JP2005070408A - 望遠鏡装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 支持構造における変形を、精密に測定することができ、また高周波で生じる揺れに対しても追従することができる測定系を有する望遠鏡装置を得ることを目的とする。
【解決手段】 ヨーク部2内にリンク機構ベース6を設け、これに連結して、左右の支柱3内にリンク部材7を設ける。リンク部材7は支柱3の上部(ヨーク部2の上部)と、リンク機構ベース6とを接続している。リンク機構ベース6、リンク部材7等を用いて、ヨーク部2の上部の変位や回転角を測定することにより、反射鏡1の指向方向の変化を求めることができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、指向方向の補正をするために、指向方向に影響する支持構造の変位又は傾斜の測定を行うことができる望遠鏡装置に関するものである。
電波天文学の分野では、近年になってミリ波からサブミリ波へとより高い周波数の電波を観測するという要求が高まってきている。高い周波数の電波天体の観測を行う場合、望遠鏡の反射鏡面とビームの指向追尾はより高い精度が必要となる。一方では、観測効率を高めるために、望遠鏡の大口径化が進み、また、昼夜のあらゆる天候で観測を実施できることが望まれている。口径が大きくなることによって、望遠鏡の自重変形が大きくなったり、また、日射による熱変形や風圧による変形が大きくなるため、高い指向追尾精度を得ることが困難となる。このような高い指向追尾精度の要求を満足するためには、望遠鏡の反射鏡の指向誤差をリアルタイムに測定し、補正する技術が必要となる。望遠鏡の指向誤差に影響する要因として主反射鏡を支える構造部分の変形があり、この変形を測定する手段として、レーザ及びその光検出器を用いた光学的計測手段と、機械的手法による計測手段とが考えられる。しかし、前者については光学系内の大気揺らぎによる測定誤差の発生が大きく、また光検出画像の処理遅延のため高速な測定が困難であった。一方、機械的手法による計測手段として、構造物の傾斜角又は高低差を計測する手段が特開平6−117854号公報に開示されている。
特開平6−117854号公報
特開平6−117854号公報に開示された装置は、一つのパラレルリンク機構の変形を測定することによって構造物の傾斜角又は高低差を測定するものである。しかし、この装置によっては、測定対象の構造物の水平変位、垂直変位を測定することができず、望遠鏡の指向誤差を補正するために反射鏡支持構造の変形を測定する手段としては適さないという問題があった。
この発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、支持構造における変形を、精密に測定することができ、また高周波で生じる揺れに対しても追従することができる測定系を有する望遠鏡装置を得ることを目的とする。
請求項1の発明に係る望遠鏡装置は、反射鏡と、この反射鏡を2つの支柱により支持し、方位軸回りに回転するヨーク部と、このヨーク部を支持するベース部と、上記ヨーク部内の底部に支持されたリンク機構ベースと、このリンク機構ベースに設けた平行リンク機構と、上記ヨーク部の上記支柱内に設けられ、上記ヨーク部の上部と上記平行リンク機構とに連結されるリンク部材と、このリンク部材の上部に固定された第1のアーム部材と、上記ヨーク部の上部から延在する部材の先端部と上記第1のアーム部材の先端部との変位を計測する第1の測長器と、上記リンク部材の下部に固定された第2のアーム部材と、上記平行リンク機構から水平に延在する部材と上記第2のアーム部材との変位を計測する第2の測長器とを備えたものである。
請求項2の発明に係る望遠鏡装置は、請求項1の発明に係る望遠鏡装置において、上記平行リンク機構は、上記平行リンク機構の傾斜を測定するための第3の測長器を具備したものである。
請求項3の発明に係る望遠鏡装置は、請求項1又は請求項2の発明に係る望遠鏡装置において、上記リンク部材の連結部に弾性ピボット軸受を具備したものである。
請求項4の発明に係る望遠鏡装置は、請求項1の発明に係る望遠鏡装置において、さらに、上記ヨーク部を支持する装置架台に設けたセンターポールと、このセンターポール上に設けたミラーと、このミラーと上記リンク機構ベースとの変位を測定するためのギャップセンサーとを備えたものである。
請求項5の発明に係る望遠鏡装置は、請求項4の発明に係る望遠鏡装置において、上記センターポールは、上記センターポールの傾斜を測定する傾斜計を具備したものである。
請求項6の発明に係る望遠鏡装置は、請求項1乃至請求項5の発明に係る望遠鏡装置において、上記リンク機構ベース、及び上記リンク部材の材質を、CFR材としたものである。
この発明によれば、望遠鏡装置のヨーク部に設けたリンク機構の変位を測長器等を用いて測定することによって、ヨーク部の上部の変位や傾きを測定及び算出することができるので、大気揺らぎの影響がなく精密な計測が可能となり、また、比較的に高速に処理できるので、高周波で生じる揺れの計測が可能となる。
実施の形態1
この発明の実施の形態1に係る望遠鏡装置を図1から図8に基づき説明する。図1は望遠鏡装置全体の構成図である。図1において、1は反射鏡であり、2は反射鏡1をX軸(図示。以下において仰角軸とも呼ぶ。)まわりに回転可能に支持するヨーク部である。ヨーク部2は、左右の支柱3の上部において反射鏡1を回転可能に支持する。4は装置架台であり、ヨーク部2をZ軸(図示)まわりに回転可能に支持する。これらの基本的構成によって、反射鏡1をZ軸(方位軸)及びX軸(仰角軸)まわりに回転することができ、観測する指向方向を変化させることができる。なお、図1において、Y軸方向は、X軸及びZ軸と直交する方向(紙面垂直方向)である。装置架台4内において、5は装置架台4下部に概ね鉛直に設けたセンターポールであり、ヨーク部2内において、6はセンターポール5を基準に概ね水平に設けたリンク機構ベースであり、7は左右の支柱3内にそれぞれ設けたリンク部材である。リンク部材7は支柱3の上部(ヨーク部2の上部)と、リンク機構ベース6とを接続している。これらのセンターポール5、リンク機構ベース6、リンク部材7等を用いて、ヨーク部2の上部の変位や回転角を測定することにより、反射鏡1の指向方向の変化を求めることができる。
次に、図2により、センターポール5とリンク機構ベース6との関係を説明する。図2は装置架台4からヨーク部2の下部までの構成図である。図2において、8はヨーク部2の下部に設けたベース取付台、9はリンク機構ベース6に設けた取付部である。リンク機構ベース6は、取付部9をベース取付台8に軸受等を介して取付けられる。各取付点は、剛体結合又はピン結合することが考えられるが、ピン結合により回転自由度を持たせておく方が、ヨーク部2の熱変形等がリンク機構ベース6へ伝達されにくいので好ましい。ここで、センターポール5は装置架台4に固定されており、装置架台4自体は地面に固定されているので、センターポール5は固定された状態にある。一方、リンク機構ベース6は、ヨーク部2とともに、装置架台4に対して方位軸まわりに回転するものである。また、図2において、10はセンターポール5の上部に設けたミラーである。このミラー10を用いてリンク機構ベース6の傾きを測定する。
次にミラー10を用いたリンク機構ベース6の傾きの測定について、図3及び図4により説明する。図3は、センターポール5の上部付近を拡大した構成図である。図3において、11はセンターポール5上に設けたフランジ、12はフランジ11上に設けられ、ミラー10を取り付けるミラー取付台であり、13はミラー10に設けられ、ミラー取付台12に取り付けられる取付部である。14はリンク機構ベースに取り付ける測定台であり、15は測定台14に設けられ、ギャップセンサーを保持するセンサーホルダーであり、16はセンサーホルダー内に保持されるギャップセンサーである。センサーホルダー15とミラー10との間には僅かな隙間があり、ギャップセンサー16は、そのセンサーヘッドとミラー10との距離を測定するものである。
図4は、図3に示すAA面から見た構成図である。図4に示すようにフランジ11上にミラー取付台12が3箇所設けられ、この3箇所においてミラー10を取付ける。ミラー10は、この取付台に剛結合で取付けても良いが、ミラー10の変形を抑制するためには、ミラー取付台12と取付部13とを軸受等を介して結合することにより、ピン結合することが好ましい。また、フランジ11上には2個の傾斜計17を配置して、フランジ11上でのX軸まわり及びY軸まわりの傾斜角を計測し、この測定結果をミラー10の傾斜角とするが、傾斜計17をミラー10上に配置し、ミラー10の傾斜角を直接測定してもよい。
一方、センサー取付台14上には4個のギャップセンサー16を配置して、そのセンサーヘッドとミラー10との距離を測定する。ギャップセンサー16はセンサーホルダー15によって保持され、リンク機構ベース6(及びヨーク部2)とともに方位軸(Z軸)まわりに回転し、ミラー10はセンターポール5に固定され、方位軸まわりに回転することはない。ミラー10の底面(−Z軸側から見てドーナッツ状に見える底面)は鏡面加工されており、ヨーク部2が駆動された後の任意の方位角において、4個のギャップセンサー16と、このミラー10の底面との距離を測定できる。X軸上に配置された2個のギャップセンサー16の出力によって、リンク機構ベース6のY軸まわりの傾きを、Y軸上の2個のギャップセンサー16の出力によって、リンク機構ベース6のX軸まわりの傾きを計測することができる。ギャップセンサー16によって計測するリンク機構ベース6の各軸まわりの傾きはミラー10に対するものであるので、傾斜計17によって計測したミラー10の傾きを用いて補正する。
次に、リンク機構ベース6上のリンク機構により、ヨーク部2上部の変位及び傾きを測定する測定系について、図5から図8を用いて説明する。図5において、18はリンク部材7の上部にY軸方向に延在して設けたアーム部材、19はリンク部材の下部にY軸方向に延在して設けたアーム部材である。これらの構成は、図5(a)に示すようにヨーク部2の左右に設けている。また、20及び21は、ヨーク部2の上部に配置される左右のハウジングであり、このハウジング20及び21により反射鏡1を保持している。アーム部材18、19の先端や略中間位置のZ軸方向の変位を測長器によって測定し、測定結果を用いて幾何学的計算によって、ヨーク部2の上部の変位及び回転角(X軸まわり)を算出する。
図6はリンク部材7下部の拡大した構成図である。図6において、22はリンク機構ベース上に固定して略鉛直に設けた鉛直部材、23は鉛直部材22の下部と連結され、略水平に設けた水平部材、24は鉛直部材22の上部に連結され、水平部材23と平行に設けた水平部材、25は水平部材23と水平部材24の先端にその両端が連結され、鉛直部材22と平行に設けた鉛直部材である。鉛直部材25は水平に延在するアーム部材26を有しており、また、水平部材24は鉛直部材22から鉛直部材25を越えて延在している。27は鉛直部材22、鉛直部材25、水平部材23、水平部材24の各部材を連結部において連結する軸受である。軸受27は、図6のように4箇所に配置されており、玉軸受等の転がり軸受を用いても良いが、転がり軸受の場合にはラジアル振れ等の動きが生じて測定精度に悪影響が生じるので、好ましくは板ばねを利用した弾性ピボット軸受を用いる。この鉛直部材22、鉛直部材25、水平部材23、水平部材24によって平行リンク機構を形成している。28は水平部材の先端部に設けられ、水平部材24の先端部と垂直部材25のアーム部26との間の垂直変位(鉛直方向の相対変位)を測定する測長器、29はアーム部材19の先端部に設けられ、アーム部材19の先端部と垂直部材25のアーム部26の先端部との垂直変位(鉛直方向の相対変位)を測定する測長器である。即ち、測長器28は、上記の平行リンク機構が変形したときの、水平部材23及び水平部材24の傾きを測定するために設けており、測長器29はアーム部材19と上記の平行リンク機構から水平に延在するアーム部材26との変位を計測するものである。なお、リンク部材7は、水平部材24上に略鉛直に軸受、好ましくは弾性ピボット軸受を用いて連結している。
図7はリンク部材7の上部を拡大した構成図である。図7において、30はヨーク部2の上部の構造部材であり、31はヨーク部2の上部からY軸方向に延在して設けたアーム部材であり、32はアーム部材31と構造部材30との間に設けた4つの板ばねである。板ばね32は、その長手方向をZ軸方向とし、XY面内の正方形の各辺中心に配置されたものであり、このような構成によって、Z軸まわりの捩れ変形荷重が構造部材30とアーム部材31との間で伝達しにくい構成となる。33はアーム部材31とリンク部材7との連結部に用いる軸受である。軸受33は、玉軸受等の転がり軸受を用いても良いが、転がり軸受の場合にはラジアル振れ等の動きが生じて測定精度に悪影響が生じるので、好ましくは板ばねを利用した弾性ピボット軸受を用いる。34はアーム部材31の先端部に設けられ、アーム部材31の先端部とアーム部材18の先端部との間の垂直変位(鉛直方向の相対変位)を測定する測長器である。
図6により説明した測長器28、測長器29、及び図7により説明した測長器34によって、各場所の変位を測定し、ヨーク部2の上部の変位と傾きを算出する原理について説明する。図8は、ヨーク部2上部の変位・傾きの測定原理を説明する模式図である。図8(a)は、変位及び傾きがない状態を表し、図8(b)は変位及び傾きが生じた状態を表す。また、リンク機構の各図8(b)は、リンク機構ベース6に対して、ヨーク部2の上部が相対的に変位及び傾きを生じた場合を表しており、即ち、リンク機構ベース6は固定され、このリンク機構ベース6に対してヨーク部上部がΔY、ΔZだけ変位し、かつΔα回転したものである。このとき、P0−P7部及びPL1−PL2部がω1、P4−P6部及びP3−P5部がω2だけ傾斜しているものとする。また、測長器28、29、34において測定した変位量をそれぞれdG1、dG2、dG3とすると、リンク部材7の下部において、測定値dG1、dG2より、傾きω1とω2を幾何学的に算出できる。これによって、P3の位置が算出することができ、さらにdG3に基づいて幾何学計算によりΔY、ΔZ、Δαを算出することができる。これを式で表すと、次の式のようになる。
Figure 2005070408
次に、上記説明した構造によって、望遠鏡の指向方向誤差を求める方法について説明する。まず、リンク機構ベース6の絶対的な傾斜量変化Δαbは、センターポール5の傾斜量変化Δαc(傾斜計17により測定)と、センターポール5に対するリンク機構ベース6の傾斜量変化Δαg(ギャップセンサー16により測定)との和となる。即ち、Δαb=Δαc+Δαgである。ヨーク部2の左右のリンク部材7によって測定し計算されたヨーク部2の左右の上部の傾斜量ΔαL、ΔαR、及び変位ΔYL、ΔYR、ΔZL、ΔZRにより、各軸周りの仰角軸の傾きαEL、βEL、γELは次のように計算することができる。
Figure 2005070408
なお、リンク機構ベース6とリンク部材7の材質は、低熱膨張材を用いるのが良く、例えばCFR(カーボン繊維強化)材を用いるとよい。通常ヨーク部等の構造は、鉄鋼材等の金属材料を用いているので、リンク機構ベース6とリンク部材7による測定系としては、ヨーク部等の構造における熱膨張率に対して、一桁以上小さい熱膨張率を有する材質を使用するのが好ましいからである。また、同様の理由により、アーム部材18、19や、平行リンク機構において使用する鉛直部材22、鉛直部材25、水平部材23、水平部材24等の材質も、低熱膨張材を用いるのが良く、例えばCFR(カーボン繊維強化)材を用いるとよい。
この発明の実施の形態1に係る望遠鏡装置全体の構成図である。 この発明の実施の形態1に係る望遠鏡装置の装置架台4からヨーク部2の下部までの構成図である。 この発明の実施の形態1に係る望遠鏡装置のセンターポール5の上部付近を拡大した構成図である。 図3に示すAA面から見た構成図である。 この発明の実施の形態1に係る望遠鏡装置のヨーク部の構成図である。 この発明の実施の形態1に係る望遠鏡装置のリンク部材7下部の拡大した構成図である。 この発明の実施の形態1に係る望遠鏡装置のリンク部材7上部の拡大した構成図である。 この発明の実施の形態1に係る望遠鏡装置のヨーク部2上部の変位・傾きの測定原理を説明する模式図である。
符号の説明
1 反射鏡
2 ヨーク部
3 支柱
4 装置架台
5 センターポール
6 リンク機構ベース
7 リンク部材
10 ミラー
16 ギャップセンサー
17 傾斜計
18 アーム部材(第1のアーム部材)
19 アーム部材(第2のアーム部材)
27、33 弾性ピボット軸受
28 測長器
29 測長器(第2の測長器)
34 測長器(第1の測長器)

Claims (6)

  1. 反射鏡と、この反射鏡を2つの支柱により支持し、方位軸回りに回転するヨーク部と、このヨーク部を支持するベース部と、上記ヨーク部内の底部に支持されたリンク機構ベースと、このリンク機構ベースに設けた平行リンク機構と、上記ヨーク部の上記支柱内に設けられ、上記ヨーク部の上部と上記平行リンク機構とに連結されるリンク部材と、このリンク部材の上部に固定された第1のアーム部材と、上記ヨーク部の上部から延在する部材の先端部と上記第1のアーム部材の先端部との変位を計測する第1の測長器と、上記リンク部材の下部に固定された第2のアーム部材と、上記平行リンク機構から水平に延在する部材と上記第2のアーム部材との変位を計測する第2の測長器とを備えたことを特徴とする望遠鏡装置。
  2. 上記平行リンク機構は、上記平行リンク機構の傾斜を測定するための第3の測長器を具備したことを特徴とする請求項1記載の望遠鏡装置。
  3. 上記リンク部材の連結部に弾性ピボット軸受を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の望遠鏡装置。
  4. 上記請求項1記載の望遠鏡装置において、さらに、上記ヨーク部を支持する装置架台に設けたセンターポールと、このセンターポール上に設けたミラーと、このミラーと上記リンク機構ベースとの変位を測定するためのギャップセンサーとを備えたことを特徴とする望遠鏡装置。
  5. 上記センターポールは、上記センターポールの傾斜を測定する傾斜計を具備したことを特徴とする請求項4記載の望遠鏡装置。
  6. 上記リンク機構ベース、及び上記リンク部材の材質を、CFR材としたことを特徴とする請求項1乃至請求項5に記載の望遠鏡装置。
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