JP2005069334A - 水素燃料自動車 - Google Patents

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宏之 三井
Hiroshi Aoki
博史 青木
Takashi Shimazu
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Abstract

【課題】作業者による人為的ミスが生じるおそれがなく、十分な安全性を確保した上で水素タンクへの水素の充填を行うことができる水素燃料自動車を提供すること。
【解決手段】水素燃料自動車1は、水素タンク10に充填した水素を利用して走行するものであり、水素タンク10は、水素供給ステーション4から水素を充填するための充填口2と、水素タンク10を接地させるためのアース端子3とを有している。アース端子3には、水素タンク10の最高使用圧力MPの情報を水素供給ステーション4に伝達するためのタンク仕様伝達手段100が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池自動車、水素エンジン自動車などの水素を燃料として走行する水素燃料自動車に関する。
近年の環境問題に対応する自動車として、水素を燃料とした自動車、具体的には燃料電池自動車、水素エンジン自動車などの水素を燃料として走行する水素燃料自動車の開発が活発に行われている。そして、この水素燃料自動車には、水素を保持する水素タンクが配設されており、この水素タンクには、水素供給ステーションから水素が充填される。水素燃料自動車に搭載された水素タンクに水素を充填する装置としては、例えば、特許文献1に示すものがある。
この特許文献1においては、車両(水素燃料自動車)には、接地信号及び状態信号を伝達するための電気信号コネクタと、水素充填設備(水素供給ステーション)に接続される燃料レセプタクルとが設けてあり、これらを一体化している。そして、水素充填設備から車両の水素タンクに水素を充填する際には、上記電気信号コネクタ及び燃料レセプタクルを同時に水素充填設備に接続することができ、この接続作業の効率がよい。
しかしながら、上記特許文献1の車両においては、上記水素タンクの最高使用圧力を水素充填設備に伝達する手段は設けられていない。すなわち、すべての車両が同じ最高使用圧力の水素タンクを搭載しているとは限らず、作業者は、上記水素タンクの最高使用圧力を確認し、この最高使用圧力もしくはこれに安全率をかけた値を超えないようにして水素の充填を行う必要がある。
そのため、作業者が、最高使用圧力の確認を怠ったり、最高使用圧力を誤って認識したりするミスが生じるおそれがあり、十分な安全性が確保されていない。
特開2003−104498号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、作業者による人為的ミスが生じるおそれがなく、十分な安全性を確保した上で水素タンクへの水素の充填を行うことができる水素燃料自動車を提供しようとするものである。
本発明は、水素タンクに充填した水素を利用して走行する水素燃料自動車において、
上記水素タンクは、水素供給ステーションから水素を充填するための充填口と、当該水素タンクを接地させるためのアース端子とを有しており、
上記充填口又は上記アース端子には、上記水素タンクの最高使用圧力の情報を上記水素供給ステーションに伝達するためのタンク仕様伝達手段が設けられていることを特徴とする水素燃料自動車にある(請求項1)。
本発明の水素燃料自動車においては、上記水素タンクの充填口又はアース端子に上記タンク仕様伝達手段が設けられている。そして、水素供給ステーションからこの水素燃料自動車に水素を充填する際には、上記充填口とアース端子とを水素供給ステーションに接続する。このとき、上記充填口又はアース端子に設けられたタンク仕様伝達手段から水素供給ステーションには、当該水素タンクの最高使用圧力の情報が伝達される。
そのため、水素供給ステーションから水素タンクに充填を行う際には、水素燃料自動車における水素タンクの違いによってその水素タンクにおける最高使用圧力が異なっていても、水素供給ステーションは、この水素タンクの最高使用圧力を確実に認識した上で水素の供給を行うことができる。
それ故、本発明の水素燃料自動車によれば、作業者による人為的ミスが生じるおそれがなく、十分な安全性を確保した上で水素タンクへの水素の充填を行うことができる。
本発明の水素燃料自動車における水素タンクとしては、高圧水素を充填する高圧タンク、水素の吸蔵・放出が可能な水素吸蔵合金を内蔵したMHタンク、両者を組み合わせた高圧MHタンクなど、水素を貯蔵可能な様々なタンクを適用することができる。
また、上記タンク仕様伝達手段は、上記充填口に設けられていると共に、該充填口の形状を上記最高使用圧力の大きさに対応して異ならせることにより構成されていることが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記水素燃料自動車における水素タンクの違いにより最高使用圧力が異なっていても、上記充填口の形状を異ならせておくことにより、容易にこれに対応することができる。そして、上記充填口の形状を異ならせた簡単な構成により、水素供給ステーションは、十分な安全性を確保した上で水素タンクへの水素の充填を行うことができる。
また、上記タンク仕様伝達手段は、上記アース端子に設けられていると共に、該アース端子の形状を上記最高使用圧力の大きさに対応して異ならせることにより構成することもできる(請求項3)。
この場合には、上記水素燃料自動車における水素タンクの違いにより最高使用圧力が異なっていても、上記アース端子の形状を異ならせておくことにより、容易にこれに対応することができる。そして、上記アース端子の形状を異ならせた簡単な構成により、水素供給ステーションは、十分な安全性を確保した上で水素タンクへの水素の充填を行うことができる。
また、上記タンク仕様伝達手段は、上記アース端子に設けられており、該アース端子は、上記水素供給ステーションのアースアダプタに設けたデータ読み取り部に、上記最高使用圧力の情報を伝達するためのデータ記録部を有していることもできる(請求項4)。
この場合には、上記水素燃料自動車における水素タンクの違いにより最高使用圧力が異なっていても、上記アース端子のデータ記録部に記録した内容により、容易にこれに対応することができる。そして、アース端子を上記水素供給ステーションのアースアダプタに接続したときには、上記データ記録部から当該水素タンクの最高使用圧力の情報が上記データ読み取り部に伝達される。そのため、この場合にも、水素供給ステーションは、十分な安全性を確保した上で水素タンクへの水素の充填を行うことができる。
また、上記データ記録部には、多くの情報を含ませることが容易であるため、最高使用圧力が異なる水素タンクの種類が多くなっても、容易にこれに対応することができる。
また、上記タンク仕様伝達手段は上記アース端子に設けられていると共に、該アース端子は複数の信号端子を有しており、上記タンク仕様伝達手段は、上記複数の信号端子のうちのいずれの信号端子が上記水素供給ステーションのアースアダプタに設けた信号変換部を導通させるかによって、上記最高使用圧力の情報を上記水素供給ステーションに伝達するよう構成することもできる(請求項5)。
この場合には、上記水素燃料自動車における水素タンクの違いにより最高使用圧力が異なっていても、上記アース端子における複数の信号端子の状態を異ならせておくことにより、容易にこれに対応することができる。そして、アース端子を上記水素供給ステーションのアースアダプタに接続したときには、上記複数の信号端子のうちのいずれの信号端子が上記信号変換部を導通させるかによって、当該水素タンクの最高使用圧力の情報が上記信号変換部に伝達される。そのため、この場合にも、水素供給ステーションは、十分な安全性を確保した上で水素タンクへの水素の充填を行うことができる。
また、上記複数の信号端子には、多くの情報を含ませることが容易であるため、最高使用圧力が異なる水素タンクの種類が多くなっても、容易にこれに対応することができる。
また、上記タンク仕様伝達手段が上記データ記録部又は上記複数の信号端子を有している場合には、当該タンク仕様伝達手段は、上記水素タンクの最高使用圧力の情報を含み、これ以外にも該水素タンクの許容最大充填速度、許容最高温度又はタンク製造日の少なくとも1つの情報を含むタンク情報を上記水素供給ステーションに伝達するよう構成することができる(請求項6)。
この場合には、上記データ記録部及び複数の信号端子には、多くの情報を含ませることが容易であるため、上記タンク仕様伝達手段は、上記タンク情報として多くの情報を上記水素供給ステーションに伝達することができる。
また、例えば、上記水素タンクの許容最大充填速度を水素供給ステーションに伝達したときには、この水素供給ステーションは、水素タンクへの充填速度を、この許容最大充填速度を超えないように最適に制御することができる。また、例えば、上記水素タンクの許容最高温度を水素供給ステーションに伝達したときには、この水素供給ステーションは、水素タンク内の温度がこの許容最高温度を超えないように、水素タンクへの充填速度を最適に制御することができる。
また、例えば、上記水素タンクのタンク製造日を水素供給ステーションに伝達したときには、この水素供給ステーションは、この水素タンクが耐用年数を超えていないかを検出することができる。
(実施例1)
以下に、図面を用いて本発明の水素燃料自動車にかかる実施例につき説明する。
本例の水素燃料自動車1は、図1〜図3に示すごとく、水素タンク10に充填した水素を利用して走行するものであり、上記水素タンク10は、水素供給ステーション4から水素を充填するための充填口2と、当該水素タンク10を接地させるためのアース端子3とを有している。そして、このアース端子3には、上記水素タンク10の最高使用圧力MPの情報を上記水素供給ステーション4に伝達するためのタンク仕様伝達手段100が設けられている。
以下に、これを詳説する。
図3(a)〜(c)に示すごとく、本例のタンク仕様伝達手段100は、上記水素燃料自動車1におけるアース端子3の形状を上記最高使用圧力MPの大きさに対応して異ならせることにより構成されている。本例のアース端子3は、円筒形状に形成されており、上記タンク仕様伝達手段100は、アース端子3の外径を最高使用圧力MPの大きさに対応して異ならせることにより構成されている。
本例では、上記アース端子3の外径は、最高使用圧力MPが異なる3種類の水素タンク10に対応するよう3段階に異ならせている。即ち、最高使用圧力MPが最も高い高圧仕様の水素タンク10には、外径の最も小さいアース端子3を設け、最高使用圧力MPが最も低い低圧仕様の水素タンク10には、外径の最も大きいアース端子3を設け、両者の中間の最高使用圧力MPを有する中圧仕様の水素タンク10には、両者の中間の外径を有するアース端子3を設けた。
一方、図2に示すごとく、後述するタンク仕様検出手段400としてのアースアダプタ6は、同軸上において内径が3段階に変化する係合凹部61を有している。即ち、本例の係合凹部61は、軸方向の最も奥側に内径が最も小さい小径部611が位置し、最も外寄りには最も内径の大きい大径部613が位置し、両者の間には上記小径部611と大径部613との中間の内径を有する中径部612が位置して構成されている。そして、小径部611、中径部612、大径部613の底部には、それぞれ信号ライン621、622、623が配設され、これらが上記水素供給ステーション4における制御装置40に接続されている。
そして、上記小径のアース端子3aをアースアダプタ6に係合させた場合には、図3(a)に示すごとく、アース端子3aが小径部611に挿入され、このアース端子3aの先端が上記の信号ライン621に接触する。これにより、制御装置40は、信号ライン621を通してアース端子3aが小径部611に存在することを検知し、接続された水素燃料自動車1の水素タンク10の最高使用圧力MPが高圧仕様のものであることを把握することができる。
同様に、上記中径のアース端子3b又は大径のアース端子3cをアースアダプタ6に係合させた場合には、それぞれ図3(b)、(c)に示すごとく、アース端子3b又はアース端子3cが、中径部612又は大径部613に挿入され、このアース端子3b又はアース端子3cの先端が上記の信号ライン622又は信号ライン623に接触する。これにより、制御装置40は、信号ライン622を通してアース端子3bが中径部612に存在すること、又は信号ライン623を通してアース端子3cが大径部613に存在することを検知し、接続された水素燃料自動車1の車載用水素充填タンクの最高使用圧力MPが中圧仕様又は低圧仕様のものであることを把握することができる。
なお、上記制御装置40による各アース端子3a〜cの存在の検知は、例えば、各信号ライン621〜623をそれぞれ2つの信号線により構成し、各アース端子3との接触があったときに2つの信号線が短絡されて、各信号ライン621〜623が導通することにより行うことができる。また、例えば、この検知は、各信号ライン621〜623の先端部に各種スイッチ又は近接センサ等を設け、これらへの入力のオン・オフにより行うこともできる。
図1に示すごとく、水素供給ステーション4は、水素タンク10に供給する水素を貯蔵する水素供給タンク41と、水素供給タンク41内の水素を水素タンク10に供給するための水素供給ライン42と、水素供給ライン42の先端に配設され、水素タンク10の充填口2と接続される接続ユニット5とを有している。また、水素供給ステーション4は、水素供給タンク41から水素供給ライン42に送出する水素の流量又は圧力を調整する供給水素調整手段43と、供給水素調整手段43を制御する制御装置40と、水素供給ライン42に供給された水素の供給圧力HPを測定する供給圧力測定手段44とを有している。
また、アースアダプタ6の先端部には、上記タンク仕様伝達手段100から上記最高使用圧力MPの情報を伝達されるタンク仕様検出手段400が形成されている。
本例のタンク仕様検出手段400は、上記水素燃料自動車1に設けられたアース端子3に接続されるアースアダプタ6であり、このアースアダプタ6にアース端子3を接続したときには、水素タンク10を接地させることができる。
上記制御装置40は、タンク仕様検出手段400より上記水素タンク10の最高使用圧力MPの情報を検知し、供給圧力測定手段44により検出される圧力が上記最高使用圧力MPを超えるときには、上記水素の供給を停止させるよう構成されている。なお、水素タンク10の最高使用圧力MPの値は、使用圧力に十分に耐え得る水素タンク10の許容使用圧力としている。
図1に示すごとく、上記供給水素調整手段43は、水素供給タンク41から吐出される水素の圧力を調整する圧力調整弁431と、水素供給ライン42の連通状態を開閉する開閉弁432とを有している。また、供給圧力測定手段44は圧力センサ44である。
そして、上記圧力調整弁431、開閉弁432及び圧力センサ44は、電気的に制御装置40に接続され、圧力センサ44からは供給圧力HPが制御装置40に送信され、圧力調整弁431及び開閉弁432にはこれらの開度あるいは開閉を指示する制御信号C1及びC2が送信されるように構成してある。
そして、水素供給ステーション4から上記水素燃料自動車1の水素タンク10に水素を充填する際には、上記充填口2を上記接続ユニット5に接続し、上記アース端子3を上記アースアダプタ6に接続する。このとき、アース端子3に設けられたタンク仕様伝達手段100から水素供給ステーション4における制御装置40には、当該水素タンク10の最高使用圧力MPの情報が伝達される。
そして、制御装置40は、上記水素燃料自動車1におけるアース端子3が上記アースアダプタ6に接続されることによって、水素燃料自動車1の水素タンク10が3段階のうちどのレベルの最高使用圧力MPを持っているかを検知することができる。
そして、制御装置40は、上記圧力センサ44により検出される供給圧力HPが、上記各水素タンク10の最高使用圧力MPを超えたときには、制御信号C2を送信して上記供給水素調整手段43の開閉弁432を閉じることにより、上記水素の供給を確実に停止させることができる。これにより、水素供給ステーション4から水素燃料自動車1の水素タンク10に充填を行う際には、この水素タンク10の違いによって最高使用圧力MPが異なっていても、水素供給ステーション4は、水素タンク10の最高使用圧力MPを確実に認識した上で水素の供給を行うことができる。
そのため、本例の水素燃料自動車1によれば、作業者が水素タンク10の最高使用圧力MPを上記制御装置40に入力する必要がなく、作業者による人為的ミスが生じるおそれがない。それ故、本例の水素燃料自動車1によれば、十分な安全性を確保した上で水素タンク10への水素の充填を行うことができる。
また、上記制御装置40は、上記最高使用圧力MPの情報と上述した供給圧力HPの両方に基づいて、最適な制御信号C1を形成し、これを供給水素調整手段43の圧力調整弁431に送信することもできる。そのため、制御装置40は、上記水素タンク10の仕様に適切な範囲の圧力条件となるよう上記圧力調整弁431を制御することもできる。
ここで、上記水素供給ステーション4から上記水素燃料自動車1の水素タンク10に水素を充填する手順を、図4を用いて簡単に説明する。
まず、ステップS101の準備段階において、制御装置40は、作業者による接続ユニット5と充填口2との接続と、上記アース端子3とアースアダプタ6との接続を待つ。
そして、アース端子3とアースアダプタ6との接続が完了した時点で、制御装置40は、接続された水素タンク10の最高使用圧力MPの情報を採取する(S102)。次に、この情報採取が完了した後に、水素の充填量等の外部から入力すべき情報を制御装置40に入力する充填量設定ステップ(S103)を行う。
次に、充填開始スイッチ(図示略)が押圧されたことを条件に、制御装置40の指示に従って水素充填を開始する。具体的には、制御装置40は、圧力調整弁431を所定の開度に設定すると共に、開閉弁432を開にする。
そして、充填中においては、圧力センサ44からの供給圧力HPのフィードバックを受けながら制御装置40が圧力調整弁431を制御して、供給圧力HPを制御する(S105)。
そして、制御装置40は、供給圧力HPが最高使用圧力MPを超えるか否かを見守りながら(S106)、もし超えれば開閉弁432を閉じて緊急に供給を停止する(S107)。最後に、図示しない流量計によって測定した水素充填量が設定された充填量に到達したか否かを判断し(108)、到達した時点で充填作業を完了させる(S109)。
このように、本例においては、最高使用圧力MPを常に制御の基となる情報として用いることによって、非常に安全性の高い水素充填作業を実現することができる。
(実施例2)
本例は、上記タンク仕様伝達手段100を上記アース端子3の形状を異ならせることにより構成した種々のバリエーションを具体的に示す例である。
即ち、図5(a)〜(c)に示すごとく、上記バリエーションの他の1つとして、上記タンク仕様伝達手段100は、上記アース端子3の外周面にキー部31を設け、このキー部31が外周面から突出する突出高さを異ならせることにより構成することができる。ここで、図5(a)〜(c)の左列は、アース端子3及びアースアダプタ6を軸方向から見たときの断面説明図を、右列は、アース端子3及びアースアダプタ6を側方から見たときの断面説明図を示している。
そして、この場合には、例えば、キー部31の突出高さを最高使用圧力MPが異なる3種類の水素タンク10に対応するよう3段階に異ならせることができる。即ち、最高使用圧力MPが最も高い高圧仕様の水素タンク10のアース端子3aにおけるキー部31の突出高さは最も大きくし、最高使用圧力MPが最も低い低圧仕様の水素タンク10のアース端子3cにおけるキー部31の突出高さは最も小さくし、両者の中間の最高使用圧力MPを有する中圧仕様の水素タンク10のアース端子3bにおけるキー部31の突出高さは両者の中間にすることができる。
一方、上記の場合には、図5(a)〜(c)に示すごとく、上記タンク仕様検出手段400としてのアースアダプタ6は、上記キー部31に係合するキー溝63と、上記キー部31に押されてキー溝63への出没量を変化させてアース端子3を外れないようにロックすることができるストッパ64と、このストッパ64のロック位置を検出可能なロック位置検出部65とを有している。また、ロック位置検出部65は信号ライン651によって上記制御装置40に接続されている。
そして、アース端子3をアースアダプタ6に係合したときには、上記キー部31の突出高さにより上記ストッパ64がアース端子3をロックする位置が異なり、上記制御装置40は、上記ロック位置検出部65により、接続された水素燃料自動車1の水素タンク10の最高使用圧力MPが高圧仕様、中圧仕様又は低圧仕様のいずれのものであるかを把握することができる。
なお、上記ロック位置検出部65には、電気抵抗値の変化により位置を検出するセンサ、光の受光量により位置を検出するセンサ等の種々のセンサを用いることができる。
また、図6(a)〜(c)に示すごとく、上記バリエーションの他の1つとしては、上記タンク仕様伝達手段100は、上記アース端子3の外周面から突出するキー部31の幅を異ならせることにより構成することもできる。ここで、図6(a)〜(c)の左列は、アース端子3及びアースアダプタ6を軸方向から見たときの断面説明図を、右列は、アース端子3及びアースアダプタ6を側方から見たときの断面説明図を示している。そして、この場合には、例えば、上記高圧仕様、中圧仕様及び低圧仕様の3段階に異なる水素タンク10に対応するように、上記キー部31の幅が異なる3種類のアース端子3a〜cを準備し、上記アースアダプタ6には、小幅部631、中幅部632及び大幅部633の3段階に幅が変化したキー溝63を形成しておくことができる。
そして、上記制御装置40は、上記キー溝63の小幅部631、中幅部632及び大幅部633にそれぞれ設けた信号ライン634のうちのいずれがオン又はオフになるかにより、接続された水素燃料自動車1の水素タンク10の最高使用圧力MPが高圧仕様、中圧仕様又は低圧仕様のいずれのものであるかを把握することができる。
なお、図示は省略するが、上記タンク仕様伝達手段100は、上記最高使用圧力MPに応じて幅の異なるキー溝をアース端子3に形成し、この幅の異なるキー溝を係合位置をそれぞれ異ならせて係合させることができるキー部をアースアダプタ6に形成して構成することもできる。
また、図7(a)〜(c)に示すごとく、上記バリエーションの他の1つとしては、上記タンク仕様伝達手段100は、上記アース端子3の外周面にキー部31と凸部33とを形成し、キー部31に対する凸部33の円周方向の位置を異ならせることにより構成することもできる。そして、この場合には、例えば、上記高圧仕様、中圧仕様及び低圧仕様の3段階に異なる水素タンク10に対応するように、上記キー部31に対する凸部33の円周方向の位置が異なる3種類のアース端子3a〜cを準備し、上記アースアダプタ6には、上記凸部33と係合する3つの凹部66を形成しておくことができる。
そして、上記制御装置40は、上記3つの凹部66にそれぞれ設けた信号ライン661のうちのいずれがオン又はオフになるかにより、接続された水素燃料自動車1の水素タンク10の最高使用圧力MPが高圧仕様、中圧仕様又は低圧仕様のいずれのものであるかを把握することができる。
なお、図示は省略するが、上記タンク仕様伝達手段100は、上記アース端子3において、このアース端子3の外周面にキー溝と凹部とを形成し、このキー溝に対する凹部の円周方向の位置を異ならせることにより構成することもできる。また、上記タンク仕様伝達手段100は、上記アース端子3において、このアース端子3の外周面に突出する凸部33の数、又はアース端子3の外周面に陥没する凹部の数を異ならせることにより構成することもできる。
また、図8(a)〜(c)に示すごとく、上記バリエーションの他の1つとしては、上記タンク仕様伝達手段100は、上記アース端子3の先端部30の軸方向長さを異ならせることにより構成することもできる。また、上記アースアダプタ6には、アース端子3の先端部30の端面301との間の距離を検出し、この検出した位置の情報を制御装置40に送信するための位置検出部69を設けておく。
そして、この場合には、例えば、上記高圧仕様、中圧仕様及び低圧仕様の3段階に異なる水素タンク10に対応するように、上記先端部30の軸方向長さが異なる3種類のアース端子3a〜cを準備する。そして、上記制御装置40は、上記位置検出部69が検出した位置の情報により、接続された水素燃料自動車1の水素タンク10の最高使用圧力MPが高圧仕様、中圧仕様又は低圧仕様のいずれのものであるかを把握することができる。
その他は、本例の種々のバリエーションにおいても、上記実施例1と同様であり、実施例1と同様に、十分な安全性を確保した上で水素燃料自動車1の水素タンク10への水素の充填を行うことができる。
(実施例3)
本例は、図9(a)〜(c)に示すごとく、上記タンク仕様伝達手段100を、上記実施例1に示した水素タンク10の充填口2の形状を上記最高使用圧力MPの大きさに対応して異ならせることにより構成した例である。ここで、図9(a)〜(c)の左列は、充填口2を側方から見たときの側面説明図を、右列は、充填口2を軸方向から見たときの正面説明図を示している。
本例の水素タンク10の充填口2は、内部に水素の流路を有する円環形状に形成されており、上記タンク仕様伝達手段100は、上記充填口2の外周面に設けたガイド溝21の形状を最高使用圧力MPの大きさに対応して異ならせることにより構成されている。ガイド溝21は、充填口2の外周面の先端部から軸方向に形成した入口溝211と、この入口溝211の先端から周方向に形成した周溝212と、この周溝212の先端から再び軸方向に形成したロック溝213とよりなる。そして、上記周溝212の長さを水素タンク10の最高使用圧力MPの大きさに対応して異ならせた。
また、本例では、上記周溝212の長さは、最高使用圧力MPが異なる3種類の水素タンク10に対応するよう3段階に異ならせており、高圧仕様の充填口2aにおける周溝212を最も長くし、中圧仕様の充填口2bにおける周溝212を中間の長さにし、低圧仕様の充填口2cにおける周溝212を最も短くした。これにより、最高使用圧力MPの違いに応じて、入口溝211とロック溝213との間の相対的な距離が異なっている。
図10(a)〜(c)に示すごとく、上記水素供給ステーション4の接続ユニット5は、内部に水素の流路を有する本体部51とこの本体部51に対して回転可能に配設したカプラ52とを有している。そして、本体部51に対してカプラ52をどれだけ回転させたときに、カプラ52と上記充填口2との接続がロックされたかを検出することによって、接続ユニット5に接続された水素タンク10の最高使用圧力MPを検知することができる。なお、本例では、接続ユニット5が上記タンク仕様検出手段400に相当する。
具体的には、上記カプラ52の内周面には、上記ガイド溝21に係合可能なピン53が形成されており、上記本体部51には、上記3種類の水素タンク10の最高使用圧力MPに対応する3本の信号ライン511〜513が形成されている。そして、この信号ライン511〜513の先端部には、それぞれ、上昇した際に各信号ライン511〜513に接触するストッパ521〜523が設けてある。これらのストッパ521〜523は、上記カプラ52に設けた係合凹部54と正規の位置で対面した際にのみ上昇するように構成されている。
図11(a)〜(c)に示すごとく、上記構成の接続ユニット5と充填口2とを接続する場合には、両者を対面させ、カプラ52のピン53をガイド溝21に沿って回転、前進させる。そして、カプラ52のピン53がロック溝213に収容されて接続ユニット5と充填口2との接続状態が固定されると共に、ストッパ521〜523のいずれかが係合凹部54と対面することにより上昇して信号ライン511〜513のうち1つと接触する。これにより、上記水素供給ステーション4に設けた制御装置40は、信号ライン511〜513のいずれが接触しているかを検出することにより、上記接続ユニット5に接続された水素タンク10の最高使用圧力MPを検知することができる。
その他は、本例においても、上記実施例1と同様であり、実施例1と同様に、十分な安全性を確保した上で水素燃料自動車1の水素タンク10への水素の充填を行うことができる。
なお、図示は省略するが、上記ガイド溝21は上記アース端子3に設けると共に、上記カプラ52は上記アースアダプタ6に設けて、アース端子3の形状を最高使用圧力MPの大きさに対応して異ならせることにより、上記と同様のタンク仕様伝達手段100を構成することもできる。この場合にも、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
(実施例4)
本例は、図12に示すごとく、上記タンク仕様伝達手段100を、上記水素供給ステーション4のアースアダプタ6に設けたデータ読み取り部67に上記最高使用圧力MPの情報を伝達するためのデータ記録部34を有するアース端子3により構成した例である。また、本例のタンク仕様伝達手段100は、上記最高使用圧力MPの情報を含み、これ以外にも水素タンク10の許容最大充填速度、許容最高温度及びタンク製造日の情報を含むタンク情報を上記制御装置40に伝達するよう構成されている。
即ち、本例では、上記タンク仕様伝達手段100としてのデータ記録部34は、アース端子3の先端部に設けられており、このデータ記録部34には、上記各種の情報を含むタンク情報が記録されている。一方で、上記タンク情報を読み取るデータ読み取り部67は、上記水素供給ステーション4のアースアダプタ6の先端部に設けられている。そして、上記水素供給ステーション4における制御装置40は、このデータ読み取り部67により読みとったタンク情報から上記最高使用圧力MP、許容最大充填速度、許容最高温度及びタンク製造日の各情報を検知することができる。
そして、本例の水素供給ステーション4の制御装置40は、上記供給水素調整手段43の圧力調整弁431を操作することにより、水素タンク10への水素の充填速度を、上記検知した許容最大充填速度を超えないように最適に制御することができる。また、制御装置40は、水素タンク10に水素を充填する際に、この水素タンク10内の温度が上昇したときでも、上記圧力調整弁431を操作することにより、水素タンク10への水素の充填速度を、水素タンク10内の温度が上記検知した許容最高温度を超えないように最適に制御することができる。また、制御装置40は、上記検知したタンク製造日と充填を行う日とを比較して、水素タンク10が耐用年数を超えていないかを確認した後、水素の充填を行うことができる。
その他は、本例においても、上記実施例1と同様であり、実施例1と同様に、十分な安全性を確保した上で水素燃料自動車1の水素タンク10への水素の充填を行うことができる。
(実施例5)
本例は、図13〜図15に示すごとく、上記タンク仕様伝達手段100として上記アース端子3に複数の信号端子35を形成し、この複数の信号端子35のうちのいずれの信号端子35が上記水素供給ステーション4のアースアダプタ6に設けた信号変換部68を導通させるかによって、上記最高使用圧力MPの情報を上記水素供給ステーション4の制御装置40に伝達するよう構成した例である。また、本例のタンク仕様伝達手段100は、上記タンク情報を上記制御装置40に伝達するよう構成されている。
ここで、図13の左列は、アース端子3を側方から見たときの断面説明図を、右列は、アース端子3を軸方向から見たときの断面説明図を示している。また、図14の左列は、アースアダプタ6を軸方向から見たときの断面説明図を、右列は、アースアダプタ6を側方から見たときの断面説明図を示している。
即ち、本例では、図13、図14に示すごとく、上記タンク仕様伝達手段100としての上記複数の信号端子35は、アース端子3の先端部に設けられており、上記信号変換部68は、上記複数の信号端子35にそれぞれ係合する複数のプローブ681を有している。上記複数の信号端子35は、上記プローブ681を導通させることができる導通端子351と、プローブ681を導通させることができない絶縁端子352とにより形成されている。また、各プローブ681は、それぞれ2つの信号線により構成されている。そして、各プローブ681は、上記導通端子351と接触したときに2つの信号線が短絡されて導通ありのON信号を制御装置40に送り、上記絶縁端子352と接触したときには2つの信号線が短絡されずに導通なしのOFF信号を制御装置40に送るよう構成されている。
こうして、図15に示すごとく、上記複数の信号端子35のうちのいずれの信号端子35が上記導通端子351となっているかによって、複数のプローブ681の導通状態が異なることにより、上記信号変換部68は、接続された水素燃料自動車1の水素タンク10におけるタンク情報を検知することができる。
また、本例においても、上記実施例4と同様に、上記タンク情報に基づいて、最適かつ安全に水素の充填を行うことができる。
その他は、本例においても、上記実施例1と同様であり、実施例1と同様に、十分な安全性を確保した上で水素燃料自動車1の水素タンク10への水素の充填を行うことができる。
実施例1における、水素供給ステーションから水素燃料自動車の水素タンクに水素の充填を行うための構成を示す説明図。 実施例1における、接続ユニットの構造を示す説明図。 実施例1における、(a)高圧仕様の場合、(b)中圧仕様の場合、(c)低圧使用の場合の、アース端子とアースアダプタとの接続形態を示す説明図。 実施例1における、水素の充填作業の手順を示すフロー図。 実施例2における、(a)高圧仕様の場合、(b)中圧仕様の場合、(c)低圧使用の場合の、アース端子とアースアダプタとの1つの接続形態を示す説明図。 実施例2における、(a)高圧仕様の場合、(b)中圧仕様の場合、(c)低圧使用の場合の、アース端子とアースアダプタとの他の接続形態を示す説明図。 実施例2における、(a)高圧仕様の場合、(b)中圧仕様の場合、(c)低圧使用の場合の、アース端子とアースアダプタとの他の接続形態を示す説明図。 実施例2における、(a)高圧仕様の場合、(b)中圧仕様の場合、(c)低圧使用の場合の、アース端子とアースアダプタとの他の接続形態を示す説明図。 実施例3における、(a)高圧仕様の場合、(b)中圧仕様の場合、(c)低圧使用の場合の、充填口の構造を示す説明図。 実施例3における、(a)高圧仕様の場合、(b)中圧仕様の場合、(c)低圧使用の場合の、接続ユニットの構造を示す説明図。 実施例3における、(a)高圧仕様の場合、(b)中圧仕様の場合、(c)低圧使用の場合の、充填口と接続ユニットとの接続形態を示す説明図。 実施例4における、アース端子とアースアダプタとの接続形態を示す説明図。 実施例5における、アース端子の構造を示す説明図。 実施例5における、アースアダプタの構造を示す説明図。 実施例5における、アース端子とアースアダプタとの接続形態を示す説明図。
符号の説明
1 水素燃料自動車
10 水素タンク
100 タンク仕様伝達手段
2 充填口
3 アース端子
31 キー部
34 データ記録部
35 信号端子
4 水素供給ステーション
40 制御装置
400 タンク仕様検出手段
5 接続ユニット
6 アースアダプタ
61 係合凹部
63 キー溝
67 データ読み取り部
68 信号変換部

Claims (6)

  1. 水素タンクに充填した水素を利用して走行する水素燃料自動車において、
    上記水素タンクは、水素供給ステーションから水素を充填するための充填口と、当該水素タンクを接地させるためのアース端子とを有しており、
    上記充填口又は上記アース端子には、上記水素タンクの最高使用圧力の情報を上記水素供給ステーションに伝達するためのタンク仕様伝達手段が設けられていることを特徴とする水素燃料自動車。
  2. 請求項1において、上記タンク仕様伝達手段は、上記充填口に設けられていると共に、該充填口の形状を上記最高使用圧力の大きさに対応して異ならせることにより構成されていることを特徴とする水素燃料自動車。
  3. 請求項1において、上記タンク仕様伝達手段は、上記アース端子に設けられていると共に、該アース端子の形状を上記最高使用圧力の大きさに対応して異ならせることにより構成されていることを特徴とする水素燃料自動車。
  4. 請求項1において、上記タンク仕様伝達手段は、上記アース端子に設けられており、該アース端子は、上記水素供給ステーションのアースアダプタに設けたデータ読み取り部に、上記最高使用圧力の情報を伝達するためのデータ記録部を有していることを特徴とする水素燃料自動車。
  5. 請求項1において、上記タンク仕様伝達手段は上記アース端子に設けられていると共に、該アース端子は複数の信号端子を有しており、
    上記タンク仕様伝達手段は、上記複数の信号端子のうちのいずれの信号端子が上記水素供給ステーションのアースアダプタに設けた信号変換部を導通させるかによって、上記最高使用圧力の情報を上記水素供給ステーションに伝達するよう構成されていることを特徴とする水素燃料自動車。
  6. 請求項4又は5において、上記タンク仕様伝達手段は、上記水素タンクの最高使用圧力の情報を含み、これ以外にも該水素タンクの許容最大充填速度、許容最高温度又はタンク製造日の少なくとも1つの情報を含むタンク情報を上記水素供給ステーションに伝達するよう構成されていることを特徴とする水素燃料自動車。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010127431A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Toyota Motor Corp 充填口の接続構造およびガス燃料車両
JP2011137546A (ja) * 2009-12-25 2011-07-14 Asia Pacific Fuel Cell Technology Ltd 貯蔵タンク用気体供給管理システムおよびその管理方法

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