JP2005061571A - ヒンジ装置 - Google Patents

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Yasuaki Nakayama
康明 中山
Minoru Hayashi
稔 林
Kazuhide Kinoshita
一英 木下
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Abstract

【課題】
機器本体とフタを回転開閉自在に連結し、回転作動に対してトルクを発生させるヒンジ装置に関して、十分に高い回転トルクを発生させ、さらにそのトルクが安定しているヒンジ構造を提供する。
【解決手段】
(イ)機器本体もしくはフタの一方に対して直接或いは間接的に回転が規制される回転係止手段を有し、内周部が略円形状をなし、一部に凹部を形成したケースと、(ロ)先端部にはケースの内周部を押圧、且つ摺動し、さらに前記凹部に係合する凸部を形成し、軸線がケースの軸心方向に一致してケースの外部へ伸びた他端には機器本体もしくはフタの他方に対して直接或いは間接的に回転が規制される回転係止手段を有し、弾性体材質で作られた板ばね、とから構成されている。フタの回転作動に伴って回動する板ばねの凸部が、ケースの内周部を押圧、滑動して、フタの開閉に適切なトルクを付与させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、機器本体とフタを回転開閉自在に連結し、回転作動に対してトルクが発生するヒンジ装置に関するものである。
従来のヒンジ構造を図12、図13に示した。図12の例では、機器本体の一方に固定される軸部142を有し、スプリング160の平行部161を支える係合溝143を有するホルダ140と、スプリング160の膨出部163が内周面を摺動し特定の回転角度では嵌入する係止溝116が形成され、機器本体の他方に固定されるケーシング110から構成され、ホルダ140とケーシング110との相対回転時に適当なトルク、節度感を出すようにしている。図13の例では、機器本体の一方に固定される固定端部211を有し、バネ213に弾性的に把持されるカム部212を有するカムシャフト210と、バネ213を固定した支持体214を固定し、機器本体の他方に固定されるケース209から構成され、機器本体の開いた位置、閉じた位置の状態を保持するようにしている。
特開2002−81435号公報(図5) 特開平10−153214号公報(図1)
これらの構造のヒンジ装置は、バネ全体をヒンジのケース(ケーシング110及びケース209)内に収納するようにしているので、バネのサイズが小さい。従って、保有できる弾性ヒズミエネルギーが小さいために、バネ力が弱く、高い回転トルクを発生させるヒンジを提供することが出来ない。
さらに、図12の例のものでは、バネ(スプリング160)が線バネであり、バネに蓄えられる弾性ヒズミエネルギーは極めて小さく、また、膨出部163部分の弾性有効長が短いために、それが係止溝116に出入りする際に発生するたわみ変化に対しての弾性が十分でなく、バネがへたり(永久変形)易い。
また、図13の例のものでは、バネ213をケース214サイドに固定し、バネ213がカムシャフト210のカム部212を押圧してトルクを発生させるようにしている。しかしながら、トルクは押圧部、即ちカム部の半径に比例するが、この構造ではその半径の大きさに限度があり、発生トルクを大きく設計することが出来ないという構造上の問題がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、十分に高い回転トルクを発生させ、さらにそのトルクが安定しているヒンジ構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載のヒンジ装置は、機器本体とフタを回転開閉自在に連結するヒンジ装置であって、(イ)機器本体もしくはフタの一方に対して直接或いは間接的に回転が規制される回転係止手段を有し、内周部が略円形状をなし、一部に凹部を形成したケースと、(ロ)先端部にはケースの内周部を押圧、且つ摺動し、さらに前記凹部に係合する凸部を形成し、軸線がケースの軸心方向に一致してケースの外部へ伸びた他端には機器本体もしくはフタの他方に対して直接或いは間接的に回転が規制される回転係止手段を有し、弾性体材質で作られた板ばね、とから構成され、フタの回転作動に伴って回動する板ばねの凸部が、ケースの内周円形部に摺動する際に発生する摩擦力によってフタ開閉時の自由回動を制動し、ケースの凹部に係合していて脱出する際に発生する乗り上げ抵抗力でフタを所定位置にきつく保持するよう、フタの開閉角度に関連して適切なトルクを付与させることを特徴としている。
ケースに於ける機器本体もしくはフタの一方に対する回転係止手段は、ケースの径方向の凹凸を利用して、直接的に機器本体もしくはフタの一方に設けられた異形断面形状の穴と係合させて回転結合させるようにする、或いは、ケースの外周にブッシュ、キャップなどの付加部品を取り付け、これを機器本体もしくはフタの一方に設けられた異形断面形状の穴と係合させて、回転係止するものである。
板ばねに於ける機器本体もしくはフタの他方に対する回転係止手段は、設計構造上で自然に生ずる板ばねの径方向の凹凸を利用して、直接的に機器本体もしくはフタの他方に設けられた異形断面形状の穴と係合させて回転結合させるようにする、或いは、板ばねにブッシュ、キャップなどの付加部品を取り付け、これを機器本体もしくはフタの他方に設けられた異形断面形状の穴と係合させて、回転係止するものである。
さらに、本発明の請求項2記載のヒンジ装置に於いては、機器本体とフタを回転開閉自在に連結するヒンジ装置であって、(イ)機器本体もしくはフタの一方に対して直接或いは間接的に回転が規制される回転係止手段を有し、大径部と小径部の二段の円筒形状部を形成し、該小径部の一部には凹部を形成したケースと、(ロ)先端部にはケースの内周部を押圧、且つ摺動し、さらに前記凹部に係合する凸部を形成し、軸線がケースの軸心方向に一致してケースの外部へ伸びた他端には機器本体もしくはフタの他方に対して直接或いは間接的に回転が規制される回転係止手段を有し、軸線方向にケースの小径部に位置する部分は狭く、大径部に位置する部分は広く、ケースの外部に位置する部分はさらに広い板幅とし、弾性体材質で作られた板ばね、とから構成され、フタの回転作動に伴って回動する板ばねの凸部が、ケースの内周円形部に摺動する際に発生する摩擦力によってフタ開閉時の自由回動を制動し、ケースの凹部に係合していて脱出する際に発生する乗り上げ抵抗力でフタを所定位置にきつく保持するよう、フタの開閉角度に関連して適切なトルクを付与させることを特徴としている。
板ばねは、ケースの内部に位置する部分に対して、ケースの外部に位置する部分の方の板幅を広くしてバネ力を高める。板ばねの基部に於いては、最外周に位置する端部の(回転軸に対する)半径を、ケースの半径と略同一にまで拡大すれば、同一ヒンジサイズで最大のバネ力が得られる。
本発明によれば、ヒンジ装置のトルクを発生させる板ばねに関して、板幅を最大に設計することが出来、設定されたヒンジ装置のサイズの中で、最大のバネ力を得ることが出来る。また、次第に板幅が広がる形状であり、よくしなうので、初期たわみ量を大きくすることが出来、折り曲げ工程に於けるバラツキ許容量が増やせ、作動中では、板ばねの最大、最小たわみ(凹部2cにある時と乗り上げた時)に対してのバネ力変動が小さくなり、トルク値を安定させることが出来る。さらに、摩擦や乗り上げ作用力の基点がケースの内壁であるので、ヒンジの回転中心との距離(半径)が大きく、トルク値を高くすることが出来る。また、板ばねそのものの先端部に摩擦や乗り上げ作用力の基点にするものを形成したので、部品点数を低減することも出来る。以上の如く、高トルク出力でトルク値バラツキが少なく安定したトルク値が得られる品質の良い、且つ廉価なヒンジ装置を提供出来る。
図面に基づいて、本発明の実施形態を説明する。
図1乃至図4は、本発明の第一実施形態にかかる折畳み携帯電話機用のヒンジ装置のそれぞれ組立て断面図、A-A断面図、板ばね斜視図、ケース斜視図である。コの字状に折り曲げられた板ばね1は、中央の基部1aに対して、上下対称形をなし、それぞれの先端部に凸部1bが設けられている。円筒状のケース2には、大径部2a、2ヶ所の凹部2cを有する小径部2bが設けられている。凹部2cは外径方向に押し出されていて(2e部)、外側は丁度大径部2aの外径と一致している。板ばねの凸部1bは、軸方向でケースの小径部2b、或いは凹部2cに位置する。ガイド板3は、コの字状に折り曲げられ、曲げ部3aは、板ばねの案内部1cを緩く挟んでいて、2つの凸部1bが対称的に回転するように支持する。4はプラスチック製のカバーで、内部には板ばね1が貫通する略四角形の穴があり、外側はケース2とほぼ同一外径の円形をしていて、長手方向にケース2の開口部の縁とバネの基部1aとで挟まれていて、内部の油の流出や外部からのごみ、ほこりの介入を防止する。5は軸で、板ばねの基部1aの穴、及びガイド板3の穴を緩く貫通して、これらの回転案内としている。端部では、ケースの底部2dにカシメ工程により固定され、また、フック6をカシメ工程により固定している。5b、5cはそれぞれのカシメ工程によるヒサシ形状の部分である。フック6は、携帯電話機本体8の段部8bにカギ状の部分6aを掛けて、ヒンジ装置を固定する。軸5の他端には、2段のツバ部5aが形成され、板ばね1の軸方向規制と、フック形状部分を有するプラグ7が押込み固定出来るようにしている。携帯電話機本体のヒンジ装置挿入穴8aは、ケースの大径部2a、小径部2bに合わせるように2段になっているが、さらに2ヶ所の凹部2cによって外周部に突出したキー形状部2eに合うようにキー溝形状部分が形成されていて、ケース2を回転止めして保持している。携帯電話機のフタ9にはケースの大径部2aに合う円形挿入穴9aが設けられており、さらに板ばねの肩部1dに合うように切り溝が形成されている。フタ9の回転に連動して、板ばねの肩部1dが押圧されて板ばね1が回動する。板ばねの平坦部1eは、図3にあるように、先端部(凸部1b)から基部1aに向かって次第に幅が広くなるよう略台形形状にしてある。先端部ではケースの小径部2bに位置することから幅は最小となり、ケースの大径部2aに位置するところは幅をやや広げることが可能となる。さらにケース2から出た部分では、その制約がないので最大の板幅に設計することが出来る。このことにより、板ばね1は設定されたヒンジ装置のサイズの中では、最大の体積を有することが可能であり、従って、保有できる弾性ヒズミエネルギーが大きく、バネ力を十分高くすることが出来る。また、次第に幅が広がる形状であるために、バネ常数(バネ力/たわみ量)が低くなり、板ばね1の初期たわみ量を大きくすることが出来るので、折り曲げ工程に於けるバラツキ許容量が増やせる。また、次に述べるヒンジ作動に於ける板ばね1の繰り返しの最大、最小たわみに対しても両者のバネ力の変化が小さいので、回転トルク値が安定する。フタ9が開閉安定位置にあるときは、板ばねの凸部1bがケースの凹部2cに落ち込んでいて、フタ9を開閉動作させると連動して板ばね1が回転し、凸部1bが凹部2cを乗り上げていく。この力は、フタ9を開閉安定位置に保持する力でもある。凸部1bがケースの小径部2bに位置すると、その摩擦力により板ばね1、フタ9の回動が制動されるようになり、フタ9が開閉操作中に自由に回転したり、がたついたりしない。
図5乃至図7は、本発明の第二実施形態にかかる折畳み携帯電話機用のヒンジ装置のそれぞれ組立て断面図、B-B矢視図、板ばね斜視図である。略コの字状に折り曲げられた板ばね11は、中央の基部11a対して、ほぼ上下対称形をなし、それぞれの先端部に凸部11bが設けられている。円筒状のケース12には、大径部12a、2ヶ所の凹部12cを有する小径部12bが設けられている。凹部12cは外径方向に押し出されていて、外側は丁度大径部12aの外径と一致している。板ばねの凸部11bは、軸方向でケースの小径部12b、或いは凹部12cに位置する。ケース底部12dの中心部に突起12eが形成されており、板ばね11の一方の先端部に形成されたU字状のガイド溝11fに緩く係合していて、板ばね11が回動する時に、先端部の回動中心を安定化させる。携帯電話機本体18のヒンジ装置挿入穴18aは、ケースの大径部12a、小径部12bに合わせるように2段になっているが、さらに2ヶ所の凹部12cによって外周部に突出したキー形状部に合うようにキー溝形状部分18cが形成されていて、ケース12を回転止めして保持している。携帯電話機のフタ19にはケースの大径部12aに合う円形挿入穴19aが設けられており、さらに板ばねの張出し部11dに合うように切り溝19bが形成されている。フタ19の回転に連動して、板ばねの張出し部11dが押圧されて板ばね11が回動する。板ばねの平坦部11eは、図7にあるように、先端部(凸部11b)から基部11aに向かって次第に幅が広くなるよう略台形形状にしてある。先端部ではケースの小径部12bに位置することから幅は最小となり、ケースの大径部12aに位置するところは幅をやや広げることが可能となる。さらにケース2から出た部分では、その制約がないので最大の板幅に出来る。板ばねの切欠き11gはケースの開口外周部にある絞り部12fに合うようにしてある。ケース12に板ばね11を挿入した後に、ケース12の開口縁部を絞り込み、板ばね11が抜けないようにする。ねじ17は、携帯電話機のフタ19にねじ込み固定され、ヒンジ装置を封止する。フタ19を開閉動作させると、板ばねの張出し部11dが押圧されて板ばね11が回動する。フタ19の開閉操作につれて、板ばねの凸部11bがケース凹部12cを乗り上げたり、小径部12bを摺動したりすることにより、適切なトルクが発生する状況は、第一実施例のそれと同一である。
図8乃至図11は、本発明の第三実施形態にかかる折畳み携帯電話機用のヒンジ装置のそれぞれ組立て断面図、C-C断面図、D-D断面図、板ばね斜視図である。ヘアーピン状に折り曲げられた板ばね21は、図8にあるように上下対称に2個使用され、それぞれ板ばねの折り曲げ中央の基部21a対して、外周方向には台形平面部21fと先端に曲げ凸部21bが、内側にはほぼ同形状の台形平坦部21hが設けられている。円筒状のケース22には、大径部22a、2ヶ所の凹部22cを有する小径部22bが設けられている。凹部22cは外径方向に押し出されていて、外側は丁度大径部22aの外径と一致している。板ばねの曲げ凸部21bは、軸方向でケースの小径部22b、或いは凹部22cに位置する。25はプラスチック製の軸で、板ばね21の平面形状にほぼ同一の掘り込み部25cが形成され、緩く板ばね21を収納している。ケース22方向の底部22d付近では、2ヶ所の凹部22cによって外周部に突出したキー形状部22eに合うようにキー溝形状部分が形成されたカバー24が、軸のフック部25bでケース22に固定されている。さらに、カバー24の外周には2個のキー状突起24aがあり、携帯電話機本体28のヒンジ装置取り付け穴28aの2ヶ所のキー溝形状部28aに係合して、カバー24を介してケース22が回転しないように保持されている。軸25の他端には、携帯電話機のフタ29のヒンジ取り付け穴29aにある段部29bにカギ状の部分25aを掛けて、ヒンジ装置を固定する。板ばねの基部21a辺りの軸25中央部には、2つのキー溝状の凹部25dが形成されていて、携帯電話機のフタ29のヒンジ取り付け穴29aにあるキー状突起部と係合している。フタ29の開閉動作に連動して軸25が回転し、掘り込み部25cでガイドされながら、板ばね21が回動する。板ばねの平坦部21eは、図11にあるように、先端部(凸部21b)から基部21aに向かって次第に幅が広くなるよう略台形形状にしてある。先端部ではケースの小径部22bに位置することから幅は最小となり、ケースの大径部22aに位置するところは幅をやや広げることが可能となる。さらにケース22から出た部分では、その制約がないので最大の板幅に出来る。フタ29の開閉操作につれて、板ばねの曲げ凸部21bがケース凹部22cを乗り上げたり、小径部22bを摺動したりすることにより、適切なトルクが発生する状況は、第一実施例、第二実施例のそれと同一である。
本発明の第一実施形態にかかる折畳み携帯電話機用のヒンジ装置のそれぞれ組立て断面図である。 図1のA-A断面図である。 図1における板ばねの斜視図である。 図1におけるケースの斜視図である。 本発明の第二実施形態にかかる折畳み携帯電話機用のヒンジ装置のそれぞれ組立て断面図である。 図5におけるB-B矢視図である。 図5における板ばねの斜視図である。 本発明の第三実施形態にかかる折畳み携帯電話機用のヒンジ装置のそれぞれ組立て断面図である。 図8におけるC-C断面図である。 図8におけるD-D断面図である。 図8における板ばねの斜視図である。 従来のヒンジ構造である。 従来のヒンジ構造である。
符号の説明
1、11、21 板ばね
1b、11b、21b 凸部
2、12、22 ケース
2a、12a、22a 大径部
2b、12b、22b 小径部
2c、12c、22c 凹部

Claims (2)

  1. 機器本体とフタを回転開閉自在に連結するヒンジ装置に於いて、機器本体もしくはフタの一方に対して直接或いは間接的に回転が規制される回転係止手段を有し、内周部が略円形状をなし、一部に凹部を形成したケースと、先端部には前記ケースの内周部を押圧、且つ摺動し、さらに前記凹部に係合する凸部を形成し、軸線が前記ケースの軸心方向に一致して前記ケースの外部へ伸びた他端には前記機器本体もしくはフタの他方に対して直接或いは間接的に回転が規制される回転係止手段を有し、弾性体材質で作られた板ばね、とから構成され、前記フタの回転作動に伴って回動する前記板ばねの凸部が、前記ケースの内周円形部を摺動する際に生ずる摩擦力や、前記ケースの凹部に係合している状態で発生する乗り上げ作用力等によって、前記フタの開閉操作に対して適当なトルクが付与されるようにしたことを特徴とするヒンジ装置。
  2. 機器本体とフタを回転開閉自在に連結するヒンジ装置に於いて、機器本体もしくはフタの一方に対して直接或いは間接的に回転が規制される回転係止手段を有し、大径部と小径部の二段の円筒形状部を形成し、該小径部の一部には凹部を形成したケースと、先端部には前記ケースの内周部を押圧、且つ摺動し、さらに前記凹部に係合する凸部を形成し、軸線が前記ケースの軸心方向に一致して前記ケースの外部へ伸びた他端には前記機器本体もしくはフタの他方に対して直接或いは間接的に回転が規制される回転係止手段を有し、軸線方向に前記ケースの小径部に位置する部分は狭く、前記大径部に位置する部分は広く、ケースの外部に位置する部分はさらに広い板幅とし、弾性体材質で作られた板ばね、とから構成され、前記フタの回転作動に伴って回動する前記板ばねの凸部が、前記ケースの内周円形部を摺動する際に生ずる摩擦力や、前記ケースの凹部に係合している状態で発生する乗り上げ作用力等によって、前記フタの開閉操作に対して適当なトルクが付与されるようにしたことを特徴とするヒンジ装置。
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