JP2005077207A - 組電池の電圧検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フォトモスなどの高価なスイッチを用いることなく、組電池と低圧系回路との絶縁を図ることができる電圧検出装置を提供する。
【解決手段】低圧系回路のマイコン100が、単位セルV1〜V3の両端電圧の検出を命令するイネーブルパルスEnを出力する。イネーブルパルスEnは、フォトカプラFC1を介して、高圧系回路200に入力される。高圧系回路200においては、イネーブルパルスEnの入力に応じて、単位セルV1〜V3を順次、単位セルV1〜V3の両端電圧を示すパルスを出力する電圧パルス出力回路に接続するように、スイッチS11〜S13のオンオフ制御を行う。両端電圧を示すパルスは、フォトカプラFC2を介して、マイコン100に入力される。
【選択図】図1

Description

この発明は、組電池の電圧検出装置に係わり、特に、バッテリからなる単位セルを複数個接続して構成された組電池の各単位セルの両端電圧を検出する組電池の電圧検出装置に関する。
電気自動車などの動力源としては、バッテリからなる単位セルを必要な容量に相当する分だけ複数個直列又は並列に接続した組電池が用いられる。このような組電池の各単位セルの両端電圧を検出する電圧検出装置として、例えば、図6(a)示す抵抗分圧式のものが知られている(例えば、特許文献1)。
図6(a)に示す抵抗分圧式の電圧検出装置において、スイッチS1及びS4→スイッチS2及びS4→スイッチS3及びS4の順にオンする。これにより、単位セルV1の両端が抵抗R1及びR4からなる分圧回路に、単位セルV2の両端が抵抗R2及びR5からなる分圧回路に、単位セルV3の両端が抵抗R3及びR6からなる分圧回路に順次接続される。
そして、これら各分圧回路からの分圧出力V1′、V2′、V3′に基づき、コントローラ4が各単位セルV1〜V3の両端電圧を検出することができる。このコントローラ4は、組電池とは異なる、例えば、5Vの低電圧源から電源供給を受け、組電池とは異なるグランドラインに接続されている。上述した抵抗分圧式の電圧検出装置は、分圧抵抗である抵抗R1〜R6を大きな値とすることにより、低電圧系のコントローラ4と組電池とをほぼ絶縁状態にすることができる。
しかしながら、上述した抵抗分圧式の電圧検出装置は、スイッチS1〜S4を介して、コントローラ4と組電池とが接続されるため、完全にコントローラ4と組電池との絶縁を図っているとは言えない。
そこで、完全に絶縁を図ることができる電圧検出装置として、図6(b)に示すフライングキャパシタ式のものも知られている(例えば、特許文献2)。図6(b)に示すフライングキャパシタ式の電圧検出装置において、スイッチS7及びS8→スイッチS8及びS9→スイッチS9及びS10の順にオンする。
これにより、単位セルV1→V2→V3の順に、その両端がキャパシタCに接続される。そして、各単位セルV1〜V3により充電されたキャパシタCの両端電圧に基づき、コントローラ4が各単位セルV1〜V3の両端電圧を検出する。なお、キャパシタCの両端電圧を検出するときには、スイッチS11及びS12をオンして、コントローラ4にキャパシタCの両端電圧を出力する。またこのとき、スイッチS7〜S10はオフにして、組電池とキャパシタCとを切り離すことにより、組電池とコントローラ47との絶縁を図ることができる。
特開2000−134818公報 特開2002−315212公報
しかしながら、上述したフライングキャパシタ式の電圧検出装置は、スイッチS7〜S12のオンオフ制御を、低圧系のコントローラ4で行っている。このため、組電池とコントローラ4とを絶縁するために、スイッチS7〜S12としてはフォトモスなどの光信号の入力によりオンオフするスイッチを用いる必要があり、コスト的に問題があった。そこで、例えば、スイッチS7〜S12の制御を組電池から電源供給を受ける高圧系の論理回路で行うとすると、フォトモスなどを用いる必要はなくなるが、今度はスイッチS7〜S12で組電池とコントローラ4との絶縁が図れなくなってしまう。
また、上述した図6(a)に示す抵抗分圧式の電圧検出装置は、各単位セルV1〜V3に接続される分圧抵抗である抵抗R1〜R6のばらつきに起因して検出誤差が生じてしまうと言う問題があった。この抵抗R1〜R6は、周囲の温度変化によってもばらつきが生じてしまう。
一方、図6(b)に示すフライングキャパシタ式の電圧検出装置は、各単位セルV1〜V3に対して共通のキャパシタCを接続することにより、各単位セルV1〜V3に接続されるキャパシタCのバラツキに起因する検出誤差の影響を除去することができる。しかしながら、上述したキャパシタCも抵抗R1〜R6と同様に周囲温度によってその容量にばらつきが生じ、これに起因して検出誤差が発生してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、フォトモスなどの高価なスイッチを用いることなく、組電池と低圧系回路との絶縁を図ることができる電圧検出装置を提供することを第1の課題とする。
また、単位セルの両端電圧の検出精度向上を図った電圧検出装置を提供することを第2の課題とする。
上記第1の課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、バッテリからなる単位セルを複数個接続して構成された組電池において、前記単位セルの両端電圧の検出を命令するイネーブルパルスを出力するイネーブルパルス出力手段を有し、前記組電池とは異なる低電圧源からの電源供給を受けて動作する低圧系回路と、前記単位セルが接続されたとき、当該接続された単位セルの両端電圧を示す電圧パルスを出力する電圧パルス出力手段と、前記各単位セル及び前記電圧パルス出力手段間に設けられたスイッチ手段と、前記イネーブルパルスの入力に応じて、前記単位セルを順次前記電圧パルス出力手段に接続するように、前記スイッチ手段のオンオフを制御するスイッチ制御手段を有し、前記組電池からの電源供給を受けて動作する高圧系回路とを備えたことを特徴とする組電池の電圧検出装置に存する。
請求項1記載の発明によれば、低圧系回路において、イネーブルパルス出力手段が、単位セルの両端電圧の検出を命令するイネーブルパルスを出力する。イネーブルパルスは、高圧系回路に入力される。イネーブルパルスの入力に応じて、高圧系回路のスイッチ制御手段が、単位セルを順次電圧パルス出力手段に接続するように、各単位セル−電圧パルス出力手段間に設けられたスイッチ手段のオンオフ制御を行う。電圧パルス出力手段は、単位セルが接続されたとき、接続された単位セルの両端電圧を示す電圧パルスを出力する。電圧パルスは、低圧系回路に入力される。
従って、高圧系回路内にスイッチ制御手段を設けることにより、スイッチ手段とスイッチ制御手段との絶縁を図る必要がなくなり、フォトモスといった高価なスイッチをスイッチ手段として用いる必要がなくなる。しかも、高圧系回路−低圧系回路間の信号の送受信はパルスを用いて行われているため、フォトモスやリレースイッチを用いれば、スイッチ制御手段を高圧系回路に設けても、組電池と低圧系回路との絶縁を図ることができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の組電池の電圧検出装置であって、前記電圧パルス出力手段は、前記接続された単位セルの両端電圧、及び、予め定めた基準電圧のうち、何れか一方の積分開始から、当該一方の積分値が、他方を所定時間、積分した積分値と等しくなるまでの時間に応じた電圧パルスを出力することを特徴とする組電池の電圧検出装置に存する。
請求項2記載の発明によれば、電圧パルス出力手段が、接続された単位セルの両端電圧、及び、予め定めた基準電圧のうち、何れか一方の積分開始から、当該一方の積分値が、他方を所定時間、積分した積分値と等しくなるまでの時間に応じた電圧パルスを出力する。従って、この電圧パルスに基づき、単位セルの両端電圧を求めれば、各単位セルに接続される電圧パルス出力手段のばらつきに伴う、検出誤差の影響を除去することができる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の組電池の電圧検出装置であって、前記電圧パルス出力手段は、入力電圧を積分する積分回路を備え、前記スイッチ手段は、前記積分回路の入力を、前記単位セルの両端電圧と、該両端電圧とは反対極性の前記基準電圧との間で切り替えることができ、前記スイッチ制御手段は、前記単位セルの両端電圧、及び、前記基準電圧のうち、何れか一方を、前記所定時間、入力させた後、他方を入力させ、前記電圧パルス出力手段は、前記積分回路の入力を前記一方から前記他方に切り替えた時から、前記積分回路の出力が、前記一方を入力する前の前記積分回路の出力と等しくなるまでの時間に応じた電圧パルスを出力することを特徴とする組電池の電圧検出装置に存する。
請求項3記載の発明によれば、スイッチ手段が、電圧パルス出力手段内の積分回路の入力を、単位セルの両端電圧と、両端電圧とは反対極性の基準電圧との間で切り替える。スイッチ制御手段が、単位セルの両端電圧、及び、基準電圧のうち、何れか一方を、所定時間、入力させた後、他方を入力させる。電圧パルス出力手段が、積分回路の入力を一方から他方に切り替えた時から、積分回路の出力が、一方を入力する前の積分回路の出力と等しくなるまでの時間に応じた電圧パルスを出力する。従って、基準電圧を、単位セルの両端電圧とは反対極性にすることにより、一つの積分回路を用いて、電圧パルスを出力することができる。
請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載の組電池の電圧検出装置であって、前記電圧パルス出力手段は、前記積分回路の入力を前記一方から前記他方に切り替えた時から、前記積分回路の出力が、前記一方を入力する前の前記積分回路の出力と等しくなるまでの時間、Hレベル又はLレベルの電圧パルスを出力し、前記低圧系回路は、前記Hレベル又はLレベルの電圧パルスが出力されている間、カウントパルスを発生するカウントパルス発生手段をさらに有することを特徴とする組電池の電圧検出装置に存する。
請求項4記載の発明によれば、電圧パルス出力手段は、積分回路の入力を一方から他方に切り替えた時から、積分回路の出力が、一方を入力する前の積分回路の出力と等しくなるまでの時間、Hレベル又はLレベルの電圧パルスを出力する。低圧系回路が、Hレベル又はLレベルの電圧パルスが出力されている間、カウントパルスを発生するカウントパルス発生手段をさらに有する。従って、低圧系回路にカウントパルス発生手段を設けることにより、例えば高圧系回路側にカウントパルス発生手段を設け、カウントパルス発生手段が出力するカウントパルスを電圧パルスとする場合に比べて、電圧パルスの出力回数を少なくすることができる。
請求項5記載の発明は、請求項2、3又は4記載の組電池の電圧検出装置であって、前記高圧系回路は、前記所定時間をカウントするカウンタをさらに有することを特徴とする組電池の電圧検出装置に存する。
請求項5記載の発明によれば、高圧系回路が、所定時間をカウントするカウンタをさらに有する。従って、高圧系回路にカウンタを設けることにより、カウンタと高圧系回路の電圧パルス出力手段との絶縁を図る必要がなくなる。
上記第2の課題を解決するためになされた請求項6記載の発明は、バッテリからなる単位セルを複数個接続して構成された組電池の前記各単位セルの両端電圧を検出する組電池の電圧検出装置であって、前記単位セルの両端電圧、及び、予め定めた基準電圧のうち、何れか一方の積分開始から、当該一方の積分値が、他方を所定時間、積分した積分値と等しくなるまでの時間に基づいて、前記両端電圧を検出することを特徴とする組電池の電圧検出装置に存する。
請求項6記載の発明によれば、バッテリからなる単位セルを複数個接続して構成された組電池の前記各単位セルの両端電圧を検出する組電池の電圧検出装置であって、単位セルの両端電圧、及び、予め定めた基準電圧のうち、何れか一方の積分開始から、当該一方の積分値が、他方を所定時間、積分した積分値と等しくなるまでの時間に基づいて、両端電圧を検出する。従って、等しくなるまでの時間に基づき、単位セルの両端電圧を求めれば、各単位セルに接続される検出素子のばらつきに伴う、検出誤差の影響を除去することができる。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の組電池の電圧検出装置であって、入力電圧を積分する積分回路と、前記積分回路の入力電圧を、前記単位セルの両端電圧と、該両端電圧とは反対極性の前記基準電圧との間で切り替えるスイッチ手段と、前記単位セルの両端電圧、及び、前記基準電圧の何れか一方を、前記所定時間、入力させた後、前記他方に切り替えるスイッチ制御手段とを備え、前記一方から他方に切り替えたときから、前記積分回路の出力が、前記一方を入力する前の前記積分回路の出力と等しくなるまで時間に基づいて、前記両端電圧を検出することを特徴とする組電池の電圧検出装置に存する。
請求項7記載の発明によれば、スイッチ手段が、積分回路の入力を、単位セルの両端電圧と、両端電圧とは反対極性の基準電圧との間で切り替える。スイッチ制御手段が、単位セルの両端電圧、及び、基準電圧のうち、何れか一方を、所定時間、入力させた後、他方を入力させる。そして、一方から他方に切り替えたときから、積分回路の出力が、一方を入力する前の積分回路の出力と等しくなるまで時間に基づいて、両端電圧を検出する。従って、基準電圧を、単位セルの両端電圧とは反対極性にすることにより、一つの積分回路を用いて、両端電圧を検出することができる。
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、高圧系回路内にスイッチ制御手段を設けることにより、スイッチ手段とスイッチ制御手段との絶縁を図る必要がなくなり、フォトモスといった高価なスイッチをスイッチ手段として用いる必要がなくなる。しかも、高圧系回路−低圧系回路間の信号の送受信はパルスを用いて行われているため、フォトモスやリレースイッチを用いれば、スイッチ制御手段を高圧系回路に設けても、組電池と低圧系回路との絶縁を図ることができる組電池の電圧検出装置を得ることができる。
請求項2記載の発明によれば、この電圧パルスに基づき、単位セルの両端電圧を求めれば、各単位セルに接続される電圧パルス出力手段のばらつきに伴う、検出誤差の影響を除去することができるので、単位セルの両端電圧の検出精度向上を図った組電池の電圧検出装置を得ることができる。
請求項3記載の発明によれば、基準電圧を、単位セルの両端電圧とは反対極性にすることにより、一つの積分回路を用いて、電圧パルスを出力することができるので、コストダウンを図った組電池の電圧検出装置を得ることができる。
請求項4記載の発明によれば、低圧系回路にカウントパルス発生手段を設けることにより、例えば高圧系回路側にカウントパルス発生手段を設け、カウントパルス発生手段が出力するカウントパルスを電圧パルスとする場合に比べて、電圧パルスの出力回数を少なくすることができる組電池の電圧検出装置を得ることができる。
請求項5記載の発明によれば、高圧系回路にカウンタを設けることにより、カウンタと高圧系回路の電圧パルス出力手段との絶縁を図る必要がなくなるので、コストダウンを図った組電池の電圧検出装置を得ることができる。
請求項6記載の発明によれば、等しくなるまでの時間に基づき、単位セルの両端電圧を求めれば、各単位セルに接続される検出素子のばらつきに伴う、検出誤差の影響を除去することができるので、単位セルの両端電圧の検出精度向上を図った電圧検出装置を得ることができる。
請求項7記載の発明によれば、基準電圧を、単位セルの両端電圧とは反対極性にすることにより、一つの積分回路を用いて、両端電圧を検出することができるので、コストダウンを図ったを得ることができる。
[実施例]
以下、本発明について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の組電池の電圧検出装置の一実施形態を示す回路図である。
この組電池の電圧検出装置(以下、電圧検出装置)は、車両に搭載され、バッテリからなる単位セルを複数個接続した組電池の各単位セルの両端電圧を検出する装置である。本実施形態では、説明を簡単にするために、各々1つのバッテリからなる3つの単位セルV1〜V3の両端電圧を検出する電圧検出装置について説明する。
同図に示すように、電圧検出装置は、低圧系回路であるマイクロコンピュータ(以下、マイコン)100と、高圧系回路200とを備えている。低圧系回路であるマイコン100は、組電池とは異なる低電圧源からの電源供給を受けて動作する回路であり、ボディーアースされている。一方、高圧系回路200は、単位セルV1〜V3からなる組電池からの電源供給を受けて動作する回路であり、車両のボディーアースからは絶縁されている。
上述したマイコン100は、イネーブルパルス出力手段として働き、所定のタイミングで、単位セルV1〜V3の両端電圧の検出を命令するイネーブルパルスEnを出力する。上述した高圧系回路200は、積分回路11〜13、コンパレータCP1〜CP3、レベルシフト21〜23、ANDゲート31〜33、ORゲート201及びカウンタパルス発生回路202から構成される電圧パルス出力回路を備えている。この電圧パルス出力回路は、請求項中の電圧パルス出力手段に相当する。
また、高圧系回路200は、各単位セルV1〜V3及び積分回路11〜13間に設けられたスイッチ手段としてのスイッチS11〜S13を備えている。このスイッチS11〜S13は、積分回路11〜13に対する入力電圧を単位セルV1〜V3の両端電圧と、この両端電圧とは反対極性の基準電圧Vref1〜Vref3との間で切り替えることができる。
さらに、高圧系回路200は、マルチプレクサ203、論理回路41〜43、逆レベルシフト51〜53、ANDゲート61〜63、ANDゲート71〜73、ORゲート204、カウンタパルス発生回路205、カウンタ206からなるから構成されるスイッチ制御回路とを備えている。このスイッチ制御回路が、請求項中のスイッチ制御手段に相当する。
次に、上述した高圧系回路200の詳細な構成について、図2を参照して説明する。図2は、任意の単位セルVnに対するスイッチS1n、積分回路1n、コンパレータCPn、レベルシフト2n、逆レベルシフト5nの詳細な構成を示す図である。
同図に示すように、スイッチS1nは、積分回路1nの入力電圧を、単位セルVnの両端電圧と、基準電圧Vrefnとの間で切り替えることができる。この基準電圧Vrefnは、単位セルVnと直列に接続された抵抗R21、R22の接続点と、単位セルVnのマイナス側との間に設けられた定電圧源8nから供給されている。
上述した積分回路1nは、OPアンプAから構成されている。このOPアンプAの+入力端と、スイッチS1nとの間には、抵抗R23が接続されている。また、OPアンプAの+入力端と、出力端との間には、コンデンサCが接続されている。さらに、OPアンプAの−入力端には、単位セルVnの両端電圧を抵抗R21と抵抗R22とで分圧した分圧値Vsが供給されている
また、積分回路1nの出力は、コンパレータCPnの+入力端に供給される。このコンパレータCPnの−入力端には、分圧値Vsが供給されている。従って、このコンパレータCPnは、積分回路1nの出力が、分圧値Vsより小さくなったとき、Hレベルの信号を出力する。さらに、このコンパレータCPnの出力は、レベルシフト2nに供給されている。
レベルシフト2nは、ベースにコンパレータCPnの出力が、コレクタに抵抗R24、R25を介して単位セルVnのプラス側が、エミッタに単位セルVnのマイナス側が接続されているトランジスタTr1と、ベースに抵抗R24、R25の接続点が、コレクタに単位セルVnのプラス側が、エミッタに抵抗群R26及び抵抗R27を介してアース(ボディーアースとは異なる)が接続されたトランジスタTr2から構成されている。
従って、コンパレータCPnからHレベルの信号が出力され、レベルシフト2nに入力されると、トランジスタTr1及びTr2がオンする。これにより、レベルシフト2nからは、コンパレータCPnのHレベル信号を、単位セルVnのプラス側電圧を抵抗群R26と抵抗R27とで分圧した分圧値にレベルシフトされた信号が出力される。
また、単位セルVn間には、逆レベルシフト5nが設けられている。この逆レベルシフト5nには、論理回路4nのC端子から出力されるオン信号Scと、D端子から出力されるオン信号Sdとが入力されている。この逆レベルシフト5nは、ベースにオン信号Scが、コレクタに抵抗群R28、抵抗R29を介して単位セルVnのプラス側が、エミッタにアースが接続されたトランジスタTr3と、ベースに抵抗群R28、抵抗R29の接続点が、コレクタに単位セルVnのプラス側が、エミッタに抵抗R30及び抵抗R31を介して単位セルVnのマイナス側が接続されたトランジスタTr4から構成されている。
さらに、逆レベルシフト5nは、ベースにオン信号Sdが、コレクタに抵抗群R32、抵抗R33を介して単位セルVnのプラス側が、エミッタにアースが接続されたトランジスタTr5と、ベースに抵抗群R32、抵抗R33の接続点が、コレクタに単位セルVnのプラス側が、エミッタに抵抗R34及び抵抗R35を介して単位セルVnのマイナス側が接続されたトランジスタTr6から構成されている。
従って、オン信号Scが出力され、逆レベルシフト5nに入力されると、トランジスタTr3及びTr4がオンする。これにより、逆レベルシフト5nからは、オン信号Scを、単位セルVnの両端電圧を抵抗R30と抵抗R31とで分圧した分圧値にレベルシフトされたオン信号Sc′が出力される。
一方、オン信号Sdが出力され、逆レベルシフト5nに入力されると、トランジスタTr5及びTr6がオンする。これにより、逆レベルシフト5nからは、オン信号Sdを、単位セルVnの両端電圧を抵抗R34と抵抗R35とで分圧した分圧値にレベルシフトされたオン信号Sd′が出力される。
次に、上述した電圧パルス出力回路による単位セルV1〜V3の両端電圧の検出原理について説明する。今、積分回路1nを構成しているOPアンプAの−入力端には、分圧値Vsが供給されている。このため、積分回路1nに入力がない状態において、積分回路1nの出力は、分圧値Vsと等しくなる。
次に、スイッチS1nを操作して、所定時間T1だけ、積分回路1nに単位セルVnの両端電圧VINを入力すると、積分回路1nは、両端電圧VINの積分を開始する。これにより、積分回路1nの出力は、分圧値Vsから両端電圧VINの積分値∫VINdT分、減少する。上記所定時間T1経過後は、両端電圧VINの積分値∫VINdT1は{VIN×T1/(R23×C)}となり、積分回路1nの出力は、分圧値Vsから積分値∫VINdT1={VIN×T1/(R23×C)}分、減少した値となる。
そして、次に、スイッチS1nを操作して、積分回路1nに単位セルVnの両端電圧VINとは反対極性の基準電圧Vrefnを入力すると、積分回路1nは、基準電圧Vrefnの積分を開始する。反対極性の基準電圧Vrefnを積分することにより、積分回路1nの出力は、基準電圧Vrefnの積分値∫VrefndT分、増加する。そして、基準電圧Vrefnを入力してから、積分回路1nの出力が再び分圧値Vsnと等しくなるまでの時間T2を計測する。
上記計測時間T2における基準電圧Vrefnの積分値∫VrefndT2は、Vrefn×T2/(R23×C)となる。従って、上記積分値∫VINdT1と積分値∫VrefndT2とは等しいため、以下の関係式(1)が成り立つ。
IN×T1/(R23×C)=Vrefn×T2/(R23×C) …(1)
上記関係式(1)から以下の関係式(2)を導くことができる。
IN=Vrefn×(T2/T1) …(2)
従って、上述した基準電圧Vrefn及び所定時間T1は予め分かっている数値なので、時間T2を計測すれば、単位セルVnの両端電圧VINを検出することができる。
つまり、本実施形態では、基準電圧Vrefnの積分開始から、当該積分値∫VrefndTが、単位セルVnの両端電圧VINを所定時間T1、積分した積分値∫VINdT1と等しくなるまでの時間T2に基づいて、両端電圧を検出することができる。このように時間T2に基づいて、両端電圧を検出すれば、上述した式(2)からも分かるように、積分回路1nを構成する抵抗R23やコンデンサCを用いずに両端電圧VINを求めることができる。このため、各単位セルVnに接続される積分回路1nといった検出素子のばらつきに伴う、検出誤差の影響を除去することができる。
また、積分回路1nの入力を、単位セルVnの両端電圧と、この両端電圧とは反対極性の基準電圧Vrefnとの間で切り替えることにより、一つの積分回路1nを用いて、時間T2を計測することができる。
以上概略で説明した電圧検出装置の詳細な動作について、図3のフローチャートを参照して以下説明する。マイコン100が、まずイネーブルパルスEn(図3(a))を出力する。イネーブルパルスEnはフォトカプラFC1により光パルスに変換され、高圧系回路200に供給される。フォトカプラFC1を介して供給されたイネーブルパルスEnは、マルチプレクサ203に供給される。マルチプレクサ203は、イネーブルパルスEnの立ち上がりに応じて、X端子からHレベルの信号を出力する。
これにより、論理回路41のA端子には、Hレベルの信号が供給され(図3(b))、B端子にはLレベルの信号が供給される(図3(c))。論理回路41は、A端子へのHレベルの信号の入力、B端子へのLレベルの信号の入力に応じて、C端子からHレベルのオン信号Scを出力する(図3(d))。オン信号Scは、逆レベルシフト51によりレベルシフトされた後、スイッチS11に入力される。
これによりスイッチS11は、積分回路11に単位セルV1の両端電圧を入力する。この単位セルV1の両端電圧の入力により、上述したように積分回路1nの出力が、分圧値Vsより下がるため(図3(f))、コンパレータCP1の出力がHレベルとなる(図3(g))。
このコンパレータCP1のHレベルに応じて、ANDゲート71の両入力端がHレベルとなるため、ORゲート204を通じてカウンタパルス発生回路205にHレベルの信号が供給される。カウンタパルス発生回路205はこのHレベルの供給に応じて、カウンタパルスを出力する(図3(h))。そして、カウンタ206がカウントパルスをカウントし、所定時間T1に応じたカウントパルス数をカウントすると、Hレベルの信号を出力する(図3(i))。これに応じて、ANDゲート61の両入力端にHレベルの信号が供給されるため、論理回路41のB端子にもHレベルの信号が供給される(図3(c))。
そして、この論理回路41のB端子へのHレベルの信号の供給に応じて、論理回路41は、C端子からのオン信号Scの出力を停止すると共に(図3(d))、D端子からオン信号Sdを出力する(図3(e))。オン信号Sdは、逆レベルシフト51によりレベルシフトされた後、スイッチS11に入力される。これにより、スイッチS11は、積分回路11に基準電圧Vref1を入力する。
また、オン信号Sdの出力により、ANDゲート31の両入力端がHレベルとなるため、ORゲート201を通じてカウントパルス発生回路202にHレベルの信号が供給される。カウンタパルス発生回路202はこのHレベルの供給に応じて、カウンタパルスを出力する(図3(j))。
つまり、積分回路11に単位セルV1の両端電圧を入力してから所定時間T1経過すると、スイッチS11が切り替わり、積分回路11に基準電圧Vref1が入力されると共に、カウントパルス発生回路202からカウントパルスが出力される。
基準電圧Vref1の入力に応じて、積分回路11の出力は増加する(図3(f)参照)。この出力の増加により、積分回路11の出力が再び分圧値Vsを超えると、コンパレータCP1の出力がLレベルとなる(図3(g))。このコンパレータCP1のLレベルに応じて、ANDゲート31もLレベルを出力し、これがORゲート201を介してカウンタパルス発生回路202に供給される。これにより、カウントパルス発生回路202は、カウントパルスの出力を停止する(図3(j))。
つまり、カウントパルス発生回路202は、積分回路11の入力電圧を単位セルV1の両端電圧から基準電圧Vrefnに切り替えたときから、積分回路11の出力が、単位セルV1の両端電圧を入力する前の積分回路11の出力Vsと等しくなるまでの時間T2、カウントパルスを出力している。このカウントパルスは、フォトカプラFC2を介してマイコン200内のカウンタ101に供給される。
また、ORゲート201の出力は、マルチプレクサ203に接続されており、マルチプレクサ203は、ORゲート201の出力が立ち下がる毎に、X端子、Y端子の順にHレベルの信号を出力する。これにより、単位セルV2、V3についても同様にカウントパルスが出力され、マイコン100側で時間T2を把握して、両端電圧を検出することができる。
以上の電圧検出装置によれば、高圧系回路200内にスイッチS11〜S13を制御するスイッチ制御回路を設けることにより、スイッチS11〜S13とスイッチ制御回路との絶縁を図る必要がなくなり、フォトモスといった高価なスイッチを用いる必要がなくなる。しかも、高圧系回路200と低圧系回路100との信号の送受信はフォトカプラFC1及びFC2により光パルスを用いて行われているため、スイッチ制御回路を高圧系回路200に設けても、組電池と低圧系回路100との絶縁を図ることができる。このため、フォトモスといった高価なスイッチを用いることなく、組電池と低圧系回路100との絶縁を図ることができる。
なお、上述した実施形態では、イネーブルパルスEnやカウントパルスを、フォトカプラFC1及びFC2を用いて光パルスに変換していたが、例えば、リレースイッチなどを用いても、低圧系回路100と高圧系回路200との絶縁を図ることができる。
また、上述した実施形態では、カウントパルス発生回路202の出力を電圧パルスとし、高圧系回路200側に設けていた。しかしながら、図4に示すように、カウントパルス発生回路202をマイコン100側に設けることも考えられる。この場合、フォトカプラFC2の点灯回数が少なくなり、フォトカプラFC2の劣化を遅くすることができる。
また、上述した実施形態では、所定時間T1をカウントするためのカウントパルス発生回路205及びカウンタ206を、高圧系回路200側に設けていた。しかしながら、図5に示すように、カウントパルス発生回路205及びカウンタ206をマイコン100側に設けることも考えられる。この場合、カウンタ処理を低圧系回路100側で行えるので、電圧計測の精度、信頼性が向上する。なお、図5に示す場合カウンタ206は、カウントパルス回路202及び205とで兼用されている。
また、上述した実施形態では、基準電圧Vrefnの積分開始から、当該積分値∫VrefndTが、単位セルVnの両端電圧VINを所定時間T1、積分した積分値∫VINdT1と等しくなるまでの時間T2に基づいて、両端電圧を検出していた。しかしながら、例えば、単位セルVnの両端電圧VINの積分開始から、当該積分値∫VINdTが、基準電圧Vrefnを所定時間T1、積分した積分値∫VrefndT1と等しくなるまでの時間T2に基づいて、両端電圧を検出しても同様の効果を得ることができる。
本発明の電圧検出装置の一実施形態を示す回路図である。 任意の単位セルVnに対するスイッチS1n、積分回路1n、コンパレータCPn、レベルシフト2n、逆レベルシフト5nの詳細な構成を示す図である。 高圧系回路200内での各種信号のタイムチャートである。 他の実施形態における本発明の組電池の電圧検出装置を示す回路図である。 他の実施形態における本発明の組電池の電圧検出装置を示す回路図である。 (a)は電圧分圧式の電圧検出装置の一例を示す回路図であり、(b)は、フライングキャパシタ式の電圧検出装置の一例を示す回路図である。
符号の説明
1〜V3 単位セル
11〜S13 スイッチ(スイッチ手段)
11〜13 積分回路
100 マイコン(イネーブルパルス出力手段)
202 カウントパルス発生回路(カウントパルス発生手段)
206 カウンタ

Claims (7)

  1. バッテリからなる単位セルを複数個接続して構成された組電池において、前記単位セルの両端電圧の検出を命令するイネーブルパルスを出力するイネーブルパルス出力手段を有し、前記組電池とは異なる低電圧源からの電源供給を受けて動作する低圧系回路と、
    前記単位セルが接続されたとき、当該接続された単位セルの両端電圧を示す電圧パルスを出力する電圧パルス出力手段と、前記各単位セル及び前記電圧パルス出力手段間に設けられたスイッチ手段と、前記イネーブルパルスの入力に応じて、前記単位セルを順次前記電圧パルス出力手段に接続するように、前記スイッチ手段のオンオフを制御するスイッチ制御手段を有し、前記組電池からの電源供給を受けて動作する高圧系回路と
    を備えたことを特徴とする組電池の電圧検出装置。
  2. 請求項1記載の組電池の電圧検出装置であって、
    前記電圧パルス出力手段は、前記接続された単位セルの両端電圧、及び、予め定めた基準電圧のうち、何れか一方の積分開始から、当該一方の積分値が、他方を所定時間、積分した積分値と等しくなるまでの時間に応じた電圧パルスを出力する
    ことを特徴とする組電池の電圧検出装置。
  3. 請求項2記載の組電池の電圧検出装置であって、
    前記電圧パルス出力手段は、入力電圧を積分する積分回路を備え、
    前記スイッチ手段は、前記積分回路の入力を、前記単位セルの両端電圧と、該両端電圧とは反対極性の前記基準電圧との間で切り替えることができ、
    前記スイッチ制御手段は、前記単位セルの両端電圧、及び、前記基準電圧のうち、何れか一方を、前記所定時間、入力させた後、他方を入力させ、
    前記電圧パルス出力手段は、前記積分回路の入力を前記一方から前記他方に切り替えた時から、前記積分回路の出力が、前記一方を入力する前の前記積分回路の出力と等しくなるまでの時間に応じた電圧パルスを出力する
    ことを特徴とする組電池の電圧検出装置。
  4. 請求項2又は3記載の組電池の電圧検出装置であって、
    前記電圧パルス出力手段は、前記積分回路の入力を前記一方から前記他方に切り替えた時から、前記積分回路の出力が、前記一方を入力する前の前記積分回路の出力と等しくなるまでの時間、Hレベル又はLレベルの電圧パルスを出力し、
    前記低圧系回路は、前記Hレベル又はLレベルの電圧パルスが出力されている間、カウントパルスを発生するカウントパルス発生手段をさらに有する
    ことを特徴とする組電池の電圧検出装置。
  5. 請求項2、3又は4記載の組電池の電圧検出装置であって、
    前記高圧系回路は、前記所定時間をカウントするカウンタをさらに有する
    ことを特徴とする組電池の電圧検出装置。
  6. バッテリからなる単位セルを複数個接続して構成された組電池の前記各単位セルの両端電圧を検出する組電池の電圧検出装置であって、
    前記単位セルの両端電圧、及び、予め定めた基準電圧のうち、何れか一方の積分開始から、当該一方の積分値が、他方を所定時間、積分した積分値と等しくなるまでの時間に基づいて、前記両端電圧を検出する
    ことを特徴とする組電池の電圧検出装置。
  7. 請求項6記載の組電池の電圧検出装置であって、
    入力電圧を積分する積分回路と、
    前記積分回路の入力電圧を、前記単位セルの両端電圧と、該両端電圧とは反対極性の前記基準電圧との間で切り替えるスイッチ手段と、
    前記単位セルの両端電圧、及び、前記基準電圧の何れか一方を、前記所定時間、入力させた後、前記他方に切り替えるスイッチ制御手段とを備え、
    前記一方から他方に切り替えたときから、前記積分回路の出力が、前記一方を入力する前の前記積分回路の出力と等しくなるまで時間に基づいて、前記両端電圧を検出する
    ことを特徴とする組電池の電圧検出装置。
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