JP2005075107A - 運搬車 - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作者の疲労を軽減できる階段昇降可能な運搬車を得る。
【解決手段】 前輪3と後輪7と、前輪3近傍から後方に斜め上側へ延設されたスキッドプレート2と、前輪3及びスキッドプレート2を支持するフレーム1と連結され、フレーム1の後部からスキッドプレート2の延設方向よりもさらに斜め上側に延びる主リンク4と、把持部5aを有する操作リンク5と、操作リンク5を主リンク4に対して上下に移動可能とする平行リンク6と、平行リンク6の動作に連動して後輪7を上下に移動させる後輪支持リンク8と後輪収納リンク9とを備えた。操作リンク5の上側位置への移動に連動して、後輪7をスキッドプレート2の底面の延長面よりも上側に移動させる。平地走行状態から階段昇降状態への運搬車101の形態変化を容易に行うことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばショッピングカート、台車、旅行用等のトランク、ベビーカー又は老人手押し車等の手動の運搬車に関わり、更に詳しくは、平地走行のみならず階段昇降にも適した運搬車の改良に関するものである。
従来の手動の運搬車において、階段昇降を容易にするための発明としては、例えば以下のものが挙げられる。すなわち、(1)ベビーカーにおいて、後輪の内側から斜め後ろ上方に延びた細長いそり状の階段支え具を左右に設け、この階段支え具の底面を階段の突部に接触させて階段の突部間を滑らせながら階段の昇降を行うもの(例えば、特許文献1参照。)、(2)ベビーカー、旅行鞄のキャスター付き搬送具又は荷物運搬用台車等において、後輪の内側から斜め後ろ上方に延びた、階段の幅よりも長いベルトローラーを左右に設け、このベルトローラーの底面を階段の突部に接触させて階段の昇降を行うもの(例えば、特許文献2参照。)等である。
実開昭53−112066号公報(第1図、第10図) 特開平8−169347号公報(図14)
以上のような従来の手動の運搬車においては、当該運搬車の階段昇降時における操作者の姿勢についての人間工学的な配慮がなされていない。したがって、階段昇降時において前記操作者の姿勢が悪化することになり、前記操作者が疲労しやすいという問題点があった。前記操作者が女性及び老人である場合には特に負担が大きく、実用面から、また安全面からも好ましくない。なお、特許文献2の構成では、階段用手押しバーを設けているが、このような構成を採用したとしても、階段昇降時における操作者の姿勢についての人間工学的な配慮として十分なものとはいえない。
また、特許文献1及び特許文献2の構成では、後輪の内側から斜め後ろ上方に階段支え具(ベルトローラー)を左右に設けているが、例えばベビーカーの幅は50cm程度であり、前記階段支え具(ベルトローラー)がベビーカーの後側にいる操作者と干渉しやすいため、前記階段支え具(ベルトローラー)の長さをあまり長くすることができない。すなわち、前記階段支え具(ベルトローラー)の長さは、隣り合う階段の突部間にわたる長さを超える程度に制限される。したがって、階段昇降時の安定性に欠けるという問題点があった。
本発明は、前記のような問題点を解決するためになされたものであり、階段昇降時における操作者の疲労を軽減できると共に安定性及び安全性に優れた実用的な運搬車を得ることを目的とする。
本発明に係る運搬車は、前記課題解決のために、左右の前輪と少なくとも1個の後輪と、前記左右の前輪近傍から後方に斜め上側へ延設された左右のスキッドプレートと、前記左右の前輪及び左右のスキッドプレートを支持するフレームと、このフレームと連結され、前記フレームの後部から前記スキッドプレートの延設方向よりもさらに斜め上側に延びる主リンクと、把持部を有する操作リンクと、この操作リンクを前記主リンクに対して上下に移動可能とする操作リンク上下移動手段と、この操作リンク上下移動手段の動作に連動して前記後輪を上下に移動させる後輪移動リンク機構とを備え、前記操作リンクの上側位置への移動に連動する前記後輪移動リンク機構の動作により、前記後輪を前記左右のスキッドプレートの底面の延長面よりも上側に移動させるものである。
ここで、前記操作リンク上下移動手段が、前記主リンク及び操作リンク間に配設された平行リンク又はリニアガイドであると好ましい。
また、前記フレームと前記主リンクとを相対的に回動可能に左右方向の連結軸により支持すると共に、この連結軸回りの相対的な回動によって変化する前記フレーム及び主リンクの交差角度の調整手段を備えると好ましい。
ここで、前記交差角度の調整手段が、前記フレームに左右方向に形成された、略前記連結軸方向に長軸を向けた長孔、前記主リンクに左右方向に形成された丸孔、この丸孔に回動可能に嵌合するボビン、このボビンに左右方向に形成された、前記丸孔の中心と偏心した偏心孔、前記ボビンに取り付けられた、前記ボビンを前記主リンクの丸孔内で左右方向軸回りに回動させるレバー、前記フレームの長孔と前記ボビンの偏心孔に左右方向に挿入されるボルト、及び、このボルトと螺合して前記ボビンの前記丸孔内での回動を抑制するナットであると好ましい。
また、前記左右のスキッドプレートの底面の延長面よりも下側に突出した作動状態、及び、前記左右のスキッドプレートの底面の延長面よりも上側に格納した解除状態となる滑落防止ストッパと、この滑落防止ストッパを前記作動状態で保持する弾性体と、前記操作リンクの把持部に設けた、前記滑落防止ストッパの解除手段と、この解除手段の操作による操作力を伝達して前記滑落防止ストッパを前記解除状態とする操作力伝達手段とを備えると好ましい。
さらに、前記左右のスキッドプレートが階段の隣接する3つの突部間にわたる長さを有すると好ましい。
さらにまた、前記左右のスキッドプレートの後部を前記左右のスキッドプレートの前部に対して伸ばした伸長状態と前記左右のスキッドプレートの後部を前記左右のスキッドプレートの前部に対して縮めた縮小状態とを切り替え可能なスキッドプレート伸縮手段、又は、前記左右のスキッドプレートの前後部の底面を連続させた真直状態と前記左右のスキッドプレートの後部を前記左右のスキッドプレートの前部に対して上側に回動させた屈曲状態とを切り替え可能なスキッドプレート回動手段を備えると好ましい。
また、前記左右の前輪及び左右のスキッドプレートを左右方向の幅を小さくするように折り畳む折り畳み手段を備えると好ましい。
請求項1及び2に係る発明によれば、平地走行状態から階段昇降状態への運搬車の形態変化を容易に行うことができる。また、階段昇降時における運搬車の操作者の疲労を軽減することができる。
また、請求項3及び4に係る発明によれば、階段昇降時等における運搬車の操作者の疲労をさらに軽減することができる。
また、請求項5に係る発明によれば、階段昇降時において、運搬車の操作者が誤って手を離した場合等における運搬車の滑落を防止することができる。
また、請求項6に係る発明によれば、階段昇降時の運搬車の安定性を向上することができる。
また、請求項7に係る発明によれば、階段昇降時には運搬車の安定性を向上することができる。また、平地走行時には前記スキッドプレートが操作者の動作の妨げとなることを抑制することができる。
また、請求項8に係る発明によれば、駅の自動改札又は非常階段の昇降等左右の間隔が狭い場所の通過が容易となる。
以下において、「前」とは、手動の運搬車の操作者が当該運搬車を押して移動させる進行方向をいい、「後」とは、前記操作者が当該運搬車を引いて移動させる進行方向をいうものとする。また、「左」とは、前方に向かって左側、「右」とは、前方に向かって右側をいうものとする。
したがって、以下において「前輪」及び「後輪」という文言を用いるが、「前輪」とは、進行方向の前側の車輪を必ず意味するものではなく、操作者が運搬車を押して移動させる場合の前側(進行方向側)の車輪のことである。また、「後輪」とは、進行方向の後側の車輪を必ず意味するものではなく、操作者が運搬車を引いて移動させる場合の前側(進行方向側)の車輪のことである。
本発明を、ショッピングカート、台車、旅行用等のトランク、ベビーカー又は老人手押し車等に実際に適用するにあたっては、被運搬物を載置する籠若しくは台、トランク本体、又は、赤ちゃんを載せるシート等の適用対象により必要となる構成部品が必要になるが、以下の説明においては、これらの構成部品の説明は省略する。これらの構成部品は、以下の説明におけるフレーム又は主リンク等に取り付けることができる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る運搬車を示す説明図であり、図1(a)は平地走行状態を、図1(b)は階段昇降状態を示している。また、図2は本発明の実施の形態1に係る運搬車を示す斜視図である。さらに、図3は本発明の実施の形態1に係る運搬車の平地走行から階段昇降への形態変化の動作説明図である。図において、101は運搬車、Aは操作者、Bは平地、Cは階段を示している。なお、操作者Aの姿勢は、図1(a)では運搬車101を押して移動させている場合を、図1(b)では階段Cを降りている場合を示している。フレーム1は左右のスキッドプレート2,2を支持し、左右のスキッドプレート2,2の前端部は左右の前輪3,3を支持している。このように、左右のスキッドプレート2,2及び左右の前輪3、3は、フレーム1により支持されている。図1〜図3の構成では、左右の前輪3、3は、左右のスキッドプレート2,2を介してフレーム1により支持されているが、フレーム1により左右の前輪3、3を直接支持する構成を採用することもできる。また、左右のスキッドプレート2,2は左右の前輪3,3近傍から後方に斜め上側へ延設されている。
左右のスキッドプレート2,2を上下左右平面で切断した断面は、左右方向の幅が小さく上下方向の高さが高い形状となっている(図2参照。)。このような形状を採用したのは、左右のスキッドプレート2,2は階段昇降時に荷重を受け持つ部材であるため、上下方向の強度及び剛性並びに左右方向軸回りの曲げ剛性を高める必要があること、運搬車の左右方向の幅を小さくしやすいこと、後述する左右方向の幅を小さくするように折り畳む折り畳み手段を構成しやすいこと等によるものである。また、スキッドプレート2,2は、ポリプロピレン、ポリアセタール若しくは液晶ポリマー等のプラスチック、アルミニウム合金若しくは鋼等の金属、又は、繊維強化プラスチック若しくは繊維強化金属等の1種類又は複数種類の材料により形成することができる。ここで、スキッドプレート2,2は、必要な強度及び剛性を確保した上でなるべく軽量に、且つ、底面の耐磨耗性を高く摩擦係数を小さく形成するのが望ましい。なお、スキッドプレート2,2の下部を着脱可能として磨耗時に交換できる構造とすれば、スキッドプレート2,2の底面の磨耗時の部品交換作業が容易になる。
主リンク4は、フレーム1と連結され、フレーム1の後部からスキッドプレート2,2の前記延設方向よりもさらに斜め上側に延びている。フレーム1と主リンク4との連結は、左右方向の軸回りに回動可能とするか、あるいは固定とすることができる。フレーム1と主リンク4とを前記回動可能に連結した場合は、操作者Aの姿勢がより良くなるという利点がある反面、前記連結部の自由度により階段昇降時における運搬車の動きが不安定になりやすいという欠点がある。したがって、階段昇降時における運搬車の安定性の観点からは、フレーム1と主リンク4との連結は固定とした方がよい。
主リンク4と操作リンク5とは、操作リンク5を主リンク4に対して上下に移動可能とする操作リンク上下移動手段を構成する平行リンク6,6により連結されている。また、操作リンク5には把持部5aが形成されている。操作リンク5の下端のジョイント5bには、首振り自在なキャスターである後輪7を支持する後輪支持リンク8が連結されており、主リンク4と後輪支持リンク8とは後輪収納リンク9により連結されている。後輪支持リンク8と後輪収納リンク9とは、操作リンク上下移動手段である平行リンク6,6の動作に連動して後輪7を上下に移動させる後輪移動リンク機構を構成している。なお、後輪7の車輪は1個であってもよいし、複数個であってもよい。
左右の前輪3,3及び後輪7が接地した平地走行状態(図1(a)参照。)から左右のスキッドプレート2,2を用いる階段昇降状態(図1(b)参照。)への運搬車101の形態の変化は、操作者Aが把持部5aを持って操作リンク5を主リンク4に対して上側に移動させることにより容易に行うことができる。すなわち、このような操作リンク5の上側位置への移動により(図3の矢印E参照。)、操作リンク上下移動手段を構成する平行リンク6,6が上方に回動し、この動作に連動する後輪移動リンク機構である後輪支持リンク8と後輪収納リンク9の動作により、後輪7が左右のスキッドプレート2,2の底面の延長面よりも上側に移動する(図1(b)参照。)。したがって、左右のスキッドプレート2,2の底面を階段の突部に当てて滑らせることにより、運搬車101の階段昇降を容易に行うことができる。
この場合において、操作リンク5が主リンク4の上側に移動するため、運搬車101の上側に位置する操作者Aの姿勢が悪化することがないため(図1(b)参照。)、階段昇降時における操作者Aの疲労を軽減することができる。また、後輪収納リンク9により、後輪7は主リンク4近傍に収納されるため、操作者Aの動作の妨げとなることはない。さらに、左右のスキッドプレート2,2は、スキッドプレート2の前部2aに対して後部2bをスライドさせて引き出すことにより、スキッドプレート2の長さを伸長することができる(図1(b)の矢印D参照。)。このようなスキッドプレート伸縮手段により、階段昇降時にスキッドプレート2,2を伸長することにより、階段昇降時の運搬車101の安定性を向上することができる。さらにまた、平地走行時にはスキッドプレート2を縮小することができるため、平地走行時にスキッドプレート2,2の後部2b,2bが操作者Aの動作の妨げとなることはない。
図4及び図5はフレームと主リンクとの交差角度の調整手段の例を示す説明図である。また、図6はフレームと主リンクとの交差角度の調整手段の構造説明用斜視図である。フレーム1と主リンク4とは相対的に回動可能に左右方向の連結軸Fにより支持されている。フレーム1には略連結軸F方向に長軸を向けた長孔12,12が左右方向に形成されおり、主リンク4には丸孔4aが左右方向に形成されている。また、丸孔4aに回動可能に嵌合するボビン11には中心Gと偏心した偏心孔11aが左右方向に形成されている。ボビン11にはその側面にレバー11bが取り付けられており、このレバー11bの操作によりボビン11を主リンク4の丸孔4a内で左右方向軸回りに回動させることができる。したがって、図5中のH1及びH2間のレバー11bの操作により、主リンク4と偏心孔11aとの相対位置が変化する(図5中矢印H参照。)。また、図6に示すようにフレーム1の長孔12,12とボビン11の偏心孔11aにはボルト10aが左右方向に挿入されるため、レバー11bの操作による前記偏心孔11aの相対位置変化に伴って、主リンク4は連結軸F回りにフレーム1に対して回動する。このように、レバー11bの操作により、連結軸F回りの相対的な回動によって変化するフレーム1及び主リンク4の交差角度を容易に調整することができる。例えば、フレーム1及び主リンク4の交差角度は、図4において、図5のレバー11bの位置H1に対応するα1から図5のレバー11bの位置H2に対応するα2まで連続して調整することができる。このようなフレーム1及び主リンク4の交差角度の調整手段によれば、運搬車の操作者の体格に応じて前記交差角度を調整することにより、前記操作者の姿勢がさらに良くなるため、階段昇降時等における前記操作者の疲労をさらに軽減することができる。
また、前記交差角度の調整後においては、ボルト10a及びナット10bにより、ボビン11がフレーム1と固定される。なお、ボビン11を主リンク4と固定するように構成してもよい。すなわち、ボルト10a及びナット10bの締結により、主リンク4の丸孔4a内でのボビン11の回動が抑制される。このような構成においては、フレーム1、主リンク4又は操作リンク5等に衝撃荷重等が作用したとしても、主リンク4の丸孔4a内でボビン11が回動しない限り、フレーム1及び主リンク4の交差角度が変わることはない。したがって、前記交差角度の調整後のボルト10a及びナット10bによるボビン11の固定により、フレーム1と主リンク4とを所望の交差角度を保って確実に固定することができるため、より信頼性の高いフレーム1及び主リンク4の交差角度の調整手段を得ることができる。なお、フレーム1及び主リンク4の交差角度の再調整は、ナット10cに取り付けられたレバー10cにより操作者がボルト10aとナット10bとの締結を緩めた後、レバー11bを操作することにより行うことができる。
図7は階段昇降時における滑落防止ストッパの例を示す説明図である。滑落防止ストッパ13は、左右方向の軸回りに回動可能なジョイントIによりフレーム1に連結されており、弾性体である引張コイルばね14の復元力により、左右のスキッドプレート2,2の底面の延長面よりも下側に突出した作動状態で保持されている。把持部5aには滑落防止ストッパ13の解除手段であるレバー15が配設されており、レバー15と滑落防止ストッパ13とは操作力伝達手段であるワイヤー16により連結されている。また、ワイヤー16はガイドチューブ17によりガイドされている。この状態で、運搬車101の操作者がレバー15を引くと(図中矢印J参照。)、ワイヤー16が引かれ(図中矢印K参照。)、滑落防止ストッパ13がジョイントI回りに回動する(図中矢印L参照。)。したがって、前記操作者がレバー15を引くことにより、滑落防止ストッパ13がスキッドプレート2,2の底面の延長面よりも上側に格納された解除状態となるため、スキッドプレート2,2の底面を階段の突部に当てて滑らせることにより、運搬車101の階段昇降を容易に行うことができる。前記操作者がレバー15を引いて階段昇降を行っている状態において、前記操作者が手を離せば引張コイルばね14の復元力により滑落防止ストッパ13が前記作動状態となるため、前記操作者が誤って手を離した場合等における運搬車101の滑落を防止することができる。なお、運搬車101の重心は、滑落防止ストッパ13と前輪2,2との間にある必要がある。また、運搬車101の転倒を考慮すると、滑落防止ストッパ13は左右の前輪3,3との間隔が大きくなるようになるべく後方に配置するのが望ましい。
図8は階段昇降時における滑落防止ストッパの別の例を示す説明図である。滑落防止ストッパ13は、左右方向の軸回りに回動可能なジョイントMによりフレーム1に連結されており、弾性体である圧縮コイルばね18の復元力により、左右のスキッドプレート2,2の底面の延長面よりも下側に突出した作動状態で保持されている。主リンク4及び操作リンク5は中空に形成されており、主リンク4及び操作リンク5を連結する平行リンク6,6のジョイント6a,6a及び6b,6bは、主リンク4及び操作リンク5の外側に形成されている。したがって、主リンク4及び操作リンク5内に操作力伝達手段を挿通することができる。
把持部5aには滑落防止ストッパ13の解除手段であるレバー15が配設されている。レバー15は凹部21aを有する操作リンク5内の上部ガイド部材21と連結されており、上部ガイド部材21は操作リンク5内のワイヤー又はシャフト19の上部と連結されている。また、操作リンク5内のワイヤー又はシャフト19の下部は凹部22aを有する操作リンク5内の下部ガイド部材22と連結されている。さらに、操作リンク5内の下部ガイド部材22の凹部22aには主リンク4内のガイド部材23の凸部23aが係合しており、ガイド部材23にはワイヤー20の上部が連結されている。さらにまた、ワイヤー20の下部は滑落防止ストッパ13と連結されている。したがって、操作リンク5内の上部ガイド部材21、ワイヤー又はシャフト19及び下部ガイド部材22、並びに、主リンク4内のガイド部材23及びワイヤー20が、操作力伝達手段を構成している。
前記作動状態で、搬送車101の操作者がレバー15を引くと(図中矢印J参照。)、上部ガイド部材21を介してワイヤー又はシャフト19が引かれ、下部ガイド部材22、ガイド部材23を介してワイヤー20が引かれ(図中矢印K参照。)、滑落防止ストッパ13がジョイントM回りに回動する(図中矢印L参照。)。したがって、図7の構成と同様の動作で滑落防止ストッパ13の作動状態及び解除状態の切り替えを行うことができる。また、図8の構成は、図7の構成に比べ、滑落防止ストッパ13と左右の前輪3,3との間隔が大きいため、滑落防止をより確実に行うことができる。
図7の構成は、操作力伝達手段であるワイヤー16を主リンク4及び操作リンク5の外部を引き回しており、ワイヤー16が平行リンク6,6による操作リンク5の主リンク4に対する上下動の妨げとなる可能性がある。これに対して図8の構成によれば、操作力伝達手段が操作リンク5及び主リンク4内を通るため、前記上下動の妨げとはならない。
また、単純にワイヤーのみを操作リンク5及び主リンク4の内部を挿通することも考えられるが、操作リンク5は主リンク4に対して上下動するため、ワイヤーに急角度の曲げが生じること等により好ましくない。これに対して図8の構成によれば、操作リンク5及び主リンク4間の操作力の伝達を、操作リンク5内の下部ガイド部材22及び主リンク4内のガイド部材23により実現しているため、前記急角度の曲げがワイヤーに生じることはなく、操作力伝達手段の信頼性を向上することができる。
図9はスキッドプレート伸縮手段の例を示す説明図である。スキッドプレート2の後部2bには長孔24が形成されており、この長孔24にスキッドプレート2の前部2aに固定されたガイド部材25が係合する。したがって、ガイド部材25をガイドとして、スキッドプレート2の後部2bを前部2aに対して伸ばした伸長状態と、スキッドプレート2の後部2bを前部2aに対して縮めた縮小状態とを容易に切り替えることができる(図中矢印D参照。)。このようなスキッドプレート伸縮手段により、前記のとおり、階段昇降時には前記伸長状態とすることにより運搬車101の安定性を向上することができ、平地走行時には前記縮小状態とすることにより前記操作者の動作の妨げとなることを抑制することができる。
また、図9のスキッドプレート伸縮手段の例においては、階段Cの昇降時にスキッドプレート2が階段Cの隣接する3つの突部CR,CR,CR間にわたる長さを有する場合を示している。このように、スキッドプレート2の長さを階段の隣接する3つの突部間にわたる長さ以上とすれば、少なくとも階段の隣接する2つの突部に必ずスキッドプレートの底面が接した状態で階段昇降を行うことができるため、階段昇降時の運搬車101の安定性をさらに向上することができる。
図10はスキッドプレート回動手段の例を示す説明図である。スキッドプレート2の前部2aと後部2bとはジョイントOにより連結されている。したがって、スキッドプレート2の前部2aの底面及び後部2bの底面とを連続させた真直状態と、スキッドプレート2の後部2bをジョイントO回りに前部2aに対して上側に回動させて折り曲げた屈曲状態とを切り替えることができる。このようなスキッドプレート回動手段によっても、前記スキッドプレート伸縮手段による場合と同様の作用効果を奏する。すなわち、階段昇降時には前記真直状態とすることにより運搬車101の安定性を向上することができ、平地走行時には前記屈曲状態とすることにより前記操作者の動作の妨げとなることを抑制することができる。なお、前記真直状態では、図示しないラチェット機構又はボルト等により、スキッドプレート2の前部2a及び後部2bは固定されている。
図11は左右の前輪及びスキッドプレートを左右方向の幅を小さくするように折り畳む折り畳み手段の例を示す説明図である。左右のスキッドプレート2,2を支持するフレーム1の支持部材1a,1a・・・の両端にはヒンジ部材1b,1bが配設されている。したがって、図示しないラチェット機構等により支持部材1a,1a・・・を左右方向位置に固定した図2の状態から、前記ラチェット機構等による固定を解除して支持部材1a,1a・・・を前方に折り畳んだ図11の状態とすることができる。このような折り畳み手段により運搬車101の左右の前輪3,3及びスキッドプレート2,2を左右方向の幅を小さくするように折り畳むことにより、駅の自動改札又は非常階段の昇降等左右の間隔が狭い場所の通過が容易となる。
実施の形態2.
図12は本発明の実施の形態2に係る運搬車を示す説明図であり、図12(a)は平地走行状態を、図12(b)は階段昇降状態を示している。また、図13は本発明の実施の形態2に係る運搬車の断面図であり、図13(a)は図12のX−X断面を、図13(b)は図12のY−Y断面を示している。さらに、図14は本発明の実施の形態2に係る運搬車の平地走行と階段昇降との形態変化動作を示す図である。図12及び図14において、実施の形態1の図1〜図3と同一符号は同一又は相当部分を示している。実施の形態2に係る運搬車102と実施の形態1に係る運搬車101とは、操作リンクを主リンクに対して上下に移動可能とする操作リンク上下移動手段の構成が異なるものである。すなわち、実施の形態1に係る運搬車101では、操作リンク5を主リンク4に対して上下に移動可能とする操作リンク上下移動手段を平行リンク6,6により構成しているが、実施の形態2に係る運搬車102では、操作リンク27を主リンク26に対して上下に移動可能とする操作リンク上下移動手段をリニアガイドにより構成している。
以下において、リニアガイドによる操作リンク上下移動手段について説明する。主リンク26と操作リンク27とは中空に形成されており、鉤状係合部26a,26a及び27a,27aがそれぞれ形成されている。したがって、鉤状係合部26a及び27aが係合することにより(図13(a)参照。)、操作リンク27が主リンク26に対してスライド可能となっている(図14の矢印P参照。)。ここで、鉤状係合部26a,26aは例えばアルミニウムの引き抜き加工等により主リンク26と一体に成形されている。同様に、鉤状係合部27a,27aは例えばアルミニウムの引き抜き加工等により操作リンク27と一体に成形されている。また、操作リンク27内にはガイド部材28が配設されており、このガイド部材28の雌ねじ28aに主リンク26内からボルト29が螺合している。なお、ガイド部材28及びボルト29は、操作リンク27が主リンク26に対してスライド可能な範囲で螺合している。したがって、主リンク26と操作リンク27とは、鉤状係合部26a及び27aの係合並びにガイド部材28をガイドとして上下に相対移動可能に構成されている。すなわち、鉤状係合部26a,26a及び27a,27a並びにガイド部材28及びボルト29が、主リンク26及び操作リンク27間に配設された操作リンク上下移動手段であるリニアガイドとなっている。このように鉤状係合部26a及び27aの他にガイド部材28及びボルト29も用いるのは、主リンク26及び操作リンク27を引き剥がす方向の強度向上のためである。ガイド部材28及びボルト29により、前記リニアガイドによる操作リンク上下移動手段の信頼性及び安全性を高めることができる。
図12の(a)の状態では、図13(b)のように圧縮コイルばね30aにより主リンク26方向へ付勢されたプランジャー30が主リンク26に形成された孔26bに係合している(図13(b)参照。)。したがって、この状態では、前記上下方向の相対移動(図12(a)の矢印P参照。)ができないように操作リンク27は主リンク26に固定されている。この状態で、レバー31により前記プランジャー30の主リンク26の孔26bへの係合を解除すれば、前記上下方向の相対移動が可能となり、運搬車102の操車者が把持部27bを持って操作リンク27を主リンク26に対して上側に移動させることにより(図12(b)の矢印Q参照。)、階段昇降状態への運搬車102の形態変化を容易に行うことができる(図12(b)参照。)。なお、後輪移動リンク機構を構成する後輪支持リンク8と後輪収納リンク9の動作等は実施の形態1と同様である。
本発明の実施の形態1に係る運搬車を示す説明図である。(a)は平地走行状態を、(b)は階段昇降状態を示している。 本発明の実施の形態1に係る運搬車を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る運搬車の平地走行から階段昇降への形態変化の動作説明図である。 フレームと主リンクとの交差角度の調整手段の例を示す説明図である。 フレームと主リンクとの交差角度の調整手段の例を示す説明図である。 フレームと主リンクとの交差角度の調整手段の構造説明用斜視図である。 階段昇降時における滑落防止ストッパの例を示す説明図である。 階段昇降時における滑落防止ストッパの例を示す説明図である。 スキッドプレート伸縮手段の例を示す説明図である。 スキッドプレート回動手段の例を示す説明図である。 左右の前輪及びスキッドプレートを左右方向の幅を小さくするように折り畳む折り畳み手段の例を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係る運搬車を示す説明図である。(a)は平地走行状態を、(b)は階段昇降状態を示している。 本発明の実施の形態2に係る運搬車の断面図であり。(a)は図12のX−X断面を、(b)は図12のY−Y断面を示している。 本発明の実施の形態2に係る運搬車の平地走行と階段昇降との形態変化動作を示す図である。
符号の説明
1 フレーム 1a 支持部材
1b ヒンジ部材 2 スキッドプレート
2a スキッドプレートの前部 2b スキッドプレートの後部
3 前輪 4 主リンク
4a 丸孔 5 操作リンク
5a 把持部 5b ジョイント
6 平行リンク 6a ジョイント
6b ジョイント 7 後輪
8 後輪支持リンク 9 後輪収納リンク
10 ボルト 10b ナット
10c レバー 11 ボビン
11a 偏心孔 11b レバー
12 長孔 13 滑落防止ストッパ
14 引張コイルばね 15 レバー
16 ワイヤー 17 ガイドチューブ
18 圧縮コイルばね 19 ワイヤー又はシャフト
20 ワイヤー 21 上部ガイド部材
21a 凹部 22 下部ガイド部材
22a 凹部 23 ガイド部材
23a 凸部 24 長孔
25 ガイド部材 26 主リンク
26a 鉤状係合部 26b 孔
27 操作リンク 27a 鉤状係合部
27b 把持部 28 ガイド部材
28a 雌ねじ 29 ボルト
30 プランジャー 30a 圧縮コイルばね
31 レバー 101,102 運搬車
α1,α2 フレームと主リンクとの交差角度

Claims (8)

  1. 左右の前輪と少なくとも1個の後輪と、
    前記左右の前輪近傍から後方に斜め上側へ延設された左右のスキッドプレートと、
    前記左右の前輪及び左右のスキッドプレートを支持するフレームと、
    このフレームと連結され、前記フレームの後部から前記スキッドプレートの延設方向よりもさらに斜め上側に延びる主リンクと、
    把持部を有する操作リンクと、
    この操作リンクを前記主リンクに対して上下に移動可能とする操作リンク上下移動手段と、
    この操作リンク上下移動手段の動作に連動して前記後輪を上下に移動させる後輪移動リンク機構とを備え、
    前記操作リンクの上側位置への移動に連動する前記後輪移動リンク機構の動作により、前記後輪を前記左右のスキッドプレートの底面の延長面よりも上側に移動させることを特徴とする運搬車。
  2. 前記操作リンク上下移動手段が、前記主リンク及び操作リンク間に配設された平行リンク又はリニアガイドである請求項1記載の運搬車。
  3. 前記フレームと前記主リンクとを相対的に回動可能に左右方向の連結軸により支持すると共に、この連結軸回りの相対的な回動によって変化する前記フレーム及び主リンクの交差角度の調整手段を備えた請求項1又は2記載の運搬車。
  4. 前記交差角度の調整手段が、前記フレームに左右方向に形成された、略前記連結軸方向に長軸を向けた長孔、前記主リンクに左右方向に形成された丸孔、この丸孔に回動可能に嵌合するボビン、このボビンに左右方向に形成された、前記丸孔の中心と偏心した偏心孔、前記ボビンに取り付けられた、前記ボビンを前記主リンクの丸孔内で左右方向軸回りに回動させるレバー、前記フレームの長孔と前記ボビンの偏心孔に左右方向に挿入されるボルト、及び、このボルトと螺合して前記ボビンの前記丸孔内での回動を抑制するナットである請求項3記載の運搬車。
  5. 前記左右のスキッドプレートの底面の延長面よりも下側に突出した作動状態、及び、前記左右のスキッドプレートの底面の延長面よりも上側に格納した解除状態となる滑落防止ストッパと、
    この滑落防止ストッパを前記作動状態で保持する弾性体と、
    前記操作リンクの把持部に設けた、前記滑落防止ストッパの解除手段と、
    この解除手段の操作による操作力を伝達して前記滑落防止ストッパを前記解除状態とする操作力伝達手段とを備えた請求項1〜4のいずれかに記載の運搬車。
  6. 前記左右のスキッドプレートが階段の隣接する3つの突部間にわたる長さを有する請求項1〜5のいずれかに記載の運搬車。
  7. 前記左右のスキッドプレートの後部を前記左右のスキッドプレートの前部に対して伸ばした伸長状態と前記左右のスキッドプレートの後部を前記左右のスキッドプレートの前部に対して縮めた縮小状態とを切り替え可能なスキッドプレート伸縮手段、又は、前記左右のスキッドプレートの前後部の底面を連続させた真直状態と前記左右のスキッドプレートの後部を前記左右のスキッドプレートの前部に対して上側に回動させた屈曲状態とを切り替え可能なスキッドプレート回動手段を備えた請求項1〜6のいずれかに記載の運搬車。
  8. 前記左右の前輪及び左右のスキッドプレートを左右方向の幅を小さくするように折り畳む折り畳み手段を備えた請求項1〜7のいずれかに記載の運搬車。
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JP2011225184A (ja) * 2010-04-22 2011-11-10 Takano Co Ltd 福祉機器の接地部材跳ね上げ機構およびこれを組み込んだキャリーカート
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CN111845906A (zh) * 2020-07-07 2020-10-30 张汉军 四连杆摆动式连杆车轮机构的爬楼平地两用车

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