JP2005064097A - 電極基板およびその製造方法、該電極基板を用いた偏向器、ならびに該偏向器を用いた荷電粒子線露光装置 - Google Patents
電極基板およびその製造方法、該電極基板を用いた偏向器、ならびに該偏向器を用いた荷電粒子線露光装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005064097A JP2005064097A JP2003289730A JP2003289730A JP2005064097A JP 2005064097 A JP2005064097 A JP 2005064097A JP 2003289730 A JP2003289730 A JP 2003289730A JP 2003289730 A JP2003289730 A JP 2003289730A JP 2005064097 A JP2005064097 A JP 2005064097A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- deflector
- hole
- charged particle
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Electron Beam Exposure (AREA)
Abstract
【解決手段】 基板に貫通口を形成し、その貫通口の側壁に電極を配し、その電極に電位を印加して荷電粒子線を偏向する偏向器において、貫通口を凸部を2箇所以上有する多角形とする。
【選択図】 図5
Description
(1)作製方法が非常に複雑である。そのため、アレイ数の増加を試みた場合、多数のブランキングアパーチャアレイを精度および歩留まり良く作製することが難しい。
(2)偏向電極の付近に例えばシリコン酸化膜等の絶縁体が広範囲に露出している。そのため、荷電粒子線が照射された場合に、チャージアップを引き起こし、開口を通過する荷電粒子線に影響を与える恐れがある。このため、荷電粒子線の適切な偏向および位置制御が行われず、精度良くウエハを露光することが困難になる可能性がある。
"安田 洋:応用物理 69、1135(1994)"
また、前記凸部は、スパッタリングや蒸着等の成膜方法により複数の電極を形成する際に、マスクし易く、貫通口の側壁に互いに絶縁された複数の電極を高い歩留まりで形成することができる。
さらに、前記貫通口として、互いに実質平行な一対の第1の側壁面と、この第1の側壁面に実質垂直な一対の第2の側壁面とを有するものを形成し、前記電極として第1の側壁面に荷電粒子を偏向するための第1の電極対を互いに対向して配置し、第2の側壁面にシールド用の第2の電極対を互いに対向して配置することにより、チャージアップの起こりにくい電極基板を提供することができる。この場合の凸多角形は正方形もしくは長方形またはこれらの1〜4つの角部をそれぞれ単数または複数の直線でカットした形状である。
[実施形態1](貫通口の形状)
荷電粒子線を偏向する偏向器であって、
前記偏向器が、
基板と、
前記基板に形成された貫通口と、
前記貫通口の側壁に設置された第一の電極と、
前記貫通口の側壁に第一の電極に対向して設置された第二の電極と、
前記第一の電極と前記第二の電極とに独立に電圧を印加する電圧印加手段とを有し、
前記貫通口の前記基板の表面と平行な断面の形状が多角形であって、前記多角形の内角が180°を超える箇所を4箇所以上有する
ことを特徴とする偏向器。
このように、貫通口の断面形状を、内角が180°を超える箇所を4箇所以上有する凹多角形とすると、多角形が凸部を2ヶ所以上形成することになる。凸部の内側にはスパッタや蒸着等の成膜方法では貫通口の側壁に連続膜を形成することが難しく、結果的に、第一の電極と第二の電極とを電気的に絶縁することができる。特に、凸部のアスペクト比が1より大きい場合に有効である。アスペクト比が2より大きいとさらに有効である。
前記多角形の内角が180°を超える箇所が8箇所以上であることを特徴とする実施形態1に記載の偏向器。
このように、多角形の内角が180°を超える箇所を8箇所以上設けると、多角形が凸部を4箇所以上形成することになる。実施形態1と同様の理由により、貫通口内に4つの独立した電極を形成することができる。
前記貫通口の側壁であって前記第一の電極に略垂直な面に、第三の電極が設けられ、前記第三の電極が電気的に接地されていることを特徴とする実施形態1または2に記載の偏向器。
このように、第一の電極に垂直な面に第三の電極を設け、電気的に接地することで、貫通口の側壁のチャージアップを防ぐことができる。また、偏向器をアレイ状に配置した場合、隣接する偏向器間のクロストークを低減することができる。
前記基板と前記第一の電極との接触面と、前記基板と前記第二の電極との接触面との少なくとも一方において、前記基板が、絶縁層を備えていることを特徴とする実施形態1〜3のいずれかに記載の偏向器。
このように、電極と基板の接触面が絶縁層を備えることで、安定して電極に電位を与えることができる。よって、荷電粒子線の制御速度の向上を試みた場合にも対応できる。
前記絶縁層が、二酸化シリコンであることを特徴とする実施形態1〜4のいずれかに記載の偏向器。
このように、絶縁層に二酸化シリコンを用いることで、CVDやスパッタリング等様々な成膜手段により、容易に絶縁層を設けることができる。特に、基板にシリコンを用いている場合には、熱酸化法により熱酸化膜を形成することが可能であり、カバレッジの良い絶縁層を形成できる。
前記基板が、シリコンであることを特徴とする実施形態1〜5のいずれかに記載の偏向器。
このように、基板にシリコンを用いることで、反応性イオンエッチングや強アルカリによるウェットエッチングを行うことができ、高精度に貫通口を形成することができる。
前記第一の電極と前記第二の電極との少なくとも一方の露出面が、貴金属を含むことを特徴とする実施形態1〜6のいずれかに記載の偏向器。
このように、電極の露出面に貴金属を用いることで、電極の酸化の恐れが無い。そのため、電極の酸化による絶縁の恐れが無く、電極自身のチャージアップの可能性が無くなる。
実施形態1〜7のいずれかに記載の偏向器が、ライン状(一次元)またはマトリクス状(二次元)に配列されていることを特徴とする偏向器アレイ。
このように、偏向器をライン状またはマトリクス状に配列することで、複数の荷電粒子線による露光装置に用いることができる。
実施形態1〜8のいずれかに記載の偏向器または偏向器アレイの作製方法において、
前記基板に前記貫通口をフォトリソグラフィを用いて形成する工程と、
前記貫通口の側壁に絶縁層を形成する工程と、
前記貫通口の側壁に第一の電極と第二の電極と第三の電極との少なくとも一つを形成する工程と
を有することを特徴とする偏向器の作製方法。
このように、基板にフォトリソグラフィを用いて開口(貫通口)を形成し、開口内部に電極を形成することで、実施形態1〜8に説明した偏向器または偏向器アレイを簡単な作製プロセスにより、提供することができる。
前記貫通口を形成する工程が、反応性イオンエッチングを含むことを特徴とする実施形態9に記載の偏向器の作製方法。
このように、反応性イオンエッチング(RIE)を用いて開口を形成することで、電極および開口を精度良く形成することができる。また、多数の偏向器を配列して作製する場合にも適用できる。
前記基板がシリコンであって、前記貫通口の側壁に絶縁層を形成する工程が熱酸化を含むことを特徴とする実施形態9または10に記載の偏向器の作製方法。
このように、開口の側壁に熱酸化によって二酸化シリコンを形成することができ、カバレッジの良い絶縁層を形成できる。
前記貫通口の側壁に第一の電極と第二の電極と第三の電極との少なくとも一つを形成する工程が、スパッタリングと蒸着との何れかを含むことを特徴とする実施形態9〜11のいずれかに記載の偏向器の作製方法。
このように、電極をスパッタリングや蒸着により成膜することで、前述した凸部において、連続膜の形成が難しいため、偏向電極とシールド電極とを電気的に独立に形成することができる。
荷電粒子線を用いてウエハを露光する荷電粒子線露光装置であって、
前記荷電粒子線露光装置が、
荷電粒子線を放射する荷電粒子源と、
前記荷電粒子源の中間像を複数形成する第1の電子光学系と、
前記第1の電子光学系によって形成される複数の中間像をウエハ上に投影する第2の電子光学系と、
前記ウエハを保持し所定の位置に駆動して位置決めする位置決め装置とを有し、
前記第1の電子光学系が、実施形態1〜8のいずれかに記載の偏向器を有する
ことを特徴とする荷電粒子線露光装置。
このように、実施形態1〜8のいずれかに記載の偏向器を荷電粒子線露光装置に応用することで、偏向器のチャージアップの恐れが少ないため、安定した動作が可能な荷電粒子線露光装置を提供することができる。また、偏向器が簡単な構成のため、歩留まり良く安価に提供することができる。
[第1の実施例](荷電粒子線の偏向器の説明)
図5は本発明の第1の実施例に係る荷電粒子線の偏向器500の概観図であり、(a)が上面図、(b)が(a)におけるA−A’断面図、(c)が(a)におけるB−B’断面図をそれぞれ示している。
本実施例の偏向器500は一つの貫通口513および一対の偏向電極503a、503bを有したものであるが、同一の基板に偏向器500をライン状(一次元)またはマトリクス状(二次元)に配置する構成をとり、偏向器アレイとしても良い。偏向器500を例えばマトリクス状に複数配置した偏向器アレイとして構成した場合、シールド電極505a、505bの効果として隣接する偏向器500間のクロストークを低減する効果が見込める。
図6(a)に示した例は、長方形の4隅に該長方形との接合部より底辺の長さが長い三角形状の凸部を配したもので、全体の形状は20角形となる。内角が180°を超える箇所は8箇所である。図6(a)において、角514は315°であり、図5の例と比較して、角度が大きいことを特徴としている。作製方法上、角514において膜が連続に形成されないことを目的にしている。
図6(b)に示した例は、上述の例で示しているシールド電極505a、505bおよび配線506a、506bを持たない構造となっており、偏向器500自体が簡単な構造となる。
(1)基板501を用意する。基板501はシリコンより成り、厚さは例えば200μmのものを用いるが、偏向感度を決定する重要な要素である。次に、熱酸化法を用いて、基板501の表裏面に膜厚1.5μmの二酸化シリコン507を形成する(図7(a))。
(2)基板501の表面にノボラック系のレジストを用いて、フォトリソグラフィを行い、エッチングのマスクを形成する(不図示)。次に、CF4やCHF3等のガスを用いた反応性イオンエッチングを行い、二酸化シリコン507をエッチングする。その後、レジストを除去する(図7(b))。
(4)二酸化シリコン507をバッファードフッ酸を用いて、除去する(不図示)。その後、熱酸化法を用いて、基板501の表裏面および開口の側壁に膜厚1.5μmの二酸化シリコンから成る絶縁層504を形成する。同時に、凸部515および角514を有する貫通口513が形成される(図8(d))。
(5)メタルマスク516を用いて絶縁層504をマスキングする(図8(e))。
本発明の第2の実施例では、第1の実施例において説明した荷電粒子線の偏向器をブランカーとして用いた電子ビーム露光装置の例を示す。なお、本発明は、電子ビームに限らずイオンビームを用いた露光装置にも同様に適用できる。
図1は本発明の第2の実施例に係る電子ビーム露光装置の要部概略図である。図1において、1は、複数の電子源像を形成し、その電子源像から電子ビームを放射するマルチソースモジュールで、マルチソースモジュール1は、3×3に配列されていて、その詳細については後述する。
21、22、23、24は磁界レンズアレイであって、3×3に配列された同一形状の開孔を有する磁性体円板MDを間隔を置いて上下に配置し、共通のコイルCCによって励磁したものである。その結果、各開孔部分が各磁界レンズMLの磁極となり、設計上レンズ磁界を発生させる。
この時、磁界レンズアレイ21と磁界レンズアレイ22の対応する2つの磁界レンズで、一度、像を形成し、次にその像を磁界レンズアレイ23と磁界レンズアレイ24の対応する2つの磁界レンズでウエハ4上に投影している。そして、磁界レンズアレイ21、22、23、24のそれぞれの励磁条件を共通コイルで個別に制御することにより、各カラムの光学特性(焦点位置、像の回転、倍率)のそれぞれを略一様に言い換えれば同じ量だけ調整することができる。
5は、ウエハ4を載置し、光軸AX(Z軸)と直交するXY方向とZ軸回りの回転方向に移動可能なステージであって、ステージ基準板6が固設されている。
7は、電子ビームによってステージ基準板6上のマークが照射された際に生じる反射電子を検出する反射電子検出器である。
図2において、101は、電子銃が形成する電子源(クロスオーバ像)である。この電子源101から放射される電子ビームは、コンデンサーレンズ102によって略平行な電子ビームとなる。本実施例のコンデンサーレンズ102は、3枚の開口電極からなる静電レンズである。
この時、複数の中間像がウエハ4に投影される際の光学特性のうち、像の回転および倍率は、ブランカーアレイ107上の各中間像の位置を調整できる偏向器アレイ104、105で調整でき、焦点位置は、カラム毎に設けられたダイナミックフォーカスレンズ(静電もしくは磁界レンズ)108、109で調整できる。
次に上記説明した電子ビーム露光装置を利用したデバイスの生産方法の実施例を説明する。
図10は微小デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の製造のフローを示す。ステップ1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行う。ステップ2(EBデータ変換)では設計した回路パターンに基づいて露光装置の露光制御データを作成する。一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意した露光制御データが入力された露光装置とウエハを用いて、リソグラフィ技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)される。
本実施形態の製造方法を用いれば、従来は製造が難しかった高集積度の微小デバイスを低コストに製造することができる。
上述においては、本発明の電極基板をブランカーを構成する偏向器として使用した例を示したが、本発明は、荷電粒子を収束または発散させる電子レンズを構成する電極基板または偏向器としても用いることができる。また、上述においては、偏向器を3×3の9カラム分配列した例を示したが、カラム数に限定はない。現在、カラム数は千〜数千が一般的である。また、凸部の形状は、図5および図6(b)に示す長方形や図6(a)に示す三角形に限られるものではない。例えば、円や楕円またはその一部、前記長方形の先端または三角形の頂角をRにした形状、さらには他の多角形やそれを丸めた形状等、他の形状でも良い。また、凸部の位置も、上述においては、基本の凸多角形の角部に配置した例を示したが、基本の凸多角形の辺に配置しても良い。特に、貫通口の側壁の同一面に複数の電極を配置する場合には有効である。さらに、貫通口の基本形状自体、角数が無限大の凸多角形である円や楕円等、側壁が曲面となるものであっても良い。
21,22,23,24 磁界レンズアレイ
3 主偏向器
4 ウエハ
5 ステージ
6 ステージ基準板
7 反射電子検出器
101 電子源
102 コンデンサーレンズ
103 アパーチャアレイ
104 レンズアレイ
105,106 偏向器アレイ
107 ブランカーアレイ
108,109 ダイナミックフォーカスレンズ
41 ブランカーアレイ制御回路
42 偏向器アレイ制御回路
43 D_FOCUS制御回路
44 主偏向制御回路
45 反射電子検出回路
46 磁界レンズアレイ制御回路
47 ステージ駆動制御回路
48 主制御系
500 偏向器
501 基板
502a,502b 配線
503a,503b 偏向電極
504 絶縁層
505a,505b シールド電極
506a,506b 配線
507 二酸化シリコン
510a,510b パッド
511 電源
513 貫通口
ES 電子源
ML1,ML2,ML3,ML4 磁界レンズ
MD 磁性体円板
CC 共通コイル
Claims (17)
- 貫通口を有する基板と、該貫通口の側壁に配置された複数の電極とを有する電極基板であって、
前記貫通口の前記基板の表面と平行な断面の形状が凸多角形の一部に凸部を設けた形状であることを特徴とする電極基板。 - 前記凸部が各電極間に少なくとも1個ずつ位置していることを特徴とする請求項1に記載の電極基板。
- 前記凸部が前記凸多角形の角部に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の電極基板。
- 前記基板がシリコン基板であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の電極基板。
- 前記電極は少なくとも1つがその露出面に貴金属を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の電極基板。
- 前記電極を配置された貫通口が複数個一次元または二次元配列されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の電極基板。
- 前記貫通口は互いに実質平行な一対の第1の側壁面を有し、前記電極として第1の電極対が互いに対向して前記第1の側壁面に配置されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の電極基板。
- 前記貫通口は前記第1の側壁面に実質垂直な一対の第2の側壁面を有し、前記電極としてさらに第2の電極対が互いに対向して前記第2の側壁面に配置されていることを特徴とする請求項7に記載の電極基板。
- 前記第1の電極対の少なくとも一方の電極と前記基板との接触面に絶縁層を備えることを特徴とする請求項7または8に記載の電極基板。
- 前記絶縁層が二酸化シリコンであることを特徴とする請求項9に記載の電極基板。
- 請求項1〜10に記載の電極基板の製造方法であって、
前記基板に前記貫通口をフォトリソグラフィを用いて形成する工程と、
前記貫通口の側壁に絶縁層を形成する工程と、
前記貫通口の側壁に少なくとも一つの電極を形成する工程と
を有することを特徴とする電極基板の製造方法。 - 前記貫通口を形成する工程が、反応性イオンエッチング工程を含むことを特徴とする請求項11に記載の製造方法。
- 前記基板がシリコンであり、前記貫通口の側壁に絶縁層を形成する工程が熱酸化工程を含むことを特徴とする請求項11または12に記載の製造方法。
- 電極の少なくとも一つを、スパッタリング工程および蒸着工程の何れかを含む工程により形成することを特徴とする請求項11〜13のいずれか1つに記載の製造方法。
- 請求項7〜10のいずれか1つに記載の電極基板と、少なくとも前記第1の電極対の一方の電極に他の電極とは独立に電位を印加する電位印加手段とを有することを特徴とする偏向器。
- 荷電粒子線を用いて被露光基板を露光する荷電粒子線露光装置であって、
荷電粒子線を放射する荷電粒子源と、
前記荷電粒子源の中間像を複数形成する第1の電子光学系と、
前記第1の電子光学系によって形成される複数の中間像をウエハ上に投影する第2の電子光学系と、
前記ウエハを保持し所定の位置に駆動して位置決めする位置決め装置とを有し、
前記第1の電子光学系が、請求項15に記載の偏向器を含むことを特徴とする荷電粒子線露光装置。 - 請求項16に記載の荷電粒子線露光装置を用いてデバイスを製造することを特徴とするデバイス製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003289730A JP4455846B2 (ja) | 2003-08-08 | 2003-08-08 | 電極基板およびその製造方法、該電極基板を用いた偏向器、ならびに該偏向器を用いた荷電粒子線露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003289730A JP4455846B2 (ja) | 2003-08-08 | 2003-08-08 | 電極基板およびその製造方法、該電極基板を用いた偏向器、ならびに該偏向器を用いた荷電粒子線露光装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005064097A true JP2005064097A (ja) | 2005-03-10 |
JP2005064097A5 JP2005064097A5 (ja) | 2006-09-14 |
JP4455846B2 JP4455846B2 (ja) | 2010-04-21 |
Family
ID=34367967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003289730A Expired - Fee Related JP4455846B2 (ja) | 2003-08-08 | 2003-08-08 | 電極基板およびその製造方法、該電極基板を用いた偏向器、ならびに該偏向器を用いた荷電粒子線露光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4455846B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018189816A1 (ja) * | 2017-04-11 | 2018-10-18 | 株式会社アドバンテスト | 露光装置 |
US11101106B2 (en) | 2017-04-11 | 2021-08-24 | Advantest Corporation | Exposure device |
-
2003
- 2003-08-08 JP JP2003289730A patent/JP4455846B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018189816A1 (ja) * | 2017-04-11 | 2018-10-18 | 株式会社アドバンテスト | 露光装置 |
KR20190117738A (ko) * | 2017-04-11 | 2019-10-16 | 주식회사 아도반테스토 | 노광 장치 |
US10824077B2 (en) | 2017-04-11 | 2020-11-03 | Advantest Corporation | Exposure device |
KR102271664B1 (ko) | 2017-04-11 | 2021-07-01 | 주식회사 아도반테스토 | 노광 장치 |
US11101106B2 (en) | 2017-04-11 | 2021-08-24 | Advantest Corporation | Exposure device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4455846B2 (ja) | 2010-04-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7060984B2 (en) | Multi-charged beam lens and charged beam exposure apparatus using the same | |
EP1453076B1 (en) | Deflector, method of its manufacture and its use in a charged particle beam exposure apparatus | |
JP4647820B2 (ja) | 荷電粒子線描画装置、および、デバイスの製造方法 | |
JP5641391B2 (ja) | 電極を有するマルチビーム・デフレクタアレー装置の製造方法、マルチビーム・デフレクタアレー装置、及び、照射リソグラフィシステム。 | |
US8143588B2 (en) | Deflector array, exposure apparatus, and device manufacturing method | |
JP2957669B2 (ja) | 反射マスク及びこれを用いた荷電ビーム露光装置 | |
US9330881B2 (en) | Blanking device for multi charged particle beams, and multi charged particle beam writing apparatus | |
JP6553973B2 (ja) | マルチ荷電粒子ビーム用のブランキング装置及びマルチ荷電粒子ビーム描画装置 | |
JP2007266525A (ja) | 荷電粒子線レンズアレイ、該荷電粒子線レンズアレイを用いた荷電粒子線露光装置 | |
JP4387755B2 (ja) | 偏向器アレイおよびその製造方法、ならびに該偏向器アレイを用いた荷電粒子線露光装置 | |
JP2007019248A (ja) | 偏向器、荷電粒子線露光装置およびデバイス製造方法 | |
EP0780879B1 (en) | Electron beam exposure apparatus | |
JP4455846B2 (ja) | 電極基板およびその製造方法、該電極基板を用いた偏向器、ならびに該偏向器を用いた荷電粒子線露光装置 | |
JP2007019242A (ja) | 偏向器、荷電粒子線露光装置及びデバイス製造方法 | |
JP2005136114A (ja) | 電極基板およびその製造方法、ならびに該電極基板を用いた荷電ビーム露光装置 | |
JP4477435B2 (ja) | 偏向器作製方法、荷電粒子線露光装置及びデバイス製造方法 | |
JP4076834B2 (ja) | 偏向器、偏向器の製造方法、及び荷電粒子線露光装置 | |
JP4532184B2 (ja) | 電極およびその製造方法ならびに偏向器アレイ構造体の製造方法 | |
JP2008034498A (ja) | 偏向器、露光装置、及びデバイス製造方法 | |
JPH09246145A (ja) | 電子ビーム描画方法および描画装置およびこれを用いた半導体集積回路装置 | |
JP2005149819A (ja) | 偏向器、電極製造方法および該偏向器を用いた荷電粒子線露光装置 | |
JP2907220B2 (ja) | 電子ビーム露光装置 | |
JP2007019192A (ja) | 荷電ビームレンズ、及び荷電ビーム露光装置 | |
JP2007019250A (ja) | 偏向器、荷電ビーム露光装置およびデバイス製造方法 | |
JPS6031226A (ja) | 荷電ビ−ム偏向器及びその製造法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060727 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060727 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20090413 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20090709 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090916 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090918 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091116 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100112 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100204 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4455846 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140212 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |