JP2005073979A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】変動中に図柄を隠蔽しながらも、隠蔽中の図柄の状態を遊技者へ伝達して、興趣を高める。
【解決手段】複数の識別情報を変動表示可能な変動表示装置8を設け、識別情報を変動表示させた後に変動表示を停止する変動表示ゲームを行う演出制御手段150、300と、この変動表示ゲームが特別の結果になる場合に、遊技者に特典を付与する遊技制御装置100とを備え、演出制御手段は、予め設定した条件が成立したときには、変動表示中の識別情報を隠蔽して識別情報の内容を視認不能または視認困難にさせる隠蔽手段と、隠蔽されている識別情報の内容を変動表示ゲームの進行に対応して報知する隠蔽情報報知手段とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置に複数の識別情報を変動表示する変動表示ゲームを行い、この表示結果態様に関連して特定の遊技価値を付与可能な遊技機に関する。
遊技領域に発射した遊技球の入賞等に従って、液晶表示器等からなる変動表示装置に複数の識別情報(図柄)を変動表示する変動表示ゲームを行い、その表示結果が特定の態様となったことに関連して、特典遊技を発生する等の特定の遊技価値を付与するようにした遊技機(パチンコ遊技機)がある。
このような遊技機では、変動表示ゲームの興趣向上のために、変動中の図柄をシャッタで隠蔽し、シャッタを開放したときに図柄が見えるような演出を行うことで、興趣を高めようとしている(特許文献1)。
特開2002−355408号公報
しかしながら、上記従来例においては、シャッタで図柄を隠蔽している間、遊技者にはどのような図柄であるのかを認識できず、当たり図柄へ近づいているのか、あるいは当たり図柄から遠ざかっているのかも分からない。このため、遊技者は、図柄隠蔽中はシャッタが開くまで待ち続ける必要があり、隠蔽時間が長くなってしまうと遊技者が飽きてしまうという問題があった。
そこで本発明は、変動中に図柄を隠蔽しながらも、隠蔽中の図柄の状態を遊技者へ伝達して、興趣を高めることを目的とする。
第1の発明は、複数の識別情報を変動表示可能な変動表示装置を設け、前記識別情報を変動表示させた後に変動表示を停止する変動表示ゲームを行う表示制御手段と、この変動表示ゲームが特別の結果になる場合に、遊技者に特典を付与する遊技制御手段と、を備えた遊技機において、
予め設定した条件が成立したときには、前記変動表示中の識別情報を隠蔽して識別情報の内容を視認不能または視認困難にさせる隠蔽手段と、前記隠蔽されている識別情報の内容を変動表示ゲームの進行に対応して報知する隠蔽情報報知手段とを備える。
また、第2の発明は、前記第1の発明において、前記隠蔽情報報知手段は、前記隠蔽手段が識別情報を隠蔽する以前に識別情報の内容の報知を開始する。
また、第3の発明は、前記第1または第2の発明において、前記隠蔽手段は、前記識別情報の隠蔽を一時的に解除するとともに、前記隠蔽情報報知手段は、識別情報の隠蔽が一時的に解除されている期間も識別情報の内容の報知を継続する。
また、第4の発明は、前記第1ないし第3の発明のいずれか一つにおいて、前記表示制御手段には、前記隠蔽手段により隠蔽されている識別情報の配列を変更する配列変更手段が備えられ、前記隠蔽情報報知手段は、変更された識別情報の配列に対応する報知を行う。
また、第5の発明は、前記第1ないし第4の発明のいずれか一つにおいて、前記隠蔽手段は、前記識別情報の位置が視認可能となるように隠蔽する。
また、第6の発明は、前記第1ないし第5の発明のいずれか一つにおいて、前記隠蔽情報報知手段は、変動表示ゲームが特別の結果になる確率に対応して報知の態様を変化させる。
また、第7の発明は、前記第1ないし第6の発明のいずれか一つにおいて、変動表示ゲームを行う際に、複数の識別情報をセットにした複合識別情報が変動表示され、前記隠蔽情報報知手段は、隠蔽手段によって前記複合識別情報の表示が隠蔽される際に、複合識別情報を構成する複数の識別情報の内容を同時に報知する。
また、第8の発明は、前記第1ないし第7の発明のいずれか一つにおいて、前記隠蔽手段によって隠蔽される識別情報を指し示すポインタを更新するポインタ更新手段が備えられ、前記隠蔽情報報知手段は、ポインタ更新手段によって更新されたポインタの値に応じて識別情報の内容を報知する。
また、第9の発明は、前記第1ないし第8の発明のいずれか一つにおいて、前記隠蔽情報報知手段は、聴覚、触覚、嗅覚のいずれかを利用して識別情報の内容を報知する。
また、第10の発明は、前記第9の発明において、前記隠蔽情報報知手段は、識別情報の内容を音声にて報知する。
したがって、第1の発明は、変動中の識別情報を隠しながらも識別情報の内容の報知を継続するようにしたので、遊技者は隠れてしまった識別情報を認識することが可能となって、遊技の進行を正確に理解し、報知の内容から識別情報を予測することで変動表示ゲームの興趣を高めることができる。
また、第2の発明は、識別情報が遮蔽される前から識別情報の報知が始まるので、報知の内容が識別情報を指し示すことを遊技者に知らせ、その後、変動中の識別情報を隠しながらも識別情報の報知を継続するようにしたので、遊技者は隠れてしまった識別情報を認識することが可能となって、遊技の進行を正確に理解して変動表示ゲームの興趣を高めることができる。
また、第3の発明は、一時的に識別情報を視認できるので、隠蔽中の識別情報を容易に推定することができる。
また、第4の発明は、変動表示ゲームの演出を多様化して、新たな興趣を創出することができる。
また、第5の発明は、隠蔽している識別情報の内容が視認できなくても、隠蔽している識別情報の位置を容易に認識でき、さらに識別情報の内容が報知されるので、変動表示ゲームの進行を容易に理解でき、識別情報の隠蔽を行う変動表示ゲームの興趣を向上させることができる。
また、第6の発明は、報知の態様の違いに応じて変動表示ゲームが特別の結果となることを期待でき、変動表示ゲームに対する興趣を向上させることができる。
また、第7の発明は、複数の識別情報を一つの識別情報にまとめ、これら複数の識別情報の内容を同時に報知するようにしたので、識別情報がひとつにまとめられたことを容易に認識でき、興趣を高めることができる。
また、第8の発明は、ポインタに応じて制御を行うので、隠蔽中の識別情報の画像表示処理を省略することができるようになり、制御内容を簡素化できる。
また、第9の発明は、聴覚、触覚、嗅覚のいずれかを利用して識別情報の内容を報知するので、遊技者は変動表示装置から視線を外すことなく隠蔽している識別情報を認識でき、視覚を変動表示ゲームに集中させることができるので、隠蔽を行う変動表示ゲームの演出効果を大幅に高めることができる。
また、第10の発明は、音声によって報知が行われるので、視覚以外の他の感覚に比して迅速に識別情報の内容を理解することができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示す遊技機(カード球貸ユニットを併設したCR機)全体の構成を示す正面図で、図2は制御系のブロック図である。
遊技機(パチンコ遊技機)1の前面枠3は本体枠(外枠)4にヒンジ5を介して開閉回動可能に組み付けられ、遊技盤6は前面枠3の裏面に取り付けられた収納フレーム(図示省略)に収装される。
遊技盤6の表面には、変動表示装置(変動表示手段)8、大入賞口を備えた変動入賞装置10、一般入賞口11〜15、始動口16、普通図柄始動ゲート27A、27B、普通図柄表示器7、普通変動入賞装置9(補助入賞手段)等が配設された遊技領域が形成される。前面枠3には、遊技盤6の前面を覆うカバーガラス18が取り付けられている。
変動表示装置(表示装置)8は、表示領域に、例えば、上、中、下の三つの表示図柄(識別情報)が表示されて横方向にスクロールする。これらの表示図柄には、例えば「0」〜「9」までの各数字と、「A」〜「E」のアルファベット文字等が割り当てられている。
変動表示装置8は、始動口16へ遊技球の入賞があると、前述した数字、文字で構成される表示図柄が順に表示される。始動口16への入賞が所定のタイミングでなされたとき(具体的には、入賞検出時の特別図柄乱数カウンタ値が当たり値であるとき)には、大当たり状態(特別遊技状態)となり、三つの表示図柄が揃った状態(大当たり図柄)で停止する。このとき、変動入賞装置10の大入賞口が所定の時間(例えば30秒)だけ大きく開き、多くの遊技球を獲得することができる。
この始動口16への遊技球の入賞は、特別図柄始動センサ52(図2参照)で検知される。この遊技球の通過タイミング(具体的には、入賞検出時点での遊技制御装置100(図2参照)内に備えられた特別図柄乱数カウンタの値)は、特別図柄入賞記憶として、遊技制御装置100内の所定の記憶領域(特別図柄乱数記憶領域)に、最大で連続した所定回分を限度に記憶される。この特別図柄入賞記憶の記憶数は、変動表示装置8の下側に設けられた複数のLEDからなる特別図柄記憶状態表示器17に表示される。遊技制御装置100は、特別図柄入賞記憶に基づいて、変動表示装置8にて変動表示ゲームを行う。
普通図柄表示器7は、普通図柄始動ゲート27A、27Bへ遊技球の入賞があると、普通図柄(例えば一つの数字からなる図柄)の変動表示を始める。普通図柄始動ゲート27A、27Bへの入賞が所定のタイミングでなされたとき(具体的には、入賞検出時の普通図柄乱数カウンタ値が当たり値であるとき)には、普通図柄に関する当たり状態となり、普通図柄が当たり図柄(当たり番号)で停止する。このとき、始動口16の手前に設けられた普通変動入賞装置9が所定の時間(例えば0.5秒)だけ大きく開き、遊技球の始動口16への入賞可能性が高められる。
この普通図柄始動ゲートへの遊技球の通過は、普通図柄始動センサ53A、53B(図2参照)で検知される。この遊技球の通過タイミング(具体的には、遊技制御装置100内に備えられた普通図柄乱数カウンタの通過検出時点での値)は、普通図柄入賞記憶として、遊技制御装置100内の所定の記憶領域(普通図柄乱数記憶領域)に、所定回数(例えば、最大で連続した4回分)を限度に記憶される。この普通図柄入賞記憶の記憶数は、普通図柄表示器7の左右に設けられた複数のLEDからなる普通図柄記憶状態表示器19に表示される。遊技制御装置100は、普通図柄入賞記憶に基づいて、普通図柄に関する当たりの抽選を行う。なお、普通図柄記憶状態表示器19の記憶数は任意の値に設定される。
前面枠3の下部の開閉パネル20には球を打球発射装置に供給する上皿21が、固定パネル22には下皿23及び打球発射装置の操作部(ハンドル)24等が配設される。
カバーガラス18の上部の前面枠3には、点灯により球の排出の異常等の状態を報知する第1報知ランプ31、第2報知ランプ32が設けられている。
カード球貸ユニット2には、前面のカード挿入部25に挿入されたカード(プリペイドカード等)のデータの読込、書込等を行うカードリーダライタと球貸制御装置が内蔵され、カード球貸ユニット用の操作パネル26は遊技機1の上皿21の外面に形成される。
カード球貸ユニット用の操作パネル26には、カードの残高を表示するカード残高表示部(図示省略)と、球貸しを指令する球貸しスイッチ28と、カードの返却を指令するカード返却スイッチ30等が設けられている。

図2は、遊技制御装置100を中心とする制御系を示すブロック構成図である。
遊技制御装置100は、遊技を統括的に制御する主制御装置であり、遊技制御を司るCPU、遊技制御のための不変の情報を記憶しているROM、遊技制御時にワークエリアとして利用されるRAMを内蔵した遊技用マイクロコンピュータ101、入力インターフェース102、出力インターフェース103、発振器104等から構成される。
遊技用マイクロコンピュータ101は、入力インターフェース102を介して各種検出装置(特別図柄始動センサ52、一般入賞口センサ17A〜17N、カウントセンサ15、継続センサ16S、普通図柄始動センサ53A、53B)からの検出信号を受けて、大当たり抽選等、種々の処理を行う。そして、出力インターフェース103を介して、各種制御装置(表示制御装置150、排出制御装置200、装飾制御装置250、音制御装置300)、大入賞口ソレノイド36、普通電動役物ソレノイド90、普通図柄表示器7等に指令信号を送信して、遊技を統括的に制御する。
排出制御装置200は、遊技制御装置100からの賞球指令信号または図示しないカード球貸ユニットからの貸球要求に基づいて、払出ユニットの動作を制御し、賞球または貸球の排出を行わせる。
装飾制御装置250は、遊技制御装置100からの装飾指令信号に基づいて、装飾用ランプ、LED等の装飾発光装置を制御すると共に、特別図柄記憶表示器(特図保留LED)17の表示を制御する。
音制御装置300は、スピーカ310からの効果音出力を制御する。なお、遊技制御装置100から、各種従属制御装置(表示制御装置150、排出制御装置200、装飾制御装置250、音制御装置300)への通信は、遊技制御装置100から従属制御装置に向かう単方向通信のみが許容されるようになっている。これにより、遊技制御装置100に従属制御装置側から不正な信号が入力されることを防止することができる。
表示制御装置150は、CPU151、ROM152、RAM153、DMAC(ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラ)154、インターフェース155、VDC(ビデオ・ディスプレイ・コントローラ)156、画像データ(図柄データ、背景画データ、動画キャラクタデータ等)を格納したフォントROM157、発振器158、γ補正回路159等から構成される。
CPU151は、遊技制御装置100からの信号に基づいて、画面情報(図柄表示情報、背景画面情報、動画キャラクタ画面情報等)を作成して、RAM153に記憶する。この画面情報は、VDC156の垂直同期割込のタイミングで、転送指令を受けたDMAC154により、VDC156に転送される。
VDC156は、この画像情報に基づき、フォントROM157の該当画像データを取り込み、変動表示装置8の画面に水平走査、垂直走査を行って、所定の画像表示(描画)を行う。
なお、フォントROM157には、変動表示ゲームに用いる各図柄のデータならびに背景、キャラクタ等の演出表示のデータを格納してある。
インターフェース155の手前には、信号伝達方向規制手段であるバッファ回路160が設けられ、遊技制御装置100から表示制御装置150への信号入力のみが許容され、表示制御装置150から遊技制御装置100への信号出力を禁止している
なお、γ補正回路159は、変動表示装置8の信号電圧に対する照度の非線形特性を補正して、変動表示装置8の表示照度を調整するものである。
なお、本実施形態では、表示制御装置150と音制御装置300が演出制御手段を構成する。
図3は遊技の流れ図を示し、以下、この図に従って遊技の概要を説明する。
まず、遊技開始当初(あるいは遊技開始前)の時点では、客待ち状態となっており、客待ち画面の表示を指令する信号が遊技制御装置100から表示制御装置150に送信され、変動表示装置8の画面には客待ち画面(動画または静止画)が表示される。
そして、遊技領域3に打ち出された遊技球が始動口16に入賞すると、その入賞に基づき、遊技制御装置100によって所定の乱数が抽出され、変動表示ゲームの大当たりの抽選が行われると共に、遊技制御装置100から表示制御装置150に変動表示を指令する信号が送信され、変動表示装置8の画面の上、中、下の変動表示領域に複数の図柄の変動表示が開始される。
この変動表示の開始後、所定時間経過すると、変動表示は例えば上、下、中の順に仮停止(例えば、停止位置にて図柄を微少に変動させること等)されていくが、この過程でリーチ状態(狭義には最終停止図柄を残して導出している停止態様が特定の結果態様の一部を構成している場合であって、例えば、上の図柄と下の図柄が大当たりの組合せを発生する可能性のある組合せを導出している状態、また、広義には通常の変動表示に比較して特定の結果態様導出の可能性が高いことを示唆している変動表示状態で、例えば、全図柄が揃った状態での変動表示である全回転リーチなどが含まれる)が発生すると、所定のリーチ遊技が行われる。このリーチ遊技では、例えば中の図柄の変動表示を極低速で行ったり、高速変動したり、変動表示を逆転したりする。また、リーチ遊技に合わせた背景表示、キャラクタ表示が行われる。
なお、仮停止状態とは遊技者が図柄を略停止状態として認識可能な状態であり、最終停止態様が確定しない状態であり、停止状態とは、この仮停止状態と図柄が停止した状態を含む状態である。なお、仮停止状態の具体例としては、停止位置での微少変動の他に、図柄を拡大縮小表示したり、図柄の色を変化させたり、図柄の形状を変化させる等の態様がある。
そして、大当たり抽選の結果が大当たりであれば、最終的に上、下、中の図柄が所定の大当たりの組合せで停止され、大当たり(大当たり遊技)が発生する。この、大当たり遊技が発生すると、変動入賞装置10が所定期間にわたって開かれる特別遊技が行われる。この特別遊技は、変動入賞装置10への遊技球の所定数(例えば10個)の入賞または所定時間の経過(例えば30秒)を1単位(1ラウンド)として実行され、変動入賞装置10内の継続入賞口への入賞(継続センサ16による入賞球の検出)を条件に、規定ラウンド(例えば16ラウンド)繰り返される。また、大当たり遊技が発生すると、大当たりのファンファーレ表示、ラウンド数表示、大当たりの演出表示等、遊技制御装置100から表示制御装置150に大当たり遊技の表示を指令する信号が送信され、変動表示装置8の画面に大当たり遊技の表示が行われる。
この場合、大当たりが特定の大当たりであれば、大当たり遊技後に特定遊技状態が発生され、次回の大当たりの発生確率を高確率にしたり、後述するように遊技球の始動口16への入賞に基づく変動表示装置8の変動表示ゲームの変動表示時間の短縮等が行われる。
前記変動表示ゲーム中あるいは大当たり遊技中に遊技球が始動口16に入賞したとき(特別図柄始動記憶の発生時)には、変動表示ゲームが終了した後(ハズレのとき)にあるいは大当たり遊技が終了した後に、その特別図柄始動記憶に基づき、新たな変動表示ゲームが繰り返される。また、変動表示ゲームが終了したとき(ハズレのとき)、あるいは大当たり遊技が終了したときに、特別図柄始動記憶がないときは、客待ち状態に戻される。
なお、普通図柄始動ゲート20を遊技球が通過すると、その通過または普通図柄始動記憶に基づき、普通図柄に関する乱数が抽出され、乱数が当たりであれば、普通図柄表示器23に当たり表示が行われて、始動口16の普通変動入賞装置9が所定時間にわたって拡開され、始動口16への入賞が容易にされる。
図4は、遊技制御装置100及び表示制御装置150で行われる変動表示ゲームの一例を示す制御の流れ図で、所定の周期などで実行されるものである。
まず、ステップS1では、始動記憶に基づいて変動表示ゲームを開始する。ここでは、変動表示として、識別情報(図柄)が横(水平)方向にスクロールする場合を示す。なお、始動記憶がない場合では、客待ち画面など所定の画面を表示して始動口への入賞を待つ。また、変動表示ゲームを開始する度に始動記憶を1つ消去する。
ステップS2では、始動記憶に対応する乱数値(特別図柄乱数カウンタの値)に基づいて第1図柄(上図柄)、第2図柄(下図柄)、第3図柄(中図柄)の停止図柄を決定するとともに、リーチか否かを判定してリーチであれば、予め設定したテーブルなどにより通常のリーチか図柄隠蔽リーチのいずれかのリーチパターンを決定する。
この処理においては、例えば、乱数値が0〜2999の値を取り得る場合、図5に示すようなテーブルに基づいて、判定される乱数値が0〜9であれば、全図柄の組み合わせが大当たりとなるように、10〜309であれば全図柄の組み合わせがリーチ有りのハズレ(図中ハズレ・リーチ)となるように、310〜2999であれば全図柄の組み合わせがリーチ無しのハズレとなるように、第1〜第3の各図柄の停止図柄が決定される。
さらに、大当たりの場合には、乱数値が0〜2のときには、リーチパターン(変動パターン)は図柄の隠蔽を行うとともに、音量の大きな音声で図柄の報知を行う図柄隠蔽大声リーチとなり、乱数値が3〜5のときには、リーチパターンは図柄の隠蔽を行うとともに、音量の小さな音声で図柄の報知を行う図柄隠蔽小声リーチとなり、乱数値が6〜7のときには、リーチパターンは図柄の隠蔽を行うとともに、図柄の配列を変化させる隠蔽配列変化リーチとなり、乱数値が8〜9のときには、リーチパターンは図柄を常時表示し続ける(つまり、図柄の隠蔽を行なわない)通常のリーチ(図中ノーマルリーチ)となるように、各図柄の停止態様(リーチパターン)が決定される。
なお、リーチ有りのハズレの場合も、上記大当たりと同様に、乱数値の所定の範囲毎に、図柄隠蔽大声リーチ、図柄隠蔽小声リーチ、隠蔽配列変化リーチ、ノーマルリーチといった各図柄の停止態様(リーチパターン)が決定される。本実施の形態においては、以下、図柄隠蔽大声リーチと図柄隠蔽小声リーチとを総称して図柄隠蔽リーチということにする。
そして、図4のステップS3では、図柄(識別情報)の変動表示を開始し、次に、ステップS4で、所定時間変動表示を行った後、ステップS5で第1図柄と第2図柄をステップS2で決定した停止図柄により順次停止させる。
ステップS6では、今回の変動表示ゲームがリーチであるか否かを、第1図柄の停止図柄と第2図柄の停止図柄が同じであるか否かにより判定して、リーチの場合にはステップS7の処理へ進み、リーチでない場合にはステップS10に進む。
リーチとなるステップS7では、リーチの種類を判定して、図柄隠蔽リーチであればステップS8に進んで、変動表示を継続する第3図柄を隠す図柄隠蔽リーチの演出処理(隠蔽リーチ処理)を所定時間だけ行う。隠蔽配列変化リーチであればステップS13に進んで、変動表示を継続する第3図柄の配列を変化させながら図柄を隠す隠蔽配列変化リーチの演出処理を所定時間だけ行う。通常のリーチであれば、ステップS9に進んで、常時第3図柄を表示する通常のリーチ演出を所定時間だけ行う。
上記ステップS8またはS9またはS13のリーチ演出処理が終了した後には、ステップS10で第3図柄を停止させ、ステップS11では、第1図柄〜第3図柄の組み合わせが大当たりとなったか否かを判定する。
大当たりの場合には、ステップS12へ進んで、予め設定した大当たり遊技を行い、大当たりの遊技終了後には、ステップS1へ戻って次回の変動表示ゲームに備える。また、大当たりでない場合にはそのままステップS1に復帰して次回の変動表示ゲームに備える。
上記制御により変動表示ゲームがリーチとなる場合には、上記図5のテーブルから乱数値に応じて通常のリーチ、図柄隠蔽リーチ(図柄隠蔽大声リーチまたは図柄隠蔽小声リーチ)、隠蔽配列変化リーチが選択されて、図柄隠蔽リーチ、および隠蔽配列変化リーチの場合には、第3図柄が一時的に隠されて変動表示するとともに、音声による第3図柄の報知を行う演出が行われる。
次に、図6、図7は、上記図4のステップS8で行われる図柄隠蔽リーチのサブルーチン処理の一例を示す流れ図である。
まず、ステップS21では、図柄と演出の対応関係を指し示す変動ポインタPを0にリセットして、ステップS22では第3図柄の変動表示を継続する。なお、ステップS22の処理は、次のステップS23で「YES」となるまで繰り返し行われ、その間、所定時間毎に第3図柄を次の図柄に切り換えるとともに、変動ポインタPを1だけインクリメント(P←P+1)する。
ステップS23では、変動ポインタPの値を判定し、変動ポインタPが予め設定した音声報知開始ポインタの値(例えば、P=2)に等しければステップS24の処理へ進む一方、そうでない場合にはステップS22へ戻って次の図柄に切り換える。
ステップS24では、上記図4のステップS2で決定したリーチパターンが図柄隠蔽大声リーチであれば報知する音声の音量を大きく設定し、図柄隠蔽小声リーチであれば報知する音声の音量を小さく設定する。なお、隠蔽配列変化リーチの場合には、通常の音量に設定される。
そして、ステップS25では、遊技制御装置100からの指令により音制御装置300がスピーカ310を駆動し、後述する有効ライン上の第3図柄の値または名称を音声として出力する。
ステップS26では第3図柄の変動表示を継続する。なお、ステップS26の処理は、次のステップS27で「YES」となるまで繰り返し行われ、その間、所定時間毎に第3図柄を次の図柄に切り換えるとともに、変動ポインタPを1だけインクリメントする。
ステップS27では、変動ポインタPの値を判定し、変動ポインタPが予め設定した隠蔽部入り口ポインタの値(例えば、P=3)に等しければステップS28の処理へ進む一方、そうでない場合にはステップS26へ戻って次の図柄に切り換える。
そして、ステップS28では、表示制御装置150が変動中の第3図柄を遮蔽する隠蔽図柄800(図10参照)の表示を開始して、水平方向にスクロールする第3図柄の隠蔽を開始する。つまり、後述するように隠蔽図柄800の入り口部を表示して、第3図柄の変動表示領域の遮蔽を開始する。
ステップS29では第3図柄の変動表示と音声による図柄の読み上げを継続し、次のステップS30で「YES」となるまで繰り返し行われ、その間、2回目以降のループでは所定時間毎に第3図柄を次の図柄に切り換えるとともに、変動ポインタPを1だけインクリメントする。このとき、隠蔽図柄800の領域が徐々に拡大して、第3図柄を遮蔽する領域が拡大される。
ステップS30では、変動ポインタPの値を判定し、変動ポインタPが予め設定した画像処理中断ポインタの値(例えば、P=5)に等しければステップS31の処理へ進む一方、そうでない場合にはステップS29へ戻って次の図柄に切り換える。
そして、ステップS31では、隠蔽図柄800の表示領域を拡大して、変動中の全ての第3図柄を隠蔽図柄800により遮蔽することで、第3図柄の表示を一時的に中断する。
ステップS32では第3図柄の音声による報知を継続する。なお、ステップS32の処理は、次のステップS33で「YES」となるまで繰り返し行われ、その間、所定時間毎に第3図柄を次の図柄に切り換えるとともに、変動ポインタPを1だけインクリメントする。つまり、第3図柄の表示は行わないが、音声による報知のみを継続して第3図柄の切換を行い、第3図柄の変動が継続している状態を維持する。
ステップS33では、変動ポインタPの値を判定し、変動ポインタPが予め設定した隠蔽部空隙開始ポインタの値(例えば、P=9)に等しければステップS34の処理へ進む一方、そうでない場合にはステップS32へ戻って次の図柄に切り換える。
ステップS34では、隠蔽図柄800に覆われた第3図柄の変動表示を再開し、ステップS35では、図11で示すように、第3図柄の変動表示領域を覆っていた隠蔽図柄800の所定の領域(例えば、有効ラインと交差する第3図柄の変動表示領域)を削除して空隙800Cを形成し、この空隙800Cから有効ライン上の第3図柄を表示させる。
次にステップS36では、空隙800Cからの第3図柄の変動表示と音声による図柄の報知を継続する。なお、ステップS36の処理は、次のステップS37で「YES」となるまで繰り返し行われ、その間、所定時間毎に第3図柄を次の図柄に切り換えるとともに、変動ポインタPを1だけインクリメントする。このとき、空隙800Cにて第3図柄の変動表示が継続される。
ステップS37では、変動ポインタPの値を判定し、変動ポインタPが予め設定した隠蔽部空隙終了ポインタの値(例えば、P=10)に等しければ図7のステップS38の処理へ進む一方、そうでない場合にはステップS36へ戻って次の図柄に切り換える。
図7のステップS38では、隠蔽図柄800の空隙800Cを解除して、再び第3図柄の全ての変動表示領域を隠蔽図柄800により遮蔽する。
次のステップS39では、第3図柄の音声による報知を継続する。なお、ステップS39の処理は、次のステップS40で「YES」となるまで繰り返し行われ、その間、所定時間毎に第3図柄を次の図柄に切り換えるとともに、変動ポインタPを1だけインクリメントする。つまり、第3図柄の表示は行わないが、音声による報知のみを継続して第3図柄の切換を行い、第3図柄の変動が継続している状態を維持する。
ステップS40では、変動ポインタPの値を判定し、変動ポインタPが予め設定した第2の画像処理中断ポインタの値(例えば、P=13)に等しければステップS41の処理へ進む一方、そうでない場合にはステップS39へ戻って次の図柄に切り換える。
そして、ステップS41では、隠蔽図柄800で第3図柄の変動表示領域の全てを隠蔽図柄800で遮蔽することで、第3図柄の表示を一時的に中断する。
ステップS42では第3図柄の音声による報知を継続する。なお、ステップS42の処理は、次のステップS43で「YES」となるまで繰り返し行われ、その間、所定時間毎に第3図柄を次の図柄に切り換えるとともに、変動ポインタPを1だけインクリメントする。つまり、第3図柄の表示は行わないが、音声による報知のみを継続して第3図柄の切換を行い、第3図柄の変動が継続している状態を維持する。
ステップS43では、変動ポインタPの値を判定し、変動ポインタPが予め設定した隠蔽部出口ポインタの値(例えば、P=16)に等しければステップS44の処理へ進む一方、そうでない場合にはステップS42へ戻って次の図柄に切り換えて音声による図柄の報知を行う。
ステップS44では、隠蔽図柄800に覆われた第3図柄の変動表示を再開し、ステップS45では、図11で示すように、第3図柄の変動表示領域を覆っていた隠蔽図柄800の領域を縮小して終端800E(図11参照)を表示し、視認可能な第3図柄の変動表示領域を拡大する。
次にステップS46では、第3図柄の変動表示と音声による図柄の報知を継続する。なお、ステップS46の処理は、次のステップS47で「YES」となるまで繰り返し行われ、その間、所定時間毎に第3図柄を次の図柄に切り換えるとともに、変動ポインタPを1だけインクリメントする。
ステップS47では、変動ポインタPの値を判定し、変動ポインタPが予め設定した隠蔽部出口ポインタの値(例えば、P=16)に等しければステップS48の処理へ進む一方、そうでない場合にはステップS46へ戻って次の図柄に切り換えて第3図柄の変動表示と音声による図柄の報知を行う。
一方、ステップS48では、音声による第3図柄の報知を停止し、ステップS49では第3図柄の変動表示を継続する。なお、ステップS49の処理は、次のステップS50で「YES」となるまで繰り返し行われ、その間、所定時間毎に第3図柄を次の図柄に切り換えるとともに、変動ポインタPを1だけインクリメントする。
ステップS50では、変動ポインタPの値を判定し、変動ポインタPが予め設定した停止位置ポインタの値(例えば、P=21)に等しければステップS51の処理へ進む一方、そうでない場合にはステップS49へ戻って次の図柄に切り換えて第3図柄の変動表示を継続する。
一方、ステップS51では、第3図柄の変動表示を停止して第3図柄を確定し、変動表示ゲームを終了する。
以上の制御による変動表示ゲームの様子について、図8〜図12を参照しながら以下に詳述する。なお、図8は変動ポインタPと第3図柄の関係を示し、図9〜図12は変動表示装置8の表示領域における表示の様子を示す。
図8の変動ポインタPと第3図柄の関係は、第3図柄が「0」〜「9」の図柄を繰り返して変動表示を行う場合を示しており、上記ステップS21で図柄隠蔽リーチが開始されたときの第3図柄が「2」から始まったときの一例を示している。
また、図9は変動表示装置8の表示の様子を示しており、図中T1では、変動表示ゲーム開始時の表示面の様子を示し、図中T1、T2で示すように、第1図柄(上図柄)80Uは画面の上方に設けられた水平方向の変動表示領域810Uで、図中右から左へ移動して図8に示した図柄の配列で変動表示を行い、第2図柄(下図柄)80Uは画面の下方に設けられた水平方向の変動表示領域810Lで、図中右から左へ移動して図8に示した図柄の配列で変動表示を行い、同様に第3図柄(中図柄)80Cは画面の中段に設けられた水平方向の変動表示領域810Cで、図中右から左へ移動して図8に示した図柄の配列で変動表示を行う。
変動表示ゲームが開始されると、図9のT2のように第1〜3図柄80U、80L、80Cは各変動表示領域810U〜Cで横スクロールにより変動表示を行い(ステップS3)、図中T3のように、第1図柄80Uと第2図柄80Lが停止したときに所定の有効ラインL1〜L3で図柄が揃うと図9のT4以降に示すリーチ変動表示へ移行する。なお、変動表示中では、背景81は図中右側へ流れるように横スクロールを行う。なお、矢印内に「背景」の文字を記したマーク81Mは背景81が横スクロールしていることを示し、このマークが無いものは背景81が静止していることを示している。
ここで、有効ラインL1〜L3は図9のT1のように、横スクロールによる変動表示ゲームの結果、第1図柄80U、第2図柄80L、第3図柄80Cが停止したときに図柄が揃ったか否かを比較する領域を示しており、図中T1、T2のように第1〜第3図柄の変動表示領域810U〜Cでそれぞれ3つの図柄が停止可能な場合、図中T1の破線で示すように、右上の第1図柄、中央の第3図柄及び左下の第2図柄を結ぶ有効ラインL1と、中央の第1図柄、第3図柄及び第2図柄を結ぶ有効ラインL2と、左上の第1図柄、中央の第3図柄及び右下の第2図柄を結ぶ有効ラインL3の3つが予め設定される。
そして、図中T3では、有効ラインL1上に第1、第2図柄が「7」で揃い、上記図5のテーブルから予め選択された図柄隠蔽リーチが実行される。
図9のT4では、図柄隠蔽リーチが開始された時点の表示の様子を示し、第3図柄(中図柄)のみが変動表示を行っており、有効ラインL1を横切る中央の図柄80C2(「2」)が、図8で示す変動ポインタP=0に対応付けられ、右側の図柄80C1(「3」)が、図8で示す変動ポインタP=1に対応付けられる。
第3図柄80Cの変動が、続く図10のT5で示すように、第3図柄80C「4」が所定の位置、例えば、有効ラインL1を横切る中央に位置するとき、上記図6のステップS23により、変動ポインタPが音声報知開始ポインタに等しくなったと判定されるので、ステップS25により第3図柄の音声による図柄の報知が開始され、図2に示すスピーカ310から「4」の音声が選択された図柄隠蔽リーチに応じた音量で出力される。
そして、図10のT6で示すように、次の図柄「5」が有効ラインL1を横切る中央に位置するときに、図2に示すスピーカ310から「5」の音声が所定の音量で出力され、以降、有効ラインL1を横切る中央へ新たな図柄が来るたびに音声による図柄の報知が行われるとともに、変動ポインタPがインクリメントされる。このとき、上記ステップS27により、変動ポインタPが隠蔽部入り口ポインタに等しくなったと判定されて、ステップS28により第3図柄の変動表示領域の左側には隠蔽図柄(図中パイプの絵)800の一部(入り口)の表示が開始される。なお、T6では、隠蔽図柄が表示される直前のタイミングを示している。
そして、図10のT7では、中央に位置する第3図柄が「6」となり、表示開始された隠蔽図柄800によって、第3図柄80Cが徐々に隠蔽される。第3図柄80Cは、図中左側へ移動していくと変動表示領域の端まで行く手前で隠蔽図柄800に隠されて視認不能となる。
図10のT8では、隠蔽図柄800は表示領域の右側へ徐々に伸びて、第3図柄の変動表示領域を覆う面積を増大し、最も右側の第3図柄80C1を一瞬表示されるのみとなるが、第3図柄80Cが中央に位置すると、音声による報知によりどの図柄が有効ラインL1上にあるかを認識することができる。
図柄隠蔽リーチがさらに継続すると、上記ステップS30〜S31の処理により、変動ポインタPが画像処理中段ポインタ=5となったことから、図11のT9で示すように、第3図柄の変動表示領域は隠蔽図柄800で覆われて、第3図柄の変動表示は視認不能となる。このとき、第3図柄の画像を生成する処理(例えば、フォントROM157から第3図柄の画像データを読み出して、表示装置8へ出力する画像データを生成する処理)が中止され、変動ポインタP=画像処理中段ポインタ(即ち「5」)となってから、変動ポインタPの値=隠蔽部空隙開始ポインタ(即ち「9」)となるまで、第3図柄の画像を生成する処理が中断される。但し、この間も、上記ステップS32の処理により、変動ポインタPの更新と、音声による図柄の報知は継続されるので、遊技者はどの図柄が有効ラインL1上にあるかを認識することができる。
次に、所定数の図柄が切り替わると、変動ポインタPの値が隠蔽部空隙開始ポインタに等しくなるため、第3図柄の画像を生成する処理が再開されて、図11のT10で示すように、第3図柄の変動表示領域を覆っていた隠蔽図柄800は、左右の隠蔽図柄800L、800Rに分断されて、中央は空隙800Cが形成され、この空隙800Cから有効ラインL1上を通過する第3図柄80Cが一時的に視認可能となる。これにより、遊技者は音声による図柄の報知が、実際の変動表示の内容と一致していることを確認することができる。
そして所定数の図柄が切り替わると、変動ポインタPの値に基づいてステップS37を経てS38の処理が行われ、図11のT11で示すように、第3図柄の変動表示領域は再び隠蔽図柄800で覆われて、第3図柄が視認不能となって、音声による図柄の報知のみに戻る。
さらに所定数の図柄が切り替わると、変動ポインタPの値に基づいてステップS43、S44の処理が行われ、図11のT12で示すように、隠蔽図柄800は表示領域の右側へ移動していき、隠蔽図柄800の終端800Eが右側へ移動して、第3図柄の変動表示領域が徐々に現れる。
この後、ステップS47を経てS48の処理により音声による図柄の報知が終了し、図12のT13のように横スクロールする第3図柄80Cを全て視認可能とした後、第3図柄80Cは停止して、図13のT14またはT15のように所定の停止図柄で変動表示ゲームが確定する。なお、T14の場合は有効ラインL1上に「7」が揃った大当たりの場合を示し、T15の場合は有効ラインL1上の図柄揃わなかったハズレの場合を示している。
次に、図6のステップS2で隠蔽配列変化リーチが選択された場合、つまりステップS13で隠蔽配列変化リーチが実行される場合について、図13、図14を参照しながら説明する。なお、ステップS13の処理の詳細な処理の流れは、上記図6、図7と同様であるが、変動ポインタPと第3図柄との関係が、図13のようになっている点で異なっている。このリーチにおいては、図柄が1周する時点(図中変動ポインタP=7、図柄=「9」)までは、上記図8の図柄隠蔽大声リーチ、図柄隠蔽小声リーチと同様であるが、図柄が1周した後は、大当たりとなる図柄とハズレとなる図柄が交互に繰り返して表示される点が、上記図柄隠蔽大声リーチ、図柄隠蔽小声リーチと異なっている。
図14は、隠蔽図柄800による第3図柄80Cの遮蔽の様子を示し、図中T11’は、図13において変動ポインタP=13のときの表示の様子を示し、図中T12’は変動ポインタP=16のときの表示の様子を示す。
図中T11’は、第1図柄80Uと第2図柄80Lが「7」で揃い、隠蔽配列変化リーチとなった場合で、第3図柄の変動表示領域が隠蔽図柄800で全て覆われた状態を示す。
このとき、視認不能な第3図柄は大当たりとなる図柄「7」とハズレとなる図柄「3」が交互に繰り返され、音声による図柄により「7」と「3」が交互に出力される。
遊技者は第3図柄が見えないものの、有効ラインL1上を通過する第3図柄が「7」か「3」のいずれかであり、大当たりへの期待を大いに高めることとなる。
そして、隠蔽図柄800が徐々に消滅するT12’では、第3図柄の変動表示領域には、「7」と「3」の図柄が交互に表示されるため、遊技者は高い確率で大当たりとなることを期待することになる。
この場合では、所定の状態(ここでは、図柄が1周した時点)になると、第3図柄80Cは、大当たりとなる図柄とハズレとなる図柄を交互に繰り返して変動することで、遊技者に大きな期待を抱かせる演出を行って、変動表示ゲームの興趣を大いに向上させることができる。
以上説明したように、図柄隠蔽リーチの場合には、隠蔽図柄800で第3図柄80Cが遮蔽される前から音声による図柄の報知が始まるので、音声が図柄を指し示すことを遊技者に知らせ、その後、変動中の図柄を隠蔽図柄800で隠しながらも音声による図柄の報知を継続するようにしたので、遊技者は隠れてしまった図柄を認識することが可能となって、遊技の進行を正確に理解し、音声によって図柄を予測することで変動表示ゲームの興趣を高めることができる。
また、一旦図柄を隠蔽した後、一時的に一部の遮蔽を解除して図柄を視認可能にしたので、隠蔽中の図柄を容易に理解することができる。
さらに、隠蔽開始時または終了時には、図柄の一部が視認可能となるので、図柄の位置が分かりやすくなって、変動表示ゲームの興趣を高めることができる。
また、図柄の報知を音声により行うようにしたので、他の感覚(触覚、嗅覚、味覚)に比して図柄の内容を容易に認識することができるのである。
また、図柄隠蔽リーチは音声の大きい図柄隠蔽大声リーチと、音声の小さい図柄隠蔽小声リーチがランダムに発生するので、変化に富んだ興趣溢れる変動表示ゲームを提供できる。
さらに、図柄隠蔽大声リーチが発生したときの大当たりへの期待度は50%、図柄隠蔽小声リーチが発生したときの大当たりへの期待度は20%となっており、リーチ発生時の期待度(つまり、変動表示ゲームが特別の結果になる確率)に変化をつけることも出来る。このようなリーチの種類を区別する際には、大声・小声といった声の大きさで種類分けするような方法に限らず、他の声質で区別(男声と女声で区別、大人の声と子供の声で区別、等)するような方法でもよい。
なお、上記実施形態では、隠蔽図柄800は第3図柄80Cを全て遮蔽するように構成したが、図15のT7’、T11”に示すように、第3図柄80Cの一部がはみ出るように隠蔽図柄800’を構成し(つまり、識別情報の位置が視認可能となるように隠蔽し)、図柄の内容自体が隠されても図柄の現在位置だけは認識できるように隠蔽してもよい。この場合、隠蔽中であっても遊技者は図柄の位置を理解することができ、音声による図柄の報知が加わるため、有効ラインL1上の図柄を認識することができる。
また、上記実施形態では、第3図柄をひとつずつ変動させたが、図16に示すように、前後の図柄を合体させて一つの図柄としたデザインの図柄(複合識別情報)を表示しながら、所定の位置(有効ラインL1上)になると、2つの図柄を異なる音声で同時に報知するようにしても良い。例えば、「7」と「8」を一つの図柄80C’とし、有効ラインL1上に達すると、「7」を男性の音声により報知し、「8」を女性の音声により同時に報知する。
これにより、遊技者は同時に複数の図柄を含む第3図柄80C’の報知を受けて、新たな興趣を味わうことができる。
また、上記実施形態では、第3図柄を音声により報知を行う例を示したが、視覚以外の感覚に訴えるものであればよく、例えば、打球発射装置の操作部24にバイブレータを設け、図17で示すように、図柄の数値に応じた振動回数で操作部24を振動させてもよい。この場合、遊技者は手に伝達される振動から遮蔽されている第3図柄を想像することができ、変動表示ゲームの興趣を高めることができる。因みに、振動回数が多すぎると回数のカウントが困難になり、図柄の内容がわからなくなるので、「5」と「1」を示す振動をパルスの長さで区別し、この「5」と「1」を示す振動の合計により図柄を示している。また、図柄「0」のときにも、他の図柄と区別できる長さの振動を出力している。
また、図柄の番号に対応した芳香剤の噴射装置を遊技機に設け、隠蔽されている第3図柄に対応した芳香剤を遊技者に噴射するような構成、即ち嗅覚によって隠蔽図柄を報知するような構成であってもよい。
なお、隠蔽中の図柄を報知する手段としては、聴覚、触覚、嗅覚以外にランプ等で図柄の報知を行っても良いが、遊技者は変動表示装置8を注視するため視覚以外の感覚に訴える手段が望ましい。
また、上記実施形態においては、隠蔽図柄800を変動表示装置8に表示することで第3図柄80Cの隠蔽を行うことにより隠蔽手段を実現したが、第3図柄の変動表示領域を覆うような構造物(例えば、シャッター、カーテンなど)を変動表示装置8の前面(遊技者側)に設け、図柄隠蔽リーチの際に第3図柄の変動表示領域を覆うようにして隠蔽手段を実現しても良い。
今回開示した実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び内容の範囲での全ての変更が含まれることが意図される。
以上のように、本発明に係る遊技機は、図柄隠蔽リーチの際に視覚以外の感覚で図柄を報知するようにしたので、飽きの来ない図柄隠蔽リーチを提供するパチンコ機(弾球遊技機)やパチスロ機(スロットマシン遊技機)等の遊技機に適用することができる。
本発明の実施の形態の遊技機全体の構成を示す正面図である。 遊技機の遊技制御装置を中心とする制御系のブロック図である。 遊技機の遊技状態の状態遷移図である。 制御の一例を示すフローチャートである。 乱数値と停止図柄に応じたリーチパターンのテーブルである。 図4の隠蔽リーチ処理のサブルーチンを示すフローチャートで、前半部である。 同じく、図4の隠蔽リーチ処理のサブルーチンを示すフローチャートで、後半部である。 変動ポインタと図柄の関係を示す説明図である。 変動表示ゲームの表示の様子を示す説明図で、変動表示ゲームの開始(T1)から図柄隠蔽リーチへの移行(T4)までを示す。 同じく、変動表示ゲームの表示の様子を示す説明図で、図柄隠蔽リーチの初期(T5)から図柄が隠蔽されるまで(T8)を示す。 同じく、変動表示ゲームの表示の様子を示す説明図で、第3図柄の変動表示領域が完全に隠蔽された状態(T9)から隠蔽が解除されるまで(T12)を示す。 同じく、変動表示ゲームの表示の様子を示す説明図で、隠蔽が完全に解除されてから(T13)、第3図柄が停止するまで(T15)の様子を示す。 図柄隠蔽配列変化リーチの場合の変動ポインタと図柄の関係を示す説明図である。 変動表示ゲームの表示の様子を示す説明図で、第3図柄が完全に隠蔽された状態(T11’)と隠蔽が解除される状態(T12’)を示す。 変動表示ゲームの表示の様子を示す説明図で、第3図柄の隠蔽を開始する状態(T7’)と図柄の一部を表示しながら第3図柄の変動表示領域を隠蔽している状態(T11”)を示す。 変動表示ゲームの表示の様子を示す説明図で、第3図柄を前後の図柄を合わせた新たな図柄として変動する状態を示す。 図柄報知の他の態様を示し、対応する図柄と振幅及び時間の関係を示す説明図である。
符号の説明
1 遊技機
8 変動表示装置
100 遊技制御装置
150 表示制御装置
300 音制御装置

Claims (10)

  1. 複数の識別情報を変動表示可能な変動表示装置を設け、
    前記識別情報を変動表示させた後に変動表示を停止する変動表示ゲームを行う表示制御手段と、
    この変動表示ゲームが特別の結果になる場合に、遊技者に特典を付与する遊技制御手段と、
    を備えた遊技機において、
    予め設定した条件が成立したときには、前記変動表示中の識別情報を隠蔽して識別情報の内容を視認不能または視認困難にさせる隠蔽手段と、
    前記隠蔽されている識別情報の内容を変動表示ゲームの進行に対応して報知する隠蔽情報報知手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記隠蔽情報報知手段は、前記隠蔽手段が識別情報を隠蔽する以前に識別情報の内容の報知を開始することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記隠蔽手段は、前記識別情報の隠蔽を一時的に解除するとともに、前記隠蔽情報報知手段は、識別情報の隠蔽が一時的に解除されている期間も識別情報の内容の報知を継続することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記表示制御手段には、前記隠蔽手段により隠蔽されている識別情報の配列を変更する配列変更手段が備えられ、
    前記隠蔽情報報知手段は、変更された識別情報の配列に対応する報知を行うことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一つに記載の遊技機。
  5. 前記隠蔽手段は、前記識別情報の位置が視認可能となるように隠蔽することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一つに記載の遊技機。
  6. 前記隠蔽情報報知手段は、変動表示ゲームが特別の結果になる確率に対応して報知の態様を変化させることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一つに記載の遊技機。
  7. 変動表示ゲームを行う際に、複数の識別情報をセットにした複合識別情報が変動表示され、
    前記隠蔽情報報知手段は、隠蔽手段によって前記複合識別情報の表示が隠蔽される際に、複合識別情報を構成する複数の識別情報の内容を同時に報知することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一つに記載の遊技機。
  8. 前記隠蔽手段によって隠蔽される識別情報を指し示すポインタを更新するポインタ更新手段が備えられ、
    前記隠蔽情報報知手段は、ポインタ更新手段によって更新されたポインタの値に応じて識別情報の内容を報知することを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一つに記載の遊技機。
  9. 前記隠蔽情報報知手段は、聴覚、触覚、嗅覚のいずれかを利用して識別情報の内容を報知することを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか一つに記載の遊技機。
  10. 前記隠蔽情報報知手段は、識別情報の内容を音声にて報知することを特徴とする請求項9に記載の遊技機。
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