JP2005074660A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数のノズル列、他ノズルを備えた記録ヘッドを用いて記録を行う記録装置において、記録装置が有するプリントバッファのメモリ容量を削減する。
【解決手段】 複数の領域に分割されたプリントバッファと、その各領域に対応して、プリントバッファに格納する色を識別する識別情報を保持するレジスタと、プリントバッファに格納する格納手段と、プリントバッファから記録データを読み出す読み出し手段と、レジスタの情報に対応して、読み出し手段は、記録データを読み出し、記録ヘッドに転送する。
【選択図】 図1
【解決手段】 複数の領域に分割されたプリントバッファと、その各領域に対応して、プリントバッファに格納する色を識別する識別情報を保持するレジスタと、プリントバッファに格納する格納手段と、プリントバッファから記録データを読み出す読み出し手段と、レジスタの情報に対応して、読み出し手段は、記録データを読み出し、記録ヘッドに転送する。
【選択図】 図1
Description
本発明は記憶装置に関するものである。
記録装置(例えばシリアルタイプのプリンタ)は、小型かつ低価格な構成が可能なプリンタとして広く普及している。特にインクジェットプリンタはシリアルプリンタの中でも静粛かつ高速な印字が可能なプリンタとして近年は目覚ましい発展を遂げ諸性能の向上が計られている。例えば印字速度に関してはヘッドを搭載したキャリッジの走査速度の高速化等によって速度向上が達成されてきた。一方、画像解像度を上げることによる画像の精細化等の技術により、印字品位も著しく向上している。
そして、最近では、印字速度と印字品位をより高度なレベルで両立させることが求められるようになっている。上で挙げた以外の印字速度を向上させる手段としてノズル数の増加が挙げられる。ノズル数を増やすことで1スキャンあたりの印字領域が広がる為、印字速度の向上が実現される。
印字品位を向上させる手段としては、インクの色数の増加が挙げられる。一般的にインクジェットプリンタで用いられてる色はブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色であるが、階調性を出すために薄めた色であるライトシアン、ライトマゼンタを用いているものもある。また、色域を広げるために更にその他の色を追加することも考えられ、実現されている。色数の増加はすなわちノズル数の増加であり、結果的にノズル数は更に増加することになる。
特開2002−254623号
次にプリントバッファについて説明する。プリントバッファとは記録ヘッドに出力するインクに対応した記録データを格納するもので、プリンタの記憶手段(メモリ)に設けられている。記録ヘッドの各ノズルをヒートするか否かのデータのデータを格納することから、ノズル数に比例して大きなメモリ容量が必要となる。また、インクの色数が増えれば図2に示すように、色数が10であれば、10色分の領域を確保する必要がでてくる。つまり、その色数が増えれば、それだけメモリ容量が必要となる。そして、このようにメモリ容量が増えれば、コストアップの要因となってしまう。
そこで、本発明では上記課題を解決するために、より少ないメモリ容量で色数の増加に対応することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するため、本発明の記録装置は、Nノズル列を有する記録ヘッドを用いて、1回の走査記録にてM色で記録を行う記録装置であって、前記M色の記録データを格納するためのM分割された領域を備えたプリントバッファと、前記M個の領域に対応して、プリントバッファに格納する色を識別する識別情報を保持するレジスタと、前記プリントバッファに格納する記録データ格納手段と、前記レジスタの情報に対応して、前記プリントバッファに格納されている記録データを読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段で読み出した記録データを記録ヘッドへ転送する転送手段と、走査記録毎に、前記レジスタに前記識別情報を設定する設定手段とを備える。
以上、説明したように本発明によれば、記録装置がもつ色数より少ない色分のプリントバッファ容量で処理を行うことができ、メモリ容量を節約できる。これにより、色数を増やすことが可能となり、コストアップが少ない条件で画質の高品位化を図ることができる。
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素、プログラムモジュール等の相対配置、解像度等の数値などについては特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[実施の形態]
本発明に係る記録装置の第1の実施形態としてのプリンタについて説明する。図1は本発明を実施したプリンタの制御回路の主要構成を示すブロック図である。図1において1はCPU、2はROM、3はUSBインターフェース、4はプリンタコントロールIC(PC)、5はRAM、6は印字ヘッドである。7は転送回路(TC)である。
本発明に係る記録装置の第1の実施形態としてのプリンタについて説明する。図1は本発明を実施したプリンタの制御回路の主要構成を示すブロック図である。図1において1はCPU、2はROM、3はUSBインターフェース、4はプリンタコントロールIC(PC)、5はRAM、6は印字ヘッドである。7は転送回路(TC)である。
CPU1はプリンタの動作全般を制御するもので、プログラムを実行するプロセッサ部の他にタイマー機能、入出力ポート等を内蔵する。ROM2はCPU1が実行するプログラムや制御に必要な各種データ等を格納している。USBインターフェース3はコンピュータ等のホストシステムに接続され、印字データやコマンドを受信する。ASIC(プリンタコントロールIC)4はCPU1からの指示の基づいてUSBインターフェース3、RAM5、印字ヘッド6を制御する。またプリンタコントロールIC4は転送回路7を内蔵する。
RAM5はバス幅16ビットのRAMであり、受信データや画像データ等の格納に使用される。印字ヘッド6は各色512個の吐出口が配列し、1本の吐出口列(ノズル列)が構成される。この吐出口の配列方向は、被記録媒体(印字用紙)の搬送方向と略等しい。
このノズル列が10本、記録ヘッドの走査方向に配置されている。このノズル列からは各色のインクが吐出する。このインクジェットノズルが1200分の1インチ間隔で配列されたインクジェットヘッドであり、印字用紙に対して搬送方向とは異なる方向に走査しながらインク滴を噴射して印字用紙上への記録を行う。ただし、1スキャン中において同時に使用するのは10色のうち最大8色が記録可能である。いいかえると、10ノズル列のうち、最大8ノズル列を選択して、そのノズル列の各吐出口からインクを吐出して、記録を行うことが出来る。
USBインターフェース3によって受信されたデータは、プリンタコントロールIC4内の受信レジスタに一時的に格納された後、RAM5内に設定された受信バッファ領域に格納される。CPU1は受信バッファ内にデータが格納されているかどうかを調べ、格納されていれば受信データの解析を行い、圧縮されているデータの展開等を行って作成した画像データをRAM5内に設定された編集バッファ領域に展開する。
転送回路7は編集バッファのデータをRAM5内に設定されたプリントバッファに転送する。
図7(a)は記録ヘッドのノズル列の配置を説明する図である。記録ヘッドは、10本のノズル列を備え、色数が10色である(1本のノズル列は1色に対応している)。矢印Aは記録ヘッドの走査方向、矢印Bは印字用紙の搬送方向である。
ここで、10本のノズル列のうち、記録ヘッドの1走査記録で使われるのは、8本のノズル列である。例えば、1度の走査記録において、シアンのインクとライトシアンのインクにより記録がなされる場合には、ダークシアンのインクによる記録はなされない。同様のことが、マゼンタやイエローについてもいえる。
図3に示すようにプリントバッファ領域(Color−0、Color−1、Color−2、Color−3、Color−4、Color−5、Color−6、Color−7)は8色分の領域をもつ。そして、各領域は、16カラム分の領域を有する。この8色分の領域を1単位(1面)とすると、実際のプリンタでは、このプリントバッファを2単位(2面)備え、一方のプリントバッファ(例えばバッファ1)に格記録データが格納されている間、一方のプリントバッファ(バッファ2)から記録データの読み出しが行われている。このように、バッファ1とバッファ2に対して、交互に書き込みが行われる。同様に、バッファ1とバッファ2に対して、交互に読み出し処理が行われる。
図4(b)に示すようにそのプリントバッファ領域(Color−0、Color−1、Color−2、Color−3、Color−4、Color−5、Color−6、Color−7)のそれぞれに対応するレジスタを設け、10色分の色コード(0000b、0001b、0010b、0011b、0100b、0101b、0110b、0111b、1000b、1001b)のいずれかが、各レジスタに割当てられる。そして、その設定は、スキャン毎に行われる。
図4(b)は第1主走査(第1スキャン)の記録のレジスタの設定と第2主走査(第2スキャン)の記録のレジスタの設定を示す。例えば、Color−5の領域に着目すると、設定されている色コードより、1主走査目は、ライトシアンの色データが格納されていることを示す。そして、2主走査目は、ダークシアンの色データが格納されていることを示す。
このように、プリントバッファに対応したレジスタに色コードを設定すれば、所望の領域に記録データを格納することができる。以上のような構成によって、記録ヘッドが備えた最大の色数(10色分)よりも、少ないプリントバッファ領域(8色分)で記録動作を行うことができ、RAM容量を2色分減らすことができる。
図6は、プリントバッファに格納されている記録データを、記録ヘッドへ転送する様子を説明する図である。601はプリントバッファに記録データを格納するためのデータ格納ブロックである。602はプリントバッファである。603は、プリントバッファから記録データを読み出すためのデータ読み出しブロックである。この読み出しブロックには、読み出したデータを、色コードに対応したノズル列に転送する転送手段を備えており、読み出しブロック603で読み出した記録データを記録ヘッド606に転送する。このように、10ノズル列のうちの8ノズル列が選択されて、8色分のデータが転送される。
なお、信号線604は、プリントバッファに格納されている情報(どのバッファに何色のデータが格納されているかを示す情報)を伝えるためのデータラインである。この情報は、例えばバッファに格納するデータ種類が決まった時にデータ格納ブロック601から読み出しブロック603に転送される。なお、この情報を伝えるタイミングは、上記のタイミングの他に、プリントバッファにデータが8色分のデータすべて格納された時、あるいは、格納されているデータの読み出しを開始する前でも構わない。
信号線605は、いわゆるヒートウインドウのタイミング信号である。この信号線605は、各ノズル列ごとに独立しており、この信号線が有効になっているタイミングにおいて、ノズル列からインクが吐出される。このタイミングにより、所望のカラム位置(例えば、10カラムから1210カラム)に記録をすることができる。
なお、ホストコンピューターから送られたデータはDRAMに設けられた受信バッファに格納され、不図示のインデックス変換回路、HV変換回路にて、変換されてSRAMに設けられたプリントバッファ602に格納される。
この信号線604により、読み出しブロックは、所望の色データがプリントバッファのどの領域(アドレス)に格納されているかを知ることができる。例えば図4(b)を用いて説明すると、ライトシアン(LigthCyan)のデータが、Color−5に格納されていることがわかるのである。これにより、Color−5に格納されているライトシアン(LigthCyan)のデータを記録ヘッドのライトシアンのノズル列(各ノズル)に転送することができる。
以上、本願発明について説明したが、8色分の記録を行う場合に限定せず、他の色数での記録を行う場合にも適用できる。例えば、6色分の記録を行う場合、図5に示すように使用しない領域には1111bと設定する。これは未使用領域のコードであり、そうすることによって、色数が8色より少ない記録ヘッドでも同じ回路を用いることができる。
また、8色分の領域をもつプリントバッファにおいて。各領域は、16カラム分の領域を有するが、この値に限定するものではない。
また、10ノズル列を有するが、特定の色については、2ノズル列にて記録する場合にも適用できる。例えば、図7(b)のように、シアンやマゼンタの色については、2ノズル列を割当てる。この構成により、両方向記録(両方向印字)を行う場合に、一方の向きに記録ヘッドが走査して記録する場合には、例えば、図の左側の2列を用いて、シアンとマゼンタ記録を行い、他方の向きに走査する場合には、図の右側の2列を用いて、シアンとマゼンタ記録を行う。このような制御を行うことで、紙面上でのインクの着弾順序の順序を等しくできる。
なお、信号線604にて転送されるプリントバッファに格納されている情報(どのバッファに何色のデータが格納されているかを示す情報)の転送のタイミングは、16カラム単位のデータ転送のタイミングと同期していることについて述べたが、言い換えると、1主走査の途中で、16カラム単位で、8色分のデータのうち例えば、1色を他の色に変更することも可能となる。例えば、図4(b)において、1スキャン目の途中で、Color−5に格納するデータを、ライトシアンからダークシアンのデータに変更する。記録するデータの内容にもよるが、このような記録データの処理も可能となる。
1 CPU
2 ROM
4 ASIC
5 RAM
6 記録ヘッド(HEAD)
601 データ格納ブロック
602 プリントバッファ
603 データ読み出しブロック
2 ROM
4 ASIC
5 RAM
6 記録ヘッド(HEAD)
601 データ格納ブロック
602 プリントバッファ
603 データ読み出しブロック
Claims (2)
- Nノズル列を有する記録ヘッドを用いて、1回の走査記録にてM色で記録を行う記録装置であって、
前記M色の記録データを格納するためのM分割された領域を備えたプリントバッファと、
前記M個の領域に対応して、プリントバッファに格納する色を識別する識別情報を保持するレジスタと、
前記プリントバッファに格納する記録データ格納手段と、
前記レジスタの情報に対応して、前記プリントバッファに格納されている記録データを読み出す読み出し手段と、
前記読み出し手段で読み出した記録データを記録ヘッドへ転送する転送手段と、
プリントバッファへのアクセスするタイミングに同期して、前記レジスタに前記識別情報を設定する設定手段とを備えることを特徴とする記録装置。 - 前記Mと前記Nは、M<Nであることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003304621A JP2005074660A (ja) | 2003-08-28 | 2003-08-28 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003304621A JP2005074660A (ja) | 2003-08-28 | 2003-08-28 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005074660A true JP2005074660A (ja) | 2005-03-24 |
Family
ID=34408262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003304621A Withdrawn JP2005074660A (ja) | 2003-08-28 | 2003-08-28 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005074660A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009226639A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Seiko Epson Corp | 制御装置 |
-
2003
- 2003-08-28 JP JP2003304621A patent/JP2005074660A/ja not_active Withdrawn
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JP2009226639A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Seiko Epson Corp | 制御装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061107 |