JP2005063479A - ディスク装置 - Google Patents

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Kyuichiro Nagai
究一郎 長井
Masuo Oku
万寿男 奥
Hiroaki Ono
裕明 小野
Manabu Sasamoto
学 佐々本
Katsuyuki Watanabe
克行 渡辺
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Abstract

【課題】光ディスク記録再生部とHDD部が撮像装置の筐体に内包されている従来例では、各ディスクの回転中心軸が平行になるようにとの条件下で、直方体状の両記録再生部を積み重ねあるいは並べて配置していた。このため、両記録再生部の占める割合は大きくなり、これを組み込んだ撮像装置の小型化に限界を生じていた。
【解決手段】光ディスク記録再生部および磁気ディスク記録再生部を同一の筐体に収納し、前記光ディスク装置部の構成要素の内、光ディスクの一部のみが前記磁気ディスク装置部の少なくとも一部と前記筐体の厚さ方向の投影で重なるように配置する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスク記録再生部と磁気ディスク記録再生部を有したディスク装置に関するもので、特に、小型化に好適なディスク装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ディスクの高密度記録化が進んでいる。 赤色レーザ光源を用いるDVD(Digital Versatile Disc)では、書換型のDVD−RAM、DVD−RWおよびDVD+RW、追記型のDVD−RおよびDVD+Rの各種ディスクがある。いずれも12cm径ディスク片面単層の記録容量は4.7Gバイトであり、約2時間のTV画質の映像記録が可能となった。さらに、青紫色レーザ光源を用いるBlu−ray Discでは、12cm径ディスク片面単層の記録容量が25Gバイト前後に増加し、HDTV画質の映像を2時間以上記録できる。これにより、パソコン用途に加えて、TV映像録画用途に上記のディスクを使用する光ディスク装置が急速に普及している。
【0003】
一方、ハード・ディスク(Hard Disc)と呼ぶ磁気ディスクの高密度記録化も著しい。 これに伴い、磁気ディスクも小径化され、3.5インチ、2.5インチ更には1.8インチ、1インチも実用化されている。これらのディスクを用いる磁気ディスク装置(Hard Disc Drive、以下HDDと呼ぶ)も、パソコン以外にTV映像録画等に用途拡大が進んでいる。
【0004】
ここで、光ディスクは、リムーバブルメディアであり、装置外に取り出して記録情報を長期間保存しておくのに便利である。 これに対して、磁気ディスクは、例えば3.5インチ1枚当たり40Gバイト以上と大容量ではあるがリムーバブルメディアではないため、装置内で記録情報を一時保存するのに向いている。
この両者の特徴を活かしたディスク装置の第1の従来例として、HDDを搭載したDVDレコーダがある。この従来技術を、図5により説明する。
【0005】
図において、100はDVDレコーダであり、筐体101の中に、DVDレコーダ全体としてのシステム制御を行なうホスト200、光ディスク記録再生部300およびHDD部400を内包している。光ディスク記録再生部300において、301はDVD−RAM等の記録型の光ディスク、302は該ディスク301を所定の回転数で駆動するディスクモータ、303はレーザから出射された光を対物レンズを含む光学系から前記光ディスク301の記録面に集光してデータを書き込み、あるいは記録面からの反射光を検出器に戻して記録済みのデータを読み出しする光ピックアップ、304は該光ピックアップ303の突起部と契合して半径方向に移動させるためのリードスクリュー305を回転駆動するためのシークモータである。306は前記ディスクモータ302、シークモータ304及び前記対物レンズをフォーカス方向およびトラッキング方向に移動されるためのアクチュエータを夫々駆動するための第3の駆動手段、307は第3の信号処理手段である。
【0006】
該第3の信号処理手段307において、記録時には前記ホスト200から送られてくるTV映像等の情報信号を第3のホストインターフェイス308を介して受取り、エラー訂正コード付加後に光ディスクの記録に適した符号列に変換する変調を行なう。この符号列は、前記光ピックアップ303に配置された記録増幅器により方形波状の電気信号に変換されてレーザに加えられる。また、再生時には前記光ピックアップ303の検出器で光電変換後に増幅されて送り出されたアナログ信号を受取り、デジタル信号に変換後、検出した符号列にエラー訂正処理等を施して原信号に復調して前記第3のホストインターフェイスを経由してホスト200に転送する。
【0007】
これに加えて、該第3の信号処理手段307は、前記対物レンズを含めた光学系の前記光ディスク301に対する位置決めに使用する位置情報を前記光ピックアップ303の検出器を経由して取り出し、前記第3の駆動手段306に送る機能も有している。 309は光ディスク記録再生部300での記録再生動作を制御する第3のシステム制御手段である。
【0008】
一方、HDD部400において、401は磁気ディスク、402は該ディスク401を所定の回転数で駆動するディスクモータ、403はサスペンションの先端に取り付けられた磁気ヘッド、404は該磁気ヘッド403を半径方向に移動させるためにサスペンションを回転駆動するためのボイスコイルモータ、405はヘッドアンプである。406は前記ディスクモータ402およびボイスコイルモータを夫々駆動するための第4の駆動手段、407は第4の信号処理手段である。
【0009】
前記の光ディスク記録再生部300の場合と同様に、該第4の信号処理手段407において、記録時には、前記ホスト200から送られていくTV映像等の情報信号を第4のホストインターフェイス408を介して受取り、エラー訂正コード付加後に磁気ディスクの記録に適した符号列に変換する変調を行なう。その後、磁気ディク401上に形成される磁化反転点のずれを考慮して前記ヘッドアンプ405を経由して前記磁気ヘッドに記録電流を流すタイミングをシフトする記録補償を行なう。
【0010】
また、再生時には、前記磁気ヘッド403での読出し後に前記ヘッドアンプ405で増幅されたアナログ信号を受取り、デジタル信号に変換後、検出した符号列にエラー訂正処理を行い原信号に復調して、第4のホストインターフェイスを経由してホスト200に転送する。 これに加えて、該第4の信号処理手段407は、前記ヘッド403の前記磁気ディスク401に対する位置決めに使用する位置情報を前記ヘッドアンプ405を経由して取り出し、前記第4の駆動手段406に送る機能も有している。 409は磁気ディスク記録再生部400での記録再生動作を制御する第4のシステム制御手段である。410は前記ディスク401および磁気ヘッド403間の狭い隙間に塵等の異物が入り込まないようにするための密閉筐体である。なお、上記の磁気ディスク記録部の構成及び動作については、例えば参考文献として非特許文献1に開示されている。
【0011】
また、ディスク装置の第2の従来例として、特許文献1等がある。この文献1には、撮像装置の記録手段として、該撮像装置から夫々取り外して他の機器に装着して他の機器において撮像結果を処理することができる光ディスク記録再生部とHDD部を備えた構成が開示されている。この構成において、振動や衝撃等により光ディスク記録再生部での記録が困難な場合に、撮像装置のホストを経由してHDD部に記録された撮像結果を光ディスク記録再生部に送る補助の記録手段として働く。
【0012】
【非参考文献1】
岡村編著、“ハードディスク装置の構造と応用”、CQ出版社
【特許文献1】
特開平13−155474号公報(第1−4頁、第1図、第2図)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
前記のディスクの第2の従来例では、光ディスク記録再生部とHDD部が撮像装置の筐体に内包されているが、各ディスクの回転中心軸が平行になるようにとの条件下で、直方体状の両記録再生部を積み重ねあるいは並べて配置している。
このため、両記録再生部の占める割合は大きくなってしまい、これを組み込んだ撮像装置の小型化に限界を生じていた。
本発明の目的は、光ディスク記録再生部とHDD部を備えたディスク装置において、小型化を図ることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は以下の手段を用いることにより実現する。
光ディスク記録再生部および磁気ディスク記録再生部を同一の筐体に収納し、前記光ディスク装置部の構成要素の内、光ディスクの一部のみが前記磁気ディスク装置部の少なくとも一部と前記筐体の厚さ方向の投影で重なるように配置する。
また、前記光ディスク記録再生部では、光ディスクを挿入または排出するロ−ディング時に、光ディスクの挿入/排出方向に対して前記光ディスク装置部の少なくともディスクモータを含む部分が一時的に傾斜した状態で保持され、一方、前記磁気ディスク装置部では、磁気ディスクが前記光ディスクの挿入/排出方向に対して常に傾斜した状態で保持される構成とする。
【0015】
また、前記光ディスク記録再生部の信号処理手段、システム制御手段、駆動手段を形成する回路素子の少なくとも一部と、前記磁気ディスク記録再生部の信号処理手段、システム制御手段、駆動手段を形成する回路素子の少なくとも一部とが同一の基板上に搭載された構成とした。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施例を図1〜図4により説明する。
図1は第1の実施例のディスク装置のブロック構成図を示したものである。
図において、20はホストである。10は第1のディスク装置であり、筐体11の中に、第1の光ディスク記録再生部30および第1の磁気ディスク記録再生部(以後、HDD部)40を内包している。第1の光ディスク記録再生部30において、31はDVD−RAM、DVD−R、DVD−RW、DVD+R、DVD+RWあるいはBlu−ray Disc等の記録型の光ディスク、32は該ディスク31を所定の回転数で駆動するディスクモータ、33はレーザから出射された光を対物レンズを含む光学系から前記光ディスク31の記録面に集光してデータを書き込み、あるいは記録面からの反射光を検出器に戻して記録済みのデータを読み出しする光ピックアップ、34は該光ピックアップ33の突起部と契合して半径方向に移動させるためのリードスクリュー35を回転駆動するためのシークモータである。36は前記ディスクモータ32、シークモータ34及び前記対物レンズをフォーカス方向およびトラッキング方向に移動されるためのアクチュエータを夫々駆動するための第1の駆動手段、37は第1の信号処理手段である。
【0017】
該第1の信号処理手段37において、記録時には前記ホスト20から送られてくるTVあるいはHDTV映像等の情報信号を第1のホストインターフェイス38を介して受取り、あるいは後述の第1のHDD部40で再生された情報信号を第2の信号処理手段から第1のホストインターフェイス38を経由しない伝送路により直接的に受取り、エラー訂正コード付加後に光ディスクの記録に適した符号列に変換する変調を行なう。この符号列は、前記光ピックアップ33に配置された記録増幅器により方形波状の電気信号に変換されてレーザに加えられる。
【0018】
また、再生時には前記光ピックアップ33の検出器で光電変換後に増幅されて送り出されたアナログ信号を受取り、デジタル信号に変換後、検出した符号列にエラー訂正処理等を施して原信号に復調して前記第1のホストインターフェイスを経由してホスト20に転送、あるいは後述の第1のHDD部40の第2の信号処理手段に第1のホストインターフェイス38、ホスト20を経由しない伝送路により直接的に転送する。
【0019】
これに加えて、該第1の信号処理手段37は、前記対物レンズを含めた光学系の前記光ディスク31に対する位置決めに使用する位置情報を前記光ピックアップ33の検出器を経由して取り出し、前記第1の駆動手段36に送る機能も有している。 39は第1の光ディスク記録再生部30での記録再生動作を制御する第1のシステム制御手段である。
【0020】
一方、第1のHDD部40において、41は磁気ディスク、42は該ディスク41を所定の回転数で駆動するディスクモータ、43はサスペンションの先端に取り付けられた磁気ヘッド、44は該磁気ヘッド43を半径方向に移動させるためにサスペンションを回転駆動するためのボイスコイルモータ、45はヘッドアンプである。46は前記ディスクモータ42およびボイスコイルモータを夫々駆動するための第2の駆動手段、47は第2の信号処理手段である。
【0021】
該第2の信号処理手段47において、記録時には、前記の光ディスク記録再生部30の第1の信号処理手段37から第1のホストインターフェイス38、ホスト20を経由しない伝送路によりTVあるいはHDTV映像等の情報信号を直接的に受取り、エラー訂正コード付加後に磁気ディスクの記録に適した符号列に変換する変調を行なう。その後、磁気ディク41上に形成される磁化反転点のずれを考慮して前記ヘッドアンプ45を経由して前記磁気ヘッドに記録電流を流すタイミングをシフトする記録補償を行なう。
【0022】
また、再生時には、前記磁気ヘッド43での読出し後に前記ヘッドアンプ45で増幅されたアナログ信号を受取り、デジタル信号に変換後、検出した符号列にエラー訂正処理を行い原信号に復調して、第1のホストインターフェイス38、ホスト20を経由しない伝送路により前記の光ディスク記録再生部30の第1の信号処理手段37に転送する。この先、該情報は、前記光ディスク31に記録する場合には第1の信号処理手段37から前記光ピックアップ33に、また、ホスト20に送り出す場合には第1の信号処理手段37から第1のホストインターフェイスに送られる。
【0023】
また、該第2の信号処理手段47は、前記ヘッド43の前記磁気ディスク41に対する位置決めに使用する位置情報を前記ヘッドアンプ45を経由して取り出し、前記第2の駆動手段46に送る機能も有している。 49は磁気ディスク装置40での記録再生動作を制御する第2のシステム制御手段である。71は前記ディスク41および磁気ヘッド43間の狭い隙間に塵等の異物が入り込まないようにするための密閉筐体である。
【0024】
上記の実施例において、光ディスク記録再生部30の第1のシステム制御手段39とHDD部40の第2のシステム制御手段49とは伝送路で直接的に接続されており、連携して上記の記録再生動作を制御する。
【0025】
次に、図2を用いて第2の実施例について説明する。
50は第2のディスク装置であり、筐体51の中に、第2の光ディスク記録再生部60および第2のHDD部70を内包している。 第1の実施例との違いは、HDD部70に第2のホストインターフェイス48が備わっており、光ディスク記録再生部60はホストインターフェイスを有していない点である。その他の構成要素は同一であり、同じ番号を付してある。
【0026】
ここで、HDD部70の第2の信号処理手段47において、記録時にはホスト20から送られてくるTVあるいはHDTV映像等の情報信号を第2のホストインターフェイス48を介して受取り、あるいは第2の光ディスク記録装置部60で再生された情報信号を第1の信号処理手段37から第2のホストインターフェイス48を経由しない伝送路により直接的に受取り、エラー訂正コード付加後に磁気ディスクの記録に適した符号列に変換する変調を行なう。その後、磁気ディク41上に形成される磁化反転点のずれを考慮して前記ヘッドアンプ45を経由して前記磁気ヘッド43に記録電流を流すタイミングをシフトする記録補償を行なう。
【0027】
また、再生時には、前記磁気ヘッド43での読出し後に前記ヘッドアンプ45で増幅されたアナログ信号を受取り、デジタル信号に変換後、検出した符号列にエラー訂正処理を行い原信号に復調して、第2のホストインターフェイス48を経由してホスト20に転送、あるいは第2の光ディスク記録再生部60の第1の信号処理手段37に転送する。
【0028】
一方、第2の光ディスク記録再生部60の第1の信号処理手段部37において、記録時にはHDD部70の第2の信号処理手段48から送られてくるTVあるいはHDTV映像等の情報信号を第2のホストインターフェイス48、ホスト20を経由しない伝送路により直接的に受取り、エラー訂正コード付加後に光ディスクの記録に適した符号列に変換する変調を行なう。この符号列は、前記光ピックアップ33に配置された記録増幅器により方形波状の電気信号に変換されてレーザに加えられる。
【0029】
また、再生時には前記光ピックアップ33の検出器で光電変換後に増幅されて送り出されたアナログ信号を受取り、デジタル信号に変換後、検出した符号列にエラー訂正処理等を施して原信号に復調して第2のHDD部70の第2の信号処理手段47に第2のホストインターフェイス48、ホスト20を経由しない伝送路により直接的に転送する。
【0030】
上記の第1の実施例及び第2の実施例の構成とすることにより、HDD部と光ディスク記録再生部間で情報をやり取りする場合、ホスト及びホストインターフェイスを経由しないため、伝送路負荷を軽減できる。これにより、例えば、光ディスク記録再生部の光ディスクに記録した情報をHDD部の磁気ディスクに移す場合、移している最中でも別のTVあるいはHDTV映像等の情報をホストを介して記録したり、或いはHDD部の磁気ディスクで再生した別の情報をホストを介して外部へ送り出すことが可能となる。
【0031】
上記の実施例におけるホスト20の例として、例えば、デジタル・ビデオ・レコーダでは、マイコン等を備えたシステム制御手段、ライン入出力手段、TVあるいはHDTVチューナー手段、AD変換手段、フレームTBCやDNR(Digital Noise Reduction)処理等を行なうグラフィック手段、映像音声符号化/復号化手段、ストリームバッファー手段、DA変換手段等から構成される。
【0032】
次に本発明のディスク装置の第3の実施例について、図3を用いて説明する。
図において、図1および図2で示したのと同じ構成要素には同一の番号を付している。 図3(a)は、光ディスク31がディスクモータ32に装着されて記録再生が可能な状態を示す。図3(b)は、光ディスク31をディスク装置80に対して矢印C方向に排出するあるいは挿入するローディング動作中の状態を示す。このローディング動作中では、光ディスク31をディスクモータ32から離間させるため、図示しないシャシに搭載されたディスクモータ32、リードスクリュー35付きシークモータ34および光ピックアップ33を一体的に支点88を中心に角度Bだけ反時計周り方向に回動させる。
【0033】
ここで、71はHDD部の磁気ディスク41、ディスクモータ42、磁気ヘッド43、ボイスコイルモータ44およびヘッドアンプ45を内包した密閉筐体であり、ディスク装置80の筐体81の底面部に対して角度Dだけ常時傾斜して保持されている。82は回路基板であり、この基板上に、前記の第1の駆動手段36、第1の信号処理手段37、第1のホストインターフェイス38あるいは第2のホストインターフェイス39、第2の駆動手段47、第2の信号処理手段47を形成する各回路素子84、85、86、87およびホスト20と接続されるコネクタ83等が搭載されている。89は上記のローディング動作での回動を行なうための昇降駆動部である。
【0034】
上記の構成により、回路基板上への回路素子の配置を例えば、厚さ寸法の大きいコネクタ83や回路素子84(コンデンサ等)を支点88に近い側へ、薄い回路素子85(LSIやチップ抵抗等)を支点88から遠い側へ設定することにより、高密度な実装が出来、この結果、ディスク装置の小型化が図れる。なお、上記の実施例では、回路基板を1枚で構成しているが、これに限らず回路基板を2枚以上に分割しても同等の高密度実装効果が得られる。
【0035】
次に本発明のディスク装置の第4の実施例について、図4を用いて説明する。
図において、図1および図2で示したのと同じ構成要素には同一の番号を付している。 図4(a)は、光ディスク31がディスクモータ32に装着されて記録再生が可能な状態を示すディスク装置90の平面図である。図4(b)は、平面図(a)において矢印X方向位置から見た側面図である。
【0036】
ここで、ディスクモータ32に装着された光ディスク31に対して、光ピックアップ33が矢印E方向に移動可能なようにリードスクリュー35およびシークモータ34が配置されている。 一方、磁気ディスク41、ディスクモータ42、磁気ヘッド43、ボイスコイルモータ44、ヘッドアンプ45を内包した密閉筐体71は、前記光ディスク31の下方スペースに配置されている。すなわち、上記光ディスク記録再生部の構成要素の内、光ディスク31の一部のみがHDD部の密閉筐体71の少なくとも一部とディスク装置90の筐体91の厚さ方向の投影で重なるように配置されている。
【0037】
また、92は回路基板であり、この基板上に、前記の第1の駆動手段36、第1の信号処理手段37、第1のホストインターフェイス38あるいは第2のホストインターフェイス39、第2の駆動手段47、第2の信号処理手段47を形成する各回路素子94、95、96、97およびホスト20と接続されるコネクタ93等が搭載されている。これにより、光ディスク装置90の各構成要素を高密度に配置することができ、その結果、光ディスク装置90の小型薄型化が図れる。なお、上記の実施例では、回路基板を1枚で構成しているが、これに限らず回路基板を2枚以上に分割しても同等の高密度実装効果が得られる。
【0038】
以上では、前記光ディスク記録再生部の信号処理手段、システム制御手段、駆動手段を形成する回路素子の少なくとも一部と、前記磁気ディスク記録再生部の信号処理手段、システム制御手段、駆動手段を形成する回路素子の少なくとも一部とが同一の基板上に搭載された構成となっている。
【0039】
また、図4において、501は光ディスク記録再生部を筐体91に懸架する第1の弾性部材(バネ)あるいは粘弾性部材(ゴム)であり、502はHDD部の密閉筐体71を筐体91に懸架する第2の弾性部材(バネ)あるいは粘弾性部材(ゴム)である。ここで、第2の弾性部材あるいは粘弾性部材と密閉筐体71で形成される振動系の共振周波数F1が光ディスク31の回転周波数F2に一致した設定とする。これにより、偏心質量を有した光ディスク31を使用して記録再生を行なう場合に発生する振動を粘弾性部材と密閉筐体71で形成される振動系でキャンセルすることができ、余分な部材を付加することなしにディスク装置90の制振が図れる。
【0040】
なお、上記の実施例において、光ディスク記録再生部およびHDD部の夫々の信号処理手段、システム制御手段、駆動手段及びホストインターフェイスを混在させて、1つあるいは複数のLSIに集積化することによりディスク装置の小型化および低コスト化が図れる。
【0041】
【発明の効果】
本発明により、光ディスク記録再生部とHDD部を備えたディスク装置の小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示した図で、ディスク装置のブロック構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示した図で、ディスク装置のブロック構成図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示した図で、ディスク装置の配置構成図である。
【図4】本発明の第4の実施例を示した図で、ディスク装置の配置構成図である。
【図5】従来例を示した図で、従来のディスク装置のブロック構成図である。
【符号の説明】
10…第1のディスク装置、
11…筐体、
20…ホスト、
30…第1の光ディスク記録再生部、
31…光ディスク、
32…ディスクモータ、
33…光ピックアップ、
34…リードスクリュー、
35…シークモータ、
36…第1の駆動手段、
37…第1の信号処理手段、
38…第1のホストインターフェイス、
39…第1のシステム制御手段、
40…第1のHDD、
41…磁気ディスク、
42…ディスクモータ、
43…磁気ヘッド、
44…ボイスコイルモータ、
45…ヘッドアンプ、
46…第2の駆動手段、
47…第2の信号処理手段、
48…第2のホストインターフェイス、
49…第2のシステム制御手段、
50…第2のディスク装置、
51…筐体、
60…第2の光ディスク記録再生部、
70…第2のHDD部、
71…密閉筐体、
80…ディスク装置、
81…筐体、
82…回路基板、
83…コネクタ、
84、85、86、87…回路素子、
88…支点、
89…昇降駆動部、
90…光ディスク装置、
91…筐体、
92…回路基板、
93…コネクタ、
94、95、96、97…回路素子、
501、502…弾性部材(粘弾性部材)
100…DVDレコーダ、
101…筐体、
200…ホスト、
300…光ディスク記録再生部、
301…光ディスク、
302…ディスクモータ、
303…光ピックアップ、
304…シークモータ、
305…リードスクリュー、
306…第3の駆動手段、
307…第3の信号処理手段、
308…第3のホストインターフェイス、
309…第3のシステム制御手段、
400…HDD部、
401…磁気ディスク、
402…ディスクモータ、
403…磁気ヘッド、
404…ボイスコイルモータ、
405…ヘッドアンプ、
406…第4の駆動手段、
407…第4の信号処理手段、
408…第4のホストインターフェイス、
409…第4のシステム制御手段、
410…密閉筐体。

Claims (3)

  1. 光ディスクに情報の記録及び/または光ディスクから再生する光ディスク記録再生部と、磁気ディスクに情報の記録及び/または磁気ディスクから再生する磁気ディスク記録再生部とを備えたディスク装置であって、
    前記光ディスク記録再生部および磁気ディスク記録再生部を同一の筐体に収納し、
    前記光ディスク装置部の構成要素の内、光ディスクの一部のみが前記磁気ディスク装置部の少なくとも一部と前記筐体の厚さ方向の投影で重なるように配置したことを特徴とするディスク装置。
  2. 光ディスクに情報の記録及び/または光ディスクから再生する光ディスク記録再生部と、磁気ディスクに情報の記録及び/または磁気ディスクから再生する磁気ディスク記録再生部とを備えたディスク装置であって、
    前記光ディスク記録再生部では、光ディスクを挿入または排出するロ−ディング時に、光ディスクの挿入/排出方向に対して前記光ディスク装置部の少なくともディスクモータを含む部分が一時的に傾斜した状態で保持され、
    一方、前記磁気ディスク装置部では、磁気ディスクが前記光ディスクの挿入/排出方向に対して常に傾斜した状態で保持される構成とすることを特徴とするディスク装置。
  3. 光ディスクに情報の記録及び/または光ディスクから再生する光ディスク記録再生部と、磁気ディスクに情報の記録及び/または磁気ディスクから再生する磁気ディスク記録再生部とを備えたディスク装置であって、
    前記光ディスク記録再生部の信号処理手段、システム制御手段、駆動手段を形成する回路素子の少なくとも一部と、前記磁気ディスク記録再生部の信号処理手段、システム制御手段、駆動手段を形成する回路素子の少なくとも一部とが同一の基板上に搭載された構成としたことを特徴とするディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008141445A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Hitachi Ltd 情報記録再生装置

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