JP2005060380A - フラーレン可溶化組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 化粧品配合成分としての水可溶性のフラーレン組成物を提供し、この組成物によって、化粧品においてフラーレンの活性酸素消去能力等を発現させる。
【解決手段】 化粧品配合用のフラーレン組成物であって、フラーレンとともに、フラーレンの水可溶化剤を含有しているフラーレン可溶化組成物とする。
【選択図】 なし

Description

この出願の発明は、フラーレン可溶化組成物に関するものであり、さらに詳しくは、活性酸素消去能力を有し、抗がん作用、抗ウイルス作用、抗菌作用、アトピー性皮膚炎、皮膚老化、動脈硬化等の各種疾患等に対しての活性作用を有することが注目されているフラーレンを可溶化して化粧品配合成分とすることのできる、フラーレン可溶化組成物に関するものである。
従来より、一重項酸素やヒドロキシラジカルなどの活性酸素は、反応性に富み、細胞のDNAを切断し、細胞増殖を抑制し、タンパク質分解酵素の活性を阻害するなどの細胞毒性を示すことから、がん、ウイルス感染症、細胞内寄生感染症、肺線維症、肝硬変、慢性腎炎、動脈硬化、及び血管狭窄病変などの各種疾患における効果が期待されている。このような活性酸素は、各種フラーレンに光を照射することにより発生することが知られている。これらのメカニズムを利用したフラーレンの光化学療法の例も報告されている(特許文献1)。
一方、外的、内的な要因で生体内に発生する過剰な活性酸素は、がん、動脈硬化、心筋梗塞、糖尿病、アルツハイマー病、パーキンソン病、その他各種の炎症や、アトピー性皮膚炎、皮膚老化等人体において様々な問題を引き起こす有害因子と考えられている。このため、この過剰な活性酸素を消去, 適正化することのできる物質の開発と応用はライフサイエンス分野における重要な課題になっている。このような状況において、フラーレンは、その誘導体も含めて、活性酸素の消去能力を有するものとして注目されており、医薬品への応用とともに、外用塗布への安全性も期待できることから、新しい美肌効果を有する化粧品への応用が期待されている(たとえば非特許文献1等を参照)。
ここで、フラーレンとは、Cn(炭素)クラスターの総称であり、炭素数:nの数に応じてC60、C70などの純炭素物質、又は金属(もしくは金属酸化物)を内包した炭素クラスターなどの化合物があることが知られている(非特許文献1等を参照)。
特開2002−241307号公報 BIO INDUSYRY, Vol.20,No.5, p.5-8
しかしながら、フラーレンの有する特異な性質としての活性酸素の消去能力を外用適用として実現することはいまだ可能とされていない。その大きな問題はフラーレンを水溶性のものに可溶化することが大変に難しいことにある。実際、C60フラーレンにおいては、その溶解度が高いことが知られている1−クロロナフタレンの場合には51mg/mlであって、およそ5.1%濃度の溶液として調製可能であるものの、水に対しての溶解度は極めて小さい。このことを有機溶媒への溶解度とともに示したものが表1である。
Figure 2005060380
化粧品として皮膚に外用適用する場合には、均一な水性基材への可溶性とその安定性、劣化の防止、さらには他の化粧料成分との調和が極めて重要となるが、フラーレンを化粧品の配合成分として水性基材に可溶化することは、これまでのところ容易に実現されていないのが実情である。
この出願は、上記の課題を解決するものとして、以下のとおりの発明を提供する。
<1>化粧品配合用のフラーレン組成物であって、フラーレンとともに、フラーレン水可溶化剤を含有していることを特徴とするフラーレン可溶化組成物。
<2>フラーレンの水溶解度が水可溶化剤5%水溶液において0.001mg/ml以上であることを特徴とするフラーレン可溶化組成物。
<3>フラーレンの水溶解度が水可溶化剤5%水溶液において0.005mg/ml以上であることを特徴とするフラーレン可溶化組成物。
<4>フラーレンの水溶解度が水可溶化剤5%水溶液において0.050mg/ml以上であることを特徴とするフラーレン可溶化組成物。
<5>フラーレン水可溶化剤は、ノニオン性高分子およびアニオン性高分子のうち1種以上であることを特徴とするフラーレン可溶化組成物。
<6>フラーレン水可溶化剤は、ビニルピロリドン、ビニルカプロラクタム、並びに酢酸ビニルのホモ重合体もしくはビニルモノマーとの共重合体のうちの1種以上であることを特徴とするフラーレン可溶化組成物。
<7>フラーレン水可溶化剤は、アクリル酸、アクリル酸エステル、並びにアクリル酸アミドのホモ重合体もしくはこれらの共重合体のうちの1種以上であることを特徴とするフラーレン可溶化組成物。
<8>フラーレン水可溶化剤は、油剤のうちの少くとも1種であることを特徴とするフラ ーレン可溶化組成物。
<9>フラーレン水可溶化剤は、ビタミン類のうちの1種以上であることを特徴とするフラーレン可溶化組成物。
<10>フラーレン水可溶化剤は、水溶性高分子のうちの1種以上であることを特徴とする請求項1のフラーレン可溶化組成物。
<11>フラーレン水可溶化剤は、界面活性剤および乳化剤のうちの1種以上であることを特徴とする請求項1のフラーレン可溶化組成物。
<12>フラーレン水可溶化剤は、アルコール類およびポリアルキレングリコール類のうちの1種以上であることを特徴とする請求項1のフラーレン可溶化組成物。
<13>フラーレンは、60以上の炭素数により構成されているフラーレンまたはナノチューブフラーレンであることを特徴とする前記のいずれかのフラーレン可溶化組成物。
<14>粉末状、バルク状、ペースト状、溶液状、分散液状、膜状、あるいはゲル状であることを特徴とする前記いずれかのフラーレン可溶化組成物。
以上のとおりのこの出願の発明によって、化粧品の配合成分としてのフラーレンの実用化がはじめて可能とされる。水もしくは水性媒体にフラーレンが可溶化されて、しかも安定してその状態が維持され、化粧品の他の配合成分との調和も良好となる。
フラーレンの活性酸素消去能力等の機能が化粧品において発現されることになる。
この出願の発明は上記のとおりの特徴をもつものであるが、以下にその実施の形態について説明する。
この出願の発明におけるフラーレン可溶化組成物は、水もしくは水性溶媒との混合によって水溶化が実現されるフラーレン組成物である。この水溶化に際して、この出願の発明では、フラーレンとともに、水可溶化剤を用いることを必須の要件としている。より詳しくは、この出願の発明では、フラーレンの水への溶解度が、水可溶化剤5%(重量)水溶液において0.001mg/ml以上、さらには、0.005mg/ml以上、そして、より好適には0.050mg/ml以上であることを特徴としている。
このための水可溶化剤については、この出願の発明においては前記のとおりの各種のものが提示される。
いくつかの代表的なものについて説明すると、まず、高分子物質としてはノニオン性樹脂がある。たとえば、好適なものとしては、化粧品原料としても使用されているポリビニルピロリドン、酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体、ポリビニルカプロラクタム等が例示される。アニオン性樹脂としては、アクリル酸アルキル共重合体、アクリル酸・アクリル酸アミド・アクリル酸エステル共重合体、アクリル酸アルキル・メタクリル酸・シリコン共重合体等がある。
これらの高分子は、粉末として、水溶液や、エタノール、イソプロパノール等の有機溶媒溶液として用いられてよく、フラーレンとともに水に対して投入されてよい。もちろんフラーレンとあらかじめ混合されてもよい。
以下の水可溶化剤についても同様であって、粉末等へ固体として、あるいは油状物や溶液として用いられてよい。
油剤としては、通常の化粧料に使用されるものであれば、天然系油であるか、合成油であるか、或いは、固体、半固体、液体であるか等の性状は問わず、炭化水素類、ロウ類、脂肪酸類、高級アルコール類、エステル油、シリコーン油類、フッ素系油類等、いずれの油剤も使用することができる。例えば、スクワラン、スクワレン、セレシン、パラフィン、パラフィンワックス、流動パラフィン、プリスタン、ポリイソブチレン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等の炭化水素類、ミツロウ、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、鯨ロウ等のロウ類;牛脂、牛脚脂、牛骨脂、硬化牛脂、硬化油、タートル油、豚脂、馬脂、ミンク油、肝油、卵黄油等の動物油;ラノリン、液状ラノリン、還元ラノリン、ラノリンアルコール、硬質ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等のラノリン誘導体、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸、アラキドン酸、ドコサヘキサエン酸(DHA)、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等の脂肪酸類が挙げられる。
油剤としては、また、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、パルミチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ヘキサデシルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ヘキシルドデカノール、オクチルドデカノール、セトステアリルアルコール−2−デシルテトラデシノール、コレステロール、フィトステロール、シトステロール、ラノステロール、POEコレステロールエーテル、モノステアリルギリセリンエーテル(バチルアルコール)等の高級アルコール;アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、イソステアリン酸イソセチル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール−2−エチルヘキサン酸セチル、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、オクタン酸セチル、オクチルドデシルガムエステル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸デシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、クエン酸トリエチル、コハク酸2−エチルヘキシル、酢酸アミル、酢酸エチル、酢酸ブチル、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジ2−エチルヘキシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、12−ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチドデシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、ミリスチン酸ミリスチル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ラウリン酸エチル、ラウリン酸ヘキシル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸2−オクチルドデシルエステル、リンゴ酸ジイソステアリル等のエステル油が挙げられる。
更に、油剤として、アセトグリセライド、トリイソオクタン酸グリセライド、トリイソステアリン酸グリセライド、トリイソパルミチン酸グリセライド、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセライド、モノステアリン酸グリセライド、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、トリミリスチン酸グリセライド等のグリセライド油、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、テトラメチルテトラハイドロジェンシクロテトラシロキサン、ステアロキシシリコーン等の高級アルコキシ変性シリコーン、高級脂肪酸変性シリコーン、シリコーン樹脂、シリコンゴム、シリコーン油等のシリコーン系油剤;パーフルオロポリエーテル、パーフルオロデカリン、パーフルオロオクタン等のフッ素系油剤が挙げられる。
さらにまた、この出願の発明の水可溶化剤としてはビタミン類も有用である。たとえば、酢酸レチノール(ビタミンAアセテート)、パルミチン酸レチノール((ビタミンAパルミテート)、レチノール、大豆油混合物、レチノール・モノラウリル酸、ソルビタン混合物、ビタミンB5、アスコルビン酸、アスコロビン酸ナトリウム、リン酸L−アスコロビルナトリウム、dl−α−トコフェロール(ビタミンE)、酢酸トコフェロール(ビタミンEアセテート)、リン酸L−アスコロビルマグネシウム等が具体例として示される。
界面活性剤としては、アニオン性、カチオン性、非イオン性及び両性の活性剤が用いられる。アニオン性界面活性剤としては、ステアリン酸ナトリウム、パルミチン酸トリエタノールアミン等の脂肪酸セッケン、アルキルエーテルカルボン酸及びその塩、アミノ酸と脂肪酸の縮合等のカルボン酸塩、アルキルスルホン酸、アルケンスルホン酸塩、脂肪酸エステルのスルホン酸塩、脂肪酸アミドのスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩とそのホルマリン縮合物のスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、第二級高級アルコール硫酸エステル塩、アルキル及びアリルエーテル硫酸エステル塩、脂肪酸エステルの硫酸エステル塩、脂肪酸アルキロールアミドの硫酸エステル塩、ロート油等の硫酸エステル塩類、アルキルリン酸塩、エーテルリン酸塩、アルキルアリルエーテルリン酸塩、アミドリン酸塩、N−アシルアミノ酸系活性剤等が挙げられる。
たとえば、より具体的には、化粧品用界面活性剤として知られているヤシ油脂肪酸エチルエステル・スルホン酸ナトリウム、もしくはこれとステアリン酸との混合物は有用なものの一つである。
カチオン性界面活性剤としては、アルキルアミン塩、ポリアミン及びアミノアルコール脂肪酸誘導体等のアミン塩、アルキル四級アンモニウム塩、芳香族四級アンモニウム塩、ピリジウム塩、イミダゾリウム塩等が挙げられる。非イオン性界面活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンフィトスタノールエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロールエーテル、ポリオキシエチレンコレスタノールエーテル、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・アルキル共変性オルガノポリシロキサン、アルカノールアミド、糖エーテル、糖アミド等が挙げられる。両性界面活性剤としては、ベタイン、アミノカルボン酸塩、イミダゾリン誘導体等が挙げられる。
金属セッケンとしては、12−ヒドロキシステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、セチルリン酸亜鉛、セチルリン酸カルシウム、セチルリン酸亜鉛ナトリウム、ラウリン酸亜鉛、ウンデシレン酸亜鉛等が挙げられる。
水溶性高分子としては、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムチン、デルマタン硫酸、ヘパリン及びケラタン硫酸から選ばれるムコ多糖類及びその塩、アラビアゴム、トラガカント、ガラクタン、キャロブガム、グアーガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、寒天、クインスシード、アルゲコロイド、トラントガム、ローカストビーンガム、ガラクトマンナン等の植物系高分子、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、プルラン等の微生物系高分子、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等の動物系高分子、デンプン、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子、メチルセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトロセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末のセルロース系高分子、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子、ポリビニルメチルエーテル、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー等のビニル系高分子、ポリオキシエチレン系高分子、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等のアクリル系高分子、ポリエチレンイミン、カチオンポリマー、ベントナイト、ラポナイト、ヘクトライト等の無機系水溶性高分子等がある。また、この中には、ポリビニルアルコールやポリビニルピロリドン等の皮膜形成剤も含まれる。
アルコール類としては、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール、グリセリン、ジグリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ソルビトール、エリスリトール、マルチトール、マルトース、キシリトール、キシロース、トレハロース、イノシトール、グリコース、マンニトール、ポリエチレングリコール等の多価アルコール等がある。
また、この出願の発明の可溶化剤は、フラーレンとともに、化粧品の配合成分として、他の配合成分との調和も良好である。
たとえば、ゲル化剤としては、N−ラウロイル−L−グルタミン酸、α,γ−ジ−n−ブチルアミン等のアミノ酸誘導体、デキストリンパルミチン酸エステル、デキストリンステアリン酸エステル、デキストリン2−エチルヘキ酸パルミチン酸エステル等のデキストリン脂肪酸エステル、ショ糖パルミチン酸エステル、ショ糖ステアリン酸エステル等のショ糖脂肪酸エステル、モノベンジリデンソルビトール、ジベンジリデンソルビトール等のソルビトールのベンジリデン誘導体、ジメチルベンジルドデシルアンモニウムモンモリロナイトクレー、ジメチルジオクタデシルアンモニウムモンモリロナイトクレー等の有機変性粘土鉱物等が挙げられる。
紫外線防御剤としては、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシハイドロ皮酸ジエタノールアミン塩、ジパラメトキシケイ皮酸−モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、メトキシケイ皮酸オクチル、ジイソプロピルケイ皮酸メチル等のケイ皮酸系紫外線吸収剤;2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−硫酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−硫酸ナトリウム、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2′−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2′、4,4′−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤;パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エチル、パラアミノ安息香酸ブチル、パラジメチルアミノ安息香酸−2−エチルヘキシル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラアミノ安息香酸アミル等の安息香酸系紫外線吸収剤が挙げられる。
また紫外線防御剤として、サリチル酸−2−エチルヘキシル、サリチル酸トリエタノールアミン、サリチル酸ホモメンチル、サリチル酸ジプロピレングリコール、サリチル酸メチル、サリチル酸エチレングリコール、サリチル酸フェニル、サリチル酸アミル、サリチル酸ベンジル、サリチル酸イソプロピルベンジル、サリチル酸カリウム等のサリチル酸系紫外線吸収剤;4−t−ブチル−4′−メトキシジベンゾイルメタン、4−イソプロピルジベンゾイルメタン、4−メトキシベンゾイルメタン、4-t-butiru−4′−ヒドロキシジベンゾイルメタン等のジベンゾイルメタン系紫外線吸収剤;メチル−O−アミノベンゾエート、2−フェニル−ベンズイミダゾール−5−硫酸、2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール、3−(4−メチルベンジリデン)カンフル、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート、2−エチル−2−シアノ−3,3′−ジフェニルアクリレート、2−(2′ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、アントラニル酸メンチル等のアントラニル酸系紫外線吸収剤;ウロカニン酸エチル等のウロカニン酸紫外線吸収剤;酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化セリウム等が挙げられる。
抗菌剤としては、安息香酸、安息香酸ナトリウム、サリチル酸、石炭酸、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、パラオキシ安息香酸エステル、パラクロルメタクレゾール、ヘキサクろろフェン、塩化ベンザルコニウム、塩化クロルヘキシジン、トリクロロカルバニリド、感光素、ビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛、ペンタジオール、アイチュリン、サーファクチン、ポリグリシン、エタノール、フェのキシエタノール、イソプロピルフェノール等が挙げられる。
PH調整剤としては、乳酸、クエン酸、グリコール酸、コハク酸、酒石酸、リンゴ酸、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等、清涼剤としては、L−メントール、カンフル等が挙げられる。
動物由来及び微生物由来の抽出物としては、例えば、ブタ、ウシ等の血液抽出液、血清除蛋白抽出物、脾臓抽出物、トリの卵成分、鶏冠抽出物、魚肉抽出部、イカスミ、キチン、キトサン、貝殻抽出物、貝肉抽出物、ローヤルゼリー、シルクプロテイン及びその分解物又はそれらの誘導体、ヘモグロビン又はその分解物、牛乳、カゼイン及びその誘導体又はそれらの分解物、ラクトフェリン又はその分解物、コラーゲン及びその誘導体又はそれらの加水分解物、エラスチン及びその誘導体又はそれらの加水分解物、ケラチン及びその誘導体又はそれらの分解物等、哺乳類、鳥類、魚類、軟体動物類、甲殻類、貝類、昆虫類等の動物由来抽出物;酵母代謝物、醗酵代謝産物、酵母抽出物、乳酸菌抽出物、ビフィズス菌抽出物等の微生物由来の抽出物が挙げられる。
添加可能な天然抽出物としては、グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチン及びこれらを含有するカンゾウ抽出物、胎盤抽出物、カロチノイド類及びこれらを含有する動植物抽出物、ネオアガロビオース、アガロースオリゴサッカライド、アスパラガス抽出物、イブキトラノオ抽出物、エンドウ豆抽出物、エイジツ抽出物、オウゴン抽出物、オノニス抽出物、海藻抽出物、キイチゴ抽出物、クジン抽出物、ケイケットウ抽出物、ゴカヒ抽出物、リノール酸を含有する植物油、サイシン抽出物、サンザシ抽出物、サンペンズ抽出物、シラユリ抽出物、シャクヤク抽出物、センプクカ抽出物、ソウハクヒ抽出物、大豆抽出物、茶抽出物、トウキ抽出物、糖蜜抽出物、ビャクレン抽出物、ブナノキ抽出物、ブドウ種子抽出物、フローデマニータ抽出物、ホップ抽出物、マイカイカ抽出物、モッカ抽出物、ユキノシタ抽出物、ヨクイニン抽出物及び羅漢果抽出物、アスパラガス、アカネ、アカブドウ、アカメガシワ、アケビ、アサ、アサガオ、アズキ、アセンヤク、アマチャ、アマチャヅル、イタドリ、イチジク、イチョウ、イランイラン、ウツボグサ、ウメ、ウワウルシ、ウンシュウミカン、エゾウコギ、エビスグサ、エンジュ、エンドウ、オオバコ、オクラ、オグルマ、オニグルミ、オミナエシ、オランダイチゴ、カキ、カキドウシ、カシュウ、カシュー、カノコソウ、カラスウリ、カリン、ガラナ、キキョウ、キク、キササゲ、ギシギシ、ギムネマ・シルベスタ、キンミズヒキ、グアバ、クコ、クズ、クスノキ、クリ、ケイケットウ、ゲッケイジュ、ケイヒ、ゴショイチゴ、コショウ、コーヒー、ゴマノハグサ、コロンボ、サザンカ、サンショウ、サフラン、サクラ、ザクロ、サンズコン、サンペンズ、シオン、ショウブ、スイカ、ステビア、スモモ、セイヨウキズタ、セイヨウナシ、セイヨウノコギリソウ、セイヨウネズ、セイヨウワサビ、セキショウ、セリ、セネガ、センナ、ダイオウ、ダイダイ、タマリンド、タラノキ、タンポポ、チコリ、チョウジ、チョウセンゴミシ、チョレイ、ツキミソウ、ツボクサ、ツユクサ、ツルナ、テウチグルミ、トウガン、トチュウ、トロロアオイ、ナズナ、ナツミカン、ナンテン、ニガキ、ノゴギリソウ、パイナップル、ハイビスカス、パパイヤ、バジル、ハス、ハダカムギ、ヒオウギ、ピーナツ、ヒキオコシ、ヒシ、ピスタチオ、ヒバ、ヒメマツタケ、ビャクシ、ビワ、フキタンポポ、フシノキ、フジバカマ、ブルーベリー、ボウフウ、ホオズキ、ホオノキ、ボケ、マイカイ、マオウ、マンゴー、マンネンタケ、ミシマサイコ、ミソハギ、ミツバ、ミモザ、メリロート、メロン、モクレン、モモルディカ・グロスベノリィ、モロヘイヤ、モヤシ、ヤクチ、ヤクモソウ、ガグルマソウ、ヤシ、ヤシャジツ、ヤドリギ、ヤナギタデ、ヤマゴボウ、ヤマモモ、ユズリハ、ヨモギ、ライムギ、ラン、リュウガン、リンゴ、レイシ、レンギョウ等が挙げられる。
ビタミン類としては、リノレン酸及びその誘導体等のビタミンF類;フィトナジオン、メナキノン、メナジオン、メナジオール等のビタミンK類;エリオシトリン、ヘスペリジン等のビタミンP類;その他、ビオチン、カルチニン、フェルラ酸等が挙げられる。
アミノ酸類としては、グリシン、アラニン、バリン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アスパラギン、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、アルギニン、シスチン、メチオニン、フェニルアラニン、チロシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、オルチニン、シトルリン、テアニン等のアミノ酸及びそれらの誘導体並びにそれらの塩、あるいはピロリドンカルボン酸等のアミノ酸誘導体またはその誘導体等が挙げられる。核酸関連物質としては、デオキシリボ核酸及びその塩、アデノシン三リン酸、アデノシン二リン酸、アデノシン一リン酸から選ばれるアデニル酸誘導体及びそれらの塩、リボ核酸及びその塩、サイクリックAMP、サイクリックGMP、フラビンアデニンヌクレオチド、グアニン、アデニン、シトシン、チミン、キサンチン及びそれらの誘導体であるカフェイン、デオフィリン並びにそれらの塩、ホルモンとしては、エストラジオール、エテニルエストラジオール等が挙げられる。酵素としては、リパーゼ、パパイン等が挙げられる。
血行促進剤としては、ノニル酸ワレニルアミド、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、α−ボルネオール、イノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、バラパミル、セファランチン、γ−オリザノール等、皮膚収斂剤としては、タンニン酸等が挙げられ、抗脂漏剤としては、イオウ、チアントロール等が挙げられる。
この出願の発明における水もしくは水性溶媒への可溶化は、化粧品への配合成分として水性基材等への可溶化として考慮される。この場合の可溶化フラーレンは、60以上の炭素数により構成されているC60、C70、C82等の各種のフラーレンやナノチューブフラーレンであってよく、また、これらは、たとえばニトロ基、カルボキシル基、シアノ基、アミノ基等の各種の官能基や、これらの官能基を有していてもよい炭化水素基等の有機基を有していてもよい。活性酸素消去能力を発現させ、化粧品配合成分としての可溶化組成物とするとの点においては前記の各種のフラーレンそのものがまず主として対象とされる。
この出願の発明の可溶化組成物としては、フラーレンと混合された状態、あるいは混合される前の状態のいずれであってもよく、その形態も、粉末状、バルク状、ペースト状、溶液状、分散液状、膜状、あるいはゲル状等であってよい。
そして、この出願の発明における「可溶化」については、攪拌法、遠心分離法等の、水への可溶化の度合を各種の判定方法によって評価することができるが、基本的には、次の判定を標準とすることができる。
すなわち、水可溶化剤の5重量%水溶液での水への溶解度の水準が表2のように判別される。
Figure 2005060380
たとえば以上の判定基準において、この出願の発明の可溶化組成物の場合には、可溶化度合が「medium」以上、さらには「good」以上のレベルにあることが好ましく、さらには「excellent 」のレベルにあることが好適とされる。
たとえば実施例として説明すると、C60フラーレンにおいて、以下の可溶化剤を用いた組成物の場合にはいずれも「excellent」と判定された。
<ノニオン性樹脂>
・ポリビニルピロリドン:平均重量分子量 60,000(規格:化粧品原料基準、粉末)
・ポリビニルピロリドン:平均重量分子量 40,000(規格:同上、30%水溶液)
・酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体(規格:化粧品種別配合成分規格、50%エタノール溶液)
・酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体(規格:同上、50%水溶液)
・酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体(規格:同上、粉末)
・酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体(規格:同上、50%イソプロパノール溶液)
<油剤>
・スクワラン(油状)
・オレイン酸(油状)
・シソオイル(油状)
・オリーブオイル(油状)
・イソステアリン酸(油状)
<ビタミン>
・レチノール(粉末)
・酢酸レチノール(規格: 化粧品原料基準)
・アスコルビン酸テトライソパルミテート(油状)
・dl−α−トコフェロール(油状)
また、いかの可溶化剤の場合には「good」と判定された。
<界面活性剤>
・ヤシ油脂肪酸エチルエステルスルホン酸ナトリウム(規格:同上、粉末)
・ヤシ油脂肪酸エチルエステルスルホン酸ナトリウム及びステアリン酸(規格:化粧品原料基準および化粧品種別配合成分規格、フレーク)
<アニオン性樹脂>
・アクリル酸アルキル共重合体(規格:化粧品種別配合成分規格、粉末)
・アクリル酸アルキル共重合体エマルション(規格:同上、36%懸濁液)
・アクリル酸・アクリル酸アミド・アクリルエチル共重合体(規格:同上、粉末)
<アルコール>
・プロピレングリコール(規格:化粧品原料基準)
さらには、「medium」の判定が次の可溶化剤の場合になされた。
<ビタミン>
・L−アスコルビン酸(規格:同上)
・L−アスコルビン酸ナトリウム(規格:同上)
<ポリエチレングリコール>
・ポリエチレングリコール300(規格:化粧品原料基準)
・ポリエチレングリコール400(規格:同上)

Claims (14)

  1. 化粧品配合用のフラーレン組成物であって、フラーレンとともに、フラーレンの水可溶化剤を含有していることを特徴とするフラーレン可溶化組成物。
  2. フラーレンの水溶解度が水可溶化剤5%水溶液において0.001mg/ml以上であることを特徴とする請求項1のフラーレン可溶化組成物。
  3. フラーレンの水溶解度が水可溶化剤5%水溶液において0.005mg/ml以上であることを特徴とする請求項1のフラーレン可溶化組成物。
  4. フラーレンの水溶解度が水可溶化剤5%水溶液において0.050mg/ml以上であることを特徴とする請求項1のフラーレン可溶化組成物。
  5. フラーレン水可溶化剤は、ノニオン性高分子およびアニオン性高分子のうち1種以上であることを特徴とする請求項1のフラーレン可溶化組成物。
  6. フラーレン水可溶化剤は、ビニルピロリドン、ビニルカプロラクタム、または酢酸ビニルのホモ重合体もしくはそれらの少くとも1種とビニルモノマーとの共重合体のうちの1種以上であることを特徴とする請求項5のフラーレン可溶化組成物。
  7. フラーレン水可溶化剤は、アクリル酸、アクリル酸エステル、並びにアクリル酸アミドのホモ重合体もしくはこれらの共重合体のうちの1種以上であることを特徴とする請求項5のフラーレン可溶化組成物。
  8. フラーレン水可溶化剤は、油剤のうちの少くとも1種であることを特徴とする請求項1のフラーレン可溶化組成物。
  9. フラーレン水可溶化剤は、ビタミン類のうちの1種以上であることを特徴とする請求項1のフラーレン可溶化組成物。
  10. フラーレン水可溶化剤は、水溶性高分子のうちの1種以上であることを特徴とする請求項1のフラーレン可溶化組成物。
  11. フラーレン水可溶化剤は、界面活性剤および乳化剤のうちの1種以上であることを特徴とする請求項1のフラーレン可溶化組成物。
  12. フラーレン水可溶化剤は、アルコール類およびポリアルキレングリコール類のうちの1種以上であることを特徴とする請求項1のフラーレン可溶化組成物。
  13. フラーレンは、60以上の炭素数により構成されているフラーレンまたはナノチューブフラーレンであることを特徴とする請求項1ないし12のいずれかのフラーレン可溶化組成物。
  14. 粉末状、バルク状、ペースト状、溶液状、分散液状、膜状、あるいはゲル状であることを特徴とする請求項1ないし13のいずれかのフラーレン可溶化組成物。

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