JP2005076697A - 組み合わせ型のころ軸受用保持器 - Google Patents

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Abstract

【課題】二つの二つ割り保持器2,3を組み合わせた組み合わせ型のころ軸受用保持器1において、ポケット5,6の総数を可能な限り多くできる構造とする。
【解決手段】第1の二つ割り保持器2と第2の二つ割り保持器3とを組み合わせたときに円筒形になることを条件として、第1の二つ割り保持器2における円周方向長さを第2の二つ割り保持器3における円周方向長さよりも長くし、かつ、第1の二つ割り保持器2に備えるポケット5の数を、第2の二つ割り保持器3に備えるポケット6の数よりも1つ多くしている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、円筒形に組み合わされる第1、第2の二つ割り保持器で構成される組み合わせ型のころ軸受用保持器に関する。
従来から、ほぼ半円筒形の二つ割り保持器を二つ組み合わせた組み合わせ型のころ軸受用保持器が知られている(例えば特許文献1参照)。この二つ一組の二つ割り保持器は、共に同じ形状であり、それぞれ、ポケットが円周方向等間隔に同数設けられており、ポケットの総数が偶数にされている。このような二つ割り保持器は、円周方向複数ヶ所にポケットを有する円筒形の保持器を二等分に切断することにより、製作されている。
実開平6−6746号公報
上記従来例では、組み合わせる二つの二つ割り保持器を同形状にして、両二つ割り保持器におけるポケットの総数を偶数にしている関係より、ポケットの総数を多くして負荷容量を増加させるように対処できない場合があるなど、設計の自由度に制限がある。
その理由を説明する。従来の円筒形の保持器を二つに切断して製作する二つ割り保持器は、その切断部の位置をポケットとすると使用ころ数が減少し軸受負荷容量の減少を招くため、切断部は柱部とし、また柱部幅は強度上、その他の位置の柱部と同等の幅を確保した構成とすることが多く、このため切断部の柱部幅は他の通常位置の柱部幅のほぼ2倍とし、その中央部を切断し第1、第2の保持器としていることが多い。
このため、第1、第2の二つ割り保持器のそれぞれのポケット数は同数となり、結果、組み合わせた軸受全体のポケット数、すなわちころ数は偶数の構成となる。
例えば図8(a)に示すように、180度対向する切断位置(一点鎖線L1参照)の柱部82の幅を他の通常位置の柱部82の幅のほぼ2倍とし、かつ軸受全体のころ83の数を偶数個のn個の構成としたとき、柱部82の強度は余裕があるが、ころ83の数が不足し軸受負荷容量が不足するため、さらにころ83の数を1個増加させたい要求がでてきた場合であっても、前述のようにころ83の数は偶数個の構成とすることが必要なので、n+2個のころ83の数(ポケット81の数)とせざるを得ず、そのため図8(b)に示すように、強度上必要な柱部82の幅は通常位置の柱部82では確保できても、切断部では不足することになることがある。
また他方、図9に示すように、ころ83の数をn+1個増加させポケット81の総数を奇数とした構成では、ポケット81の180度対向する位置に柱部82が配置されることになる。このように奇数個のポケット81を有する円筒形の保持器80を二等分に切断しようとすると、一点鎖線L3で示すように、一方の切断位置を柱部82とし、他方の切断位置をポケット81にしなければならなくなる。そのため、ポケット81を一つ余分に設けるように設計したとしても、そのポケット81にころ83を収納できなくなるので、結果的にころ83の総使用数を多くすることができない。すなわち、従来例では軸受全体のころ数を偶数個とした構成とせざるを得ない構成のため、保持器のころ数(ポケット数)の選定の自由度に制約があり、このため柱部幅寸法との最適設計が制限されることになる。
本発明は、円筒形に組み合わされる第1、第2の二つ割り保持器で構成され、かつ、前記両二つ割り保持器が、それぞれ、円周方向複数ヶ所にころ収納用のポケットを等間隔に備える組み合わせ型のころ軸受用保持器において、前記第1の二つ割り保持器の円周方向の長さが前記第2の二つ割り保持器の円周方向の長さよりも長くされ、かつ、前記第1の二つ割り保持器に備えるポケットの数が、前記第2の二つ割り保持器に備えるポケットの数よりも多くされている、ことを特徴としている。
この構成では、第1、第2の二つ割り保持器を異なる形状にしているから、第1、第2の二つ割り保持器を組み合わせた状態で、必要となるポケットの総数および前記各ポケットの配置パターンを考慮して、第1の二つ割り保持器における円周方向長さおよびポケット数と、第2の二つ割り保持器の円周方向長さおよびポケット数との割合を任意に設計することが可能になる。したがって、負荷容量を増加させるための設計が自由に行えるようになる。
好ましい実施態様として、前記第1の二つ割り保持器に備えるポケットの数を、前記第2の二つ割り保持器に備えるポケットの数より1つ多くすることが考えられる。この構成では、二つの二つ割り保持器におけるポケットの総数が奇数になるが、従来例のように一つのポケットが使用不可にならないように二つの二つ割り保持器の円周方向長さを調整することが可能になる。具体的に、例えば、従来例で説明したように、負荷容量を増加するために図8に示す構成を図9に示す構成に設計変更する場合において、一つのポケットを使用不可とせずに済む。
好ましい実施態様として、両二つ割り保持器は、帯状の金属板を湾曲することにより製作されるものとすることが考えられる。この場合、円筒形の保持器を二等分に切断している従来例に比べて、製作効率が向上する。要するに、上述したように円周方向長さの異なる二つの二つ割り保持器を、仮に、上記従来例のように、円筒形の保持器を切断して製作しようとする場合、例えば円筒形の保持器を時計の文字盤に見立てたときに12時の位置と6時を過ぎた適宜の位置との二ヶ所で切断しなければならない。このような切断位置だと、上記従来例で説明したように円筒形の保持器において180度対向する二ヶ所を一直線に切断することができず、二度に分けて切断の向きを変える必要があり、手間がかかる。つまり、このような方法で製作する場合に比べて有利になるのである。
本発明は、一組とする二つの二つ割り保持器に設けるポケットの総数を可能な限り多くできるなど、設計の自由度を高めることができる。
図1から図6に本発明の最良の実施形態を示している。図1は、組み合わせ型のころ軸受用保持器を示す斜視図、図2は、図1の二つ割り保持器においてポケットの軸方向中央で断面にした図、図3は、図1の組み合わせ型の保持器を離隔配置した側面図、図4は、図1の組み合わせ型のころ軸受用保持器を使用場所に組み込んだ状態を示す断面、図5は、図1の二つ割り保持器の製作手順を示す説明図、図6は、図5の(b)での切断位置の例を示す一部の斜視図である。
図中、1は組み合わせ型のころ軸受用保持器の全体を示している。この保持器1は、二つ割り保持器2,3を二つ組み合わせた構成である。
第1、第2の二つ割り保持器2,3は、帯状の金属板を部分円筒形に湾曲したものであり、その円周方向複数ヶ所にころ4を収納保持するポケット5,6が設けられている。
両方の二つ割り保持器2,3は、いずれも軸方向両側に離隔配置されるアーチ部7,8の円周方向複数ヶ所に柱部9を架設したような形状であり、柱部9を軸方向に沿って断面にした形状がほぼM字形に形成されている。なお、柱部9における円周方向両側の外径側および内径側には、ポケット5,6からころ4が径方向内外に抜け出さないようにするための爪状の抜け止め10,11が設けられている。
ここでは、第1の二つ割り保持器2と第2の二つ割り保持器3とを組み合わせたときに円筒形になることを条件として、第1の二つ割り保持器2の円周方向の長さを円周の1/2を超える寸法に設定し、第2の二つ割り保持器3の円周方向の長さを円周の1/2に満たない寸法に設定し、かつ、第1の二つ割り保持器2に備えるポケット5の数を、第2の二つ割り保持器3に備えるポケット6の数よりも1つ多く設定することにより、二つの二つ割り保持器2,3のポケット5,6の総数を奇数にしている。
なお、第1、第2の二つ割り保持器2,3の円周方向長さは次のように言い換えることができる。図3に示すように、第1の二つ割り保持器2の両端と曲率中心O1とでなす角度をθ1、第2の二つ割り保持器3の両端と曲率中心O2とでなす角度をθ2とすると、第1の二つ割り保持器2の角度θ1を180度以上に、また、第2の二つ割り保持器3の角度θ2を180度未満にそれぞれ適宜設定している。
このような二つ割り保持器2,3の製作手順を説明する。
まず、図5(a)に示すように、例えばフープ材などのような一枚の長尺な帯状の金属板20を横断面M字形に成形してから、パンチング工具25で金属板20に平面から見て長方形のポケット5,6を順次形成する。この後、柱部9の所定位置に抜け止め10,11を形成する。この抜け止め10,11は、例えば柱部9の所定位置を打刻することによって塑性変形させて得る。図5には抜け止め10,11を記載していない。
こうしてから、図5(b)に示すように、金属板20において円周の1/2を超える長さ範囲を部分円筒形とするように湾曲し、図中の一点鎖線G1で示す位置で切断する。この切断位置は、例えば二つのアーチ部7,8において柱部9の根元とする。これにより、図1に示す第1の二つ割り保持器2が得られる。上記切断位置は例えば図6の一点鎖線G1で示すように、柱部9の円周方向一側に可能な限り近い位置を切断するが、この場合、切断した二つ割り保持器2,3の切断端の軸方向両端に突出部が残るので、例えば前記一点鎖線G3の位置で切断した後、図中の一点鎖線G3で示す位置で切断することによって、前記突出部を除去する。
続いて、図5(c)に示すように、金属板20において円周の1/2に満たない長さ範囲を部分円筒形とするように湾曲し、図中の一点鎖線G2で示す位置で切断する。これにより、図1に示す第2の二つ割り保持器3が得られる。
このような手順を繰り返すことによって、第1の二つ割り保持器2と第2の二つ割り保持器3とを交互に製作する。但し、第1の二つ割り保持器2と第2の二つ割り保持器3とのうち、一方のみを連続的に製作するようにしてもよい。
なお、第1、第2の二つ割り保持器2,3のポケット5,6にころ4をそれぞれ収納保持させて、それらを組み合わせることにより、ツーピースタイプのケージアンドローラが得られる。このツーピースタイプのケージアンドローラは、例えば図4に示すように、軸体30と外筒40との間に組み込むようにして使用される。このツーピースタイプのケージアンドローラの具体的な使用場所としては、例えばマニュアルトランスミッションの変速ギヤの支持部や、自動車エンジンにおけるコネクティングロッドとクランクシャフトとの間などが挙げられる。この場合、変速ギヤやコネクティングロッドが前記外筒40に相当する。
以上説明したように、第1の二つ割り保持器2と第2の二つ割り保持器3とを異なる形状とすることによって、可能な限り多くのころ4を組み込める構造にすることができて、負荷容量を増加することが可能となる。
具体的に、例えば従来例で引用したように、ポケットの総数を可能な限り多くするために、図8に示す構成から図9に示す構成に設計変更する場合において、円筒形の保持器80を時計の文字盤に見立てたときに、第1の二つ割り保持器2の円周方向長さを時計の文字盤における12時の位置から7時の位置までの範囲にし、第2の二つ割り保持器3の円周方向長さを時計の文字盤における7時の位置から12時の位置までの範囲にすることが可能になる。これにより、従来例のように設計過程で多くした一つのポケット81(実施形態では5,6)が使用不可になるということがなくなり、図8に示すものよりもポケット81(実施形態では5,6)の総数を一つ多くできる。このように、必要となるポケット5,6の総数に応じて、柱部9の円周方向での幅を調整するとともに、ポケット5,6の配置位置を任意に調整することが可能になるので、負荷容量を増加するための設計が自由に行えるようになる。
以下、本発明の他の実施形態を示す。
(1)第1の二つ割り保持器2と第2の二つ割り保持器3とにおける円周方向の長さの割合は、任意に調整したうえで、両方のポケット5の数を任意に設定することができる。例えば上記実施形態での保持器1におけるポケット5,6の総数を変えずに、第1の二つ割り保持器2におけるポケット5の数を1つ多くし、第2の二つ割り保持器3におけるポケット5の数を1つ少なくすることにより、結果的に、図7に示すように、第1の二つ割り保持器2におけるポケット5の数を第2の二つ割り保持器3におけるポケット5の数よりも二つ多くすることができる。但し、第1、第2の二つ割り保持器2,3にころ4を収納保持させてなるツーピースタイプのケージアンドローラを、自動車のエンジンのコネクティングロッドとクランクシャフトとの間に組み込む場合など、軸体の外径側から二つの二つ割り保持器2,3を挟むように組み込む必要がある場合には、第1の二つ割り保持器2の両端間の離隔寸法Wを、組み込み対象となる軸体30の直径Rよりも大きく設定しないと、組み込めないので、この点を考慮して、第1の二つ割り保持器2における円周方向の長さを設定する必要がある。なお、図4に示すように、軸体30と外筒40との間に軸体30の軸端からケージアンドローラを組み込むような場合には、上記のように第1の二つ割り保持器2の両端間の離隔寸法Wを軸体30の直径Rよりも大きくする必要はない。
(2)二つ割り保持器2,3は、ポケット5,6を軸方向に二つ並ぶように設けることができる。
(3)二つ割り保持器2,3は、例えば円筒形の保持器を二つに切断して製作することができる。その場合、例えば円筒形の保持器を時計の文字盤に見立てたとき12時の位置と6時を過ぎた適宜の位置との二ヶ所で切断すればよい。またこのとき切断部は、通常位置の柱部よりほぼ2倍の幅寸法に設定した円周二箇所の柱部位置となる。このように、第1、第2の二つ割り保持器の切断位置は、板状の金属板を湾曲することにより製作するか、円筒形の保持器から製作するか等の製造方法の違いにより、その切断部位は限定されない。
(4)二つ割り保持器2,3は、樹脂で成形することができる。
本発明の一実施形態に係る組み合わせ型のころ軸受用保持器を示す斜視図 図1の二つ割り保持器においてポケットの軸方向中央で断面にした図 図1の組み合わせ型のころ軸受用保持器を離隔配置した側面図 図1の組み合わせ型のころ軸受用保持器を使用場所に組み込んだ状態を示す断面図 図1の二つ割り保持器の製作手順を示す説明図 図5の(b)での切断位置の例を示す一部の斜視図 本発明の他の実施形態で、図3に対応する図 従来例で偶数個のポケットを有する円筒形の保持器における切断位置を示す図 従来例で奇数個のポケットを有する円筒形の保持器における切断位置を示す図
符号の説明
1 組み合わせ型のころ軸受用保持器
2 第1の二つ割り保持器
3 第2の二つ割り保持器
4 ころ
5,6 ポケット
7,8 アーチ部
9 柱部

Claims (3)

  1. 円筒形に組み合わされる第1、第2の二つ割り保持器で構成され、かつ、前記両二つ割り保持器が、それぞれ、円周方向複数ヶ所にころ収納用のポケットを等間隔に備える組み合わせ型のころ軸受用保持器において、
    前記第1の二つ割り保持器における円周方向長さが前記第2の二つ割り保持器における円周方向長さよりも長くされ、かつ、前記第1の二つ割り保持器に備えるポケットの数が、前記第2の二つ割り保持器に備えるポケットの数よりも多くされている、組み合わせ型のころ軸受用保持器。
  2. 請求項1に記載の組み合わせ型のころ軸受用保持器において、
    前記第1の二つ割り保持器に備えるポケットの数が、前記第2の二つ割り保持器に備えるポケットの数より1つ多くされている、組み合わせ型のころ軸受用保持器。
  3. 請求項1または2に記載の組み合わせ型のころ軸受用保持器において、前記両二つ割り保持器は、帯状の金属板を湾曲することにより製作される、組み合わせ型のころ軸受用保持器。
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