JP2005058454A - トイレットペーパー利用の脱臭装置、及び予備トイレットペーパーの保管用ホルダー兼用の脱臭装置 - Google Patents

トイレットペーパー利用の脱臭装置、及び予備トイレットペーパーの保管用ホルダー兼用の脱臭装置 Download PDF

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Abstract

【課題】既存のトイレットペーパーのそのままを脱臭機能の主体とする脱臭装置、及び予備トイレットペーパーの保管用ホルダー兼用の脱臭装置を提供する。
【解決手段】本願発明に係る脱臭装置は、既製のロール状のトイレットペーパーPを収納し得る空間を有し、かつ表面に多数の通気口を有して成る殻構造のホルダー1と、該ホルダーに取り付けられ、ホルダー内に収納したトイレットペーパーの巻き端面方向の空気流を作る送風手段2から構成している。また、ホルダーに着脱容易な蓋体を設けることにより、予備トイレットペーパーの保管用ホルダーを兼用させる。最良の形態としては、ホルダーを一個のトイレットペーパーが内蔵可能な円筒状に形成すると共に、ホルダーの一端側に着脱容易な蓋体を設け、他端側の底面には一体的にモータとファンから成る送風手段を取り付けて構成する。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、市販されている既製のロール式のトイレットペーパーを利用した脱臭装置、及び予備トイレットペーパーの保管用ホルダー兼用の脱臭装置に関する。
長尺状の水溶性ペーパーが巻回されて成るロール式トイレットペーパー(以下、「トイレットペーパー」と称する。)は、単葉紙が密巻された状態の肌当たりの堅いものの他に、いわゆる肌にやさしい柔軟な紙質で形成して、ある程度の厚みを持たせたり、または多層重ねにしたりしたものも出回っている。この様な肌当たりの柔らかいトイレットペーパーは、多数の細密な通気性の穿孔を有し、細かい紙繊維が緩やかに絡まった状態である程度の通気性を持っている。このようなペーパーを簡易なフィルターとして利用した例としては、例えば、特許文献1、2,3に開示されている発明がある。これらは通気性を有する直立円筒状の本体ケース内にファンを取り付けて空気の流れを形成し、本体ケースの側周面に集塵用のフィルターとして市販のキッチンペーパーやトイレットペーパー等を所定長さに切って利用するものである。そして、円筒内に空気の流れを形成するために、ファンモータを配設している。
また脱臭や芳香を目的としたものとしては、例えば、特許文献4、5,6に示す、トイレットペーパーの巻芯の空洞部に芳香剤や脱臭剤を配置して、使用時の回転にしたがって薬剤を放散させる構成のものが開示されている。
さらに、例えば、特許文献7,8,9には、トイレットペーパーの巻き紙自体に、直接防臭芳香剤や脱臭剤を含浸させたり塗布した構成のものの発明や考案が開示されている。
特開平11−347325 特開平10−277427 特開平08−071450 実開昭56−048898 実開昭60−140496 実開昭62−131695 実開昭59−150398 実開昭62−198300 特開平10−280292
上記に挙げた、種々の従来装置は、トイレットペーパーに直接、脱臭剤、芳香剤、または消臭剤(以下、「脱臭剤等」と略称。)を添加したり含ませたりするものであり、市販の一般的なトイレットペーパーをそのまま使用するものではなく、特別な機能性を付加したものであるため、どうしても一般品より高価なものとなってしまうという欠点があった。 また、トイレットペーパーの芯部やトイレットペーパーホルダーに脱臭剤等を仕込んだものは、脱臭剤等の交換が必要となって、機能維持のための費用が掛かってしまうという欠点があった。
そこで、本願発明者は、柔軟なトイレットペーパーの構造自体に十分な臭い吸着機能があることを見出し、本願発明をするに至った。ここに本願発明は、既存の一般的なトイレットペーパーをそのまま脱臭機能の主体として利用することにより、上記の各課題を解決することを目的とし、併せて予備トイレットペーパーの保管用ボルダーとしての利便性を兼ね備えたトイレットペーパー利用の脱臭装置、及び予備トイレットペーパーの保管用ホルダー兼用の脱臭装置を提案するものである。
上記目的を達成するため、本願発明に係るトイレットペーパー利用の脱臭装置、及び予備トイレットペーパーの保管用ホルダー兼用の脱臭装置(以下、「本装置」)は、既製のロール状のトイレットペーパーを収納し得る空間を有し、かつ表面に多数の通気口を有して成る殻構造のホルダーと、該ホルダーに取り付けられ、ホルダー内に収納したトイレットペーパーの巻き端面方向の空気流を作る送風手段と、から成ることを特徴としたものである。
また、適宜にトイレットペーパーの出し入れを可能にするため、ホルダーに着脱容易な蓋体を設けることにより、予備トイレットペーパーの保管用ホルダーを兼用させることを特徴とする。
最良の形態としては、上記ホルダーを一個のトイレットペーパーが内蔵可能な円筒状に形成すると共に、該円筒状ホルダーの一端側に着脱容易な蓋体を設け、他端側の底面には一体的にモータとファンから成る送風手段を取り付けて構成したものである。
本願発明の構成によれば、市販されている一般的なトイレットペーパーをそのまま用いて十分な脱臭効果を得ることができる。特に、柔軟である程度厚みのある紙質をもったトイレットペーパーを用いれば、より効果的にこれを行うことができ、例えば、部屋や車両内に配置してタバコの臭い取り等にも利用できる。
この脱臭機能の主体として使用したトイレットペーパーは、トイレットペーパー本来の機能を損ねるものではないため、脱臭効果が低減したものでもそのままトイレットペーパーとして本来の用途に供することができる。
したがって、ホルダーへの収納取り出しを自在かつ容易にすることにより、本装置をトイレ室内に常設した場合には、予備トイレットペーパーの保管用ホルダーとしても利用することでき、脱臭装置と保管用ホルダーの機能を併せ持たせることができる。
次に、本願発明の各構成を実施するための具体的な実施例(以下、「本実施例」と略称する。)について、図面を基づき詳細に説明する。図1は、本実施例装置の全体を示す切欠き斜視図であり、図2は本実施例装置を分解して示す分解斜視図である。
本実施例に掛かる本装置Oの主な構成要素は、ホルダー1と送風手段2である。
ホルダー1は、金属薄板から形成された殻構造を成し、その形状は、既存の未使用のトイレットペーパーPをそのまま収納し得る空間を有し、一端側に底面10を有する有底円筒形状の本体11と、該本体11の他端側に配置したトイレットペーパーPの出し入れ口となる開放口15に着脱可能に被嵌(被せて嵌合させること。)させた蓋体12とから成る。そして、該本体11、及び蓋体12には全面に渡って多数の通気口14,14,・・を形成している。
また、ホルダー1の内部空間の軸心部には、トイレットペーパーPの巻芯空洞Pcに挿入し得る円筒形状の電池収納筒13が底面10から立設させた状態で一体形成している。
次に、送風手段2は、ファン20とこれを駆動回転するモータ21とからなり、これらをホルダー1の外径と一致した外径をもった円筒形のファンケース22に内蔵させ、かつ若干の間隙をもってホルダー1の底面10に適合させて取り付けている。該ファンケース22は、側周面22aとモータ保持面22b及びこれに対向した蓋板22cとからなり、側周面22aとモータ保持面22bにはスリット状の多数の通気口24、24、・・を形成している。モータ保持面22bには、その中央部にモータ21の本体を嵌合保持する嵌合爪22dが形成されており、これにファン20が取り付けられた出力軸を下側(反ホルダー側)に向けたモータ21が嵌合状態で取り付けている。また蓋板22cは、ファン20の保守のためファンケース22に着脱自在に取り付けられている。なお、図示する蓋板22cには、送風の向きをファンケース22の周側面から放射方向へ向かわせるため(矢印a)、通気のための開口を設けてはいない。
モータ21は、上記ホルダー1の電池収納筒13に収納された電池Bから給電されて回転駆動する。該モータ21への電池Bからの給電を断続させるスイッチ23の構成は、モータ21からの一対の給電線23aをモータ保持面22bと底面10とを貫通させ、一方側を電池収納筒13の下底面に配置されて電池Bの電極と導通接触する中心端子23bに接続し、他方を電池収納筒13の内側壁を伝わらして上端縁部に取り付けた縁部端子23cに接続し、この縁部端子23cと蓋体12の裏面側(ホルダー内側)に取り付けた可動端子23dとの接触分離によって行っている。該可動端子23dは、蓋体12の裏面中央部に配置され、電池Bの電極と導通接触すると共に、電池収納筒13の上端縁部に取り付けた縁部端子23cと接触し得る延長部を有する。
以上のように構成したスイッチ23は、蓋体12を所定位置まで軸回転させことで、可動端子23dを縁部端子23cに接触または分離させて、モータ21への給電の断続を行うものである。
なお、上記のスイッチ機構は、例示であって、図面は省略するが、これ以外に既存の給電スイッチ回路を適宜選択して用いてもよい。
[本実施例の作用]
本実施例は上記のように構成することにより、次にように作用する。先ず、ホルダー1から蓋体12を取り外して、既製のトイレットペーパーPを、巻芯空洞Pc内に電池収納筒13を環装するようにして挿入させると共に、2個の電池B、Bを電池収納筒13へ直列接続にして装填した後、蓋体12をホルダー1に取り付けて開放口15を閉じる。
次に、スイッチの操作(蓋体の所定角度回転、矢印c)によりモータ21を起動させてファン20を回転させて送風を開始する。本実施例の設定では、ホルダー1の側周面の通気口14、及び蓋体12の通気口14から空気が吸い込まれ(矢印b)、トイレットペーパーPの側周面Ps及び上側巻き端面Puから下側の巻き端面Pdに向かって、巻き層の中を空気が流れ、ファンケース22の側周面22aの通気口24を通って放射状に放散する。この吸い込まれた空気がトイレットペーパーP内を側周面から、または巻き端面から巻き層の中を軸方向へ流入して通過する過程で、ペーパー内の細かいポーラス(微細空洞)や繊維同士の絡まりにより形成される間隙などに臭気成分が取り込まれて、脱臭作用を奏することとなる。
また、本装置Oは、蓋体12の脱着により収納したトイレットペーパーPを自由に出し入れすることができ、予備のトイレットペーパーの保管用ホルダーとして用いることができる。
[他の実施例]
上記実施例では、トイレットペーパーを1個としているが、これに限らず2個以上を直列状に収納できる長い筒状のホルダーとしても良く、また中心の電池収納筒の周りに並列に配置する、いわば、リボルバー弾倉状に配置してもよい。
さらに、ファンケースは円筒状のホルダーの一端側に取り付けているが、両端側でもよく、この場合には、ホルダーの底面側からトイレットペーパー及び電池を収納するのではなく、側周面側を開いて収納するようにしてもよい。
本実施例装置の全体を示す切欠き斜視図である。 本実施例装置を分解して示す分解斜視図である。
符号の説明
O 本装置
1 ホルダー
10 底面
11 本体
12 蓋体
13 電池収納筒
14 通気口
15 開放口
2 送風手段
20 ファン
21 モータ
22 ファンケース
22a 側周面
22b モータ保持面
22c 蓋板
22d 嵌合爪
23 スイッチ
23a 給電線
23b 中心端子
23c 縁部端子
23d 可動端子
24 通気口
P トイレットペーパー
Pc 巻芯空洞
Ps 側周面
Pu 上側巻き端面
Pd 下側巻き端面
B 電池

Claims (3)

  1. 既製規格の1又は2以上のトイレットペーパーを収納し得る空間を有し、かつ表面に多数の通気口を有して成る殻構造のホルダーと、
    該ホルダーに取り付けられ、ホルダー内に収納したトイレットペーパーの巻き端面方向の空気流を作る送風手段と、からなることを特徴とするトイレットペーパー利用の脱臭装置。
  2. ホルダーを円筒状に形成し、該円筒状の一端側の底面に一体的に送風手段を取り付けて成ることを特徴とする請求項1記載のトイレットペーパー利用の脱臭装置。
  3. 既製規格の1又は2以上のトイレットペーパーを収納し得る空間を有し、かつ表面に多数の通気口を有すると共に、適宜にトイレットペーパーの出し入れを可能とする蓋体を有して成る殻構造のホルダーと、
    該ホルダーに取り付けられ、ホルダー内に収納したトイレットペーパーの巻き端面方向の空気流を作る送風手段と、からなることを特徴とする予備トイレットペーパーの保管用ホルダー兼用の脱臭装置。

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