JP2005075158A - 着座検出装置 - Google Patents

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JP2005075158A
JP2005075158A JP2003308313A JP2003308313A JP2005075158A JP 2005075158 A JP2005075158 A JP 2005075158A JP 2003308313 A JP2003308313 A JP 2003308313A JP 2003308313 A JP2003308313 A JP 2003308313A JP 2005075158 A JP2005075158 A JP 2005075158A
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Takahiro Kawakami
隆博 川上
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Abstract

【課題】 シートの位置の変化に拘わらずシートベルトの締め付けによるチャイルドシートのシートへの固定の際の荷重増加分を正確に補正することのできる着座検出装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の着座検出装置は、シートクッション3の下部に設けれてシートクッション3に加わる荷重を検出する荷重検出センサ5と、シートベルト2に設けられてシートベルト2に加わるテンションを検出するベルトテンションセンサ12と、チャイルドシート14のシート1への固定の際のシートベルト2の締め付けによる荷重検出センサ5の荷重検出出力の荷重増加分を修正して幼児がシート1に座っているか大人がシート1に座っているかを識別する電子コントロールユニット6とを有し、シート1の車両前後方向の位置を検出するシート位置検出センサ13が設けられ、電子コントロールユニット6はシート位置検出センサ13の検出出力に基づいて荷重増加分を補正する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、シートクッションの下部に設けられてこのシートクッションに加わる荷重を検出してシートへの乗員の着座の有無を検出する着座検出装置の改良に関するものである。
従来から、衝突等の事故発生時に、乗員を保護するためにエアバッグ装置が設けられている。そのエアバッグは、事故発生時に急速に展開して乗員を保護する作用を果たすが、幼児がシートに座っているときには、シートベルトに加わるテンションとシートクッションにかかる荷重をシートベルトテンションセンサと荷重センサにより検出してエアーバッグが展開しないようにして幼児を保護するために、幼児が乗せられているか否かを検出する技術が開発されている(特許文献1参照)。
また、従来から、シートクッションの下部に設けられてこのシートクッションに加わる荷重を検出する荷重検出センサと、シートベルトに設けられてこのシートベルトに加わるテンションを検出するベルトテンションセンサと、チャイルドシートのシートへの固定の際のシートベルトの締め付けによる荷重検出センサの荷重検出出力の荷重増加分を修正して幼児がシートに座っているか大人がシートに座っているかを識別する電子コントロールユニットとを有する着座検出装置も知られている。
ここで、幼児とはエアーバッグを展開させたくない乗員をいい、大人とはエアーバッグを展開させたい乗員をいう。
特開2002−19581号公報
ところで、従来の着座検出装置では、シートベルトによるチャイルドシートの締め付け力は同じであっても、シートの位置を車両前後方向、車両上下方向に変化させると、引っ張り方向が変化するので、ベルトテンションセンサに加わるテンション力のベクトル成分が変化し、シートベルトのテンションと荷重増加分との相関関係が変化し、荷重増加分を補正するときに誤差が生じるという不都合がある。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、シートの位置の変化に拘わらずシートベルトの締め付けによるチャイルドシートのシートへの固定の際の荷重増加分を正確に補正することのできる着座検出装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の着座検出装置は、シートクッションの下部に設けられて該シートクッションに加わる荷重を検出する荷重検出センサと、シートベルトに設けられて該シートベルトに加わるテンションを検出するベルトテンションセンサと、チャイルドシートの前記シートへの固定の際の前記シートベルトの締め付けによる前記荷重検出センサの荷重検出出力の荷重増加分を修正して幼児がシートに座っているか大人が前記シートに座っているかを識別する電子コントロールユニットとを有する乗員着座検出装置において、
前記シートの車両前後方向の位置を検出するシート位置検出センサが設けられ、前記電子コントロールユニットは前記シート位置検出センサの検出出力に基づいて前記荷重増加分を補正することを特徴とする。
本発明は、上記の特徴を備えているので、シートの位置の変化に拘わらずシートベルトの締め付けによるチャイルドシートのシートへの固定の際の荷重増加分を正確に補正することができ、この荷重増加分を補正することにより幼児がシートに座っているか大人がシートに座っているかを識別することができる。
以下、図面に基づき詳細に説明する。
図1は車両後方位置に位置するシートの平面図、図2は車両後方位置に位置する正面図、図3は車両後方位置に位置するシートの側面図である。
その図1〜図3において、1はシート、2はシートベルトである。シート1はシートクッション3とシートバック4とからなり、シートクッション3の下部には荷重検出センサ5と電子コントロールユニット(ECU)6とが設けられている。
そのシートクッション3は脚部7を有し、脚部7は車両前後方向に延びるシートレール8にスライド可能に設置されている。シートベルト2の一端にはフックリング9が設けられ、他端にはタング部10が設けられ、シートベルト2はそのウエビング2Aがシート1の幅方向一側の斜め上方から幅方向他側の下部に設けられたバックル11を通して幅方向一側に掛け渡されて車体のアンカ部10が嵌合されて係止される。
そのシートベルト2にはそのアンカ部10にベルトテンションセンサー(BTS)12が取り付けられている。そのシートクッション3の側部には、シート1を前後方向に駆動するシートスライド装置(図示を略す)が設けられている。そのシートスライド装置は電動モータとシート1の前後方向の位置を検出するシートポジションセンサー(シート位置検出センサー)13とを有する。
その荷重検出センサ5の荷重検出出力とベルトテンションセンサー12の検出出力とシート位置検出センサーの検出出力とは図4に示すように電子コントロールユニット6に入力される。そのベルトテンションセンサー12の検出出力は、テンションが同じでもそのシート1の位置によってシートベルト2の引っ張り方向(テンション方向)と垂直方向との為す引っ張り角度θが変化するため、ベルトテンションセンサー12の垂直方向(シートクッション3を押さえつける方向)のベクトル成分が変化する。
いま、符号θr、θfをベルトテンションセンサー12の垂直方向に対するシートベルト2の引っ張り角度とする。この引っ張り角度θr、θfは左右方向成分θxr、θxf、前後方向成分θyr、θyfの合成角度であり、シート位置と引っ張り角度θとの関係は、下記の表1によって与えられる。
Figure 2005075158
この表1において、Vi(i=1、2、…、n−1、n)は、シートポジションセンサー13の出力電圧[ボルト(volt)]であり、θi(i=1、2、…、n−1、n)は、その各出力電圧Viにおける引っ張り角度[degree]である。
この出力電圧Viと引っ張り角度θiとの関係は予め設計段階で測定し、テーブルにしてメモリに記憶させる。
例えば、シート1が車両最後部位置にあるときには、引っ張り角度はθrであるが、図5〜図7に示すようにシート1が車両最前部位置にあるときには、引っ張り角度はθfとなり、同じテンションでシートベルト2をシート1に掛け渡してシートクッション3を押さえつけることにした場合、シートクッション3を押さえつける方向のベクトル成分が異なることになる。
そのシート1には、図8、図9に示すようにチャイルドシート14が乗せられ、チャイルドシート14はシートベルト2を掛け渡すことによりシート1に固定される。荷重検出センサ5は、チャイルドシート14がシート1に乗せられると(図10のS.1参照)、その荷重を検出する。次いで、シートベルト2をチャイルドシート14に掛け渡してチャイルドシート14をシート1に固定すると(図10のS.2参照)、シートベルト2の締め付け力によりチャイルドシート14がシートクッション3に押しつけられ(図10のS.3参照)、シートクッション3を介して荷重検出センサ5に荷重がかかり(図10のS.4参照)、荷重検出センサ5の荷重検出出力が増加する(図10のS.5参照)。
その荷重検出センサ5の荷重検出出力は、電子コントロールユニット6に入力されている(図10のS.6参照)。一方、シートベルト2にテンションがかかると(図10のS.3’参照)、そのベルトテンションセンサー12に荷重がかかり(図10のS.4’参照)、そのベルトテンションセンサー12の検出出力(図10のS.5’参照)が電子コントロールユニット6に入力される(図10のS.6参照)。
電子コントロールユニット6は、ベルトテンションセンサー12の検出出力をシート位置検出センサー13の検出出力(図10のS.2”、S.5”参照)に基づいて補正する。いま、ベルトテンションセンサー12の引っ張り角度θ、検出出力をV(θ)、ベルトテンションセンサー12の垂直方向に引っ張った時の検出出力をVとすると、
V=V(θ)/cos θ
電子コントロールユニット6は、上記式に基づいてベルトテンションセンサー12の検出出力を補正し(図10のS.7参照)、シートベルト2のテンションによる荷重増加分を補正し(図10のS.8参照)、これに基づいて、シートベルト2の締め付けによる荷重増加分を修正して幼児がシート1に座っているか大人がシートに座っているかを識別する(図10のS.9参照)。
以上発明の実施の形態について説明したが、電動モータの駆動パルス個数をカウントするカウント手段を位置検出センサに用いてシート1の車両前後方向の位置を検出する乗員の着座の有無を検出する着座検出装置に適用でき、ひいては、車両のエアーバッグの展開制御装置にも応用可能である。
本発明に係わる着座検出装置の説明図であって、車両後方位置に位置するシートの平面図である。 図1に示すシートの側面図である。 図1に示すシートの正面図である。 図1に示すベルトテンション検出センサと荷重検出センサと電子コントロールユニットとの接続関係を示すブロック図である。 本発明に係わる着座検出装置の説明図であって、車両前方位置に位置するシートの平面図である。 図4に示すシートの側面図である。 図4に示すシートの正面図である。 図2に示すシートにチャイルドシートを乗せてシートベルトによりシートに固定した状態を示す側面図である。 図8に示すチャイルドシートが固定されたシートを正面から目視した状態を示す図である。 本発明に係わる着座検出装置の作用を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1…シート
2…シートベルト
3…シートクッション
5…荷重検出センサ5
6…電子コントロールユニット6
12…ベルトテンションセンサ
13…シート位置検出センサ
14…チャイルドシート

Claims (1)

  1. シートクッションの下部に設けられて該シートクッションに加わる荷重を検出する荷重検出センサと、シートベルトに設けられて該シートベルトに加わるテンションを検出するベルトテンションセンサと、チャイルドシートの前記シートへの固定の際の前記シートベルトの締め付けによる前記荷重検出センサの荷重検出出力の荷重増加分を修正して幼児がシートに座っているか大人が前記シートに座っているかを識別する電子コントロールユニットとを有する乗員着座検出装置において、
    前記シートの車両前後方向の位置を検出するシート位置検出センサが設けられ、前記電子コントロールユニットは前記シート位置検出センサの検出出力に基づいて前記荷重増加分を補正することを特徴とする着座検出装置。
JP2003308313A 2003-09-01 2003-09-01 着座検出装置 Withdrawn JP2005075158A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104105619A (zh) * 2011-10-10 2014-10-15 车安娃有限责任公司 用于监测儿童安全约束件的取向、张紧以及安装的系统和方法
JP2016504227A (ja) * 2012-10-02 2016-02-12 ティーケー ホールディングス インク.Tk Holdings Inc. 乗員検出及び分類システム

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