JP2005066867A - ラメ入りシート及び該ラメ入りシートの製造法 - Google Patents
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Abstract
【課題】オレフィン樹脂を用いるラメ入りシート及び該ラメ入りシートの製造法を提供する。ラメ材料が存在する部分のシートが薄くなったり、ラメ材料がシートの表面から剥離したりすることがないラメ入りシート及びラメ入りシートの製造法を提供する。
【解決手段】オレフィン系材料からなる透明あるいは半透明の2枚のシート1,3間に多数のラメ片12を挟んで該2枚のシートを圧着させて形成したラメ入りシートである。好ましくは、該2枚のシート間には接着剤80が設けてあり、該ラメ片12は接着剤80に固定されている。ラメ入りシートの製造法は、オレフィン系材料からなる第1のシート1の面部に接着剤80を塗布する工程と、該接着材を塗布した面に多数のラメ片12を噴霧する工程と、オレフィン系材料からなる第2のシート3を該第1のシートの面部に圧着させる工程とを有する。
【選択図】図2
【解決手段】オレフィン系材料からなる透明あるいは半透明の2枚のシート1,3間に多数のラメ片12を挟んで該2枚のシートを圧着させて形成したラメ入りシートである。好ましくは、該2枚のシート間には接着剤80が設けてあり、該ラメ片12は接着剤80に固定されている。ラメ入りシートの製造法は、オレフィン系材料からなる第1のシート1の面部に接着剤80を塗布する工程と、該接着材を塗布した面に多数のラメ片12を噴霧する工程と、オレフィン系材料からなる第2のシート3を該第1のシートの面部に圧着させる工程とを有する。
【選択図】図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はラメ入りシート及び該ラメ入りシートの製造法に関するものであり、本発明に係るラメ入りシートは好適な例では、傘の傘骨に張る張布、雨具、バッグ等に適用される。本明細書で、ラメ片という文言は、金色や銀色等の光輝を備えた小片を意味する。
【0002】
【従来の技術】
ラメ入りシートを用いた製品は従来から存在し、例えば、ラメ入りシートを傘骨に張設して構成したラメ入り傘がある。ここで、従来のラメ入りシートは、PVCから構成されているが、PVCは焼却処理の際に有毒物を生成することから、最近の環境への配慮に伴い、PVCを用いずにラメ入りシートを形成することが要求されている。そして、PVCに代わる材料としてポリエチレン等のオレフィン樹脂が検討された。
【0003】
PVCから成る従来のラメ入りシートは、カレンダ成形によって製造されている。カレンダ成形とは、樹脂を熱ロールで圧延してシートを作る方法を言う。具体的には、PVCを加熱して溶解し、その中にラメ片を入れ、ラメ片が混入する溶融したPVCを熱ロールで圧延してラメ入りシートを製作していた。
【0004】
しかしながら、オレフィン樹脂を用いてカレンダ成形を試作したが、良好なラメ入りシートを作成することができなかった。カレンダ成形を行なうためにオレフィン樹脂を溶解するには、PVCに比べて高温(例えば、170℃以上)にする必要があり、高温に耐えきれずにラメ片(従来のラメ入りシートに用いられるラメ片の材質は、ポリエチレンやPET等の合成樹脂であり、例えば、140℃以上で溶けてしまう)が融けてしまい、ラメ入りシートが得られないという不具合があった。尚、PVCは比較的低い温度で溶融するため、PVCを用いた従来のカレンダ成形では、ラメ片が溶けることがなかった。
【0005】
また、カレンダ成形では、ラメ材料を混入した樹脂を圧延するため、ラメ材料が存在する部分のシートが薄くなり破れてしまう恐れがあり、強度面で問題があった。その上、ラメ材料がシートの表面に出てしまい、ラメ材料がシート表面から落ちてしまうという問題もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はかかる従来のラメ入りシートにおける問題点に鑑みて創案されたものであって、オレフィン樹脂を用いるラメ入りシート及び該ラメ入りシートの製造法を提供することを目的とするものである。本発明の他の目的は、ラメ材料が存在する部分のシートが薄くなったり、ラメ材料がシートの表面から剥離したりすることがないラメ入りシート及びラメ入りシートの製造法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために本発明が採用したラメ入りシートは、オレフィン系材料からなる透明あるいは半透明の2枚のシート間に多数のラメ片を挟んで該2枚のシートを圧着させて形成したことを特徴とするものである。好ましくは、該2枚のシート間には接着剤が設けてあり、該ラメ片は該接着剤に固定されている。好ましくは、該ラメ片は、ポリエチレンあるいはPET等の合成樹脂を主材とするものである。
【0008】
本発明に係るラメ入りシートは、傘、雨具、バッグ等に用いられる。好適な例では、傘骨に設ける張布を本発明に係るラメ入りシートから構成することができる。
【0009】
本発明が採用したラメ入りシートの製造法は、オレフィン系材料からなる第1のシートの面部に接着剤を塗布する工程と、該接着材を塗布した面に多数のラメ片を噴霧する工程と、オレフィン系材料からなる第2のシートを該第1のシートの面部に圧着させる工程とを有することを特徴とするものである。
【0010】
好ましくは、該第2のシートを該第1のシートの面部に圧着させる固定の前に、ラメ片を噴霧した第1のシートを加熱して該ラメ片を接着剤に固定する工程を含む。好ましくは、該第1のシートと該第2のシートとの圧着は対向するローラによって該第1のシートと第2のシートとをラミネートするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明に係るラメ入りシートの製造法について図面に基づいて説明する。図1は、ラメ入りシート製造装置であって、該装置は、第1のシート1の巻き出しロール2と、第2のシート3の巻き出しロール4と、第1シート1と第2シート2をラミネートする一対のラミネートローラ5,5と、ラミネートローラ5,5によって積層されたシート6の巻取りロール7とを有する。該装置は、さらに、第1シート1の搬送経路に位置して、接着剤塗布手段8と、ラメ片の噴霧手段9と、加熱手段10とを有している。第1シート及び第2シートは共に透明あるいは半透明のポリエチレンシートである。
【0012】
接着剤塗布手段8は、第1シート1の一方の面部に合成樹脂製の接着剤80を塗布するものである。噴霧手段9は、搬送方向に並んで3つのスプレー11を有しており、接着剤80が塗布された面になるべく均等に多数のラメ片12を噴霧するように配設されており、スプレー11から噴霧されたラメ片12は接着剤上に付着する。ラメ片12は、ポリエチレンあるいはPET等の合成樹脂を主材としている。また、ラメ片12の形状や大きさは特には限定されないが、一つの好ましい例では、ラメ片は、六角形状の薄片であり、対角寸法は、0.4〜0.5mmである。
【0013】
加熱手段は、73℃の温度で第1シート1の面部、すなわち、接着剤80及びラメ片12を加熱する。接着剤80は液体状であり、ラメ片12を吹き付けた後に、加熱手段で液状の接着剤80を半乾きにして、接着剤80を介してラメ片12を第1シート1に固定する。尚、接着剤にラメ片を混入させたものを第1シートの面部に塗布することも検討したが、接着剤の中にラメが沈んでしまいラメ片を均等に設けることができなかった。
【0014】
このように構成されたラメ入りシートの製造装置において、いま、第1巻き出しロール2から第1シート1を巻き出し、先ず、接着剤塗布手段8によって、第1シート1の面部に接着剤80が塗布される。次いで、接着剤80が塗布された第1シート1はラメ片噴霧手段9に送られ、ラメ片噴霧手段9のスプレー11からラメ片12を接着剤80が塗布された面に吹き付けることで、ラメ片12を第1シート1の面部に付着させる。さらに、ラメ片12が付着した第1シート1は加熱手段に送られ、加熱手段によって、接着剤80が半乾きとなり、ラメ片12が第1シート1に固定される。
【0015】
ラメ片12が固定された第1シート1は、ラミネートローラ5,5に供給されるが、その時、第2巻き出しロール4から第2シート3が巻き出されて、ラミネートローラ5,5に供給される。ラミネートローラ5,5はポリエチレンシートのラミネートに好適な適宜温度に加熱されている。ラミネートローラ5,5、によって、第1シート1と第2シート3は積層され、2枚のシート1,2間に多数のラメ片12を介装した状態で圧着されて、ラメ入りシート6が成形される。ラミネート成形時には、ローラ5,5の圧着により空気を抜きながら積層させるので、第1シート1と第2シート3との間に空気が入り込むことがない。そして、ラミネートによって形成されたラメ入りシート6は、巻取りロール7に巻き取られる。
【0016】
図2は、上記製造法によって得られたラメ入りシート6の断面図である。ラメ入りシート6は、第1シート1と第2シート3と、第1シート1と第2シート3の間に設けられた多数のラメ片12とからなる。ラメ片12は、第1シート1の表面に塗布された接着層80によって固定されている。一つの好適な例では、第1シート1及び第2シート3は透明シートで、ラメ片は金色の光輝片である。このように積層シートから構成されたラメ入りシート6は、好適には、傘の傘骨に張る張布や雨具、バッグ等に適用される。
【0017】
本発明では、ラミネート成形によってラメ入りシートを製造するものであり、従来のカレンダ成形のように、シートを溶融させる必要がないため、製造時にラメ片が溶けてしまうようなことがない。また、ラメ片は2枚のシート間に挟まれるので、ラメ片が存在する部分のシート厚が薄くなったり、ラメ片がシートの表面から離脱したりすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラメ入りシートの製造装置の概略図である。
【図2】本発明に係るラメ入り積層シートの概略断面図である。
【符号の説明】
1 第1のシート
3 第2のシート
6 ラメ入り積層シート
12 ラメ片
80 接着剤
【発明の属する技術分野】
本発明はラメ入りシート及び該ラメ入りシートの製造法に関するものであり、本発明に係るラメ入りシートは好適な例では、傘の傘骨に張る張布、雨具、バッグ等に適用される。本明細書で、ラメ片という文言は、金色や銀色等の光輝を備えた小片を意味する。
【0002】
【従来の技術】
ラメ入りシートを用いた製品は従来から存在し、例えば、ラメ入りシートを傘骨に張設して構成したラメ入り傘がある。ここで、従来のラメ入りシートは、PVCから構成されているが、PVCは焼却処理の際に有毒物を生成することから、最近の環境への配慮に伴い、PVCを用いずにラメ入りシートを形成することが要求されている。そして、PVCに代わる材料としてポリエチレン等のオレフィン樹脂が検討された。
【0003】
PVCから成る従来のラメ入りシートは、カレンダ成形によって製造されている。カレンダ成形とは、樹脂を熱ロールで圧延してシートを作る方法を言う。具体的には、PVCを加熱して溶解し、その中にラメ片を入れ、ラメ片が混入する溶融したPVCを熱ロールで圧延してラメ入りシートを製作していた。
【0004】
しかしながら、オレフィン樹脂を用いてカレンダ成形を試作したが、良好なラメ入りシートを作成することができなかった。カレンダ成形を行なうためにオレフィン樹脂を溶解するには、PVCに比べて高温(例えば、170℃以上)にする必要があり、高温に耐えきれずにラメ片(従来のラメ入りシートに用いられるラメ片の材質は、ポリエチレンやPET等の合成樹脂であり、例えば、140℃以上で溶けてしまう)が融けてしまい、ラメ入りシートが得られないという不具合があった。尚、PVCは比較的低い温度で溶融するため、PVCを用いた従来のカレンダ成形では、ラメ片が溶けることがなかった。
【0005】
また、カレンダ成形では、ラメ材料を混入した樹脂を圧延するため、ラメ材料が存在する部分のシートが薄くなり破れてしまう恐れがあり、強度面で問題があった。その上、ラメ材料がシートの表面に出てしまい、ラメ材料がシート表面から落ちてしまうという問題もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はかかる従来のラメ入りシートにおける問題点に鑑みて創案されたものであって、オレフィン樹脂を用いるラメ入りシート及び該ラメ入りシートの製造法を提供することを目的とするものである。本発明の他の目的は、ラメ材料が存在する部分のシートが薄くなったり、ラメ材料がシートの表面から剥離したりすることがないラメ入りシート及びラメ入りシートの製造法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために本発明が採用したラメ入りシートは、オレフィン系材料からなる透明あるいは半透明の2枚のシート間に多数のラメ片を挟んで該2枚のシートを圧着させて形成したことを特徴とするものである。好ましくは、該2枚のシート間には接着剤が設けてあり、該ラメ片は該接着剤に固定されている。好ましくは、該ラメ片は、ポリエチレンあるいはPET等の合成樹脂を主材とするものである。
【0008】
本発明に係るラメ入りシートは、傘、雨具、バッグ等に用いられる。好適な例では、傘骨に設ける張布を本発明に係るラメ入りシートから構成することができる。
【0009】
本発明が採用したラメ入りシートの製造法は、オレフィン系材料からなる第1のシートの面部に接着剤を塗布する工程と、該接着材を塗布した面に多数のラメ片を噴霧する工程と、オレフィン系材料からなる第2のシートを該第1のシートの面部に圧着させる工程とを有することを特徴とするものである。
【0010】
好ましくは、該第2のシートを該第1のシートの面部に圧着させる固定の前に、ラメ片を噴霧した第1のシートを加熱して該ラメ片を接着剤に固定する工程を含む。好ましくは、該第1のシートと該第2のシートとの圧着は対向するローラによって該第1のシートと第2のシートとをラミネートするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明に係るラメ入りシートの製造法について図面に基づいて説明する。図1は、ラメ入りシート製造装置であって、該装置は、第1のシート1の巻き出しロール2と、第2のシート3の巻き出しロール4と、第1シート1と第2シート2をラミネートする一対のラミネートローラ5,5と、ラミネートローラ5,5によって積層されたシート6の巻取りロール7とを有する。該装置は、さらに、第1シート1の搬送経路に位置して、接着剤塗布手段8と、ラメ片の噴霧手段9と、加熱手段10とを有している。第1シート及び第2シートは共に透明あるいは半透明のポリエチレンシートである。
【0012】
接着剤塗布手段8は、第1シート1の一方の面部に合成樹脂製の接着剤80を塗布するものである。噴霧手段9は、搬送方向に並んで3つのスプレー11を有しており、接着剤80が塗布された面になるべく均等に多数のラメ片12を噴霧するように配設されており、スプレー11から噴霧されたラメ片12は接着剤上に付着する。ラメ片12は、ポリエチレンあるいはPET等の合成樹脂を主材としている。また、ラメ片12の形状や大きさは特には限定されないが、一つの好ましい例では、ラメ片は、六角形状の薄片であり、対角寸法は、0.4〜0.5mmである。
【0013】
加熱手段は、73℃の温度で第1シート1の面部、すなわち、接着剤80及びラメ片12を加熱する。接着剤80は液体状であり、ラメ片12を吹き付けた後に、加熱手段で液状の接着剤80を半乾きにして、接着剤80を介してラメ片12を第1シート1に固定する。尚、接着剤にラメ片を混入させたものを第1シートの面部に塗布することも検討したが、接着剤の中にラメが沈んでしまいラメ片を均等に設けることができなかった。
【0014】
このように構成されたラメ入りシートの製造装置において、いま、第1巻き出しロール2から第1シート1を巻き出し、先ず、接着剤塗布手段8によって、第1シート1の面部に接着剤80が塗布される。次いで、接着剤80が塗布された第1シート1はラメ片噴霧手段9に送られ、ラメ片噴霧手段9のスプレー11からラメ片12を接着剤80が塗布された面に吹き付けることで、ラメ片12を第1シート1の面部に付着させる。さらに、ラメ片12が付着した第1シート1は加熱手段に送られ、加熱手段によって、接着剤80が半乾きとなり、ラメ片12が第1シート1に固定される。
【0015】
ラメ片12が固定された第1シート1は、ラミネートローラ5,5に供給されるが、その時、第2巻き出しロール4から第2シート3が巻き出されて、ラミネートローラ5,5に供給される。ラミネートローラ5,5はポリエチレンシートのラミネートに好適な適宜温度に加熱されている。ラミネートローラ5,5、によって、第1シート1と第2シート3は積層され、2枚のシート1,2間に多数のラメ片12を介装した状態で圧着されて、ラメ入りシート6が成形される。ラミネート成形時には、ローラ5,5の圧着により空気を抜きながら積層させるので、第1シート1と第2シート3との間に空気が入り込むことがない。そして、ラミネートによって形成されたラメ入りシート6は、巻取りロール7に巻き取られる。
【0016】
図2は、上記製造法によって得られたラメ入りシート6の断面図である。ラメ入りシート6は、第1シート1と第2シート3と、第1シート1と第2シート3の間に設けられた多数のラメ片12とからなる。ラメ片12は、第1シート1の表面に塗布された接着層80によって固定されている。一つの好適な例では、第1シート1及び第2シート3は透明シートで、ラメ片は金色の光輝片である。このように積層シートから構成されたラメ入りシート6は、好適には、傘の傘骨に張る張布や雨具、バッグ等に適用される。
【0017】
本発明では、ラミネート成形によってラメ入りシートを製造するものであり、従来のカレンダ成形のように、シートを溶融させる必要がないため、製造時にラメ片が溶けてしまうようなことがない。また、ラメ片は2枚のシート間に挟まれるので、ラメ片が存在する部分のシート厚が薄くなったり、ラメ片がシートの表面から離脱したりすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラメ入りシートの製造装置の概略図である。
【図2】本発明に係るラメ入り積層シートの概略断面図である。
【符号の説明】
1 第1のシート
3 第2のシート
6 ラメ入り積層シート
12 ラメ片
80 接着剤
Claims (7)
- オレフィン系材料からなる透明あるいは半透明の2枚のシート間に多数のラメ片を挟んで該2枚のシートを圧着させて形成したラメ入りシート。
- 請求項1において、該2枚のシート間には接着剤が設けてあり、該ラメ片は該接着剤に固定されていることを特徴とするラメ入りシート。
- 請求項1,2いずれかに記載のラメ入りシートから構成される製品。
- 請求項3において、該製品は傘であり、傘骨に設ける張布をラメ入りシートから構成したことを特徴とする製品。
- オレフィン系材料からなる第1のシートの面部に接着剤を塗布する工程と、該接着材を塗布した面に多数のラメ片を噴霧する工程と、オレフィン系材料からなる第2のシートを該第1のシートの面部に圧着させる工程とを有することを特徴とするラメ入りシートの製造法。
- 請求項5において、該第2のシートを該第1のシートの面部に圧着させる固定の前に、ラメ片を噴霧した第1のシートを加熱して該ラメ片を接着剤に固定する工程を含むことを特徴とするラメ入りシートの製造法。
- 請求項5,6いずれかにおいて、該第1のシートと該第2のシートとの圧着は対向するローラによって該第1のシートと第2のシートとをラミネートするものであることを特徴とするラメ入りシートの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003208798A JP2005066867A (ja) | 2003-08-26 | 2003-08-26 | ラメ入りシート及び該ラメ入りシートの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003208798A JP2005066867A (ja) | 2003-08-26 | 2003-08-26 | ラメ入りシート及び該ラメ入りシートの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005066867A true JP2005066867A (ja) | 2005-03-17 |
Family
ID=34401944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003208798A Pending JP2005066867A (ja) | 2003-08-26 | 2003-08-26 | ラメ入りシート及び該ラメ入りシートの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005066867A (ja) |
-
2003
- 2003-08-26 JP JP2003208798A patent/JP2005066867A/ja active Pending
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