JP2005077228A - マトリックスセンサ検出回路 - Google Patents

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裕紀 颯田
Koryo Yasui
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Abstract

【課題】 小型且つ簡素で低価格の回路構成によって高精度の検出を可能としながら、検出素子がショート故障した場合でも電圧を供給する回路側と接地間が短絡状態になる不都合が発生しにくいマトリックスセンサ検出回路を提供する。
【解決手段】 抵抗変化原因によって抵抗値が変化する複数の検出素子Rnnが行列状に配置され、複数の行信号線g1、g2、g3を択一的に選択し、選択した行信号線g2に電流検出回路付き定電圧回路1から定電圧を印加し且つ選択しなかった行信号線g1、g3をフロート状態にする行側切替回路2と、複数の列信号線r1、r2、r3を択一的に選択し、選択した列信号線r2を接地側に接続し且つ選択しなかった列信号線r1、r3に定電圧回路3から定電圧を印加する列側切替回路4と、行側切替回路2から選択した行信号線g2に流れる電流を検出する電流検出回路付き定電圧回路1とが設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、所定の原因によって抵抗値が変化する複数の検出素子を行列状に配置して、各検出素子の抵抗値を検出するマトリックスセンサ検出回路に関する。
上記検出素子は例えば圧力に応じて抵抗値が変化する感圧素子で構成され、各感圧素子に電圧を印加したときに流れる電流を計測することで抵抗値を検出し、その抵抗値から各感圧素子に加わる圧力を求めることができる。具体的には、行列(マトリックス)状に配置した複数の検出素子について、複数の行方向の夫々に配置された各検出素子の一方端を複数の行信号線のうちの当該行の行信号線に接続するとともに、複数の列方向の夫々に配置された各検出素子の他方端を複数の列信号線のうちの当該列の列信号線に接続した状態で、対象となる検出素子が接続されている行信号線に電圧を印加し、対象となる検出素子が接続されている列信号線を接地側に接続して、電圧を印加した行信号線と接地側に接続した列信号線間に流れる電流を計測する。
ただし、各検出素子同士が行信号線及び列信号線を介して結合されているため、上記のように単純に電圧を印加した行信号線と接地側に接続した列信号線間の電流を計測する構成では、対象となる検出素子以外の検出素子を通ってきた電流が電流検出回路に回り込み、対象となる検出素子を流れる電流値を精度よく計測することができない。
本出願人は、上記電流の回り込みの影響を避けるために、図5に示すようなマトリックスセンサ検出回路を提案している(特許文献1参照)。すなわち、複数の行信号線g1,g2,g3等の夫々に電流検出回路を備えた定電圧回路(以下、電流検出回路付き定電圧回路という)20を接続し、一方、列信号線r1,r2,r3等については、切替回路23によって、対象となる検出素子Rnn(図はR22の場合を示す)が接続されている列信号線r2を接地側に接続するとともに、それ以外の列信号線r1,r3等を定電圧源Vkに接続するように切り替える。この状態では、対象となる検出素子R22と同じ行信号線g2に接続された他の検出素子R21,R23等の両端には同一の電圧が印加され、これらの他の検出素子R21,R23には電流は流れないため、当該行の電流検出回路付き定電圧回路20に流れる電流は検出素子R22に流れる電流のみとなり、その電流検出回路によって検出素子R22に流れる電流のみを検出できる。そして、複数の電流検出回路付き定電圧回路20の検出出力を切替回路21によって切り替えて、対象となる検出素子R22に流れる電流信号をAD変換回路22に入力して計測する。
特開2002−98602号公報
上記従来技術では、複数の行信号線の夫々に電流検出回路付き定電圧回路20を接続しているために、マトリックスの行と同数の複数の電流検出回路付き定電圧回路20が必要になり、その結果、回路構成が大型になり複雑化すると共に、コストが高くなる不利があった。同時に、上記従来技術では、図6に示すように、対象となる検出素子R22が接続された列信号線r2を接地側に接続して、対象となる検出素子R22に電流検出回路付き定電圧回路20から電圧を印加するときに、対象となる検出素子R22と同じ列に配置された他の検出素子R12,R32(破線S2で示す)にも他の電流検出回路付き定電圧回路20から電圧が印加されるので、検出素子R22がショート故障した場合以外に、上記他の検出素子R12,R32の1つがショート故障した場合にも、電圧を供給する電流検出回路付き定電圧回路20と接地間が短絡状態になる。その結果、検出素子のショート故障によって、電圧を供給する回路側と接地間が短絡状態になる不都合の発生確率が高くなるおそれがあった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、その目的は、小型且つ簡素で低価格の回路構成によって高精度の検出を可能としながら、検出素子がショート故障した場合でも電圧を供給する回路側と接地間が短絡状態になる不都合が発生しにくいマトリックスセンサ検出回路を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係るマトリックスセンサ検出回路の第一の特徴構成は、抵抗変化原因によって抵抗値が変化する複数の検出素子が行列状に配置され、複数の行の夫々に複数配置された各検出素子の一方端が複数の行信号線のうちの当該行の行信号線に接続されるとともに、複数の列の夫々に複数配置された各検出素子の他方端が複数の列信号線のうちの当該列の列信号線に接続され、前記複数の行信号線を択一的に選択し、選択した行信号線に所定電圧を印加し且つ選択しなかった残りの行信号線をフロート状態にする行側切替回路と、前記複数の列信号線を択一的に選択し、選択した列信号線を接地側に接続し且つ選択しなかった残りの列信号線に所定電圧を印加する列側切替回路と、前記行側切替回路から前記選択した行信号線に流れる電流を検出する電流検出回路とが設けられている点にある。
すなわち、図1を参照して説明すると、行側切替回路2によって、複数の行信号線g1,g2,g3等のうち対象となる検出素子(例えばR22)の一方端が接続された行信号線g2を選択し、この選択した行信号線g2だけに所定電圧(図1では電流検出回路付き定電圧回路1からの)を印加し、選択しなかった残りの行信号線g1,g3等はフロート状態にし、また、列側切替回路4によって、複数の列信号線r1,r2,r3等のうち対象となる検出素子R22の他方端が接続された列信号線r2を選択し、この選択した列信号線r2だけを接地側に接続し、選択しなかった残りの列信号線r1,r3等に所定電圧(図1では電流検出回路付き定電圧回路3からの)を印加すると、対象となる検出素子R22のみに電圧が印加されて電流が流れ、行側切替回路2から選択した行信号線g2に流れる電流即ち対象となる検出素子R22を流れた電流が電流検出回路(図1では電流検出回路付き定電圧回路1内の)によって検出される。そして、この電流検出値と印加された電圧値に基づいて対象となる検出素子R22の抵抗値が求められる。尚、図1では、電流検出信号がAD変換回路5に入力されて電流が計測されている。
一方、対象となる検出素子R22と同じ行信号線g2に接続された他の検出素子R21,R23等の両端には同一の電圧(所定電圧)が印加され、これらの他の検出素子R21,R23には電流は流れないため、行信号線g2には検出素子R22の電流のみしか流れないこととなり、前記電流検出回路にて検出素子R22の電流のみを精度よく検出することができる。さらに、対象となる検出素子R22と同じ列に配置された他の検出素子R12,R32等については、他方端が接地側に接続されるが、一方端と電圧を供給する回路側(電流検出回路付き定電圧回路1)との間がフロート(オープン)状態になり、図2に破線S1で示すように、各行信号線g1,g2等によって結合した同じ行の他の検出素子R11,R13及びR31,R33等を経由して列信号線r1,r3等を介して電圧が印加されることとなるが、電圧を供給する回路側から電圧が直接印加されることはない。
上記のように、行側の回路には、行側切替回路2の他、複数の行信号線に電圧を供給する回路(図1の例では、電流検出回路付き定電圧回路1)を1つだけ設ければよいので、当該電圧を供給する回路を複数設ける場合に比べ回路構成が小型且つ簡素で低価格になる。しかも、このとき、電流検出回路によって対象となる検出素子(R22)だけを流れた電流を検出するので、高精度の検出が可能である。さらに、電圧を供給する回路から対象となる検出素子(R22)を除いて他の検出素子に電圧が直接印加されることはないので、検出素子がショート故障して電圧を供給する回路側と接地間が短絡状態になる不都合の発生確率を低くすることができる。
従って、小型且つ簡素で低価格の回路構成によって高精度の検出を可能としながら、検出素子がショート故障した場合でも電圧を供給する回路側と接地間が短絡状態になる不都合が発生しにくいマトリックスセンサ検出回路が提供される。
同第二の特徴構成は、上記第一の特徴構成に加えて、前記所定電圧として定電圧を前記行側切替回路に供給し、且つ、前記行側切替回路から前記選択した行信号線に流れる電流を検出する電流検出回路付き定電圧回路と、前記所定電圧として定電圧を前記列側切替回路に供給する定電圧回路とを備えた点にある。
すなわち、図1に例示するように、電流検出回路付き定電圧回路1の定電圧回路から供給される定電圧が、行側切替回路2によって選択された行信号線g2だけに印加されるとともに、列側切替回路4によって選択された列信号線r2だけが接地側に接続され、選択されなかった残りの列信号線r1、r3等に、定電圧回路3から供給される定電圧が印加され、この状態で、行側切替回路2から上記選択された行信号線g2に流れる電流(対象となる検出素子R22を流れた電流)が、電流検出回路付き定電圧回路1の電流検出回路によって検出される。なお、電流検出回路付き定電圧回路1の定電圧回路と定電圧回路3を兼用する回路構成も可能である。
従って、定電圧回路から供給される定電圧を検出素子に印加し、安定した電圧条件で精度良く抵抗値を検出することができるとともに、電流検出回路を行側の定電圧回路に内蔵させたので、電流検出回路を独立して設ける場合に比べて装置構成が簡素になり、また、行側の定電圧回路と列側の定電圧回路を1つの定電圧回路で兼用することも可能であり、実用的で簡素な構成のマトリックスセンサ検出回路の好適な実施形態が提供される。
同第三の特徴構成は、上記第二の特徴構成に加えて、前記列側切替回路が、前記複数の列信号線の夫々に対応させて、前記定電圧回路と各列信号線との間の導通を断続するPチャンネルFET、及び、各列信号線と接地側との間の導通を断続するNチャンネルFETをコンプリメンタリ接続したコンプリメンタリスイッチを複数備え、前記各コンプリメンタリスイッチにおけるPチャンネルFETとNチャンネルFETの接続箇所を前記複数の列信号線の夫々に接続している点にある。
すなわち、列信号線を定電圧回路に接続するときは、当該列信号線に対応するコンプリメンタリスイッチのPチャンネルFETをオンして、定電圧回路と当該列信号線との間を導通させるとともに、NチャンネルFETをオフして当該列信号線と接地側との間を非導通にする。一方、列信号線を接地側に接続するときは、当該列信号線に対応するコンプリメンタリスイッチのPチャンネルFETをオフして、定電圧回路と当該列信号線との間を非導通にするとともに、NチャンネルFETをオンして当該列信号線と接地側との間を導通させる。上記各FETのオンオフ駆動において、PチャンネルFETをオンさせる制御信号とNチャンネルFETをオフさせる制御信号は同一極性の制御信号で構成することができ、また、PチャンネルFETをオフさせる制御信号とNチャンネルFETをオンさせる制御信号も同一極性の制御信号で構成することができる。
従って、PチャンネルFETの制御端子とNチャンネルFETの制御端子に対して共通の制御信号を供給してオンオフ駆動することが可能となり、列側切替回路に対して切替制御信号を供給する切替用コントローラの出力ポート数が少なくなるので、小型で低コストのマイコンやマルチプレクサなどを切替用コントローラに用いることができ、マトリックスセンサ検出回路の好適な実施形態が提供される。
同第四の特徴構成は、上記第二又は第三の特徴構成に加えて、前記行側切替回路が、前記複数の行信号線の夫々に対応させて、前記電流検出回路付き定電圧回路と各行信号線との間の導通を断続するPチャンネルFETスイッチを備えている点にある。
すなわち、行信号線を電流検出回路付き定電圧回路に接続するときは、当該列信号線に対応するPチャンネルFETスイッチをオンして、電流検出回路付き定電圧回路と当該行信号線との間を導通させる。一方、行信号線をフロート状態にするときは、当該行信号線に対応するPチャンネルFETスイッチをオフする。ここで、行側切替回路は、電流検出回路付き定電圧回路の定電圧回路から出力される電圧を低圧側の各行信号線に供給するように電圧の供給方向が一定であるので、PチャンネルFETスイッチが使用できる。
従って、リレーのような大型で高価なスイッチ素子を用いなくても、小型で安価なスイッチ素子であるPチャンネルFETスイッチで行側切替回路を構成することが可能となり、マトリックスセンサ検出回路の好適な実施形態が提供される。
同第五の特徴構成は、上記第四の特徴構成に加えて、前記列側切替回路に備える前記コンプリメンタリスイッチの数が前記行側切替回路に備える前記PチャンネルFETスイッチの数よりも少なくなるように、前記複数の検出素子を行列配置する点にある。
すなわち、前記各コンプリメンタリスイッチはPチャンネルFETとNチャンネルFETスイッチの2つのFETスイッチで構成されているので、1つのFETスイッチで構成されているPチャンネルFETスイッチに比べてコストが高いが、列側切替回路におけるコンプリメンタリスイッチの数を行側切替回路におけるPチャンネルFETスイッチの数より少なくすることにより、全体の回路コストを低減させることが可能となる。
従って、行側切替回路及び列側切替回路の全体構成において、コスト低減効果が大きいマトリックスセンサ検出回路の好適な実施形態が提供される。
同第六の特徴構成は、上記第一から第五のいずれかの特徴構成に加えて、前記検出素子が、圧力に応じて抵抗値が変化する感圧素子で構成されている点にある。
すなわち、圧力に応じて抵抗値が変化する各感圧素子の抵抗値を検出することにより、各感圧素子に加わる圧力(荷重)を判別することができる。
従って、例えば検出対象物に複数の感圧素子を分散配置させる構成により、各感圧素子に加わる圧力(荷重)値から検出対象物における圧力(荷重)分布状態を適切に検知することが可能となり、マトリックスセンサ検出回路を圧力分布検知に適用した好適な実施形態が提供される。
本発明に係るマトリックスセンサ検出回路の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本発明に係るマトリックスセンサ検出回路には、抵抗変化原因によって抵抗値が変化する複数の検出素子Rnnが行列状に配置され、複数の行の夫々に複数配置された各検出素子Rnnの一方端が複数の行信号線g1,g2,g3等のうちの当該行の行信号線に接続されるとともに、複数の列の夫々に複数配置された各検出素子Rnnの他方端が複数の列信号線r1,r2,r3等のうちの当該列の列信号線に接続され、複数の行信号線g1,g2,g3等を択一的に選択し、選択した行信号線に所定電圧を印加し且つ選択しなかった残りの行信号線をフロート状態にする行側切替回路2と、複数の列信号線r1,r2,r3等を択一的に選択し、選択した列信号線を接地側に接続し且つ選択しなかった残りの列信号線に所定電圧を印加する列側切替回路4と、前記行側切替回路2から前記選択した行信号線g1,g2,g3等に流れる電流を検出する電流検出回路(後述の電流検出回路付き定電圧回路1内の電流検出回路)とが設けられている。
具体的には、前記所定電圧として定電圧を前記行側切替回路2に供給し、且つ、前記行側切替回路2から前記選択した行信号線g1,g2,g3等に流れる電流を検出する電流検出回路付き定電圧回路1と、前記所定電圧として定電圧を前記列側切替回路4に供給する定電圧回路3とを備えている。
上記複数の検出素子Rnnは、圧力(荷重)に応じて抵抗値が変化する感圧素子で構成されている。上記電流検出回路付き定電圧回路1は、所定の電圧(定電圧)を発生する定電圧回路を備え、定電圧を行側切替回路2に供給するとともに、その定電圧回路から行側切替回路2に流れる電流を検出する電流検出回路を備え、検出した電流値をAD変換回路5に与える。定電圧回路3は電流検出回路付き定電圧回路1の定電圧回路とほぼ同じ定電圧値を出力する。定電圧回路3は電流検出回路付き定電圧回路1の電流検出回路を省いた構成にするとよい。電流検出回路付き定電圧回路1の定電圧回路と定電圧回路3のそれぞれの出力する定電圧の値の差は、なるべく小さくする。尚、電流検出回路付き定電圧回路1内において、電流検出回路は定電圧回路の上流側、下流側のいずれに設けてもかまわない。電流検出回路付き定電圧回路1内において電流検出回路を定電圧回路の下流側(行側切替回路2側)に設けた場合には、電流検出回路付き定電圧回路1内の定電圧回路と、定電圧回路3を別々に設けず、単一の定電圧回路で兼用するようにしてもよい。
図3に示すように、前記列側切替回路4が、前記複数の列信号線r1,r2,r3等の夫々に対応させて、前記検出用電圧源3と各列信号線r1,r2,r3等との間の導通を断続するPチャンネルFET、及び、各列信号線と接地側との間の導通を断続するNチャンネルFETをコンプリメンタリ接続したコンプリメンタリスイッチ4aを複数備え、前記各コンプリメンタリスイッチ4aにおけるPチャンネルFETとNチャンネルFETの接続箇所を前記複数の列信号線r1,r2,r3等の夫々に接続している。また、前記行側切替回路2が、前記複数の行信号線g1,g2,g3等の夫々に対応させて、前記検出用電圧源を備えた検出回路1と各行信号線g1,g2,g3等との間の導通を断続するPチャンネルFETスイッチ2aを備えている。
図3において、各コンプリメンタリスイッチ4a及び各PチャンネルFETスイッチ2aに対して、切替信号供給用のコントロ−ラ6から制御信号が出力されている。なお、コンプリメンタリスイッチ4aについては、PチャンネルFETのゲート端子とNチャンネルFETのゲート端子を接続した共通の制御端子にコントロ−ラ6の出力ポート端子6aを接続し、PチャンネルFETスイッチ2aについては、そのゲート端子にコントロ−ラ6の出力ポート端子6bを接続している。
図1及び図3においては、複数の検出素子Rnnについて、3行3列に配置された9個の検出素子R11,R12,R13,R21,R22,R23,R31,R32,R33を明示しているが、前記列側切替回路4に備える前記コンプリメンタリスイッチ4aの数が、前記行側切替回路2に備える前記PチャンネルFETスイッチ2aの数よりも少なくなるように、前記複数の検出素子Rnnを行列配置することが好ましい。例えば、図4には、8個の検出素子R11,R12,R21,R22,R31,R32,R41,R42を4行2列に配置した構成が示されている。
〔別実施形態〕
上記実施形態では、複数の検出素子Rnnを圧力に応じて抵抗値が変化する感圧素子で構成したが、感圧素子以外に、温度や湿度などの各種の抵抗変化原因によって抵抗値が変化する素子で構成することができる。
上記実施形態では、行側切替回路2及び列側切替回路4に備えるスイッチとして、PチャンネルFETやNチャンネルFETを用いて構成したが、FET以外の各種半導体素子、リレー等の機械的なスイッチなどを用いることができる。
本発明に係るマトリックスセンサ検出回路は、例えば複数の検出素子Rnnを感圧素子で構成して自動車等の座席シートに分散配置させて、各感圧素子に加わる圧力(荷重)値から座席シートにおける着座状態を判別する着座検出装置に利用できる。
本発明のマトリックスセンサ検出回路の全体構成を示す回路図 本発明のマトリックスセンサ検出回路による作用を説明するための回路図 本発明のマトリックスセンサ検出回路の具体構成を示す回路図 本発明のマトリックスセンサ検出回路の検出素子の行列構成例を示す回路図 従来技術のマトリックスセンサ検出回路の全体構成を示す回路図 従来技術のマトリックスセンサ検出回路による作用を説明するための回路図
符号の説明
1 電流検出回路付き定電圧回路
2 行側切替回路
2a PチャンネルFETスイッチ
3 定電圧回路
4 列側切替回路
4a コンプリメンタリスイッチ
g1,g2,g3 行信号線
r1,r2,r3 列信号線
Rnn 検出素子

Claims (6)

  1. 抵抗変化原因によって抵抗値が変化する複数の検出素子が行列状に配置され、複数の行の夫々に複数配置された各検出素子の一方端が複数の行信号線のうちの当該行の行信号線に接続されるとともに、複数の列の夫々に複数配置された各検出素子の他方端が複数の列信号線のうちの当該列の列信号線に接続され、
    前記複数の行信号線を択一的に選択し、選択した行信号線に所定電圧を印加し且つ選択しなかった残りの行信号線をフロート状態にする行側切替回路と、
    前記複数の列信号線を択一的に選択し、選択した列信号線を接地側に接続し且つ選択しなかった残りの列信号線に所定電圧を印加する列側切替回路と、
    前記行側切替回路から前記選択した行信号線に流れる電流を検出する電流検出回路とが設けられているマトリックスセンサ検出回路。
  2. 前記所定電圧として定電圧を前記行側切替回路に供給し、且つ、前記行側切替回路から前記選択した行信号線に流れる電流を検出する電流検出回路付き定電圧回路と、前記所定電圧として定電圧を前記列側切替回路に供給する定電圧回路とを備えた請求項1記載のマトリックスセンサ検出回路。
  3. 前記列側切替回路が、前記複数の列信号線の夫々に対応させて、前記定電圧回路と各列信号線との間の導通を断続するPチャンネルFET、及び、各列信号線と接地側との間の導通を断続するNチャンネルFETをコンプリメンタリ接続したコンプリメンタリスイッチを複数備え、前記各コンプリメンタリスイッチにおけるPチャンネルFETとNチャンネルFETの接続箇所を前記複数の列信号線の夫々に接続している請求項2記載のマトリックスセンサ検出回路。
  4. 前記行側切替回路が、前記複数の行信号線の夫々に対応させて、前記電流検出回路付き定電圧回路と各行信号線との間の導通を断続するPチャンネルFETスイッチを備えている請求項2又は3記載のマトリックスセンサ検出回路。
  5. 前記列側切替回路に備える前記コンプリメンタリスイッチの数が、前記行側切替回路に備える前記PチャンネルFETスイッチの数よりも少なくなるように、前記複数の検出素子を行列配置する請求項4記載のマトリックスセンサ検出回路。
  6. 前記検出素子が、圧力に応じて抵抗値が変化する感圧素子で構成されている請求項1〜5のいずれかに記載のマトリックスセンサ検出回路。
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