JP2005067123A - 出没式筆記具 - Google Patents

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泰 宮下
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Abstract

【課題】 経時的安定性に些か開発の余地が残されていた。つまり、長期の使用によって細線部の特定の箇所が屈折してしまい、その屈折した形状が維持され、前記シール蓋とシール筒部の密閉が若干不安定なものとなってしまうのである。つまり、前記細線部の屈折は、細線部が軸筒に対して移動する際、軸筒の内面に摺接し、その摺接抵抗によって屈折するものと考えられる。そして、一度屈折してしまうと、その特定の部分が屈折し易くなってしまい、遂には、その屈折した形状が維持されるようになってしまうのである。
【構成】 軸筒の後部に設けられたノック部材を押圧することによって軸筒の前端から筆記体を出没させる出没式筆記具であって、前記ノック部材の前後動に連動して開閉する蓋体を有してなり、その蓋体と前記ノック部材の動作を細線部によって連動させた出没式筆記具において、前記細線部と軸筒との摺接部分に潤滑剤を塗布あるいは練り込んだ出没式筆記具。
【選択図】 図1

Description

軸筒の後部に設けられたノック部材を押圧することによって軸筒の前端から筆記体を出没させる出没式筆記具であって、前記ノック部材の前後動に連動して開閉する蓋体を有してなり、その蓋体と前記ノック部材の動作を細線部によって連動させた出没式筆記具に関する。
本願出願人は、以前に、ノック部材を押圧することによって筆記体を出没させると共に、蓋体の開閉も前記ノック部材に連動させた筆記具を発明した。その要旨を「軸筒内に出没可能な筆記体を有し、その筆記体の前後動作に連動して前記筆記体の筆記部を密閉するシール蓋とシール筒部を有する出没式筆記具において、前記シール蓋と筆記体に固定されたガイド筒を複数の細線部で連接すると共に、前記シール蓋と細線部を一体で形成し、その細線部の前進後退により前記シール蓋のシール筒部に対する開閉をなしたことを特徴とする出没式筆記具。」としている。
特願2002−333456号
前記の従来技術は、確実にシール蓋とシール筒部の密閉がなされると言った効果を奏している。しかしながら、経時的安定性に些か開発の余地が残されていた。つまり、長期の使用によって細線部の特定の箇所が屈折してしまい、その屈折した形状が維持され、前記シール蓋とシール筒部の密閉が若干不安定なものとなってしまうのである。つまり、前記細線部の屈折は、細線部が軸筒に対して移動する際、軸筒の内面に摺接し、その摺接抵抗によって屈折するものと考えられる。そして、一度屈折してしまうと、その特定の部分が屈折し易くなってしまい、遂には、その屈折した形状が維持されるようになってしまうのである。
本発明は、軸筒の後部に設けられたノック部材を押圧することによって軸筒の前端から筆記体を出没させる出没式筆記具であって、前記ノック部材の前後動に連動して開閉する蓋体を有してなり、その蓋体と前記ノック部材の動作を細線部によって連動させた出没式筆記具において、前記細線部と軸筒との摺接部分に潤滑剤を塗布あるいは練り込んだことを要旨とする。
本発明は、軸筒の後部に設けられたノック部材を押圧することによって軸筒の前端から筆記体を出没させる出没式筆記具であって、前記ノック部材の前後動に連動して開閉する蓋体を有してなり、その蓋体と前記ノック部材の動作を細線部によって連動させた出没式筆記具において、前記細線部と軸筒との摺接部分に潤滑剤を塗布あるいは練り込んだので、経時的に安定したシール蓋とシール筒部の密閉が得られる。
図1〜図5に示し説明する。軸筒1の内部には、弾発部材7を介して移動不能に樹脂成形品からなるシール筒部3がセットされている。そのシール筒部3の後方内面には、樹脂材質から形成された筆記体2の前方の外壁と密閉を保つための内方リブが円周上に形成されている。また、樹脂材質からなるシール蓋4には、3本の細線部51、52、53が放射状にしかも等間隔(120度間隔)な位置に一体に射出成形などの手段によって形成されている。これらの細線部51、52、53の表面には、潤滑剤が塗布されているが、成形と同時に樹脂中に混練りさせても良い。その潤滑剤の例としては、シリコーンオイルやロウ、タルク、グリスなどが良好なものとして挙げられるが、塗布する作業性を考慮すると、シリコーンオイルと言った液状物が好ましい。尚、その細線部52、53の後端はガイド筒6に固定されているが、細線部51はガイド筒6に摺動可能に取り付けられてる。そして、ガイド筒6とシール筒部3との間には、弾発部材7が張設されており、その弾撥部材7の付勢によって、前記シール蓋4が後方に押し当てられ、そのシール蓋4とシール筒部3との密閉が保たれている。
軸筒1の先端部は筆記体2の先端が出没可能に摺動する先端開口穴が設けられ、後端は筆記体2を構成する後方部材(ノック部材)2bを摺動可能に配置できる後端開口穴が設けられている。また、軸筒1の側面には、摺動駒9が長手方向に摺動可能で、先端方向に係止部1bを形成した案内溝1aが形成されている。その案内溝1aの後方は軸筒1の後端開口部と連接されず、案内溝1aは軸筒1の側面で閉じた窓部を形成している。即ち、案内溝1aの先端と後端(後端部1c)は、閉塞されているのである。また、案内溝1aの後端部1cは、筆記体2が軸筒1に収納されているときの摺動駒9の係止部ともなっている。
更に、その案内溝1aの後端部1cからは、円周方向に規制溝1iが形成されている。工場出荷時や不使用時、摺動駒9を軸筒1の円周方向に回転させ、規制溝1iに基部9bを位置させておくことによって、不慮の出没動作が防止されるのである。又、この際、摺動駒9(基部9b)が容易には復帰しないように、摺動駒9と軸筒1とが係合し得るようになっている。具体的には、軸筒1の外周面に設けた突起1kに、摺動駒9の下面に設けた突起9hが係合するのである。尚、本例においては、基部9b(摺動駒9)と後方部材(ノック部材)2bとを別部材で形成し、互いを係合・固定しているが、射出成形や切削加工などの手段によって一体形成などしても良い。
ここで、前記規制溝1iの底面には、筆記体2の突出方向に向かって傾斜する傾斜面部1lが形成されている。規制溝1iに基部9bが位置した状態で、過大な突出操作が行われた場合、前記傾斜面部1lを通過して基部9bが前進し得るようにしているのである。即ち、不慮、あるいは、過度の突出操作における、規制溝1iや基部9bの破損を防止しているのである。ちなみに、本例においては、約3.0kg〜5.0kgの突出操作力が作用すると、基部9bが傾斜面1lを通過して、規制溝1iから離脱し案内溝1aに達するようになっている。
尚、案内溝1aの後端部1cには、下方に向けて突起1jが形成されており、後述する基部9bの凹状の傾斜部9eが係合し得るようになっている。即ち、使用時においては、摺動駒9が軸筒1に対して不用意に回転しないようになっているのである。
前記摺動駒9は、軸筒1の外側に釦部9aと案内溝1a内を摺動係止する基部9bと軸筒1の内側で筆記体2を抱設する内方部9cとからなる。図1では、摺動駒9の基部9bの後方が案内溝1aの後端部1cに当接あるいは僅かな隙間をもって配置されている。
又、前記摺動駒9の内方部9cが筆記体2を抱設し、摺動駒9が略長手軸を中心に回転可能に配置されている。具体的に説明すると、筆記体前方部材2aと筆記体後方部材2bとは螺合よって着脱自在に連結・固定されており、その螺合部分に前記摺動駒9の内方部9cが緩着されている。即ち、内方部9cは、筆記体前方部材2aと筆記体後方部材2bとによって挟み込まれた状態で筆記体2と一体化しているのである。また、前記筆記体前方部材2aと筆記体後方部材2bは、螺合によって連結されており、その螺合構造の前方部が気密構造部となっている。具体的には、筆記体前方部材2aの内面に形成されている円周リブが、筆記体後方部材2bに形成されている平面部2fに接触し、互いが圧接・変形し密着する気密構造となっている。これによって、後述するインキ吸蔵体のインキが、前記気密構造部から蒸発しない、或いは、極めて蒸発しにくい螺合構造となっている。
尚、前記気密構造によって連結された筆記体前方部材2aと筆記体前方部材2bの内部には、繊維集束体からなるインキ吸蔵体が挿着されているが、スポンジやウレタン、綿などの多孔質体であっても良い。そして、前記繊維集束体からなるインキ吸蔵体の表面には、薄いフイルム状部材からなる被覆体が巻き付けられているが、その被覆体には微細な貫通孔を複数形成しても良い。
次ぎに、動作について説明する。筆記体後方部材2bを軸筒1に対して前進させると、前記弾撥部材7の弾撥力に抗して筆記体前方部材2aが前進する。この時、前記細線部51、52、53も前進すると共に緊張状態から開放され、シール蓋4が開放する。更に、筆記体後方部材2bを前進させると、筆記体前方部材2aが前進しその先端部が軸筒1の先端開口部から突出する。この突出過程で、前記細線部52、53は軸筒1の内面を摺接しながら撓んだ状態となるが、前記潤滑剤が塗布されている為、スムーズに摺接移動し、その結果、円弧を描いたような湾曲した状態となる(図6参照)。
ここで、更に筆記体後方部材2bを前進させると、前記摺動駒9の基部9b後方に形成した凹状の傾斜部9eが、軸筒1の鋭角な係止部(突起)1bに係止され筆記状態を保つことができる。この状態で摺動駒9の釦部9aを長手軸を中心に適宜回転させることにより、摺動駒9の基部9bと案内溝係止部1bの係止が解除され、筆記体2は収納状態に移ることができる。
本発明の1例を示す要部縦断面図(筆記体収納状態)。 細線部近傍の部材を示す外観正面図。 図1の横断面図。 図1の要部拡大図。 分解斜視図。 筆記体突出状態を示す要部斜視図。
符号の説明
1 軸筒
1a 案内溝
1b 係止部
1c 後端部
1e 幅広部
1f 面取り部
1g 係止穴
1h 係止穴
1i 規制溝
1j 突起
1k 突起
1l 傾斜面部
2 筆記体
2a 筆記体前方部材
2b 筆記体後方部材
2c 縮径部
2d 係止リブ
2f 平面部
3 シール筒部
4 シール蓋
5 細径部
6 ガイド筒
7 弾撥部材
8 クリップ
9 摺動駒
9a 釦部
9b 基部
9c 内方部
9e 傾斜部
9g 面取り部
9h 突起

Claims (3)

  1. 軸筒の後部に設けられたノック部材を押圧することによって軸筒の前端から筆記体を出没させる出没式筆記具であって、前記ノック部材の前後動に連動して開閉する蓋体を有してなり、その蓋体と前記ノック部材の動作を細線部によって連動させた出没式筆記具において、前記細線部と軸筒との摺接部分に潤滑剤を塗布あるいは練り込んだことを特徴とする出没式筆記具。
  2. 前記細線部材を樹脂材質から形成したことを特徴とする請求項1記載の出没式筆記具。
  3. 前記潤滑剤をシリコーンオイルとしたことを特徴とする請求項1、あるいは、請求項2に記載の出没式筆記具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102186680A (zh) * 2009-01-30 2011-09-14 桑福德有限合伙人公司 具有两阶段伸长/收缩顺序的可伸缩器具

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