JP2005071165A - タッチパネル装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 受信部4にて受信された実測のタイムドメイン波形と、スライスデータメモリ56に記憶されている基準のスライスタイムドメイン波形とを、比較部59にて比較し、その比較結果から得られる検出結果を、一旦RAM53に格納する。RAM53に格納されている検出データを、補正部60にて、弾性表面波の発生回数、パネルの電極構成及び弾性表面波の速度で決定される最小の接触幅で補正する。対角部における物体の接触幅は、RAM53に記憶されている過去の接触幅の履歴の平均値として取得する。
【選択図】 図1
Description
図3は、第1実施の形態における電極構造を示す図、図4は、図3の受信側における電極構造の拡大図である。図3にあっては、弾性表面波のバースト波が対角部(パネル対角線の近傍領域)で、発振側(左側)から受信側(右側)へ伝播する。
次に、前述した時間(2),(3)の増加分の具体例について説明する。櫛形電極指18長さを0.7mm、θを45°、弾性表面波の速度を3000m/s、バースト波の継続時間を1.3μsとした場合、時間(2)の増加分は(0.7×10-3)/3000=0.23(μs)となり、時間(3)の増加分は1.3μsである。この結果、全体として((2)+(3))/2×3000=2.3(mm)だけ増加する。
図5は、第3実施の形態によるタッチパネル装置の基本構成を示す図であり、図5において図1と同一部分には同一番号を付している。第3実施の形態では、受信部4に653kHzのローパスフィルタ(LPF)43が設けられている。上述したように、時間(2),(3)の増加分の合計は0.23+1.3=1.53(μs)となるため、この増加分より計算される635(kHz)(=1/(1.53×10-6))のLPF43を受信部4に設けることにより、簡単な構成にて、ノイズの除去を行えて、誤った接触を検出することを防止でき、検出精度を向上できる。
次に、タイムドメイン波形の立ち下がり時点から立ち上がり時点までの時間に基づいて物体の接触幅を検出する場合の時間(1)を求めるための時間(2),(3)の増加分の具体的な補正例について説明する。この場合、演算部54にて演算された検出値は一旦RAM53に格納され、格納された検出値が読み出されて補正部60にて補正がなされる。
次に、タイムドメイン波形の立ち下がり時点から減衰最大時点までの時間に基づいて物体の接触幅を検出する場合の例について説明する。このような場合にも、第4実施の形態と同様に、検出される接触幅はバースト波によって増大する。
タイムドメイン波形の立ち下がり時点から立ち上がり時点までの時間に基づいて物体の接触幅を検出する場合、立ち下がり時点の検出のS/Nは、第1実施の形態における対角部での電極構成によって確保される。しかし、立ち上がり時点での検出のS/Nは改善されていないため、精度良く物体の接触幅を検出できていない。そこで、第6実施の形態では、バースト波による増加分を考慮したスライスタイムドメイン波形を比較用に用いる。
以上の第2〜第6実施の形態における手法は、物体の接触幅を正確に検出するための手法であるが、僅かな領域であるとはいえ、その接触幅を正確に検出できない領域が対角部に残る。これは、対角部では時間(3)の部分のゆらぎが多くて正しい時間(3)が得られないことに起因している。そこで、第7実施の形態では、その領域にあって、過去の履歴情報から接触幅を想定する。具体的には、保存されている複数の履歴(接触幅)を補間して、接触幅を求める。
2 タッチパネル駆動装置
3 発振部
4 受信部
5 制御部
11 非圧電基板
11a 検出領域
12 励振素子
13 受信素子
17 バス電極
18 櫛形電極指
43 ローパスフィルタ(LPF)
51 MPU
53 RAM
54 演算部
56 スライスデータメモリ
59 比較部
60 補正部
Claims (5)
- 電極基部に櫛形電極指を連ならせた構成を有していて弾性表面波を励振する励振手段、及び、電極基部に櫛形電極指を連ならせた構成を有していて弾性表面波を受信する受信手段の少なくとも一対を、弾性表面波が伝播可能な矩形状の基板の対角方向の周縁部に備えており、前記基板上の対角方向に前記励振手段と前記受信手段との間で弾性表面波を伝播させ、前記受信手段での受信結果に基づいて、前記基板に接触された物体の位置を検出するタッチパネル装置において、前記受信手段における対角部の櫛形電極指が、前記基板の対角線を越えて、前記受信手段の電極基部と前記基板の対角線との交点から前記励振手段の電極基部の延設方向に平行に引いた線から出ないように設けられていることを特徴とするタッチパネル装置。
- 弾性表面波が伝播可能な矩形状の基板の対角方向の周縁部に対をなして、弾性表面波を励振する励振手段と弾性表面波を受信する受信手段とを備えており、前記基板上の対角方向に前記励振手段と前記受信手段との間で弾性表面波を伝播させ、前記受信手段での時系列の受信結果に基づいて、前記基板に接触された物体の位置を検出するタッチパネル装置において、前記受信手段での時系列の受信結果と予め取得しておいた比較用の時系列の受信結果とを比較する比較手段と、該比較手段での比較結果に基づいて前記物体の位置を検出する検出手段と、該検出手段の検出結果を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶されている検出結果を補正する補正手段とを備えることを特徴とするタッチパネル装置。
- 前記補正手段は、前記励振手段における弾性表面波の励振回数、前記励振手段及び受信手段の電極構成、並びに、前記基板上での弾性表面波の伝播速度に基づいて、検出される最小の接触幅を決定する手段と、前記検出結果が前記最小の接触幅より小さい場合に前記検出結果をノイズと判断する手段とを有することを特徴とする請求項2記載のタッチパネル装置。
- 弾性表面波が伝播可能な矩形状の基板の対角方向の周縁部に対をなして、弾性表面波を励振する励振手段と弾性表面波を受信する受信手段とを備えており、前記基板上の対角方向に前記励振手段と前記受信手段との間で弾性表面波を伝播させ、前記受信手段での時系列の受信結果に基づいて、前記基板に接触された物体の位置を検出するタッチパネル装置において、前記受信手段での時系列の受信結果と予め取得しておいた第1比較用の時系列の受信結果とを比較する第1比較手段と、前記励振手段における弾性表面波の励振回数、並びに、前記励振手段及び受信手段の電極構成に基づいて決定される受信強度を前記第1比較用の時系列の受信結果から減算した第2比較用の時系列の受信結果と前記受信手段での時系列の受信結果とを比較する第2比較手段とを備えることを特徴とするタッチパネル装置。
- 弾性表面波が伝播可能な矩形状の基板の対角方向の周縁部に対をなして、弾性表面波を励振する励振手段、及び、弾性表面波を受信する受信手段とを備えており、前記基板上の対角方向に前記励振手段と前記受信手段との間で弾性表面波を伝播させ、前記受信手段での受信結果に基づいて、前記基板に接触された物体の位置を検出するタッチパネル装置において、検出した物体の幅の履歴を記憶しておく記憶手段と、検出した物体の位置が前記基板の対角線を越えている否かを判断する手段とを備えることを特徴とするタッチパネル装置。
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