JP2005076556A - チューブポンプ及び液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 チューブポンプ28は、円筒形状のケーシング35、排出チューブ36、押圧装置37を備える。排出チューブ36は、流路途中部分49がケーシング35の内壁に沿ってΩ字を描くように収容される。押圧装置37は、回転部材56、支持部材58、第1及び第2の当接部材59a,59bを備え、第1及び第2の当接部材59a,59bは、支持部材58に形成された貫通溝81に支持されている。支持部材58は、回転部材56に対して、第1及び第2の当接部材59a,59bが流路途中部分49に当接する方向に向かって付勢されている。押圧装置37を矢印D2方向に回転させると、第1の当接部材59aが流路途中部分49を順次押し潰す。また、第1の当接部材59aが束部52に対峙すると、第2の当接部材59bによって流路途中部分49が押し潰される。
【選択図】 図12
Description
に開放されてしまうようなことがなく、連続的に上流側に負圧を累積させることができるようになっていた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、スペースを増大させることなく、連続的に負圧を累積させることのできるチューブポンプ及び液体噴射装置を提供することにある。
これによれば、押圧手段が第2の位置に位置するときには、第1の当接部材は、可撓性チューブの流路途中部分を押し潰さないが、このとき、チョーク手段によって可撓性チューブの流路途中部分が閉塞されるようにした。
支持部材に対して、溝に沿って移動可能に支持されるようにした。
このチューブポンプにおいて、前記第2の当接部材は、前記正転方向に沿った方向において前記第1の当接部材よりも後方において隣接するようにして前記支持部材に支持されている。
押し潰されるようにした。
に維持される。この結果、第1の当接部材によって可撓性チューブが順次押し潰されることにより、可撓性チューブの上流側部分と下流側部分との間に発生される圧力差を、連続的に累積させることができるようになる。従って、液体噴射ヘッドをキャップによって覆った状態で、チューブポンプの押圧手段を正転方向に回転させることにより、キャップ内に負圧を連続的に累積させ、液体噴射ヘッドから、液体を吸引することができる。この結果、液体噴射ヘッドのクリーニングをより確実に行うことができるようになる。
図1に示すように、本実施形態の液体噴射装置としてのインクジェット式記録装置11には、そのフレーム12にプラテン13が架設され、図示しない紙送り機構により、このプラテン13上を紙Pが給送される。フレーム12には、キャリッジ15がガイド部材16を介してプラテン13の長手方向へ移動可能に支持され、キャリッジモータ17によりタイミングベルト18を介して往復移動される。
で切り欠くようにして切り欠き部41が形成されている。そして、ケーシング35には、この切り欠き部41から、ケーシング35の径方向の外側に向かって延びるようにして、上側が開口する溝部42が突設されている。また、溝部42の内側には、上下方向に延びる2つの嵌合用凸部43,44が設けられており、これら嵌合用凸部43,44は互いに向かい合っている。
円形及び長方形をなしている。
貫通孔99は、回転部材56の上側長方形貫通孔69と同じ大きさ及び形状を有している。
には、第1及び第2の当接部材59a,59bは、前記離間位置よりも軸心Aに近い接近位置に位置するようになる。そして、支持部材58に対して加わる力を変化させると、その力の大きさに応じて、第1及び第2の当接部材59a,59bは、貫通溝81の終端部E寄りの位置において、前記離間位置と接近位置との間のいずれかの位置に位置するようになる。
部材59bによって、流路途中部分49が押し潰される状態であるものとする。従って、本実施形態においては、第1の当接部材59aが束部52に対して対峙しているときには、第2の当接部材59bのみによって、流路途中部分49の流路が閉塞されるようになっている。
まず、インクジェット式記録装置11において、前記記録ヘッド20のクリーニングを行う場合について説明する。このような場合には、前記キャリッジ15がホームポジションまで移動し、キャップ29により記録ヘッド20が覆われる。そして、図11に示すように、チューブポンプ28は、押圧装置37の回転部材56が、図示しない駆動手段により図11に示す矢印D2方向(正転方向)に回転される。
って、流路途中部分49における閉塞状態を保った状態とすることができる。
(1)上記実施形態においては、押圧装置37を矢印D2方向(正転方向)に回転させると、押圧装置37に設けられている第1の当接部材59aが、排出チューブ36の流路途中部分49に対して対峙する位置と、束部52に対して対峙する位置とに交互に位置するようにした。そして、第1の当接部材59aが、排出チューブ36の流路途中部分49に対峙するときには、第1の当接部材59aによって、流路途中部分49が順次押し潰されるようにした。また、第1の当接部材59aが、束部52に対峙しているときには、第1の当接部材59aは、流路途中部分49を押し潰さない状態となるようにした。そして、第1の当接部材59aが束部52に対して対峙しているときに、第2の当接部材59bによって流路途中部分49が押し潰され、閉塞状態に維持されるようにした。
・上記実施形態では、第1の当接部材59aが束部52に対峙しているときに、第2の当接部材59bによって、チューブポンプ28は、流路途中部分49において、流路が閉塞されるようにした。これを、第1の当接部材59aが束部52に対峙しているときに、排出チューブ36の流路途中部分49以外の位置において、流路が閉塞されるようにしてもよい。
もよい。
・上記実施形態では、排出チューブ36を2本の可撓性チューブ46,47にて構成するようにしたが、1本の可撓性チューブのみで構成されるようにしてもよい。また、3本以上の可撓性チューブにて構成されるようにしてもよい。
・上記実施形態では、チューブポンプ28はインクジェット式記録装置11のクリーニングに使用される装置として説明したが、その他の用途に用いるようにしてもよい。
Claims (9)
- 可撓性チューブと、同可撓性チューブの流路途中部分を収容するケーシングと、同ケーシング内に回転軸を有し同回転軸を中心に回転することにより前記流路途中部分を第1の当接部材によって前記ケーシングの内壁に向かって順次押し潰し、前記可撓性チューブにおける前記流路途中部分に対する上流側部分と下流側部分との間に圧力差を生じさせる押圧手段とを備えたチューブポンプにおいて、
前記流路途中部分は、前記ケーシング内において、円弧形状を描くように、かつ、前記回転軸に沿った方向において重なり部分を有しないように収容され、
前記押圧手段は、前記回転軸を中心に正転方向に回転することにより、前記第1の当接部材と前記ケーシングの内壁との間に前記流路途中部分が位置する第1の位置と、前記第1の当接部材と前記ケーシングの内壁との間に前記流路途中部分が位置しない第2の位置とに交互に位置することが可能に設けられ、
前記押圧手段が、前記第1の位置に位置するときに、前記可撓性チューブの流路を非閉塞状態とするとともに、前記押圧手段が、前記第2の位置に位置するときに、前記流路を閉塞状態とするチョーク手段を備えたことを特徴とするチューブポンプ。 - 請求項1に記載のチューブポンプにおいて、
前記チョーク手段は、
前記可撓性チューブの前記流路途中部分において前記流路を閉塞状態とすることを特徴とするチューブポンプ。 - 請求項2に記載のチューブポンプにおいて、
前記押圧手段は、
前記回転軸を中心として回転する回転部材と、
前記第1の当接部材を支持し、前記第1の当接部材の前記回転軸からの距離が変化可能に前記回転部材に対して支持されている支持部材と、
前記回転部材と前記支持部材との間に介在し、前記支持部材に支持されている前記第1の当接部材が前記回転軸から離れるように前記支持部材を弾性力により付勢する弾性手段と
を備え、
前記チョーク手段は、
前記ケーシングに対して前記流路途中部分を挟んで対峙するようにして、前記支持部材に支持されている第2の当接部材であり、
同第2の当接部材は、前記流路途中部分に対して当接する当接部分が、前記第1の当接部材が前記流路途中部分に対して当接する部分よりも、前記回転軸からの距離が近い位置となるようにして前記支持部材に支持されていることを特徴とするチューブポンプ。 - 請求項3に記載のチューブポンプにおいて、
前記支持部材は、前記正転方向に向かって前記回転軸からの距離が小さくなるようにして形成されている溝を備え、
前記第1の当接部材と前記第2の当接部材とは、前記支持部材に対して、前記溝に沿って移動可能に支持されていることを特徴とするチューブポンプ。 - 請求項4に記載のチューブポンプにおいて、
前記第1の当接部材と前記第2の当接部材とは、前記溝に契合する係合軸と、同係合軸を中心軸とする円柱部とによって形成され、
第1の当接部材の前記円柱部は、前記第2の当接部材の前記円柱部よりも外径が大きくなるように形成されていることを特徴とするチューブポンプ。 - 請求項3〜5のいずれか1つに記載のチューブポンプにおいて、
前記第2の当接部材は、前記正転方向に沿った方向において前記第1の当接部材よりも後方において隣接するようにして前記支持部材に支持されていることを特徴とするチューブポンプ。 - 請求項1又は2に記載のチューブポンプにおいて、
前記チョーク手段は、
前記押圧手段が前記第2の位置に位置するときに、前記第1の当接部材に対して前記可撓性チューブを挟んで対峙する第3の当接部材と、
同第3の当接部材を、前記可撓性チューブ側に向かって付勢する付勢手段と
によって構成されていることを特徴とするチューブポンプ。 - 請求項7に記載のチューブポンプにおいて、
前記押圧手段の回転運動を直線運動に変換し、前記押圧手段の回転運動に基づいて、前記押圧手段が前記第1の位置に位置するときに、前記第3の当接部材を、前記付勢手段による付勢力に抗した方向に押圧するカム機構を備えたことを特徴とするチューブポンプ。 - ターゲットに対してノズルから液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
同液体噴射ヘッドの前記ノズルを覆うことが可能なキャップと
を備えた液体噴射装置において、
一端が前記キャップ内に連通する可撓性チューブと、
同可撓性チューブの流路途中部分を収容するケーシングと、
同ケーシング内に回転軸を有し同回転軸を中心に回転することにより前記流路途中部分を第1の当接部材によって前記ケーシングの内壁に向かって順次押し潰し、前記可撓性チューブにおける前記流路途中部分に対する上流側部分と下流側部分との間に圧力差を生じさせる押圧手段と
を有したチューブポンプを備え、
前記流路途中部分は、前記ケーシング内において、円弧形状を描くように、かつ、前記回転軸に沿った方向において重なり部分を有しないように収容され、
前記押圧手段は、前記回転軸を中心に正転方向に回転することにより、前記第1の当接部材と前記ケーシングの内壁との間に前記流路途中部分が位置する第1の位置と、前記第1の当接部材と前記ケーシングの内壁との間に前記流路途中部分が位置しない第2の位置とに交互に位置することが可能に設けられ、
前記押圧手段が、前記第1の位置に位置するときに、前記可撓性チューブの流路を非閉塞状態とするとともに、前記押圧手段が、前記第2の位置に位置するときに、前記流路を閉塞状態とするチョーク手段を備えたことを特徴とする液体噴射装置。
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