JP7244459B2 - 炊飯器 - Google Patents

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本発明は、炊飯器に関する。
炊飯器などの蓋はバネ力により蓋を開くのが一般的である。蓋を開く勢いで炊飯器本体が持ち上がったり、反動で蓋が振れたりしないよう、蓋が開ききる角度の手前から制動を加えるブレーキ構造の発明がある。
特許文献1には、固定摺接部を炊飯器本体においてブレーキ部の回転半径上に設け、蓋の最大開放角到達前にブレーキ力を上昇させる炊飯器が記載されている。特許文献2には、蓋体を開くヒンジばねをヒンジ部に設けて、蓋体に蓋体の回転動作と同期して回転するヒンジブレーキを配設し、ヒンジブレーキを挟み込む部分にブレーキ板を配設した炊飯器が記載されている。
特開2009-213703号公報 特開2003-038342号公報
特許文献1は、本体の幅、本体に嵌め合う蓋の幅、ブレーキの保持状態などの影響する寸法が多数存在してブレーキの潰れ寸法が変化するため、ブレーキの制動力が不安定になる問題があった。
特許文献2は、蓋の回転軸は蓋と一体に回転し、ヒンジブレーキも回転軸と一体に回転する必要があるため、回転軸とヒンジブレーキは突起や溝など円形以外の形状で勘合させる必要がある。ヒンジブレーキに制動が加わると、回転軸とヒンジブレーキの嵌合部分に多大なねじれ力が加わるため、使用とともに突起や溝が破損に至る恐れがあった。さらに回転軸が蓋の開閉と一体に回転するよう、蓋側の軸穴と回転軸も勘合が必要であり、この形状加工にコストアップを要す問題があった。加えて、ヒンジブレーキと一体になった回転軸は本体側の軸穴や、蓋を開くねじりコイルバネにも通す必要があり、組立性にも問題があった。
本発明の一様態によれば、炊飯器は、本体と、前記本体の上面開口部を覆う蓋体と、前記蓋体を前記本体の一方で開閉自在に軸支するヒンジ軸と、前記ヒンジ軸が貫通したブレーキユニットを備え、前記ブレーキユニットは、略コ字形状の挟持部と、少なくとも前記挟持部で挟まれた回転体と、を備え、前記挟持部は、前記回転体を挟持するために前記回転体に当接する第1当接面と第2当接面と、前記第1当接面と前記第2当接面とを接続する根本部と、を備え、前記挟持部は、前記根本部よりも幅の狭い幅狭部を備え、前記回転体は、前記蓋体の開く角度に応じて、前記幅狭部を押し広げる肉厚部を備えた。
本発明によれば、ブレーキの制動力を安定にしつつ、組立ての容易性と低コストと高い信頼性を実現するブレーキユニットを有する炊飯器を提供できる。
本発明の器具の蓋開きブレーキ構造を実施した炊飯器の断面図である。 同炊飯器のヒンジ部の構造斜視要図である。 同炊飯器のブレーキユニットの一部透視図である。 同炊飯器のブレーキユニット詳細図である。 同炊飯器のブレーキユニットの部品展開図である。
以下本発明の炊飯器の蓋体装置の一実施の形態を、図を用いて説明する。以下の説明は、本発明の内容の具体例を示すものであり、本発明がこれらの説明に限定されるのものではない。本明細書に開示される技術思想の範囲内において、当業者による様々な変更および修正が可能であり、下記の実施例の構成を適宜組み合わせることも当初から予定している。また、本発明を説明するための全図において、同一の機能を有するものは、同一の符号をつけ、その繰り返しの説明は省略する場合がある。なお、本発明の各実施例では、炊飯器に相対した使用者の視線を基準として、図1等に示すように前後・上下・左右を定義する。
図1は本発明の炊飯器の断面図である。図1に示す通り、炊飯器の本体1には蓋4が取り付けられている。本体1の後方には、ヒンジ部2があり、本体1の前方にはフック部7と蓋嵌合部8が設けられている。フック部7と蓋嵌合部8を嵌合することによって、蓋4の前方を係止している。
図2は蓋を外した炊飯器の構成斜視図である。図2を用いて、ヒンジ部2の構成を説明する。ヒンジ部2の左右に本体ヒンジ穴3が設けられている。また、ヒンジ部2の左右には蓋ヒンジ穴5が設けられている。蓋4は、ヒンジ軸6が本体ヒンジ穴3と蓋ヒンジ穴5を貫通して、回転開閉自在に支持されている。ヒンジ部2には、ねじりコイルバネ9がヒンジ軸6と略同軸に設けられている。ねじりコイルバネ9の一端は本体側アーム9aで本体1に保持され、他端は蓋側アーム9bで、蓋側に保持されている。ヒンジ軸6には、蓋側アーム9bの動作を制動するブレーキユニット10が設けられている。
図3は同炊飯器のブレーキユニットの構造説明のための一部透視図である。ブレーキユニット10は、ねじりコイルばね9が蓋側アームで蓋を支持する他端側に配置される。ヒンジ軸6は、ねじりコイルばね9に貫通するとともに、そのブレーキユニット10に貫通している。
図4は、炊飯器のブレーキユニット10の詳細図である。ブレーキユニット10は、板バネをU字断面形状に曲げた挟持部11を有し、根本部11aより幅を狭くした幅狭部11bを有している。挟持部11には回転軸穴11cが2箇所設けられている。挟持部11のU字の間には回転体12が挟み込まれており、回転体12の両面に設けられたボス部12aが回転軸穴11cに嵌合して固定され、回転軸穴11c内をボス部12aが回転する。回転体12には肉厚部12eが設けられており、回転角度によって、挟持部11の幅狭部11bを幅広に押し広げるように構成されている。
回転体12の肉厚部12eは、蓋4を開けるときに回転体12がある一定の角度まで回転すると、挟持部11の幅狭部11bを押し広げ始めるため、幅狭部11bとの間に摩擦を発生させる。この摩擦より、回転体12の凹溝部12dに挟まれた蓋側アーム9bの開き動作に制動力がかかる。また、この肉厚部12eは、回転体12の回転角度が90度に近づくにつれ(蓋4がより大きく開いていくにつれ)、挟持部11の幅狭部11bとの間に大きな摩擦を発生させ、蓋側アーム9bの開き動作に急激に制動力をかける。そのため、勢いよく蓋4が開くことがない。このように、挟持部11の幅狭部11bを押し広げる肉厚部12eで制動力が定まり、関係部品が少なく制動力が安定する。また蓋の開き早期から制動力を働かせることが出来る。
図5は、炊飯器のブレーキユニット10の部品展開図である。図5に示す通り、ボス部12aには貫通穴12bが設けられている。回転体12には嵌合アーム12cが設けられ、嵌合アーム12c先端には凹溝部12dが設けられている。回転体12には肉厚部12eが設けられており、回転角度によって、挟持部11の幅狭部11bを幅広に押し広げるように構成されている。ブレーキユニット10は、本体ヒンジ穴3と蓋ヒンジ穴5、ねじりコイルバネ9をヒンジ軸6で貫通すると同時に、貫通穴12bも通せば取り付けることができ、貫通穴12bはヒンジ軸6に通すだけなので、角度位置の規制なく容易に組立できる。また、このような構造にすると、蓋を開けるときの制動力を受けるのは蓋4ではなく蓋側アーム9bとなり、蓋側アーム9bもバネ材で衝撃を吸収するため、嵌合アーム12cに大きな衝撃力が加わることない。そのため、信頼性の高いブレーキ構造が実現できる。また、回転体12は嵌合アーム12cにより、ねじりコイルバネ9の蓋側アーム9bの回転と連動して回転し、制動時は嵌合アーム12c全体で力を受け、軸部に多大なねじれ力が加わることがない。そのため、回転体12は樹脂で構成することも容易になり、加工が容易で安価なコストで実現できる。
以上の構成のブレーキユニット10は、本体1に蓋4を取り付けるためにヒンジ軸6を本体ヒンジ穴3、蓋ヒンジ穴5に貫通させ回転軸として組み込む際に、ねじりコイルバネ9とともに、貫通穴12bにもヒンジ軸6を通すことでブレーキユニット10が組み込まれて固定される。貫通穴12bはヒンジ軸6に対して回転角度の位置決めはなく、丸穴と丸棒で自由に回転できる。ブレーキユニット10をヒンジ軸6でヒンジ部2に固定する際、挟持部11の根本部11aは、本体1の保持部13に当接し、回転が規制された状態で固定されている。また嵌合アーム12cの凹溝部12dの凹溝に、ねじりコイルバネ9の蓋側アーム9bを挟み込むように組みつけられている。
以上の組み込み状態で、使用者がフック部7を操作すると、蓋嵌合部8との嵌合が解除され、ねじりコイルバネ9によって蓋側アーム9bが蓋4を開く動作が開始する。蓋側アーム9bは嵌合アーム12cの凹溝部12dで一体化しているので、回転体12も一体に回転する。蓋4が一定の角度、例えば40度開いた角度になると、回転体12の肉厚部12eが挟持部11の幅狭部11bを押し広げはじめ、摩擦力によって蓋側アーム9bの開き動作に制動力を加える。開く角度が90度に近づくに伴い、挟持部11を押し広げて、制動力が急激に増加するよう、肉厚部12eが設定されているので、勢い良く蓋4が開くことがない。使用者が蓋4を閉める際は、前記と逆の動きとなり、説明初期の状態に戻ることは言うまでもない。
1 本体
2 ヒンジ部
3 本体ヒンジ穴
4 蓋
5 蓋ヒンジ穴
6 ヒンジ軸
7 フック部
8 蓋勘合部
9 ねじりコイルバネ
9a 本体側アーム
9b 蓋側アーム
10 ブレーキユニット
11 挟持部
11a 根本部
11b 幅狭部
11c 回転軸穴
12 回転体
12a ボス部
12b 貫通穴
12c 勘合アーム
12d 凹溝部
12e 肉厚部
13 保持部

Claims (2)

  1. 本体と、
    前記本体の上面開口部を覆う蓋体と、
    前記蓋体を前記本体の一方で開閉自在に軸支するヒンジ軸と、
    前記ヒンジ軸が貫通したブレーキユニットを備え、
    前記ブレーキユニットは、略コ字形状の挟持部と、少なくとも前記挟持部で挟まれた回転体と、を備え、
    前記挟持部は、前記回転体を挟持するために前記回転体に当接する第1当接面と第2当接面と、前記第1当接面と前記第2当接面とを接続する根本部と、を備え、
    前記挟持部は、前記根本部よりも幅の狭い幅狭部を備え、
    前記回転体は、前記蓋体の開く角度に応じて、前記幅狭部を押し広げる肉厚部を備えた、
    炊飯器。
  2. 請求項1に記載の炊飯器において、
    前記回転体は、前記蓋体を開閉させる蓋側アームと連動して回転する、
    炊飯器。
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