JP2005058540A - 人体組織検査器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】同時に多くの人体組織が検査できるようにして、検査時間・費用を節減できる人体組織検査器具を提供する。
【解決手段】円筒状の本体11と、本体の先端に螺合され、人体組織を小片に打抜き、採取する打抜きチップ12と、打抜きチップの通孔12aの内部で移動して、挿入された人体組織を外部へ押し出す小径棒13と、小径棒を内向に付勢する弾性力を加えるため、中間段差部13aと打抜きチップ12の内側端部間で小径棒の外周に嵌合される弾性スプリング14と、前記小径棒の内側端部に螺合され、本体の外部へ突出した外側端部15a及び本体の端部に係止される係止段差部15bを有する大径棒15とからなる人体組織打抜き器10と;切取られた小片の人体組織を収容して配列するための、アガロース及びパラフィンの混合材質からなり、人体組織打抜き器の打抜きチップの通孔の内径と同じ円形孔が多数形成されたアガロースベースとを含む。
【選択図】図2
【解決手段】円筒状の本体11と、本体の先端に螺合され、人体組織を小片に打抜き、採取する打抜きチップ12と、打抜きチップの通孔12aの内部で移動して、挿入された人体組織を外部へ押し出す小径棒13と、小径棒を内向に付勢する弾性力を加えるため、中間段差部13aと打抜きチップ12の内側端部間で小径棒の外周に嵌合される弾性スプリング14と、前記小径棒の内側端部に螺合され、本体の外部へ突出した外側端部15a及び本体の端部に係止される係止段差部15bを有する大径棒15とからなる人体組織打抜き器10と;切取られた小片の人体組織を収容して配列するための、アガロース及びパラフィンの混合材質からなり、人体組織打抜き器の打抜きチップの通孔の内径と同じ円形孔が多数形成されたアガロースベースとを含む。
【選択図】図2
Description
本発明は人体の組織を採取して顕微鏡で組織検査するのに使用される人体組織検査器具に係り、より詳しくは人体組織を検査するに当たって、多くの人の身体組織をそれぞれ小片で切取り、一つのベースに配列(アレイ)し、一度に顕微鏡で観測できるようにして、多くの人の身体組織が同時に検査できるようにして、経済的に利得を与え、検査時間を節減する人体組織検査器具に関するものである。
一般に、病院で各種の癌検査など、身体の異常有無を判断するため、該当部位の身体組織の一部を切取り、顕微鏡で異常有無を観察する組織検査を行うことがある。
従来、人体組織を検査するためには、適切な切取器具を用いて人体の該当部位から多少大きな人体組織を切取った後、これをパラフィンに埋め込む。その後、これを薄く切ったスライスを用意し、このスライスを透明ガラスのスライド上に置き、顕微鏡で観察する。
前述したように、従来の人体組織検査は一人の人体組織のみを検査するようになっている。ところで、通常人体の組織検査は総合病院で行われ、総合病院では多くの人の組織を検査するので、検査者は多くの人の人体組織を検査するため、前記のような手続を繰り返さなければならない。したがって、従来の人体組織検査は時間及び費用が高くかかる問題点があった。
本発明は前記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、同時に多くの人の人体組織が検査できるようにして、検査時間及び検査費用を節減するようにする人体組織検査器具を提供することにその目的がある。
前記のような目的を達成するための本発明の人体組織検査器具は、円筒状の本体と、前記本体の先端に螺合されたものであって、人体組織を小片に打抜き、採取するための打抜きチップと、前記打抜きチップの通孔の内部で移動して、通孔の内部に挿入された人体組織を外部へ押し出すための小径棒と、前記小径棒を内向に付勢する弾性力を加えるため、小径棒の中間段差部と打抜きチップの内側端部間で小径棒の外周に嵌合される弾性スプリングと、前記小径棒の内側端部に螺合されるものであって、本体の外部へ突出した外側端部及び本体の端部に係止される係止段差部を有する大径棒とからなる人体組織打抜き器と;前記人体組織打抜き器により切取られた小片の人体組織を収容して配列(アレイ)するものであって、アガロース及びパラフィンの混合材質からなり、前記人体組織打抜き器の打抜きチップの通孔の内径と同じ内径を有する円形孔が多数形成されたアガロース(agarose)ベースとを含んでなる。
以上説明したように、本発明による人体組織検査器具は、人体組織打抜き器を用いて多くの人の人体組織をそれぞれ打抜き、切取り、これを一つのアガロースベースに配列することにより、多くの人の人体組織が同時に検査できるようにして、検査費用及び検査時間を節減することができる。
以下、本発明の好ましい実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施例による人体組織検査器具の一構成要素である人体組織打抜き器の斜視図、図2は図1の人体組織打抜き器の断面図、図3は本発明の実施例による人体組織検査器具のほかの構成要素であるアガロースベースの斜視図、図4は人体組織が配列された本発明の実施例によるアガロースベースをパラフィンに埋め込む状態を示す断面図、図5は顕微鏡による人体組織検査のため、薄片スライスを透明スライドに置いた状態を示す平面図である。
本発明の実施例による人体組織検査器具は、人体から採取した大きな人体組織を小片に打抜き、切取るための人体組織打抜き器10と、前記人体組織打抜き器10により切取られた小片の人体組織を配列(アレイ)して固定するアガロース(agarose)ベース20とが1組として構成される。
図1及び図2に示すように、前記人体組織打抜き器10は、円筒状の本体11と、前記本体11の先端に螺合されたものであって、人体組織を小片に打抜き、採取するための打抜きチップ12と、前記打抜きチップ12の通孔12aの内部で移動して、通孔12aの内部に挿入された人体組織を外部へ押し出すための小径棒13と、前記小径棒13を内向に付勢する弾性力を加えるため、小径棒13の中間段差部13aと打抜きチップ12の内側端部間で小径棒13の外周に嵌合される弾性スプリング14と、前記小径棒13の内側端部に螺合されるものであって、本体11の外部へ突出した外側端部15a及び本体11の端部に係止される係止段差部15bを有する大径棒15とからなる。
前記打抜きチップ12の先端は、人体組織に容易に食い込むように、刃の如く鋭利に形成され、小径棒13と大径棒15は螺合方式で締結される。そして、小径棒13の中間段差部13aはナット状に形成されるので、小径棒13と大径棒15の螺合を容易にする。
大径棒15は、外側端部15aが本体11の外部へ突出するように相対的に小径に形成され、その境界部に係止段差部15bが設けられる。また、外側端部15aにはネジ孔が形成され、これに押しヘッド15cが螺合方式で締結されるので、親指で押しやすくなる。
図3に示すように、前記人体組織打抜き器10で採取した小片の人体組織を収容して配列するアガロース(agarose)ベース20は、アガロースとパラフィンの混合材質でなっており、前記人体組織打抜き器10の打抜きチップ12の通孔12aの内径と同じ内径を有する円形孔21が多数形成されている。
このように構成される本発明の実施例による人体組織検査器具はつぎのように作用する。
まず、人体組織打抜き器10により人体から切取られた多少大きな人体組織から小片の組織を打抜き、採取する方法について説明する。検査者が人体組織打抜き器10の本体11を手で握って人体組織に向けて押し込むと、人体組織が打抜けながら、打抜けた小片の人体組織1が打抜きチップ12の通孔12aの内部に挿入される。その後、打抜きチップ12の先端をアガロースベース20の円形孔21に当て、親指で大径棒15の押しヘッド15cを押し入れると、小径棒13の先端が打抜きチップ12の通孔12aに挿入されている人体組織1が押し出されアガロースベース20の円形孔21に入る。大径棒15を押し込む力を除去すると、小径棒13は弾性スプリング14の弾性力により本来の位置に戻る。
このような作業を繰り返して多くの人の人体組織を一つのアガロースベース20の多数の円形孔21にそれぞれ配列する。そして、人体組織の配列されたアガロースベース20をパラフィンに埋め込む。
図4に示すように、この埋め込みのため、アガロースベース20をベースモールド30に入れ、その上に、多数の孔が開いているカセット40を載せる。そして、カセット40上に固状のパラフィンを載せてから熱を加える。
すると、パラフィンが溶けてカセット40の孔を通じて下部に流れ、図4に示すように、アガロースベース20を取り囲む。この際、アガロースベース20も解けながらパラフィン50と融合する。
その後、パラフィンが固くなると、パラフィンによりカセット40とアガロースベース20が一体になり、カセット40を持ち上げると、人体組織1が配列されたアガロースベース20も一緒に持ち上げられる。
図5に示すように、カセット40を、物体を薄く切る機械であるスライサーに固定させ、人体組織1及びパラフィン50を薄く切り取って多数のスライス60を用意し、ついで、スライス60を各種の薬品で処理した後、透明ガラスからなるスライド(ガラス)70に載せ、顕微鏡で観察して組織検査を行う。
スライス60には多くの人の人体組織1が一緒に配列されているので、組織検査者が同時に多数人の人体組織を検査することができる。
このような人体組織検査器具は人体の組織を検査するのに限らず、動物の組織を検査するのにも適用することができる。
1 人体組織
10 人体組織打抜き器
11 本体
12 打抜きチップ
12a 通孔
13 小径棒
13a 中間段差部
14 弾性スプリング
15 大径棒
15a 外側端部
15b 係止段差部
15c 押しヘッド
20 アガロースベース
21 円形孔
30 ベースモールド
40 カセット
50 パラフィン
60 スライス
70 スライド
10 人体組織打抜き器
11 本体
12 打抜きチップ
12a 通孔
13 小径棒
13a 中間段差部
14 弾性スプリング
15 大径棒
15a 外側端部
15b 係止段差部
15c 押しヘッド
20 アガロースベース
21 円形孔
30 ベースモールド
40 カセット
50 パラフィン
60 スライス
70 スライド
Claims (1)
- 円筒状の本体(11)と、前記本体(11)の先端に螺合されたものであって、人体組織を小片に打抜き、採取するための打抜きチップ(12)と、前記打抜きチップ(12)の通孔(12a)の内部で移動して、通孔(12a)の内部に挿入された人体組織を外部へ押し出すための小径棒(13)と、前記小径棒(13)を内向に付勢する弾性力を加えるため、小径棒(13)の中間段差部(13a)と打抜きチップ(12)の内側端部間で小径棒(13)の外周に嵌合される弾性スプリング(14)と、前記小径棒(13)の内側端部に螺合されるものであって、本体(11)の外部へ突出した外側端部(15a)及び本体(11)の端部に係止される係止段差部(15b)を有する大径棒(15)とからなる人体組織打抜き器(10)と;
前記人体組織打抜き器(10)により切取られた小片の人体組織を収容して配列するものであって、アガロース及びパラフィンの混合材質からなり、前記人体組織打抜き器(10)の打抜きチップ(12)の通孔(12a)の内径と同じ内径を有する円形孔(21)が多数形成されたアガロースベース(20)とを含んでなることを特徴とする人体組織検査器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003293893A JP2005058540A (ja) | 2003-08-15 | 2003-08-15 | 人体組織検査器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003293893A JP2005058540A (ja) | 2003-08-15 | 2003-08-15 | 人体組織検査器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005058540A true JP2005058540A (ja) | 2005-03-10 |
Family
ID=34370645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003293893A Pending JP2005058540A (ja) | 2003-08-15 | 2003-08-15 | 人体組織検査器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005058540A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010541023A (ja) * | 2007-10-09 | 2010-12-24 | カール ツァイス マイクロイメージング ゲーエムベーハー | 生体試料を顕微鏡構成内で位置決めするための方法 |
JP2011007561A (ja) * | 2009-06-24 | 2011-01-13 | Toyota T & S Kensetsu Kk | シーリング材のサンプリング器具 |
JP2011013050A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Pathology Institute | 生体試料標本の作製方法 |
WO2015077980A1 (zh) * | 2013-11-29 | 2015-06-04 | 益生生技开发股份有限公司 | 可更换式采样组件和设有可更换式采样组件的采样装置 |
-
2003
- 2003-08-15 JP JP2003293893A patent/JP2005058540A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060822 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070327 |