JP2005065080A - ヘッダ受信回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ヘッダ部分の解釈を高速化し、復号化処理の高速化を実現できるヘッダ受信回路を提供すること。
【解決手段】 データカウンタ14aとマーカ検出回路14bを備え、前記マーカ検出回路14bによるAPPやCOMなどの特定のマーカの検出結果と、前記マーカのデータ量が設定された前記データカウンタ14aのカウント数と、FIFOバッファメモリ12のメモリ容量とをもとに、第2のアドレスカウンタ13へ出力するデータ出力停止信号、および外部メモリ1へ出力する次のデータ要求信号を制御し、前記外部メモリ1から受信した前記特定マーカのデータを読み飛ばす特定マーカデータスキップ手段14を備える。
【選択図】図1
【解決手段】 データカウンタ14aとマーカ検出回路14bを備え、前記マーカ検出回路14bによるAPPやCOMなどの特定のマーカの検出結果と、前記マーカのデータ量が設定された前記データカウンタ14aのカウント数と、FIFOバッファメモリ12のメモリ容量とをもとに、第2のアドレスカウンタ13へ出力するデータ出力停止信号、および外部メモリ1へ出力する次のデータ要求信号を制御し、前記外部メモリ1から受信した前記特定マーカのデータを読み飛ばす特定マーカデータスキップ手段14を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、ヘッダ部分の解釈を高速化し、復号化処理の高速化を図ることの可能なヘッダ受信回路に関する。
画像データやオーディオデータなどの符号化には種々の方式があるが、その代表的なものとしてJPEG(Joint Photographic Expert Group)がある。このJPEGでは、圧縮符号化されたビットストリームの構造を規定するために、マーカと呼ばれる制御コードが使用される。このマーカにはAPP(アプリケーション)、COM(コメント)、リスタートマーカ、SOI(Start Of Image)、EOI(End Of Image)などがある。マーカAPPとマーカCOMについては、正常に復号化が終了する場合には不要なマーカである。また、これらマーカは、FFh(h:16進)で表現される1バイトのヘッダを有している。例えば、リスタートマーカにはFF00h〜FFD7hというコードが、SOIにはFFD8hというコードが、EOIにはFFD9hというコードがそれぞれ割り当てられている。そして、このヘッダによりマーカと圧縮符号化ビットストリームとの区別ができるようになっている。
このようなヘッダ部分の解釈について記述があるものとしては、JPEGにより圧縮符号化された画像データのストリームを生成する場合に調整ビットの挿入を簡略化し、効率よくデータストリームを生成するデータストリーム生成装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−26854号公報
かかる従来のデータストリーム生成装置により生成されるJPEGにより圧縮符号化された画像データのストリームのヘッダ部分をヘッダ受信回路により受信し解釈する画像データ処理回路においては、以下の短所が付随している。すなわち、JPEGの復号化を行う場合、そのヘッダ部分を解釈するためにはヘッダ部分のデータを全て受け取る必要があった。しかしながら、このようにデータを全て受け取ると、受け取るデータ量が多くなることから、ヘッダ部分の解釈に時間を要してしまうという課題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ヘッダ部分の解釈を高速化し、復号化処理の高速化を実現できるヘッダ受信回路を提供することを目的とする。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ヘッダ部分の解釈を高速化し、復号化処理の高速化を実現できるヘッダ受信回路を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明にかかるヘッダ受信回路は、符号化された画像データの復号化が正常に終了した場合に不要となる、ヘッダ部における特定マーカの種類と、その特定マーカのデータ量と、バッファメモリから読み出した前記特定マーカのデータ数と、前記バッファメモリのメモリ容量とをもとに、前記特定マーカのデータの受信を制御し、外部メモリから受信した前記特定マーカのデータを読み飛ばす特定マーカデータスキップ手段を備えたことを特徴とする。
本発明にかかるヘッダ受信回路は、正常に復号化が終了する場合に不必要となる特定のマーカのデータ量が大きい場合には、その特定のマーカのデータを読み飛ばすことが出来るため、ヘッダ部分の解釈に要する時間を短縮でき、復号化処理の高速化を実現できる。
ヘッダ部分の解釈を高速化し、復号化処理の高速化を図るという目的を、符号化された画像データの復号化が正常に終了した場合に不要となる、ヘッダ部における特定マーカの種類と、その特定マーカのデータ量と、バッファメモリから読み出した前記特定マーカのデータ数と、前記バッファメモリのメモリ容量とをもとに、前記特定マーカのデータの受信を制御し、前記外部メモリから受信した前記特定マーカのデータを読み飛ばす特定マーカデータスキップ手段を備えたことで実現した。
図1は、この実施例1のヘッダ受信回路の構成を示すブロック図である。このヘッダ受信回路100は、JPEGのヘッダ部を受信し、その解釈を高速化するものである。そして、JPEGデータが格納された外部メモリ1と接続され、符号化されたJPEGデータが正常に復号化された場合に不要となる、JPEGのヘッダ部分のAPP(アプリケーション)およびCOM(コメント)の各マーカのデータを読み飛ばす機能を有している。
この特定マーカのデータを読み飛ばす機能によりAPPおよびCOMの各マーカのデータを読み飛ばすのは、これらのデータ量は大きく、正常にJPEGの復号化が終了する場合にはこれらデータは不要であるためである。
この特定マーカのデータを読み飛ばす機能によりAPPおよびCOMの各マーカのデータを読み飛ばすのは、これらのデータ量は大きく、正常にJPEGの復号化が終了する場合にはこれらデータは不要であるためである。
このヘッダ受信回路100は、第1のアドレスカウンタ11、FIFOバッファメモリ12、第2のアドレスカウンタ13、特定マーカデータスキップ回路14を備えている。
第1のアドレスカウンタ11は、外部メモリ1から読み出されたAPPおよびCOMを含む各マーカおよびそれらのデータをFIFOバッファメモリ12へ書き込むためのものである。
FIFOバッファメモリ12は、外部メモリ1から読み出されたAPPおよびCOMを含む各マーカおよびそれらのデータを格納する。
第2のアドレスカウンタ13は、FIFOバッファメモリ12へ格納されたAPPおよびCOMを含む各マーカおよびそれらのデータを読み出すためのものである。この第2のアドレスカウンタ13は、後述するデータ出力停止信号が入力されると、FIFOバッファメモリ12へ格納された前記データの読み出しを停止する。
FIFOバッファメモリ12は、外部メモリ1から読み出されたAPPおよびCOMを含む各マーカおよびそれらのデータを格納する。
第2のアドレスカウンタ13は、FIFOバッファメモリ12へ格納されたAPPおよびCOMを含む各マーカおよびそれらのデータを読み出すためのものである。この第2のアドレスカウンタ13は、後述するデータ出力停止信号が入力されると、FIFOバッファメモリ12へ格納された前記データの読み出しを停止する。
特定マーカデータスキップ回路14は、APPおよびCOMを含む各マーカのデータを読み飛ばす機能を実現するものであり、データカウンタ14aとマーカ検出回路14bを備えている。また、マーカ検出回路14bは、APPおよびCOMを含む各マーカの識別回路を備えている。そして、前記マーカ検出回路14bによる前記各マーカの検出結果と、前記各マーカのデータ量が設定された前記データカウンタ14aのカウント数と、前記FIFOバッファメモリ12のメモリ容量とをもとに、前記第2のアドレスカウンタ13へ出力するデータ出力停止信号、および前記外部メモリ1へ出力する次のデータ要求信号を制御し、前記外部メモリ1から受信した前記特定マーカのデータを読み飛ばす。
データカウンタ14aは、FIFOバッファメモリ12から読み出されたAPPおよびCOMを含む各マーカのデータをカウントする。
マーカ検出回路14bは、FIFOバッファメモリ12から読み出されたAPPおよびCOMを含む各マーカを検出するものである。
データカウンタ14aは、FIFOバッファメモリ12から読み出されたAPPおよびCOMを含む各マーカのデータをカウントする。
マーカ検出回路14bは、FIFOバッファメモリ12から読み出されたAPPおよびCOMを含む各マーカを検出するものである。
図2は、ヘッダ部および実際の画像データからなるJPEGのデータフォーマット図であり、ヘッダ部301と実際の画像データ302からなる。ヘッダ部301は、SOI(Start Of Image)201、APP202、マーカAPPのデータ長を示すデータ量情報203、マーカAPPのデータ204、COM205、マーカCOMのデータ長を示すデータ量情報206、マーカCOMのデータ207、実際の画像データ302の始まりを示すSOS(Start Of Scan)208などからなる。
次に、このヘッダ受信回路100の動作について説明する。
図3は、このヘッダ受信回路100の動作を示すフローチャートである。以下、このフローチャートに従って動作を説明する。
先ず、特定マーカデータスキップ回路14は、外部メモリ1へデータ要求信号を送る(ステップS1)。この結果、外部メモリ1はJPEG符号化されたデータをヘッダ受信回路100の外部メモリ1の第1のアドレスカウンタ11へ出力する(ステップS2)。この外部メモリ1から出力されたJPEG符号化されたデータD1は、第1のアドレスカウンタ11により指定されたFIFOバッファメモリ12のアドレスA1へデータD2として書き込まれる(ステップS3)。
第1のアドレスカウンタ11は、FIFOバッファメモリ12へデータD2を書き終え、FIFOバッファメモリ12へデータD2が満杯に書き込まれた状態になると、読み出し開始信号を第2のアドレスカウンタ13と特定マーカデータスキップ回路14へ出力する(ステップS4)。
図3は、このヘッダ受信回路100の動作を示すフローチャートである。以下、このフローチャートに従って動作を説明する。
先ず、特定マーカデータスキップ回路14は、外部メモリ1へデータ要求信号を送る(ステップS1)。この結果、外部メモリ1はJPEG符号化されたデータをヘッダ受信回路100の外部メモリ1の第1のアドレスカウンタ11へ出力する(ステップS2)。この外部メモリ1から出力されたJPEG符号化されたデータD1は、第1のアドレスカウンタ11により指定されたFIFOバッファメモリ12のアドレスA1へデータD2として書き込まれる(ステップS3)。
第1のアドレスカウンタ11は、FIFOバッファメモリ12へデータD2を書き終え、FIFOバッファメモリ12へデータD2が満杯に書き込まれた状態になると、読み出し開始信号を第2のアドレスカウンタ13と特定マーカデータスキップ回路14へ出力する(ステップS4)。
第2のアドレスカウンタ13は、データ停止信号が特定マーカデータスキップ回路14から送られているか否かを判定している(ステップS5)。この結果、データ停止信号が送られてきていない場合には、第2のアドレスカウンタ13はFIFOバッファメモリ12から、前記第1のアドレスカウンタ11により書き込まれたデータD2のアドレスを指定してデータD2をデータD3として全て読み出す(ステップS11)。
この第2のアドレスカウンタ13により読み出されたデータD3はデータD4として特定マーカデータスキップ回路14へ出力される。特定マーカデータスキップ回路14のマーカ検出回路14bは、データD4からマーカの検出を行い、マーカを検出したか否かを判定する。
このマーカ検出の判定に際しては、マーカ検出回路14bの前記識別回路がマーカの識別を行う。また、このマーカ検出の判定と同時に、そのマーカのデータ数をデータ量情報から検出し、データカウンタ14aへ設定する(ステップS12)。マーカ検出回路14bの前記識別回路により、前記検出したマーカが特定のマーカ、すなわちAPP202やCOM205などの特定のマーカであると識別されると(ステップS13)、データカウンタ14aは、FIFOバッファメモリ12から読み出したデータ数を、データカウンタ14aに設定されたそのマーカについてのデータ量情報が示すデータ数(設定値)から減算する(ステップS14)。
この第2のアドレスカウンタ13により読み出されたデータD3はデータD4として特定マーカデータスキップ回路14へ出力される。特定マーカデータスキップ回路14のマーカ検出回路14bは、データD4からマーカの検出を行い、マーカを検出したか否かを判定する。
このマーカ検出の判定に際しては、マーカ検出回路14bの前記識別回路がマーカの識別を行う。また、このマーカ検出の判定と同時に、そのマーカのデータ数をデータ量情報から検出し、データカウンタ14aへ設定する(ステップS12)。マーカ検出回路14bの前記識別回路により、前記検出したマーカが特定のマーカ、すなわちAPP202やCOM205などの特定のマーカであると識別されると(ステップS13)、データカウンタ14aは、FIFOバッファメモリ12から読み出したデータ数を、データカウンタ14aに設定されたそのマーカについてのデータ量情報が示すデータ数(設定値)から減算する(ステップS14)。
そして、続くステップS7において、FIFOバッファメモリ12のメモリ容量と、前記ステップS14において減算して求めた値(設定値−データ数)との大小関係を判定する。この結果、前記メモリ容量が前記減算して求めた値より小さい場合は、データ量がFIFOバッファメモリ12のメモリ容量より大きいAPP202やCOM205などの特定のマーカであるとして、特定マーカデータスキップ手段14は第2のアドレスカウンタ13へデータ停止信号を出力し、第2のアドレスカウンタ13からのデータD4の出力を停止させる(ステップS8)。
そして、ステップS1へ戻り、特定マーカデータスキップ手段14は次のデータ要求信号を外部メモリ1へ出力する。この結果、データ量がFIFOバッファメモリ12のメモリ容量より大きいAPP202やCOM205などの特定のマーカである場合には、そのマーカについてのデータ204やデータ207は読み飛ばされ、次のJPEG符号化されたデータが外部メモリ1からFIFOバッファメモリ12へ書き込まれることになる。
そして、ステップS1へ戻り、特定マーカデータスキップ手段14は次のデータ要求信号を外部メモリ1へ出力する。この結果、データ量がFIFOバッファメモリ12のメモリ容量より大きいAPP202やCOM205などの特定のマーカである場合には、そのマーカについてのデータ204やデータ207は読み飛ばされ、次のJPEG符号化されたデータが外部メモリ1からFIFOバッファメモリ12へ書き込まれることになる。
ステップS7において、前記メモリ容量が前記減算して求めた値より大きい場合は、データ量がFIFOバッファメモリ12のメモリ容量より小さいマーカ(APP202やCOM205などの特定のマーカである場合もある)であるとして、特定マーカデータスキップ手段14は第2のアドレスカウンタ13へはデータ停止信号を出力しない(ステップS9)。
ステップS13において、検出したマーカが特定のマーカ、すなわちAPP202やCOM205などの特定のマーカではないと識別された場合には、続いて前記識別回路はマーカがSOS208であるか否かを判定し(ステップS15)、マーカがSOS208である場合には終了する。また、マーカがSOS208ではない場合には、データカウンタ14aは、FIFOバッファメモリ12から読み出したデータ数を、前記ステップS12において設定された値から減算する(ステップS16)。
ステップS5において特定マーカデータスキップ手段14から第2のアドレスカウンタ13へデータ停止信号が出力されているときには、特定マーカデータスキップ手段14は、APP202やCOM205などの特定のマーカについてのデータ量情報が示すデータカウンタ14aに設定された値からFIFOバッファメモリ12のメモリ容量を減算する(ステップS6)。
続くステップS7において、FIFOバッファメモリ12のメモリ容量と、前記ステップS6において減算して求めた値(データカウンタ14aの設定値−メモリ容量)との大小関係を判定する。この結果、前記メモリ容量が前記減算して求めた値より小さい場合は、データ量がFIFOバッファメモリ12のメモリ容量より大きいAPP202やCOM205などの特定のマーカであるとして、特定マーカデータスキップ手段14は第2のアドレスカウンタ13へのデータ停止信号の出力を継続し、第2のアドレスカウンタ13からのデータD4の出力を停止させる(ステップS8)。
そして、ステップS1へ戻り、特定マーカデータスキップ手段14は次のデータ要求信号を外部メモリ1へ出力する。この結果、データ量がFIFOバッファメモリ12のメモリ容量より大きいAPP202やCOM205などの特定のマーカである場合には、そのマーカについてのデータ204やデータ207は読み飛ばされることになる。
続くステップS7において、FIFOバッファメモリ12のメモリ容量と、前記ステップS6において減算して求めた値(データカウンタ14aの設定値−メモリ容量)との大小関係を判定する。この結果、前記メモリ容量が前記減算して求めた値より小さい場合は、データ量がFIFOバッファメモリ12のメモリ容量より大きいAPP202やCOM205などの特定のマーカであるとして、特定マーカデータスキップ手段14は第2のアドレスカウンタ13へのデータ停止信号の出力を継続し、第2のアドレスカウンタ13からのデータD4の出力を停止させる(ステップS8)。
そして、ステップS1へ戻り、特定マーカデータスキップ手段14は次のデータ要求信号を外部メモリ1へ出力する。この結果、データ量がFIFOバッファメモリ12のメモリ容量より大きいAPP202やCOM205などの特定のマーカである場合には、そのマーカについてのデータ204やデータ207は読み飛ばされることになる。
ステップS7において、前記メモリ容量が前記減算して求めた値より大きい場合は、特定マーカデータスキップ手段14は第2のアドレスカウンタ13へはデータ停止信号を出力しないようにする(ステップS9)。この場合、第2のアドレスカウンタ13は、FIFOバッファメモリ12からデータを読み出し、そのデータからマーカの検出、そのマーカのデータ数をデータ量情報から検出し、データカウンタ14aへ設定する
以上のように、この実施例1によれば、正常にJPEG復号化が終了する場合には不必要となるAPPやCOMなどのマーカについての比較的データ量の大きいデータを読み飛ばすことが出来ることから、JPEGのヘッダ部の解釈を高速に行うことが出来、復号化処理の高速化を実現するヘッダ受信回路を提供できる効果がある。
この実施例2では、第1のアドレスカウンタ11は、外部メモリ1から読み出された
APPやCOMなどの特定マーカを含む各マーカおよびそのデータをFIFOバッファメモリ12へ書き込む。
また、第2のアドレスカウンタ13は、FIFOバッファメモリ12へ格納された前記特定マーカを含む各マーカおよびそのデータを読み出し特定マーカデータスキップ手段14へ出力する。
前記特定マーカデータスキップ手段14は、前記第2のアドレスカウンタ13がFIFOバッファメモリ12から読み出した前記特定マーカを含む各マーカのデータをカウントするデータカウンタ14aと、前記特定マーカを含む各マーカを検出するマーカ検出回路14bとを有し、前記マーカ検出回路14bによる前記特定マーカの検出結果と、前記特定マーカのデータ量が設定された前記データカウンタ14aのカウント数と、前記FIFOバッファメモリ12のメモリ容量とをもとに、前記第1のアドレスカウンタ11へ出力するデータ出力停止信号を制御するとともに、前記外部メモリ1に対する次のデータ要求信号を前記第1のアドレスカウンタ11に出力させ、前記外部メモリ1から受信した前記特定マーカのデータを読み飛ばす。
APPやCOMなどの特定マーカを含む各マーカおよびそのデータをFIFOバッファメモリ12へ書き込む。
また、第2のアドレスカウンタ13は、FIFOバッファメモリ12へ格納された前記特定マーカを含む各マーカおよびそのデータを読み出し特定マーカデータスキップ手段14へ出力する。
前記特定マーカデータスキップ手段14は、前記第2のアドレスカウンタ13がFIFOバッファメモリ12から読み出した前記特定マーカを含む各マーカのデータをカウントするデータカウンタ14aと、前記特定マーカを含む各マーカを検出するマーカ検出回路14bとを有し、前記マーカ検出回路14bによる前記特定マーカの検出結果と、前記特定マーカのデータ量が設定された前記データカウンタ14aのカウント数と、前記FIFOバッファメモリ12のメモリ容量とをもとに、前記第1のアドレスカウンタ11へ出力するデータ出力停止信号を制御するとともに、前記外部メモリ1に対する次のデータ要求信号を前記第1のアドレスカウンタ11に出力させ、前記外部メモリ1から受信した前記特定マーカのデータを読み飛ばす。
このため、特定マーカデータスキップ手段14はデータ停止信号を第1のアドレスカウンタ11へ出力する。また、第1のアドレスカウンタ11はデータ要求信号を外部メモリ1へ出力する。
外部メモリ1へ出力されるデータ要求信号は、前記実施例1において説明した特定マーカデータスキップ手段14から出力されるデータ要求信号と、この実施例2の第1のアドレスカウンタ11から出力されるデータ要求信号とが共に有効になるようにOR回路を介して外部メモリ1へ出力される。
外部メモリ1へ出力されるデータ要求信号は、前記実施例1において説明した特定マーカデータスキップ手段14から出力されるデータ要求信号と、この実施例2の第1のアドレスカウンタ11から出力されるデータ要求信号とが共に有効になるようにOR回路を介して外部メモリ1へ出力される。
図4は、この実施例2のヘッダ受信回路の構成を示すブロック図である。図4において図1と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
この実施例2では、FIFOバッファメモリ12へ書き込むための第1のアドレスカウンタ11によるJPEG符号化されたデータの出力を、第1のアドレスカウンタ11へ出力されるデータ停止信号により第1のアドレスカウンタ11において停止させ、第1のアドレスカウンタ11からFIFOバッファメモリ12へJPEG符号化されたデータが書き込まれないようにすることから、FIFOバッファメモリ12へのアクセスが減少して消費電力を低減させることが可能なヘッダ受信回路を提供できる効果がある。
この実施例2では、FIFOバッファメモリ12へ書き込むための第1のアドレスカウンタ11によるJPEG符号化されたデータの出力を、第1のアドレスカウンタ11へ出力されるデータ停止信号により第1のアドレスカウンタ11において停止させ、第1のアドレスカウンタ11からFIFOバッファメモリ12へJPEG符号化されたデータが書き込まれないようにすることから、FIFOバッファメモリ12へのアクセスが減少して消費電力を低減させることが可能なヘッダ受信回路を提供できる効果がある。
また、正常にJPEG復号化が終了する場合には不必要となるAPPやCOMなどのマーカについての比較的データ量の大きいデータを読み飛ばすことが出来ることから、JPEGのヘッダ部の解釈を高速化でき、復号化処理の高速化を実現するヘッダ受信回路を提供できる効果がある。
1……外部メモリ、11……第1のアドレスカウンタ(マーカ書き込み回路)、12……FIFOバッファメモリ、13……第2のアドレスカウンタ(マーカ読み出し回路)、14……特定マーカデータスキップ手段、14a……データカウンタ、14b……マーカ検出回路、100……ヘッダ受信回路。
Claims (3)
- 外部メモリから符号化されたヘッダ部をバッファメモリを介して受信するヘッダ受信回路において、
符号化された画像データの復号化が正常に終了した場合に不要となる、前記ヘッダ部における特定マーカの種類と、その特定マーカのデータ量と、前記バッファメモリから読み出した前記特定マーカのデータ数と、前記バッファメモリのメモリ容量とをもとに、前記特定マーカのデータの受信を制御し、前記外部メモリから受信した前記特定マーカのデータを読み飛ばす特定マーカデータスキップ手段を備えた、
ことを特徴とするヘッダ受信回路。 - 前記外部メモリから読み出され前記バッファメモリへ格納された前記特定マーカを含む各マーカおよびそのデータを読み出し出力するマーカ読み出し回路を備え、前記特定マーカデータスキップ手段は、前記マーカ読み出し回路が前記バッファメモリから読み出した前記特定マーカを含む各マーカのデータをカウントするデータカウンタと、前記特定マーカを含む各マーカを検出するマーカ検出回路とを有し、前記マーカ検出回路による前記特定マーカの検出結果と、前記特定マーカのデータ量が設定された前記データカウンタのカウント数と、前記バッファメモリのメモリ容量とをもとに、前記マーカ読み出し回路へ出力するデータ出力停止信号、および前記外部メモリへ出力する次のデータ要求信号を制御し、前記外部メモリから受信した前記特定マーカのデータを読み飛ばすことを特徴とする請求項1記載のヘッダ受信回路。
- 前記外部メモリから読み出された前記特定マーカを含む各マーカおよびそのデータを前記バッファメモリへ書き込むマーカ書き込み回路と、前記バッファメモリへ格納された前記特定マーカを含む各マーカおよびそのデータを読み出すマーカ読み出し回路とを備え、前記特定マーカデータスキップ手段は、前記マーカ読み出し回路が前記バッファメモリから読み出した前記特定マーカを含む各マーカのデータをカウントするデータカウンタと、前記特定マーカを含む各マーカを検出するマーカ検出回路とを有し、前記マーカ検出回路による前記特定マーカの検出結果と、前記特定マーカのデータ量が設定された前記データカウンタのカウント数と、前記バッファメモリのメモリ容量とをもとに、前記マーカ書き込み回路へ出力するデータ出力停止信号および前記外部メモリへ出力する次のデータ要求信号を制御するとともに、前記外部メモリに対する次のデータ要求信号を前記マーカ書き込み回路に出力させ、前記外部メモリから受信した前記特定マーカのデータを読み飛ばすことを特徴とする請求項1記載のヘッダ受信回路。
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KR100718419B1 (ko) | 2005-11-07 | 2007-05-14 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 비디오 디코더의 저장 장치 및 그 제어 방법 |
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JP2008153753A (ja) * | 2006-12-14 | 2008-07-03 | Fujitsu Ten Ltd | 復号器、復号器を含む電子機器 |
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