JP2005065599A - 犬用ガム - Google Patents

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dog gum
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Mikako Kishi
美加子 岸
Tamae Suzuki
珠恵 鈴木
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Iris Ohyama Inc
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Iris Ohyama Inc
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Abstract

【課題】獣骨をイメージできる外観性が良好な均一な白い犬用ガムを提供し、犬用ガムに
対する需要者の購買意欲を高めること。
【解決手段】獣皮、獣副産物、獣皮の派生品のいずれか1種又はこれらの2種以上からな
る主原料(好ましくは牛皮を粗粉砕した主原料)と食品用結着剤との混合物を成形した犬
用ガムに、炭酸カルシウムが0.5〜5.0重量%含まれてものとした。
【選択図】図1

Description

本発明は、犬用ガムに関し、特に、獣骨をイメージできる均一な白い犬用ガムに関する
ものである。
犬には、獣骨をかじって食い尽くそうとする習性がある。従来、この習性に着目して、
犬用ガムを飼い犬に与えて、ストレスの解消等に役立てている。
一般に知られている犬用ガムは、牛皮を所定の短冊形に裁断し、これを幅方向に丸め、
長手方向両端を玉結びにして膨成し、骨状に形成したもの、或いは牛皮を粗粉砕し、該牛
皮の粉砕物と食品用結着剤との混合物を押出成形し、ステック形状に形成したもの等があ
る。
ここで、犬用ガムには、茶色等の着色を施したものもあるが、この場合には、着色剤が
犬の唾液に溶け、口周りの毛や室内において飼っている場合にはカ−ペットの毛等に付着
し、汚す憂いがあった。また、犬用ガムは、上記したように獣骨をイメージしたものであ
ることから、無着色の白色であることが望まれている。
そこで、犬用ガムの製造にあたっては、原料である牛皮を漂白した後に用いることが成
されているが、十分に漂白することは困難であり、まばらに色が残ったり、特に牛皮の粉
砕物と食品用結着剤との混合物を押し出し成形することにより製造したものにあっては、
成形時或いは乾燥時の加熱等によって、全体的に茶褐色になる場合が多く、均一な白い製
品を得ることは困難であった。
本発明は、上述した従来の技術が有する課題に鑑み成されたものであって、その目的は
、獣骨をイメージできる外観性が良好な均一な白い犬用ガムを提供し、需要者の購買意欲
を高めることにある。
本発明の犬用ガムは、炭酸カルシウムを含むことを特徴とする(請求項1)。
このように炭酸カルシウムを含むことによって、犬用ガムは全体的に均一な白いものと
なり、外観性が向上するために、犬用ガムに対する需要者の購買意欲を高めることができ
る。また、炭酸カルシウムは、近年、犬にとって不足しがちなカルシウムの補給源となり
、骨格や歯の形成、更には細胞活力の維持等の作用を果たす。
上記炭酸カルシウムの含有量は、0.5〜5.0重量%であることが好ましい(請求項
2)。
これは、炭酸カルシウムの含有量が0.5重量%に満たない場合には、均一な白い犬用
ガムを得ることが困難となるためであり、逆に5.0重量%を越える量を含有させても、
白色とする効果は変わらず、炭酸カルシウムが無駄となるためである。
上記の観点から、炭酸カルシウムの含有量は、1.0〜3.0重量%であることがより
好ましい。
また、本発明は、獣皮、獣副産物、獣皮の派生品のいずれか1種又はこれらの2種以上
からなる主原料(好ましくは牛皮を粉砕した主原料)と食品用結着剤との混合物を成形し
た犬用ガムに、上記炭酸カルシウムが上記の含有量で含まれていることことが好ましい(
請求項3)。
これは、このような形態の犬用ガムは、従来、全体的に茶褐色になっている場合が多く
、均一な白い犬用ガムが得られると言う本発明の効果が顕著に現れるために好ましい。
以下、上記した本発明にかかる犬用ガムの最良の実施の形態を詳細に説明する。
本発明においては、獣皮、獣副産物、獣皮の派生品のいずれか1種又はこれらの2種以
上からなる主原料、例えば獣皮としては、牛皮、馬皮、やぎ皮、ブタ皮等があり、獣副産
物としては、牛、ブタ等の獣の内蔵、骨髄等が挙げられる。更に、獣皮の派生品としては
、バック、靴等の獣皮製品を製造する際に発生した切り屑等が挙げられるが、好ましくは
牛皮を主原料として使用し、これに適量の牛肉粉、鶏肉粉、骨粉、魚粉等を副原料として
使用することもできる。
上記牛皮は、通常、腐敗を防止するために塩漬されている。
この塩漬されている牛皮を、脱塩工程、漂白工程、乾燥工程等を経て、本発明において
使用する牛皮とされる。
上記工程を経た牛皮は、粉砕機により小片(例えば、5mm角程度)に粗粉砕され、金
属探知機等を用いて不純物が取り除かれる。そして、使用前に粗粉砕された前記牛皮は、
加熱処理(例えば、80〜100℃程度)が成され、スラリー状の食品用結着剤(例えば
、こんにゃく、寒天、穀粉等)と加熱下(約100℃)において攪拌機により混合される
と共に、必要に応じて上記牛肉粉、鶏肉粉、骨粉、魚粉等が副原料として添加される。
そして、さらに本発明においては、上記混合物に炭酸カルシウムが添加混合される。
上記混合物の混合割合は、牛皮等の主・副原料が70〜95重量%、炭酸カルシウムが
0.5〜5.0重量%、残部がスラリー状の食品用結着剤とすることが好ましい。
これは、炭酸カルシウムの混合量が0.5重量%に満たない場合には、得られる犬用ガ
ムが白くならないためであり、逆に5.0重量%を越える量を混合させても、白色とする
効果は変わらず、炭酸カルシウムが無駄となるためである。
上記の観点から、炭酸カルシウムの混合量は、1.0〜3.0重量%であることがより
好ましい。
上記混合物には、さらに必要に応じて香料を添加混合しても良い。
香料としては、バニリン(ミルクフレーバーまたはバニラフレーバー)、ビーフフレー
バー、ポークフレーバー、コーンフレーバー、パイナップルフレーバー、グレープフレー
バー、ミントフレーバー等が挙げられる。中でも、バニリンは、材料が入手し易い上に、
少量でも強いミルク風味の匂いを発し、動物の嗅覚を刺激するので好ましい。
得られた上記混合物を押出成形機に投入し、押出成形する。
押出成形機としては、スクリュー押出成形機等が使用でき、スクリュー押出成形機は、
一軸でも二軸でもよい。押出成形の形状は、円柱状のステック形状が好ましく、その場合
の直径及び長さは、大型犬、中型犬、小型犬等の犬の種類や、子犬もしくは成犬等のよう
な年齢により種々の直径及び長さのものを形成することが好ましい。
押出成形した後、含水率を調製するために空気乾燥し、その後、さらにオーブン等で加
熱乾燥(例えば、80〜100℃で24時間)し、本発明にかかる犬用ガムが完成する。
このようにして得られた本発明にかかる犬用ガムは、炭酸カルシウムを含むことによっ
て全体が均一な白いものとなり、外観性が向上するために、需要者の購買意欲を高めるこ
とができる。また、炭酸カルシウムは、犬にとって不足しがちなカルシウムの補給源とな
り、骨格や歯の形成、更には細胞活力の維持等の作用を果たし、犬の発育や健康の増進維
持に役立つ。
本発明にかかる犬用ガムは、上記したように獣皮、獣副産物、獣皮の派生品のいずれか
1種又はこれらの2種以上からなる主原料(好ましくは牛皮を粉砕した主原料)と食品用
結着剤との混合物を成形した犬用ガムに炭酸カルシウムが含まれているものとすることが
好適であるが、獣皮(好ましくは牛皮)を所定の短冊形に裁断し、これを幅方向に丸め、
長手方向両端を玉結びにして膨成し、骨状に形成した犬用ガムに炭酸カルシウムが含まれ
ているものとしても良い。
この場合には、炭酸カルシウムを含む犬用ガムとする方法としては、例えば、浸漬、噴
霧、塗布等の手段を採用することができる。
即ち、浸漬の場合は、炭酸カルシウムを含有するスラリー中に、例えば 所定の短冊形
に裁断された牛皮、或いは骨状に形成された牛皮を浸漬させる。噴霧の場合は、所定の短
冊形に裁断された牛皮、或いは骨状に形成された牛皮に対して炭酸カルシウムを含有する
スラリーをスプレー等で噴霧すればよい。また、塗布の場合は、所定の短冊形に裁断され
た牛皮の表面、或いは骨状に形成された牛皮の表面に刷毛等で炭酸カルシウムを含有する
スラリーを塗布すればよい。なお、浸漬、噴霧、塗布等の手段のうち、2つ以上を併用す
ることもできる。
この場合の犬用ガムに対する炭酸カルシウムの含有(付着)量は、やはり色を白くする
効果と経済性との観点から、0.5〜5.0重量%が好ましく、1.0〜3.0重量%が
より好ましい。
[本発明にかかる犬用ガムの製造]
以下のようにして、本発明にかかる犬用ガムを製造した。
まず、新鮮な塩漬されている牛皮を、脱塩、漂白、乾燥した後に粉砕機により5mm角
程度に粗粉砕し、金属探知機を用いて不純物を取り除き、主原料とした。
この主原料を、80〜100℃程度に加熱処理後、穀粉を食品用結着剤として用いたス
ラリーを混ぜ、約100℃の加熱下において攪拌機により混合し、更に、ミルクフレーバ
ー及び炭酸カルシウムを加えて混合物を得た。
この混合物の混合割合は、主原料(牛皮)86.95重量%、食品用結着剤(穀粉)1
0.00重量%、香料(ミルクフレーバー)0.05重量%、炭酸カルシウム3.00重
量%とした。
得られた混合物を、スクリュー押出成形機に投入し、直径8mm程度の棒状体に成形し
、含水率を調製した後、約10cm程度の長さにカットし、本発明にかかる犬用ガムを得
た。
この犬用ガムは、図1に示したように、全体が均一な白いのものであった。
[炭酸カルシウムを含まない犬用ガムの製造]
炭酸カルシウムを、押出成形前の原料混合物に添加混合しないこと以外は、上記本発明
にかかる犬用ガムの製造方法と全く同様に行い、炭酸カルシウムを含まない犬用ガムを得
た。
この犬用ガムは、図2に示したように、全体的に茶褐色部分が存在し、外観が悪いもの
であった。
本発明にかかる犬用ガムを示した斜視図である。 炭酸カルシウムを含まない(従来の)犬用ガムを示した斜視図である。

Claims (3)

  1. 炭酸カルシウムを含むことを特徴とする、犬用ガム。
  2. 炭酸カルシウムの含有量が0.5〜5.0重量%であることを特徴とする、請求項1に
    記載の犬用ガム。
  3. 獣皮、獣副産物、獣皮の派生品のいずれか1種又はこれらの2種以上からなる主原料と
    食品用結着剤との混合物を成形した犬用ガムに炭酸カルシウムが含まれていることを特徴
    とする、請求項1又は2に記載の犬用ガム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009539385A (ja) * 2006-06-09 2009-11-19 ティー.エフ.エイチ.パブリケーションズ、インコーポレーテッド 食用樹脂および生皮を組合わせた動物用チュー
WO2016148342A1 (ko) * 2015-03-17 2016-09-22 강승완 가축용 귀표 및 그 귀표를 성형하는 금형 및 그 금형을 이용한 귀표 제조방법

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