JP2005058080A - 携帯型刈払機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドル及び防振部材を合理的に組み付けた携帯型刈払機を提供する。
【解決手段】操作桿3の前部に刈刃6、歯車ケース7、安全カバー8等の刈刃機構部5を設け、前記操作桿3の後部に、前記刈刃6を前記操作桿3に内装された伝動軸4を介して駆動するための原動機10を取り付け、前記操作桿3の後部に、前記原動機10に隣接して、前記後端部3bに外嵌される外嵌部21及び把持部22を有する側面視横倒しV字状ないしアイロン形のハンドル20を取り付け、該ハンドル20に、前記原動機10の出力伝動連結部11、及び前記原動機10と前記ハンドル20との間に配在される防振部材17を収納し得る収納部25を設け、前記伝動軸4としてフレキシブルシャフトが用いられるとともに、前記操作桿3の前端側が湾曲せしめられて前記伝動軸4の前端部4aと前記刈刃6の回転軸32とが平行に配在されてなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、操作桿の前端部に刈刃、歯車ケース、安全カバー等からなる刈刃機構部が設けられ、前記操作桿の後端部に、前記刈刃を前記操作桿に内装された伝動軸を介して駆動するための2サイクル内燃エンジン等の原動機が取り付けられてなる携帯型刈払機に関する。
一般に、携帯型刈払機は、直線状の操作桿の前端部に刈刃、歯車ケース、安全カバー等からなる刈刃機構部が設けられ、前記操作桿の後端部に、前記刈刃を前記操作桿に内装された伝動軸を介して駆動するための原動機(例えば、小型空冷2サイクル内燃エンジン)が取り付けられる。また、前記操作桿には、刈払作業を行うべく前記刈刃機構部を左右に振ったり上下動させるためのハンドル(又はグリップ)が設けられる。このハンドルとして現在主流となっているのは、下記特許文献1等に所載の如くのU形ハンドルであるが、他に、下記特許文献2に所載の如くに、前記操作桿に前後一対のグリップを設ける場合もあり、さらに、下記特許文献3に所載のように、前記操作桿の後端部に外嵌される外嵌部及び把持部を有する側面視横倒しV字状ないしアイロン形のハンドル(以下、V形ハンドルと称す)が知られている。該V形ハンドルを備えた携帯型刈払機においては、通常、前記操作桿における前記V形ハンドルの前側に側方に突出する副ハンドルが配備される。
このV形ハンドルを備えた携帯型刈払機では、前記把持部を手で握って機体を吊持したとき、前記刈刃機構部が下で前記内燃エンジンが上の傾斜姿勢となるとともに、機体長さ方向の重心位置がちょうど前記把持部辺りとなり、さらに、前記把持部及び前記刈刃が略水平となるので、そのままの楽な姿勢で刈払作業を行うことができ、操作性、作業性に優れる。
また、前記携帯型刈払機においては、前記内燃エンジンから前記ハンドルに振動が伝播すると、操作性が低下するため、通常、前記ハンドルと前記内燃エンジン又は前記操作桿との間に防振部材を介装してハンドル防振を行っている。
一方、前記操作桿は、前記特許文献1、2にも見られるように、真っ直ぐ(直桿)のものが用いられるのが普通である。この場合、前記刈刃は地面に平行な面内で回転させる必要があるため、前記刈刃の回転軸と前記操作桿に内装された伝動軸とは所定の交差角度を持つことになる。そのため、前記伝動軸から前記刈刃への動力伝達には、従来、一対の傘歯車を収容した歯車ケースが用いられ、前記刈刃の回転方向が前記伝動軸の回転方向とは逆(刈刃が上から見て左回り)になっている。
それに対し、前記特許文献3に所載のV形ハンドルを持つ携帯型刈払機では、前記伝動軸としてフレキシブルシャフトが用いられるとともに、前記操作桿の前端側が湾曲せしめられた曲桿状にして前記伝動軸が前記刈刃の回転軸に直結されているので、逆回転する内燃エンジンが必要となる。
さらに、前記特許文献1に所載の携帯型刈払機では、前記刈刃の回転軸を両持ち支持するようにされている。
特許第3176579号公報(第1〜4頁、図1〜図4) 特開平9−215421号公報(第1〜6頁、図1〜図15) 実開昭53−107531号公報(第1〜2頁、図1〜図6)
前記した特許文献1、2に所載の如くの、現在一般的に用いられている直桿状操作桿にU形ハンドル又は前後一対のグリップを設けている携帯型刈払機用の内燃エンジンをそのまま使用して、ハンドルとして前記U形ハンドル(又は前後一対のグリップ)に代えて、前記V形ハンドルを使うことが考えられている。この場合、従来のV形ハンドル及び内燃エンジンをそのまま組み付けることはできず、その形状等に格別の配慮が要求され、また、ハンドル防振にも工夫が必要とされる。
さらに、従来の携帯型刈払機では、刈刃機構部に、高価な傘歯車が対にして用いられていることや、前記刈刃の回転軸を両持ち支持していること等もあって、歯車ケースを含む重量や容積が大きく、製造コストが高いという問題があった。
本発明の目的とするところは、一般的に用いられている刈払機用内燃エンジンを共用できるようにせしめるとともに、ハンドル及び防振部材が合理的に組み付けられて、操作性、作業性に優れた携帯型刈払機を提供することにある。
本発明の他の目的は、刈刃機構部の重量軽減化、コンパクト化、低コスト化等を図ることにある。
前記の目的を達成すべく、本発明に係る携帯型刈払機は、基本的には、操作桿の前端部に刈刃や安全カバー等からなる刈刃機構部が設けられ、前記操作桿の後端部に、前記刈刃を前記操作桿に内装された伝動軸を介して駆動するための原動機が取り付けられる。
そして、前記操作桿の後端部に、前記原動機に隣接して、前記後端部に外嵌される外嵌部及び把持部を有するハンドルが取り付けられ、該ハンドルに、前記原動機の出力伝動連結部、及び、前記原動機と前記ハンドルとの間に配在される防振部材を収納し得る収納部が設けられていることを特徴としている。
好ましい態様では、前記ハンドルは、前記防振部材を介して前記原動機に連結される。
他の好ましい態様では、前記操作桿の後端部と前記ハンドルとの間に前記防振部材が介装される。
一方、本発明に係る他の態様の携帯型刈払機は、基本的には、操作桿の前端部に刈刃、歯車ケース、安全カバー等からなる刈刃機構部が設けられ、前記操作桿の後端部に、前記刈刃を前記操作桿に内装された伝動軸を介して駆動するための原動機が取り付けられる。
そして、前記伝動軸としてフレキシブルシャフトが用いられるとともに、前記操作桿の前端側が湾曲せしめられて前記伝動軸の前端部と前記刈刃の回転軸とが平行に配在されていることを特徴としている。
好ましい態様では、前記操作桿の前端部に前記歯車ケースが取り付けられ、該歯車ケース内に、前記伝動軸の前端部が駆動上連結される駆動歯車と、該駆動歯車に噛合する前記刈刃の回転軸となる従動歯車と、が配在されていることを特徴としている。
前記刈刃の回転軸は、好ましくは、前記歯車ケースに片持ち支持され、また、前記安全カバーは、好ましくは、前記刈刃の上面及び外周部を覆うように配在されて、前記歯車ケースに下面側から螺合せしめられるねじ類により固定される。
前記の如くの構成とされた本発明に係る携帯型刈払機においては、操作桿の後端部に外嵌される外嵌部及び把持部を有するハンドルに、前記原動機の出力伝動連結部、及び、前記原動機と前記ハンドルとの間に配在される防振部材を収納し得る収納部が設けられているので、前記ハンドル及び防振部材を、前記操作桿に合理的に組み付けることができ、その結果、操作性、作業性が向上する。
また、前記伝動軸としてフレキシブルシャフトが用いられるとともに、前記操作桿の前端側が湾曲せしめられて前記伝動軸の前端部と前記刈刃の回転軸とが平行に配在されていることにより、歯車として高価な傘歯車に代えて安価な平歯車を用いることができるとともに、直桿型用内燃エンジンの流用が可能となる。このため、前記刈刃の回転軸が前記歯車ケースに片持ち支持されていることと相まって、前記刈刃機構部の重量軽減化、コンパクト化、低コスト化等を図ることができる。
さらに、前記安全カバーが前記刈刃の上面及び外周部を覆うように配在されて、前記歯車ケースに下面側から螺合せしめられるねじ類により固定されていることにより、前記ねじ類は、前記刈刃を取り外さないと緩めることができなくなるので、前記安全カバーを容易には取り外すことができない。このため、作業者は、常時安全カバーを付けたまま刈払作業を行わざるを得ず、これによって作業の安全性を確保できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る携帯型刈払機の第一実施形態を示す全体概略側面図である。
図示の携帯型刈払機1は、前端側が湾曲せしめられた曲桿型操作桿3を有し、該操作桿3の前端部3aに、回転鋸刃等の刈刃6、歯車ケース7、安全カバー8等からなる刈刃機構部5が設けられ、前記操作桿3の後端部3bに、前記刈刃6を前記操作桿3に内装されたフレキシブルシャフトからなる伝動軸4(図2、図3参照)を介して駆動するための原動機としての小型空冷2サイクル内燃エンジン10が取り付けられている。
該エンジン10は、例えばU形ハンドルが用いられた直桿型刈払機に使用されているもので、その前面側は、図2に示される如くに、外装ケース12の前面中央部12Aが前方に若干突出せしめられるとともに、出力伝動連結部とされる出力軸11が遠心クラッチドラム11aから前方に突出せしめられており、該出力軸11には前記伝動軸4が一体回動可能に駆動上連結されている。前記外装ケース12の前記前面中央部12Aには、前記出力軸11をベアリング16を介して回動自在に支持する円環状の支持隔壁15が設けられている。前記前面中央部12Aにおける前記支持隔壁15より前側は、ゴム等からなるドーナツ状の防振部材17の後半部が嵌め込まれる収納部18となっている。
一方、前記操作桿3の前記後端部3bには、前記エンジン10に隣接して、前記後端部3bに外嵌される外嵌部21及び把持部22を有する、側面視横倒しV字状ないしアイロン形のハンドル(V形ハンドル)20が取り付けられている。また、前記操作桿3における前記V形ハンドル20の前側において左側方に突出する副ハンドル28が配備されている。
前記V形ハンドル20は、左右二つ割り構造となっており、前記外嵌部21の前端部21aは、ボルト29、29により前記操作桿3に締め付け固定されている。斜上方へ立ち上がった前記把持部22には、前記内燃エンジン10に備えられる図示しない気化器スロットル弁の開度を制御するためのスロットルレバー26やエンジン停止スイッチ27等が組み込まれている。
そして、前記V形ハンドル20の後端部21bには、前記出力伝動連結部とされる前記出力軸11及び前記防振部材17の前半部を収納し得る収納部25が設けられている。この収納部25には、ボルト穴25a、25aが設けられた支持隔壁25Aが設けられており、該収納部25における前記ボルト穴25a、25aより後側に前記防振部材17の前半部が嵌め込まれている。
前記防振部材17は、前記ボルト穴25aから該防振部材17を貫通して前記外装ケース12側の収納部15に設けられた雌ねじ部15aに螺合せしめられた複数本のボルト24、24、・・・により、前記エンジン10と前記V形ハンドル20とに跨って、適度に締め付けられて介装されている。言い換えれば、前記V形ハンドル20は、前記防振部材17を介して前記エンジン10にボルト24、24、・・・で連結されており、前記V形ハンドル20の後端面と前記外装ケース12(の前記前面中央部)の前端面との間には、適度の相対変位を許容する隙間Sが形成されている。
このように前記V形ハンドル20と前記エンジン10との間に前記防振部材17を介装することにより、前記エンジン10から前記V形ハンドル20に振動が伝播し難くなり、操作性、作業性が向上する。
一方、前端側が湾曲せしめられた前記操作桿3の前端部には、前記刈刃機構部5が取着されており、前記操作桿3に内装された前記フレキシブルシャフトからなる伝動軸4の前端側も、前記操作桿3のカーブに沿うように湾曲せしめられている。そして、図3に示される如くに、前記伝動軸4の前端部4a(の回転軸線Oa)と前記刈刃6の回転軸線Obとが平行に配在されている。
詳細には、前記歯車ケース7は、上側筒状部7Aと、該上側筒状部7Aに対して前方へ偏心せしめられた下側筒状部7Bと、からなっており、前記操作桿3の前記前端部3aに前記上側筒状部7Aが外嵌されて、止めねじ39で取付固定されている。前記上側筒状部7Aには、前記伝動軸4の前記前端部4aが挿入されて一体回動可能に取り付けられた駆動歯車31(の軸部31A)が、ベアリング33、33を介して回動自在に収納されている。また、前記下側筒状部7Bには、前記駆動歯車31に噛合する前記刈刃6の回転軸となる従動歯車32(の軸部32A)が、ベアリング34、34を介して片持ち支持されて、回動自在に収納されている。
前記刈刃6は、前記従動歯車32の前記軸部32Aにスプライン嵌合せしめられた上側押さえ部材36と下側押さえ部材37とで上下から挟持された状態で、前記軸部32Aの下端部から形成された雌ねじ部32aに螺合せしめられたボルト35により、前記従動歯車32に一体回動可能に取り付けられている。従って、前記刈刃6の回転軸とされる前記従動歯車32は、前記歯車ケース7に片持ち支持されている。
なお、前記ベアリング34、34間には、それぞれ前記ベアリング34、34のインナレース及びアウタレースに当接するように、インナカラー41及びアウタカラー42が介装されている。また、前記下側のベアリング34(のインナレース)は前記上押さえ部材36より係止され、前記アウタカラー42は、止めねじ44により前記下側筒状部7Aに係止されている。前記インナカラー41及び前記アウタカラー42を介装しているのは、前記ベアリング34、34間の距離を適宜広げて、前記軸部32Aの支持をより確実なものとせしめるとともに、前記ボルト35の螺合量を増やして前記従動歯車37を抜け落ち難くするためである。
前記安全カバー8は、平面視扇形状で断面逆皿形とされ、前記刈刃6の一部(後側)の上面及び外周部を覆うように配在されて、前記歯車ケース7の前記上側筒状部7Aの底面側に設けられた鍔状部7Cに、下面側から螺合せしめられる止めねじ46により固定されている。
前記した如くのV形ハンドル20を備えた携帯型刈払機1では、前記把持部22を右手で握って機体を吊持したとき、前記刈刃機構部5が下で前記エンジン10が上の傾斜姿勢となるとともに、機体長さ方向の重心位置がちょうど前記把持部22辺りとなり、さらに、前記把持部22及び前記刈刃6が略水平となる(図1参照)ので、そのままの楽な姿勢で刈払作業を行うことができ、操作性、作業性に優れる。
前記の如くの構成とされた本実施形態の携帯型刈払機1においては、操作桿3の後端部3bに外嵌される外嵌部21及び把持部22を有する側面視横倒しV字状ないしアイロン形のハンドル(V形ハンドル20)に、前記エンジン10の出力伝動連結部とされる出力軸11、及び、前記防振部材17を収納し得る収納部25が設けられているので、V形ハンドル20及び防振部材17を、前記操作桿3に合理的に組み付けることができ、その結果、操作性、作業性が向上する。
また、前記伝動軸4としてフレキシブルシャフトが用いられるとともに、前記操作桿3の前端側が湾曲せしめられて前記伝動軸4の前端部4aの回転軸線Oaと前記刈刃6の回転軸線Obとが平行に配在されていることにより、歯車として高価な傘歯車に代えて安価な平歯車31、32を用いることができるとともに、直桿型用内燃エンジンの流用が可能となる。このため、前記刈刃6の回転軸が前記歯車ケース7に片持ち支持されていることと相まって、前記刈刃機構部5の重量軽減化、コンパクト化、低コスト化等を図ることができる。
さらに、前記安全カバー8が、前記歯車ケース7に下面側から螺合せしめられる止めねじ46により固定されていることにより、前記止めねじ46は、前記刈刃6を取り外さないと緩めることができなくなるので、前記安全カバー8を容易には取り外すことができない。このため、作業者は、常時安全カバー8を付けたまま刈払作業を行わざるを得ず、これによって作業の安全性を確保できる。
図4は、本発明に係る携帯型刈払機の第二実施形態を示している。図4において、前述した図1〜図3に示される第一実施形態と同様構成の各部に対応する部分には同一の符号を付して重複説明を省略し、以下においては相違点を重点的に説明する。
図4に示される携帯型刈払機1’も、第一実施形態のものと同様な、前端側が湾曲せしめられた操作桿3及び刈刃機構部5を有し、前記操作桿3の後端部3bに、前記刈刃6を前記操作桿3に内装されたフレキシブルシャフトからなる伝動軸4を介して駆動するための原動機としての小型空冷2サイクル内燃エンジン10’が、V形ハンドル20’を介して取り付けられている。
該エンジン10’は、例えばU形ハンドルが用いられた直桿型刈払機に使用されているもので、その外装ケース12’の前面側には円筒状連接部13が前方に大きく突出して設けられるとともに、出力伝動連結部とされる出力軸11’が遠心クラッチドラム11a’から前方に突出せしめられており、該出力軸11には前記伝動軸4が一体回動可能に駆動上連結され、また、前記円筒状連接部13内には、短桿3cが挿入されて、円筒状防振部材55を介して保持されている。
一方、前記V形ハンドル20’の後端部21b’には、前記出力伝動連結部とされる出力軸11’及び前記円筒状連接部13、並びに、前記短桿3cに外嵌されたゴム等からなる円筒状の防振部材51を収納し得る収納部25’が設けられている。この収納部25’は、例えば図5に示される如くに、下面が開口したすり割り構造とされており、ボルト53・ナット54で適宜に締め付けることにより、前記防振部材51を介して前記短桿3c部を保持することにより、前記エンジン10’を連結するようになっている。また、前記外嵌部21の前端部21a’においても、円筒状の防振部材52が前記操作桿3に外嵌されており、前記前端部21a’も、ボルト29、29を締め付けることにより、前記操作桿3に前記防振部材52を介して締め付け固定される。
このような構成とされた本実施形態の携帯型刈払機においても、第一実施形態と略同様な作用効果を得られることは勿論のこと、より良好な防振性能も得られる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の精神を逸脱しない範囲で、設計において、種々の変更ができるものである。
例えば、図示例では、平歯の駆動歯車31及び従動歯車32を示したが、適宜の曲がり歯のものを用いれば、歯車ケース7内の軸部31A、32Aを、より安定的に支持せしめることができる。
以上の説明から理解されるように、本発明によれば、一般に用いられている刈払機用内燃エンジンを共用できるようにせしめるとともに、ハンドル及び防振部材を合理的に組み付けることができ、さらに、刈刃機構部の重量軽減化、コンパクト化、低コスト化等を図ることができる。
本発明に係る携帯型刈払機の第一実施形態を示す全体概略側面図。 図1に示される携帯型刈払機のV形ハンドル周辺を示す部分切欠拡大側面図。 図1に示される携帯型刈払機の刈刃機構部を示す部分切欠拡大側面図。 本発明に係る携帯型刈払機の第二実施形態のV形ハンドル周辺を示す部分切欠拡大断面図。 図4のV−V矢視断面図。
符号の説明
1 携帯型刈払機
3 操作桿
3a 前端部
3b 後端部
4 伝動軸
4a 前端軸
5 刈刃機構部
6 刈刃
7 歯車ケース
8 安全カバー
10 内燃エンジン(原動機)
11、13 出力伝動連結部
20 V形ハンドル
17、51、52、55 防振部材
21 外嵌部
22 把持部
25 収納部
31 駆動歯車
32 従動歯車
46 止めねじ

Claims (7)

  1. 操作桿(3)の前端部(3a)に刈刃(6)や安全カバー(8)等からなる刈刃機構部(5)が設けられ、前記操作桿(3)の後端部(3b)に、前記刈刃(6)を前記操作桿(3)に内装された伝動軸(4)を介して駆動するための原動機(10)が取り付けられてなる携帯型刈払機(1)において、
    前記操作桿(3)の後端部(3b)に、前記原動機(10)に隣接して、前記後端部(3b)に外嵌される外嵌部(21)及び把持部(22)を有するハンドル(20)が取り付けられ、該ハンドル(20)に、前記原動機(10)の出力伝動連結部(11、13)、及び、前記原動機(10)と前記ハンドル(20)との間に配在される防振部材(17、51、52)を収納し得る収納部(25、25’)が設けられていることを特徴とする携帯型刈払機。
  2. 前記ハンドル(20)は、前記防振部材(17)を介して前記原動機(10)に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯型刈払機。
  3. 前記操作桿(3)の後端部(3b)と前記ハンドル(20)との間に前記防振部材(51、52)が介装されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯型刈払機。
  4. 操作桿(3)の前端部(3a)に刈刃(6)、歯車ケース(7)、安全カバー(8)等からなる刈刃機構部(5)が設けられ、前記操作桿(3)の後端部(3b)に、前記刈刃(6)を前記操作桿(3)に内装された伝動軸(4)を介して駆動するための原動機(10)が取り付けられてなる携帯型刈払機(1)において、
    前記伝動軸(4)としてフレキシブルシャフトが用いられるとともに、前記操作桿(3)の前端側が湾曲せしめられて前記伝動軸(4)の前端部(4a)と前記刈刃(6)の回転軸(32)とが平行に配在されていることを特徴とする携帯型刈払機。
  5. 前記操作桿(3)の前端部(3a)に前記歯車ケース(7)が取り付けられ、該歯車ケース(7)内に、前記伝動軸(4)の前端部(4a)が駆動上連結される駆動歯車(31)と、該駆動歯車(31)に噛合する前記刈刃(6)の回転軸となる従動歯車(32)と、が配在されていることを特徴とする請求項4に記載の携帯型刈払機。
  6. 前記刈刃(6)の回転軸(32)は、前記歯車ケース(7)に片持ち支持されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の携帯型刈払機。
  7. 前記安全カバー(8)は、前記刈刃(6)の上面及び外周部を覆うように配在されて、前記歯車ケース(7)に下面側から螺合せしめられるねじ類(46)により固定されていることを特徴とする請求項4から6のいずれか一項に記載の携帯型刈払機。
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