JP2005069327A - 水素供給ステーション - Google Patents

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宏之 三井
Hiroshi Aoki
博史 青木
Takashi Shimazu
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Abstract

【課題】車載用水素充填タンクの仕様に応じて水素の充填条件を変更し、安定した水素供給を行うことができる水素供給ステーションを提供すること。
【解決手段】車載用水素充填タンク8に対して水素を供給するための水素供給ステーション1である。水素を貯蔵する水素供給タンク2と、水素の供給経路を形成する水素供給ライン3と、車載用水素充填タンク8の接続口81と接続される接続ユニット31と、送出する水素の流量又は圧力を調整する供給水素調整手段4と、供給水素調整手段4を制御する制御装置5と、水素の供給圧力を測定する供給圧力測定手段6と、車載用水素貯蔵タンク8の最高使用圧力MPを検出するタンク仕様検出手段7とを有している。制御装置5は、水素の供給圧力HPと、最高使用圧力MPとに基づいて、供給水素調整手段4を制御する制御信号C1、C2を形成すると共に送信するよう構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池自動車、水素エンジン自動車などの水素を燃料として走行する車両に搭載される車載用水素充填タンクに水素を供給するための水素供給ステーションに関する。
近年の環境問題に対応する車両として、水素を燃料とした自動車、具体的には燃料電池自動車、水素エンジン自動車などの開発が活発に行われている。このような水素を燃料とする車両の普及を促進するには、車両に搭載される車載用水素充填タンクに対して、安定して水素を供給する機能を備えた水素供給ステーションを開発する必要がある。
これまでに提案された技術としては、例えば、特許文献1がある。これは高圧タンクヘの充填に関するものであって、そこには、タンク圧力に応じた水素充填速度調整機構が示されている。そして、タンク内部圧力の低い状態では低流量で供給し、タンク内部圧力の上昇に伴い流量を増加していくことが示されている。
しかしながら、上記従来の技術においては、内部圧力および温度マップを参考に水素充填速度を調整する点は開示されているものの、車載用水素充填タンクの仕様、即ち、最高使用圧力が異なる場合にどのように対応するかは何ら示されていない。そして、上記従来の技術においては、車載用水素充填タンクの仕様にかかわらず水素充填条件を制御するので、安全性に問題が生じる。例えば、車載用水素充填タンクの最高使用圧力を超える圧力になるまで水素が充填されるおそれれがある。
特開2001−355795号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、車載用水素充填タンクの仕様に応じて水素の充填条件を変更し、安定した水素供給を行うことができる水素供給ステーションを提供しようとするものである。
本発明は、車両に搭載された車載用水素充填タンクに対して水素を供給するための水素供給ステーションであって、
上記車載用水素充填タンクに供給すべき水素を貯蔵する水素供給タンクと、
該水素供給タンクと上記車載用水素充填タンクとの間の水素の供給経路を形成する水素供給ラインと、
該水素供給ラインの先端に配設され、上記車載用水素充填タンクの接続口と接続される接続ユニットと、
上記水素供給タンクから上記水素供給ラインに送出する水素の流量又は圧力を調整する供給水素調整手段と、
上記供給水素調整手段を制御する制御装置と、
上記水素供給ラインに供給された水素の供給圧力を測定する供給圧力測定手段と、
上記接続ユニットに接続される上記車載用水素貯蔵タンクの最高使用圧力を検出するタンク仕様検出手段とを有しており、
上記制御装置は、上記供給圧力測定手段より得られる上記水素の供給圧力と、上記タンク仕様検出手段より得られる上記最高使用圧力とに基づいて、上記供給水素調整手段を制御する制御信号を形成すると共に送信するよう構成されていることを特徴とする水素供給ステーションにある(請求項1)。
本発明の水素供給ステーションは、上記水素供給タンクと、水素供給ラインと、接続ユニットと、供給水素調整手段と、制御装置と、供給圧力測定手段と、タンク仕様検出手段とを有している。そして、ここで注目すべきことは、上記制御装置は、上記供給圧力測定手段より得られる上記水素の供給圧力と、上記タンク仕様検出手段より得られる上記最高使用圧力とに基づいて、上記供給水素調整手段を制御する制御信号を形成すると共に送信するよう構成した点である。
この構成によれば、上記制御装置が、上記タンク仕様検出手段により得られた車載用水素充填タンクの最高使用圧力を基にして制御信号を形成するので、少なくとも、タンク仕様に適切な範囲の圧力条件となるよう上記供給水素調整手段を制御することができる。さらに、上記制御装置は、上記供給圧力測定手段から得られた水素の供給圧力を基にして制御信号を形成する。そのため、常に、実際に供給されている水素の圧力が適正に保たれていることを検知しながら制御信号を形成することができる。そして、万が一にも所望の圧力以上に水素の供給圧力が上昇した場合には、即座に上記供給水素調整手段を制御して送出する水素圧力を絞ることもできる。
また、上記タンク仕様検出手段を設けることによって、充填する水素の圧力を作業者が設定する必要がない。そのため、人為的なミスによる安全性の低下を回避することもできる。
このように、本発明の水素供給ステーションを用いれば、接続された車載用水素充填タンクの仕様に応じて最適な条件で水素を送り込むことができ、安定した水素供給を実現することができる。
本発明の水素供給ステーションにおける上記水素供給タンクとしては、高圧水素を充填する高圧タンク、水素の吸蔵・放出が可能な水素吸蔵合金を内蔵したMHタンク、両者を組み合わせた高圧MHタンクなど、水素を貯蔵可能な様々なタンクを適用することができる。
また、上記供給水素調整手段は、上記水素供給タンクから吐出される水素の圧力を調整する圧力調整装置を有しており、該圧力調整装置は、弁開度によって吐出圧力を調整する圧力調整弁、または、供給された水素の圧力を昇圧する圧縮機のいずれかであることが好ましい(請求項2)。この場合には、上記水素供給タンクに貯蔵された水素の圧力を、上記圧力調整弁又は圧縮機によって所望の圧力に調整しながら上記水素供給ラインへと水素を送出することができる。特に、高圧の水素供給タンクを備えている場合には、上記圧力調整弁によって所望の供給圧に減圧しながら水素を供給し、比較的低圧の水素供給タンクを備えている場合には、上記圧縮機によって所望の供給圧に昇圧しながら水素を供給することが可能となる。
また、上記水素供給タンクは、備蓄する水素の圧力を異ならせることができる複数の備蓄タンクにより構成されており、上記供給水素調整手段は、上記水素供給ラインに接続する上記備蓄タンクを切り替えることによって送出する水素の圧力を調整するタンク切り替え装置を有していることも好ましい(請求項3)。この場合には、上記のような圧力を積極的に変換するような圧力調整装置を用いることなく、上記タンク切り替え装置によって使用する備蓄タンクを切り替えることによって圧力を調整することができる。そして、車載用水素充填タンクの最高使用圧力に応じて、これに最適な圧力の備蓄タンクを選択することにより、水素充填作業の安全性を高めることができる。
また、上記供給水素調整手段は、上記水素供給ラインの連通状態を開閉する開閉弁を有しており、該開閉弁の上流側には、上記供給圧力測定手段を構成する圧力センサが配設されていることが好ましい(請求項4)。この場合には、上記開閉弁の開閉によって、水素の送出開始及び停止を確実に行うことができ、安全性を高めることができる。さらに、上記圧力センサを上記開閉弁の上流側に設置することにより、過大な供給圧力が生じたときなどに、その下流側にある上記開閉弁を即座に閉止して水素の供給を止めることもでき、さらに安全性を高めることができる。
また、上記接続ユニットと上記車載用水素充填タンクの上記接続口とは、両者の接続形態が、上記車載用水素充填タンクの上記最高使用圧力に応じて変化するように構成されており、上記タンク仕様検出手段は、上記接続ユニットと上記接続口との接続形態によって上記車載用水素充填タンクの上記最高使用圧力を検知するように構成されていることが好ましい(請求項5)。この場合には、上記車載用水素充填タンクの接続口と上記接続ユニットとを接続することによって、即座に、かつ、確実に車載用水素充填タンクの最高使用圧力を検知することができ、安全な水素供給を行うことができる。
ここで、上記接続口と上記接続ユニットとの接続形態を車載用水素充填タンクの最高使用圧力ごとに変化させる具体的方法としては、例えば、上記接続口の接続部分を、最高使用圧力ごとに異なる形状にしておき、上記接続ユニットは、上記接続口との係合位置が上記の異なる形状ごとに異なる位置となるようにしておく方法がある。また、上記接続口と接続ユニットの接続状態を固定するロック機構部を設け、その係合位置を最高使用圧力ごとに変化させる方法もある。
また、上記水素供給ステーションは、上記車両に設けられたアース端子に接続されるアースアダプタを有しており、該アースアダプタと上記アース端子との接続形態が上記車載用水素充填タンクの上記最高使用圧力に応じて変化するよう構成されており、上記タンク仕様検出手段は、上記アースアダプタと上記アース端子との接続形態によって上記車載用水素充填タンクの上記最高使用圧力を検知するように構成されていることが好ましい(請求項6)。この場合には、水素流路の接続とは別に、アースの電気的接続を行う部分において上記最高使用圧力を検出することができる。これにより、非常に高い気密性が要求される水素流路の接続については、車載用水素充填タンクの種類にかかわらず共通した構造を採用して安定した気密性を確保し、最高使用圧力の検知は、上記アースアダプタとアース端子との接続形態によって行う方式をとることができる。この場合の接続形態を変化させる方法としては、上記のごとく、最高使用圧力ごとに両者を異なる形状とし、異なる接続位置において接続されるようにする方法がある。なお、上記接続口と上記接続ユニットにそれぞれ上記アース端子と上記アースアダプタとをそれぞれ組み込んで一体構造とすることも可能である。
また、上記水素供給ステーションは、上記車両に設けられたアース端子に接続されるアースアダプタを有しており、上記アース端子には上記最高使用圧力を含むタンク情報を記録したデータ記録部を設けると共に、上記アースアダプタには上記データ記録部に記録された上記タンク情報を読みとるデータ読み取り部を設け、上記タンク仕様検出手段は、上記データ読み取り部により読みとったタンク情報から上記最高使用圧力を検知するように構成されていることも好ましい(請求項7)。この場合には、上記データ記録部と上記データ読み取り部との組み合わせにより、最高使用圧力値を瞬時に、かつ、正確に伝達することができる。そして、単なる最高使用圧力の情報のみならず、例えば、車載用水素充填タンクの許容最大充填速度、許容最高温度、耐用年数、その他の様々な情報を収集した上で水素充填を開始することができるので、よりきめ細かな条件設定を行うことができ、安全性をさらに高めて効率のよい水素充填作業を行うことができる。
実施例1
本発明の実施例に係る水素供給ステーションにつき、図1〜図4を用いて説明する。
本例の水素供給ステーション1は、図1に示すごとく、車両9に搭載された車載用水素充填タンク8に対して水素を供給するための水素供給ステーションである。本例の水素供給ステーション1は、予め設けられた3段階の規格の最高使用圧力に対応するものである。
水素供給ステーション1は、車載用水素充填タンク8に供給すべき水素を貯蔵する水素供給タンク2と、水素供給タンク2と車載用水素充填タンク8との間の水素の供給経路を形成する水素供給ライン3と、水素供給ライン3の先端に配設され、車載用水素充填タンク8の接続口81と接続される接続ユニット31と、水素供給タンク8から水素供給ライン3に送出する水素の流量又は圧力を調整する供給水素調整手段4と、供給水素調整手段4を制御する制御装置5と、水素供給ライン3に供給された水素の供給圧力を測定する供給圧力測定手段6と、接続ユニット31に接続される車載用水素貯蔵タンク8の最高使用圧力を検出するタンク仕様検出手段7とを有している。
上記制御装置5は、供給圧力測定手段6より得られる上記水素の供給圧力HPと、タンク仕様検出手段7より得られる上記最高使用圧力MPとに基づいて、上記供給水素調整手段6を制御する制御信号C1、C2を形成すると共に送信するよう構成されている。
以下、さらに詳説する。
本例の水素供給ステーション1に配設された水素供給タンク2は、高圧水素を充填可能な高圧水素タンクより構成されている。そして、同図に示すごとく、この水素供給タンク2は、供給水素調整手段4を介して水素供給ライン3へと接続されている。
上記供給水素調整手段4は、水素供給タンク2から吐出される水素の圧力を調整する圧力調整装置41を有している。本例の圧力調整装置41は、弁開度によって吐出圧力を調整する圧力調整弁である。
また、上記供給水素調整手段4は、水素供給ライン3の連通状態を開閉する開閉弁43を有している。この開閉弁43の上流側には、供給圧力測定手段としての圧力センサ6が配設されている。
そして、上記圧力調整弁41、開閉弁43及び圧力センサ6は、電気的に制御装置5に接続され、圧力センサ6からは供給圧力HPが制御装置5に送信され、圧力調整弁41及び開閉弁43にはこれらの開度あるいは開閉を指示する制御信号C1及びC2が送信されるように構成してある。
また、水素供給ステーション1は、上記車両9に設けられたアース端子91に接続されるアースアダプタ71を有しており、該アースアダプタ71と、上記アース端子91との接続形態が車載用水素充填タンク8の最高使用圧力MPに応じて変化するよう構成されている。即ち、このアースアダプタ71が本例におけるタンク仕様検出手段7である。
図2に示すごとく、上記タンク仕様検出手段7としてのアースアダプタ71は、同軸上において内径が3段階に変化する係合凹部710を有している。即ち、係合凹部710としては、軸方向の最も奥側に内径が最も小さい小径部711が位置し、最も外寄りには最も内径の大きい大径部713が位置し、両者の間には上記小径部711と大径部713の中間の内径を有する中径部712が位置して構成されている。そして、小径部711、中径部712、大径部713の底部には、それぞれ信号ライン721、722、723が配設され、これらが上記制御装置5に接続されている。
一方、このアースアダプタ71に係合可能なアース端子91としては、次のような3種類を準備する。即ち、最も高い圧力に耐えうる高圧仕様の車載用水素充填タンクを搭載した車両9のアース端子91としては、図3(a)に示した外径が上記小径部711に対応した小径のアース端子91aを用いる。また、最も耐圧が低い低圧仕様の車載用水素充填タンクを搭載した車両9のアース端子91としては、図3(c)に示した外径が上記大径部713に対応した大径のアース端子91cを用いる。また、耐圧が両者の中間である中圧仕様の車載用水素充填タンクを搭載した車両9のアース端子91としては、図3(b)に示した外径が上記中径部712に対応した中径のアース端子91bを用いる。
そして、上記小径のアース端子91aをアースアダプタ71に係合させた場合には、図3(a)に示すごとく、アース端子91aが小径部711に挿入され、その先端が上記の信号ライン721に接触する。これにより、制御装置5は、信号ライン721を通してアース端子91aが小径部711に存在することを認知し、接続された車両9の車載用水素充填タンク8の最高使用圧力MPが高圧仕様のものであることを把握することができる。
同様に、上記中径のアース端子91b又は大径のアース端子91cをアースアダプタ71に係合させた場合には、それぞれ図3(b)(c)に示すごとく、アース端子91b又はアース端子91cが、中径部712又は大径部713に挿入され、その先端が上記の信号ライン722又は信号ライン723に接触する。これにより、制御装置5は、信号ライン722を通してアース端子91bが中径部712に存在すること、又は信号ライン723を通してアース端子91cが大径部713に存在することを認知し、これにより、接続された車両9の車載用水素充填タンクの最高使用圧力MPが中圧仕様又は低圧仕様のものであることを把握することができる。
なお、上記制御装置5による各アース端子91a〜cの存在の検知は、例えば、各信号ライン721〜723をそれぞれ2つの信号線により構成し、各アース端子91との接触があったときに2つの信号線が短絡されて、各信号ライン721〜723が導通することにより行うことができる。また、例えば、この検知は、各信号ライン721〜723の先端部に各種スイッチ又は近接センサ等を設け、これらへの入力のオン・オフにより行うこともできる。
そして、上記制御装置5は、上記タンク仕様検出手段7としてのアースアダプタ71を車両9のアース端子91に接続することによって、車載用水素充填タンクが3段階のうちどのレベルの最高使用圧力MPを持っているかを把握し、この情報と上述した供給圧力HPの両方に基づいて、最適な制御信号C1、C2を形成し、これを供給水素調整手段4の圧力調整弁41及び開閉弁43に送信する。
これにより、タンク仕様に適切な範囲の圧力条件となるよう上記供給水素調整手段4を制御することができ、また、常に、実際に供給されている水素の供給圧力HPが適正に保たれていることを検知しながら制御信号を形成することができる。そのため、車載用水素充填タンク8への水素充填作業の安全性をさらに高めることができる。さらには、上記タンク仕様検出手段7を設けてあるので、充填する水素の圧力を作業者が設定する必要がない。そのため、人為的なミスによる安全性の低下を回避することもできる。
ここで、本例の水素供給ステーション1を用いて、車載用水素充填タンク8に水素を充填する手順を、図4を用いて簡単に説明する。
まず、ステップS101の準備段階において、作業者による接続ユニット31と接続口81との接続と、上記アース端子91とアースアダプタ71との接続を待つ。
アース端子91とアースアダプタ71との接続が完了した時点で、接続された車載用水素充填タンク8の最高使用圧力MPの情報を採取する(S102)。次に、この情報採取が完了した後に、水素の充填量等の外部から入力すべき情報を入力する充填量設定ステップ(S103)を行う。
次に、充填開始スイッチ(図示略)が押圧されたことを条件に、制御装置5の指示に従って水素充填を開始する。具体的には、圧力調整弁41を所定の開度に設定すると共に、開閉弁43を開にする。
そして、充填中においては、圧力センサ6からの供給圧力HPのフィードバックを受けながら制御装置5が圧力調整弁41を制御して、供給圧力を制御する(S105)。
そして、供給圧力HPが最高使用圧力MPを超えるか否かを見守りながら(S106)、もし超えれば開閉弁43を閉じて緊急に供給を停止する(S107)。最後に、図示しない流量計によって測定した水素充填量が設定された充填量に到達したか否かを判断し(108)、到達した時点で充填作業を完了させる(S109)。
このように、本例の水素供給ステーション1では、最高使用圧力MPを常に制御の基となる情報として用いることによって、非常に安全性の高い水素充填作業を実現することができる。
実施例2
本例は、図5に示すごとく、実施例1における圧力調整装置として、圧縮機42を適用した例である。この圧縮機42は、水素供給タンク2から送出された水素を所望の圧力まで昇圧することができる。そして、この圧縮機42は、上記制御装置5に接続され、制御信号C3を受け取って作動するように構成されている。そのため、上記水素供給タンク2の仕様を比較的低圧のものに設定することが可能となる。その他は実施例1と同様である。
この場合にも、実施例1と同様の作用効果が得られる。
実施例3
本例は、図6に示すごとく、実施例1の水素供給タンク2に代えて、備蓄する水素の圧力を異ならせることができる複数の備蓄タンク21〜25により構成された水素供給タンク20を用いた例である。
本例における供給水素調整手段は、上記水素供給ライン3に接続する上記備蓄タンク21〜25を切り替えることによって送出する水素の圧力を調整するタンク切り替え装置45である。
上記水素供給タンク20は、同図に示すごとく、最も低圧の水素を備蓄する第1備蓄タンク21と、これよりも順次備蓄する水素圧力を高めた第2〜第5備蓄タンク22〜25の合計5つの備蓄タンクを備えている。これらは、それぞれ上記タンク切り替え装置45に接続され、図示しない切替弁機構によって、水素供給ライン3に接続する備蓄タンクを切り替えるように構成してある。また、タンク切り替え装置45は、制御装置5に接続されており、制御信号C4を受け取って作動するように構成されている。
その他は実施例1と同様である。
この場合には、実施例1、2の場合のような圧力を積極的に変換するような圧力調整装置を用いることなく、上記タンク切り替え装置45によって使用する備蓄タンクを切り替えることによって圧力を調整することができる。そして、車載用水素充填タンク8の最高使用圧力に応じて、これに最適な圧力の備蓄タンクを選択することにより、水素充填作業の安全性を高めることができる。
その他は実施例1と同様の作用効果が得られる。
実施例4
本例は、図7に示すごとく、実施例1におけるアースアダプタ71とアース端子91の接続形態を変更し、電気的データの読み取りによって最高使用圧力を検知するよう構成した例である。
即ち、同図に示すごとく、上記アース端子91には上記最高使用圧力を含むタンク情報を記録したデータ記録部98を設けると共に、上記アースアダプタ71には上記データ記録部98に記録された上記タンク情報を読みとるデータ読み取り部78を設けた。そして、本例のタンク仕様検出手段は、上記データ読み取り部78により読みとったタンク情報から上記最高使用圧力を検知するものである。
この場合には、データ記録部98とデータ読み取り部78との組み合わせにより、最高使用圧力MPを瞬時に、かつ、正確に伝達することができる。そして、単なる最高使用圧力の情報のみならず、例えば、車載用水素充填タンクの許容最大充填速度、許容最高温度、耐用年数、タンク製造日、タンク容量、タンク製造元、その他の様々な情報を収集した上で水素充填を開始することができるので、よりきめ細かな条件設定を行うことができ、安全性をさらに高めて効率のよい水素充填作業を行うことができる。
その他は実施例1と同様の作用効果が得られる。
実施例5
本例は、図8〜図10に示すごとく、接続ユニット31と車載用水素充填タンク8の接続口81との接続形態が、車載用水素充填タンクの最高使用圧力に応じて変化するように構成し、タンク仕様検出手段は、接続ユニット31と接続口81との接続形態によって最高使用圧力MPを検知するように構成した例である。
即ち、図8の左列には接続口81の側面図を、右列には正面図を示してあるが、同図に示すごとく、車載用水素充填タンク8の接続口81には、その円筒状の本体部の外周面に、端部から軸方向に設けられた入口溝861、その先端から周方向に設けられた周溝862、その先端から再び軸方向に設けられたロック溝863とよりなるガイド溝860を設ける。そして、同図(a)に示すごとく、高圧仕様の場合には周溝862を最も長くし、中圧仕様の場合には周溝862を中間の長さに、低圧仕様の場合には周溝862を最も短くした。これにより、最高使用圧力に応じて、入口溝861とロック溝863との間の相対的な距離が異なるものとなる。
一方、図9に示すごとく、接続ユニット31には、上記接続口81に被さるカプラ32を設ける。このカプラ32は、同図に示すごとく、上記ガイド溝860に係合可能なピン33を内周面に有している。また、カプラ32の内面側に位置する本体部310には、3本の信号ライン311〜313を設けてあると共に、その先端部には、それぞれ、上昇した際に各信号ライン311〜313に接触するストッパ321〜323を設けてある。これらのストッパ321〜323は、上記カプラ32に設けた係合凹部34と正規の位置で対面した際にのみ上昇するように構成されている。
上記構成の接続ユニット31と接続口81とを接続する場合には、図10に示すごとく、両者を対面させ、カプラ32のピン33をガイド溝860に沿って回転、前進させる。これにより、カプラ32のピン33がロック溝863に収容されて接続ユニット31と接続口81との接続状態が固定されると共に、ストッパ321〜323のいずれかが係合凹部34と係合することにより上昇して信号ライン311〜313のうち1つと接触する。これにより、制御装置5は、信号ライン311〜313のいずれかを介して接続ユニット31と接続口81の接続形態を把握し、最高使用圧力MPを検知することができる。
その他は実施例1と同様である。
この場合には、上記接続ユニット31と接続口81との接続形態によって、簡単に最高使用圧力MPを把握することができる。
その他は実施例1と同様の作用効果が得られる。
実施例6
本例は、図11〜図14に示すごとく、実施例1に示したアースアダプタ71とアース端子91の接続形態の他のバリエーションを示す例である。
即ち、図11(a)〜(c)に示すごとく、上記バリエーションの1つとして、上記タンク仕様検出手段は、上記アース端子91の外周面に設けたキー部911に係合するキー溝73と、上記キー部911に押されてキー溝73への出没量を変化させてアース端子91を外れないようにロックすることができるストッパ74と、このストッパ74のロック位置を検出可能なロック位置検出部75とを上記アースアダプタ71に設けることにより構成することができる。また、ロック位置検出部75は信号ライン751によって上記制御装置5に接続しておく。ここで、図11(a)〜(c)の左列は、アース端子91及びアースアダプタ71を軸方向から見たときの断面説明図を、右列は、アース端子91及びアースアダプタ71を側方から見たときの断面説明図を示している。
そして、この場合には、例えば、上記アース端子91の外周面に設けたキー部911の突出高さを最高使用圧力MPが異なる3種類の車載用水素充填タンク8に対応するよう3段階に異ならせることができる。即ち、最高使用圧力MPが最も高い高圧仕様の車載用水素充填タンク8のアース端子91aにおけるキー部911の突出高さは最も大きくし、最高使用圧力MPが最も低い低圧仕様の車載用水素充填タンク8のアース端子91cにおけるキー部911の突出高さは最も小さくし、両者の中間の最高使用圧力MPを有する中圧仕様の車載用水素充填タンク8のアース端子91bにおけるキー部911の突出高さは両者の中間にすることができる。
そして、アース端子91をアースアダプタ71に係合したときには、上記キー部911の突出高さにより上記ストッパ74がアース端子91をロックする位置が異なり、上記制御装置5は、上記ロック位置検出部75により、接続された車両9の車載用水素充填タンク8の最高使用圧力MPが高圧仕様、中圧仕様又は低圧仕様のいずれのものであるかを把握することができる。
なお、上記ロック位置検出部75には、電気抵抗値の変化により位置を検出するセンサ、光の受光量により位置を検出するセンサ等の種々のセンサを用いることができる。
また、図12(a)〜(c)に示すごとく、上記バリエーションの1つとして、上記タンク仕様検出手段は、上記外周面から突出するキー部911の幅を異ならせてなるアース端子91に対して、小幅部731、中幅部732及び大幅部733の3段階に幅が変化したキー溝73を上記アースアダプタ71に形成することにより構成することもできる。ここで、図12(a)〜(c)の左列は、アース端子91及びアースアダプタ71を軸方向から見たときの断面説明図を、右列は、アース端子91及びアースアダプタ71を側方から見たときの断面説明図を示している。
そして、この場合には、例えば、上記高圧仕様、中圧仕様及び低圧仕様の3段階に異なる車載用水素充填タンク8に対応するように、上記キー部911の幅が異なる3種類のアース端子91a〜cを準備する。そして、上記制御装置5は、上記キー溝73の小幅部731、中幅部732及び大幅部733にそれぞれ設けた信号ライン734のうちのいずれがオン又はオフになるかにより、接続された車両9の車載用水素充填タンク8の最高使用圧力MPが高圧仕様、中圧仕様又は低圧仕様のいずれのものであるかを把握することができる。
なお、図示は省略するが、上記タンク仕様検出手段は、上記最高使用圧力MPに応じて幅の異なるキー溝を形成したアース端子91に対して、この幅の異なるキー溝を係合位置をそれぞれ異ならせて係合させることができるキー部をアースアダプタ71に形成して構成することもできる。
また、図13(a)〜(c)に示すごとく、上記バリエーションの1つとして、上記タンク仕様検出手段は、外周面にキー部911と、このキー部911に対する円周方向の位置を異ならせた凸部912とを形成してなるアース端子91に対して、上記凸部912に係合する凹部76を形成したアースアダプタ71により構成することもできる。そして、この場合には、例えば、上記高圧仕様、中圧仕様及び低圧仕様の3段階に異なる車載用水素充填タンク8に対応するように、上記キー部911に対する凸部912の円周方向の位置が異なる3種類のアース端子91a〜cを準備する。
そして、上記制御装置5は、上記3つの凹部76にそれぞれ設けた信号ライン761のうちのいずれがオン又はオフになるかにより、接続された車両9の車載用水素充填タンク8の最高使用圧力MPが高圧仕様、中圧仕様又は低圧仕様のいずれのものであるかを把握することができる。
なお、図示は省略するが、上記タンク仕様検出手段は、外周面にキー溝と、このキー溝に対する円周方向の位置を異ならせた凹部とを形成してなるアース端子91に対して、上記凹部に係合する凸部を形成したアースアダプタ71により構成することもできる。
また、図14(a)〜(c)に示すごとく、上記バリエーションの1つとして、上記タンク仕様検出手段は、先端部913の軸方向長さを異ならせてなるアース端子91に対して、このアース端子91の先端部913の端面914との間の距離を検出する位置検出部79をアースアダプタ71に形成することにより構成することもできる。
そして、この場合には、例えば、上記高圧仕様、中圧仕様及び低圧仕様の3段階に異なる車載用水素充填タンク8に対応するように、上記先端部913の軸方向長さが異なる3種類のアース端子91a〜cを準備する。そして、上記制御装置5は、上記位置検出部79が検出した位置の情報により、接続された車両9の車載用水素充填タンク8の最高使用圧力MPが高圧仕様、中圧仕様又は低圧仕様のいずれのものであるかを把握することができる。
その他は、本例の種々のバリエーションにおいても、上記実施例1と同様であり、実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
実施例7
本例は、図15〜図17に示すごとく、本例のタンク仕様検出手段は、複数の信号端子915を形成したアース端子91に対して、この複数の信号端子915にそれぞれ係合する複数のプローブ781を有する信号変換部78をアースアダプタ71に設けることにより構成した例である。ここで、図15の左列は、アース端子91を側方から見たときの断面説明図を、右列は、アース端子91を軸方向から見たときの断面説明図を示している。また、図16の左列は、アースアダプタ71を軸方向から見たときの断面説明図を、右列は、アースアダプタ71を側方から見たときの断面説明図を示している。
図15、図16に示すごとく、上記複数の信号端子915は、上記プローブ781を導通させることができる導通端子916と、プローブ781を導通させることができない絶縁端子917とにより形成されており、上記各プローブ781は、それぞれ2つの信号線により構成されている。そして、各プローブ781は、上記導通端子916と接触したときに2つの信号線が短絡されて導通ありのON信号を制御装置5に送り、上記絶縁端子917と接触したときには2つの信号線が短絡されずに導通なしのOFF信号を制御装置5に送るよう構成されている。
こうして、図17に示すごとく、上記複数の信号端子915のうちのいずれの信号端子915が上記導通端子916となっているかによって、複数のプローブ781の導通状態が異なることにより、上記信号変換部78は、接続された車両9の車載用水素充填タンク8における最高使用圧力MPを検知することができる。
また、本例のタンク仕様検出手段は、上記実施例4と同様に、上記複数の信号端子915によるON、OFF信号の組合せにより、最高使用圧力以外のタンク情報も収集が可能である。
本例においても、その他は上記実施例1と同様であり、実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
実施例1における、水素供給ステーションの構成を示す説明図。 実施例1における、接続ユニットの構造を示す説明図。 実施例1における、(a)高圧仕様の場合、(b)中圧仕様の場合、(c)低圧使用の場合の、アース端子とアースアダプタとの接続形態を示す説明図。 実施例1における、水素の充填作業の手順を示すフロー図。 実施例2における、水素供給ステーションの構成を示す説明図。 実施例3における、水素供給ステーションの構成を示す説明図。 実施例4における、アース端子とアースアダプタとの接続形態を示す説明図。 実施例5における、(a)高圧仕様の場合、(b)中圧仕様の場合、(c)低圧使用の場合の、接続口の構造を示す説明図。 実施例5における、(a)高圧仕様の場合、(b)中圧仕様の場合、(c)低圧使用の場合の、接続ユニットの構造を示す説明図。 実施例5における、(a)高圧仕様の場合、(b)中圧仕様の場合、(c)低圧使用の場合の、接続口と接続ユニットとの接続形態を示す説明図。 実施例6における、(a)高圧仕様の場合、(b)中圧仕様の場合、(c)低圧使用の場合の、アース端子とアースアダプタとの1つの接続形態を示す説明図。 実施例6における、(a)高圧仕様の場合、(b)中圧仕様の場合、(c)低圧使用の場合の、アース端子とアースアダプタとの他の接続形態を示す説明図。 実施例6における、(a)高圧仕様の場合、(b)中圧仕様の場合、(c)低圧使用の場合の、アース端子とアースアダプタとの他の接続形態を示す説明図。 実施例6における、(a)高圧仕様の場合、(b)中圧仕様の場合、(c)低圧使用の場合の、アース端子とアースアダプタとの他の接続形態を示す説明図。 実施例7における、アース端子の構造を示す説明図。 実施例7における、アースアダプタの構造を示す説明図。 実施例7における、アース端子とアースアダプタとの接続形態を示す説明図。
符号の説明
1 水素供給ステーション
2、20 水素供給タンク
21〜25 備蓄タンク
3 水素供給ライン
4 供給水素調整手段
41 圧力調整弁
42 圧縮機
43 開閉弁
45 タンク切り替え装置
5 制御装置
6 圧力センサ
7 タンク仕様検出手段
71 アースアダプタ
8 車載用水素充填タンク
81 接続口
9 車両
91 アース端子

Claims (7)

  1. 車両に搭載された車載用水素充填タンクに対して水素を供給するための水素供給ステーションであって、
    上記車載用水素充填タンクに供給すべき水素を貯蔵する水素供給タンクと、
    該水素供給タンクと上記車載用水素充填タンクとの間の水素の供給経路を形成する水素供給ラインと、
    該水素供給ラインの先端に配設され、上記車載用水素充填タンクの接続口と接続される接続ユニットと、
    上記水素供給タンクから上記水素供給ラインに送出する水素の流量又は圧力を調整する供給水素調整手段と、
    上記供給水素調整手段を制御する制御装置と、
    上記水素供給ラインに供給された水素の供給圧力を測定する供給圧力測定手段と、
    上記接続ユニットに接続される上記車載用水素貯蔵タンクの最高使用圧力を検出するタンク仕様検出手段とを有しており、
    上記制御装置は、上記供給圧力測定手段より得られる上記水素の供給圧力と、上記タンク仕様検出手段より得られる上記最高使用圧力とに基づいて、上記供給水素調整手段を制御する制御信号を形成すると共に送信するよう構成されていることを特徴とする水素供給ステーション。
  2. 請求項1において、上記供給水素調整手段は、上記水素供給タンクから吐出される水素の圧力を調整する圧力調整装置を有しており、該圧力調整装置は、弁開度によって吐出圧力を調整する圧力調整弁、または、供給された水素の圧力を昇圧する圧縮機のいずれかであることを特徴とする水素供給ステーション。
  3. 請求項1において、上記水素供給タンクは、備蓄する水素の圧力を異ならせることができる複数の備蓄タンクにより構成されており、上記供給水素調整手段は、上記水素供給ラインに接続する上記備蓄タンクを切り替えることによって送出する水素の圧力を調整するタンク切り替え装置を有していることを特徴とする水素供給ステーション。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、上記供給水素調整手段は、上記水素供給ラインの連通状態を開閉する開閉弁を有しており、該開閉弁の上流側には、上記供給圧力測定手段を構成する圧力センサが配設されていることを特徴とする水素供給ステーション。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、上記接続ユニットと上記車載用水素充填タンクの上記接続口とは、両者の接続形態が、上記車載用水素充填タンクの上記最高使用圧力に応じて変化するように構成されており、上記タンク仕様検出手段は、上記接続ユニットと上記接続口との接続形態によって上記車載用水素充填タンクの上記最高使用圧力を検知するように構成されていることを特徴とする水素供給ステーション。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項において、上記水素供給ステーションは、上記車両に設けられたアース端子に接続されるアースアダプタを有しており、該アースアダプタと上記アース端子との接続形態が上記車載用水素充填タンクの上記最高使用圧力に応じて変化するよう構成されており、上記タンク仕様検出手段は、上記アースアダプタと上記アース端子との接続形態によって上記車載用水素充填タンクの上記最高使用圧力を検知するように構成されていることを特徴とする水素供給ステーション。
  7. 請求項1〜4のいずれか1項において、上記水素供給ステーションは、上記車両に設けられたアース端子に接続されるアースアダプタを有しており、上記アース端子には上記最高使用圧力を含むタンク情報を記録したデータ記録部を設けると共に、上記アースアダプタには上記データ記録部に記録された上記タンク情報を読みとるデータ読み取り部を設け、上記タンク仕様検出手段は、上記データ読み取り部により読みとったタンク情報から上記最高使用圧力を検知するように構成されていることを特徴とする水素供給ステーション。
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