JP2005055249A - 角速度測定ユニット、及び角速度の測定方法 - Google Patents

角速度測定ユニット、及び角速度の測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 測定した角速度を視認する場合に、角速度測定ユニットとは別に用意した表示装置にデータを転送して表示する必要があり、簡単に視認することができない。
【解決手段】 本発明の角速度測定ユニットは、角速度センサと、少なくとも前記角速度センサによって測定される角速度値を処理するデータ処理制御部と、前記データ処理制御部の処理したデータに基づき表示を行なう表示部と、を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、角速度センサを用いて角速度の測定を行ない、測定結果を表示する角速度測定ユニット、及び角速度の測定方法に関する。
従来の角速度センサを用いた角速度測定ユニットは、測定されたデータをメモリに保存し、前記角速度測定ユニットとは別に用意された表示装置にデータを転送することによって測定値を表示する構成となっていた。
特表2002−543947号公報
しかしながら、前述による従来の角速度測定ユニットの構成によれば、測定したデータを視認したい場合に、角速度測定ユニットとは別に用意した表示装置にデータを転送して表示する必要があるため、測定結果を測定直後に簡単に視認することができないという問題を有していた。
かかる課題を解決するために、本発明の角速度測定ユニットは、角速度センサと、少なくとも前記角速度センサによって測定される角速度値を処理するデータ処理制御部と、前記データ処理制御部の処理したデータに基づき画像を表示する表示部と、を有することを特徴とする。
本発明の角速度測定ユニットによれば、別機器にデータ転送することなく、測定結果を測定直後に同一ユニットにおいて視認することが可能となる。
また、本発明の角速度測定ユニットは、前記角速度センサと、前記データ処理制御部と、前記表示部と、を収納する筐体を有することとしてもよい。
このようにすれば、筐体に構成部位を収納することにより、より小型化した角速度測定ユニットを提供することが可能となる。
また、前記表示部は、前記筐体の一面に設けられる窓開け部に設けることとしてもよい。
このようにすることにより、表示部とデータ処理制御部とをダイレクトに接続することが可能となり、より小型化した角速度測定ユニットを提供することが可能となる。
また、前記筐体は、角速度を測定する被測定装置に前記筐体を固定するための固定具を有することとしてもよい。
このようにすれば、被測定装置に角速度測定ユニットを確実に固定することができる。
また、前記固定具は、着脱可能な機能を有することとしてもよい。
このようにすれば、角速度測定ユニットを簡単に被測定装置に着脱することが可能となる。
また、前記筐体と、前記被測定装置とは、弾性材を介して固定することとしてもよい。
このようにすれば、弾性材の反発力により、筐体と被測定装置との空隙を発生させることなく確実な固定を行なうことができる。
本発明の角速度の検出方法は、角速度値を測定する第1ステップと、前記第1ステップで測定された角速度値の演算及び処理を行なう第2ステップと、前記第2ステップで演算及び処理されたデータに基づき画像を表示する第3ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、角速度の測定に引き続き、測定された値の演算及び処理が行なわれ、さらに、引き続き表示することが可能であり、角速度の測定直後に測定結果を視認することができる。
また、求められた角速度の最大値と、予め設定された閾値と、を比較し、前記角速度の最大値が前記閾値より大きい場合に測定動作の回数カウントを行なうこととしてもよい。
本発明によれば、閾値より小さいノイズを排除できることから、より簡単に確度を上げた動作カウントを行なうことができる。
本発明は、角速度センサと、少なくとも前記角速度センサによって測定される角速度値を処理するデータ処理制御部と、前記データ処理制御部の処理したデータに基づき表示を行なう表示部と、を有する角速度測定ユニットを提供することにより、角速度の測定とデータ処理と表示とを同一ユニットで行なうことが可能となり、角速度値の表示を行なうための別機器にデータ転送することなく、測定結果を測定直後に同一ユニットにおいて手間無く視認することが可能となる。
以下、本発明に係る角速度測定ユニットの実施例について、図面を用いて説明する。
==ユニットの全体構成例==
図1は、本発明の角速度測定ユニットの全体構成の一例を示すブロック図である。
本角速度測定ユニット100は、測定部50、データ処理制御部60、表示部70、操作部80、電源部(図示せず)から構成される。
測定部50は、角速度センサとも呼ばれ、センサ部である角速度振動子51と、角速度振動子51を駆動し、さらに角速度振動子51からの信号を検出するための駆動・検出回路52とから構成される。
データ処理制御部60は、増幅回路61、A/D変換回路62、第1メモリ63、制御回路64、及び第2メモリ65から構成される。
増幅回路61は、測定部50によって測定された角速度値を増幅する機能を持っている。増幅された角速度値は、A/D(アナログ/デジタル)変換回路62によってデジタル値である角速度データに変換され、第1メモリ63に記憶される。
第1メモリ63は、例えばRAM(Random Access Memory)を用いて、測定されてA/D変換回路62から出力される角速度データを記憶したり読み出したりすることを行なう。
制御回路64は、CPU(中央演算処理装置)であり、A/D(アナログ/デジタル)変換回路62によって変換された角速度データの取り込み、および第1メモリ63に記憶された角速度データなどを読み出しを行ない、所定の演算を行なうとともに、データ処理制御部60に接続された各ユニットのコントロールを行なう。
第2メモリ65は、例えばEEPROM等の不揮発性メモリを用い、制御回路64において演算されて求められた角速度の最高値、最高角速度の平均値、計測回数、日付・時刻データ、などを記憶する。
表示部70は、制御回路64から出力されたデータを視認可能な状態に表示するユニットである。制御回路64から出力されたデータは、表示駆動回路71において表示信号に変換され、一例としての液晶パネルからなる表示パネル72に出力されて、所定の表示を行なう。
操作部80は、操作パネル82及び操作回路81から構成されており、ユーザが操作パネル82に対して行なう指示を、操作回路81に伝送し、操作回路81から指示情報として制御回路64に伝送する。
==ユニットの構造例==
次に、本発明の角速度測定ユニットの構造について、図2を用いて説明する。図2は角速度測定ユニットの構造例を示す図であり、図2(a)は平面図、図2(b)は正面図(A−A´断面図)である。
角速度測定ユニット100は、一例としてのエポキシ樹脂からなる基板10上に設けられた配線パターン(図示せず)に、角速度を測定するための測定部(角速度センサ)50、データ処理制御部60を構成する電子部品12、及び電池ユニット15が接続され各ユニットを構成している。また、基板10の他方には導通接続部材14を介して表示パネル72が接続されている。
さらに、基板10は、筐体16に収納され、筐体16に設けられた窓開け部24に表示パネル72が位置している。また、表示パネル72の上面に対向する筐体16の窓開け部24が有している辺の近傍には、一例としての透明なカバーガラス17が装着されている。ユーザは、この表示パネル72に表示された文字等を、カバーガラス17を通して視認することとなる。
さらに、カバーガラス17の装着部分に隣接する筐体16には、操作ボタン22からなる操作部80が設けられている。
さらに、筐体16の窓開け部24の反対側には、一例としてのゴムリング18を介して裏蓋19が設けられ、前述した測定部、データ処理制御部、及び表示部70、が収納された構造となっている。
なお、ゴムリング18は筐体16と裏蓋19との隙間からの水分進入などを防止する、シール効果を目的とするものである。
また、筐体16の4角付近には4箇所の角速度測定ユニット固定用の孔23が設けられている。本孔23に、例えばネジを挿入して筐体16を固定する。なお、本例では固定用の孔数を4箇所で説明するが、4個に限定されるものではなく、固定が可能であれば孔数は何箇所でもよい。
==ユニットの固定方法==
本発明の角速度測定ユニットの被測定装置に対する固定方法について図を用いて説明する。
図3は、固定方法の一例として、被測定装置としての野球用バットに本発明の角速度測定ユニットを固定する構成を示しており、図3(a)は平面図、図3(b)は正面断面図、図3(c)は本発明の角速度測定ユニットが取り付けられた野球用バットの概略斜視図である。図4は、固定方法の他の一例として、被測定装置としてのゴルフクラブに本発明の角速度測定ユニットを固定する構成を示しており、図4(a)は正面断面図、図4(b)は本発明の角速度測定ユニットが取り付けられたゴルフクラブの概略斜視図である。
図3によれば、角速度測定ユニット100は、左右に設けられた切欠き部115a、115bの位置に、左右2本のベルト113a、113bが設けられている。ベルト113a、113bは、端部を固定帯112で固定されて形成された中空円部に固定ピン111を挿入して角速度測定ユニット100に保持されている。2本のベルト113a、113bは、被測定装置である野球用バット117を挟み込み、固定具114で2本のベルトを合わせて固定する。固定具114は、図示しないが、逆止構造となっており一方のベルトを図7に示す矢印の方向に引っ張ることにより角速度測定ユニット100を固定することができる。なお、固定に際しては、角速度測定ユニット100とバット117の間には、例えば、ゴム、シリコン樹脂、ウレタン樹脂、等の弾性を有する材料110、を挟んで固定している。
図4は、固定方法の他の一例として、被測定装置としてのゴルフクラブに本発明の角速度測定ユニットを固定する構成を示しており、図4(a)は正面断面図、図4(b)は本発明の角速度測定ユニットが取り付けられたゴルフクラブの概略斜視図である。
図4によれば、角速度測定ユニット100の左右側面に、第1保持具120a及び第2保持具120bの一端が圧入されて固定されている。第1保持具120aは、他の一端に設けられた軸121を中心にして回転可能な第3保持具123が連結されている。第3保持具123は、一端を第1保持具120aに回転可能に連結され、他の一端には概球状の突起126を有している。第2保持具120bは、他の一端に概球状の突起125を有しており、第3保持具123の端に設けられた概球状の突起126が矢印の方向に移動して第2保持具120bの概球状の突起125と摺動しながら、第2保持具120b又は第3保持具123の有している弾性の反発力により双方の概球状の突起125,126が圧接されて固定される。
また、角速度測定ユニット100とゴルフクラブシャフト127との間に、例えば、ゴム、シリコン樹脂、ウレタン樹脂、等の弾性を有する材料からなる第1の弾性部材122、を挟んで、角速度測定ユニット100がゴルフクラブシャフト127に固定されている。
なお、固定に際しては、図8に示すように、ゴルフクラブシャフト127と第3保持具123との間に前述と同様に例えば、ゴム、シリコン樹脂、ウレタン樹脂、等の弾性を有する材料からなる第2の弾性部材部材124、を挟んで固定してもよい。
また、角速度測定ユニット100の底面118は平板状のみでなく被測定装置の形状に合わせた円弧形状にすることも可能である。
本構成の固定方法によれば、角速度測定ユニット100と被測定装置の一例としてのバット117またはゴルフクラブ127の間に、弾性を有する部材を挟み込むことにより、弾性材料の反発力により、被測定装置に角速度測定ユニット100を密着して固定することができる。したがって、角速度測定ユニットのぐらつきによるノイズの発生防止することが可能となり、測定の正確性を増すことができる。
また、脱着可能なベルトを固定具とすることにより、随意かつ簡単に脱着を行なうことができる。
==ユニットの機能の説明==
次に、本発明の角速度測定ユニットの機能について、前述した野球用バットに角速度測定ユニットを取り付けて角速度を測定する(バットスイングの速さを測定する)場合を一例として、図5を用いて説明する。図5は、本発明の角速度測定ユニットの機能を示す一例としての機能ブロック図である。
先ず、CPU60の機能について説明する。
機能1は、測定回数、即ち、バットの素振り回数をカウントする際に必要な判定のための閾値(以下、判定閾値という)ωを設定するための機能である。操作ボタンによって入力された値を第一メモリ63に記憶するように指示をする機能を有している。この判定閾値ωの使い方については後述の「測定の手順の説明」において詳述する。
機能2は、野球用バットを一回素振りした時の最高角速度値(以下、単独最高角速度値という)を測定し、表示するための処理を行なう機能である。
機能3は、ユーザによって決められた期間内に行なう素振りによって測定される角速度値の内で、最も大きな角速度値、即ち、最高角速度値を測定し、表示するための処理を行なう機能である。
機能4は、ユーザによって決められた期間内に行なう素振りによって測定される、各測定回数毎の単独最高角速度値の相加平均を求め、表示するための処理を行なう機能である。
機能5は、測定回数、即ち、バットの素振り回数をカウントし、表示するための処理を行なう機能である。
機能6は、日付及び時刻を計測し、表示するための処理を行なう機能である。
また、CPU60は、表示データを表示部70へ送信する機能も有している。
次に、第1メモリ63の機能について説明する。第1メモリ63は、メモリAからメモリGの7つのメモリから構成されている。
メモリAは、CPU60からの指示により判定閾値ωを記憶する。
メモリBは、CPU60によって処理された角速度データを一旦記憶するもので、1回の素振り毎の判定閾値ωを超えた角速度データを記憶する。
メモリCは、メモリBに記憶された角速度データの内から、一回毎の素振りによって測定される単独最高角速度値データを読み出して記憶する。
メモリDは、素振り回数を記憶する。
メモリEは、メモリCに記憶されている、一回毎に素振りによって測定される単独最高角速度値データの相加平均値を記憶する。相加平均値=ΣメモリC/メモリD(素振り回数)で表される。
メモリFは、メモリCに記憶されている一回毎に素振りによって測定される単独最高角速度値データの中から選択された、現時点までの素振りによる最高角速度値データを記憶する。
メモリGは、日付及び時刻データを記憶する。
次に、第2メモリ65の機能について説明する。第2メモリ65は、ユーザから指示を受けたCPU60の指示により、第1メモリ63からデータを取り込みRECALLデータとして記憶する。
RECALLデータは、RECALL‐1に、素振り回数データ(COUNT1)、角速度値の相加平均値データ(AVE1)、最高角速度値データ(MAX1)、日付・時刻データ1を記憶する。以降CPU60から指示がある都度、順次RECALL‐2、RECALL‐3・・・RECALL‐Nの順に記憶する。
また、CPU60は、記憶されているRECALLデータを読み出し、表示を行なう。
==動作手順の説明==
次に、本発明の角速度測定ユニットの動作手順について、前述した野球用バットに角速度測定ユニットを取り付けて角速度を測定する(バットスイングの速さを測定する)場合を一例として、図6を用いて説明する。図6は、本発明の角速度測定ユニットにおける動作の手順を示す一例としてのブロック図である。
先ず、第1ステップ(測定のステップ)について説明する。
ユーザは、判定閾値の設定、サンプリングインターバル(検出間隔)の設定、日付・時刻設定などの条件の設定を行なう。次に、図示はしないが角速度測定ユニットを被測定装置である野球用バットに固定する。続いて、バットの素振りを行ない、角速度の測定を行なう。
なお、条件設定モードから角速度測定モードへの切換えは、モード切換指示によりユーザが行なう。
次に、第2ステップ(演算及び処理を行なうステップ)について説明する。
第1ステップで測定された角速度値は、CPU60に取り込まれ、データとして第1メモリに記憶されると共に、CPU60において演算処理が行なわれる。また、記憶データとしての処理も行なわれ、第2メモリに記憶データを記憶する。
ここで、角速度の測定方法については、図7を用いて説明する。図7は、測定された角速度の出力波形を表わし、測定タイミングなどの説明図である
先ず、第1回目の素振りを行ない角速度の測定を行なう。図7に示すようにあらかじめ設定されたサンプリングインターバル(検出間隔)をもって、B1、B2、B3の順に角速度の測定が行なわれ、判定閾値ωを超えた測定データが第1メモリ63のメモリBに記憶される。ここで、判定閾値ωの値を超えたデータの中で最も大きな角速度が、第一回目の最高角速度値Bx1となり、第1メモリ63のメモリCにデータとして記憶されると共に、第1メモリ63のメモリDに素振り回数一回として記憶される、即ち、判定閾値ωを超えた最高角速度値が有る場合を素振り回数としてカウントすることになる。これは、角速度測定ユニットに取り込まれるデータのノイズを削除して、素振り回数のカウント制度を高めるために用いられるものである。
以降2回目、3回目と素振りが行なわれ、ユーザが必要と思う回数の素振り(N回目)まで測定が継続される。2回目の測定以降も一回目と同様に測定が行なわれ、本図の例によれば、判定閾値を超えた最高角速度値Bx2・・Bxnが最高角速度値データとして第1メモリ63のメモリCに記憶されると共に第1メモリのメモリDに素振り回数としてカウントされて記憶される。しかし、3回目のスイングにおける角速度の最大値Bx3は判定閾値を超えていないため第1メモリのメモリC及びメモリDには記憶されないこととなる。
次に、第3ステップ(演算及び処理された角速度値を表示するステップ)についての説明を行なう。
CPU60は、第2ステップにおいて演算、処理した角速度データを表示部70に送ると共に、表示駆動回路71を動作させ表示パネル72に、表示を行なう。
ここで、表示内容について、図8を用いて詳細に説明する。図8は、表示パネル72による表示の一例を示す概略図である。
図8(a)は、表示の一例として、各素振り回数ごとの角速度のMAX値を表示する場合の、表示レイアウトを示している。表示パネル72の上部に表示内容73「MAX」を選択して表示し、表示パネル72の中央部には角速度の最大値(MAX値)74を表示し(本例では一例として、「53.2」で示す)、表示パネル72の下部には角速度の単位75が「dps」で表示される。
図8(b)は、他の表示の例として、第2メモリに記憶された角速度データ及び関係するデータを読み出して表示する例を示し、第2メモリのRECALL1に記憶された、角速度のMAX値と他の項目とを含む表示のレイアウトを示している。
表示パネル72の上部右には、ユーザが表示したいデータとして選択する記憶データのメモリ番号95「REC.1」が表示されている。
表示パネル72の上部左には、日付表示76「2003.07.01」を表示し、表示パネル72の中央部には、時刻表示77「PM 3:15」を表示し、表示パネル72の下部には、角速度表示78「112.3」が表示されている。本例で角速度表示がされている箇所は他の機能のデータを表示することが表示モードの選択によって可能であり、角速度表示の左横には表示モード79「MAX」が選択されて表示される。例えば、「COUNT」で表される素振り回数、「AVE」で表される最高角速度値の相加平均値、「MAX」で表されるMAX値、などである。
また、角速度表示78の右横には、角速度の単位75が「dps」で表示される。
なお、表示レイアウトは上記の例に限定するものではなく、他のモード、または他の項目を表示することも可能である。
==操作ボタンの説明==
本発明の角速度測定ユニットの操作ボタンについて一例を図9に示し説明する。図9は、操作ボタンの配置を示す図である。
図9によれば、操作パネル82上に5個のボタンが配置されている。図面左側から順次説明する。「スタート・ON」ボタン85は、角速度測定ユニットの電源の入と測定のスタートを指示するためのボタンである。次に、「ストップ/リセット・モード」ボタン86は測定の終了及びデータのリセットとモード切換のためのボタンである。次に、「メモリ・セレクト」ボタン87は、第2メモリへのデータの記憶の指示とモードの選択とを行なうためのボタンである。次に、「リコール・セット」ボタン88は、第2メモリに記憶されているデータを呼び出す指示とモードのセットを行なうためのボタンである。次に、「OFF」ボタン89は、角速度測定ユニットの電源を切るためのボタンである。
なお、本例で示した操作ボタンは、一例であり個数、配置、機能などを限定するものではない。
本事例によって説明した角速度測定ユニットは、角速度センサと、角速度センサによって測定される角速度値を処理するデータ処理制御部と、前記データ処理制御部の処理したデータに基づき表示を行なう表示部と、を有する角速度測定ユニットを提供することにより、角速度の測定とデータ処理と表示とを同一ユニットで行なうことが可能となり、角速度値の表示を行なうための別機器にデータ転送することなく、測定結果を測定直後に同一ユニットにおいて視認することが可能となる。
また、本発明のフローによれば、一連の手順により測定から表示までを行なうため、角速度の測定に引き続き演算及び処理が行なわれ、さらに引き続いて表示を行なうことが可能であり、角速度の測定直後に測定結果を視認することができる。
また、閾値より小さいノイズを排除できることから、より簡単に確度を上げた動作カウントを行なうことができる。
図1は、本発明の角速度測定ユニットの全体構成の一例を示すブロック図である。 図2(a)は平面図、図2(b)は正面図(A−A´断面図)である。 図3は、固定方法の一例として、被測定装置としての野球用バットに本発明の角速度測定ユニットを固定する構成を示しており、図3(a)は平面図、図3(b)は正面断面図、図3(c)は本発明の角速度測定ユニットが取り付けられた野球用バットの概略斜視図である。 図4は、固定方法の他の一例として、被測定装置としてのゴルフクラブに本発明の角速度測定ユニットを固定する構成を示しており、図4(a)は正面断面図、図4(b)は本発明の角速度測定ユニットが取り付けられたゴルフクラブの概略斜視図である。 図5は、本発明の角速度測定ユニットの機能を示す一例としての機能ブロック図である。 図6は、本発明の角速度測定ユニットにおける動作の手順を示す一例としてのブロック図である。 図7は、測定された角速度の出力波形を表わし、測定タイミングなどの説明図である。 図8は、表示パネル72における表示方法の例を示す概略図である。 図9は、操作部80における操作ボタン22の配置を例示して説明するための概略配置図である。
符号の説明
100 角速度測定ユニット
50 測定部
51 角速度センサ
52 駆動・検出回路
60 データ処理制御部
61 増幅回路
62 A/D変換回路
63 第1メモリ
64 制御回路
65 第2メモリ
70 表示部
71 表示駆動回路
72 表示パネル
80 操作部
81 操作回路
82 操作パネル
10 基板
12 電子部品
14 導通接続部材
15 電池ユニット
16 筐体
17 カバーガラス
18 ゴムリング
19 裏蓋
22 操作ボタン
23 角速度測定ユニット固定用の孔
24 窓開け部
110 弾性を有する部材
111 固定ピン
112 固定帯
113a、113b ベルト
114 固定具
115a、115b 切欠き部
117 野球用バット
118 角速度測定ユニットの底面
120a 第1保持具
120b 第2保持具
121 軸
122 第1の弾性部材
123 第3保持具
124 第2の弾性部材
125、126 突起
127 ゴルフクラブシャフト

Claims (8)

  1. 角速度センサと、
    少なくとも前記角速度センサによって測定される角速度値を処理するデータ処理制御部と、
    前記データ処理制御部の処理したデータに基づき画像を表示する表示部と、を有することを特徴とする角速度測定ユニット。
  2. 請求項1に記載の角速度測定ユニットにおいて、
    前記角速度センサと、前記データ処理制御部と、前記表示部と、を収納する筐体を有することを特徴とする角速度測定ユニット。
  3. 請求項2に記載の角速度測定ユニットにおいて、
    前記表示部は、前記筐体の一面に設けられる窓開け部に設けられることを特徴とする角速度測定ユニット。
  4. 請求項2または請求項3のいずれか1項に記載の角速度測定ユニットにおいて、
    前記筐体は、角速度を測定する被測定装置に前記筐体を固定するための固定具を有することを特徴とする角速度測定ユニット。
  5. 請求項4に記載の角速度測定ユニットにおいて、
    前記固定具は、着脱可能な機能を有することを特徴とする角速度測定ユニット。
  6. 請求項4または請求項5のいずれか1項に記載の角速度測定ユニットにおいて、
    前記筐体と、前記被測定装置とは、弾性材を介して固定することを特徴とする角速度測定ユニット。
  7. 角速度値を測定する第1ステップと、
    前記第1ステップで測定された角速度値の演算及び処理を行なう第2ステップと、
    前記第2ステップで演算及び処理されたデータに基づき画像を表示する第3ステップと、を有することを特徴とする角速度の測定方法。
  8. 請求項7に記載の角速度の測定方法において、
    求められた角速度の最大値と、予め設定された閾値と、を比較し、前記角速度の最大値が前記閾値より大きい場合に測定動作の回数カウントを行なうことを特徴とする角速度の測定方法。
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