JP2005055476A - 定着装置 - Google Patents

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JP2005055476A JP2003205714A JP2003205714A JP2005055476A JP 2005055476 A JP2005055476 A JP 2005055476A JP 2003205714 A JP2003205714 A JP 2003205714A JP 2003205714 A JP2003205714 A JP 2003205714A JP 2005055476 A JP2005055476 A JP 2005055476A
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Abstract

【課題】非通紙部昇温を防止し、立ち上げ時間の短縮を可能にする省エネルギー対応のカラー定着器を提供すること。
【解決手段】定着ローラと、加圧ローラと、定着ローラ又は加圧ローラに接触する放熱ローラを備えた定着装置において、放熱ローラを2層構成とし、上層を断熱層、下層を高熱伝導率層とする構成。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は用紙上に形成されたトナー画像を該用紙上に発熱および/または加圧により定着する定着装置および該定着装置を適用した複写機、レーザービームプリンタ等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、オフィスにおける複写機のカラー化が急速に進んでいる。オフィスにおけるカラー複写機の導入に際しては、白黒複写機を置き換える場合が多く、白黒複写機と同等の性能がカラー複写機に求められている。その中でも特に立ち上げ時間の短縮と、省エネルギーは白黒複写機とカラー複写機で大きく差があり、これをいかに白黒複写機と同等にできるかが、カラー複写機をオフィスに浸透させるカギとなっている。
【0003】
従来のカラー複写機の定着装置は、カラー画像の画質を維持するために、定着ローラには厚さ数mmの芯金と厚さ2mm前後の弾性層を設け、定着ローラに熱を蓄積させることでカラー画像の画質を向上させていた。しかし、熱容量の大きな定着ローラに熱を蓄積させなくてはならないため、立ち上げ時間が数分以上かかっていた。また、熱容量が大きいため熱応答性が悪く、通紙時の温度低下を避けるためにスタンバイ温度を高く設定しなくてはならず、省エネルギーにも不向きであった。この問題を解決するには、定着ローラの熱容量を下げることが効果的であり、いかに定着装置の熱容量を小さくできるかが、立ち上げ時間が早く、省エネルギーに対応したカラー複写機を提供する上での課題となっている。上記の課題に応えるために、定着ローラの芯金を従来の数ミリから1mm以下に、弾性層を数百μm程度にすることで、立ち上げ時間を1分以内に、消費エネルギーも従来の約半分に削減することが可能となったが、定着ローラが薄肉となったために非通紙部昇温が厳しくなった。これを解決するために、特開平06−175520号公報に記載されているように、加圧部材に金属等熱伝導率の高い部材で構成された放熱ローラ等を接触させて、熱伝導率の高さを利用することで熱移動により非通紙部昇温を軽減させてきた。
【0004】
【特許文献1】
特開平06−175520号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この温度均し部材は非通紙部昇温に対しては効果が得られたが、定着装置の熱容量の増加を招いてしまうため、立ち上げ時間、エネルギー消費が犠牲となってしまった。
【0006】
本発明はこれらの課題を解決するために考案されたものであり、温度均し部材を有する定着装置において、温度均し部材を2層化し、上層に断熱層を、下層に高熱伝導層を設け、立ち上げ時には上層の断熱層が機能して、温度均し部材に熱が奪われることなく定着ローラを加熱して立ち上げ時間を短縮でき、小サイズ紙通紙時には下層の高熱伝導層が機能して、定着ローラ長手方向の非通紙部昇温を防止することが可能なカラー定着器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は下記の構成を特徴とした定着装置である。
(1)発熱源を有する定着部材と、前記定着部材に接触して加圧/回動する加圧部材と、前記加圧部材に当接する定着補助部材からなり、前記定着部材と前記加圧部材を当接させることにより定着ニップを形成し、未定着トナーを載せた転写材を前記定着ニップに通紙することで前記転写材上にトナー像を永久固着させる定着装置において、
前記定着補助部材を多層構成とすることを特徴とする定着装置。
(2)前記定着補助部材は2層構成とし、上層を断熱層、下層を高熱伝導層とすることを特徴とする(1)に記載の定着装置。
(3)前記断熱層の断面積をA、前記高熱伝導層の断面積をBとすると、A<0.5Bであることを特徴とする請求項(1)〜(2)に記載の定着装置。
(4)前記断熱層の厚みをtとすると、0.3mm≦t≦0.8mmを満たすことを特徴とする、請求項(1)〜(3)に記載の定着装置。
(5)前記高熱伝導層は熱伝導率が200[W/m・K]以上であることを特徴とする(1)〜(4)に記載の定着装置。
(6)発熱源を有する定着部材と、前記定着部材に接触して加圧/回動する無端状ベルトと、前記無端ベルトを介して前記定着部材に前記無端ベルトを押圧する加圧部材からなり、前記定着部材と前記無端ベルトで定着ニップを形成し、未定着トナーを載せた転写材を前記定着ニップに通紙することで前記転写材上にトナー像を永久固着させる定着装置において、
前記加圧部材を多層構成とすることを特徴とする定着装置。
【0008】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
以下に、本発明に係る第1の実施形態について説明する。
【0009】
図3に、本発明に係る画像形成装置の概略を図示する。
【0010】
図3において、11は、静電潜像担持体としての電子写真感光体ドラムであり、OPC、アモルファスSi等の感光材料層をアルミニウムやニッケルなどのシリンダ上の基板上に形成したものであり、図中矢印A方向に所定のプロセススピードで回転駆動される。以降、本実施形態において像担持体11を感光体11と称する。感光体11は、1次帯電器21で一様帯電された後、画像信号に対応した画像露光31がなされる。画像露光31は、LEDにより実行される。該LEDにより発せられた画像露光は結像レンズを経た後、感光体11に照射され、その露光部の表面電位を画像信号レベルに応じて減衰させることにより、静電潜像を形成する。なお、本実施形態の露光装置としては、LEDのみでなく半導体レーザ素子等も使用可能である。
【0011】
以上のようにして形成された潜像は現像器40により現像される。ここで、現像器40は、イエロー現像器41、マゼンタ現像器42、シアン現像器43、ブラック現像器44の4色の現像器からなり、感光体11に対して着脱可能に配置されている。現像の順序は、最初にイエロー現像器41が感光体と接して現像を行い、感光体11上にトナー像が形成される。その間、他の現像器は感光体11から離間している。現像器40においては、交流電圧と直流電圧を重畳したバイアス電圧を印可することにより、感光体11に形成された静電潜像を反転現像する。次いで、不図示の帯電器によってトナー像に対してDC電圧にAC電圧を重畳した電圧が印可されることにより、トナーのトリボが最適化される。そして、該トナー像は図中矢印B方向に回転する転写ドラム51に静電的に付着した転写材61に転写される。
【0012】
一方、感光体11は、クリーニング器91によって残留トナーを除去された後、次色の現像過程に移り、マゼンタ、シアン、ブラックの順で現像が行われる。
【0013】
全てのトナーが転写された転写材61は分離帯電器52による帯電、および転写ドラム51の曲率により、転写ドラム51から剥離される。そして、定着器70に搬送されて定着された後、機外へ排出される。
【0014】
次に、定着装置の構成についての説明を行う。
【0015】
図1に定着装置の概要を図示する。
【0016】
図1において、71は直径30mmの定着ローラで、中空の厚さ0.8mmのFe芯金層と0。5mmの断熱層と30μmのPFAチューブから成る離型層を有している。72は定着ローラ71に当接するように配置された直径30mmの加圧ローラであり、芯金層に3mmの発砲スポンジ層と50μmのPFAチューブ層から成る離型層を有している。定着ローラ71は、不図示のモータから駆動を受け、図中矢印方向に回転可能である。加圧ローラ72は、不図示のばねにより定着ローラ71に対して加圧され、所定の定着ニップを形成する。また、加圧ローラ72は、定着ローラ71に対して従動で回転可能であり、図中矢印方向に回転する。本実施例では定着ニップを7mmとした。73は加圧ローラ72に当接するように配置された直径20mmの放熱ローラであり、加圧ローラ72に対して従動で回転可能に配置されている。放熱ローラ73は図2に示すように2層構成となっており、73aは発砲スポンジ層からなる断熱層、73bは中空の金属からなる高熱伝導層で構成されている。本実施例では、放熱ローラ73は不図示のばねにより加圧ローラ72に一定圧力で加圧されている。74は定着ローラ71内に配置された配熱分布が定着ローラ71中央部を集中して加熱するバロゲンヒーター(以降中高ヒーター)であり、本実施例ではワッテージが100V入力で600W出力のものを使用した。75は定着ローラ71内に配置された配熱分布が定着ローラ71端部を集中して加熱するバロゲンヒーター(以降端部高ヒーター)であり、本実施例ではワッテージが100V入力で500W出力のものを使用した。76は定着ローラ71表面の温度計測のための非接触温度センサーで、定着ローラ71の通紙域中央部に配設されている、77は定着ローラ71の温度が異常値を示したときにヒーターへの通電を強制的に遮断する非接触式サーモスイッチである。78は転写ドラム51から記録材61を定着装置に搬送する入り口ガイドである。
【0017】
定着装置は、電源投入とともに中高ヒーター74と端部高ヒーター75が点灯し、定着ローラ71および加圧ローラ72を加熱する。定着ローラ71が所定の温度T1に達すると定着ローラ71、加圧ローラ72、放熱ローラ73の回転を開始し、定着ローラ71が所定の温度調節温度T2に達すると定着ローラ71の回転を止め、スタンバイ状態となり、コピーが可能となる。なお本実施例では、回転開始温度T1を50℃、スタンバイ中の温度調節温度T2を180℃、通紙中の温度調節温度を185℃とした。なお、通紙中は、用紙サイズ等で予め定められている点灯比で中高ヒーター74と端部高ヒーター75を交互点灯するように制御されている。
【0018】
転写ドラム51からはく離された転写材61が入り口ガイド78上を移動し、回転中の定着ローラ71と加圧ローラ72で形成されるニップ部に進入し、転写材61上のトナー像を圧力および熱によって永久画像として定着する。その後転写材61は、転写材61の自重によって分離され、排紙部に搬送される。
【0019】
以上の定着装置を用いて、放熱ローラ73の高熱伝導層73bの熱伝導率をふって非通紙部昇温の検討を、放熱ローラ73の断熱層73aと高熱伝導層73bの厚みおよび断面積をふって立ち上げ時間と非通紙部昇温の検討を行った。なお、本実施例では、プロセススピードを150mm/sとし、非通紙部昇温の測定にはB4サイズを連続通紙した。その結果を表1、2に示す。
【0020】
【表1】
表1 熱伝導率と非通紙部昇温の関係
Figure 2005055476
【0021】
表1において、非通紙部昇温の×印は、非通紙部昇温が230℃を超えたことを意味しており、部材の耐熱性の観点から実用不可とみなしたものである。熱伝導率が200[W/m・k]を超えるアルミニウムや銅はB4サイズ紙を連続通紙しても非通紙部が230℃を超えることなく、実使用可能であることがわかった。放熱ローラとして使用するためには、熱伝導率が200[W/m・K]より大きい値の材質を用いなければならないことがわかった。
【0022】
【表2】
Figure 2005055476
【0023】
表2において、×印は非通紙部昇温が230℃を超えたことを意味しており、耐熱性の観点から実用不可とみなしたものである。断熱層の厚みが薄すぎると立ち上げ時間短縮には有効でなく、0.3mm以上の厚みになると立ち上げ時間が大幅に短縮されていることがわかる。非通紙部昇温については、断熱層が薄く、断面積が小さい時は高熱伝導層の効果が発揮され、非通紙部昇温は抑えられる。
これは、通紙域の温度と、非通紙域の温度差が極端に大きい時に、断熱層が設けられていても高熱伝導層が断熱層に対して十分な断面積を有していれば、高熱伝導層が温度ムラを緩和させる効果があることを示している。しかし、断熱層の厚みが厚くなり、断面積が高熱伝導層の断面積の1/2よりも大きくなると、高熱伝導層の効果が見られなくなり、非通紙部が部材の耐熱性の限界温度を超えてしまうことがわかった。よって、断熱層の厚みtは0.3mm≦t≦0.8mm、断熱層の断面積Aは、高熱伝導層の断面積Bの1/2以下(A<1/2B)とすることが効果的であることがわかった。
【0024】
以上の結果より、放熱ローラを有する定着装置において、放熱ローラを2層構成とし、弾性層の厚みtを0.3mm≦t≦0.8mm、断熱層の断面積Aと高熱伝導層の断面積Bの関係をA<1/2Bとし、高熱伝導層の熱伝導率を200[W/m・k]とすることで、立ち上げ時間を短縮し、かつ、非通紙部昇温に有効な定着装置を提供することが可能となった。
【0025】
(実施例2)
以下に、本発明に係る第2の実施形態について説明する。
【0026】
なお、第2の実施形態で用いた画像形成装置は実施例1で用いたものと同様であるため、説明は省略する。
【0027】
図4に第2の実施形態で用いた定着装置の概要を図示する。本実施例は、加圧側に無端状のベルトを用いたものである。
【0028】
図4において、81は直径30mmの定着ローラで、中空の厚さ0.8mmのFe芯金層と0.5mmの断熱層と30μmのPFAチューブから成る離型層を有している。定着ローラ81は、不図示のモータから駆動を受け、図中矢印方向に回転可能である。82は定着ローラ81に当接するように配置された直径30mmの無端状のベルトであり、厚さ60μmのポリイミド基体と30μmのPFAチューブ層から成る離型層を有している。ベルト82は、定着ローラ81に対して従動で回転可能であり、図中矢印方向に回転する。83はベルト82に当接するように配置され、ベルト82を介して定着ローラ81に圧力を付与し、定着ローラ81と、ベルト82の間に定着ニップを形成する加圧部材である。加圧部材83は2層構成となっており、83aは発砲スポンジ層からなる断熱層、83bは金属からなる高熱伝導層で構成されている。尚、本実施例では、定着ニップを7mmとした。84は定着ローラ81内に配置された配熱分布が定着ローラ81中央部を集中して加熱するバロゲンヒーター(以降中高ヒーター)であり、本実施例ではワッテージが100V入力で600W出力のものを使用した。85は定着ローラ81内に配置された配熱分布が定着ローラ81端部を集中して加熱するバロゲンヒーター(以降端部高ヒーター)であり、本実施例ではワッテージが100V入力で500W出力のものを使用した。86は定着ローラ81表面の温度計測のための非接触温度センサーで、定着ローラ81の通紙域中央部に配設されている、87は定着ローラ81の温度が異常値を示したときにヒーターへの通電を強制的に遮断する非接触式サーモスイッチである。88は転写ドラム51から記録材61を定着装置に搬送する入り口ガイドである。
【0029】
定着装置は、電源投入とともに中高ヒーター84と端部高ヒーター85が点灯し、定着ローラ81を加熱する。定着ローラ81が所定の温度T1に達すると定着ローラ81、ベルト82の回転を開始し、定着ローラ81が所定の温度調節温度T2に達すると定着ローラ81の回転を止め、スタンバイ状態となり、コピーが可能となる。なお本実施例では、回転開始温度T1を50℃、スタンバイ中の温度調節温度T2を180℃、通紙中の温度調節温度を185℃とした。なお、通紙中は、用紙サイズ等で予め定められている点灯比で中高ヒーター84と端部高ヒーター85を交互点灯するように制御されている。
【0030】
このような構成の定着装置を用いても実施例1と同様の効果が得られた。定着装置全体の熱容量をさらに減少したベルト定着装置において、加圧部材を2層化することで、立ち上げ時間を短縮し、かつ、非通紙部昇温に有効な定着装置を提供することが可能であることがわかった。
【0031】
【発明の効果】
以上説明してきたように本発明によると、
1.発熱源を有する定着部材と、前記定着部材に接触して加圧/回動する加圧部材と、前記加圧部材に当接する定着補助部材からなり、前記定着部材と前記加圧部材を当接させることにより定着ニップを形成し、未定着トナーを載せた転写材を前記定着ニップに通紙することで前記転写材上にトナー像を永久固着させる定着装置において、
前記定着補助部材を多層構成とすることを特徴とする定着装置。
2.前記定着補助部材は2層構成とし、上層を断熱層、下層を高熱伝導層とすること。
3.前記断熱層の断面積をA、前記高熱伝導層の断面積をBとすると、A<0.5Bであること。
4.前記断熱層の厚みをtとすると、0.3mm≦t≦0.8mmを満たすこと。
5.前記高熱伝導層は熱伝導率が200[W/m・K]以上であること。
6.発熱源を有する定着部材と、前記定着部材に接触して加圧/回動する無端状ベルトと、前記無端ベルトを介して前記定着部材に前記無端ベルトを押圧する加圧部材からなり、前記定着部材と前記無端ベルトで定着ニップを形成し、未定着トナーを載せた転写材を前記定着ニップに通紙することで前記転写材上にトナー像を永久固着させる定着装置において、
前記加圧部材を多層構成とすることを特徴とする定着装置。
により、本発明の目的である、省エネルギー対応のカラー複写機において、非通紙部昇温を防止しながら立ち上げ時間の短縮を可能にする定着装置を提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における定着装置の概略構成を示す模式的断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における定着装置の定着補助部材の拡大図である。
【図3】本発明の第1の実施形態にかかる画像形成装置の概略構成を示す模式的断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における定着装置の概略構成を示す模式的断面図である。
【符号の説明】
11 感光体ドラム
21 一次帯電器
41 現像器
51 転写ドラム
61 転写材
70 定着器
71、81 定着ローラ
72 加圧ローラ
73 放熱ローラ
74、75、84、85 ヒーター
76、86 サーミスタ
77、87 サーモスイッチ
78、88 入り口ガイド
82 ベルト
83 加圧部材
91 クリーナー

Claims (6)

  1. 発熱源を有する定着部材と、前記定着部材に接触して加圧/回動する加圧部材と、前記加圧部材に当接する定着補助部材からなり、前記定着部材と前記加圧部材を当接させることにより定着ニップを形成し、未定着トナーを載せた転写材を前記定着ニップに通紙することで前記転写材上にトナー像を永久固着させる定着装置において、
    前記定着補助部材を多層構成とすることを特徴とする定着装置。
  2. 前記定着補助部材は2層構成とし、上層を断熱層、下層を高熱伝導層とすることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記断熱層の断面積をA、前記高熱伝導層の断面積をBとすると、A<0.5Bであることを特徴とする請求項1〜2に記載の定着装置。
  4. 前記断熱層の厚みをtとすると、0.3mm≦t≦0.8mmを満たすことを特徴とする、請求項1〜3に記載の定着装置。
  5. 前記高熱伝導層は熱伝導率が200[W/m・K]以上であることを特徴とする請求項1〜4に記載の定着装置。
  6. 発熱源を有する定着部材と、前記定着部材に接触して加圧/回動する無端状ベルトと、前記無端ベルトを介して前記定着部材に前記無端ベルトを押圧する加圧部材からなり、前記定着部材と前記無端ベルトで定着ニップを形成し、未定着トナーを載せた転写材を前記定着ニップに通紙することで前記転写材上にトナー像を永久固着させる定着装置において、
    前記加圧部材を多層構成とすることを特徴とする定着装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007127900A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2007249143A (ja) * 2006-02-14 2007-09-27 Ricoh Co Ltd 定着装置
JP2008096627A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置

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