しないように未定着画像を置く。トナー付着部は、少しのエアーギャップを持っている。この状態で、定着後の画像と同様に1200dpiの解像度で読み取り、上記の計算式により各明度ごとの粒状度を測定し、平均粒状度を得る。
3.中間転写ベルトまたは感光体上の粒状度測定
カラー作像法で用いる中間転写ベルトや感光体上の粒状度は、上記のスキャナーを用いた測定法では測定が困難である。そこで、以下のような方法で、粒状度を推定した。600dpiの2×2ドットのパターン40個のデータを図3のように等間隔に切り出し、各ドットを2値化して、トナーの付着部の面積を計測し、各面積データのσを算出する。この方法により、定着後と未定着の画像で平均粒状度の相関を求めた。図4にその結果を示めしたが、良好な相関が得られた。その近似式により、定着後、未定着画像の前工程である中間転写ベルト上の粒状度、感光体の粒状度を算出し、推定平均粒状度として評価に用いた。
請求項1に記載の発明によれば、粉体トナーを用いて現像を行うことにより像担持体上にトナー像を形成し、そのトナー像を転写して後、熱を加えて定着を行い、転写材上に画像を記録する電子写真方式を用いた画像形成装置において、平均粒状度0.25以下のオフセット印刷同等以上の従来にない滑らかな画像を容易に得ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、粉体トナーを用いた電子写真現像工程で、現像ギャップを最大限に小さくして潜像の現像電界を忠実に現像し、デジタル画像のドット再現性を高めて画像に滑らかさを出すことができる。
請求項3に記載の発明によれば、転写による平均粒状度の劣化が従来0.1から0.15程度あったものが、この方式で0.5未満に押さえることができ、放電による劣化を防止し、また像担持体と転写ローラとのズレをなくして等速転写で、低電位転写バイアスにより、忠実に現像像を転写することができる。
請求項4に記載の発明によれば、粒状度を0.8程度まで押さえ、光沢度を8%以下とし、寿命を向上するとともに、定着による粒状度の劣化を防止し、光沢ムラを低減して高画質を得ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、均一現像を可能とし、平均粒状度を改善し、潜像に忠実に現像することができる。
請求項6に記載の発明によれば、同様に均一現像を可能とし、平均粒状度を改善し、潜像に忠実に現像することができる。
請求項7に記載の発明によれば、現像工程で均一現像ができ、平均粒状度を改善し、潜像に忠実に現像することができる。
請求項8に記載の発明によれば、定着におけるトナーの溶け過ぎを防いで、粒状度の劣化を防止することができる。
請求項9に記載の発明によれば、現像、転写、定着の各工程でのドット形状の劣化を押さえ、平均粒状度が0.25以下の最適な粒状度で、従来にない滑らかな画像を得ることができる。
以下、図面を参照しつつ、この発明を実施するための最良の形態につき説明する。
図5には、この発明に係る画像形成装置の内部機構の全体概略構成を示す。
図中符号10は、像担持体であるドラム状の感光体である。感光体10のまわりには、上にある帯電装置11から、矢印で示す回転方向に順に、正面から見て右に現像装置12、下に転写装置13、左にクリーニング装置14を備える。転写装置13の左には、ベルト搬送装置15、定着装置16を配置する。定着装置16の上には、露光装置17を設ける。
露光装置17では、図示省略するが、ポリゴンモータでポリゴンミラーを回転してレーザ光源からのレーザ光を走査し、その走査光をミラー18で反射して感光体10に向け、感光体10上に書込みを行う。また、転写装置13は、金属ローラ13aの周囲に中抵抗ゴム層13bを設けた転写ローラで構成する。ベルト搬送装置15は、2つのローラ15aに搬送ベルト15bを掛けまわして構成する。
そして、画像形成時は、感光体10の回転とともに、その表面を帯電装置11で一様に帯電し、露光装置17で書込みを行って感光体10の表面に静電潜像を形成し、現像装置12でトナーを付着してその静電潜像を可視像化し、感光体10上にトナー像を形成する。一方、タイミングを取って送出コロ20の1つを選択的に回転し、対応する転写材バンク21からその中に収納する転写材22を繰り出し、分離コロ対23で一枚ずつ分離して転写材搬送路24に送り込み、複数の搬送ローラ対25で搬送してレジストローラ対26に突き当てて止める。
それから、上述したごとく形成した感光体10上のトナー像にタイミングを合わせてレジストローラ対26を回転し、転写位置へと送り込み、転写バイアスを印加して転写装置13で感光体10上のトナー像を転写材22に転写する。画像転写後の転写材22は、ベルト搬送装置15で定着装置16へと搬送し、定着装置16で熱と圧とを加えて転写画像を転写材22に定着して後、装置本体外に排出して排出トレイ27上にスタックする。他方、画像転写後の感光体10の表面は、クリーニング装置14で清掃し、帯電装置11からはじまる再度の画像形成に備える。
さて、定着装置16は、定着ローラ30と加圧ローラ31とで構成する。定着ローラ30は、アルミニウムの芯金32の上にゴム硬度10度(JISA)で厚さが1.0mmのSiゴム33を設け、さらにその上に20μのPFAテフロン(登録商標)を設け、内部にハロゲンランプ等の熱源34を有する。一方、加圧ローラ31も、同一構成で、芯金32の上にSiゴム33を設け、さらにその上にPFAテフロン(登録商標)を設け、内部にハロゲンランプ等の熱源34を有する。
そして、定着ローラ30に加圧ローラ31を面圧1〜4km/cmで押し当てて定着ニップを形成し、不図示の駆動モータの回転を伝達して定着ローラ30を回転し、それに加圧ローラ31を従動回転してそれらの間で挟んで転写材22を搬送する。定着ローラ30および加圧ローラ31は、熱源34で所定の定着温度に保持し、搬送する転写材22に圧力とともに熱を加えて転写材22上のトナーを熱溶融し、永久像として転写材22上に定着する。この定着装置16によって定着後のベタ画像の表面粗さを14μmとし、光沢を8%以下の低光沢画像とする。
この発明で用いるトナーは、従来公知の方法で製造したものでよく、結着樹脂、離型剤、着色剤、帯電制御剤等をミキサーで混合し、熱ロール、エクストレーダー等の混練機で混練した後、冷却固化し、これをジェットミル、ターボジェット、クリプトロン等の粉砕で粉砕し、その後分級して得る。さらに、無機微粉末を添加し、スーパーミキサー、ヘンシェルミキサー等で混合して得る。また、重合法によるトナーでも、何ら問題はなく、トナー特性として同じ扱いである。
次に、この発明での評価方法について説明する。
評価機は、リコーImagio NEO750転写部を改造して用いた。図5に示す構成と同じである。現像装置12として二成分方式のものを用い、転写装置13としては転写ローラを用い、画像転写後は転写材22をベルト搬送装置15で搬送する。定着装置16としては、加熱ローラ30と加圧ローラ31とを用いて定着を行った。
この装置を用いて、600dpiのドットで形成されるグレースケールを中心としたテストチャート(図2参照)をプリントアウトし、サンプル画像を得た。また、転写する前に機械を停止し、数時間放置した後にトナーの付着した感光体10を取り出し、上記の測定法で推定粒状度を測定した。ここで、数時間放置してから測定する理由は、デジタル電子写真方式ではネガ/ポジ方式を採用しているため、地肌部に電荷が乗っている状態で明るいところに感光体10を出すと、電荷の放電でトナーが散ってしまい問題となるからである。このため、数時間放置して地肌部の電荷が減衰した状態で測定する。また、転写材22上の未定着像の粒状度は、感光体10から転写材22に転写した時点で機械を停止させ、転写材22を取り出し、上記の測定法で平均粒状度を測定した。
現像に用いる現像剤を次にように作成した。
トナー処方
ポリエステル樹脂(重量平均分子量:185000、Tg:65℃) 80重量部
カルナウバワックス(平均粒径:300μm) 4重量部
カーボンブラック(#44:三菱化学) 15重量部
荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 1重量部
以上の処方で2軸エクストルーダーを用いて160℃で混練後、機械式粉砕機により粉砕条件を変化させ粉砕し、分級し重量平均粒径4.2μm、6.8μm、9.0μmのトナーを得た。さらに、ヘンシェルミキサーを用い、シリカ(R−972 日本アエロジル)を各々1.5、1.0、0.8重量%を混合し、3種類の粒径の異なるトナーを得た。キャリアは、重量平均粒径50μの球形フェライトを用い、表面にシリコーン樹脂をコートして熱乾燥し、キャリアを得た。
4.2μmトナーはキャリアに対し5.0w%、6.8μmトナーはキャリアに対し4.0w%、9.0μmのトナーはキャリアに対し3.0w%を混合し、現像剤3種を得た。重量平均粒径、個数平均粒径の測定は、Coulter MULTISIZER IIeを使用した。
上記トナーの特性は、以下のとおりである。ゆるみ見掛け密度0.35cc/g、トナー粒径分散度(重量平均粒径/個数平均粒径)1.2、トナーのガラス転移温度Tgは64℃、円形度は0.94であった。
以上のトナー、キャリアを用いた現像剤を図6の現像装置12に入れ、図2のパターンの潜像を作成し(地肌部電位−800v、画像部−150v、600dpi2値)現像を行った。像担持体であるドラム状感光体10のドラム径が100mmで、ドラム線速が330mm/秒に設定され、現像スリーブ36のスリーブ径が25mmで、スリーブ線速が660mm/秒に設定されている。したがって、ドラム線速に対するスリーブ線速の比は2.0である。また、感光体10と現像スリーブ36との間隔である現像ギャップは、0.5mmに設定されている。現像ギャップは0.5mm、ドクターギャップは0.48mmである。また、現像主極の磁力は、120mTである。
以上の現像剤を用いて、画像濃度と感光体推定粒状度を確認した。同時に感光体10上に得られたトナー像のZ軸方向の平均高さ、0.1×0.1mmの面積の表面粗さを測定し併記した。感光体10上トナーのZ軸のデータはキーエンス社製、超深度形状測定顕微鏡VK8500を用い、対物レンズ50倍(15インチのCRT上倍率1000倍)で、断面高さの平均値と面粗さ測定値を用いた。その結果を表1に示す。また、図7には、データパターンの代表として、41%のハーフトーン部における感光体10上のドットの形状を示した。
Figure 2005077587
以上の結果より、トナーの平均高さはほぼ同じであるが、表面粗さが均一であると感光体10上の粒状度が良いことが分かる。これは、トナー粒径が小さい場合、現像によるトナー層構成が均一になり、潜像に対し良好な現像をしていることになる。このことは、図8に示めしたサンプルからも容易に判断できる。
現像ギャップは0.5mmを用いたが、潜像を忠実に現像するためには感光体10上の電荷による現像電界が大きいほど良好な現像を行う。しかし、もう一つ重要な因子として、トナーの供給がある。あまりギャップが狭いとベタ画像の現像にトナーが足りなくなり、ベタ追従性が悪い結果となる。これらより、最適な現像ギャップは、0.3〜0.5mmの範囲となる。
トナー粒径は小径であれば良い方向であるが、あまり小さすぎるとトナー材料によっては分散状態からトナー個々の特性が異なり、帯電量の安定化が欠ける場合がある。また、3μm以下の場合、環境上の問題も絡んでくるので、最適な粒径は4〜7μmの範囲である。また、現像されたトナーの表面粗さは、12μm以下であれが良いことが判る。これは、潜像に忠実に現像していることの裏付けとなる。
テスト機は、図5のImagio NEO750の転写部を改造して用いた。図9に示すように、ドラム状感光体10と転写装置13の転写ローラ40の接触が安定するように転写ローラ40の表層弾性層40aに25°(AskerC/1kg荷重時)で厚み0.1mm、1×10〜1×1011Ωcmのゴム層40bを設けた。さらに、その下に内部弾性層40cとして70°(AskerC/1kg荷重時)、厚み2.0mm、抵抗で表層抵抗同等から1桁小さい値のものを用いた。
そして、図9のスプリング41で転写圧力を0.05、0.2、1.0、5.0、10.0N/cmの5水準、転写ローラ40と感光体10間に印加する電圧を制御して、流れる電流を0.05、0.1、1.0、2.0μA/cmの4水準でプリンタにより、実施例1の感光体10上のトナーを転写したときの転写前後の転写率と粒状度の劣化レベルを確認した。転写ローラ40の対感光体速度比は0.95〜1.05の等速で駆動および、連れ回りで回転している。粒状度の劣化レベルとは、感光体10上のトナーを転写材22に静電的に転写したときの粒状度の低下分で、転写での劣化の大きさを表す。実験は、実施例1で最も良い粒状度を示している4.2μmを用いた。現状値は転写電流0.3〜0.4μA/cmで、圧力は1.0〜2.0N/cm前後の条件である。
Figure 2005077587
Figure 2005077587
以上の表2、表3から、転写率は0.1μA未満では電流不足でNG、圧力が小さく、電流も小さいと転写率が低下する。粒状度劣化では、転写電流が2.0μA以上で放電による形状変化やチリが大きくなる。また、転写圧力が10N/cmでは転写白ぬけが発生しかかっており、機械的にも強度が問題となる。その結果、粒状度でも劣化度が大きい。以上の結果、最適条件として、圧力で1.0〜5.0N/cm、転写バイアス電流で0.1〜1.0μA/cmの組み合わせが良い条件であった。最良の粒状度劣化レベルは、0.04である。
転写ローラ特性は、転写ローラ40の表層弾性層40aは15〜40°、厚み0.05〜0.2mmが最適であり、15°未満では軟らかすぎで変形してしまう。また、40°を大きく越えると、転写材22の繊維の凹凸に対応できなくなり、エアーギャップが大きくなる。内部弾性層特性では、60〜80°、厚み0.5〜5.0mmが良い。硬度が軟らかく薄い弾性層では転写材22を押す力が小さくなり、ニップが大きくなりトナーの転写ズレを起こしてしまう。また、硬すぎた場合、転写材22に圧力を加えても接触点が増えず、実質のエアーギャップの低減には効果が薄くなる。
実施例1の現像と、実施例2の転写における粒状度の改善をさらに工程を進め、定着装置においても改善した。劣化レベルは、定着ローラの材料差で確認した。用いた転写後の画像は、4.2μmの粒径のトナーである。転写工程まで平均粒状度は、0.12(現像)+0.04(転写)で0.16となっている。
用いた定着ローラの表面材料は、芯金にシリコーンゴム1mm(硬度25度)を設けたシリコーンソフトローラ、芯金上に200μmの厚みに8度のシリコーンゴムを設け、その上に10μのテフロン(登録商標)チューブを被覆させたローラ(軸上硬度70度)、同じく15、20度のSiゴムにテフロン(登録商標)20μを被服したローラと、芯金にテフロン(登録商標)樹脂をコートしたテフロン(登録商標)ハードローラの5種類の定着ローラを用い比較した。また、加圧ローラでは、芯金に5mmのシリコーンゴムを設け、さらに20μmのテフロン(登録商標)チューブを被服したものを用いた。定着ローラ温度は170〜190℃で、定着した時の平均粒状度劣化レベルを確認した。
その結果を、表4に示す。
Figure 2005077587
以上のとおり、シリコーンゴムを用いたローラでは、粒状度劣化レベルは少なく良好な結果であった。図10に示すように、トナーの形状を残した状態でトナー同士を付着させ定着している。また、トナーの広がりも少なく、光沢も小さく、滑らかな画像となる。逆に、テフロン(登録商標)ハードローラでは完全に溶融し、トナーの広がりやチリトナーの広がりがあり、また光沢ムラが発生し、明視距離で見た場合ざらつきが大きい画像となる。最良の定着での粒状度劣化レベルは、0.04であった。その他に、Siゴム硬度15までは劣化レベル0.08であり、20度では0.1になり、劣化が大きい。
以上の結果より、実施例1から3の組み合わせで、4〜6μmの小径トナーを用い、現像では現像ギャップ0.5mm以下の薄いブラシで潜像に忠実に現像し、転写ではローラ転写で1.0〜5.0N/cmの圧を加えて転写を行い、定着ではトナーをつぶさず、光沢の少ないトナーの状態で定着する。これにより、従来にない滑らかな画像が得られる。そのときの平均粒状度は、0.18であった。従来の市場機で最も平均粒状度の良いシステムとして、富士ゼロックス社のDocuCenre Color500の平均粒状度は、0.27であった。これらの粒状度のグラフを図11に示す。
現像での平均粒状度は、トナー特性によって大きく左右される。現像時にトナーのゆるみ見掛け密度によりトナーの現像特性は変化する。実施例1のトナーの製法で、各粒径のトナーに外添剤としてシリカ(R−972 日本アエロジル)の添加量を振り、ゆるみ見掛け密度の異なるトナーを作成した。ゆるみ見掛け密度は、パウダーテスター(PTN型:ホソカワミクロン社製)を用いて測定する。実施例1と同じキャリアを用い、同じ条件で感光体上の平均粒状度を確認した。
そのときのゆるみ見掛け密度と平均粒状度を表5に示す。
Figure 2005077587
以上の結果から、トナーのゆるみ見掛け密度は、0.30cc/g以上の特性が良好であることが判る。0.30cc/g未満の場合、トナーの凝集性が強くなり、感光体上でのトナー層厚みが不均一とり、感光体上の平均粒状度が悪い値になる。また、トナー層圧が不均一であれば、転写工程でも悪影響がでる。また、0.45cc/g以上になると凝集性が弱くなり、さらさら状のトナーとなり、現像チリ、転写チリなど問題となる。よってゆるみ見掛け密度としては0.30〜0.45cc/gが良好な条件となる。
さらに、現像での平均粒状度の影響を与える因子として、トナー粒径の分散度(重量平均粒径/個数平均粒径)がある。分散度は、トナーの粒径のバラツキを減らせば良い特性である。分散度の異なるトナーを得るには、分級工程での回転数、風量を振り込んで作成する。分散度の異なるトナーを4種作成した。分散度と感光体上平均粒状度の関係を確認した。その結果を表6に示す。トナー粒径は、4.2μmを用いた。
Figure 2005077587
以上の結果より、分散度は、1.3以下が好ましい。下限値は、体積平均粒径と個数平均粒径が同じで1.0になり、最も好ましい条件であるが、製造上困難であり、1.3以下の条件で問題ない。分散度が1.3を越えると、トナー粒径が不揃いになるため、帯電量のバラツキが発生し、現像、転写工程で悪影響がでる。
さらに、現像に大きく寄与するトナー特性として、円形度が上げられる。円形度の異なるトナーは、ハイブリタイゼーションシステム(ホソカワミクロン社製)を用いて、粉砕されたトナーに熱処理を行い、丸め処理を行う。条件として、温度50〜60℃で、2000回転から8000回転で処理を行う。
平均円形度は、(株)SYSMEX製フロー式粒子像分析装置FPIA−2100を用いて測定することができる。測定は、1級塩化ナトリウムを用いて1%NaCl水溶液に調整した後、0.45μmのフィルターを通した液50〜100mlに、分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスルフォン酸塩を0.1〜5ml加え、試料を1〜10mg加える。これを、超音波分散機で1分間の分散処理を行い、粒子濃度を5000〜15000個/μlに調整した分散液を用いて行った。
CCDカメラで撮像した2次元の画像面積と、同一の面積を有する円の直径を円相当径として、円相当径で0.6μm以上をCCDの画素の精度から有効とし平均円形度の算出に用いた。平均円形度は、各粒子の円形度の算出を行い、この各粒子の円形度を足し合わせ、全粒子数で割り算することによって得ることができる。各粒子の平均円形度は、粒子像と同じ投影面積をもつ円の周囲長を粒子投影像の周囲長で割ることにより算出することができる。
用いたトナーは、4.2μmのトナーを用いた。各処理での円形度とテスト結果での感光体上推定平均粒状度を表7に示す。
Figure 2005077587
以上の結果より、平均円形度0.90以上で良好な現像ができる。上限は、完全球形で円形度1.0になるため、0.9以上と規定する。平均円形度が0.90未満の場合、トナー粒子が不定型になり感光体上でのトナー像の集合状態が不均一となり、しかも潜像に忠実にZ軸方向の均一性に欠けた現像となり、感光体上の推定平均粒状度が劣化する。また、高さ方向(Z軸方向)が不揃いになり、転写特性に悪い影響を与える。
トナー特性で、定着特性に大きく効く因子として、ガラス転移温度Tg、軟化温度Tm、溶融粘度などが上げられる。画像上では、トナーを転写材に熱的に固定する時の溶融状態によって画像の滑らかさに大きな差が発生する。実験の結果から、図10でも判るように、トナーの形状を残して定着する方法が最も良い結果となっている。この特性は、実施例3にて定着ローラの表面材質および硬度で規定したが、トナー特性でも大きく変化する。トナー特性の熱特性としてガラス転移温度で代表して規定する。
ガラス転移温度を可変にするには、ポリエステル樹脂の分子量の異なるもので実験できる。実施例1に示した処方のポリエステル樹脂の分子量とガラス転移温度の関係、さらに、このトナーを用いて実施例1と実施例2と同じテストを行って、定着前の平均粒状度0.16(トナー粒径4.2μm)の、定着前後の平均粒状度劣化レベルを確認した。
定着ローラとしては、シリコーンゴムを用いた50mmφ弾性ローラを用いる。そして、185℃の定着温度で、線速は330mm/secで定着を行った。結果を表8に示す。
Figure 2005077587
以上の結果より、ガラス転移温度は、62〜66℃である。この値より低いとトナーは溶け出し、ドットの広がりや光沢が出て光沢ムラになり、平均粒状度を劣化させる。一方、68℃になると、トナーは溶けにくく、平均粒状度は良く劣化は非常に少ない。しかし、定着特性が悪く、こすれて剥離してしまう。
従来の各種画像の平均明度と粒状度との関係図である。 15水準の明度ごとの粒状度測定テストチャートである。 ドットチリと平均粒状度を示す図である。 ブロック揺らぎと平均粒状度との関係図である。 この発明による画像形成装置の全体概略構成図である。 その画像形成装置に備える現像装置の構成図である。 41%ハーフトーン部における感光体上のドット形状拡大図である。 パターン41%部のトナー付着状態を示す図である。 転写部分の拡大図である。 定着後のトナー付着状態を示す図である。 この発明と従来例との粒状度を比較する、平均明度と粒状度との関係図である。
符号の説明
10 感光体(像担持体)
12 現像装置
13 転写装置
16 定着装置
22 転写材
30 定着ローラ
40 転写ローラ

Claims (9)

  1. 粉体トナーを用いて現像を行うことにより像担持体上にトナー像を形成し、そのトナー像を転写して後、熱を加えて定着を行い、転写材上に画像を記録する画像形成装置において、
    画像のハーフトーン部で、平均明度40〜80における粒状度の平均値を求めて平均粒状度とし、その平均粒状度を0.25以下とするとともに、
    光沢度を8%以下とすることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記粉体トナーのトナー粒径を4.0〜7.0μmとし、現像ギャップを0.3〜0.5mmとするとともに、前記像担持体上のトナー像の表面粗さを12μm以下とすることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 転写装置として表面に弾性層を有する転写ローラを用い、その転写ローラと前記像担持体との速度差が0.95〜1.05の等速転写とし、転写圧を1.0〜5.0N/cmとして、0.1〜1.0μAの転写バイアスを印加することを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 定着装置で、JISA硬度8〜15のゴム層を0.1〜2.0mmの厚さに設け、その表面にテフロン(登録商標)層を10〜20μm有する定着ローラを用い、ベタ画像の表面粗さを1.5以上としてトナー形状が残る状態で定着し、低光沢度画像とすることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1に記載の画像形成装置。
  5. 前記粉体トナーのゆるみ見掛け密度を0.30〜0.45cc/gとすることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1に記載の画像形成装置。
  6. 前記粉体トナーの重量平均粒径を個数平均粒径で除した値をトナー粒径の分散度とし、その分散度を1.3以下とすることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1に記載の画像形成装置。
  7. 前記粉体トナーの平均円形度を0.9以上とすることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1に記載の画像形成装置。
  8. 前記粉体トナーのガラス転移温度を62〜66℃とすることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1に記載の画像形成装置。
  9. 前記粉体トナーのゆるみ見掛け密度を0.30〜0.45cc/gとし、重量平均粒径を個数平均粒径で除した分散度を1.3以下とし、平均円形度を0.9以上とし、ガラス転移温度を62〜66℃とすることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1に記載の画像形成装置。
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