JP2005063498A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Atsushi Ito
淳 伊東
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Abstract

【課題】光ディスク装置において、オフトラック検出信号の適正化と、これに基づくアクセス時間の短縮化が可能な技術の提供。
【解決手段】光ピックアップからの再生信号の処理系を2系統化し、一方の処理系統では、再生信号に対しゲイン増大のイコライズ処理を行って第1の2値化信号を形成後該第1の2値化信号に基づき再生クロックを生成し、他方の処理系統では、上記再生信号に対しゲイン増大をしないイコライズ処理を行ってアクセス用のオフトラック検出信号及び第2の2値化信号を形成し該第2の2値化信号及び上記再生クロックに基づき再生データを生成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスク装置に係り、特にアクセス性能改善技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明に関連した従来技術としては、例えば、特開平11−328858号公報(特許文献1)や、特開2002−133671号公報(特許文献2)に記載されたものがある。特開平11−328858号公報には、環境変動やディスクのバラツキに対応してイコライザのブースト量を調整するために、PLLの位相誤差パルスを電圧変換した位相誤差電圧を生成し、該誤差電圧が最小となるようにイコライザのブースト量を設定する構成が記載され、また、特開2002−133671号公報には、アクセス時にオフセット設定回路で所定のオフセット値を高域通過フィルタに付加することでオフトラック検出信号を判別する技術が記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−328858号公報
【特許文献2】
特開2002−133671号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報記載の従来技術はいずれも、オフトラック検出信号の適正化とそれに基づくアクセス時間の短縮化のためのものではない。
本発明の課題点は、上記従来技術の状況に鑑み、光ディスク装置において、PLL制御の追随性を向上させるとともに、オフトラック検出信号を適正化し、これに基づきアクセス時間を短縮できるようにすることである。
本発明の目的は、かかる課題点を解決できる技術の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題点を解決するために、本発明では、光ディスク装置において、基本的に、光ピックアップからの再生信号の処理系を2系統化し、一方の処理系統では、再生信号に対しゲイン増大のイコライズ処理を行って第1の2値化信号を形成し該第1の2値化信号に基づき再生クロックを生成し、他方の処理系統では、上記再生信号に対しゲイン増大をしないイコライズ処理を行ってアクセス用のオフトラック検出信号及び第2の2値化信号を形成し該第2の2値化信号及び上記再生クロックに基づき再生データを生成する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例につき、図面を用いて説明する。
図1〜図4は本発明の実施例の説明図である。図1は、本発明の実施例としての光ディスク装置の信号再生回路の構成例図、図2は、図1の構成の信号状態の説明図、図3は、図1の構成の比較図であって、再生信号の処理系統を分けずに、再生クロックの生成、再生データの形成及びオフトラック検出信号の生成を1つの処理系統内で行う場合の構成例図、図4は、図3の構成の信号状態の説明図である。
【0007】
図1において、1は、光ディスク(図示なし)の情報記録面にレーザー光を照射したり、反射光を受光したりして、該情報記録面に対し信号の記録や再生を行う光ピックアップ、2aは、光ピックアップ1からの再生信号(RF信号)の高周波ノイズの除去と高域成分のブーストを行うとともにゲイン増大を行うイコライズ回路A及び信号振幅が一定になるように制御するAGC(Auto Gain Control)回路A、3aは、イコライズ回路A及びAGC回路A2aから出力されるゲイン増大されたRF信号について2値化を行い、2値化信号Aを形成するデータスライス回路A、4は、データスライス回路A3aからの出力から再生クロックの同期分離を行うPLL回路、2bは、光ピックアップ1からの再生信号(RF信号)の高周波ノイズの除去と高域成分のブーストを行い、ゲイン増大は行わないイコライズ回路B及び信号振幅が一定になるように制御するAGC回路B、3bは、イコライズ回路B及びAGC回路B2bから出力されるゲイン増大されないRF信号について2値化を行い、2値化信号Bを形成するデータスライス回路B、5は、上記PLL回路4からの再生クロックと、上記データスライス回路Bからの2値化信号Bとに基づき、再生データを生成する信号処理回路、6は、上記イコライズ回路B及びAGC回路B2bから出力されるゲイン増大されないRF信号に基づき、オフトラック検出信号を生成するオフトラック検出信号生成回路である。
【0008】
図2は、光ピックアップ1がディスク内周側からディスク外周側へアクセスする場合の、図1の構成の信号再生回路における信号状態の説明図である。以下の説明中で、上記図1の回路の構成要素には、図1の場合と同じ符号を用いる。
図2において、(a)は光ピックアップ1のドライブ動作状態、(b)はイコライズ回路A及びAGC回路A2aの状態、(c)は光ピックアップ1側からのRF信号の状態、(d)はイコライズ回路B及びAGC回路B2bのAGC回路Bによってゲインコントロール(振幅一定化制御)され、ゲイン増大はされないRF信号の状態、(e)はPLL回路4内において出力されるPLL制御電圧の状態、(f)はイコライズ回路B及びAGC回路B2bの状態、(g)はオフトラック検出信号の状態、(h)は信号処理回路5から出力される信号のシンク状態をそれぞれ示す。上記において、光ピックアップ1側からのRF信号のうち、イコライズ回路A及びAGC回路A2aに入力されるものは、アクセス時のPLLの追随性を高めるべくAGC回路Aによってゲイン増大される。また、光ピックアップ1側からのRF信号のうち、イコライズ回路B及びAGC回路B2bに入力されるものは、ゲイン増大を行うことなく高周波ノイズの除去、高域成分のブースト、振幅一定化制御などが行われるため、(d)に示すように、出力されるRF信号も振幅が略一定のものとなる。このため、これに基づきオフトラック検出信号生成回路6で生成されるオフトラック検出信号も、(g)に示すように、誤差のない適正な状態にされる。また、RF信号も上記のように乱れのない状態となるため、アクセス後のシンクも短時間のうちにOK状態となり、アクセス動作に要する時間が短縮化される。
【0009】
図3は、上記図1の回路構成の比較図であって、再生信号の処理系統を分けずに、再生クロックの生成、再生データの形成及びオフトラック検出信号の生成とを1つの処理系統内で行うとした場合の構成例である。
図3において、1は光ピックアップ、2はイコライズ回路及びAGC回路、3はデータスライス回路、4はPLL回路、5は信号処理回路、6はオフトラック検出信号生成回路である。光ピックアップ1からの再生信号(RF信号)は、イコライズ回路及びAGC回路2により、高周波ノイズの除去、高域成分のブースト処理、ゲイン増大化処理などが行われる。ゲイン増大されたRF信号は、データスライス回路3とオフトラック検出信号生成回路6とに入力される。データスライス回路3に入力されたRF信号は該データスライス回路3により2値化され2値化信号を形成する。該形成された2値化信号はPLL回路4と信号処理回路5とに入力される。PLL回路4では該2値化信号に基づき再生クロックが生成される。該再生クロックは上記信号処理回路5に入力される。信号処理回路5では、上記入力される2値化信号と再生クロックとにより再生データが生成される。上記オフトラック検出信号生成回路6に入力されたRF信号からは、該オフトラック検出信号生成回路6においてオフトラック検出信号が生成される。すなわち、イコライズ回路及びAGC回路2でゲイン増大させたRF信号から、再生クロックの生成、再生データの形成及びオフトラック検出信号の生成を行う。
【0010】
図4は、図3の構成の信号状態の説明図である。
図4において、(a)は光ピックアップ1のドライブ動作状態、(b)はイコライズ回路及びAGC回路2の状態、(c)は光ピックアップ1側からのRF信号の状態、(d)は、イコライズ回路及びAGC回路2により、アクセス時のPLLの追随性を高めるべくゲイン増大されたRF信号の状態、(e)はPLL回路4内において出力されるPLL制御電圧の状態、(f)はオフトラック検出信号の状態、(g)は信号処理回路5から出力される信号のシンク状態をそれぞれ示す。上記において、(d)に示すように、RF信号は、イコライズ回路及びAGC回路2内においてゲイン増大するときに振幅が大きく増大し、イコライズを通常に戻すときには該振幅が大きく減少する。このため、オフトラック検出信号は、(f)に示すように、上記(d)のRF信号の変動の影響を受け、変動部分でもオフトラック検出を行った状態となる。この結果、トラック流れが発生したとする誤検出を起こすことになる場合があり、また、RF信号も上記のように乱れるため、アクセス後に、シンクがOK状態となるまでに時間がかかり、アクセス動作に要する時間が長くなる。
【0011】
上記図1及び図2に示す本発明の実施例によれば、再生信号に対しゲイン増大のイコライズ処理を行い、2値化及びPLL処理を経て再生クロックを生成する処理系統と、再生信号に対しゲイン増大をせずにイコライズ処理を行い、アクセス用のオフトラック検出信号を生成するとともに、2値化を経て再生データを生成する処理系統とを別個に設けるため、オフトラック検出信号が誤差のない適正な状態にされる。また、RF信号も上記のように乱れのない状態にできるため、アクセス後のシンクも短時間のうちにOK状態となり、アクセス動作に要する時間が短縮化される。
【0012】
【発明の効果】
本発明によれば、光ディスク装置において、アクセス時間の短縮化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としての光ディスク装置の信号再生回路の構成例図である。
【図2】図1の構成の信号状態の説明図である。
【図3】図1の構成の比較図である。
【図4】図3の構成の信号状態の説明図である。
【符号の説明】
1…光ピックアップ、 2a…イコライズ回路A及びAGC回路A、 2b…イコライズ回路B及びAGC回路B、 3a…データスライス回路A、 3b…データスライス回路B、 4…PLL回路、 5…信号処理回路、 6…オフトラック検出信号生成回路。

Claims (2)

  1. 光ピックアップによる再生信号に基づき光ディスク上のアクセスを行う光ディスク装置であって、
    上記再生信号に対しゲイン増大のイコライズ処理を行って第1の2値化信号を形成し、該第1の2値化信号に基づき再生クロックを生成する制御系と、
    上記光ピックアップによる再生信号に対しゲイン増大を行わないイコライズ処理を行ってアクセス用のオフトラック検出信号及び第2の2値化信号を形成し、該第2の2値化信号及び上記再生クロックに基づき再生データを生成するデータ生成系と、を備え、上記オフトラック検出信号に基づきアクセスを行う構成を特徴とする光ディスク装置。
  2. 光ピックアップによる再生信号に基づき光ディスク上のアクセスを行う光ディスク装置であって、
    アクセス時に上記再生信号をゲイン増大状態でイコライズ処理し第1のRF信号として出力する第1のイコライズ・AGC回路と、
    上記第1のRF信号をデータスライス処理して第1の2値化信号を形成し出力する第1のデータスライス回路と、
    上記第1の2値化信号から再生クロックを生成するPLL回路と、
    光ピックアップに対し上記第1のイコライズ・AGC回路と並列接続され、アクセス時に上記再生信号をゲイン増大させない状態でイコライズ処理し第2のRF信号として出力する第2のイコライズ・AGC回路と、
    上記第2のRF信号をデータスライス処理して第2の2値化信号を形成し出力する第2のデータスライス回路と、
    上記第2の2値化信号と上記再生クロックに基づき、再生データを生成する信号処理回路と、
    上記第2のイコライズ・AGC回路から出力される第2のRF信号に基づきアクセス用のオフトラック検出信号を形成するOFTR生成回路と、を備え、上記オフトラック検出信号に基づきアクセスを行い上記再生データによる再生を行う構成を特徴とする光ディスク装置。
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