JP2005058020A - 植木鉢転倒防止用スタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は各サイズの鉢7の大きさや長さに対応でき、且つ見栄えが良く、安定感を醸し出すと共に清掃がし易くなり、更にオリズルランのような垂れ下がる植物に対しても適したものとなる植木鉢転倒防止用スタンドを提供することを目的とする。
【解決手段】小円形枠台1には回動自在な支持杆2を複数本配置すると共に支持杆2に複数個の調整穴21を穿設し、円形枠台4には回動自在な中空支柱3を複数本配置し、且つ支持杆2下端を中空支柱3に挿入すると共にそれを着脱可能に接続させる構造とする。また支持杆2と中空支柱3を留具5で接続させると良く、支持杆2と中空支柱3を着脱可能に軸支したり或いは固定させても良い。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は強風時或いは人や物が鉢などに接触した時でも植木鉢を転倒しにくくするために使用される植木鉢転倒防止用スタンドに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に草花や観葉植物などが植えられた植木鉢を屋外に置いた際、強風によって植木鉢は転倒し易いものであった。また前記植木鉢を屋外や室内に置いた場合に、人が植木鉢の近くを通る際に草花や観葉植物に手などの身体が触れた時や植木鉢につまづいた時或いは物が接触した時などに植木鉢は転倒し易かった。このため、植木鉢の転倒を防止するための植木鉢転倒防止用物品としては、円筒状の容器の中に植木鉢全体を入れ、安定性を持たせたものが多く使用されている。また植木鉢転倒防止用スタンドとしては、図1に示すような形状のもので、全体が一体に形成されたものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前記植木鉢転倒防止用物品は、植木鉢よりも容器が大きいため、植木鉢が容器内でずれ易く、植木鉢が容器の片側に寄ると、植木鉢に植えられた草花や観葉植物が容器の中心からずれて見えるので、見た目が非常に悪いものとなっていた。また植木鉢転倒防止用物品は植木鉢が大きくなると、それ以上に容器が大きなものとなるため、前記容器を清掃する際には、重量がある植木鉢を容器から持上げて出さなければならず、且つ清掃後も植木鉢を容器から持上げて元の位置に収納しなければならず、前記容器の清掃が面倒であった。更に草花や観葉植物に水を供給する際に水を多く供給し過ぎても、植木鉢転倒防止用の容器内部が見えにくいため、容器内に水が多く溜まり易く、根腐れ等が発生し易い等の問題点があった。一方、前記一体に形成された植木鉢転倒防止用スタンドは鉢サイズの大きさや長さに合せることが出来ず、鉢の底面と床面が略密着する場合、下に鉢受皿を設置させると、鉢受皿の清掃する際、鉢を持上げた後に鉢受皿を外してから清掃しなければならず手間が掛っていた。また鉢の底面と、地面或いは床面からの距離が開き過ぎて、見た目が悪くなり、鉢が浮き過ぎた状態になると転倒し易くなる恐れがある等の問題点もあった。
【0004】
本発明は鉢サイズに対応でき、且つ見栄えが良く、安定感を醸し出すと共に清掃がし易い植木鉢転倒防止用スタンドを提供することを目的とする。
【0005】
本発明の他の目的は部品を交換又は追加し、各サイズの鉢の大きさや長さに対応でき、且つオリズルランのような垂れ下がる植物に対しても適したものとなる植木鉢転倒防止用スタンドを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記問題点を解消するために成されたものであり、つまり小円形枠台には支持杆を複数本軸支すると共に支持杆に複数個の調整穴を穿設し、円形枠台には中空支柱を複数本軸支し、且つ支持杆下端を中空支柱に挿入すると共にそれを着脱可能に接続させる構造とする。この時、支持杆と中空支柱を留具で接続させると良く、図2に示す折畳み型又は図3に示す分離型とするのが好ましい。又、小円形枠台に支持杆を垂直に複数本固定すると共に支持杆に複数個の調整穴を穿設し、円形枠台に中空支柱を複数本固定し、且つ支持杆を中空支柱に挿入すると共にそれを着脱可能に接続する構造と成しても良い。また鉢サイズの大きさに合せるために、中空支柱の上部には支持杆が挿入可能な接続管を複数個並列固定したり、オリズルランのような垂れ下がる植物用に伸長用の支持杆を具備させておくと良い。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施形態を示す図であり、これに基づいて説明する。(1)は鉢(7)の上部を支える金属製パイプの小円形枠台であり、該小円形枠台(1)には3個の軸受(11)が突設されている(図2、図3参照)。尚、前記軸受(11)は3個に限定されるものではなく、それ以上でも良い。(2)は小円形枠台(1)に上端が軸支されて3本配置した金属製パイプの支持杆であり、該支持杆(2)には複数個の長さ用の調整穴(21)が穿設されている。また前記支持杆(2)の上端部は前記軸受(11)に後述する締結部材(6)で軸支されるための取付部(22)が形成され、該取付部(22)には締結部材(6)を挿入する穴と、軸受(11)に挿入するスリ割り溝が形成されている(図3参照)。尚、前記支持杆(2)は軸受(11)に合せた本数とする。また前記支持杆(2)は外径が細い場合には丸棒を用いると良い。更に図2、図3に示すように伸長用の支持杆(2’)を具備しておくと良く、該支持杆(2’)は支持杆(2)の内部に差込む突起部(2a)を一端に設け、他端には突起部(2a)が挿入できる挿入穴(2b)を設けると共に複数個の調整穴(21)が穿設されている。前記支持杆(2’)は支持杆(2)の本数に合せて具備すると良い。
【0008】
(3)は支持杆(2)の下端が上部に挿入されてそれを着脱可能に接続する金属製パイプの中空支柱であり、該中空支柱(3)の上部に穴(31)が穿設されている(図2、図3参照)。尚、図3に示す分離型の場合には、中空支柱(3)と支持杆(2)は、長さの異なるものを数種類用意しておくと良い。また前記中空支柱(3)の下端部は後述する軸受(41)に締結部材(6)で軸支されるための取付部(32)が形成され、該取付部(32)には取付部(22)と同様に穴とスリ割り溝が形成されている(図3参照)。(4)は金属製パイプの円形枠台であり、該円形枠台(4)には中空支柱(3)の下端を軸支するための軸受(41)が、小円形枠台(1)と同様に3個突設されている。尚、前記軸受(41)は軸受(11)の個数に合せて設けられる。(5)は穴(31)から調整穴(21)を貫通して着脱可能に接続する金属製の留具であり、該留具(5)は頭付き軸を用い、その構造は図4に示すように、留具(5)の中間部にはピン(52)を介在して回動片(51)が直角に折曲可能となるように軸支されている。尚、前記留具(5)はこの構造に限定されるものではない。(6)は締結部材であり、図1、図2に於いてはピンを使用し、取付部(22)が軸受(11)に軸支され、且つ取付部(32)が軸受(41)に軸支されている。また図3に於ける締結部材(6)としては、蝶ネジ(61)と蝶ナット(62)から成されるものを用いると良く、この締結部材(6)は留具(5)の代わりに使用しても良い。尚、前記蝶ネジ(61)と蝶ナット(62)の代わりに、六角ボルトと六角ナットを用いても良い。
【0009】
図6は本発明の別実施形態を示す図であり、これは前記実施形態に比べ、支持杆(2)と中空支柱(3)は軸支するのではなく固定されている。また前記支持杆(2)は垂直方向に3本配置している。更に中空支柱(3)は湾曲され且つその先端には、支持杆(2)が挿入可能で且つ穴(31)が穿設された接続管(33)を固定している[図6、図7(a)参照]。尚、前記支持杆(2)と中空支柱(3)は3本以上でも良い。他の部品は同じである。又、前記中空支柱(3)の先端が直接垂直方向に所定長さ確保して図7(b)に示すように配置されたものとしても良い。更に鉢サイズの大きさに対応させるために、図7(c)のように接続管(33)を円形枠台(4)の中心方向に沿って複数個並列して中空支柱(3)の先端部又は接続管(33)に固定させたものとしても良い。
【0010】
本発明品の組立て方法について説明する。先ず図2に示す折畳み型の場合について説明する。予め図2に示す円形枠台の内側にパイプが複数本倒された状態のものを、数種類用意しておく。先ず始めに鉢(7)の大きさに合う円形枠台を選ぶ。次に鉢(7)の長さに合うパイプの組合せを考慮して大きな円形枠台を選ぶ。そして大きい方、つまり円形枠台(4)を地面或いは床に載置し、且つ小円形枠台(1)を円形枠台(4)の内側に載置する。次に中空支柱(3)を起こすと共に支持杆(2)を下方に向けて回動させ且つ支持杆(2)の端部を中空支柱(3)の上部から挿入する。このようにして残りの支持杆(2)も中空支柱(3)に挿入しておく。その後、鉢(7)の長さに適した高さの調整穴(21)と穴(31)を合致させると共に穴(31)側から調整穴(21)に向って留具(5)を貫通させる。貫通後、留具(5)の先端を下方に押すと、図4に示すように軸の中間部が直角に曲がるため、留具(5)は抜けなくなり、中空支柱(3)と支持杆(2)は接続されるのである。このようにして残りの支持杆(2)も中空支柱(3)に接続すれば、図1に示すように組立てられるのである。組立て後、植木鉢(7)を小円形枠台(1)の上方から挿入すれば適正なセット位置が確保されるものとなる。尚、前記留具(5)の代わりに、蝶ネジ(61)と蝶ナット(62)から成された締結部材(6)を使用しても良い。又、前記円形枠台(4)が上部に使用され、更に大きな円形枠台を下部に使用する場合もある。
【0011】
次に図3に示す分離型の場合について説明する。予め数種類の大きさの円形枠台と、数種類の太さ及び長さの支持杆(2)及び中空支柱(3)とを用意しておく。先ず始め鉢(7)の大きさに合う小円形枠台(1)を選び、且つ該小円形枠台(1)に適した接地広さを有した円形枠台(4)を選ぶ。そして鉢(7)の長さに適した支持杆(2)と中空支柱(3)を選び、且つ必要個数の留具(5)と締結部材(6)も用意しておく。次に小円形枠台(1)に支持杆(2)の上部を締結部材(6)で軸支し、円形枠台(4)に中空支柱(3)の下部を締結部材(6)で軸支する。この時には、先ず小円形枠台(1)の軸受(11)に、支持杆(2)の取付部(22)をセットし、蝶ネジ(61)を穴に挿入し貫通させ、その蝶ネジ(61)に蝶ナット(62)を螺合させて軸支する。また円形枠台(4)の軸受(41)に、中空支柱(3)の取付部(32)をセットし、蝶ネジ(61)を穴に挿入し貫通させ、その蝶ネジ(61)に蝶ナット(62)を螺合させて軸支するのである。すると、図2に示す折畳み型の場合と同じ状態になるので、それ以降は前記同様にして組立てれば良い。
【0012】
又、図6に示す別実施形態の場合の組立て方法は、先ず始め鉢(7)の大きさに合う小円形枠台(1)を選び、且つ該小円形枠台(1)に適した接地広さを有した円形枠台(4)を選ぶ。次に小円形枠台(1)に固定した支持杆(2)の下部を、円形枠台(4)に固定した中空支柱(3)の上部に挿入する。その後、鉢(7)の長さに合せた調整穴(21)と穴(31)を合致させると共に穴(31)側から調整穴(21)に向って留具(5)を貫通させて接続する。この時、留具(5)の代わりに締結部材(6)で接続しても良い。尚、鉢(7)の大きさを変えて支持させたい場合には、図7(c)に示すものを用いると良い。つまり、鉢サイズの小さなものを支持したい時は、内側の接続管(33)に合う支持杆(2)を有し且つ鉢(7)の大きさに合う小円形枠台(1)を用いれば良く、他方、鉢サイズの大きなものを支持したい時は、外側の接続管(33)に合う支持杆(2)を有し且つ鉢(7)の大きさに合う小円形枠台(1)を用いれば良い。
【0013】
次に本発明品の使用方法について説明する。予め鉢サイズに適した本発明品を用意しておく。先ず始めに鉢(7)を小円形枠台(1)の上方から挿入してセットする。この時、鉢(7)の底面と床面に鉢受皿が取付けられる隙間を設けておくのが好ましいが、隙間が広い場合には、留具(5)の回動片(51)を回動させ且つ軸を真直ぐにする。そして引抜き、隙間が丁度良い調整穴(21)と穴(31)を合致させる。そして留具(5)を貫通させて接続すれば良い。このようにして留具(5)の抜差しを行い、支持杆(2)を中空支柱(3)に挿入させ且つその入り具合で高さ調整が簡単に行えるものとなる。又、図5に示すようにしてオリズルランを生育させる際には、支持杆(2)と中空支柱(3)の間に伸長用の支持杆(2’)を挿入させれば良い。この時は、支持杆(2’)の 突起部(2a)を支持杆(2)の内部に差込むと共に支持杆(2’)の下端部を中空支柱(3)の上端部に挿入し、支持杆(2’)の調整穴(21)と穴(31)を合致させると共に穴(31)側から調整穴(21)に向って留具(5)を貫通させて接続すれば良い。尚、図6に示す本発明品を用いてオリズルランが生育される状態にする場合には、上記同様に支持杆(2)と中空支柱(3)の間に追加用の支持杆(2’)を挿入させることによって対応出来るものとなる。
【0014】
本発明品を片付ける場合には、先ず鉢(7)を除去し、支持杆(2)と中空支柱(3)を接続している留具(5)或いは締結部材(6)を取外す。そして支持杆(2)と中空支柱(3)を内側に倒すと図2に示すように、円形枠台の内側にパイプが収まって平面状になる。この折畳まれた状態にしたものを物置等に収納して片付ければ嵩張らずに効率良く収納できるものとなる。又、本発明を新たな鉢(7)に適したものとして使用する場合には、先ず鉢(7)の大きさに合う円形枠台を選び、鉢(7)の長さに合うパイプの組合せを考慮して大きな円形枠台を選ぶ。その後は、上記組立て方法と同じ要領で組立てれば良い。
【0015】
【発明の効果】
本発明はこのように構成させたことにより、下記に記載する効果を有する。
【0016】
請求項1のように鉢(7)の上部を支える小円形枠台(1)に、上端が軸支した支持杆(2)を複数本配置させ、該支持杆(2)を挿入して上部が着脱可能に接続された中空支柱(3)の下端が、接地される円形枠台(4)に軸支される構造とすることにより、鉢サイズの大きさと長さに対応できるため、従来の容器の如き草花や観葉植物がその容器の中心からずれて見えることがなくなり、小円形枠台(1)に鉢(7)が丁度良く収まるので、見た目も良くなる。また従来の容器と異なり底の部分が開放され、且つ鉢(7)が床面と丁度良い隙間が確保できるので、鉢受皿が取り易くなり、清掃がし易く、水の供給具合も目で確認でき、更に鉢(7)の重心が従来の植木鉢転倒防止用スタンドよりも低く調節でき、且つ鉢(7)が浮き過ぎた状態になることなく安定した状態に保持でき、転倒しにくいものとなると共に見た目も良くなるため、室内に置けば、見栄えのするものとなる。この時、特に本発明品に色を付けて使用すると、各人の部屋の雰囲気にマッチする色のものを選ぶことにより、一層見栄えのするものになる。
【0017】
請求項2のように支持杆(2)に複数個の長さ用の調整穴(21)を穿設させ、且つ中空支柱(3)の上部に穴(31)を穿設し、支持杆(2)と中空支柱(3)を接続させるために、穴(31)から調整穴(21)を貫通して着脱可能に接続する留具(5)を具備させることにより、支持杆(2)を中空支柱(3)に挿入させてその挿入具合を調節することで、鉢(7)の長さに簡単に対応させることが可能なものとなる。従って、鉢(7)が床面と丁度良い隙間が確保でき、鉢受皿が取り易くなり、清掃がし易く、且つ鉢(7)の重心が従来の植木鉢転倒防止用スタンドよりも低く調節でき、鉢(7)の安定感が醸し出される状態に保持でき、転倒しにくいものとなるのである。また支持杆(2)が小円形枠台(1)の内側に折畳むことができ、且つ中空支柱(3)が円形枠台(4)の内側に折畳むことができるため、運搬する際や収納する際或いは物置等に片付けて保管する際に嵩張らないものとなる。
【0018】
請求項3に示すように小円形枠台(1)に3個以上の軸受(11)を突設し、支持杆(2)の上端部が締結部材(6)を介して着脱可能に軸支され、支持杆(2)の下端部が中空支柱(3)の上部から挿入されて留具(5)或いは締結部材(6)を介して着脱可能に接続され、且つ円形枠台(4)に3個以上の軸受(41)を突設し、中空支柱(3)の下端部が締結部材(6)を介して着脱可能に軸支される構造にすることにより、枠台とパイプの組合せを数種類用意すると共に支持杆(2)や中空支柱(3)の長さの異なるものや長尺なものを揃えておけば、各サイズの鉢の大きさや長さに対応し易い。更に本発明品は各部品を簡単に分離することができるため、保管場所が嵩張らず、しかも部品管理がし易く、鉢(7)の大きさや長さに適したものを、より簡単に組立てることが可能となる。
【0019】
請求項4に示すように留具(5)を頭付き軸と成し、その軸の中間部を直角に折曲可能とすることにより、支持杆(2)と中空支柱(3)の接続が極めて簡単で且つ誰にでも確実に行えるものとなる。また本発明品を折畳んだり、分解する作業が簡単になる。
【0020】
請求項5のように鉢(7)の上部を支える小円形枠台(1)に、それと上端が固定された支持杆(2)を垂直方向に複数本配置し、該支持杆(2)の下端部を挿入して上部が着脱可能に接続された中空支柱(3)の下端を円形枠台(4)に固定することにより、従来困難であった鉢(7)の長さに対応できるものとなるため、鉢(7)が床面と丁度良い隙間が確保でき、鉢受皿が取り易くなり、清掃がし易く、且つ鉢(7)の重心が従来の植木鉢転倒防止用スタンドよりも低く調節でき、鉢(7)が安定した状態に保持でき、転倒しにくいものとなると共に見栄えの良いものとなる。
【0021】
請求項6のように支持杆(2)に複数個の長さ用の調整穴(21)を穿設し、且つ中空支柱(3)の上部に穴(31)が穿設された接続管(33)を固定し、支持杆(2)の下端部を、接続管(33)に挿入すると共に穴(31)から調整穴(21)を貫通し、且つ頭付き軸の中間部が直角に折曲可能である留具(5)或いは締結部材(6)で着脱可能に接続することにより、支持杆(2)を中空支柱(3)に挿入させて長さを調節する際、鉢(7)の長さに容易に対応出来るものとなるため、鉢(7)が床面と丁度良い隙間にでき、清掃がし易くなり、鉢(7)の転倒防止に効果を上げることが出来るものとなる。
【0022】
請求項7に示すように中空支柱(3)の上部に、支持杆(2)が挿入可能な接続管(33)を円形枠台(4)の中心方向に沿って複数個並列こ固定することにより、鉢(7)の大きさに対応可能なものとなる。
【0023】
請求項8に示すように中空支柱(3)に下部が挿入自在で且つ調整穴(21)を有し、上部には支持杆(2)の内部に挿入可能な突起部(2a)を有した伸長用の支持杆(2’)が具備されることにより、支持杆(2’)を支持杆(2)に挿入して伸長させれば、オリズルランのような垂れ下がる植物に対しても容易に適したものとすることが可能となる。また支持杆(2’)を支持杆(2)に複数本挿入して伸長させれば、簡単に鉢(7)の高さを床面或いは地上から腰や胸などの位置に設定することが出来るので、足腰の弱い人が水を供給する際に、腰を曲げずに給水することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す斜視図である。
【図2】本実施形態の折畳み型の部品分解斜視図である。
【図3】本実施形態の分離型の部品分解斜視図である。
【図4】本実施形態で使用する留具を示す斜視図である。
【図5】本発明品がオリズルラン用として使用される状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の別実施形態を示す斜視図である。
【図7】別実施形態で使用する接続管の配置状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 小円形枠台
11 軸受
2,2’ 支持杆
21 調整穴
2a 突起部
3 中空支柱
31 穴
33 接続管
4 円形枠台
41 軸受
5 留具
6 締結部材
7 鉢

Claims (8)

  1. 鉢(7)の上部を支える小円形枠台(1)には、上端が軸支された支持杆(2)を複数本配置し、該支持杆(2)が上部に挿入されてそれを着脱可能に接続した中空支柱(3)の下端が、接地される円形枠台(4)に軸支されたことを特徴とする植木鉢転倒防止用スタンド。
  2. 前記支持杆(2)には複数個の長さ用の調整穴(21)が穿設され、且つ前記中空支柱(3)の上部に穴(31)が穿設され、前記支持杆(2)の下端部を、前記中空支柱(3)に挿入すると共に前記穴(31)から前記調整穴(21)を貫通して着脱可能に接続する留具(5)が具備された請求項1記載の植木鉢転倒防止用スタンド。
  3. 前記小円形枠台(1)に3個以上の軸受(11)を突設し、前記支持杆(2)の上端部が締結部材(6)を介して着脱可能に軸支され、前記支持杆(2)の下端部が前記中空支柱(3)の上部から挿入されて留具(5)或いは締結部材(6)を介して着脱可能に接続され、且つ前記円形枠台(4)に3個以上の軸受(41)を突設し、前記中空支柱(3)の下端部が締結部材(6)を介して着脱可能に軸支された請求項1記載の植木鉢転倒防止用スタンド。
  4. 前記留具(5)が頭付き軸であり、その軸の中間部が直角に折曲可能である請求項2又は3記載の植木鉢転倒防止用スタンド。
  5. 鉢(7)の上部を支える小円形枠台(1)には、それと上端が固定された支持杆(2)を垂直方向に複数本配置させ、該支持杆(2)が上部に挿入されそれを着脱可能に接続した中空支柱(3)の下端が、接地される円形枠台(4)に固定されたことを特徴とする植木鉢転倒防止用スタンド。
  6. 前記支持杆(2)には複数個の長さ用の調整穴(21)が穿設され、且つ前記中空支柱(3)の上部には穴(31)が穿設された接続管(33)を固着し、前記支持杆(2)の下端部を前記接続管(33)に挿入すると共に前記穴(31)から前記調整穴(21)を貫通し、且つ頭付き軸の中間部が直角に折曲可能である留具(5)、或いは締結部材(6)で前記支持杆(2)と前記中空支柱(3)が着脱可能に接続された請求項5記載の植木鉢転倒防止用スタンド。
  7. 前記中空支柱(3)の上部に、前記支持杆(2)が挿入可能な接続管(33)を、前記円形枠台(4)の中心方向に沿って複数個並列固着させた請求項5又は6記載の植木鉢転倒防止用スタンド。
  8. 前記中空支柱(3)に下部が挿入自在で且つ前記調整穴(21)を有し、上部には前記支持杆(2)の内部に挿入可能な突起部(2a)を有した伸長用の支持杆(2’)が具備された請求項1.2.3.6又は7記載の植木鉢転倒防止用スタンド。
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