JP2005077587A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 粉体トナーを用いて現像装置12で現像を行うことにより感光体(像担持体)10上にトナー像を形成し、そのトナー像を転写装置13で転写して後、定着装置16で熱を加えて定着を行い、転写材22上に画像を記録する。そのような画像形成装置において、画像のハーフトーン部で、平均明度40〜80における粒状度の平均値を求めて平均粒状度とし、その平均粒状度を0.25以下、好ましくは0.15以下とするとともに、光沢度を8%以下とする。
【選択図】 図5
Description
例えば特許文献1に記載されるように、画像の粒状度を向上させるため、転写材上のトナーに熱と圧力を作用させて転写材にトナーを浸透させ、定着工程前に転写紙上のトナーを均すようにする定着方法が提案されている。
そこで、この発明の第3の目的は、放電による劣化を防止し、また像担持体と転写ローラとのズレをなくし、忠実に現像像を転写することにある。
そこで、この発明の第4の目的は、寿命を向上し、定着による粒状度の劣化を防止し、光沢ムラを低減して高画質を得ることにある。
画像のハーフトーン部で、平均明度40〜80における粒状度の平均値を求めて平均粒状度とし、その平均粒状度を0.25以下、好ましくは0.15以下とするとともに、
光沢度を8%以下とする、ことを特徴とする。
ここで、Diは濃度分布、Dは平均濃度(D=1/NΣDi)である。
D:平均濃度
f:空間周波数(c/mm)
WS(f):ワイナースペクトラム
VTF(f):視覚の空間周波数特性
粒状度=exp(aL+b)∫(WSL(f))1/2VTF(f)df
L*:平均明度
f:空間周波数(c/mm)
WSL(f):明度変動のパワースペクロトラム
VTF(f):視覚の空間周波数特性
a:係数(=0.1044)
b:係数(=0.8944)
これまで述べてきたような方法で画像をハイデンベルグ社製のスキャナーで1200dpiの解像度で画像を読み取り、上記の計算式により各明度ごとの粒状度を算出した。そして、平均明度40〜80の平均粒状度を得る。
未定着画像は、トナーが転写紙に静電的に付着している状態で、擦ればとれてしまう状態である。また、静電気などでも容易に乱れてしまう。この状態の画像を約0.1mmのフィルムに画像部分に当たるところを切り出し、スキャナーの上にまず測定部に穴のあいたフィルムを置き、その上にコンタクト硝子に接触しないように未定着画像を置く。トナー付着部は、少しのエアーギャップを持っている。この状態で、定着後の画像と同様に1200dpiの解像度で読み取り、上記の計算式により各明度ごとの粒状度を測定し、平均粒状度を得る。
カラー作像法で用いる中間転写ベルトや感光体上の粒状度は、上記のスキャナーを用いた測定法では測定が困難である。そこで、以下のような方法で、粒状度を推定した。600dpiの2×2ドットのパターン40個のデータを図3のように等間隔に切り出し、各ドットを2値化して、トナーの付着部の面積を計測し、各面積データのσを算出する。この方法により、定着後と未定着の画像で平均粒状度の相関を求めた。図4にその結果を示めしたが、良好な相関が得られた。その近似式により、定着後、未定着画像の前工程である中間転写ベルト上の粒状度、感光体の粒状度を算出し、推定平均粒状度として評価に用いた。
図5には、この発明に係る画像形成装置の内部機構の全体概略構成を示す。
評価機は、リコーImagio NEO750転写部を改造して用いた。図5に示す構成と同じである。現像装置12として二成分方式のものを用い、転写装置13としては転写ローラを用い、画像転写後は転写材22をベルト搬送装置15で搬送する。定着装置16としては、加熱ローラ30と加圧ローラ31とを用いて定着を行った。
トナー処方
ポリエステル樹脂(重量平均分子量:185000、Tg:65℃) 80重量部
カルナウバワックス(平均粒径:300μm) 4重量部
カーボンブラック(#44:三菱化学) 15重量部
荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 1重量部
12 現像装置
13 転写装置
16 定着装置
22 転写材
30 定着ローラ
40 転写ローラ
Claims (9)
- 粉体トナーを用いて現像を行うことにより像担持体上にトナー像を形成し、そのトナー像を転写して後、熱を加えて定着を行い、転写材上に画像を記録する画像形成装置において、
画像のハーフトーン部で、平均明度40〜80における粒状度の平均値を求めて平均粒状度とし、その平均粒状度を0.25以下とするとともに、
光沢度を8%以下とすることを特徴とする、画像形成装置。 - 前記粉体トナーのトナー粒径を4.0〜7.0μmとし、現像ギャップを0.3〜0.5mmとするとともに、前記像担持体上のトナー像の表面粗さを12μm以下とすることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 転写装置として表面に弾性層を有する転写ローラを用い、その転写ローラと前記像担持体との速度差が0.95〜1.05の等速転写とし、転写圧を1.0〜5.0N/cmとして、0.1〜1.0μAの転写バイアスを印加することを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 定着装置で、JISA硬度8〜15のゴム層を0.1〜2.0mmの厚さに設け、その表面にテフロン(登録商標)層を10〜20μm有する定着ローラを用い、ベタ画像の表面粗さを1.5以上としてトナー形状が残る状態で定着し、低光沢度画像とすることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1に記載の画像形成装置。
- 前記粉体トナーのゆるみ見掛け密度を0.30〜0.45cc/gとすることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1に記載の画像形成装置。
- 前記粉体トナーの重量平均粒径を個数平均粒径で除した値をトナー粒径の分散度とし、その分散度を1.3以下とすることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1に記載の画像形成装置。
- 前記粉体トナーの平均円形度を0.9以上とすることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1に記載の画像形成装置。
- 前記粉体トナーのガラス転移温度を62〜66℃とすることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1に記載の画像形成装置。
- 前記粉体トナーのゆるみ見掛け密度を0.30〜0.45cc/gとし、重量平均粒径を個数平均粒径で除した分散度を1.3以下とし、平均円形度を0.9以上とし、ガラス転移温度を62〜66℃とすることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1に記載の画像形成装置。
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JP2003306212A JP2005077587A (ja) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | 画像形成装置 |
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JP2017181600A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
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2003
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