JP2005073348A - 分電盤及びその集中管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 電力量計を内蔵した省スペース型の分電盤及び、分電盤の集中管理システムを構築するに適した分電盤を提供する。
【解決手段】 同一盤内に、主幹ブレーカ2と分岐ブレーカ3と電子式電力量計5とを横方向に配置するもので主幹ブレーカ2、電子式電力量計5、分岐ブレーカ3の順としても、電子式電力量計5、主幹ブレーカ2、分岐ブレーカ3の順としてもよい。電子式電力量計5の出力信号を積算データに変換する付属装置7を、分岐ブレーカの列内もしくは盤内に設けられた付属装置取付けスペースに配置することができる。各分電盤の付属装置の出力端子を共通の信号線11により集中管理装置12に接続し、各分電盤の電力量を集中管理する。
【選択図】 図9
【解決手段】 同一盤内に、主幹ブレーカ2と分岐ブレーカ3と電子式電力量計5とを横方向に配置するもので主幹ブレーカ2、電子式電力量計5、分岐ブレーカ3の順としても、電子式電力量計5、主幹ブレーカ2、分岐ブレーカ3の順としてもよい。電子式電力量計5の出力信号を積算データに変換する付属装置7を、分岐ブレーカの列内もしくは盤内に設けられた付属装置取付けスペースに配置することができる。各分電盤の付属装置の出力端子を共通の信号線11により集中管理装置12に接続し、各分電盤の電力量を集中管理する。
【選択図】 図9
Description
本発明は住宅用の分電盤及びその集中管理システムに関するものであり、特に電子式電力量計が組み込まれた分電盤及びその集中管理システムに関するものである。
集合住宅、老人ホーム、ビル内のテナント等においては各住宅、個室、各テナント等に住宅用の分電盤を設置するとともに電力量計を設置していることがある(特許文献1)。
このような電力量計は別個の金属製ボックスに収納されて分電盤とは別個に設置されており、場所を要したり、配線に手数を要するなどの問題があった。
また、電力量計は定期的に交換することを要するが、図1に示すように幹線分岐盤の幹線分岐ブレーカに多数の各室分電盤が接続されている場合、幹線分岐ブレーカをオフにしてから各室分電盤の電力量計を交換することとなる。すると他の各室分電盤も同時に停電状態になってしまうという問題があった。
さらに、集合住宅、老人ホームやテナントなどに多数設置した電力量計は、省エネルギーの観点から集中監視できるようにすることが好ましい。しかしその場合には各電力量計にその出力信号を積算データに変換する付属装置を追加したうえで、各電力量計の付属装置と集中監視装置との間にそれぞれ配線を行わねばならず、コストと手数の点で、分電盤の集中管理システムを構築することは容易ではないという問題があった。
特開平7−193918号公報(図5)
本発明は上記した従来の問題点を解決するためになされたもので、電力量計を内蔵した省スペース型の分電盤を提供することを第1の目的とするものである。また本発明の第2の目的は、分電盤の集中管理システムを構築するに適した分電盤を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた請求項1の発明の分電盤は、同一盤内に、主幹ブレーカと、この主幹ブレーカの横方向右側に位置する分岐ブレーカと、この主幹ブレーカの横方向左側に位置する電子式電力量計とを配置したことを特徴とするものである。また同一の課題を解決するためになされた請求項2の分電盤は、同一盤内に、主幹ブレーカと、この主幹ブレーカの横方向右側に位置する分岐ブレーカと、これらの主幹ブレーカと分岐ブレーカとの間に位置する電子式電力量計とを配置したことを特徴とするものである。
なお請求項3のように、電子式電力量計の出力信号を積算データに変換する付属装置を、分岐ブレーカの列内もしくは盤内に設けられた付属装置取付けスペースに配置することが好ましく、請求項4の分電盤の集中管理システムは、請求項3の分電盤を複数台配置し、各分電盤の付属装置の出力端子を共通の信号線により集中管理装置に接続し、各分電盤の電力量を集中管理することを特徴とするものである。
請求項1、2の発明によれば、小型軽量の電子式電力量計を主幹ブレーカとともに同一盤内に配置したので、従来のように別個に設置していた場合のように場所を要したり、配線に手数を要することがなく、省スペース型とすることができる。特に請求項2の発明のように、電子式電力量計を主幹ブレーカの横方向右側、すなわち主幹ブレーカの二次側に配置すれば、電子式電力量計の点検や交換の際にもその分電盤の主幹ブレーカのみをオフとすればよく、他の各室分電盤も同時に停電状態になることがない。
請求項3の発明によれば、電子式電力量計の出力信号を積算データに変換する付属装置を、分岐ブレーカの列内もしくは盤内に設けられた付属装置取付けスペースに配置したので、付属装置も盤内に収納することができ、分電盤の集中管理システムを構築するに便利である。さらに請求項4の発明によれば、各分電盤の付属装置の出力端子を共通の信号線により集中管理装置に接続することによって、多数本の配線を行うことなく分電盤の集中管理が可能となる。
図2は請求項1の発明の実施形態を示す図である。本発明の分電盤は集合住宅、老人ホームやテナントなどに設置するためのものであり、1は樹脂製のケース、2はその内部に設置された主幹ブレーカである。この主幹ブレーカ2の横方向右側には、住宅用分電盤の規格に定められるように複数の分岐ブレーカ3が配置されている。この実施形態では分岐ブレーカ3はプラグインタイプであり、主幹ブレーカ2の二次側に接続された母線バーの上下から、6個ずつの分岐ブレーカ3がプラグイン接続されている。なお母線バーは絶縁カバー4に覆われて図示されていない。
また主幹ブレーカ2の横方向左側には、電子式電力量計5が配置されている。電子式電力量計5はそれ自体は公知のものであり、電力量をパルス出力する機能を備えている。電子式電力量計5は従来の誘電型のものとは異なり小型軽量であるため、住宅用分電盤のケース1内に収納することができる。電子式電力量計5の二次側と主幹ブレーカ2の一次側とは、電線6により接続されている。
上記のように、請求項1の発明の分電盤は、同一の盤内に主幹ブレーカ2と分岐ブレーカ3と電子式電力量計5とを配置した省スペース型のものであり、従来のように別個に設置していた場合のように場所を要したり、配線に手数を要することがない。
図3は請求項2の発明の実施形態を示すもので、ケース1の左側に主幹ブレーカ2が配置され、ケース1の右側に複数の分岐ブレーカ3が配置されている。この実施形態の分岐ブレーカ3もプラグインタイプである。そしてこれらの主幹ブレーカ2と分岐ブレーカ3との間に、電子式電力量計5が配置されている。主幹ブレーカ2の二次側と電子式電力量計5の一次側とは、電線6により接続されている。
この実施形態に示される請求項2の発明の分電盤も、同一の盤内に主幹ブレーカ2と分岐ブレーカ3と電子式電力量計5とを配置した省スペース型のものであり、従来のように電力計を別個に設置していた場合に比較して場所を要したり、配線に手数を要することがない。しかも分電盤内部の主幹ブレーカ2をオフとして電子式電力量計5の交換を行えるから、従来のように他の分電盤も同時に停電状態になることがない。
図4は請求項3の発明の実施形態を示すもので、ケース1の右端部分に付属装置7が組み込まれている。この付属装置7は、電子式電力量計5とリード線8により接続されており、電子式電力量計5の出力信号を積算データに変換する機能を有するものである。この実施形態では、盤内に付属装置取付けスペースを設けて付属装置7を配置した。図5に示す他の実施形態も同様であるが、図4とは主幹ブレーカ2と電子式電力量計5との配置が入れ替わっている。いずれの実施形態でも、付属装置7には母線バーの端部から延びる電源線により給電されている。付属装置7から出力される積算データは、後述するように集中管理装置に集められ、電力量の集中管理が行われる。
図6と図7は請求項3の発明の他の実施形態を示すものである。これらの実施形態では、電子式電力量計5の出力信号を積算データに変換する付属装置9が小型化され、分岐ブレーカ3の列内に配置されている。付属装置9は幅が分岐ブレーカ3の2倍であるがその他のサイズは分岐ブレーカ3と同一になっており、図8のように母線バー10にプラグインされ、電源を得ている。このように付属装置9を分岐ブレーカ3の列内に配置すれば、盤内の小型化を図ることができる。
しかしこのように母線バー10の片側に付属装置9を配置すると、付属装置9が配置された側の分岐ブレーカ3の個数が、母線バー10の反対側に配置された分岐ブレーカ3の個数よりも少なくなる。一般に同列のプラグインタイプの分岐ブレーカ3は同相の母線バー10に接続されるため、分岐ブレーカ3の個数が異なると負荷側の相間バランスが崩れ易い。しかし分岐ブレーカ3として母線バー10への接続端子の上下を交換できる形式のものを用い、一部の分岐ブレーカ3の接続先を代えておけば、このような場合にも相間バランスを取ることができる。
図9は請求項4の発明の実施形態を示すもので、付属装置7または付属装置9が組み込まれた複数台の分電盤の集中管理システムが示されている。図示のように、各分電盤の付属装置7,9の出力端子を共通の信号線11により集中管理装置12に接続し、各分電盤の電力量を集中管理する。この場合、各付属装置内にアドレス設定手段を設けておき、アドレスが付された積算データを信号線11で多重伝送する方式を採用すれば、1組の信号線11を使用するだけでよく、多数本の配線を要しない。
請求項4の発明によれば、刻々と変化する多数の分電盤の電力量を、単一の集中管理装置12によって管理することができる。なお、図9に示された信号線11による伝送に代えて、無線伝送方式とすることも可能である。
1 ケース
2 主幹ブレーカ
3 分岐ブレーカ
4 絶縁カバー
5 電子式電力量計
6 電線
7 付属装置
8 リード線
9 付属装置
10 母線バー
11 信号線
12 集中管理装置
2 主幹ブレーカ
3 分岐ブレーカ
4 絶縁カバー
5 電子式電力量計
6 電線
7 付属装置
8 リード線
9 付属装置
10 母線バー
11 信号線
12 集中管理装置
Claims (4)
- 同一盤内に、主幹ブレーカと、この主幹ブレーカの横方向右側に位置する分岐ブレーカと、この主幹ブレーカの横方向左側に位置する電子式電力量計とを配置したことを特徴とする分電盤。
- 同一盤内に、主幹ブレーカと、この主幹ブレーカの横方向右側に位置する分岐ブレーカと、これらの主幹ブレーカと分岐ブレーカとの間に位置する電子式電力量計とを配置したことを特徴とする分電盤。
- 電子式電力量計の出力信号を積算データに変換する付属装置を、分岐ブレーカの列内もしくは盤内に設けられた付属装置取付けスペースに配置したことを特徴とする請求項1または2に記載の分電盤。
- 請求項3に記載の分電盤を複数台配置し、各分電盤の付属装置の出力端子を共通の信号線により集中管理装置に接続し、各分電盤の電力量を集中管理することを特徴とする分電盤の集中管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003298169A JP2005073348A (ja) | 2003-08-22 | 2003-08-22 | 分電盤及びその集中管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003298169A JP2005073348A (ja) | 2003-08-22 | 2003-08-22 | 分電盤及びその集中管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005073348A true JP2005073348A (ja) | 2005-03-17 |
Family
ID=34403747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003298169A Pending JP2005073348A (ja) | 2003-08-22 | 2003-08-22 | 分電盤及びその集中管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005073348A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105301303A (zh) * | 2014-06-26 | 2016-02-03 | 英科德技术股份有限公司 | 适配于配电板中断路器的电能测量装置 |
-
2003
- 2003-08-22 JP JP2003298169A patent/JP2005073348A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105301303A (zh) * | 2014-06-26 | 2016-02-03 | 英科德技术股份有限公司 | 适配于配电板中断路器的电能测量装置 |
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