JP2005056180A - 入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 操作面上で指を滑らせたときに入力エリアの境界を容易に識別することができ、しかも、指への刺激を低減できると共に操作面の見栄えを悪くすることもない入力装置を提供する。
【解決手段】 入力パッド5の上面を操作面5aとし、この操作面5aに6個の入力エリア6〜11を設定している。このうち、入力エリア6,8,10の表面は滑らかとし、残りの入力エリア7,9,11の表面はなし地面のような微小な凹凸を有する面とし、隣接する入力エリア相互において表面の摩擦係数を異ならせている。操作面5a上で指を滑らせたときに、指の触感の違いで入力エリアの境界を容易に識別することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 入力パッド5の上面を操作面5aとし、この操作面5aに6個の入力エリア6〜11を設定している。このうち、入力エリア6,8,10の表面は滑らかとし、残りの入力エリア7,9,11の表面はなし地面のような微小な凹凸を有する面とし、隣接する入力エリア相互において表面の摩擦係数を異ならせている。操作面5a上で指を滑らせたときに、指の触感の違いで入力エリアの境界を容易に識別することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、一つの平面状をなす操作面内に、複数の入力エリアを隣接して有する入力装置に関する。
例えばタッチパネル式の入力装置においては、一つの操作面内に複数の入力エリアが設定されていて、指でタッチされた入力エリアを押圧操作することに応じて所定の設定が行われるようになっている。この場合、操作面の表面全体が平滑面となっていた場合において、操作面を見ずに、操作面に指を接触させただけでは、使用者は、指が接触している部分がどの入力エリアであるかを識別することができない。
そこで、このようなことに対処するものとして、操作面の入力エリアごとに比較的大きな凸部や凹部を設け、その凸部や凹部を指でなぞることで、入力エリアを識別できるようにしたものが考えられている。
一方、特許文献1には、複数の操作ボタンを備えた電子機器において、操作ボタンの表面に特定の凹部や突起を設けて、操作ボタンの表面を接触するだけで、操作ボタンを識別できるようにしたものも提案されている。
特開平11−144553号公報(図1)
一方、特許文献1には、複数の操作ボタンを備えた電子機器において、操作ボタンの表面に特定の凹部や突起を設けて、操作ボタンの表面を接触するだけで、操作ボタンを識別できるようにしたものも提案されている。
上記したもののうち、操作面上に比較的大きな凸部や凹部を設ける構成としたものでは、操作面上で指を滑らせたり押圧操作したりする際に、指への刺激が大きく、また、見栄えが悪いという欠点がある。一方、特許文献1のものでは、操作ボタンを識別する際に、例えば1つの操作ボタンを触った後に、次の操作ボタンを触るには、一旦操作ボタンから指が離れるため、一瞬ではあってもその間に前の感覚を忘れてしまいやすいものであった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、操作面上で指を滑らせたときに入力エリアの境界を容易に識別することができ、しかも、指への刺激を低減できると共に操作面の見栄えを悪くすることもない入力装置を提供するにある。
上記した目的を達成するために、本発明は、一つの平面状をなす操作面内に、複数の入力エリアを隣接して有する入力装置において、前記操作面を概ね平滑とすると共に、隣接する前記入力エリア相互において表面の摩擦係数を異ならせたことを特徴とする。
本発明によれば、操作面内の隣接する入力エリア相互において表面の摩擦係数が異なっているから、操作面上で指を滑らせたときに、指の触感の違いで入力エリアの境界を容易に識別することができる。しかも、操作面は概ね平滑であり、大きな凹凸を形成しないので、指への刺激を低減できると共に、操作面の見栄えを悪くすることもない。
以下、本発明を、車両用ディスプレイ装置の入力装置に適用した一実施形態について図面を参照して説明する。まず、図3にはシステムの概略構成を示している。この図3において、入力装置1は、車両の運転者が車両の運転状態で容易に操作可能な部位、例えば運転席ドアの肘掛け部に設けられる。ディスプレイ装置2は、車両において運転者が見やすい部位、例えばインストルメントパネルに設置されるもので、表示部3及び図示しないマイクロコンピュータを主体に構成されていて、上記入力装置1の入力情報に応じて表示部3に所定の画面を表示するようになっている。
上記入力装置1について詳述する。図1は入力装置1の正面図を示している。この図1において、入力装置1における装置本体4の中央部には、平板状をなす入力パッド5が配置されていて、この入力パッド5の上面を操作面5aとしている。この操作面5aには、この場合横3個×2段の合計6個の、それぞれ矩形状をなす入力エリア6〜11が設定されている。従って、一つの平面状をなす操作面5a内に、複数、この場合6個の入力エリア6〜11を隣接して有している。
そして、これら6個の入力エリア6〜11のうち、図1において上段の左右2個の入力エリア6,8と下段の中央の入力エリア10の表面は、図2にも示すように、凹凸がない平滑面に形成されていて、摩擦係数は小さくなっている。これに対して、残りの3個の入力エリア7,9,11の表面は、なし地面のような微小な凹凸を有する面に形成されていて、入力エリア6,8,10に比べて摩擦係数が大きくなっている。なお、図2においては、入力エリア7の表面の凹凸が強調して示されている。従って、操作面5aは概ね平滑であると共に、隣接する入力エリア相互において表面の粗さによって摩擦係数を異ならせている。
装置本体4の上面において入力パッド5の周囲となる位置には、各種モード選択ボタンが配置されている。これらのモード選択ボタンとしては、現在地ボタン12、目的地ボタン13、メニューボタン14、エアコンボタン15、オーディオボタン16、画質ボタン17が設けられている。
図4は入力装置1の一部を破断した正面図、図5は部分断面図を示している。装置本体4内の底部には、図5に示すようにプリント配線基板20が配置され、その上方にプリント配線基板21が配置されている。上部側のプリント配線基板21の上面には、中央部にタッチ用スイッチ22が搭載されていると共に、当該スイッチ22を囲繞するように圧縮コイルばね23が配設されており、この圧縮コイルばね23により入力パッド5が支持板24を介して上方へ付勢されている。入力パッド5は支持板24に接着されている。支持板24の外周部には被係合部24aが設けられていて、この被係合部24aが、プリント配線基板21上に枠状に設けられた係合部材25に下方から係合することにより、支持板24及び入力パッド5の上方への移動が規制されている。
図4は入力装置1の一部を破断した正面図、図5は部分断面図を示している。装置本体4内の底部には、図5に示すようにプリント配線基板20が配置され、その上方にプリント配線基板21が配置されている。上部側のプリント配線基板21の上面には、中央部にタッチ用スイッチ22が搭載されていると共に、当該スイッチ22を囲繞するように圧縮コイルばね23が配設されており、この圧縮コイルばね23により入力パッド5が支持板24を介して上方へ付勢されている。入力パッド5は支持板24に接着されている。支持板24の外周部には被係合部24aが設けられていて、この被係合部24aが、プリント配線基板21上に枠状に設けられた係合部材25に下方から係合することにより、支持板24及び入力パッド5の上方への移動が規制されている。
従って、入力パッド5及び支持板24は、圧縮コイルばね23により上下動可能に支持されていて、入力パッド5及び支持板24が押し下げられることに伴い、上記タッチ用スイッチ22がオン操作される構成となっている。このタッチ用スイッチ22の信号は、入力装置1が備えた図示しないマイクロコンピュータに入力されるようになっている。
また、入力パッド5の周囲部には、光センサユニット26が配設されている。この光センサユニット26は、センサブロック27上に複数個のLED28とフォトトランジスタ29とを、並列光軸を形成するように対向配置すると共に、各LED28及びフォトトランジスタ29をプリント配線基板21の電気回路に接続して構成されている。各LED28及びフォトトランジスタ29は、光軸が入力パッド5上面の操作面5a上となるように配置されている。
また、入力パッド5の周囲部には、光センサユニット26が配設されている。この光センサユニット26は、センサブロック27上に複数個のLED28とフォトトランジスタ29とを、並列光軸を形成するように対向配置すると共に、各LED28及びフォトトランジスタ29をプリント配線基板21の電気回路に接続して構成されている。各LED28及びフォトトランジスタ29は、光軸が入力パッド5上面の操作面5a上となるように配置されている。
図6は、LED28及びフォトトランジスタ29の配列状態を示している。この図6において、図示縦方向光軸(以下、Xラインと称する)が9本設定されていると共に、図示横方向光軸(以下、Yラインと称する)が6本設定されていて、各入力エリア6〜11において、XラインとYラインが3本ずつ交差するようになっている。この場合、XラインとYラインとのそれぞれにおいて、LED28とフォトトランジスタ29とが交互に並列配置されている。
ここで、使用者が操作面5a上に指を接触させると、その位置に応じてXライン及びYラインの光軸が遮断されるので、入力装置1のマイクロコンピュータは、フォトトランジスタ29の信号に基づき、指がどの入力エリアにあるかを検出し、その検出信号を、上記ディスプレイ装置2へ送信するようになっている。
また、上記プリント配線基板21上には、上記モード選択ボタン12〜17の下方に対応させてそれぞれモード選択スイッチ30が設けられており、これらモード選択スイッチ30は、モード選択ボタン12〜17によって操作されるようになっている。これらモード選択スイッチ30の信号も入力装置1のマイクロコンピュータに入力され、その情報がディスプレイ装置2へ送信されるようになっている。
また、上記プリント配線基板21上には、上記モード選択ボタン12〜17の下方に対応させてそれぞれモード選択スイッチ30が設けられており、これらモード選択スイッチ30は、モード選択ボタン12〜17によって操作されるようになっている。これらモード選択スイッチ30の信号も入力装置1のマイクロコンピュータに入力され、その情報がディスプレイ装置2へ送信されるようになっている。
さて、上記構成において、運転者(使用者)がモード選択ボタン12〜17のいずれかを押圧操作すると、その選択ボタンに対応したモード選択スイッチ30がオン操作され、これに基づき、ディスプレイ装置2の表示部3にそのモードの画面が表示される。その表示画面には、複数のボタン表示部が表示される。
そして、運転者が入力装置1の操作面5a上に指を置くと、その指の位置(入力エリア)に対応するボタン表示部が、例えば色が変わって表示される。そして、操作面5a上で指を滑らせて指が隣の入力エリアに入ると、色が変わったボタン表示部も変化する。このとき、運転者は、操作面5a上で指を滑らせたときに、隣接する入力エリアで摩擦係数が異なっているので、操作面5aを見なくとも、指の触感の違いで入力エリアの境界を容易に識別することができる。
そして、運転者が入力装置1の操作面5a上に指を置くと、その指の位置(入力エリア)に対応するボタン表示部が、例えば色が変わって表示される。そして、操作面5a上で指を滑らせて指が隣の入力エリアに入ると、色が変わったボタン表示部も変化する。このとき、運転者は、操作面5a上で指を滑らせたときに、隣接する入力エリアで摩擦係数が異なっているので、操作面5aを見なくとも、指の触感の違いで入力エリアの境界を容易に識別することができる。
そして、運転者は、設定したいボタン表示部に対応する入力エリアに指を置いた状態で、入力パッド5を押圧操作すると、タッチ用スイッチ22がオン操作され、その信号に基づき入力装置1のマイクロコンピュータからディスプレイ装置2にその情報が送信される。ディスプレイ装置2においては、選択されたボタン表示部に応じた表示動作を実行する。
上記した実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。入力装置1の操作面5aにおける入力エリア6〜11は、隣接する入力エリア相互において表面の摩擦係数が異なっているから、操作面5a上で指を滑らせたときに、指の触感の違いで入力エリアの境界を容易に識別することができる。しかも、操作面5aは概ね平滑であり、大きな凹凸を形成しないので、指への刺激を低減できると共に、操作面5aの見栄えを悪くすることもない。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。入力エリア6〜11の摩擦係数を異ならせる手段としては、隣接する入力エリア相互において材質を異ならせたり(例えば硬質のものと軟質のもの)、表面の塗料の材質を異ならせたりすることによっても可能である。また、操作面6aにおいてタッチ位置を検出する手段としては、光センサ方式に限らず、静電方式、透明導電性フィルムを利用した方式であっても良い。
図面中、1は入力装置、2はディスプレイ装置、3は表示部、5は入力パッド、5aは操作面、6〜11は入力エリア、22はタッチ用スイッチ、26は光センサユニット、28はLED、29はフォトトランジスタである。
Claims (1)
- 一つの平面状をなす操作面内に、複数の入力エリアを隣接して有する入力装置において、前記操作面を概ね平滑とすると共に、隣接する前記入力エリア相互において表面の摩擦係数を異ならせたことを特徴とする入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003286810A JP2005056180A (ja) | 2003-08-05 | 2003-08-05 | 入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003286810A JP2005056180A (ja) | 2003-08-05 | 2003-08-05 | 入力装置 |
Publications (1)
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JP2005056180A true JP2005056180A (ja) | 2005-03-03 |
Family
ID=34366002
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003286810A Pending JP2005056180A (ja) | 2003-08-05 | 2003-08-05 | 入力装置 |
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JP (1) | JP2005056180A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012165098A1 (ja) * | 2011-06-02 | 2012-12-06 | Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 | 入力装置、入力装置の制御方法、および、プログラム |
-
2003
- 2003-08-05 JP JP2003286810A patent/JP2005056180A/ja active Pending
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WO2012165098A1 (ja) * | 2011-06-02 | 2012-12-06 | Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 | 入力装置、入力装置の制御方法、および、プログラム |
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