JP2005074013A - ゴルフスウィング分類方法、ゴルフスウィング分類装置およびゴルフクラブ - Google Patents

ゴルフスウィング分類方法、ゴルフスウィング分類装置およびゴルフクラブ Download PDF

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Abstract

【課題】ゴルファによるゴルフスウィングに関し、ゴルフクラブヘッドのヘッドスピードの違いの他に、ゴルフスウィング自体の違いを明確にしてゴルファのゴルフスウィングを分類する。
【解決手段】ゴルフスウィング中のゴルフクラブのグリップ部20の位置とゴルフクラブのゴルフクラブシャフト19の向きを測定し、ゴルファの正面から見たときのグリップ部20の位置とゴルフクラブシャフト19の向きを表した平面上において、ゴルフスウィングのフォロースルー時にゴルフクラブシャフト19が地面に対して水平方向を向くときのグリップ部20の位置を求め、この位置を通る水平方向に平行な直線を基準線lとし、フォロースルー直前にゴルフクラブシャフト19が水平方向と直交する方向に向く時のグリップ部20の、基準線lからの距離を、I−F長さとして算出し、このI−F長を用いてゴルフスウィングを分類する。
【選択図】図5

Description

本発明は、ゴルファがゴルフクラブを把持して行うゴルフスウィングを分類するゴルフスウィング分類方法、この方法を実施するゴルフスウィング分類装置およびゴルフクラブに関する。
多くのゴルファは、ゴルフボールの飛びの方向を正確にかつ安定させ、さらに、飛距離を長くするために、市場に提供されている多数のゴルフクラブの中から自分に適したゴルフクラブを探し出し購入しようとする。例えば、実際にゴルフボールを試打して打ち易いか否か、また、試打したゴルフボールの飛距離の程度を購入における判断材料とする。しかし、ゴルフボールの試打によって打ち易いか否かをゴルファが判断することはきわめて困難な場合が多い。
これに対して、ゴルフ製造業者は、ゴルファをいくつかのタイプに分類して、各タイプに適したゴルフクラブを提供している。
例えば、本出願人は、ゴルフクラブを把持してゴルフスウィングを行ったときのゴルフクラブヘッドのヘッドスピードを測定し、このヘッドスピードに適したゴルフクラブを購入することをゴルファに勧めている。この方法では、ヘッドスピードの違いによりゴルファを分類することで、ゴルファに対してある程度適正なゴルフクラブを提供することができる。
しかし、近年、ゴルフクラブを選択する際のゴルファの要求も細かなものとなっている。また、ゴルフクラブヘッドの大型化および長尺化の影響により、ゴルフクラブヘッドのヘッドスピードのみを用いて、必ずしもゴルファのゴルフスウィングに最適なゴルフクラブを提供することができない場合も生じるようになってきた。
また、今日、ゴルフクラブヘッドのヘッドスピードの違いのみならず、ゴルフスウィング自体の違いに基づいて最適なゴルフクラブを提供することが強く望まれている。
そこで、本発明は、上記従来技術の問題点を解消するために、ゴルファによるゴルフスウィングに関し、ゴルフクラブヘッドのヘッドスピードの違いの他に、ゴルフスウィング自体の違いを明確にしてゴルファのゴルフスウィングを分類するゴルフスウィング分類方法、および、この方法を実施するゴルフスウィング分類装置、および、ゴルファのゴルフスウィングに適したゴルフクラブを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ゴルフクラブを把持してゴルファが行うゴルフスウィングを分類する方法であって、ゴルフスウィング中のゴルフクラブのグリップ部の位置とこの位置に対応したゴルフクラブシャフトの向きを測定する測定ステップと、前記ゴルファの正面または正面上方から見たときの前記グリップ部の位置とこの位置におけるゴルフクラブシャフトの向きを表した投影面において、ゴルフスウィングのフォロースルー時にゴルフクラブシャフトが地面に対して水平方向を向くときの前記グリップ部の位置を求め、この位置を通る前記水平方向に平行な直線を基準線とし、前記フォロースルー直前にゴルフクラブシャフトが前記水平方向と直交する方向に向く時の前記グリップ部の位置の、前記基準線からの距離を算出する算出ステップと、前記距離を用いてゴルフスウィングを分類する分類ステップと、を有することを特徴とするゴルフスウィング分類方法を提供する。
ここで、前記測定ステップは、ゴルフクラブヘッドのヘッドスピードを同時に測定し、
前記分類ステップは、前記ヘッドスピードと前記距離とを用いてゴルフスウィングを分類するのが好ましい。
また、本発明は、ゴルフクラブを把持してゴルファが行うゴルフスウィングを分類するゴルフスウィング分類装置であって、ゴルフスウィング中のゴルフクラブのグリップ部の位置とこの位置に対応したゴルフクラブシャフトの向きを測定する測定手段と、前記ゴルファの正面または正面上方から見たときの前記グリップ部の位置とこの位置におけるゴルフクラブシャフトの向きを表した投影面において、ゴルフスウィングのフォロースルー時にゴルフクラブシャフトが地面に対して水平方向を向くときの前記グリップ部の位置求め、この位置を通る前記水平方向に平行な直線を基準線とし、前記フォロースルー直前にゴルフクラブシャフトが前記水平方向と直交する方向に向く時の前記グリップ部の位置の、前記基準線からの距離を算出する算出手段と、前記距離を用いてゴルフスウィングを分類し評価する評価手段と、を有することを特徴とするゴルフスウィング分類装置を提供する。
また、本発明は、前記ゴルフスウィング分類方法で用いる前記距離を分類パラメータとして用いて、ゴルフスウィングのタイプ別に区分けされたことを特徴とするゴルフクラブを提供する。
本発明によれば、後述するように、I−F長を算出し、これを用いてゴルフスウィングを分類するので、ゴルフクラブヘッドのヘッドスピードの違いの他に、ゴルフスウィング自体の違いを明確にしてゴルファのゴルフスウィングを分類することができる。
以下、本発明のゴルフスウィング分類方法、ゴルフスウィング分類装置およびゴルフクラブについて、添付の図面に示される好適実施例を基に詳細に説明する。
本発明のゴルフスウィング分類方法を実施する本発明のゴルフスウィング分類装置を添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、以下に詳細に説明する。
図1は、ゴルフスウィング分類装置10を用いて、ゴルファGのゴルフスウィングの分類を行う際の、装置の概略の構成を示している。
ゴルフスウィング分類装置10は、ゴルフスウィング中のゴルフクラブ18のグリップ部20の位置とこの位置に対応した、ゴルフクラブのゴルフクラブシャフト19の向き(グリップ部20の向き)を測定する測定装置12を有する。
測定装置12は、ゴルフクラブ18のグリップ部20を把持して行うゴルフスウィング中のグリップ部20の移動範囲内に、強さと方向が既知の分布を持つ磁場を形成するトランスミッタ12aと、グリップ部20の端部に固定され、磁場を感知することにより、基準位置に対する3次元位置とオイラー角の情報を含んだ信号を出力するレシーバ(磁気センサ)12bと、この信号に基づいてグリップ部20の3次元位置(x,y,z)の時系列データとグリップ部のオイラー角(θ、θ、θ)の時系列データとを生成するコントローラ12cとを有する。
すなわち、測定装置12は、図1に示すように、ゴルフスウィングするゴルファの背後に配置固定したトランスミッタ12aから3種類の所定の磁場を次々に発生させ、一方、移動および回転するグリップ部20に固定されたレシーバ12bが、トランスミッタ12aによって作られる3種類の磁場内の位置および向きに対応して磁気を感知して合計9つの出力電圧を出力し、この出力電圧からコントローラ12cにおいてデータ処理がなされてレシーバ12bの3次元位置と向き(オイラー角)のデータを得ることができる装置である。
このような測定装置12を説明すると、図2に示されるように、所定の磁場を形成するトランスミッタ12aと、この磁場の強さや方向に応じて3軸方向の出力電圧を発生するレシーバ12bと、コントローラ12cとを有して構成される。
コントローラ12cは、トランスミッタ12aに所定の3種類の磁場を順次発生する駆動信号を生成するとともに、レシーバ12bから出力された信号を検出し、検出された信号よりデータ処理を行って、所定の位置、例えばトランスミッタ12aの位置を基準位置とし、お互いに直交する3軸X,Y,Zを基準とする3次元位置座標(x,y,z)と、所定の基準方向、例えばX,Y,Z座標軸方向に対するレシーバ12bの向きを表す姿勢角度、すなわちヨー角、ピッチ角およびロール角(以降では、オイラー角(θ,θ,θ)と表す)の時系列データを演算して出力する。
トランスミッタ12aおよびレシーバ12bは、図2に示されるように、お互いに直交する3軸方向に各々ループ状に巻かれた3つのコイルによって構成され、トランスミッタ12aは、ゴルフスウィングするゴルファの後方に固定配置され、レシーバ12bは、ゴルフクラブ18のグリップ部20の端部に固定される。
コントローラ12cは、3種類の磁場を順次発生する駆動信号を生成する駆動回路12dと、レシーバ12bからの出力された信号を検出する検出回路12eと、駆動回路12dおよび検出回路12eの制御を行い、検出回路12eから送られる信号よりレシーバ12bの3次元位置とオイラー角を求める制御ユニット12fによって構成される。トランスミッタ12aは駆動回路12dに、レシーバ12bは検出回路12eに、各々接続される。
測定装置12は、以上のように構成される。なお、グリップ部20に固定したレシーバ12bの基準位置に対する3次元位置座標(x,y,z)と基準方向に対するオイラー角(θ,θ,θ)の時系列データは以下のようにして得られる。
図2に示すように、駆動回路12dは、制御ユニット12fの指令信号にしたがって、周波数と位相が常時一定の同一信号を出力し、トランスミッタ12aの3軸方向に巻かれた3つのループ状コイルを順次励磁する。各ループ状コイルは、励磁のたびに各々異なる磁場を発生し、この磁場に基づいてレシーバ12bの3軸方向に巻かれた3つのループ状コイルに各々独立な電圧を発生させる。この電圧は、トランスミッタ12aの3つのループ状コイルによって励磁される3つの磁場それぞれに応じて、レシーバ12bの3つのループ状コイルに発生する3つの独立した電圧であるため、合計9個(3×3個)の電圧が得られる。
一方、磁場を形成させるトランスミッタ12aが所定の位置に固定設置されているので、発生する磁場の強さと方向に関する分布はトランスミッタ12aの設置された基準位置および、基準方向に対して既知となる。そこで、この形成された磁場によって生じる9つの電圧を用いることによって、上記基準位置に対するレシーバ12bの3次元位置座標(x,y,z)と上記基準方向に対するオイラー角(θ,θ,θ)の6つの未知数を求めることができる。
コントローラ12cの制御ユニット12fは、検出回路12eから送られてきた9つの電圧を用いて、3次元位置座標(x,y,z)とオイラー角(θ,θ,θ)のデータを演算して求める。
3次元位置計測装置12で得られた3次元位置座標(x,y,z)とオイラー角(θ,θ,θ)は、データ処理部であるコンピュータ14に供給される。
なお、本実施例では、レシーバ12bは、図2に示されるように、お互いに直交する3軸方向に向いてコイルがループ状に巻かれているので、この3軸方向の向きの一つをゴルフクラブシャフト19の軸方向に合わせ、さらに、残りの2軸方向のうちの1つをゴルフクラブの打撃方向に合わせるように、レシーバ12bの方向を定めてゴルフクラブ18のグリップ部20の端部に固定される。
このような測定装置12として、例えば、3SPACE FASTRAK ( Polhemus社製)を挙げることができる。
ここで、3次元位置座標(x,y,z)は、図3(a)に示すように、グリップ部20の、XYZ座標系における基準位置からの距離x、yおよびzである。一方、オイラー角(θ,θ,θ)は、図3(b)〜(d)に示すように、レシーバ12bにおけるxyz座標系の各座標軸が、XYZ座標系に対してどのように回転しているかを規定する回転角度である。すなわち、オイラー角(θ,θ,θ)は、X、YおよびZの各軸が、まず、Z軸を中心に回転してX軸をX’軸とする回転変換(図3(b)参照)と、この回転によって生成されるY' 軸を中心に行う回転変換(図3(c)参照)と、この回転によって生成されるX’’軸を中心に行う回転変換(図3(d)参照)とによって、グリップ部20に固定されたレシーバ12のx軸、y軸およびz軸に一致するように規定した上記回転変換の回転角度であるヨー角度θ、ピッチ角度θおよびロール角度θである。
また、ゴルフスウィング分類装置10には、ゴルフクラブヘッドの通過を検知する検知信号を出力するセンサ13aおよび13bがゴルフクラブヘッドのスウィング軌道に沿って設けられてヘッドスピード測定センサ13が形成される。センサ13aおよび13bからの検知信号はコンピュータ14に送られ、ゴルフクラブヘッドのヘッドスピードを算出するために用いられる。
コンピュータ14は、図4に示すように、位置向き演算部14a、距離算出部14bおよび評価部14cを有して構成される。これらの部位は、プログラムを実行することによって機能を発揮するものである。なお、コンピュータ14の替わりに専用回路で構成されたものであってもよい。
位置向き演算部14aは、供給された3次元位置座標(x,y,z)とオイラー角(θ,θ,θ)の時系列データとから、グリップ部20の3次元位置とXYZ座標系におけるグリップ部20の3次元方向における向きについての時系列データを演算して求める部位である。例えば、3次元位置座標(x,y,z)と、XYZ座標系における方位角と仰角とゴルフクラブシャフト19の軸周りの回転の時系列データを求める。グリップ部20の3次元位置とXYZ座標系におけるグリップ部20の3次元方向の向きの時系列データは、コンピュータ14の図示されないメモリや記録媒体に記憶される。
さらに、算出されたグリップ部20の3次元位置と3次元方向の向きの時系列データは、設定された所定の方向から見たグリップ部20の軌道、例えば、ゴルファGと正対する正面からみたゴルフスウィング中のグリップ部20の軌道のデータに変換されて、モニタ16に供給される。
距離算出部14bは、ゴルフスウィングを行うゴルファGの正面から見たときの(図1中紙面右からゴルファGを見たときの)グリップ部20の位置とゴルフクラブシャフト19の向きを表した投影面において、ゴルフスウィングのフォロースルー時にゴルフクラブシャフトが地面に対して水平方向を向くときのグリップ部20の位置を通る水平方向に平行な直線を基準線とし、フォロースルー直前にゴルフクラブシャフト19が水平方向と直交する方向に向く時のグリップ部20の位置を測定位置とし、基準線からこの測定位置に至る距離(以降、I−F長という)を算出する部位である。算出されたI−F長は、評価部14cに供給される。
図5(a)および(b)には、ゴルフスウィングが異なる2人のゴルファによって行われたゴルフスウィングの、ゴルファ正面からみた時のグリップ部20の挙動を表した投影面をモニタ16に表示した例である。
この投影面では、ゴルファの正面から見たときの、ゴルフスウィングにおけるトップTの状態から、ダウンスウィングD、インパクトI、フォロースルーFに至るまでのグリップ部20の挙動を線分を用いて表している。線分の向きは、ゴルフクラブシャフト19の向き(グリップ部20の向き)を示す。
ここでは、上記基準線は直線Lである。一方、上記I−F長は、インパクトI領域の近傍の、ゴルフクラブシャフトの向きが直線Lと直交する(ゴルフクラブシャフト19の向きが図中、下方向となる)時のグリップ部20の位置を位置Pとした場合、この位置Pの直線Lからの距離である。
このようにして求まるI−F長は、ゴルファのゴルフスウィングによって異なり、図5(a)に示すようにI−F長が20〜30cmとなるゴルフスウィングもあれば、図5(b)に示すようにI−F長が5cm以下のゴルフスウィングもある。
本発明では、このI−F長の差異を用いてゴルフスウィングを分類する。
評価部14cは、ヘッドスピード測定センサ13より供給された検知信号を用いてヘッドスピードを算出するとともに、このヘッドスピードと距離算出部14bから供給されたI−F長とを用いて、下記に示すようにゴルフスウィングをタイプ別に分類する部位である。
ここで、評価部14cは、I−F長を図7に示すように、タイプα(I−F長:0cm以上10cm以下)、タイプβ(I−F長:10cmより長く20cm以下)およびタイプγ(I−F長:20cmより長い)に分類し、従来より行われているヘッドスピードによる分類とともに組み合わせて、タイプI〜タイプVといった分類を行う。図7に示す例では、ゴルフクラブヘッドの質量を190gとし、ゴルフクラブシャフトの長さを45インチとし、I−F長をゴルフクラブシャフトの長さに加算した値を、ゴルフクラブヘッドが円弧軌道を描いて円運動を行うものとしたときの回転半径とし、この回転半径と測定されたヘッドスピードを用いてゴルフクラブヘッドに作用する遠心力を算出し、算出結果を四捨五入して整数値とし、この整数値を用いてタイプI〜Vに分類している。
このように本発明は、I−F長を用いて、より正確には、I−F長およびヘッドスピードを用いてゴルフスウィングを分類することを特徴とする。
一般に、ゴルフボールの飛距離は、ゴルフボールをゴルフクラブヘッドで打撃する際のゴルフクラブヘッドのヘッドスピードによって概略定まるが、この飛距離は、ゴルフボールをインパクトする時のゴルフクラブヘッドのフェース面の角度によって微妙に変化する。周知のように、ゴルフクラブヘッドHの重心位置は、ゴルフクラブシャフト19に対してフェース面後方にオフセットしているため、図6に示すように、ゴルフクラブヘッドはダウンスウィングからインパクトにかけて増大した遠心力Fによりフェース面前方の方向に移動しようとする曲げモーメントが発生し、その結果、ゴルフクラブシャフト19に曲げ変形が生じる。この曲げ変形によりゴルクラブヘッドのフェース面のロフト角度は変化し、飛翔するゴルフボールの高低の弾道および飛距離は変化する。すなわち、ゴルフボールをインパクトする時のゴルフクラブヘッドHにかかる遠心力によってゴルフボールの飛距離や弾道が変化するといえる。
従って、上述したように、ゴルフスウィングによって異なるI−F長を測定することにより、I−F長とゴルフクラブヘッドHのヘッドスピードとを用いて、ゴルフクラブヘッドにかかる遠心力Fを概略求めるとができ、この遠心力Fによってゴルフスウィングを分類することができる。
評価部14cは、ゴルフスウィング時のゴルフクラブヘッドにかかる遠心力を算出して、ヘッドスピードとI−F長とに基づくタイプI〜タイプVの分類結果をモニタ16に供給し、モニタ16に表示させる。こうして、ゴルファはモニタ16に表示された分類結果から、自分のゴルフスウィングのタイプを知ることができる。
一方、ゴルフスウィングのタイプI〜タイプV等の分類に最適となるようにゴルフクラブシャフトの硬さ、キックポイント、さらにはゴルフクラブヘッドの質量等が調整されたゴルフクラブを提供し、ゴルフクラブに貼り付けられているシールやタグ等に、ゴルフスウィング別に調整されている旨の情報を記載しておく。
モニタ16に表示された分類結果からゴルフスウィングのタイプを知ったゴルファは、自分のゴルフスウィングのタイプを目安にしつつ、上記タグやシールに記された表示情報を参照して、ゴルフクラブを選択することができる。
なお、本実施例では、図7に示すように、I−F長とゴルフクラブヘッドのヘッドスピードとを用いて、ヘッドスピードを5分類、I−F長を3分類に分けて、遠心力をタイプI〜Vの5つに分類するものであるが、ヘッドスピードおよびI−F長の分類数は、これに限られず、自由に設定することができる。
また、図7は、ゴルフクラブヘッドの質量を190g、ゴルフクラブシャフトの長さを45インチとしたものであるが、本発明では、このような数値に限定されるわけではない。コンピュータ14は、図示されないキーボードまたはマウス等の入力操作装置を用いて、ゴルフクラブヘッドの質量とゴルフクラブシャフトの長さを入力設定し、この設定値を用いて遠心力を算出し、この算出結果によって分類してもよい。
なお、上記実施例では、ゴルフクラブヘッドにかかる遠心力を求めてゴルフスウィングを分類するが、本発明では、遠心力を求めることなく、ゴルフクラブヘッドのヘッドスピードの分類とI−F長の分類とを別々に求め、この2つ分類によってゴルフスウィングを分類してもよい。
ゴルフスウィング分類装置10は以上のように構成される。
図8は、ゴルフスウィング分類装置10で行なうゴルフスウィング分類方法を示すフローチャートである。
ゴルフスウィング分類装置10では、まず、ゴルファGによりゴルフクラブ18によるゴルフスウィングが成される。
ゴルフクラブ18のグリップ部20の端には、レシーバ12bが固定されて設けられ、グリップ部20の3次元位置の挙動と、この位置に対応した、ゴルフクラブ18のゴルフクラブシャフト19の向き(グリップ部20の向き)の挙動が測定される(ステップ100)。
その際、ゴルフクラブヘッドがセンサ13aおよび13bを通過する際の検知信号がコンピュータ14に供給されて、ゴルフクラブヘッドのヘッドスピードが測定される(ステップ102)。
さらに、コンピュータ14では、ゴルファの正面から見たときのグリップ部20の位置とゴルフクラブシャフト19の向きを表した投影面におけるグリップ部20の挙動がモニタ16に表示される(ステップ104)。
次に、この投影面における基準線Lから位置Pに至る距離がI−F長として算出される(ステップ106)。
この後、算出されたI−F長と、ステップ102で測定されたヘッドスピードの値とを用いて、ゴルフクラブヘッドにかかる遠心力を概略計算することによって、ゴルフスウィングを分類する(ステップ108)。
下記表は、質量が190g、ゴルフクラブシャフトの長さが45インチのゴルフクラブを把持してゴルフスウィングを行った際の、21人のゴルファG〜GのヘッドスピードとI−F長を算出してゴルフスウィングを分類した結果である。ヘッドスピードによる分類は従来より行われているものであり、タイプM37、タイプM40、タイプM43,タイプM46、タイプM49に分類されている。I−F長による分類は、ゴルフスウィング分類装置10によって求められるものであり、図7に示したタイプα、βおよびγに分類されている。また、遠心力による分類は、図7に示したタイプI〜Vに分類されている。また、図7には、ゴルファG〜Gのゴルフスウィングの分類分けの結果を記している。
Figure 2005074013
上記表によると、従来のヘッドスピードの分類がタイプM43とされるゴルファG〜Gであっても、I−F長がタイプα、βおよびγと異なり、遠心力による分類でもタイプIII、IVと分かれる。このように、従来のヘッドスピードの分類では同じ分類に属しても、I−F長が異なるため、ゴルフクラブヘッドにかかる遠心力が異なり、ゴルフクラブシャフトの受ける曲げ変形も異なる。そのため、ゴルファG〜G(タイプIII)が最適とするゴルフクラブは、ゴルファG(タイプIV)にとっては最適とならない。
このように本発明では、ヘッドスピードの他に、ゴルフスウィング中のグリップ部の挙動からI−F長を求め、このI−F長を用いてゴルフスウィングを分類するので、ゴルフスウィングの分類を精度高く行うことができる。
なお、本実施例では、グリップ部の挙動をゴルファの正面から見た投影面においてI−F長を求めるが、グリップ部の挙動をゴルファの正面上方から見た投影面においてI−F長を求めてもよい。例えば、ゴルフスウィング中のダウンスイングからフォロスルーに至るグリップ部の軌跡は略平面上に位置するので、この平面を上記投影面とするとよい。
また、本実施例では、グリップ部の挙動を、磁気センサを用いてグリップ部の位置とグリップ部の向き(ゴルフクラブシャフトの向き)を測定するものであるが、本発明では、グリップ部の位置とグリップ部の向きの測定方法は限定されず、例えば、ビデオカメラ等を用いて撮影した画像から、画像処理によりグリップ部の位置とグリップ部の向きを測定してもよい。
こうして自分のゴルフスウィングのタイプ等を知ったゴルファは、分類されたゴルフスウィングのタイプを目安に、I−F長およびヘッドスピードを分類パラメータとして用いてゴルフスウィングのタイプ別に区分けされたゴルフクラブを、ゴルフクラブのタグやシール等の表示情報に基づいて容易に選択することができる。このようなゴルフクラブは、ゴルフスウィングのタイプ別に、ゴルフクラブシャフトの硬さおよび、先調子や元調子等のゴルフクラブシャフトのキックポイントが調整される。すなわち、ゴルフスウィングの各タイプに適するように、ゴルフクラブシャフトやゴルフクラブヘッド等が調整される。
なお、本発明のゴルフクラブスウィング分類方法、ゴルフスウィング分類装置およびゴルフクラブは、上記実施例に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良および変更を行ってもよいのはもちろんである。
本発明のゴルフスウィング分類装置を用いてゴルファのゴルフスウィングの分類を行う際の、装置の概略構成図である。 図1に示すゴルフスウィング分類装置における測定装置の概略構成図である。 (a)〜(d)は、図2に示す測定装置を用いて測定を行う際の、測定データを説明する図である。 図1に示すコンピュータの概略構成を機能的に説明したブロック図である。 (a)および(b)は、本発明のゴルフスウィング分類装置で得られる測定結果の例を示す図である。 ゴルフスウィング中のゴルフクラブシャフトの変形を説明する図である。 本発明のゴルフクラブスウィングにおける分類を説明する図である。 本発明のゴルフスウィング分類方法の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ゴルフスウィング分類装置
12 測定装置
12a トランスミッタ
12b エミッタ
12c コントローラ
13 ヘッドスピード測定センサ
14 コンピュータ
14a 位置向き演算部
14b 距離算出部
14c 評価部
16 モニタ
18 ゴルフクラブ
19 ゴルフクラブシャフト
20 グリップ部

Claims (4)

  1. ゴルフクラブを把持してゴルファが行うゴルフスウィングを分類する方法であって、
    ゴルフスウィング中のゴルフクラブのグリップ部の位置とこの位置に対応したゴルフクラブシャフトの向きを測定する測定ステップと、
    前記ゴルファの正面または正面上方から見たときの前記グリップ部の位置とこの位置におけるゴルフクラブシャフトの向きを表した投影面において、ゴルフスウィングのフォロースルー時にゴルフクラブシャフトが地面に対して水平方向を向くときの前記グリップ部の位置を求め、この位置を通る前記水平方向に平行な直線を基準線とし、前記フォロースルー直前にゴルフクラブシャフトが前記水平方向と直交する方向に向く時の前記グリップ部の位置の、前記基準線からの距離を算出する算出ステップと、
    前記距離を用いてゴルフスウィングを分類する分類ステップと、を有することを特徴とするゴルフスウィング分類方法。
  2. 前記測定ステップは、ゴルフクラブヘッドのヘッドスピードを同時に測定し、
    前記分類ステップは、前記ヘッドスピードと前記距離とを用いてゴルフスウィングを分類する請求項1に記載のゴルフスウィング分類方法。
  3. ゴルフクラブを把持してゴルファが行うゴルフスウィングを分類するゴルフスウィング分類装置であって、
    ゴルフスウィング中のゴルフクラブのグリップ部の位置とこの位置に対応したゴルフクラブシャフトの向きを測定する測定手段と、
    前記ゴルファの正面または正面上方から見たときの前記グリップ部の位置とこの位置におけるゴルフクラブシャフトの向きを表した投影面において、ゴルフスウィングのフォロースルー時にゴルフクラブシャフトが地面に対して水平方向を向くときの前記グリップ部の位置求め、この位置を通る前記水平方向に平行な直線を基準線とし、前記フォロースルー直前にゴルフクラブシャフトが前記水平方向と直交する方向に向く時の前記グリップ部の位置の、前記基準線からの距離を算出する算出手段と、
    前記距離を用いてゴルフスウィングを分類し評価する評価手段と、を有することを特徴とするゴルフスウィング分類装置。
  4. 請求項1または2に記載のゴルフスウィング分類方法で用いる前記距離を分類パラメータとして用いて、ゴルフスウィングのタイプ別に区分けされたことを特徴とするゴルフクラブ。
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