JP2005064825A - 機器制御システム - Google Patents

機器制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005064825A
JP2005064825A JP2003291883A JP2003291883A JP2005064825A JP 2005064825 A JP2005064825 A JP 2005064825A JP 2003291883 A JP2003291883 A JP 2003291883A JP 2003291883 A JP2003291883 A JP 2003291883A JP 2005064825 A JP2005064825 A JP 2005064825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
recognition processing
predetermined communication
communication
list display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003291883A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Kimura
裕司 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2003291883A priority Critical patent/JP2005064825A/ja
Publication of JP2005064825A publication Critical patent/JP2005064825A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

【課題】 バス上に接続された機器の認識処理を行う実行タイミングを通信状態等に応じて分散させる。
【解決手段】 バスリセット検出部13がバスリセットを検出すると、アイソクロナス通信検出部14は他の機器との間で1対1接続によるアイソクロナス通信が行われているか否かを検出し、アシンクロナス通信検出部15は他の機器との間でアシンクロナス通信が行われているか否かを検出し、また、一覧表示検出部16は他の機器の一覧表示が行われているか否かを検出する。バスリセット時にこれら何れかの事象が生じていれば機器認識処理部11は機器認識処理を行う。バスリセット時にこれらの事象が生じていなければ、その後これらの事象が検出された際に機器認識処理が行われる。機器認識処理の結果はデバイスリスト700に保持される。未実行フラグ12は機器認識処理が行われたか否かを示す。
【選択図】 図4

Description

本発明は、機器制御システムに関し、特にバス上に接続された機器の認識処理を行う機器制御システム、機器制御装置、および、これらにおける処理方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
放送受信装置やビデオテープ装置等の電子機器が普及し、これら電子機器間の接続を煩雑な手間なく実現する必要が生じた。そのため、これら電子機器を所定のインターフェースにより接続して、これら電子機器間で情報信号や制御信号を通信する機器制御システムが利用されるようになった。
このようなインターフェースの一つとして、米国電気電子学会により標準化されたIEEE1394という規格がある。このIEEE1394規格においては、シリアルバスに対して新たに機器が接続され、または、接続されていた機器が外される度にバスリセットが発生し、バス構成が初期化されるようになっている。このとき、ツリー・アイデンティファイと呼ばれるプロセスによりツリー構造の解析が行われる。これにより、一つの機器(ノード)がルートとして選出される。そして、セルフ・アイデンティファイと呼ばれるプロセスにより各機器に対してノード識別子が付与される。
ノード識別子が付与されるとアシンクロナス(Asynchronous:非同期)通信が可能となる。そのため、このアシンクロナス通信を用いることにより、従来の機器制御システムではバスリセットのバス構成初期化に続いてシリアルバス上の各機器の認識処理を行っている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−282263号公報(図13)
上述の従来技術では、バスリセット後、アシンクロナス通信が可能となるとすぐに、バス上に接続された機器の認識処理を行っている。この場合、バス上に接続される機器が増加すると、各機器によって行われる機器認識処理がバスリセット直後に集中してトランザクションが増大し、機器認識処理が終了するまでの時間が増加するおそれが生じる。
一方において、バス上の各機器において他の機器の最新の機器情報が必要となるのは、他機器と何らかの通信を行っている場合や、ユーザ操作により通信が必要となった場合である。従って、そのような通信が生じていなければ、バスリセットの際に機器認識処理を急いで行う必要もない。
そこで、本発明は、バス上に接続された機器の認識処理を行う実行タイミングを通信状態等に応じて分散させることを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の請求項1記載の機器制御装置は、接続されたバスにおいてバスリセットを検出するバスリセット検出手段と、上記バスリセットが検出されると上記バスに接続される他の機器との間で所定の通信が行われているか否かを検出する通信状態検出手段と、上記バスリセットが検出された際に上記所定の通信が行われていれば上記他の機器の認識処理を行い、上記所定の通信が行われていなければ上記所定の通信が行われるまで上記認識処理を行わない機器認識処理手段とを具備する。これにより、バスリセットの際に所定の通信が行われていなければ機器認識処理の実行タイミングを遅らせるという作用をもたらす。
また、本発明の請求項2記載の機器制御装置は、請求項1記載の機器制御装置において、上記所定の通信がユニキャスト通信であるというものである。これにより、バスリセットの際に相手機器を指定した通信が行われていなければ機器認識処理の実行タイミングを遅らせるという作用をもたらす。
また、本発明の請求項3記載の機器制御装置は、請求項2記載の機器制御装置において、上記所定の通信が1対1接続によるアイソクロナス通信であるというものである。これにより、バスリセットの際に1対1接続によるアイソクロナス通信が行われていなければ機器認識処理の実行タイミングを遅らせるという作用をもたらす。
また、本発明の請求項4記載の機器制御装置は、請求項2記載の機器制御装置において、上記所定の通信がアシンクロナス通信であるというものである。これにより、バスリセットの際にアシンクロナス通信が行われていなければ機器認識処理の実行タイミングを遅らせるという作用をもたらす。
また、本発明の請求項5記載の機器制御装置は、接続されたバスにおいてバスリセットを検出するバスリセット検出手段と、上記バスリセットが検出されると上記バスに接続される他の機器との間で所定の通信が行われているか否かを検出する通信状態検出手段と、上記バスリセットが検出されると上記他の機器の一覧表示が行われているか否かを検出する一覧表示検出手段と、上記バスリセットが検出された際に上記所定の通信または上記一覧表示が行われていれば上記他の機器の認識処理を行い、上記所定の通信および上記一覧表示の何れもが行われていなければ上記所定の通信または上記一覧表示が行われるまで上記認識処理を行わない機器認識処理手段とを具備する。これにより、バスリセットの際に機器の一覧表示または所定の通信が行われていなければ機器認識処理の実行タイミングを遅らせるという作用をもたらす。
また、本発明の請求項6記載の機器制御装置は、接続されたバスにおいてバスリセットを検出するバスリセット検出手段と、上記バスに接続する他の機器の認識処理が行われたか否かを示す表示手段と、上記バスリセットが検出されると上記バスに接続される他の機器との間で所定の通信が行われているか否かを検出する通信状態検出手段と、上記バスリセットが検出されると上記他の機器の一覧表示が行われているか否かを検出する一覧表示検出手段と、上記バスリセットが検出された際に上記所定の通信または上記一覧表示が行われていれば上記認識処理を行って上記表示手段に上記認識処理が行われた旨を保持し、上記所定の通信および上記一覧表示の何れもが行われていなければ上記表示手段に上記認識処理が行われていない旨を保持する機器認識処理手段とを具備する。これにより、バスリセットの際に機器の一覧表示または所定の通信が行われていなければ機器認識処理の実行タイミングを遅らせて、その旨を表示手段により表示せしめるという作用をもたらす。
また、本発明の請求項7記載の機器制御装置は、バスに接続する他の機器の認識処理が行われたか否かを示す表示手段と、上記他の機器との間で所定の通信が要求されたか否かを検出する通信要求検出手段と、上記所定の通信が要求された際に上記認識処理が行われていない旨を上記表示手段が示していれば上記認識処理を行う機器認識処理手段とを具備する。これにより、所定の通信が要求された際にまだ機器認識処理が行われていなければ、その遅延されたタイミングで機器認識処理を行わせるという作用をもたらす。
また、本発明の請求項8記載の機器制御装置は、バスに接続する他の機器の認識処理が行われたか否かを示す表示手段と、上記他の機器との間で所定の通信が要求されたか否かを検出する通信要求検出手段と、上記他の機器の一覧表示が要求されたか否かを検出する一覧表示要求検出手段と、上記所定の通信または上記一覧表示が要求された際に上記認識処理が行われていない旨を上記表示手段が示していれば上記認識処理を行う機器認識処理手段とを具備する。これにより、機器の一覧表示または所定の通信が要求された際にまだ機器認識処理が行われていなければ、その遅延されたタイミングで機器認識処理を行わせるという作用をもたらす。
また、本発明の請求項9記載の機器制御システムは、バスと、このバスに接続する機器制御装置と、上記バスに接続して上記機器制御装置に制御される少なくとも1台の他の機器とを備える機器制御システムであって、上記機器制御装置は、上記バスにおいてバスリセットを検出するバスリセット検出手段と、上記他の機器の認識処理が行われたか否かを示す表示手段と、上記バスリセットが検出されると上記バス他の機器との間で所定の通信が行われているか否かを検出する通信状態検出手段と、上記バスリセットが検出されると上記バスに接続される他の機器の一覧表示が行われているか否かを検出する一覧表示検出手段と、上記他の機器との間で所定の通信が要求されたか否かを検出する通信要求検出手段と、上記他の機器の一覧表示が要求されたか否かを検出する一覧表示要求検出手段と、上記バスリセットが検出された際に上記所定の通信または上記一覧表示が行われていれば上記認識処理を行って上記表示手段に上記認識処理が行われた旨を保持し、上記バスリセットが検出された際に上記所定の通信および上記一覧表示の何れもが行われていなければ上記表示手段に上記認識処理が行われていない旨を保持し、上記所定の通信または上記一覧表示が要求された際に上記認識処理が行われていない旨を上記表示手段が示していれば上記認識処理を行う機器認識処理手段とを具備する。これにより、バスリセットの際に所定の通信または一覧表示が行われていなければ機器認識処理の実行タイミングを遅らせて、その後、機器の一覧表示または所定の通信が要求された際にまだ機器認識処理が行われていなければ、その遅延されたタイミングで機器認識処理を行わせるという作用をもたらす。
また、本発明の請求項10記載の処理方法は、バスに接続する他の機器の認識処理が行われたか否かを示す表示手段を備える機器制御装置における処理方法であって、接続されたバスにおいてバスリセットを検出する手順と、上記バスに接続される他の機器との間で所定の通信が行われているか否かを検出する手順と、上記他の機器の一覧表示が行われているか否かを検出する手順と、上記バスリセットが検出された際に上記所定の通信または上記一覧表示が行われていれば上記認識処理を行って上記表示手段に上記認識処理が行われた旨を保持する手順と、上記バスリセットが検出された際に上記所定の通信および上記一覧表示の何れもが行われていなければ上記表示手段に上記認識処理が行われていない旨を保持する手順と、上記他の機器との間で所定の通信が要求されたか否かを検出する手順と、上記他の機器の一覧表示が要求されたか否かを検出する手順と、上記所定の通信または上記一覧表示が要求された際に上記認識処理が行われていない旨を上記表示手段が示していれば上記認識処理を行う手順とを具備する。これにより、バスリセットの際に所定の通信または一覧表示が行われていなければ機器認識処理の実行タイミングを遅らせて、その後、機器の一覧表示または所定の通信が要求された際にまだ機器認識処理が行われていなければ、その遅延されたタイミングで機器認識処理を行わせるという作用をもたらす。
また、本発明の請求項11記載のプログラムは、バスに接続する他の機器の認識処理が行われたか否かを示す表示手段を備える機器制御装置において、接続されたバスにおいてバスリセットを検出する手順と、上記バスに接続される他の機器との間で所定の通信が行われているか否かを検出する手順と、上記他の機器の一覧表示が行われているか否かを検出する手順と、上記バスリセットが検出された際に上記所定の通信または上記一覧表示が行われていれば上記認識処理を行って上記表示手段に上記認識処理が行われた旨を保持する手順と、上記バスリセットが検出された際に上記所定の通信および上記一覧表示の何れもが行われていなければ上記表示手段に上記認識処理が行われていない旨を保持する手順と、上記他の機器との間で所定の通信が要求されたか否かを検出する手順と、上記他の機器の一覧表示が要求されたか否かを検出する手順と、上記所定の通信または上記一覧表示が要求された際に上記認識処理が行われていない旨を上記表示手段が示していれば上記認識処理を行う手順とをコンピュータに実行させるものである。これにより、バスリセットの際に所定の通信または一覧表示が行われていなければ機器認識処理の実行タイミングを遅らせて、その後、機器の一覧表示または所定の通信が要求された際にまだ機器認識処理が行われていなければ、その遅延されたタイミングで機器認識処理を行わせるという作用をもたらす。
本発明によれば、バス上に接続された機器の認識処理を行う実行タイミングを通信状態等に応じて分散させるという優れた効果を奏し得る。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における機器制御システムの全体構成例を示す図である。この例では、機器制御装置としてのデジタル放送受信装置100と、他の機器としてのオーディオビデオハードディスク装置200およびデジタルビデオテープ装置300とがバス400により接続されて機器制御システムを構成している。
デジタル放送受信装置100は、デジタル放送を受信するための装置であり、受信したデジタル放送の内容を表示する他、オーディオビデオハードディスク装置200やデジタルビデオテープ装置300に対してデジタル放送の内容を記録させもしくは記録されたデジタルデータを再生させる。デジタル放送受信装置100はバス400に接続するためのインターフェース190を備える。
オーディオビデオハードディスク装置200は、デジタル放送受信装置100からの制御によりデジタルデータを記録もしくは再生する。オーディオビデオハードディスク装置200は記録媒体としてハードディスク240を備える。また、オーディオビデオハードディスク装置200はバス400に接続するためのインターフェース290を備える。
デジタルビデオテープ装置300は、デジタル放送受信装置100からの制御によりデジタルデータを記録もしくは再生する。デジタルビデオテープ装置300は記録媒体としてビデオテープ340を格納できる。また、デジタルビデオテープ装置300はバス400に接続するためのインターフェース390を備える。
バス400は、デジタル放送受信装置100、オーディオビデオハードディスク装置200およびデジタルビデオテープ装置300を相互に接続するものであり、例えば、IEEE1394規格によるシリアルバスを想定することができる。
図2は、本発明の実施の形態におけるデジタル放送受信装置100の構成例を示す図である。このデジタル放送受信装置100は、プロセッサ110と、メモリ120と、フラッシュメモリ130と、チューナ140と、復調部150と、デマルチプレクサ160と、音声復号部167と、画像復号部168と、デジタル−アナログ(D/A:Digital-Analog)変換部170と、音声出力部177と、画像出力部178と、インターフェース190とを備える。これらはバス180により接続される。また、外部機器として、アンテナ109と、スピーカ107と、ディスプレイ108とを接続する。
プロセッサ110は、デジタル放送受信装置100全体の動作を制御する。メモリ120は、プロセッサ110の主記憶に該当し、プロセッサ110上で動作するプログラム等が記憶される。フラッシュメモリ130は、不揮発性の記録媒体であり、デジタル放送受信装置100の電源を切った後で再び必要とされる情報を保持するために使用される。
チューナ140は、アンテナ109から供給された放送信号からプロセッサ110の制御によって所定チャンネルの信号を検波して復調部150に供給する。放送信号は、地上波でもよく、放送衛星(BS:Broadcasting Satellite)放送や通信衛星(CS:Communication Satellite)放送による衛星信号でもよい。復調部150は、プロセッサ110の制御によりチューナ140からの放送信号を復調してデータを取り出してデマルチプレクサ160に供給する。デジタル放送の場合は、例えば位相変調(PSK:Phase Shift Keying)等によりデジタル変調されており、復調部150はこのデジタル変調された信号からデータを取り出す。
デマルチプレクサ160は、復調部150からのデータを音声データと画像データとに分離して、音声復号部167および画像復号部168にそれぞれ供給する。デマルチプレクサ160は、例えばデジタルデータのトランスポートデコーダとして機能し、MPEG(Moving Picture Experts Group)−2のトランスポートストリームを音声データとしての音声ストリームと画像データとしての画像ストリームとに分離する。また、デマルチプレクサ160は、メモリ120からのデータもバス180を介して受け取ることができる。
音声復号部167および画像復号部168は、デマルチプレクサ160から供給された音声データおよび画像データをそれぞれ復号して、D/A変換部170に供給する。例えば、MPEG符号化された音声ストリームおよび画像ストリームをMPEG復号して、音声信号および画像信号とする。
D/A変換部170は、音声復号部167および画像復号部168から供給されたデジタル信号をアナログ信号に変換して音声出力部177および画像出力部178に供給する。音声出力部177および画像出力部178は、スピーカ107に音声信号、ディスプレイ108に画像信号をそれぞれ供給する。
インターフェース190は、デジタル放送受信装置100内部のバス180と外部のバス400とを接続する。また、インターフェース190は、MPEG−2のトランスポートストリームをアイソクロナス(Isochronous)通信により転送するためにデマルチプレクサ160と接続する。このアイソクロナス通信とは、一定時間あたりの転送量を保証する一種の同期通信であり、例えば、IEEE1394規格では、サイクルスタートパケットに同期して125μs(マイクロ秒)毎にデータパケットの転送が完了することを保証する。
図3は、本発明の実施の形態におけるインターフェース190の構成例を示す図である。このインターフェース190は、プロセッサ191と、メモリ192と、フラッシュメモリ193と、リンクレイヤ195と、物理レイヤ196と、コネクタ199とを備える。
プロセッサ191は、インターフェース190全体の動作を制御する。図4により説明する機器認識処理部11、バスリセット検出部13、アイソクロナス通信検出部14、アシンクロナス通信検出部15、一覧表示検出部16、アイソクロナス通信要求検出部17、アシンクロナス通信要求検出部18および一覧表示要求検出部19は、何れもこのプロセッサ191の機能として実現される。メモリ192は、プロセッサ191の主記憶に該当し、プロセッサ191上で動作するプログラム(ファームウェア)等が記憶される。また、メモリ192は、図4により説明する未実行フラグ12やデバイスリスト700を記憶する。フラッシュメモリ193は、不揮発性の記録媒体であり、インターフェース190の電源を切った後で再び必要とされる情報を保持するために使用される。
リンクレイヤ195は、パケットレベルでデータのやりとりを行う層であり、例えば、IEEE1394規格では、上位のトランザクションレイヤから非同期命令やデータの通信を受け付けて、下位の物理レイヤとの間でパケットを単位としてデータの受け渡しを行う。リンクレイヤ195は、インターフェース190内部のバス198と接続して(図示しない)FIFO(First-In First-Out:先入れ先出し)メモリを介して外部の装置との間で非同期転送を行う。また、リンクレイヤ195は、デマルチプレクサ160と接続して、外部の装置との間でアイソクロナス転送を行う。
物理レイヤ196は、物理的なデータのやりとりを行う層であり、例えば、IEEE1394規格では、上位のリンクレイヤ195からのデータとバス400からの電気信号とを相互に変換してデータ転送を行う。また、物理レイヤ196は、バス400の初期化やバス400の競合の調停等も行う。また、物理レイヤ196は、所定のコネクタ199を介してバス400に接続する。
図4は、本発明の実施の形態における機器制御装置の機能構成の一例を示す図である。この機器制御装置は、機器認識処理部11と、未実行フラグ12と、バスリセット検出部13と、アイソクロナス通信検出部14と、アシンクロナス通信検出部15と、一覧表示検出部16と、アイソクロナス通信要求検出部17と、アシンクロナス通信要求検出部18と、一覧表示要求検出部19とを備えている。
機器認識処理部11は、バス400に接続される他の機器の認識処理を行い、その結果をデバイスリスト700に保持する。機器認識処理部11はこの機器認識処理として、例えば、機器固有識別子、ユニット情報、サブユニット情報、その他の情報を取得する。IEEE1394規格においては上述のセルフ・アイデンティファイ・プロセスによってノード識別子が取得されるが、このノード識別子はバスリセット毎に変化する可能性があるため、常に不変である機器固有識別子が機器認識処理において取得される。
また、IEEE1394規格においては、独立した機器をユニットとして捉え、このユニットに含まれる機能をサブユニットとして捉える。例えば、図1で説明したデジタルビデオテープ装置300は、テープ記録再生装置ユニットであり、テープ記録再生装置サブユニットを有する。また、テープ記録再生装置ユニットとして、チューナサブユニットをさらに有するように構成することもできる。ユニット情報およびサブユニット情報は、これらユニットおよびサブユニットに関する情報である。なお、その他の情報としては、例えば、その機器のベンダ名やモデル名などが該当する。
機器認識処理部11は、IEEE1394規格においては、後述するように、アシンクロナス通信のリードトランザクションおよびAV/Cコマンド(AV/C Digital Interface Command Set)トランザクションを用いてこれら情報を取得する。
未実行フラグ12は、バスリセット後に機器認識処理が行われたか否かを示すフラグである。この未実行フラグ12は、バスリセット後に機器認識処理部11によって何れかの値が保持される。そして、その後、所定の操作が行われた際に機器認識処理部11はこの未実行フラグ12の値を調べ、バスリセット後に機器認識処理が行われていなければ機器認識処理を行い、既に機器認識処理が行われていれば機器認識処理を行わない。この未実行フラグ12の値として、例えば、機器認識処理が行われていない場合に"1"を示し、機器認識処理が行われている場合には"0"を示すように定義することができる。
バスリセット検出部13は、バス400におけるバスリセットの発生を検出する。例えば、IEEE1394規格のケーブルは2組の差動信号線TPAおよびTPBと、電源ペア(グラウンドおよび電源)とで構成され、接続相手のTPAから出力されるバイアスの有無を検知することにより接続の有無を判断することができる。接続状態の変化を検知した機器は他のポートに接続する機器に対してバスリセット信号を送信し、そのバスリセット信号を受信した機器はさらに他の機器に対してバスリセット信号を送信していく。これにより、バスリセット信号が全ての機器に伝達される。バスリセット検出部13は、このようにして伝達される何れかのバスリセット信号を検出して、バスリセットが発生した旨をアイソクロナス通信検出部14、アシンクロナス通信検出部15および一覧表示検出部16に知らせる。
アイソクロナス通信検出部14は、バスリセット検出部13によってバスリセットが発生した旨を知らされると、バス400に接続される他の機器との間で1対1接続によるアイソクロナス通信が行われているか否かを検出する。この1対1接続によるアイソクロナス通信が行われているか否かは、後述のようにプラグ制御レジスタの内容を調べることにより検出することができる。このアイソクロナス通信検出部14による検出結果は、機器認識処理部11に供給される。
アイソクロナス通信では、送信機器は0から63までのチャンネル番号を使用してバス全体に送信し、受信機器は受信確認(アクノレッジ)を返さない。アイソクロナス通信を行う際には予めチャンネルと帯域を確保してコネクションを張る必要があり、バスリセットなどで通信途中にコネクションが解除された場合にも再度コネクションを張り直す必要がある。ここで、この1対1のアイソクロナス通信中にバスリセットが発生した場合にはバス400に接続される機器を認識して相手機器を特定し直さなければならない。一方、受信機器を特定しないブロードキャストのアイソクロナス通信中にバスリセットが発生した場合には相手機器の特定は不要であるため機器認識も不要となる。従って、アイソクロナス通信中にバスリセットが発生した場合には、その通信形態が1対1である場合に限り機器認識処理を行うものとしている。
アシンクロナス通信検出部15は、バスリセット検出部13によってバスリセットが発生した旨を知らされると、バス400に接続される他の機器との間でアシンクロナス通信が行われているか否かを検出する。後述のように、インターフェース190におけるプロセッサ191はアシンクロナス通信の確立が手順通り成功すると、アシンクロナス通信中である旨をメモリ192に記憶する。アシンクロナス通信検出部15は、このメモリ192の状態を調べることによりアシンクロナス通信が行われているか否かを判断することができる。
このようなアシンクロナス通信がされている状態でバスリセットが発生した場合にはバス400に接続される機器を認識して相手機器を特定し直さなければならない。そこで、バスリセットが発生した際に、このアシンクロナス通信がされているか否かを検出することとしたものである。このアシンクロナス通信検出部15による検出結果は、機器認識処理部11に供給される。
一覧表示検出部16は、バスリセット検出部13によってバスリセットが発生した旨を知らされると、バス400に接続される他の機器の一覧表示が行われているか否かを検出する。後述するように、例えばデジタル放送受信装置100では放送内容の予約記録を行う際には、利用可能な機器の一覧表示をディスプレイ108上に行い、ユーザに対して機器の選択を促す。
このような一覧表示がされている状態でバスリセットが発生した場合にはバス400に接続される機器を認識して接続機器を特定し直さなければならない。そこで、バスリセットが発生した際に、この一覧表示がされているか否かを検出することとしたものである。この一覧表示検出部16による検出結果は、機器認識処理部11に供給される。
これらアイソクロナス通信検出部14、アシンクロナス通信検出部15および一覧表示検出部16による検出結果の供給を受けた機器認識処理部11は、バスリセットが発生した際に、1対1のアイソクロナス通信が行われているか、アシンクロナス通信が行われているか、または、機器の一覧表示が行われていることが判明した場合には、機器認識処理を行うが、これら何れにも該当しない場合にはその時点では機器認識処理を行わない。
アイソクロナス通信要求検出部17は、バス400に接続される他の機器との間で1対1接続によるアイソクロナス通信が要求されているか否かを検出する。1対1のアイソクロナス通信を行うためにはバス400に接続される機器を認識した上で相手機器を特定してコネクションを張らなければならないからである。このアイソクロナス通信要求検出部17による検出結果は、機器認識処理部11に供給される。
アシンクロナス通信要求検出部18は、バス400に接続される他の機器との間でアシンクロナス通信が要求されているか否かを検出する。アシンクロナス通信を行うためにはバス400に接続される機器を認識した上で相手機器を特定して通信を行わなければならないからである。このアシンクロナス通信要求検出部18による検出結果は、機器認識処理部11に供給される。
一覧表示要求検出部19は、バス400に接続される他の機器の一覧表示が要求されたか否かを検出する。他の機器の一覧表示を行うためにはバス400に接続される機器を認識する必要があるからである。この一覧表示要求検出部19による検出結果は、機器認識処理部11に供給される。
これらアイソクロナス通信要求検出部17、アシンクロナス通信要求検出部18および一覧表示要求検出部19による検出結果の供給を受けた機器認識処理部11は、1対1のアイソクロナス通信か、アシンクロナス通信か、または、機器の一覧表示が要求されていることが判明した場合には、未実行フラグ12を調べて、バスリセット後に既に機器認識処理が行われている旨が示されていなければ機器認識処理を行うが、バスリセット後に既に機器認識処理が行われている旨が示されていれば機器認識処理を行わない。
図5は、本発明の実施の形態におけるデバイスリスト700の構成例を示す図である。機器認識処理部11は、バス400に接続される他の機器の認識処理を行い、その結果をこのデバイスリスト700に保持する。デバイスリスト700は、各機器のデバイスとしての情報を機器(ノード)毎に保持する。例えば、ノード識別子701に対して、ハードウェア情報710と、ユニット情報720と、サブユニット情報730とを保持する。ノード識別子701は、上述のセルフ・アイデンティファイ・プロセスにより各機器に対して付与される識別子である。
ハードウェア情報710は機器のハードウェアとしての情報を示すものであり、例えば、機器固有識別子711と、ベンダ名712と、モデル名713とを保持する。機器固有識別子711は、ベンダ識別子とチップ識別子とからなる機器固有の識別子である。ノード識別子701はバスリセットの度に変わる可能性があるが、この機器固有識別子711は常に同一の値を示す。ベンダ名712は、その機器を製造したベンダ(製造元)の名称である。モデル名713は、機器に付与されたモデル名である。これらハードウェア情報710は、IEEE1394規格においては後述のコンフィグレーションROM630(図6)に保持されており、機器認識処理の際にこれを読み出すことにより取得することができる。
ユニット情報720は機器のユニットとしての情報を示すものであり、例えば、ユニット対応機器情報721と、ユニットプラグ情報722とを保持する。ユニット対応機器情報721は、ユニットとしての対応機能を示すものであり、例えば、AV/Cコマンド対応機器であるか、EIA775A対応機器であるか、および、IPV4対応機器であるかといった情報を含む。このユニット対応機器情報721は、IEEE1394規格においては後述のコンフィグレーションROM630(図6)に保持されており、機器認識処理の際にこれを読み出すことにより取得することができる。
ユニットプラグ情報722は、ユニットとしてのプラグ情報を示すものである。IEEE1394規格においては機器間の接続としてプラグと呼ばれる論理的な概念が設けられる。このプラグには信号接続の入力側となる入力プラグと出力側となる出力プラグとがある。この入力プラグと出力プラグとの間でコネクションを張り、これらプラグを所有する機器がプラグをオンラインにすることにより通信を行うことができる。これらプラグを管理するために、プラグ制御レジスタ(PCR:Plug Control Register)が設けられている。また、アシンクロナス通信のためのシンクロナスプラグには、さらにポートと呼ばれるデータ入出力口が用意されており、このポートを管理するためにアシンクロナス接続ポートレジスタ(APR:Asynchronous connection Port Register)が設けられている。ユニットプラグ情報722は、これら入出力プラグ、プラグ制御レジスタ、アシンクロナス接続ポートレジスタのそれぞれの数を保持する。これらの情報は、AV/Cコマンドの「PLUG INFO statusコマンド」を利用することにより取得することができる。
サブユニット情報730は、サブユニットとしての情報をサブユニット毎に示すものである。上述のように、各ユニットは1つ以上のサブユニットを有する。サブユニット情報730としては、例えば、サブユニットタイプ731と、エレメントタイプ732と、サブユニットプラグ情報733とを保持する。サブユニットタイプ731は、サブユニットの種別を示す。このサブユニットタイプ731は、AV/Cコマンドの「SUBUNIT INFO statusコマンド」を利用することにより取得することができる。エレメントタイプ732は、サブユニットのさらに詳細な情報を示す。このエレメントタイプ732の内容はサブユニット毎に異なる形で保持されており、例えば、ディスクサブユニットであればAV/Cコマンドによりディスクリプタを読み出すことにより取得することができる。サブユニットプラグ情報733は、サブユニットとしてのプラグ情報であり、入出力プラグの数を保持する。これらの情報は、AV/Cコマンドの「PLUG INFO statusコマンド」を利用することにより取得することができる。
このデバイスリスト700に保持された各情報は、1対1接続によるアイソクロナス通信や、アシンクロナス通信、または、バス400に接続される他の機器の一覧表示を行う際に参照される。
図6は、IEEE1394規格における初期レジスタ空間の構成を示す図である。IEEE1394規格では、バスに接続されている機器へのデータの書き込みや読み出しのアドレスとしてIEEE1212に準拠した64ビットのアドレスを採用している。この64ビットの上位10ビットはバス番号を示し、それに続く6ビットはノード番号を示す。このバス番号とノード番号を合わせた16ビットがノード識別子となる。ノード識別子に続く48ビットが機器内のアドレスであり、この48ビットの上位20ビットのレジスタ空間により、初期メモリ空間、プライベート空間、初期レジスタ空間に大別される。
初期レジスタ空間は、CSRアーキテクチャレジスタ610と、シリアルバス依存レジスタ620と、コンフィグレーションROM630と、初期ユニット空間640とを備える。CSR(Control and Status Register)アーキテクチャレジスタ610は、IEEE1212規格により定義されたレジスタ群であり、例えば、分割トランザクションにおける上限時間などが含まれる。シリアルバス依存レジスタ620は、接続するシリアルバスに関する情報を保持するレジスタ群であり、例えば、バスのサイクルタイムやビジー時のタイムアウト時間などが含まれる。コンフィグレーションROM630は、機器(ノード)固有の情報を保持するROMであり、例えば、IEEE1394バスノードであることや、対応している上位のプロトコルなどを含まれる。初期ユニット空間640は、機器に依存するリソースのための空間であり、例えば、後述するプラグ制御レジスタ群641(図8)やスピードマップなどが含まれる。
コンフィグレーションROM630は、バス情報ブロック632と、ルートディレクトリ634と、ユニットディレクトリ635と、ベンダ名636と、モデル名637とを保持している。バス情報ブロック632は、バス名としてプロトコルがIEEE1394であることを示し、バス依存情報としてノードのバス管理能力や同期通信時のクロック制度を示す。また、このバス情報ブロック632にはベンダ識別子やチップ識別子を含む。これらベンダ識別子およびチップ識別子は、機器固有識別子633を構成する。
ルートディレクトリ634は、ノードとしての機能を表すものであり、例えば、ベンダやモデルに関する記述、各種機能を有するか否かを示すノードケーパビリティなどを含む。また、ユニットディレクトリ635は、ユニットとしての機能を表すものであり、例えば、AV/C対応機器であることを示す識別子やバージョン番号などを含む。
ベンダ名636およびモデル名637は、ベンダ名およびモデル名をそれぞれアスキーコードにより示す。
これらコンフィグレーションROM630の内容は、アシンクロナス通信のリードトランザクションにより読み出すことができる。このアシンクロナス通信には、次のようなアシンクロナスパケットが用いられる。
図7は、IEEE1394規格におけるアシンクロナスパケットの構成を示す図である。このアシンクロナスパケットでは、1394パケットヘッダの宛先識別子によりコンフィグレーションROM630を有する機器のノード識別子が指定される。ラベルはリクエストとリプライの一致を認識するためのものである。リトライコードはビジーの受信確認(アクノレッジ)を受信したときのリトライ方法に関する情報を示す。
トランザクションコードは、トランザクションの種別を示すものであり、コンフィグレーションROM630の読出しの場合にはリードトランザクションが指定される。送信元識別子は、パケット送信元のノード識別子である。宛先オフセットは、パケット宛先ノードのレジスタ空間上の目的アドレス(48ビット)であり、これにより、コンフィグレーションROM630内のアドレスが指定される。データ長はデータブロックにおけるデータの長さを示す。ヘッダCRCはヘッダのCRC(Cyclic Redundancy Check;巡回冗長検査符号)である。データブロックにおけるデータにも別途CRCが付加されてる。
図8は、IEEE1394規格におけるプラグ制御レジスタ群641の構成を示す図である。プラグ制御レジスタ群641は、プラグの概念を実体化したレジスタであり、上述の初期ユニット空間640にマッピングされる。このプラグ制御レジスタ群641は、出力プラグを表すoPCR(Output Plug Control Register)と、入力プラグを表すiPCR(Input Plug Control Register)とを機器のプラグ数に応じてそれぞれ最小0個から最大31個まで持つことができる。また、このプラグ制御レジスタ群641は、oPCRを有する場合には機器固有の出力プラグの情報を表すoMPR(Output Master Plug Register)を、iPCRを有する場合には機器固有の入力プラグの情報を表すiMPR(Input Master Plug Register)を、それぞれ有する。
ここで、例えばoPCRは、オンライン642と、ブロードキャスト643と、point−to−pointoコネクション数644と、予約ビット645と、チャンネル番号646と、転送速度647と、通信オーバヘッド識別子648と、ペイロード649とを保持する。オンライン642は、対応するプラグがオンラインであるかオフラインであるかを示す。ブロードキャスト643は、対応するプラグにおけるブロードキャストコネクションの有無を示す。point−to−pointoコネクション数644は、対応するプラグにおける1対1コネクションの数を示す。予約ビット645は、将来の使用のために予約されたビットである。チャンネル番号646は、対応するプラグから出力するチャンネル番号を示す。転送速度647は、対応するプラグから出力するデータ転送速度を示す。通信オーバヘッド識別子648は、対応するプラグにおける通信オーバヘッドを示す。ペイロード649は、アイソクロナスパケットのペイロードサイズを示す。なお、iPCRは、oPCRのオンライン642からチャンネル番号646までと同じ構成を有し、それ以降は将来の使用のために予約されている。
アイソクロナス通信検出部14は、このoPCRまたはiPCRのpoint−to−pointoコネクション数644を調べることにより1対1のアイソクロナス通信が行われているか否かを判断することができる。このoPCRまたはiPCRは初期ユニット空間640にマッピングされており、上述のアシンクロナス通信のリードトランザクションにより読み出すことができる。
図9は、IEEE1394規格におけるアシンクロナスコネクションに用いられるAV/Cコマンドフレームのパケット構成を示す図である。このAV/Cコマンドフレームのやりとりには、アシンクロナス通信のライトトランザクションが用いられ、図7のアシンクロナスパケットのデータとして送信される。このAV/Cコマンドフレームにおいて、コマンドセットはAV/Cコマンドセットであることを示す。コマンド/レスポンスは、このパケットがコマンドの場合はコマンドの機能分類が、レスポンスの場合はコマンドの処理結果の分類がそれぞれ示される。サブユニットタイプは、サブユニットの種別が示される。ユニット内に同じ種別のサブユニットが複数存在する場合にはサブユニット識別子において識別する。
オペコードには、アシンクロナスコネクションを示すコード(16進数表記で"26")が指定される。サブファンクションとしては、コネクト時にプラグやポートを予約するためのALLOCATEや、ディスコネクト時にプラグやポートを解放するためのRELEASEなどが指定される。プラグやポートの状態を問合せる場合には、このサブファンクションとしては、問い合わせを示すコード(16進数表記で"FF")が指定される。
アシンクロナスコネクションでは、データ送信機器におけるプロデューサ・ポートとデータ受信機器におけるコンシューマ・ポートがAV/Cコマンドによって接続され、コネクションが確立される。このコネクションが確立されると、機器間のデータ伝送を行うための準備が整ったことになる。このAV/Cコマンドによる機器間のやりとりは各機器におけるIEEE1394インターフェースによって実行されるため、アシンクロナス通信検出部15は、各機器における内部の状態を調べることにより、アシンクロナス通信が行われているか否かを判断することができる。また、他の方法として、相手機器における上述のアシンクロナス接続ポートレジスタ(APR)の状態を調べるようにしてもよい。このアシンクロナス接続ポートレジスタの内容は図9のAV/Cコマンドフレームを用いて問い合わせることができる。
図10は、本発明の実施の形態における機器一覧表示の画面例を示す図である。この一覧表示はデジタル放送受信装置100におけるディスプレイ108上の表示を想定したものであり、接続中の各機器が画面中央に表示されている。機器名802は、機器の種別を表す。例えば、HDRはオーディオビデオハードディスク装置を意味し、D−VHSはデジタルビデオテープ装置の一機種を意味する。メーカ名803は、その機器の製造業者名を示す。機種名804は、その機器の型番を示す。ユーザはこの一覧の中から通信を行うべき機器を選択してクリック欄801にチェックを入れる。
このように物理的に接続された機器の中でどの機器と通信するかを指定することをLINCと呼ぶ。このクリック欄801において、選択された機器にはレ印が示されると共に、LINC欄805に機器名が表示される。また、既に動作中または予約がされている機器については、クリック欄801に他のマークを表示してチェックを外せないようにしている。例えば、HDR2については記録予約されている機器であるものとして時計マークが表示されている。LINC解除ボタン806は、LINCしている機器のLINCを解除するために用いられる。また、戻るボタン807は、機器一覧表示を起動した画面に戻るために用いられる。
この機器一覧表示は、ユーザからの要求に応じてデジタル放送受信装置100により行われる。従って、デジタル放送受信装置100は自己のソフトウェアの進行状態を把握してしており、一覧表示検出部16はこの一覧表示がされているか否かを検出することができる。この一覧表示がされている状態でバスリセットが発生した場合には、機器認識処理が行われ、表示されている機器の内容が更新される。
次に本発明の実施の形態における機器制御システムの動作について図面を参照して説明する。
図11は、発明の実施の形態におけるバスリセット時の動作を示す図である。まず、バス400においてバスリセットが発生するとバスリセット検出部13がこれを検出する(ステップS911)。バスリセットが発生するまでは以下の処理は行われない。
そして、バスリセット発生時に、アイソクロナス通信検出部14がバス400に接続される他の機器との間で1対1接続によるアイソクロナス通信が行われているか否かを検出し(ステップS912)、アシンクロナス通信検出部15がバス400に接続される他の機器との間でアシンクロナス通信が行われているか否かを検出し(ステップS913)、また、一覧表示検出部16がバス400に接続される他の機器の一覧表示が行われているか否かを検出する(ステップS914)。このとき、1対1のアイソクロナス通信、アシンクロナス通信、または、接続機器の一覧表示の何れかが行われている場合には、未実行フラグ12を"1"にセットする(ステップS917)。この場合には、機器認識処理は行われない。
一方、このバスリセット発生時に、1対1のアイソクロナス通信、アシンクロナス通信、および、接続機器の一覧表示の何れも行われていない場合には、即座に機器認識処理を行う(ステップS915)。この場合、未実行フラグ12を"0"にリセットする(ステップS916)。
図12は、発明の実施の形態においてバスリセット後に処理の事象が生じた際の動作を示す図である。発明の実施の形態においては、通常時、アイソクロナス通信要求検出部17がバス400に接続される他の機器との間で1対1接続によるアイソクロナス通信が要求されているか否かを検出し(ステップS921)、アシンクロナス通信要求検出部18がバス400に接続される他の機器との間でアシンクロナス通信が要求されているか否かを検出し(ステップS922)、また、一覧表示要求検出部19がバス400に接続される他の機器の一覧表示が要求されたか否かを検出する(ステップS923)。
そして、1対1のアイソクロナス通信、アシンクロナス通信、または、接続機器の一覧表示の何れかが要求されている場合には、未実行フラグ12の内容を調べ(ステップS924)、未実行フラグ12が"1"であれば機器認識処理を行う(ステップS925)。この場合、未実行フラグ12を"0"にリセットする(ステップS926)。
一方、未実行フラグ12が"0" であれば、既にバスリセット後に機器認識処理が行われているため、機器認識処理を再度行うことはしない。
図13は、発明の実施の形態における機器認識処理の手順を示す図である。まず、機器固有識別子711が取得される(ステップS991)。この機器固有識別子711は、コンフィグレーションROM630(図6)に保持された機器固有識別子633を読み出すことにより取得することができる。
次いで、ユニット情報720が取得される(ステップS992)。このユニット情報720は、ユニット対応機器情報721とユニットプラグ情報722とを含む。ユニット対応機器情報721は、コンフィグレーションROM630(図6)に保持されたユニットディレクトリ635を読み出すことにより取得することができる。また、ユニットプラグ情報722は、AV/Cコマンドの「PLUG INFO statusコマンド」を利用することにより取得することができる。
そして、サブユニット情報730が取得される(ステップS993)。このサブユニット情報730は、サブユニット毎にサブユニットタイプ731と、エレメントタイプ732と、サブユニットプラグ情報733とを含む。サブユニットタイプ731は、AV/Cコマンドの「SUBUNIT INFO statusコマンド」を利用することにより取得することができる。エレメントタイプ732は、例えば、AV/Cコマンドによりディスクリプタを読み出すことにより取得することができる。サブユニットプラグ情報733は、AV/Cコマンドの「PLUG INFO statusコマンド」を利用することにより取得することができる。
さらに、他の情報が取得される(ステップS994)。他の情報としては、例えば、ベンダ名712やモデル名713などがある。ベンダ名712およびモデル名713は、コンフィグレーションROM630(図6)に保持されたベンダ名636およびモデル名637をそれぞれ読み出すことにより取得することができる。
そして、バス400に接続された全ての機器(ノード)についてこれらの情報を認識した場合には処理を終了し、認識していない機器があればステップS991からS994の処理を繰り返す(ステップS995)。
このように、本発明の実施の形態によれば、バスリセット検出部13によりバスリセットが検出された際に、アイソクロナス通信検出部14がバス400に接続される他の機器との間で1対1接続によるアイソクロナス通信が行われているか否かを検出し、アシンクロナス通信検出部15がバス400に接続される他の機器との間でアシンクロナス通信が行われているか否かを検出し、また、一覧表示検出部16がバス400に接続される他の機器の一覧表示が行われているか否かを検出することにより、何れかの事象が発生している場合には即座に機器認識処理を行うよう制御することができる。
また、このとき、未実行フラグ12に機器認識処理が行われたか否かを保持させておくことにより、その後の事象発生に備えることができる。すなわち、通常時は、アイソクロナス通信要求検出部17がバス400に接続される他の機器との間で1対1接続によるアイソクロナス通信が要求されているか否かを検出し、アシンクロナス通信要求検出部18がバス400に接続される他の機器との間でアシンクロナス通信が要求されているか否かを検出し、また、一覧表示要求検出部19がバス400に接続される他の機器の一覧表示が要求されたか否かを検出するが、これら事象が生じた際に未実行フラグ12の内容を調べ、まだ機器認識処理が行われていなければ機器認識処理を行うよう制御することができる。
なお、本発明の実施の形態は本発明を具現化するための一例を示したものであり、以下に示すように特許請求の範囲における発明特定事項とそれぞれ対応関係を有するが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形を施すことができる。
すなわち、請求項1乃至4において、バスリセット検出手段は例えばバスリセット検出部13に対応する。また、通信状態検出手段は例えばアイソクロナス通信検出部14またはアシンクロナス通信検出部15に対応する。また、機器認識処理手段は例えば機器認識処理部11に対応する。
また、請求項5において、バスリセット検出手段は例えばバスリセット検出部13に対応する。また、通信状態検出手段は例えばアイソクロナス通信検出部14またはアシンクロナス通信検出部15に対応する。また、一覧表示検出手段は例えば一覧表示検出部16に対応する。また、機器認識処理手段は例えば機器認識処理部11に対応する。
また、請求項6において、バスリセット検出手段は例えばバスリセット検出部13に対応する。また、表示手段は例えば未実行フラグ12に対応する。また、通信状態検出手段は例えばアイソクロナス通信検出部14またはアシンクロナス通信検出部15に対応する。また、一覧表示検出手段は例えば一覧表示検出部16に対応する。また、機器認識処理手段は例えば機器認識処理部11に対応する。
また、請求項7において、表示手段は例えば未実行フラグ12に対応する。また、通信要求検出手段は例えばアイソクロナス通信要求検出部17またはアシンクロナス通信要求検出部18に対応する。また、機器認識処理手段は例えば機器認識処理部11に対応する。
また、請求項8において、表示手段は例えば未実行フラグ12に対応する。また、通信要求検出手段は例えばアイソクロナス通信要求検出部17またはアシンクロナス通信要求検出部18に対応する。また、一覧表示検出手段は例えば一覧表示検出部16に対応する。また、機器認識処理手段は例えば機器認識処理部11に対応する。
また、請求項9において、バスは例えばバス400に対応する。また、機器制御装置は例えばデジタル放送受信装置100に対応する。また、他の機器は例えばオーディオビデオハードディスク装置200またはデジタルビデオテープ装置300に対応する。バスリセット検出手段は例えばバスリセット検出部13に対応する。また、表示手段は例えば未実行フラグ12に対応する。また、通信状態検出手段は例えばアイソクロナス通信検出部14またはアシンクロナス通信検出部15に対応する。また、一覧表示検出手段は例えば一覧表示検出部16に対応する。また、機器認識処理手段は例えば機器認識処理部11に対応する。また、通信要求検出手段は例えばアイソクロナス通信要求検出部17またはアシンクロナス通信要求検出部18に対応する。また、一覧表示検出手段は例えば一覧表示検出部16に対応する。
また、請求項10または11において、表示手段は例えば未実行フラグ12に対応する。また、接続されたバスにおいてバスリセットを検出する手順は例えばステップS911に対応する。また、バスに接続される他の機器との間で所定の通信が行われているか否かを検出する手順は例えばステップS912またはS913に対応する。また、他の機器の一覧表示が行われているか否かを検出する手順は例えばステップS914に対応する。また、バスリセットが検出された際に所定の通信または一覧表示が行われていれば認識処理を行って表示手段に認識処理が行われた旨を保持する手順は例えばステップS915およびS916に対応する。また、バスリセットが検出された際に所定の通信および一覧表示の何れもが行われていなければ表示手段に認識処理が行われていない旨を保持する手順は例えばステップS917に対応する。また、他の機器との間で所定の通信が要求されたか否かを検出する手順は例えばステップS921またはS922に対応する。また、他の機器の一覧表示が要求されたか否かを検出する手順は例えばステップS923に対応する。また、所定の通信または一覧表示が要求された際に認識処理が行われていない旨を表示手段が示していれば認識処理を行う手順は例えばステップS924およびS925に対応する。
なお、本発明の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。
本発明の活用例として、例えばIEEE1394規格のシリアルバスに接続された機器間で機器認識処理のタイミング制御を行う際に本発明を適用することができる。
本発明の実施の形態における機器制御システムの全体構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるデジタル放送受信装置100の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるインターフェース190の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における機器制御装置の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるデバイスリスト700の構成例を示す図である。 IEEE1394規格における初期レジスタ空間の構成を示す図である。 IEEE1394規格におけるアシンクロナスパケットの構成を示す図である。 IEEE1394規格におけるプラグ制御レジスタ群641の構成を示す図である。 IEEE1394規格におけるアシンクロナスコネクションに用いられるAV/Cコマンドフレームのパケット構成を示す図である。 本発明の実施の形態における機器一覧表示の画面例を示す図である。 発明の実施の形態におけるバスリセット時の動作を示す図である。 発明の実施の形態においてバスリセット後に処理の事象が生じた際の動作を示す図である。 発明の実施の形態における機器認識処理の手順を示す図である。
符号の説明
11 機器認識処理部
12 未実行フラグ
13 バスリセット検出部
14 アイソクロナス通信検出部
15 アシンクロナス通信検出部
16 一覧表示検出部
17 アイソクロナス通信要求検出部
18 アシンクロナス通信要求検出部
19 一覧表示要求検出部
100 デジタル放送受信装置
107 スピーカ
108 ディスプレイ
109 アンテナ
110 プロセッサ
120 メモリ
130 フラッシュメモリ
140 チューナ
150 復調部
160 デマルチプレクサ
167 音声復号部
168 画像復号部
170 D/A変換部
177 音声出力部
178 画像出力部
180 バス
190 インターフェース
191 プロセッサ
192 メモリ
193 フラッシュメモリ
195 リンクレイヤ
196 物理レイヤ
198 バス
199 コネクタ
200 オーディオビデオハードディスク装置
240 ハードディスク
290 インターフェース
300 デジタルビデオテープ装置
340 ビデオテープ
390 インターフェース
400 バス
610 CSRアーキテクチャレジスタ
620 シリアルバス依存レジスタ
630 コンフィグレーションROM
640 初期ユニット空間
700 デバイスリスト

Claims (11)

  1. 接続されたバスにおいてバスリセットを検出するバスリセット検出手段と、
    前記バスリセットが検出されると前記バスに接続される他の機器との間で所定の通信が行われているか否かを検出する通信状態検出手段と、
    前記バスリセットが検出された際に前記所定の通信が行われていれば前記他の機器の認識処理を行い、前記所定の通信が行われていなければ前記所定の通信が行われるまで前記認識処理を行わない機器認識処理手段と
    を具備することを特徴とする機器制御装置。
  2. 前記所定の通信は、ユニキャスト通信であることを特徴とする請求項1記載の機器制御装置。
  3. 前記所定の通信は、1対1接続によるアイソクロナス通信であることを特徴とする請求項2記載の機器制御装置。
  4. 前記所定の通信は、アシンクロナス通信であることを特徴とする請求項2記載の機器制御装置。
  5. 接続されたバスにおいてバスリセットを検出するバスリセット検出手段と、
    前記バスリセットが検出されると前記バスに接続される他の機器との間で所定の通信が行われているか否かを検出する通信状態検出手段と、
    前記バスリセットが検出されると前記他の機器の一覧表示が行われているか否かを検出する一覧表示検出手段と、
    前記バスリセットが検出された際に前記所定の通信または前記一覧表示が行われていれば前記他の機器の認識処理を行い、前記所定の通信および前記一覧表示の何れもが行われていなければ前記所定の通信または前記一覧表示が行われるまで前記認識処理を行わない機器認識処理手段と
    を具備することを特徴とする機器制御装置。
  6. 接続されたバスにおいてバスリセットを検出するバスリセット検出手段と、
    前記バスに接続する他の機器の認識処理が行われたか否かを示す表示手段と、
    前記バスリセットが検出されると前記バスに接続される他の機器との間で所定の通信が行われているか否かを検出する通信状態検出手段と、
    前記バスリセットが検出されると前記他の機器の一覧表示が行われているか否かを検出する一覧表示検出手段と、
    前記バスリセットが検出された際に前記所定の通信または前記一覧表示が行われていれば前記認識処理を行って前記表示手段に前記認識処理が行われた旨を保持し、前記所定の通信および前記一覧表示の何れもが行われていなければ前記表示手段に前記認識処理が行われていない旨を保持する機器認識処理手段と
    を具備することを特徴とする機器制御装置。
  7. バスに接続する他の機器の認識処理が行われたか否かを示す表示手段と、
    前記他の機器との間で所定の通信が要求されたか否かを検出する通信要求検出手段と、
    前記所定の通信が要求された際に前記認識処理が行われていない旨を前記表示手段が示していれば前記認識処理を行う機器認識処理手段と
    を具備することを特徴とする機器制御装置。
  8. バスに接続する他の機器の認識処理が行われたか否かを示す表示手段と、
    前記他の機器との間で所定の通信が要求されたか否かを検出する通信要求検出手段と、
    前記他の機器の一覧表示が要求されたか否かを検出する一覧表示要求検出手段と、
    前記所定の通信または前記一覧表示が要求された際に前記認識処理が行われていない旨を前記表示手段が示していれば前記認識処理を行う機器認識処理手段と
    を具備することを特徴とする機器制御装置。
  9. バスと、このバスに接続する機器制御装置と、前記バスに接続して前記機器制御装置に制御される少なくとも1台の他の機器とを備える機器制御システムであって、
    前記機器制御装置は、
    前記バスにおいてバスリセットを検出するバスリセット検出手段と、
    前記他の機器の認識処理が行われたか否かを示す表示手段と、
    前記バスリセットが検出されると前記バス他の機器との間で所定の通信が行われているか否かを検出する通信状態検出手段と、
    前記バスリセットが検出されると前記バスに接続される他の機器の一覧表示が行われているか否かを検出する一覧表示検出手段と、
    前記他の機器との間で所定の通信が要求されたか否かを検出する通信要求検出手段と、
    前記他の機器の一覧表示が要求されたか否かを検出する一覧表示要求検出手段と、
    前記バスリセットが検出された際に前記所定の通信または前記一覧表示が行われていれば前記認識処理を行って前記表示手段に前記認識処理が行われた旨を保持し、前記バスリセットが検出された際に前記所定の通信および前記一覧表示の何れもが行われていなければ前記表示手段に前記認識処理が行われていない旨を保持し、前記所定の通信または前記一覧表示が要求された際に前記認識処理が行われていない旨を前記表示手段が示していれば前記認識処理を行う機器認識処理手段と
    を具備することを特徴とする機器制御システム。
  10. バスに接続する他の機器の認識処理が行われたか否かを示す表示手段を備える機器制御装置における処理方法であって、
    接続されたバスにおいてバスリセットを検出する手順と、
    前記バスに接続される他の機器との間で所定の通信が行われているか否かを検出する手順と、
    前記他の機器の一覧表示が行われているか否かを検出する手順と、
    前記バスリセットが検出された際に前記所定の通信または前記一覧表示が行われていれば前記認識処理を行って前記表示手段に前記認識処理が行われた旨を保持する手順と、
    前記バスリセットが検出された際に前記所定の通信および前記一覧表示の何れもが行われていなければ前記表示手段に前記認識処理が行われていない旨を保持する手順と、
    前記他の機器との間で所定の通信が要求されたか否かを検出する手順と、
    前記他の機器の一覧表示が要求されたか否かを検出する手順と、
    前記所定の通信または前記一覧表示が要求された際に前記認識処理が行われていない旨を前記表示手段が示していれば前記認識処理を行う手順と
    を具備することを特徴とする処理方法。
  11. バスに接続する他の機器の認識処理が行われたか否かを示す表示手段を備える機器制御装置において、
    接続されたバスにおいてバスリセットを検出する手順と、
    前記バスに接続される他の機器との間で所定の通信が行われているか否かを検出する手順と、
    前記他の機器の一覧表示が行われているか否かを検出する手順と、
    前記バスリセットが検出された際に前記所定の通信または前記一覧表示が行われていれば前記認識処理を行って前記表示手段に前記認識処理が行われた旨を保持する手順と、
    前記バスリセットが検出された際に前記所定の通信および前記一覧表示の何れもが行われていなければ前記表示手段に前記認識処理が行われていない旨を保持する手順と、
    前記他の機器との間で所定の通信が要求されたか否かを検出する手順と、
    前記他の機器の一覧表示が要求されたか否かを検出する手順と、
    前記所定の通信または前記一覧表示が要求された際に前記認識処理が行われていない旨を前記表示手段が示していれば前記認識処理を行う手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
JP2003291883A 2003-08-11 2003-08-11 機器制御システム Pending JP2005064825A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003291883A JP2005064825A (ja) 2003-08-11 2003-08-11 機器制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003291883A JP2005064825A (ja) 2003-08-11 2003-08-11 機器制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005064825A true JP2005064825A (ja) 2005-03-10

Family

ID=34369399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003291883A Pending JP2005064825A (ja) 2003-08-11 2003-08-11 機器制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005064825A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2077651A2 (en) 2008-01-07 2009-07-08 Alpine Electronics, Inc. Method and apparatus for encrypted authentication

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2077651A2 (en) 2008-01-07 2009-07-08 Alpine Electronics, Inc. Method and apparatus for encrypted authentication
US8200973B2 (en) 2008-01-07 2012-06-12 Alpine Electronics Inc. Method and apparatus for encrypted authentication

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7590133B2 (en) Data communication system, data communication method, and data communication apparatus
JP3277874B2 (ja) Ieee1394ブリッジ
JP4278439B2 (ja) 情報通信装置、そのシステム、その方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体
US20020041603A1 (en) Control method and communication device
US20020047862A1 (en) Network error display apparatus and error detection display method
JP2003174486A (ja) 情報通信装置、情報通信方法および情報通信処理プログラム
JP2000151681A (ja) Ieee1394用アナログトランスレ―タ及びその変換方法
JP2002051055A (ja) 通信制御方法、通信システム及び通信装置
EP1130860A2 (en) Information processing apparatus and method and medium
JP2005064825A (ja) 機器制御システム
EP1175044A2 (en) Information processing apparatus, methods and media
JP2002057683A (ja) 制御機器および制御方法
US20010018768A1 (en) Information processing device for network system, a method thereof and recording medium recorded a program for such method
KR20010007376A (ko) 제어장치, 통신시스템 및 제어방법
JPH1117710A (ja) シリアルインタフェース回路
TW533716B (en) Transission method, electronic machine and providing medium
JP4211859B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びに記録媒体
EP1182827A2 (en) Information control method, information processing apparatus, and information control system
JP4218554B2 (ja) コンテンツ記録制御装置
JP2006324869A (ja) ネットワークシステムにおける通信処理方法および通信機器
JP5618805B2 (ja) 通信装置、ネットワークシステム及び通信方法
JP4502653B2 (ja) パケット送受信装置及びそれに用いるパケット識別方法
JP4532652B2 (ja) 情報処理方法及び装置並びに記憶媒体
JP2000358039A (ja) 情報処理装置および方法、並びに媒体
JP2002051056A (ja) 通信制御方法、通信システム及び通信装置