JP2005061177A - ドアロック装置 - Google Patents

ドアロック装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005061177A
JP2005061177A JP2003296467A JP2003296467A JP2005061177A JP 2005061177 A JP2005061177 A JP 2005061177A JP 2003296467 A JP2003296467 A JP 2003296467A JP 2003296467 A JP2003296467 A JP 2003296467A JP 2005061177 A JP2005061177 A JP 2005061177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knob
lock device
door
door lock
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003296467A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehiro Ito
秀洋 伊東
Hidetoshi Ijuin
英俊 伊集院
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2003296467A priority Critical patent/JP2005061177A/ja
Publication of JP2005061177A publication Critical patent/JP2005061177A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

【課題】 車外からの不正な操作によってドアが解錠されることを防止できるドアロック装置を提供すること。
【解決手段】 車両用のドアロック装置1のノブ2が、軟弾性材料で形成される構成とした。また該ノブ2が中空である構成とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両のドアに取り付けられていて、ノブを上下に操作することにより施錠および解錠されるドアロック装置に関する。
車両のドアに取り付けられていて、ノブを下方へ押し下げることによりドアが施錠され、ノブを上方へ引き上げることにより解錠されるドアロック装置によると、容易にかつ迅速に施錠あるいは解錠を行うことができるので、広く普及している。
また、このノブを使ったドアロック装置は、一般的には、車両が備える全てのドアに取り付けられ、個々のドア毎に操作できるようになっており、運転者席側ドアのノブの操作に対しては、他のドアのドアロック装置が連動して作動するようにもなっている。
ここで、従来のドアロック装置の例を、図4および図5を参照しながら詳細に説明する。
なお、本明細書では、車両の「前」は車両の進行方向側、「後」は車両の後退方向側、「上」は鉛直方向上側、「下」は鉛直方向下側、「左右」は車幅方向側とする。
図4は、従来のドアロック装置のノブの取り付け位置を示す斜視図である。また、図5も、従来のドアロック装置を示し、図4に示すA−A線の縦断面図である。
例えば、図4に示すように、ドアロック装置50(図5参照)の施錠および解錠の操作部であるノブ51は、操作性等の観点から、ドア60の窓ガラス63の下部後方に取り付けられている。
また、図5に示すように、ノブ51とロッド52とはネジにより螺合され、連結されている。次に、ロッド52は、ノブ51が上下に操作されることにより回動するヒンジ53を介してロック機構54に連結されている。ロック機構54はノブ51が下方へ押し下げられるか、あるいは上方へ引き上げられることにより、ロッド52およびヒンジ53を介して作動され、ドア60が施錠または解錠されるようになっている。そして、ノブ51の上の部分を除いてドア60のアウタパネル61とインナパネル62との間に取り付けられている。
なお、ノブ51は、ドアロック装置50が施錠されている状態では、長さL1の部分がドア面より突出しており、また、上方へ引き上げられて解錠されている状態では、長さL2の部分がドア面より突出している。ノブ51が、押し込まれて施錠されている状態であっても、所定長さL1の突出が確保されているのは、ノブ51を上方へ引き上げて解錠をする際に、操作者の手指でノブ51を掴んで引き上げることができるようにしてあるためである。
このような、車両のドア60に備えられたドアロック装置50であっても、車外からの不正な行為によってこのドアロック装置50が解錠され、車室内へ侵入されて被害を被ることがあり、この不正な行為による解錠を防止することを目的として、種々の方法が開示されている。
例えば、図5に示すように、車外からドア60のアウタパネル61を破るなどして、ロッド52を掴んで上方へ動かし、ロック機構54を作動させて解錠しようとしても、ロッド52の周囲を囲み、強固に取り付けられたカバー管55とカバー管56とにより、ロッド52を掴むことを阻止して、解錠を防止する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、窓ガラス63(図4参照)に隙間程度の僅かな締め忘れがあった場合に、あるいは工具などでこじられるなどして窓ガラス63に隙間がつくられ、その隙間へ針金等が差し込まれてノブ51がその針金等に引っ掛けられて上方へ引き上げられ、解錠されて、車室内を荒らされるといったことも発生している。
前記した隙間から解錠する方法は、ドア60のアウタパネル61を破ることよりも容易に行える場合が多く、不正にドアロック装置50を解錠する手段として大きな割合で発生しているが、このような場合は、ロッド52の周囲をカバー管55やカバー管56で囲むといった従来の方法では、解錠を防ぐことができなかった。
また、ノブ51は、施錠あるいは解錠する際に操作者である乗員の手指によって上下に操作されるもので、座席に座った乗員の比較的近くに取り付けられている(図4参照)。
特開平11−107601号公報(段落0036〜0039、図1)
そこで、本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、車両のドアに備えられたドアロック装置のノブが、車外からの不正な操作によって上方へ引き上げられて解錠されることを防止し、また、何らかの弾みで乗員の体の一部がノブにぶつかった場合にも、負傷する等の問題が起きる可能性を小さくすることのできるドアロック装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため請求項1に記載の発明は、車両のドアの窓ガラスの下に備えられていて、ノブを押し下げることにより施錠し、該ノブを引き上げることにより解錠する車両のドアロック装置において、前記ノブが軟弾性材料で形成されていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、ドアと窓ガラスとの隙間等から針金等の先を輪状にするなどして車外から車室内に差し込まれ、ノブに引っ掛けて斜め上方から引っ張られ、上方へ引き上げられて解錠されるようになっても、ノブが軟弾性材料で形成されており、柔軟性があるため、ノブの軸方向が引っ張り方向に向くように変形することによって、前記針金の先の輪がノブから容易に滑り抜けてしまうことにより、解錠されてしまうことを防止する、防盗性の高いドアロック装置を提供する。
また、本発明によるとノブが軟弾性材料で形成されているため、車両の荒地走行時や他車との衝突時等の場合に、乗員の体の一部がノブにぶつかった場合であっても、ノブが容易に変形して衝撃力を吸収するドアロック装置を提供する。
さらに、金属や硬質樹脂により形成された従来のノブに対し、手指で掴んだときの触感が向上するといった効果をも奏することができる。
また、この軟質樹脂で形成されるノブは、加わる力の大きさに応じて変形し、加わる力を取り除くことにより容易に元の形状に復元するので、取り扱いが容易で破損しにくいドアロック装置を提供することができる。
請求項2に記載の発明は請求項1に記載のドアロック装置であって、前記ノブが中空であることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、ノブの軟弾性材料の中空部を構成する部分の肉厚を薄くすることができるので、ノブに加わる力に対してノブの柔軟度をさらに増すことができる。また、中空の範囲を変えるか、あるいは中空部の空気の圧力を変えることにより、ノブの柔軟度を適度に設定することも可能となるドアロック装置を提供する。
また、ノブの中空になっている部分を手指で掴むと、中空でないノブの頂部よりも凹むことになるので、掴み易く操作性の高いドアロック装置を提供するものである。
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
ノブが軟弾性材料で形成されて外力に対して容易に変形するため、ドア窓枠と窓ガラスとの隙間等から針金等の先を輪状にするなどして車外から車室内に差し込み、ノブに引っ掛けて引っ張り、上方へ引き上げて解錠しようとしても、ノブの軸方向が引っ張り方向に向くように変形することになって、前記針金の先がノブより容易に滑り抜けてしまうので解錠を防止できる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る実施の形態を示すもので、ドアに取り付けられたドアロック装置の縦断面図である。図2は、ドアロック装置のノブと、該ノブと連結されるロッドの一部を示す図1の部分拡大図である。
図1に示すように、ドアロック装置1はドア60の窓ガラス63の下に取り付けられている。窓ガラスの下の脇に突出しているノブ2はロッド4に連結されており、ロッド4はノブ2が上下に操作されることにより回動するヒンジ6を介してロック機構7に連結されている。そして、ノブ2のドア60より突出している部分を手指で掴み上方へ引き上げることにより、ロッド4とヒンジ6とを介してロック機構7が作動し、ドア60は解錠され、ノブ2を下方へ押し下げることにより、ドア60は施錠されるようになっている。そして、このドアロック装置1はノブ2の上の部分を除き、ドア60のアウタパネル61とインナパネル62との間に取り付けられている。ロッド4は、カバー管55とカバー管56とにより周囲を囲まれている。
次に、ノブ2、およびノブ2とロッド4との連結部について詳細に説明する。
図2に示すように、軟弾性材料で形成され、中空部3を有するノブ2はロッド4にネジにより連結されている。なお、このノブ2とロッド4とは強力接着剤等により接着されてもよい。
なお、軟弾性材料としては、軟質性樹脂、ゴム等を例示することができる。また、軟質性樹脂としては、軟質塩化ビニール、ポリウレタン等を例示することができる。
ストッパ5は、ノブ2にロッド4が所定の長さ以上にねじ込まれたり、差し込まれたりしないようにするために所定の位置に取り付けられている。なお、ノブ2の中空部3の径D1がロッド4の径D2よりも小さい場合は、形成される段差を利用して、ストッパ5の役割をも持たせることができるので、この場合は、ストッパ5を取り付けなくてもよい。
本発明は、例えば、隙間程度の僅かな窓ガラス63(図4参照)の締め忘れがあった場合などに、針金の先を輪状にしてその窓ガラス63の隙間から差し込んでノブ2に引っ掛け、斜め上方から引っ張り、不正に解錠して車室内に侵入しようとする場合について説明する。
まず比較のため、ノブ2が、従来のように金属や硬質樹脂で形成されている場合について説明する。ノブ2の軸方向に対して斜め上方から針金により引っ張る力は、ノブ2の軸方向に対して直角方向に働く力と軸方向に働く力とに分力されるが、このノブ2の軸に直角方向に働く力によりノブ2と針金との間に摩擦力が生じ、上方向に働く力によって上方へ引き上げられ、解錠されることになる。
つまり、このノブ2と針金との間に発生する摩擦力によって、乗員が手指でノブ2を掴むことと同じようなことになり、この摩擦力と軸方向に働く力によってノブ2は上方へ引き上げられ、ドア60は解錠されることになる。
なお、ノブ2をノブ2の略軸方向に針金で引っ張った場合には、ノブ2の軸方向に対して直角方向に働く力は小さく摩擦力も小さいので、ノブ2は上方へ引き上げられることはなく、解錠されない。しかし、例えば、図4に示すように、ドア60と窓ガラス63およびノブ51の外形形状やそれぞれの位置関係から、殆どの場合は斜め上方から引っ張られることになり、解錠されてしまうことになる。
次に、図3を参照しながら本発明のノブ2が軟弾性材料で形成されている場合について説明する。
図3に示すように、ノブ2に斜め上方からの引っ張り力が働くと、ノブ2はノブ2の軸方向に対して直角方向に働く力の大きさに応じて、ノブ2の軸方向が引っ張り方向へ向くように略湾曲形状に変形、あるいは屈折することになる。そこで、ノブ2の軸方向に働く力に対し直角方向に働く力による摩擦力は大きくならず、針金を引っ張り続けることによって、針金はノブ2より滑り抜けてしまうことになり、ノブ2は上方へ引き上げられることはない。その結果、ドア60の解錠を防止することができる。
また、この軟弾性材料で形成されるノブ2は、加わる力の大きさに応じて変形し、加わる力を取り除くことにより容易に元の形状に復元するので、取り扱いが容易で破損しにくい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定にされることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で広く変形実施することができる。
例えば、ノブ2の形状は円柱状に限られることなく角柱状等であっても構わない。また、ドアのヒンジ側の近くに取り付けても構わない。
本発明の実施の形態に係るドアロック装置を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態に係るドアロック装置を示す部分断面図である。 本発明の実施の形態に係るドアロック装置の作用を説明する部分断面図である。 従来の、ドアロック装置のノブの取り付け位置を示す斜視図である。 従来のドアロック装置を示し、図4に示すA−A線の縦断面図である。
符号の説明
1 ドアロック装置
2 ノブ
3 中空部
4 ロッド
5 ストッパ

Claims (2)

  1. 車両のドアの窓ガラスの下に備えられ、ノブを押し下げることにより施錠し、該ノブを引き上げることにより解錠するドアロック装置において、
    前記ノブが軟弾性材料で形成されていることを特徴とするドアロック装置。
  2. 前記ノブが中空であることを特徴とする請求項1に記載のドアロック装置。
JP2003296467A 2003-08-20 2003-08-20 ドアロック装置 Pending JP2005061177A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003296467A JP2005061177A (ja) 2003-08-20 2003-08-20 ドアロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003296467A JP2005061177A (ja) 2003-08-20 2003-08-20 ドアロック装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005061177A true JP2005061177A (ja) 2005-03-10

Family

ID=34372376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003296467A Pending JP2005061177A (ja) 2003-08-20 2003-08-20 ドアロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005061177A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013139109A1 (zh) * 2012-03-19 2013-09-26 江苏惠民汽车配件制造有限公司 一种电动锁式外摆门

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013139109A1 (zh) * 2012-03-19 2013-09-26 江苏惠民汽车配件制造有限公司 一种电动锁式外摆门

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101462508B (zh) 用于车辆的折叠头枕的锁定装置
JP2008143498A (ja) アクティブヘッドレストの高さ保持装置
EP3234284A1 (en) Door handle assembly and process for extending and/or retracting of door handle assembly
JP2006009560A (ja) フードラッチアセンブリのセーフティレバー作動構造
KR20160054990A (ko) 차량용 아웃사이드 핸들 장치
KR101439006B1 (ko) 차량용 도어트림과 풀핸들의 연결장치
JP2005061177A (ja) ドアロック装置
US4183569A (en) Anti-theft door lock
US7614267B2 (en) Control pedal disabling device
JPH11188660A (ja) 窓ガラス破壊装置
KR102187598B1 (ko) 자동차용 도어 래치 장치
TWI310746B (ja)
KR20160062399A (ko) 문콕방지를 위한 센서 및 잠금장치
US10954692B1 (en) Car door closing apparatus and method
JP2005112274A (ja) 車両用ドアのアームレスト構造
JP4834860B2 (ja) 自動車用ロックノブ装置
JP6296345B2 (ja) フロントリッド及びフロントリッドを備える車両の前部構造
JP2002070372A (ja) ドアロック装置
KR20100023349A (ko) 차량용 멀티미디어 시스템의 노브유닛
JP4922219B2 (ja) 自動車用ドアハンドル装置
JP2005112277A (ja) 車両用ドアのプルハンドル構造
US4793642A (en) Vehicle door lock handle for detering theft of a vehicle
JP2001003619A (ja) ドアロック装置
JP6441623B2 (ja) 錠前カバー
JP2009084913A (ja) 車両用ドアトリム構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090116

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090331